JPH06233941A - ドラフトチャンバ - Google Patents
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- JPH06233941A JPH06233941A JP50A JP2293693A JPH06233941A JP H06233941 A JPH06233941 A JP H06233941A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 2293693 A JP2293693 A JP 2293693A JP H06233941 A JPH06233941 A JP H06233941A
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- Japan
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B15/00—Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area
- B08B15/02—Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area using chambers or hoods covering the area
- B08B15/023—Fume cabinets or cupboards, e.g. for laboratories
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B2215/00—Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area
- B08B2215/003—Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area with the assistance of blowing nozzles
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、ドラフトチャンバ本体の前面開放部
に安定したエアカーテンを形成するとともに、エアカー
テンを形成する空気が屋内に流れ出ることを防止して、
安全な実験作業を行うことができるドラフトチャンバを
提供することを目的とする。 【構成】前面部が開放されたドラフトチャンバ本体１
と、このドラフトチャンバ本体の背面部に設けられた第
一の排気通路５と、ドラフトチャンバ本体の上面部に設
けられエアカーテン形成用の空気流を吹出す吹出し口を
持つ空気補給通路８と、ドラフトチャンバ本体の下面部
に設けられ空気吹出し口から吹出された空気を排出する
排気口を持つ第二の排気通路１０と、ドラフトチャンバ
本体の側面部に設けられ空気吹出し口から吹出された空
気を排出する排気口を前面開放部の側縁部に持つ第三の
排気通路１２とを具備することを特徴とする。
に安定したエアカーテンを形成するとともに、エアカー
テンを形成する空気が屋内に流れ出ることを防止して、
安全な実験作業を行うことができるドラフトチャンバを
提供することを目的とする。 【構成】前面部が開放されたドラフトチャンバ本体１
と、このドラフトチャンバ本体の背面部に設けられた第
一の排気通路５と、ドラフトチャンバ本体の上面部に設
けられエアカーテン形成用の空気流を吹出す吹出し口を
持つ空気補給通路８と、ドラフトチャンバ本体の下面部
に設けられ空気吹出し口から吹出された空気を排出する
排気口を持つ第二の排気通路１０と、ドラフトチャンバ
本体の側面部に設けられ空気吹出し口から吹出された空
気を排出する排気口を前面開放部の側縁部に持つ第三の
排気通路１２とを具備することを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエアカーテン給気式のド
ラフトチャンバに関する。
ラフトチャンバに関する。
【０００２】
【従来の技術】化学実験などの有害ガスが発生する作業
に使用されるドラフトチャンバには、ドラフトチャンバ
本体の内部で作業を行い、この作業時で発生した有害ガ
スをドラフトチャンバ本体の外部に排出するので、ドラ
フトチャンバ本体の内部に空気を補給する必要がある。
に使用されるドラフトチャンバには、ドラフトチャンバ
本体の内部で作業を行い、この作業時で発生した有害ガ
