JPH0623322A - アスファルト廃材篩装置および再生アスファルト合材分級装置 - Google Patents

アスファルト廃材篩装置および再生アスファルト合材分級装置

Info

Publication number
JPH0623322A
JPH0623322A JP20424092A JP20424092A JPH0623322A JP H0623322 A JPH0623322 A JP H0623322A JP 20424092 A JP20424092 A JP 20424092A JP 20424092 A JP20424092 A JP 20424092A JP H0623322 A JPH0623322 A JP H0623322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
asphalt
mesh
sieve
waste material
sieving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20424092A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0798179B2 (ja
Inventor
Hiroshi Sakuma
博視 佐久間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NICHIYUU KK
Original Assignee
NICHIYUU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NICHIYUU KK filed Critical NICHIYUU KK
Priority to JP20424092A priority Critical patent/JPH0798179B2/ja
Publication of JPH0623322A publication Critical patent/JPH0623322A/ja
Publication of JPH0798179B2 publication Critical patent/JPH0798179B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Machines (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 篩の目詰まりを起こしにくいアスファルト廃
材篩装置および再生アスファルト合材分級装置を提供す
る。 【構成】 移送方向Dに向って緩やかに下り傾斜した円
筒状をなしてその中心軸の回りに回転し、かつ、破砕粒
Aを移送方向Dに回転移送しつつ加熱するドライヤー4
と、円筒網状をなすとともに円筒中心軸の回りに回転
し、かつ、加熱された破砕粒Aを移送方向Dに移送しつ
つ篩い分ける第1網篩部6Aと、この第1網篩部6Aを
囲繞するとともに入力交流電流より交番磁界を発生させ
第1網篩部6Aに持続的な振動を与える誘導コイル7を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスファルト廃材篩装
置および再生アスファルト合材分級装置に係り、特に、
アスファルト合材が篩い分けられる際の篩の目詰まりを
起こしにくいアスファルト廃材篩装置および再生アスフ
ァルト合材分級装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アスファルト舗装廃材等のアスフ
ァルト廃材を破砕して高温で加熱し、篩で篩い分けた
後、新たに骨材等を加えるなどしてアスファルト合材に
再生する方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のア
スファルト合材再生方法では、骨材の表面に付着してい
る瀝青材料が加熱によってとけ出して篩の目に詰まり
「目詰まり」を起こすことにより、篩分け性能を低下さ
せ、放置すれば篩分け不能な状態に陥る。この対策とし
て、従来は、アスファルトプラントの稼働を一旦停止さ
せて篩の目の清掃作業や篩の交換作業を行っていたが、
アスファルトプラント内部は極めて高温であり、作業可
能な温度まで冷却するのを待つ時間が必要であるため操
業停止期間が長い等、種々の問題を抱えていた。本発明
は、これらの問題点を解決するためになされたものであ
