JPH06232133A - バンプ形成装置 - Google Patents
バンプ形成装置Info
- Publication number
- JPH06232133A JPH06232133A JP1538793A JP1538793A JPH06232133A JP H06232133 A JPH06232133 A JP H06232133A JP 1538793 A JP1538793 A JP 1538793A JP 1538793 A JP1538793 A JP 1538793A JP H06232133 A JPH06232133 A JP H06232133A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chip
- ball
- bonding
- wafer
- capillary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/74—Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and for methods related thereto
- H01L2224/741—Apparatus for manufacturing means for bonding, e.g. connectors
- H01L2224/742—Apparatus for manufacturing bump connectors
Landscapes
- Wire Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ダイシングされたウエハ10が載置されるウ
エハ保持テ−ブル3と、このウエハ保持テ−ブル3から
チップ10aを取り出すピックアップアンドプレ−スユ
ニット4と、上記取り出されたチップ4が載置されると
共に、このチップ10aをボンディング位置Aに対向さ
せるボンディングステ−ジ5と、上記ボンディング位置
Aに対向して設けられ、超音波振動エネルギおよび熱エ
ネルギが印加されることで、上記チップ10aの各電極
上にボ−ルバンプを形成するキャピラリ23とを具備す
る。 【効果】 このような構成によれば、個々の半導体チッ
プの電極上に連続的かつ自動式にボ−ルバンプを形成す
ることができると共に形成されたボ−ルバンプに不良が
生じるのを有効に防止することができる。
エハ保持テ−ブル3と、このウエハ保持テ−ブル3から
チップ10aを取り出すピックアップアンドプレ−スユ
ニット4と、上記取り出されたチップ4が載置されると
共に、このチップ10aをボンディング位置Aに対向さ
せるボンディングステ−ジ5と、上記ボンディング位置
Aに対向して設けられ、超音波振動エネルギおよび熱エ
ネルギが印加されることで、上記チップ10aの各電極
上にボ−ルバンプを形成するキャピラリ23とを具備す
る。 【効果】 このような構成によれば、個々の半導体チッ
プの電極上に連続的かつ自動式にボ−ルバンプを形成す
ることができると共に形成されたボ−ルバンプに不良が
生じるのを有効に防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、ウエハやL
SIチップ(半導体チップ)の電極にボ−ルバンプを形
成するバンプ形成装置に関する。
SIチップ(半導体チップ)の電極にボ−ルバンプを形
成するバンプ形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ウエハやLSIチップの電極上にバンプ
を形成する方法としては種々のものが提案されている。
このようなバンプ形成方法の一つとして、ボ−ルバンプ
形成方法がある。この方法は、針状のキャピラリに例え
ば金ワイヤを挿通させ、このワイヤの先端部に電気ト−
チで放電によりボ−ルを形成し、このボ−ルを上記キャ
ピラリで上記ウエハやLSIチップの電極に押し付けて
接合させた後上記ワイヤを切断することで上記電極上に
バンプ(ボ−ルバンプ)を形成する方法である。
を形成する方法としては種々のものが提案されている。
このようなバンプ形成方法の一つとして、ボ−ルバンプ
形成方法がある。この方法は、針状のキャピラリに例え
ば金ワイヤを挿通させ、このワイヤの先端部に電気ト−
チで放電によりボ−ルを形成し、このボ−ルを上記キャ
ピラリで上記ウエハやLSIチップの電極に押し付けて
