JPH06232393A - 静電気保護装置 - Google Patents

静電気保護装置

Info

Publication number
JPH06232393A
JPH06232393A JP5018582A JP1858293A JPH06232393A JP H06232393 A JPH06232393 A JP H06232393A JP 5018582 A JP5018582 A JP 5018582A JP 1858293 A JP1858293 A JP 1858293A JP H06232393 A JPH06232393 A JP H06232393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mos
type
transistor
well
diffusion layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5018582A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunori Kuwajima
康法 桑島
Masayuki Kawasaki
正行 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Microelectronics Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5018582A priority Critical patent/JPH06232393A/ja
Publication of JPH06232393A publication Critical patent/JPH06232393A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】静電気によるサ−ジで保護回路のMOSFET
のLDDのN- 拡散層が熱破壊することを防止する。 【構成】P基板21には、当該基板の不純物濃度よりも
高い不純物濃度を有するPウェル24が形成される。P
ウェル24には、Nチャネル型のMOSFETを含む複
数のトランジスタにより構成される被保護回路が形成さ
れる。P基板21には、保護回路を構成するNチャネル
型のMOSFETが形成される。それぞれのMOSFE
Tは共にLDD構造を有しているが、保護用のMOSF
ETのLDDの拡散層33の不純物濃度は、内部回路の
MOSFETのLDDの拡散層34の不純物濃度よりも
高くなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微細化されたMOS
ICを静電気から保護する手段に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の相補型MOS ICの入
力保護回路である。図5において、入力端子(パッド)
1には、PチャネルMOSFET及びNチャネルMOS
FETがそれぞれ接続されている。PチャネルMOSF
ETは、ゲ−ト4及びソ−ス8が正電源3に接続され、
ドレイン2が入力端子1に接続されている。Nチャネル
MOSFETは、ゲ−ト7及びソ−ス9が負電源6に接
続され、ドレイン5が入力端子1に接続されている。そ
して、図5の入力保護回路は、半導体基板中に図6に示
すような構造で形成される。
【0003】図6は、従来の入力保護回路に係わる半導
体装置を示している。なお、図6において、図5の回路
図のノ−ドに対応する部分には、図5と同じ符号を付し
てある。以下、図6を参照しながら、従来の入力保護回
路の動作について説明する。
【0004】まず、入力端子1にプラス(例えば正電源
より高い電位)のサ−ジが入力される場合について考察
する。この場合、PチャネルMOSFETが導通状態と
なり、チャンネル電流が流れ出す。そして、このチャン
ネル電流は、当該PチャネルMOSFETのソ−ス8及
びドレイン2間に寄生的に存在するラテラルPNPトラ
ンジスタ(破線)を導通させる。その結果、当該プラス
のサ−ジは、正電源3に吸収されることとなる。
【0005】次に、入力端子1にマイナス(例えば負電
源より低い電位)のサ−ジが入力される場合について考
察する。この場合、NチャネルMOSFETが導通状態
となり、チャンネル電流が流れ出す。そして、このチャ
ンネル電流は、当該NチャネルMOSFETのソ−ス9
及びドレイン5間に寄生的に存在するラテラルNPNト
ランジスタ(破線)のベ−ス電流となり、当該ラテラル
NPNトランジスタを導通させる。その結果、エミッタ
電流がソ−ス9からドレイン5へ流れ、当該マイナスの
サ−ジは、負電源6に吸収されることとなる。
【0006】このように、従来の入力保護回路は、プラ
ス又はマイナスのザ−ジに対して、内部回路を保護する
機能を有する。なお、当該入力保護回路は、瞬時にサ−
ジを吸収しその機能性を高めるため、入力保護回路を構
成するMOSFETのディメンジョンを内部回路のMO
SFETのディメンジョンよりも大きく設定している。
【0007】しかしながら、近年、MOS ICの微細
化により、そのゲ−ト酸化膜は、薄膜化が進行してい