スをドラフトチャンバ本体の外部に排出するので、ドラ
フトチャンバ本体の内部に空気を補給する必要がある。
【０００３】ドラフトチャンバ本体の内部に空気を補給
する型式のひとつにエアカーテン給気式がある。
する型式のひとつにエアカーテン給気式がある。
【０００４】この型式のドラフトチャンバは、図５に示
すようにドラフトチャンバ本体Ａの前面開放部Ｂの上縁
部に設けた空気吹出し口Ｃから下縁部に設けた排気口Ｄ
に向けて空気（ドラフトチャンバを設置した建屋の外部
の空気）Ｅを吹出してエアカーテンを形成し、このエア
カーテンによりドラフトチャンバ本体Ａの前面開放部Ｂ
の内部と外部とを仕切るとともにドラフトチャンバ本体
Ａに内部に空気を補給するものである。
すようにドラフトチャンバ本体Ａの前面開放部Ｂの上縁
部に設けた空気吹出し口Ｃから下縁部に設けた排気口Ｄ
に向けて空気（ドラフトチャンバを設置した建屋の外部
の空気）Ｅを吹出してエアカーテンを形成し、このエア
カーテンによりドラフトチャンバ本体Ａの前面開放部Ｂ
の内部と外部とを仕切るとともにドラフトチャンバ本体
Ａに内部に空気を補給するものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この形式のド
ラフトチャンバには次に述べる問題が生じている。
ラフトチャンバには次に述べる問題が生じている。
【０００６】ドラフトチャンバ本体Ａの前面開放部Ｂの
空気吹出し口Ｃから排気口Ｄに向けて吹き出されて前面
開放部Ｂにおいてエアカーテンを形成する空気Ｅの流れ
が安定した層流とならないことがあり、またエアカーテ
ンを形成する空気Ｅの一部がドラフトチャンバ本体Ａの
外部に流れ出ることがある。
空気吹出し口Ｃから排気口Ｄに向けて吹き出されて前面
開放部Ｂにおいてエアカーテンを形成する空気Ｅの流れ
が安定した層流とならないことがあり、またエアカーテ
ンを形成する空気Ｅの一部がドラフトチャンバ本体Ａの
外部に流れ出ることがある。
【０００７】すなわち、エアカーテンを形成する空気Ｅ
の流れが安定した層流とならないとドラフトチャンバ本
体Ａの内部で対流している有害ガスが紛れ込んで逆流す
ることがあり、このため作業者が前面開放部Ｂからドラ
フトチャンバ本体Ａの内部に手を入れると有害ガスに汚
染されることがある。
の流れが安定した層流とならないとドラフトチャンバ本
体Ａの内部で対流している有害ガスが紛れ込んで逆流す
ることがあり、このため作業者が前面開放部Ｂからドラ
フトチャンバ本体Ａの内部に手を入れると有害ガスに汚
染されることがある。
【０００８】エアカーテンを形成する空気Ｅがドラフト
チャンバ本体Ａから外部に流れ出ると、流れ出た空気が
屋内の空調を乱し、またエアカーテンを形成する空気に
有害ガスが紛れ込んだ場合には屋内の空気を汚染するこ
とがある。
チャンバ本体Ａから外部に流れ出ると、流れ出た空気が
屋内の空調を乱し、またエアカーテンを形成する空気に
有害ガスが紛れ込んだ場合には屋内の空気を汚染するこ
とがある。
【０００９】さらに、エアカーテンを形成する空気はド
ラフトチャンバ本体Ａの前面開放部Ｂの排気口Ｄに吸い
込まれて排出されるが、一部の空気がドラフトチャンバ
本体Ａの内部の底面と側面との交差部で衝突し＜側面に
沿ってドラフトチャンバ本体Ａの外部（屋内）に流れ出
ることがある。この場合にも、ドラフトチャンバ本体Ａ
から流れ出た空気が屋内の空調を乱し、エアカーテンを
形成する空気に有害ガスが紛れ込んだ場合には屋内の空
気を汚染することがある。
ラフトチャンバ本体Ａの前面開放部Ｂの排気口Ｄに吸い
込まれて排出されるが、一部の空気がドラフトチャンバ
本体Ａの内部の底面と側面との交差部で衝突し＜側面に
沿ってドラフトチャンバ本体Ａの外部（屋内）に流れ出
ることがある。この場合にも、ドラフトチャンバ本体Ａ
から流れ出た空気が屋内の空調を乱し、エアカーテンを
形成する空気に有害ガスが紛れ込んだ場合には屋内の空
気を汚染することがある。
【００１０】本発明は前記事情に基づいてなされたもの
で、ドラフトチャンバ本体の前面開放部に安定したエア
カーテンを形成するとともに、エアカーテンを形成する
空気が屋内に流れ出ることを防止して、安全な実験作業
を行うことができるドラフトチャンバを提供することを
目的とする。
で、ドラフトチャンバ本体の前面開放部に安定したエア
カーテンを形成するとともに、エアカーテンを形成する
空気が屋内に流れ出ることを防止して、安全な実験作業
を行うことができるドラフトチャンバを提供することを