接合させた後上記ワイヤを切断することで上記電極上に
バンプ(ボ−ルバンプ)を形成する方法である。
【0003】この方法は、例えば、加熱ステ−ジの上面
にウエハを保持し、このウエハに形成された各素子(ダ
イシングされることでLSIチップとなる)に設けられ
た多数の電極上に上記キャピラリで一点一点上記ボ−ル
バンプを形成するバンプ形成装置によって行なわれる。
にウエハを保持し、このウエハに形成された各素子(ダ
イシングされることでLSIチップとなる)に設けられ
た多数の電極上に上記キャピラリで一点一点上記ボ−ル
バンプを形成するバンプ形成装置によって行なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、上
記ウエハ内には200余りの素子が形成されている。従
って、上記構成のバンプ形成装置では、ボンディング点
数(電極の数)が4万点に達し、このため、一電極あた
りのボンディング時間(ボ−ルバンプの形成時間)に
0.2秒かかるとしても一枚のウエハ全体で2時間余り
もかかるということがある。
記ウエハ内には200余りの素子が形成されている。従
って、上記構成のバンプ形成装置では、ボンディング点
数(電極の数)が4万点に達し、このため、一電極あた
りのボンディング時間(ボ−ルバンプの形成時間)に
0.2秒かかるとしても一枚のウエハ全体で2時間余り
もかかるということがある。
【0005】上記加熱ステ−ジは100〜250度に加
熱されているため、すでにボ−ルバンプが形成された箇
所では長時間高温に放置され、接合境界面、例えば、金
ボ−ルとAl電極との接合境界面ではAu−Alの金属
間化合物が拡散により厚く形成されることになる。この
金属間化合物は脆弱なため接合強度が低下すると同時に
Alが金に拡散し接合境界面に空孔(ボイド)が生成さ
れ不良となるという問題点がある。
熱されているため、すでにボ−ルバンプが形成された箇
所では長時間高温に放置され、接合境界面、例えば、金
ボ−ルとAl電極との接合境界面ではAu−Alの金属
間化合物が拡散により厚く形成されることになる。この
金属間化合物は脆弱なため接合強度が低下すると同時に
Alが金に拡散し接合境界面に空孔(ボイド)が生成さ
れ不良となるという問題点がある。
【0006】また、これに対し、LSIチップ(ウエハ
を各素子毎に分割したもの)毎に加熱して、このLSI
チップの電極上にボ−ルバンプを形成するバンプ形成装
置があるが、多数個のLSIチップについて、上記ボ−
ルバンプの形成を連続的かつ自動式に行う装置はなく、
上記ウエハ上にボ−ルバンプを形成する場合に比して作
業効率が悪いということがある。
を各素子毎に分割したもの)毎に加熱して、このLSI
チップの電極上にボ−ルバンプを形成するバンプ形成装
置があるが、多数個のLSIチップについて、上記ボ−
ルバンプの形成を連続的かつ自動式に行う装置はなく、
上記ウエハ上にボ−ルバンプを形成する場合に比して作
業効率が悪いということがある。
【0007】この発明はこのような事情に鑑みて成され
たもので、ウエハに収納された個々のチップすべてに連
続的に不良の少ないボ−ルバンプを形成するバンプ形成
装置を提供することを目的とするものである。
たもので、ウエハに収納された個々のチップすべてに連
続的に不良の少ないボ−ルバンプを形成するバンプ形成
装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、半導体チッ
プの供給部と、この供給部から半導体チップを取り出す
チップ取り出し機構と、上記取り出された半導体チップ
が載置されると共に、この半導体チップをボンディング
位置に対向させるボンディングステ−ジと、上記ボンデ
ィング位置に対向して設けられ、接合エネルギが印加さ
れることで、上記半導体チップの各電極上にボ−ルバン
プを形成するキャピラリとを具備することを特徴とす
る。
プの供給部と、この供給部から半導体チップを取り出す
チップ取り出し機構と、上記取り出された半導体チップ
が載置されると共に、この半導体チップをボンディング
位置に対向させるボンディングステ−ジと、上記ボンデ
ィング位置に対向して設けられ、接合エネルギが印加さ
れることで、上記半導体チップの各電極上にボ−ルバン
プを形成するキャピラリとを具備することを特徴とす
る。
【0009】
【作用】このような構成によれば、ウエハに収納された