る。そのため、基板又はウェルの濃度は、ショ−トチャ
ネルを防止するため、通常よりも高くなっている。ま
た、当該MOSFETには、N+ ドレイン拡散部のホッ
トエレクトロンによる基板電流の増加を防止するため、
図7に示すようなLDD(lightly doped drain )構造
が採用されている。
【0008】そして、このような基板濃度が高く、LD
D構造のMOSFETを有する半導体装置では、以下の
欠点が生じる。即ち、例えばNチャネルMOSFETの
+ ドレイン拡散層5にマイナスのサ−ジが入力する
と、当該ドレイン拡散層5とPウェル10の間に順バイ
アスが印加され、Pウェル10からドレイン拡散層5へ
順方向電流が流れる。この電流は、当該MOSFETの
ソ−ス9及びドレイン5間に寄生的に存在するラテラル
NPNトランジスタ(破線)のベ−ス電流となり、当該
ラテラルNPNトランジスタを導通状態にする。その結
果、エミッタ電流がソ−ス9からドレイン5へ流れ、当
該マイナスのサ−ジは、負電源6に吸収されることとな
る。ところが、このエミッタ電流は、濃度が低く、抵抗
の大きなLDDのN- 拡散層11を介して流れるため、
当該N- 拡散層11が熱破壊し、不良になってしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の入
力保護回路は、MOS ICの微細化に伴い、濃度が高
い基板に形成され、かつ、当該MOSFETには、LD
D構造が採用されている。このため、入力端子にマイナ
スのサ−ジが入力し、当該サ−ジが負電源に吸収される
際のエミッタ電流は、濃度が低く、抵抗の大きなLDD
のN- 拡散層を経由して流れることとなる。その結果、
当該N- 拡散層が熱破壊し、入力保護回路が不良となる
欠点がある。
【0010】本発明は、上記欠点を解決すべくなされた
もので、その目的は、静電気によるサ−ジによって、入
力保護回路のMOSFETに寄生的に存在するラテラル
トランジスタにエミッタ電流が流れ、その結果、当該エ
ミッタ電流によりLDDのN- 拡散層が熱破壊を起こす
ということがない半導体装置を、簡単な構成で提供する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の静電気保護装置は、第1導電型の半導体基
板と、前記半導体基板に形成され、当該半導体基板の不
純物濃度よりも高い不純物濃度を有する第1導電型のウ
ェルと、前記ウェルに形成される第2導電型の第1のM
OS型トランジスタを含む複数のMOS型トランジスタ
により構成される被保護回路と、前記基板に形成される
第2導電型の第2のMOS型トランジスタから構成さ
れ、当該第2のMOS型トランジスタのソ−ス及びゲ−
トが電源に接続され、当該第2のMOS型トランジスタ
のドレインが入力端子に接続される保護回路とを備えて
いるもので、前記第1のMOS型トランジスタ及び前記
第2のMOS型トランジスタは、共にLDD構造を有し
ている。
【0012】本発明の静電気保護装置は、第1導電型の
半導体基板と、前記半導体基板に形成され、当該半導体
基板の不純物濃度よりも高い不純物濃度を有する第1導
電型の第1のウェルと、前記第1のウェルに形成される
第2導電型の第1のMOS型トランジスタを含む複数の
MOS型トランジスタにより構成される被保護回路と、
前記半導体基板に形成される第2導電型の第2のウェル
と、前記基板に形成される第2導電型の第2のMOS型
トランジスタ及び前記第2のウェルに形成される第1導
電型の第3のMOS型トランジスタから構成され、当該
第2のMOS型トランジスタのソ−ス及びゲ−トが第1
の電源に接続され、当該第3のMOS型トランジスタの
ソ−ス及びゲ−トが第2の電源に接続され、当該第2及
び第3のMOS型トランジスタのドレインが共に入力端
子に接続される保護回路とを備えているもので、前記第
1のMOS型トランジスタ及び前記第2のMOS型トラ
ンジスタは、共にLDD構造を有している。
【0013】前記被保護回路は、第2導電型のウェルに
形成される第1導電型のMOS型トランジスタを含み、
前記第1のMOS型トランジスタと共にCMOSを構成
している。前記第2のMOS型トランジスタのLDDの
拡散層の濃度は、前記第1のMOS型トランジスタのL
DDの拡散層の濃度よりも高くなっている。前記第1の
MOS型トランジスタのLDDの拡散層と前記第2のM
OS型トランジスタのLDDの拡散層は、互いに同一の
条件の下で形成される。
【0014】
【作用】上記構成によれば、保護回路の第2導電型の第
2のMOS型トランジスタは、第1導電型の基板中に形
成され、被保護回路の第2導電型の第1のMOS型トラ
ンジスタは、第1導電型のウェル中に形成れている。こ
れにより、第1のMOS型トランジスタと第2のMOS
型トランジスタのLDDの拡散層を同一の条件の下で形
成すると、第2のMOS型トランジスタのLDDの拡散
層の濃度は、前記第1のMOS型トランジスタのLDD
の拡散層の濃度よりも高くなる。従って、静電気による
サ−ジによって、当該保護回路のMOS型トランジスタ
に寄生的に存在するラテラルトランジスタにエミッタ電
流が流れ、その結果、当該エミッタ電流によりLDDの