り、篩の目詰まりを起こしにくいアスファルト廃材篩装
置および再生アスファルト合材分級装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係るアスファルト廃材篩装置は、アスファ
ルト廃材破砕粒を移送方向に移送しつつ加熱し篩い分け
ることによりアスファルト合材に再生するアスファルト
廃材篩装置であって、前記移送方向に向って緩やかに下
り傾斜した円筒状をなすとともに当該円筒の中心軸の回
りに回転し、かつ、取り入れたアスファルト廃材破砕粒
を前記移送方向に回転移送しつつ加熱する加熱円筒部
と、磁性体から成り、前記円筒中心軸を中心軸とする円
筒網状をなすとともに前記円筒中心軸の回りに回転し、
かつ、前記加熱されたアスファルト廃材破砕粒を前記移
送方向に移送しつつ篩い分ける網篩部と、当該網篩部の
外周を囲繞するとともに交流電流の入力により交番磁界
を発生させ前記網篩部に持続的な振動を与える誘導コイ
ルと、を備えて構成される。また、本発明に係る再生ア
スファルト合材分級装置は、アスファルト移送方向に向
って緩やかに下り傾斜した円筒状をなすとともに当該円
筒の中心軸の回りに回転し、かつ、取り入れたアスファ
ルト廃材破砕粒を前記アスファルト移送方向に回転移送
しつつ加熱する加熱円筒部と、前記円筒中心軸を中心軸
とする円筒網状をなすとともに前記円筒中心軸の回りに
回転し、かつ、前記加熱されたアスファルト廃材破砕粒
を前記アスファルト移送方向に回転移送しつつ篩い分け
る複数個の網篩部と、を備えた再生アスファルト合材分
級装置であって、前記複数個の網篩部は各々異なる篩い
目を有し、かつ、前記アスファルト移送方向に向う順に
当該篩い目の大きな網篩部が位置するように配設され、
少なくとも前記網い目の最小な最小網篩部は磁性体から
成り、かつ、少なくとも当該最小網篩部の外周は交流電
流入力により発生する交番磁界により当該最小網篩部に
持続的振動を与える誘導コイルにより囲繞され、かつ、
取り入れたアスファルト廃材破砕粒を前記アスファルト
移送方向に移送しつつ加熱し複数種類の骨材粒径の再生
アスファルト合材に分級するように構成される。
【0005】
【作用】上記構成を有する本発明によれば、加熱され移
送されてきたアスファルト廃材破砕粒には、種々の粒径
の骨材が混入しているが、誘導コイルに囲繞された網篩
部あるいは最小網篩部では、誘導コイルに入力された交
流電流により交番磁界が発生しており、その交番磁界に
より、磁性体から成る網篩部あるいは最小網篩部自体が
微小に振動しているため、その網篩の篩い目より粒径の
小さい骨材は容易に篩われて下方に落下する。この場
合、振動を加えない静止した網篩よりも骨材の落下が容
易であることに加え、篩の目詰まりの原因となる骨材表
面に付着した瀝青物質分も強制的に振るい落される。し
たがって、従来の場合よりも篩い目の目詰まりが発生し
にくい。また、上記の網篩の強制振動による篩い分けに
加え、網篩部あるいは最小網篩部の内部に重量のある塊
体を吊下しておけば、網篩部あるいは最小網篩部の回転
に伴い、この塊体が間欠的に網篩部あるいは最小網篩部
の内面を叩いて衝撃を与えるため、一旦篩い目に詰まっ
た上記の瀝青物質分もこの衝撃によって強制的に振るい
落されるので、篩の目詰まり防止にはさらに効果的であ
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて
説明する。この再生アスファルト合材分級装置1は、図
1に示すように、アスファルト廃材破砕粒Aを移送する
アスファルト移送方向D(図上、矢印で示す)に向って
緩やかに下り傾斜した鋼鉄製(SS41等)のドラム本
体2と、アスファルト移送方向Dに向ってこのドラム本
体2の手前側に設けられたアスファルト廃材の投入口3
と、ドラム本体2の内部に設けられアスファルト移送方
向Dに向って緩やかに下り傾斜した円筒状のドライヤー
4と、このドライヤー4に高温( 220 °C前後)の熱
風Hを送るためのバーナー5と、円筒網状の第1分級篩
部6Aと第2分級篩部6Bと第3分級篩部6Cとを含み
ドライヤー4に接続する分級篩機6と、この分級篩機6
の周囲を覆うアルミニウム製のアルミカバー8と、この
アルミカバー8を隔てて第1分級篩部6Aの周囲を囲繞
するように配設された誘導コイル7と、上記の第1分級
篩部6A、第2分級篩部6Bおよび第3分級篩部6Cの
各々の下方に設けられ篩い分けられた各種骨材粒径の再