個々の半導体チップの電極上に連続的かつ自動でボ−ル
バンプを形成することができると共に形成されたボ−ル
バンプに不良が生じるのを有効に防止することができ
る。
個々の半導体チップの電極上に連続的かつ自動でボ−ル
バンプを形成することができると共に形成されたボ−ル
バンプに不良が生じるのを有効に防止することができ
る。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1を参照して
説明する。
説明する。
【0011】図中1はこの発明のバンプ形成装置2の基
台である。この基台1の上面にはチップ供給部としての
ウエハ保持テ−ブル3と、チップ取り出し手段としての
ピックアップアンドプレ−スユニット4と、ボンディン
グステ−ジ5と、ボ−ルバンプを形成するキャピラリ
(後述する)を保持するボンダ本体6とが設けられてい
る。
台である。この基台1の上面にはチップ供給部としての
ウエハ保持テ−ブル3と、チップ取り出し手段としての
ピックアップアンドプレ−スユニット4と、ボンディン
グステ−ジ5と、ボ−ルバンプを形成するキャピラリ
(後述する)を保持するボンダ本体6とが設けられてい
る。
【0012】上記ウエハ保持テ−ブル3は、XYテ−ブ
ル7と、このXYテ−ブル7の上面に設けられたθ駆動
部8と、このθ駆動部8に上面を略水平に保った状態で
保持され、θ方向に位置決め駆動されるθテ−ブル9と
からなる。このθテ−ブル9の上面には、ダイシングさ
れたウエハ10を保持するウエハリング11が載置され
る。
ル7と、このXYテ−ブル7の上面に設けられたθ駆動
部8と、このθ駆動部8に上面を略水平に保った状態で
保持され、θ方向に位置決め駆動されるθテ−ブル9と
からなる。このθテ−ブル9の上面には、ダイシングさ
れたウエハ10を保持するウエハリング11が載置され
る。
【0013】上記ピックアップアンドプレ−スユニット
4は、上記基台1の上面に立設された支持柱13と、こ
の支持柱13の上端部に設けられ、上下方向に駆動され
ると共に上記支持柱13の軸線回りに回動駆動される保
持部14と、この保持部14に水平に取り付けられたア
−ム15と、このア−ム15の自由端に設けられた吸着
ノズル16とからなる。
4は、上記基台1の上面に立設された支持柱13と、こ
の支持柱13の上端部に設けられ、上下方向に駆動され
ると共に上記支持柱13の軸線回りに回動駆動される保
持部14と、この保持部14に水平に取り付けられたア
−ム15と、このア−ム15の自由端に設けられた吸着
ノズル16とからなる。
【0014】上記ピックアップアンドプレ−スユニット
4は、上記吸着ノズル16で上記ウエハ保持テ−ブル3
に保持されたウエハ10から個々の半導体チップ10a
(以下「チップ」と称する)を取り出せるような位置に
設けられている。すなわち、上記吸着ノズル16を上記
ウエハ10の上方に位置決めした後、上記保持部14を
下降駆動することで、上記吸着ノズル16の下端を上記
チップ10aの上面に当接させ、この吸着ノズル16に
よって上記チップ10aを吸着保持することができる。
4は、上記吸着ノズル16で上記ウエハ保持テ−ブル3
に保持されたウエハ10から個々の半導体チップ10a
(以下「チップ」と称する)を取り出せるような位置に
設けられている。すなわち、上記吸着ノズル16を上記
ウエハ10の上方に位置決めした後、上記保持部14を
下降駆動することで、上記吸着ノズル16の下端を上記
チップ10aの上面に当接させ、この吸着ノズル16に
よって上記チップ10aを吸着保持することができる。
【0015】さらに、このピックアップアンドプレ−ス
ユニット4には、上記吸着ノズル16で吸着保持するチ
ップ10aを撮像可能なる図示しない第1の撮像カメラ
が設けられている。この第1の撮像カメラは、上記チッ
プ10aに設けられた認識マークを撮像することで、上
記チップ10aが不良であるか否かを判断する。
ユニット4には、上記吸着ノズル16で吸着保持するチ
ップ10aを撮像可能なる図示しない第1の撮像カメラ
が設けられている。この第1の撮像カメラは、上記チッ
プ10aに設けられた認識マークを撮像することで、上
記チップ10aが不良であるか否かを判断する。
【0016】上記ウエハ保持テ−ブル3の上記ピックア
ップアンドプレ−スユニット4を挟んだ反対側の上記基
台1の上面にはボンディングステ−ジ5が設けられてい