拡散層が熱破壊を起こすということが防止される。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の一実施
例について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例
に係わる静電気保護装置を示している。図1において、
不純物濃度が低いP型基板21には、保護用のNチャネ
ルMOSFETが形成されている。即ち、基板21の表
面領域には、保護用NチャネルMOSFETのN+ 拡散
層(ソ−ス又はドレイン)22、及び、P型基板バイア
ス用のP+ 拡散層23がそれぞれ形成されている。
【0016】また、基板21の不純物濃度よりも高い不
純物濃度を有するPウェル24には、内部回路のNチャ
ネルMOSFETが形成されている。即ち、Pウェル2
4の表面領域には、当該NチャネルMOSFETのN+
拡散層(ソ−ス又はドレイン)25、及び、Pウェルバ
イアス用のP+ 拡散層26がそれぞれ形成されている。
【0017】また、基板21に形成されるNウェル27
には、保護用のPチャネルMOSFETが形成されてい
る。即ち、Nウェル27の表面領域には、当該Pチャネ
ルMOSFETのP+ 拡散層(ソ−ス又はドレイン)2
8、及び、Nウェルバイアス用のN+ 拡散層29がそれ
ぞれ形成されている。
【0018】また、基板21に形成されるNウェル30
には、内部回路のPチャネルMOSFETが形成されて
いる。即ち、Nウェル30の表面領域には、当該Pチャ
ネルMOSFETのP+ 拡散層(ソ−ス又はドレイン)
31、及び、Nウェルバイアス用のN+ 拡散層32がそ
れぞれ形成されている。
【0019】上記半導体装置によれば、保護用のPチャ
ネルMOSFETの構成と内部回路のPチャネルMOS
FETの構成は、何ら変わるところがないが、保護用の
NチャネルMOSFETの構成と内部回路のNチャネル
MOSFETの構成は、以下の点において相違してい
る。
【0020】即ち、保護用のNチャネルMOSFET
は、基板21に形成されているのに対し、内部回路のN
チャネルMOSFETは、基板21の不純物濃度よりも
高い不純物濃度を有するPウェル24に形成されている
点である。その結果、保護用のNチャネルMOSFET
と内部回路のNチャネルMOSFETを同じ条件の下で
形成しても、当該保護用のNチャネルMOSFETのL
DDのN- 拡散層33の濃度は、当該内部回路のNチャ
ネルMOSFETのLDDのN- 拡散層34の濃度より
も高くなる。従って、入力端子35にマイナスのサ−ジ
が入力し、保護用のNチャネルMOSFETに寄生的に
存在するラテラルNPNトランジスタのエミッタ電流が
- 拡散層33に流れても、当該N- 拡散層33の熱破
壊は防ぐことが可能となる。図2は、本発明の他の実施
例に係わる静電気保護装置を示している。なお、図2に
おいて、図1の半導体装置と同じ部分には、同じ符号が
付してある。
【0021】不純物濃度が低いP型基板21には、保護
用のNチャネルMOSFETが形成されている。即ち、
基板21の表面領域には、保護用NチャネルMOSFE
TのN+ 拡散層(ソ−ス又はドレイン)22、及び、P
型基板バイアス用のP+ 拡散層23がそれぞれ形成され
ている。
【0022】また、基板21の不純物濃度に比べ高い不
純物濃度のPウェル24には、内部回路のNチャネルM
OSFETが形成されている。即ち、Pウェル24の表
面領域には、当該NチャネルMOSFETのN+ 拡散層
(ソ−ス又はドレイン)25、及び、Pウェルバイアス
用のP+ 拡散層26がそれぞれ形成されている。
【0023】また、基板21に形成されるNウェル30
には、内部回路のPチャネルMOSFETが形成されて
いる。即ち、Nウェル30の表面領域には、当該Pチャ
ネルMOSFETのP+ 拡散層(ソ−ス又はドレイン)
31、及び、Nウェルバイアス用のN+ 拡散層32がそ
れぞれ形成されている。
【0024】上記半導体装置によれば、図1の半導体装
置に比べ、保護用のPチャネルMOSFETを有してい
ない点において相違している。なお、保護用のNチャネ
ルMOSFETの構成と内部回路のNチャネルMOSF
ETの構成が相違している点は、図1の半導体装置と同
じである。
【0025】従って、図1の半導体装置と同様に、保護
用のNチャネルMOSFETと内部回路のNチャネルM
OSFETを同じ条件の下で形成しても、当該保護用の
NチャネルMOSFETのLDDのN- 拡散層33の濃
度は、当該内部回路のNチャネルMOSFETのLDD
のN- 拡散層34の濃度よりも高くなる。従って、入力
端子35にマイナスのサ−ジが入力し、保護用のNチャ
ネルMOSFETに寄生的に存在するラテラルNPNト
ランジスタのエミッタ電流がN- 拡散層33に流れて
も、当該N- 拡散層33の熱破壊は防止できる。
【0026】なお、本実施例において、入力端子35に
プラスのサ−ジが入力した場合には、保護用のNチャネ
ルMOSFETのP型基板21とN+ ドレイン拡散層2
2によるダイオ−ドのブレ−クダウン電流によって、当
該サ−ジを吸収することができる。