目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明のドラフトチャンバは、前面部が開放されたド
ラフトチャンバ本体と、このドラフトチャンバ本体の背
面部に設けられ前記ドラフトチャンバ本体の内部の気体
を外部に排出する第一の排気通路と、前記ドラフトチャ
ンバ本体の上面部に設けられエアカーテン形成用の空気
流を下側に向けて吹出す吹出し口を前記ドラフトチャン
バ本体の前面開放部の上縁部に持つ空気補給通路と、前
記ドラフトチャンバ本体の下面部に設けられ前記空気吹
出し口から吹出された空気を排出する排気口を前記前面
開放部の下縁部に持つ第二の排気通路と、前記ドラフト
チャンバ本体の側面部に設けられ前記空気吹出し口から
吹出された空気を排出する排気口を前記前面開放部の側
縁部に持つ第三の排気通路とを具備することを特徴とす
る。
に本発明のドラフトチャンバは、前面部が開放されたド
ラフトチャンバ本体と、このドラフトチャンバ本体の背
面部に設けられ前記ドラフトチャンバ本体の内部の気体
を外部に排出する第一の排気通路と、前記ドラフトチャ
ンバ本体の上面部に設けられエアカーテン形成用の空気
流を下側に向けて吹出す吹出し口を前記ドラフトチャン
バ本体の前面開放部の上縁部に持つ空気補給通路と、前
記ドラフトチャンバ本体の下面部に設けられ前記空気吹
出し口から吹出された空気を排出する排気口を前記前面
開放部の下縁部に持つ第二の排気通路と、前記ドラフト
チャンバ本体の側面部に設けられ前記空気吹出し口から
吹出された空気を排出する排気口を前記前面開放部の側
縁部に持つ第三の排気通路とを具備することを特徴とす
る。
【００１２】
【作用】ドラフトチャンバ本体の内部の有害ガスは第一
の排気通路により排出される。空気補給通路から吹出さ
れる空気流は第二の排気通路により吸込まれて排出され
１るとともに、さらに加えてドラフトチャンバ本体の側
面部に設けられた第三の排気通路にも吸込まれて排出さ
れる。
の排気通路により排出される。空気補給通路から吹出さ
れる空気流は第二の排気通路により吸込まれて排出され
１るとともに、さらに加えてドラフトチャンバ本体の側
面部に設けられた第三の排気通路にも吸込まれて排出さ
れる。
【００１３】このため、ドラフトチャンバ本体の前面開
放部にエアカーテンを形成する空気をドラフトチャンバ
本体の外部に確実に排出して、ドラフトチャンバ本体の
前面開放部に安定した層流をなすエアカーテンを形成で
きるともに、エアカーテンを形成する空気が屋内に流れ
出ることを防止できる。
放部にエアカーテンを形成する空気をドラフトチャンバ
本体の外部に確実に排出して、ドラフトチャンバ本体の
前面開放部に安定した層流をなすエアカーテンを形成で
きるともに、エアカーテンを形成する空気が屋内に流れ
出ることを防止できる。
【００１４】従って、エアカーテンを形成する空気が屋
内の空調を乱したり、あるいはドラフトチャンバ本体内
部の有害ガスを巻き込んで作業者を危険な状態に置いた
り、屋内の空気を汚染することがない。
内の空調を乱したり、あるいはドラフトチャンバ本体内
部の有害ガスを巻き込んで作業者を危険な状態に置いた
り、屋内の空気を汚染することがない。
【００１５】
【実施例】本発明の一実施例について図１ないし図４を
参照して説明する。
参照して説明する。
【００１６】図中１はドラフトチャンバ本体で、このド
ラフトチャンバ本体１の内部には作業室２が設けられて
おり、この作業室２に面した前面部には開放部３が形成
されている。このドラフトチャンバ本体１の前面開放部
３にはガラス板からなる昇降式の扉４が設けられてい
る。
ラフトチャンバ本体１の内部には作業室２が設けられて
おり、この作業室２に面した前面部には開放部３が形成
されている。このドラフトチャンバ本体１の前面開放部
３にはガラス板からなる昇降式の扉４が設けられてい
る。
【００１７】５は第一の排気通路で、これはドラフトチ
ャンバ本体１の背面部に上下方向に沿って設けられてい
る。すなわち、第一の排気通路５は、ドラフトチャンバ
本体１の背面部にバッフル板６を設けることによって形
成されており、下端部には作業室２に連通する排気口７
が形成され、上端部はドラフトチャンバ本体１の上面部
に設けた排気口体１５に接続されている。排気口７はド
ラフトチャンバ本体１の左右方向（幅方向）に沿って形
成されている。排気口体１５は図示しない排気用送風機
に接続されている。