る。このボンディングステ−ジ5は、上記基台1の上面
に取り付けられたXテ−ブル18と、このXテ−ブル1
8の上面に取り付けられ、X方向に位置決め駆動される
Yテ−ブル19と、このYテ−ブル19の上面に設けら
れ、Y方向に位置決めされるZテ−ブル20と、このZ
テ−ブル20の上面に設けられ上下方向(Z方向)に駆
動されるチップ保持部21とからなる。
ップアンドプレ−スユニット4を挟んだ反対側の上記基
台1の上面にはボンディングステ−ジ5が設けられてい
る。このボンディングステ−ジ5は、上記基台1の上面
に取り付けられたXテ−ブル18と、このXテ−ブル1
8の上面に取り付けられ、X方向に位置決め駆動される
Yテ−ブル19と、このYテ−ブル19の上面に設けら
れ、Y方向に位置決めされるZテ−ブル20と、このZ
テ−ブル20の上面に設けられ上下方向(Z方向)に駆
動されるチップ保持部21とからなる。
【0017】上記チップ保持部21の上面はチップ10
aを保持する載置面となっている。そしてこのチップ保
持部21は、上記Xテ−ブル18の一端部に位置決めさ
れた状態(図に一点鎖線で示す)において、上記ピック
アップアンドプレ−スユニット4の吸着ノズル16と対
向位置決めされる。
aを保持する載置面となっている。そしてこのチップ保
持部21は、上記Xテ−ブル18の一端部に位置決めさ
れた状態(図に一点鎖線で示す)において、上記ピック
アップアンドプレ−スユニット4の吸着ノズル16と対
向位置決めされる。
【0018】また、このチップ保持部21内には図示し
ない加熱ヒ−タが設けられている。この加熱ヒ−タによ
って、上記チップ保持部21の載置面上に保持されたチ
ップ10aは約200度に加熱される。上記ボンディン
グステ−ジ5の上記Xテ−ブル18の他端側外方の基台
1上には上記ボンダ本体6が配置されている。
ない加熱ヒ−タが設けられている。この加熱ヒ−タによ
って、上記チップ保持部21の載置面上に保持されたチ
ップ10aは約200度に加熱される。上記ボンディン
グステ−ジ5の上記Xテ−ブル18の他端側外方の基台
1上には上記ボンダ本体6が配置されている。
【0019】上記ボンダ本体6は上記基台1の上面に固
定された基部6aと、この基部6によって上下方向移動
可能に保持されたボンディング部6bとを有する。この
ボンディング部6bの上部にはワイヤ24を繰り出すワ
イヤスプ−ル25が設けられている。このワイヤスプ−
ル25のワイヤ24の繰出し側には、ワイヤ24を案内
するワイヤガイド27が設けられている。また、このワ
イヤガイド27の自由端部には上記ワイヤ24を下方に
案内するための湾曲部27aが設けられている。
定された基部6aと、この基部6によって上下方向移動
可能に保持されたボンディング部6bとを有する。この
ボンディング部6bの上部にはワイヤ24を繰り出すワ
イヤスプ−ル25が設けられている。このワイヤスプ−
ル25のワイヤ24の繰出し側には、ワイヤ24を案内
するワイヤガイド27が設けられている。また、このワ
イヤガイド27の自由端部には上記ワイヤ24を下方に
案内するための湾曲部27aが設けられている。
【0020】この湾曲部27aの下方には導入されたワ
イヤ24をクランプしたり解放したりするクランパ28
が設けられている。このクランパ28は上記ボンディン
グ部6bの側方に突設されたア−ム29に支持され。図
示しないソレノイドにより開閉し、ワイヤ24をクラン
プしたり解放したりするようになっている。また、この
クランプ28の役割は上記ワイヤ24にバックテンショ
ンを与えることである。
イヤ24をクランプしたり解放したりするクランパ28
が設けられている。このクランパ28は上記ボンディン
グ部6bの側方に突設されたア−ム29に支持され。図
示しないソレノイドにより開閉し、ワイヤ24をクラン
プしたり解放したりするようになっている。また、この
クランプ28の役割は上記ワイヤ24にバックテンショ
ンを与えることである。
【0021】上記ア−ム29の下方にはボンディングア
−ム31が設けられている。このボンディングア−ム3
1は上記ボンディング部6b内に設けられた図示しない
超音波振動源に接続されている。そして、このボンディ
ングア−ム31の自由端部にはワイヤ24が挿通される
ボンディングツ−ルとしてのキャピラリ23が軸線を垂
直にして設けられている。このキャピラリ23は、上記