生アスファルト合材を一旦貯留する第1ホットビン9
A、第2ホットビン9Bおよび第3ホットビン9Cと、
所定の骨材粒径を超過したアスファルト廃材破砕粒を排
出する過大粒排出孔10と、を備えている。ここに、ド
ライヤー4とバーナー5とは加熱円筒部を構成してい
る。また、第1分級篩部6Aは、網篩部または最小網篩
部に相当している。
【0007】また、上記のドライヤー4のアスファルト
移送方向Dに向って手前側の開口端は上記投入口3に臨
んでおり、ドライヤー4の反対側の開口端は上記分級篩
機6のアスファルト移送方向Dに向って手前側の開口端
と連通している。そして、上記の円筒網状の分級篩機6
の中心軸は、ドライヤー4の中心軸と合致するように構
成されており、分級篩機6を構成する第1分級篩部6
A、第2分級篩部6Bおよび第3分級篩部6Cは、アス
ファルト移送方向Dに向ってこの順序で配設されてい
る。ここで、第1分級篩部6Aは篩い分け可能な骨材粒
径が5 〜0 mmの篩い目を有する円筒状の鉄製網篩であ
り、第2分級篩部6Bは篩い分け可能な骨材粒径が13〜
5 mmの篩い目を有する円筒状の網篩であり、第3分級篩
部6Cは篩い分け可能な骨材粒径が20〜13mmの篩い目を
有する円筒状の網篩である。すなわち、この分級篩部6
は、アスファルト移送方向Dに向って奥側に進むにした
がって網篩の篩い目が荒くなるように配設されているこ
とになる。
【0008】また、分級篩機6のアスファルト移送方向
Dに向って奥側の開口端は、過大粒排出孔10に接続す
る開口(図示せず)を有する円筒状のドラム基部11に
接続している。ドラム基部11は、図示しない回転駆動
源(モータ等)に接続しており、その円筒中心軸を回転
軸として、図に示す方向に回転する。誘導コイル7は、
図示しない交流電源(例えば、電圧 200V,周波数50/
60HZ)に電気的に接続しており、図示しないスイッチを
ONすることにより、第1分級篩部6Aに対して上記の
周波数で正逆交番する誘導磁界を与える。
【0009】次に、上記の第1分級篩部6Aの部分の内
部横断面を図2に示す。図2に示すように、この第1分
級篩部6Aの外周は非磁性体であるアルミニウム製のア
ルミカバー8で覆われ、さらにそのアルミカバー8の外
側は誘導コイル7により囲繞されている。一方、第1分
級篩部6Aの内側には、吊下鋼線13により分銅球12
が吊下されている。
【0010】次に、上記の再生アスファルト合材分級装
置1の動作について説明する。まず、破砕機(図示せ
ず)等により破砕されたアスファルト廃材破砕粒Aは、
投入口3からドラム内に投入され、回転するドライヤー
4内に入る。ドライヤー4には、バーナー5から高温の
熱風Hが吹き込まれ、アスファルト廃材破砕粒Aは加熱
され、非常に軟化したアスファルトと各種粒径の骨材と
の混合物となって、アスファルト移送方向Dの方向へ回
転移送され分級篩機6内に入る。
【0011】分級篩機6では、まず最初に第1分級篩部
6Aにおいて、細粒径の骨材の篩い分けを行う。最初に
細粒骨材の篩い分けを行い、次第に粒径の大きな骨材の
篩い分けに移行していくのは、もし逆に細粒骨材の篩い
分けを最後に行うとすると、細粒骨材では転動力よりも
各篩への付着力の方が勝るので、途中の篩に徐々に付着
してしまい最後の篩まで到達しにくいからである。
【0012】第1分級篩部6Aにおいては、誘導コイル
7により交番磁界が発生している。そして、誘導コイル
7によって囲繞されている第1分級篩部6Aは磁性体で
形成されているため、第1分級篩部6Aを構成している
円筒状網篩には、正逆交番する誘導電磁力(「フレミン
グの左手の法則」による力)が作用する。このため、第
1分級篩部6Aは、微小な振動を起こすので、この振動
と円筒網篩の回転とにより、容易にアスファルト分の付
着した細粒骨材の篩い分けが行える。また、この微小振
動は、細かい篩の目に詰まった瀝青物質分(アスファル
ト)を強制的に振るって落下させることにも役立ってい
る。篩い分けられた細粒骨材とアスファルトは、第1ホ
ットビン9A内に貯留され細粒の再生アスファルト合材
として出荷される。この場合、第1分級篩部6Aの外周
を非磁性体のカバーで被覆するのは、磁性体にすると誘
導コイル7に磁着されてしまい、振動しなくなってしま
うからである。
【0013】また、この第1分級篩部6Aの内部には吊
下鋼線13により分銅球12が吊下されているので、円