ャンバ本体１の背面部に上下方向に沿って設けられてい
る。すなわち、第一の排気通路５は、ドラフトチャンバ
本体１の背面部にバッフル板６を設けることによって形
成されており、下端部には作業室２に連通する排気口７
が形成され、上端部はドラフトチャンバ本体１の上面部
に設けた排気口体１５に接続されている。排気口７はド
ラフトチャンバ本体１の左右方向（幅方向）に沿って形
成されている。排気口体１５は図示しない排気用送風機
に接続されている。
【００１８】８は空気補給通路で、これはドラフトチャ
ンバ本体１の上面部に設けられている。空気補給通路８
はエアカーテン形成用の空気流を下側に向けて吹出す吹
出し口９をドラフトチャンバ本体１の前面開放部３の上
縁部に備えている。吹出し口９はドラフトチャンバ本体
１の左右方向に沿って形成されている。空気補給通路８
は図示しない送風用送風機に接続されている。
ンバ本体１の上面部に設けられている。空気補給通路８
はエアカーテン形成用の空気流を下側に向けて吹出す吹
出し口９をドラフトチャンバ本体１の前面開放部３の上
縁部に備えている。吹出し口９はドラフトチャンバ本体
１の左右方向に沿って形成されている。空気補給通路８
は図示しない送風用送風機に接続されている。
【００１９】１０は第二の排気通路で、これはドラフト
チャンバ本体１の下面部に前後方向（奥行き方向）に沿
って設けられている。第二の排気通路１０は、空気吹出
し口９から吹出された空気を受けて排出する排気口１１
を前面開放部３の下縁部に備えるととｔもに、第一の排
気通路５に連通されている。排気口１１はドラフトチャ
ンバ本体１の左右方向（幅方向）に沿って形成されてい
る。
チャンバ本体１の下面部に前後方向（奥行き方向）に沿
って設けられている。第二の排気通路１０は、空気吹出
し口９から吹出された空気を受けて排出する排気口１１
を前面開放部３の下縁部に備えるととｔもに、第一の排
気通路５に連通されている。排気口１１はドラフトチャ
ンバ本体１の左右方向（幅方向）に沿って形成されてい
る。
【００２０】１２は第三の排気通路で、これはドラフト
チャンバ本体１の左側面部および右側面部夫々に前後方
向に沿って設けられている。第三の排気通路１２は空気
吹出し口９から吹出された空気を排出する一対の排気口
１３を前面開放部３の両側の側縁部に有するとともに、
第一の排気通路５に連通する一対の連通孔１４を有して
いる。各排気口１３はドラフトチャンバ本体１の左右方
向に沿って形成されている。
チャンバ本体１の左側面部および右側面部夫々に前後方
向に沿って設けられている。第三の排気通路１２は空気
吹出し口９から吹出された空気を排出する一対の排気口
１３を前面開放部３の両側の側縁部に有するとともに、
第一の排気通路５に連通する一対の連通孔１４を有して
いる。各排気口１３はドラフトチャンバ本体１の左右方
向に沿って形成されている。
【００２１】なお、第一の排気通路５の排気口７にはダ
ンパ（図示せず）が設けられており、このダンパにより
排気口７の開口面積を調節するようになっている。
ンパ（図示せず）が設けられており、このダンパにより
排気口７の開口面積を調節するようになっている。
【００２２】このように構成されたドラフトチャンバの
作動について説明する。
作動について説明する。
【００２３】実験作業を行う場合には、ドラフトチャン
バ本体１の前面開放部３に設けた扉４を上昇して前面開
放部３を開放し、作業者は前面開放部３を介してドラフ
トチャンバ本体１の作業室２において実験を行う。
バ本体１の前面開放部３に設けた扉４を上昇して前面開
放部３を開放し、作業者は前面開放部３を介してドラフ
トチャンバ本体１の作業室２において実験を行う。
【００２４】排気用送風機を運転することにより、ドラ
フトチャンバ本体１の作業室３において発生した有害ガ
スは、排気口７を介して第一の排気通路５を通り排気口
体１５から外部に排出される。
フトチャンバ本体１の作業室３において発生した有害ガ
スは、排気口７を介して第一の排気通路５を通り排気口
体１５から外部に排出される。
【００２５】送風用送風機を運転することにより、ドラ
フトチャンバ本体１を設置した建屋の屋外の空気がドラ
フトチャンバ本体１の空気補給通路８に送り込まれる。
空気は空気補給通路８を通り前面開放部３の上縁部に設
けられた吹出し口９から下側に向けて吹き出される。
フトチャンバ本体１を設置した建屋の屋外の空気がドラ
フトチャンバ本体１の空気補給通路８に送り込まれる。
空気は空気補給通路８を通り前面開放部３の上縁部に設