超音波振動源が作動することで超音波域での振動を行う
ようになっている。
−ム31が設けられている。このボンディングア−ム3
1は上記ボンディング部6b内に設けられた図示しない
超音波振動源に接続されている。そして、このボンディ
ングア−ム31の自由端部にはワイヤ24が挿通される
ボンディングツ−ルとしてのキャピラリ23が軸線を垂
直にして設けられている。このキャピラリ23は、上記
超音波振動源が作動することで超音波域での振動を行う
ようになっている。
【0022】また、上記キャピラリ23の下端部の近傍
には、上記ワイヤ24の先端部に放電によりボ−ルを形
成する図示しない電気ト−チが設けられている。この電
気ト−チは上記ワイヤ24と接離する方向に駆動され、
上記ワイヤ24との間で火花放電を行うことで上記ワイ
ヤ24の先端に後でバンプとなるボ−ルを形成すること
ができる。
には、上記ワイヤ24の先端部に放電によりボ−ルを形
成する図示しない電気ト−チが設けられている。この電
気ト−チは上記ワイヤ24と接離する方向に駆動され、
上記ワイヤ24との間で火花放電を行うことで上記ワイ
ヤ24の先端に後でバンプとなるボ−ルを形成すること
ができる。
【0023】また、このボンダ本体6は、上記ボンディ
ングステ−ジ5のチップ保持部21が上記Xステ−ジ1
8の他端部(ボンディング位置A)に位置決めされた状
態において、このチップ保持部21の載置面に、上記キ
ャピラリ23が対向するような位置に配置されている。
そして、このボンダ本体6の上部には、上記チップ保持
部21の載置面上に保持されたチップ10aを撮像可能
なる第2の撮像カメラ26が設けられている。次にこの
バンプ形成装置2の動作を説明する。
ングステ−ジ5のチップ保持部21が上記Xステ−ジ1
8の他端部(ボンディング位置A)に位置決めされた状
態において、このチップ保持部21の載置面に、上記キ
ャピラリ23が対向するような位置に配置されている。
そして、このボンダ本体6の上部には、上記チップ保持
部21の載置面上に保持されたチップ10aを撮像可能
なる第2の撮像カメラ26が設けられている。次にこの
バンプ形成装置2の動作を説明する。
【0024】上記ウエハ10は、ウエハリング11にダ
イシングテ−プによって貼付され保持されている。そし
て、上記ウエハ10は、ウエハリング11に保持された
状態でダイシングされ個々のチップ10a…に分離され
る。そして、ダイシングされたウエハ10はこのウエハ
リング11ごと、図示しないマガジンに収納される。
イシングテ−プによって貼付され保持されている。そし
て、上記ウエハ10は、ウエハリング11に保持された
状態でダイシングされ個々のチップ10a…に分離され
る。そして、ダイシングされたウエハ10はこのウエハ
リング11ごと、図示しないマガジンに収納される。
【0025】上記バンプ形成装置2は、上記マガジンか
らウエハリング11を取り出し、このウエハリング11
を上記ウエハ保持テ−ブル3のθテ−ブル9の上面に載
置する。ウエハリング11が載置されたならば、上記バ
ンプ形成装置2は、上記ウエハステ−ジ3を作動させ、
任意のチップ10aを上記ピックアップアンドプレ−ス
ユニット4の吸着ノズル16に対向する位置に位置決め
する。
らウエハリング11を取り出し、このウエハリング11
を上記ウエハ保持テ−ブル3のθテ−ブル9の上面に載
置する。ウエハリング11が載置されたならば、上記バ
ンプ形成装置2は、上記ウエハステ−ジ3を作動させ、
任意のチップ10aを上記ピックアップアンドプレ−ス
ユニット4の吸着ノズル16に対向する位置に位置決め
する。
【0026】ついで、上記バンプ形成装置2は上記ピッ
クアップアンドプレ−スユニット4を作動させ、上記ウ
エハリング11から上記チップ10aをダイシングテ−
プから剥がして取り出す。
クアップアンドプレ−スユニット4を作動させ、上記ウ
エハリング11から上記チップ10aをダイシングテ−
プから剥がして取り出す。
【0027】この後、上記ピックアップアンドプレ−ス
ユニット4は上記ア−ム15を180度水平方向に回動
駆動(一点鎖線で示す)し、上記チップ10aを上記X
テ−ブル18の一端に位置決めされたボンディングステ
−ジ5(一点鎖線で示す)の上方に対向させ、このチッ
プ10を上記ボンディングステ−ジ5のチップ保持部2
1の上面に載置する。
ユニット4は上記ア−ム15を180度水平方向に回動