筒網篩の回転に応じて、この金網の内部を間欠的に叩い
て衝撃を与える。この衝撃により、上記の細かい篩の目
に詰まったアスファルト分をさらに強制的に振るい落す
ことができ、細かい篩の目詰まりを容易に防止すること
ができる。
【0014】次に、第1分級篩部6Aでは落下しなかっ
た中粒骨材または大粒骨材は、第2分級篩部6Bに移送
される。第2分級篩部6Bにおいては、円筒網篩の回転
と中位の篩い目によりアスファルト分の付着した中粒骨
材が篩い分けられる。篩い分けられた中粒骨材とアスフ
ァルトは、第2ホットビン9B内に貯留され中粒の再生
アスファルト合材として出荷される。
【0015】最後に、第2分級篩部6Bでは落下しなか
った大粒骨材は、第3分級篩部6Cに移送される。第3
分級篩部6Cにおいては、円筒網篩の回転と荒い篩い目
によりアスファルト分の付着した大粒骨材が篩い分けら
れる。篩い分けられた大粒骨材とアスファルトは、第3
ホットビン9C内に貯留され大粒の再生アスファルト合
材として出荷される。
【0016】また、第3分級篩部6Cでも落下しなかっ
た過大な粒径の骨材は、円筒状のドラム基部11に移送
され、過大粒排出孔10に接続する開口(図示せず)を
通って過大粒排出孔10から外部に排出される。
【0017】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではない。上記実施例は、例示であり、本発明の特
許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な
構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなる
ものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0018】例えば、上記実施例においては、円筒網篩
11に衝撃を与えるための分銅球12は吊下鋼線13に
より吊下されているが、これは、弦巻バネ等であっても
よい。弦巻バネであれば、その弾性復元力により、円筒
網篩11の回転に伴い、分銅球12が円筒網篩11の内
面を跳躍するように動くので、円筒網篩11の篩目に詰
まった瀝青物質を衝撃落下させるのにより効果的であ
る。
【0019】また、上記実施例においては、第1分級篩
部6Aの周囲にのみ、誘導コイルが設置される例につい
て説明したが、これは、さらに加えて第2分級篩部6B
や第3分級篩部6Cの周囲に設置されても勿論かまわな
い。そして、図1に示すドラム基部11の回転方向は、
図と逆方向でもかまわない。分級篩機6の各網篩の目の
寸法、誘導コイルに接続する交流電源の電圧値や周波数
等についても同様である。また、網篩を叩いて衝撃を与
えるものは分銅球だけでなく、ある程度の重量を有する
塊体であればどのようなものであってもよい。さらに、
図2における誘導コイル7へ入力される電流の極性につ
いても、図と逆であっても支障はない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるアス
ファルト廃材篩装置および再生アスファルト合材分級装
置によれば、加熱され移送されてきたアスファルト廃材
破砕粒には、種々の粒径の骨材が混入しているが、誘導
コイルに囲繞された網篩部あるいは最小網篩部では、誘
導コイルに入力された交流電流により交番磁界が発生し
ており、その交番磁界により、磁性体から成る網篩部あ
るいは最小網篩部自体が微小に振動しているため、その
網篩の篩い目より粒径の小さい骨材は容易に篩われて下
方に落下する。この場合、振動を加えない静止した網篩
よりも骨材の落下が容易であることに加え、篩の目詰ま
りの原因となる骨材表面に付着した瀝青物質分も強制的
に振るい落される。したがって、従来の場合よりも篩い
目の目詰まりが発生しにくい。また、上記の網篩の強制
振動による篩い分けに加え、網篩部あるいは最小網篩部
の内部に重量のある塊体を吊下しておけば、網篩部ある
いは最小網篩部の回転に伴い、この塊体が間欠的に網篩
部あるいは最小網篩部の内面を叩いて衝撃を与えるた
め、一旦篩い目に詰まった上記の瀝青物質分もこの衝撃
によって強制的に振るい落されるので、篩の目詰まり防
止にはさらに効果的である、という利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である再生アスファルト合材
分級装置の全体構成を示す縦断面図である。