けられた吹出し口９から下側に向けて吹き出される。
【００２６】吹き出された空気はドラフトチャンバ本体
１の前面開放部３を上縁部から下縁部に向けて下向きに
流れ、前面開放部３の下縁部に設けられた排気口１１で
受け止められ第二の排気通路１０に吸い込まれる。
１の前面開放部３を上縁部から下縁部に向けて下向きに
流れ、前面開放部３の下縁部に設けられた排気口１１で
受け止められ第二の排気通路１０に吸い込まれる。
【００２７】吹出し口９および排気口１１は夫々前面開
放部３の幅方向の全体にわたって形成されているので、
前面開放部３には幅方向の全体を覆って吹出し口９から
排気口１１に向けて流れる空気流、すなわちエアカーテ
ンが形成される。第二の排気通路１０に吸い込まれた空
気は第二の排気通路１０を通り第一の排気通路５に流入
して排出される。
放部３の幅方向の全体にわたって形成されているので、
前面開放部３には幅方向の全体を覆って吹出し口９から
排気口１１に向けて流れる空気流、すなわちエアカーテ
ンが形成される。第二の排気通路１０に吸い込まれた空
気は第二の排気通路１０を通り第一の排気通路５に流入
して排出される。
【００２８】前面開放部３を流れる空気流のうち前面開
放部３の左縁部および右縁部を流れる空気は、ドラフト
チャンバ本体１の側面部に夫々形成された一対の排気口
１３から一対の第三の排気通路１２に吸込まれる。
放部３の左縁部および右縁部を流れる空気は、ドラフト
チャンバ本体１の側面部に夫々形成された一対の排気口
１３から一対の第三の排気通路１２に吸込まれる。
【００２９】このため、前面開放部３の左縁部および右
縁部を流れる空気がドラフトチャンバ本体１の作業室２
の左側面とび右側面と底面との交差部で衝突し、側面に
沿ってドラフトチャンバ本体１の外部（屋内）に流れ出
ることを防止できる。
縁部を流れる空気がドラフトチャンバ本体１の作業室２
の左側面とび右側面と底面との交差部で衝突し、側面に
沿ってドラフトチャンバ本体１の外部（屋内）に流れ出
ることを防止できる。
【００３０】このようにドラフトチャンバ本体１の前面
開放部３を覆うエアカーテンを形成する空気流は、第二
の排気通路１０の排気口１１から排出されるとともに、
ドラフトチャンバ本体１の側面部に設けられた一対の排
気口１３から第三の排気通路１２にも吸込まれて排出さ
れるので、安定した層流にすることができる。このた
め、エアカーテンを形成する空気が作業室２の有害ガス
を巻き込んで作業者を危険な状態に置くことがない。
開放部３を覆うエアカーテンを形成する空気流は、第二
の排気通路１０の排気口１１から排出されるとともに、
ドラフトチャンバ本体１の側面部に設けられた一対の排
気口１３から第三の排気通路１２にも吸込まれて排出さ
れるので、安定した層流にすることができる。このた
め、エアカーテンを形成する空気が作業室２の有害ガス
を巻き込んで作業者を危険な状態に置くことがない。
【００３１】また、エアカーテンを形成する空気がドラ
フトチャンバ本体１の外部に流れ出ることを防止でき
る。このため、エアカーテンを形成する空気が屋内の空
調を乱したり、また屋内の空気を汚染することがない。
フトチャンバ本体１の外部に流れ出ることを防止でき
る。このため、エアカーテンを形成する空気が屋内の空
調を乱したり、また屋内の空気を汚染することがない。
【００３２】なお、本発明は前述した実施例に限定され
ず、種々変形して実施することができる。例えば第二の
排気通路１０および第三の排気通路１３は第一の排気通
路５と連通する構成には限定されず、夫々互いに連通せ
ずに独立した構成であっても良い。
ず、種々変形して実施することができる。例えば第二の
排気通路１０および第三の排気通路１３は第一の排気通
路５と連通する構成には限定されず、夫々互いに連通せ
ずに独立した構成であっても良い。
【００３３】
【発明の効果】以上説明したように本発明のドラフトチ
ャンバによれば、ドラフトチャンバ本体の前面開放部に
エアカーテンを形成する空気をドラフトチャンバ本体の
外部に確実に排出して、ドラフトチャンバ本体の前面開
放部に安定した層流をなすエアカーテンを形成できると
もに、エアカーテンを形成する空気が屋内に流れ出るこ
とを防止して、安全な実験作業を行うことができる。
ャンバによれば、ドラフトチャンバ本体の前面開放部に
エアカーテンを形成する空気をドラフトチャンバ本体の
外部に確実に排出して、ドラフトチャンバ本体の前面開