【0027】図3及び図4は、それぞれ図1及び図2の
静電気保護装置の変形例を示すものである。即ち、図3
に示す半導体装置では、内部回路がCMOS構造を有し
ている。この場合、静電気保護装置のPチャネルMOS
FETは、図2の実施例のように、削除しても構わな
い。また、図4に示す半導体装置では、内部回路がNチ
ャネルMOSFETのみから構成されている。この場
合、静電気保護装置は、図1の実施例のように、Pチャ
ネルMOSFETを有していても構わない。
【0028】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の静電気
保護装置によれば、次のような効果を奏する。保護用の
NチャネルMOSFETは、基板に形成され、内部回路
のNチャネルMOSFETは、基板の不純物濃度よりも
高い不純物濃度を有するPウェルに形成されている。そ
の結果、保護用のNチャネルMOSFETと内部回路の
NチャネルMOSFETを同じ条件の下で形成しても、
当該保護用のNチャネルMOSFETのLDDのN-
散層の濃度は、当該内部回路のNチャネルMOSFET
のLDDのN- 拡散層の濃度よりも高くなる。従って、
入力端子にマイナスのサ−ジが入力し、保護用のNチャ
ネルMOSFETに寄生的に存在するラテラルNPNト
ランジスタのエミッタ電流が当該N- 拡散層に流れて
も、熱破壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる静電気保護装置を示
す断面図。
【図2】本発明の他の実施例に係わる静電気保護装置を
示す断面図。
【図3】図1の静電気保護装置の変形例を示す断面図。
【図4】図2の静電気保護装置の変形例を示す断面図。
【図5】従来の入力保護回路の構成を示す回路図。
【図6】図5の入力保護回路が形成された従来の半導体
装置を示す断面図。
【図7】図6の半導体装置の要部を示す断面図。
【符号の説明】
21 …P型基板、 22,25 …N+ 拡散層(ソ−ス又はドレイン)、 23 …基板バイアス用P+ 拡散層、 24 …Pウェル、 26 …Pウェルバイアス用P+ 拡散層、 27,30 …Nウェル、 28,31 …P+ 拡散層(ソ−ス又はドレイン)、 29,32 …Nウェルバイアス用N+ 拡散層、 33 …保護用MOSFETのLDDのN-
散層、 34 …内部回路MOSFETのLDDのN-
拡散層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9170−4M H01L 27/08 321 H

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体基板と、前記半導体
    基板に形成され、当該半導体基板の不純物濃度よりも高
    い不純物濃度を有する第1導電型のウェルと、前記ウェ
    ルに形成される第2導電型の第1のMOS型トランジス
    タを含む複数のMOS型トランジスタにより構成される
    被保護回路と、前記基板に形成される第2導電型の第2
    のMOS型トランジスタから構成され、当該第2のMO
    S型トランジスタのソ−ス及びゲ−トが電源に接続さ
    れ、当該第2のMOS型トランジスタのドレインが入力
    端子に接続される保護回路とを具備し、前記第1のMO
    S型トランジスタ及び前記第2のMOS型トランジスタ
    は、共にLDD構造を有していることを特徴とする静電
    気保護装置。
  2. 【請求項2】 第1導電型の半導体基板と、前記半導体
    基板に形成され、当該半導体基板の不純物濃度よりも高
    い不純物濃度を有する第1導電型の第1のウェルと、前
    記第1のウェルに形成される第2導電型の第1のMOS
    型トランジスタを含む複数のMOS型トランジスタによ
    り構成される被保護回路と、前記半導体基板に形成され
    る第2導電型の第2のウェルと、前記基板に形成される
    第2導電型の第2のMOS型トランジスタ及び前記第2
    のウェルに形成される第1導電型の第3のMOS型トラ
    ンジスタから構成され、当該第2のMOS型トランジス
    タのソ−ス及びゲ−トが第1の電源に接続され、当該第
    3のMOS型トランジスタのソ−ス及びゲ−トが第2の
    電源に接続され、当該第2及び第3のMOS型トランジ
    スタのドレインが共に入力端子に接続される保護回路と
    を具備し、前記第1のMOS型トランジスタ及び前記第
    2のMOS型トランジスタは、共にLDD構造を有して
    いることを特徴とする静電気保護装置。
  3. 【請求項3】 前記被保護回路は、第2導電型のウェル
    に形成される第1導電型のMOS型トランジスタを含
    み、前記第1のMOS型トランジスタと共にCMOSを
    構成していることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    静電気保護装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のMOS型トランジスタのLD