【図2】図1における分級篩機の構成を示す横断面図で
ある。
【符号の説明】
1 再生アスファルト合材分級装置 2 ドラム本体 3 投入口 4 ドライヤー 5 バーナー 6 分級篩機 6A 第1分級篩部 6B 第2分級篩部 6C 第3分級篩部 7 誘導コイル 8 アルミカバー 9A 第1ホットビン 9B 第2ホットビン 9C 第3ホットビン 10 過大粒排出孔 11 ドラム基部 12 分銅球 13 吊下鋼線 A アスファルト廃材破砕粒 D アスファルト移送方向 H 熱風

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アスファルト廃材破砕粒を移送方向に移
    送しつつ加熱し篩い分けることによりアスファルト合材
    に再生するアスファルト廃材篩装置であって、 前記移送方向に向って緩やかに下り傾斜した円筒状をな
    すとともに当該円筒の中心軸の回りに回転し、かつ、取
    り入れたアスファルト廃材破砕粒を前記移送方向に回転
    移送しつつ加熱する加熱円筒部と、 磁性体から成り、前記円筒中心軸を中心軸とする円筒網
    状をなすとともに前記円筒中心軸の回りに回転し、か
    つ、前記加熱されたアスファルト廃材破砕粒を前記移送
    方向に移送しつつ篩い分ける網篩部と、 当該網篩部の外周を囲繞するとともに交流電流の入力に
    より交番磁界を発生させ前記網篩部に持続的な振動を与
    える誘導コイルと、を備えたことを特徴とするアスファ
    ルト廃材篩装置。
  2. 【請求項2】 前記網篩部の内部には重量の大きい塊体
    が吊下され、当該塊体は前記網篩部の回転に伴い前記網
    篩部に対し間欠的に衝撃を与えるように構成されたこと
    を特徴とする請求項1に記載したアスファルト廃材篩装
    置。
  3. 【請求項3】 アスファルト移送方向に向って緩やかに
    下り傾斜した円筒状をなすとともに当該円筒の中心軸の
    回りに回転し、かつ、取り入れたアスファルト廃材破砕
    粒を前記アスファルト移送方向に回転移送しつつ加熱す
    る加熱円筒部と、 前記円筒中心軸を中心軸とする円筒網状をなすとともに
    前記円筒中心軸の回りに回転し、かつ、前記加熱された
    アスファルト廃材破砕粒を前記アスファルト移送方向に
    回転移送しつつ篩い分ける複数個の網篩部と、 を備えた再生アスファルト合材分級装置であって、 前記複数個の網篩部は各々異なる篩い目を有し、かつ、
    前記アスファルト移送方向に向う順に当該篩い目の大き
    な網篩部が位置するように配設され、 少なくとも前記網い目の最小な最小網篩部は磁性体から
    成り、かつ、少なくとも当該最小網篩部の外周は入力交
    流電流により発生する交番磁界により当該最小網篩部に
    持続的振動を与える誘導コイルにより囲繞され、 かつ、取り入れたアスファルト廃材破砕粒を前記アスフ
    ァルト移送方向に移送しつつ加熱し複数種類の骨材粒径
    の再生アスファルト合材に分級することを特徴とする再
    生アスファルト合材分級装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも前記最小網篩部の内部には重
    量の大きい塊体が吊下され、当該塊体は前記最小網篩部
    の回転に伴い前記最小網篩部に対し間欠的に衝撃を与え
    るように構成されたことを特徴とする請求項3に記載し
    た再生アスファルト合材分級装置。
JP20424092A 1992-07-09 1992-07-09 アスファルト廃材篩装置および再生アスファルト合材分級装置 Expired - Lifetime JPH0798179B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20424092A JPH0798179B2 (ja) 1992-07-09 1992-07-09 アスファルト廃材篩装置および再生アスファルト合材分級装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20424092A JPH0798179B2 (ja) 1992-07-09 1992-07-09 アスファルト廃材篩装置および再生アスファルト合材分級装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0623322A true JPH0623322A (ja) 1994-02-01