駆動(一点鎖線で示す)し、上記チップ10aを上記X
テ−ブル18の一端に位置決めされたボンディングステ
−ジ5(一点鎖線で示す)の上方に対向させ、このチッ
プ10を上記ボンディングステ−ジ5のチップ保持部2
1の上面に載置する。
【0028】このとき、上記ピックアップアンドプレ−
スユニット4は、上記第1の撮像カメラ(図示しない)
によって上記チップ10aの認識マークを検知し、不良
である場合には、上記チップ保持部21の載置面に移送
せずにスキップする。
スユニット4は、上記第1の撮像カメラ(図示しない)
によって上記チップ10aの認識マークを検知し、不良
である場合には、上記チップ保持部21の載置面に移送
せずにスキップする。
【0029】上記チップ保持部21の載置面上に正常な
チップ10aが載置されたならば、上記バンプ形成装置
2は、ボンディングステ−ジ5を作動させ、上記チップ
保持部21を上記ボンダ本体6のキャピラリ23の下方
(ボンディング位置A)に位置決めする。
チップ10aが載置されたならば、上記バンプ形成装置
2は、ボンディングステ−ジ5を作動させ、上記チップ
保持部21を上記ボンダ本体6のキャピラリ23の下方
(ボンディング位置A)に位置決めする。
【0030】上記チップ10aが上記キャピラリ23の
下方に位置決めされたならば、上記ボンダ本体6は上記
第2の撮像カメラ26で上記チップ10aを撮像し、上
記キャピラリ23とチップ10aの位置決めを行う。
下方に位置決めされたならば、上記ボンダ本体6は上記
第2の撮像カメラ26で上記チップ10aを撮像し、上
記キャピラリ23とチップ10aの位置決めを行う。
【0031】ついで、上記バンプ形成装置2は、上記キ
ャピラリ23とチップ10aとををXYZ方向に相対的
に駆動し、上記チップ10aの各電極上にボ−ルバンプ
を形成する。
ャピラリ23とチップ10aとををXYZ方向に相対的
に駆動し、上記チップ10aの各電極上にボ−ルバンプ
を形成する。
【0032】すなわち、上記キャピラリ23を挿通した
ワイヤ24の先端部には図示しない電気ト−チとの放電
によってボ−ルが形成される。上記キャピラリ23は下
降駆動されることで、このボ−ルを上記チップ10aの
電極に押し付けると共に、上記超音波発振源によって超
音波振動を上記ボ−ルに加える。
ワイヤ24の先端部には図示しない電気ト−チとの放電
によってボ−ルが形成される。上記キャピラリ23は下
降駆動されることで、このボ−ルを上記チップ10aの
電極に押し付けると共に、上記超音波発振源によって超
音波振動を上記ボ−ルに加える。
【0033】上記チップ10aは約200度に加熱され
ているので、上記ボ−ルは熱エネルギおよび超音波振動
エネルギ(接合エネルギ)によって上記電極にボンディ
ングされる。上記電極にボ−ルがボンディングされたな
らば、上記クランパ28は上記ワイヤ24をクランプす
ると共に、上記ボンディング部6bは上昇駆動される。
このことで、上記ワイヤ24にはバックテンションがか
かり、上記ワイヤ24は上記ボ−ルの直上で切断される
(ひきちぎられる)。
ているので、上記ボ−ルは熱エネルギおよび超音波振動
エネルギ(接合エネルギ)によって上記電極にボンディ
ングされる。上記電極にボ−ルがボンディングされたな
らば、上記クランパ28は上記ワイヤ24をクランプす
ると共に、上記ボンディング部6bは上昇駆動される。
このことで、上記ワイヤ24にはバックテンションがか
かり、上記ワイヤ24は上記ボ−ルの直上で切断される
(ひきちぎられる)。
【0034】このことで、上記ワイヤ24の先端部に形
成されたボ−ルはバンプ(ボ−ルバンプ)となる。上記
ボンダ本体6bと上記ボンディングステ−ジ5はXYZ
方向に相対的に移動することで、このような動作を上記
チップ10aのすべての電極について行い、上記チップ
10aのすべての電極上にボ−ルバンプを形成する。
成されたボ−ルはバンプ(ボ−ルバンプ)となる。上記
ボンダ本体6bと上記ボンディングステ−ジ5はXYZ
方向に相対的に移動することで、このような動作を上記
チップ10aのすべての電極について行い、上記チップ
10aのすべての電極上にボ−ルバンプを形成する。
【0035】上記チップ10aのすべての電極上にボ−
ルバンプが形成されたならば、上記チップ10aは図示
しない取り出し手段によって上記ボンディングステ−ジ
5から取り出されて、図示しないトレイに移送される。