    Dの拡散層の濃度は、前記第1のMOS型トランジスタ
    のLDDの拡散層の濃度よりも高くなっていることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の静電気保護装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のMOS型トランジスタのLD
    Dの拡散層と前記第2のMOS型トランジスタのLDD
    の拡散層は、互いに同一の条件の下で形成されることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の静電気保護装置。
JP5018582A 1993-02-05 1993-02-05 静電気保護装置 Withdrawn JPH06232393A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5018582A JPH06232393A (ja) 1993-02-05 1993-02-05 静電気保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5018582A JPH06232393A (ja) 1993-02-05 1993-02-05 静電気保護装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06232393A true JPH06232393A (ja) 1994-08-19

Family

ID=11975627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5018582A Withdrawn JPH06232393A (ja) 1993-02-05 1993-02-05 静電気保護装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06232393A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7385253B2 (en) * 2004-02-06 2008-06-10 Magnachip Semiconductor, Ltd. Device for electrostatic discharge protection and circuit thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7385253B2 (en) * 2004-02-06 2008-06-10 Magnachip Semiconductor, Ltd. Device for electrostatic discharge protection and circuit thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2633746B2 (ja) 半導体装置
JPH0729972A (ja) 半導体装置
US6777721B1 (en) SCR device for ESD protection
JPH10340996A (ja) 保護回路
JPH0888323A (ja) 半導体集積回路装置
JP3320872B2 (ja) Cmos集積回路装置
EP0538752B1 (en) Semiconductor input protective device against external surge voltage
US6368922B1 (en) Internal ESD protection structure with contact diffusion
US6218881B1 (en) Semiconductor integrated circuit device
US5504361A (en) Polarity-reversal protection for integrated electronic circuits in CMOS technology
JP2001308282A (ja) 半導体装置
JPH0653497A (ja) 入出力保護回路を備えた半導体装置
JP3149999B2 (ja) 半導体入出力保護装置
JP3415401B2 (ja) 半導体集積回路装置及びその製造方法
US6894320B2 (en) Input protection circuit
US4922316A (en) Infant protection device
JP2753191B2 (ja) 半導体装置
JPH06232393A (ja) 静電気保護装置
JPH0964198A (ja) 半導体集積回路装置
JPH07263633A (ja) 半導体装置の対静電気放電保護装置
JPH0532908B2 (ja)
JPH10223843A (ja) 半導体装置の保護回路
JP3493713B2 (ja) 半導体装置
JP3038744B2 (ja) Cmos型半導体集積回路装置
JPH0945853A (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000509