JPH0798179B2 JPH0798179B2 (ja) 1995-10-25

Family

ID=16487173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20424092A Expired - Lifetime JPH0798179B2 (ja) 1992-07-09 1992-07-09 アスファルト廃材篩装置および再生アスファルト合材分級装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0798179B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043627A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Tsukasa Kaneyuki 土砂の選別・分離装置
KR100832136B1 (ko) * 2007-10-09 2008-05-27 주식회사 정보기공 폐아스콘 재생처리장치 및 재생방법
KR100913534B1 (ko) * 2009-03-04 2009-08-21 (주)에코씨드 순환식 폐열가스 이송배기관 구조를 갖는 폐아스콘 재생장치
CN102127893A (zh) * 2010-01-14 2011-07-20 福建铁拓机械有限公司 结构改进的沥青混凝土厂拌热再生设备
JP2014504203A (ja) * 2010-12-02 2014-02-20 ザ ユニバーシティ オブ バーミンガム 磁石の再利用
JP2019000777A (ja) * 2017-06-13 2019-01-10 株式会社那須屋興産 廃電池分別処理装置および廃電池分別物の製造方法
CN110359338A (zh) * 2019-07-30 2019-10-22 江苏人杰筑路机械科技有限公司 一种再生料振动筛
CN111364319A (zh) * 2020-04-14 2020-07-03 西安建筑科技大学 一种基于微波技术的振动离心式沥青骨料再生装置及方法
CN112871627A (zh) * 2021-01-13 2021-06-01 姚蓓琳 一种矿业生产用环保高效型矿料筛分机
CN113385404A (zh) * 2021-06-11 2021-09-14 河南职业技术学院 一种高效除尘的新能源汽车电池回收装置
CN114226043A (zh) * 2021-11-02 2022-03-25 佛山市交通科技有限公司 沥青混合料三级破碎系统及方法
CN114472132A (zh) * 2020-10-27 2022-05-13 光洋应用材料科技股份有限公司 元件分离设备及废弃电路板元件分离方法
CN115889188A (zh) * 2023-01-09 2023-04-04 南通辉塔智能家居有限公司 一种轻质建筑建筑节能材料生产用物料分选机

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4646331B2 (ja) * 2007-07-26 2011-03-09 グリーンアーム株式会社 既設舗装のアスファルト混合物を移動しながら路上で連続的に分級するためのスクリーナ装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043627A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Tsukasa Kaneyuki 土砂の選別・分離装置
KR100832136B1 (ko) * 2007-10-09 2008-05-27 주식회사 정보기공 폐아스콘 재생처리장치 및 재생방법
KR100913534B1 (ko) * 2009-03-04 2009-08-21 (주)에코씨드 순환식 폐열가스 이송배기관 구조를 갖는 폐아스콘 재생장치
CN102127893A (zh) * 2010-01-14 2011-07-20 福建铁拓机械有限公司 结构改进的沥青混凝土厂拌热再生设备
JP2014504203A (ja) * 2010-12-02 2014-02-20 ザ ユニバーシティ オブ バーミンガム 磁石の再利用