放部に安定した層流をなすエアカーテンを形成できると
もに、エアカーテンを形成する空気が屋内に流れ出るこ
とを防止して、安全な実験作業を行うことができる。
【図１】本発明の一実施例のドラフトチャンバにおいて
扉開放状態を示す図３ＡーＡ線に沿う断面図。
扉開放状態を示す図３ＡーＡ線に沿う断面図。
【図２】同ドラフトチャンバにおいて扉閉状態を示す図
３ＡーＡ線に沿う断面図。
３ＡーＡ線に沿う断面図。
【図３】ドラフトチャンバの前面図。
【図４】図１ＢーＢ線に沿う断面図。
【図５】従来のドラフトチャンバの一例を示す断面図。
１…ドラフトチャンバ本体、２…作業室、３…前面開放
部、５…第一の排気通路、７…排気口、８…空気補給通
路、９…空気吹出し口、１０…第二の排気通路、１１…
排気口、１２…第三の排気通路、１３…排気口。
部、５…第一の排気通路、７…排気口、８…空気補給通
路、９…空気吹出し口、１０…第二の排気通路、１１…
排気口、１２…第三の排気通路、１３…排気口。
Claims (1)
- 【請求項１】 前面部が開放されたドラフトチャンバ本
体と、このドラフトチャンバ本体の背面部に設けられ前
記ドラフトチャンバ本体の内部の気体を外部に排出する
第一の排気通路と、前記ドラフトチャンバ本体の上面部
に設けられエアカーテン形成用の空気流を下側に向けて
吹出す吹出し口を前記ドラフトチャンバ本体の前面開放
部の上縁部に持つ空気補給通路と、前記ドラフトチャン
バ本体の下面部に設けられ前記空気吹出し口から吹出さ
れた空気を受けて排出する排気口を前記前面開放部の下
縁部に持つ第二の排気通路と、前記ドラフトチャンバ本
体の側面部に設けられ前記空気吹出し口から吹出された
空気を排出する排気口を前記前面開放部の側縁部に持つ
第三の排気通路とを具備することを特徴とするドラフト
チャンバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50A JPH06233941A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | ドラフトチャンバ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50A JPH06233941A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | ドラフトチャンバ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06233941A true JPH06233941A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=12096523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50A Pending JPH06233941A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | ドラフトチャンバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06233941A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPH09285506A (ja) * | 1996-04-19 | 1997-11-04 | Atom Medical Kk | 保育器 |
| JPH1133063A (ja) * | 1997-07-15 | 1999-02-09 | Atom Medical Kk | 保育器 |
| JP2005235882A (ja) * | 2004-02-18 | 2005-09-02 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 安全キャビネット |
| JP2011050386A (ja) * | 2010-10-04 | 2011-03-17 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | バイオハザード対策用安全キャビネット |
| JPWO2015114831A1 (ja) * | 2014-02-03 | 2017-03-23 | 株式会社エー・アンド・デイ | 計量システム |
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