ルバンプが形成されたならば、上記チップ10aは図示
しない取り出し手段によって上記ボンディングステ−ジ
5から取り出されて、図示しないトレイに移送される。
【0036】ついで、上記バンプ形成装置2は、上記ボ
ンディングステ−ジ5の上記チップ保持部21を上記X
テ−ブル18の一端部に移動させると共に、上記ウエハ
10からピックアップアンドプレ−スユニット4によっ
て次にボ−ルバンプを形成するチップ10aを取り出
し、これを上記チップ保持部21の載置面に載置する。
ンディングステ−ジ5の上記チップ保持部21を上記X
テ−ブル18の一端部に移動させると共に、上記ウエハ
10からピックアップアンドプレ−スユニット4によっ
て次にボ−ルバンプを形成するチップ10aを取り出
し、これを上記チップ保持部21の載置面に載置する。
【0037】このような動作を上記ウエハ10に収納さ
れたすべてのチップ10a…について繰り返すことで、
上記バンプ形成装置2は、上記ウエハ10に収納された
各チップ10aのすべての電極上に上記ボ−ルバンプを
連続的かつ自動式に形成するのである。
れたすべてのチップ10a…について繰り返すことで、
上記バンプ形成装置2は、上記ウエハ10に収納された
各チップ10aのすべての電極上に上記ボ−ルバンプを
連続的かつ自動式に形成するのである。
【0038】このような構成によれば、ウエハ10全体
を加熱するのではなく、このウエハ10からチップ10
aを一つずつ取り出して、これを加熱されたボンディン
グステ−ジ5に移送してボ−ルバンプを形成するように
したので、上記ボ−ルバンプと電極の接合境界面に合金
層が発達して、不良が発生するということは少ない。
を加熱するのではなく、このウエハ10からチップ10
aを一つずつ取り出して、これを加熱されたボンディン
グステ−ジ5に移送してボ−ルバンプを形成するように
したので、上記ボ−ルバンプと電極の接合境界面に合金
層が発達して、不良が発生するということは少ない。
【0039】また、このような構成によれば、ダイシン
グされ個々のチップ10a…に分割されたウエハ10か
ら一つずつチップ10aを取り出して、これらのチップ
10aに自動的かつ連続的にボ−ルバンプを形成するこ
とができるので、作業効率が向上する。なお、この発明
は上記一実施例に限定されるものではなく、発明の要旨
を変更しない範囲で種々変形可能である。
グされ個々のチップ10a…に分割されたウエハ10か
ら一つずつチップ10aを取り出して、これらのチップ
10aに自動的かつ連続的にボ−ルバンプを形成するこ
とができるので、作業効率が向上する。なお、この発明
は上記一実施例に限定されるものではなく、発明の要旨
を変更しない範囲で種々変形可能である。
【0040】例えば、上記一実施例では、ダイシングさ
れたウエハ10が保持されたウエハリング11からチッ
プ10aを取り出すようにしているが、チップ10aが
所定の位置に並べられて収納されたチップトレイからチ
ップ10aをひとつずつ取り出すようにしても良い。
れたウエハ10が保持されたウエハリング11からチッ
プ10aを取り出すようにしているが、チップ10aが
所定の位置に並べられて収納されたチップトレイからチ
ップ10aをひとつずつ取り出すようにしても良い。
【0041】また、上記一実施例では、上記ボンディン
グステ−ジ5のチップ保持部21をXY方向に駆動する
ようにしているが、このチップ保持部21を固定し、上
記キャピラリ23を保持するボンディング部6bをXY
方向に駆動するような構成にしても良い。
グステ−ジ5のチップ保持部21をXY方向に駆動する
ようにしているが、このチップ保持部21を固定し、上
記キャピラリ23を保持するボンディング部6bをXY
方向に駆動するような構成にしても良い。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように、この発明のバンプ形
成装置は、半導体チップの供給部と、この供給部から半
導体チップを取り出すチップ取り出し機構と、上記取り
出された半導体チップが載置されると共に、この半導体
チップをボンディング位置に対向させるボンディングス
テ−ジと、上記ボンディング位置に対向して設けられ、
接合エネルギが印加されることで、上記半導体チップの
各電極上にバンプ(ボ−ルバンプ)を形成するキャピラ
リとを具備する。
成装置は、半導体チップの供給部と、この供給部から半