JP2019000777A (ja) * 2017-06-13 2019-01-10 株式会社那須屋興産 廃電池分別処理装置および廃電池分別物の製造方法
CN110359338A (zh) * 2019-07-30 2019-10-22 江苏人杰筑路机械科技有限公司 一种再生料振动筛
CN110359338B (zh) * 2019-07-30 2024-04-02 四川瑞欣供应链管理集团有限公司 一种再生料振动筛
CN111364319A (zh) * 2020-04-14 2020-07-03 西安建筑科技大学 一种基于微波技术的振动离心式沥青骨料再生装置及方法
CN114472132A (zh) * 2020-10-27 2022-05-13 光洋应用材料科技股份有限公司 元件分离设备及废弃电路板元件分离方法
CN112871627A (zh) * 2021-01-13 2021-06-01 姚蓓琳 一种矿业生产用环保高效型矿料筛分机
CN113385404A (zh) * 2021-06-11 2021-09-14 河南职业技术学院 一种高效除尘的新能源汽车电池回收装置
CN114226043A (zh) * 2021-11-02 2022-03-25 佛山市交通科技有限公司 沥青混合料三级破碎系统及方法
CN115889188A (zh) * 2023-01-09 2023-04-04 南通辉塔智能家居有限公司 一种轻质建筑建筑节能材料生产用物料分选机
CN115889188B (zh) * 2023-01-09 2023-05-02 南通辉塔智能家居有限公司 一种轻质建筑建筑节能材料生产用物料分选机

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0798179B2 (ja) 1995-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0623322A (ja) アスファルト廃材篩装置および再生アスファルト合材分級装置
JP6465825B2 (ja) 焼却灰からの貴金属回収方法及び装置
US5513755A (en) Method and apparatus for reducing carbon content in fly ash
JP2008232522A (ja) シュレッダダストの処理方法及びそのシステム
JP2017140556A (ja) 焼却灰選別方法及び装置
JP2006167653A (ja) 軽量搬送物の選別装置
US5921400A (en) Apparatus for sieving a particulate material
KR100863605B1 (ko) 다단 각도변화를 갖는 순환골재 선별용 스크린을 이용하여건설폐기물 중간처리과정중 파분쇄된 건설폐기물로부터순환골재를 생산하는 장치
JP2004041859A (ja) コンクリート廃材再生装置、コンクリート廃材再生方法、コンクリート廃材再生骨材
JPH10500622A (ja) 飛散灰を処理するための方法と装置
Li et al. Newly-patented technical solutions for improving the tribo-electrostatic separation of mixed granular solids
JP2987703B1 (ja) 使用済みブラスト材の再生方法及び設備
JPH0126740B2 (ja)
JP2001009417A (ja) 石炭火力発電所の石炭灰の処理方法
JP2003071405A (ja) 灰溶融炉の前処理方法
JP3116459B2 (ja) 鋳物砂中の非鉄金属回収装置
JP4964178B2 (ja) シュレッダダストの処理方法及びそのシステム
JP2019055407A (ja) 焼却灰からの貴金属回収方法及び装置
JP2896663B2 (ja) コンクリート用細骨材の製造方法および装置
KR100519502B1 (ko) 건설폐기물을 이용한 재생골재 제조용 오토스크러빙밀 장치
JPH03131372A (ja) 円筒スクリーン分級機
JP3160948B2 (ja) ごみ分離振動コンベヤ
JP2002263581A (ja) プラスチック製品リサイクル装置
JP2001232224A (ja) ガラス廃棄物の再資源化方法
JPH0810746A (ja) 廃棄物分別処理方法及び装置