導体チップを取り出すチップ取り出し機構と、上記取り
出された半導体チップが載置されると共に、この半導体
チップをボンディング位置に対向させるボンディングス
テ−ジと、上記ボンディング位置に対向して設けられ、
接合エネルギが印加されることで、上記半導体チップの
各電極上にバンプ(ボ−ルバンプ)を形成するキャピラ
リとを具備する。
【0043】このような構成によれば、複数個の半導体
チップの電極上に連続的かつ自動式にボ−ルバンプを形
成することができると共に形成されたボ−ルバンプに不
良が生じるのを有効に防止することができる。
チップの電極上に連続的かつ自動式にボ−ルバンプを形
成することができると共に形成されたボ−ルバンプに不
良が生じるのを有効に防止することができる。
【図1】この発明の一実施例を示す概略構成図。
2…バンプ形成装置、3…ウエハ保持テ−ブル(チップ
供給部)、4…ピックアップアンドプレ−スユニット
(チップ取り出し手段)、5…ボンディングステ−ジ、
10ウエハ、10aチップ(半導体チップ)、23キャ
ピラリ、24ワイヤ、A…ボンディング位置。
供給部)、4…ピックアップアンドプレ−スユニット
(チップ取り出し手段)、5…ボンディングステ−ジ、
10ウエハ、10aチップ(半導体チップ)、23キャ
ピラリ、24ワイヤ、A…ボンディング位置。
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体チップの供給部と、この供給部か
ら半導体チップを取り出すチップ取り出し機構と、上記
取り出された半導体チップが載置されると共に、この半
導体チップをボンディング位置に対向させるボンディン
グステ−ジと、上記ボンディング位置に対向して設けら
れ、接合エネルギが印加されることで、上記半導体チッ
プの各電極上にボ−ルバンプを形成するキャピラリとを
具備することを特徴とするバンプ形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1538793A JPH06232133A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | バンプ形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1538793A JPH06232133A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | バンプ形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06232133A true JPH06232133A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11887337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1538793A Pending JPH06232133A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | バンプ形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06232133A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006111097A1 (fr) * | 2005-04-20 | 2006-10-26 | Itm (Shenzhen) Limited | Procede de soudure de fils a ultrason et appareil de soudure |
-
1993
- 1993-02-02 JP JP1538793A patent/JPH06232133A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006111097A1 (fr) * | 2005-04-20 | 2006-10-26 | Itm (Shenzhen) Limited | Procede de soudure de fils a ultrason et appareil de soudure |
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