JPH0623080A - ゴルフ練習場におけるボール回収装置 - Google Patents

ゴルフ練習場におけるボール回収装置

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Publication number
JPH0623080A
JPH0623080A JP9937792A JP9937792A JPH0623080A JP H0623080 A JPH0623080 A JP H0623080A JP 9937792 A JP9937792 A JP 9937792A JP 9937792 A JP9937792 A JP 9937792A JP H0623080 A JPH0623080 A JP H0623080A
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JP
Japan
Prior art keywords
net body
recovery
recovering
recovery net
golf
Prior art date
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Pending
Application number
JP9937792A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Higuchi
正 樋口
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Individual
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Individual
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Publication of JPH0623080A publication Critical patent/JPH0623080A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 練習フィールドに散在するゴルフボールを自
動回収し、作業能率を向上させると共に、安価に設計で
きるため、回収作業のコストダウンを図ることができ、
短時間で確実にゴルフボールを回収できる装置を提供す
る。 【構成】 回収ネット体4の前方縁部4Aを上昇せし
め、回収ネット体4の前方縁部4Aから回収ネット体4
の打撃位置側の手前側4Bへ傾斜し回収ネット体4上の
ゴルフボール6がこの傾斜に沿って手前側4Bへころが
り移動するように構成したゴルフ練習場におけるボール
回収装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴルフ練習場におけるボ
ール回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】いわゆ
る打ちっぱなしと称されるゴルフ練習場において、ゴル
フ練習者の打ったゴルフボールは、前方の練習フィール
ドに多数飛散する。
【0003】従来この飛散したゴルフボールを回収する
には、回収作業員が数十人で拾い上げ具をもってかごに
回収したり、あるいは吸込み回収する回収専用車を走ら
せ回収している。
【0004】前者の回収作業員が拾い上げる方法は、多
大な労力と時間を費やす。そのためゴルフ練習場の経営
においてこの回収作業のコストダウンと能率化をいかに
図るかは極めて重大な課題である。
【0005】また後者の回収専用車による方式は、非常
に高価であり、また単純労力は低減するが作業時間には
かなりの時間がかかり回収能率はまだまだ十分とは言え
ない。
【0006】また、この回収専用車は、練習フィールド
が十分に整備されている場合には能率は向上するとも言
えるが、ゴルフ練習場では自然の土に芝がはえた状態で
の練習フィールドが望まれるため、このように人工的に
整備されていない理想的な練習フィールドでは能率が上
がらず、結果的にこのような自然芝の練習フィールドで
は、前者の人力作業とせざるをえないのが現状である。
【0007】本発明はこのような現状に着目し、コスト
がかからず、極めて能率良くゴルフボールを回収できる
ゴルフ練習場におけるボール回収装置を提供することが
技術的課題である。
【0008】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0009】打撃位置1前方を飛散防止ネット2で囲ん
だ練習フィールド3のほぼ全面に回収ネット体4を敷設
状態に配設し、この回収ネット体4の前方縁部4Aを昇
降せしめる昇降装置5を設け、回収ネット体4の前方縁
部4Aを上昇せしめた際回収ネット体4の前方縁部4A
から回収ネット体4の打撃位置側の手前側4Bへ傾斜し
回収ネット体4上のゴルフボール6がこの傾斜に沿って
手前側4Bへころがり移動するように構成したことを特
徴とするゴルフ練習場におけるボール回収装置に係るも
のである。
【0010】
【作用】ゴルフ練習者が打撃練習して飛散したゴルフボ
ール6は、練習フィールド3に敷設した回収ネット体4
上に散在する。
【0011】このゴルフボール6を回収する場合は、昇
降装置5を駆動し、回収ネット体4の前方縁部4Aを所
定高さまで上昇させる。
【0012】回収ネット体4は、(下方にたるみながら
も)前方縁部4Aから打撃位置1側の回収ネット手前側
へ傾斜し、この傾斜によりゴルフボール6は回収ネット
4手前側4Bへころがり移動する。この回収ネット4手
前側4Bへ例えば回収用ガイド溝7を形成し、回収ネッ
ト体4上のゴルフボール6をすべてこの回収用ガイド溝
7に回収し、この回収用ガイド溝7からゴルフボール貯
蔵部へと回収し得るように設計し得る。
【0013】
【実施例】本実施例の回収ネット体4は、ゴルフボール
6を支承できる大きさの網目に形成し、たるみも少な
く、軽量であって耐久性に秀れる強化樹脂製ネットを採
用している。
【0014】本実施例の昇降装置5について説明する。
【0015】回収ネット体4の前方縁部4Aの前方縁数
ヵ所に吊り上げ用ワイヤー8を付設している。
【0016】この吊り上げ用ワイヤー8を引き上げるべ
く飛散防止ネット2の前方ネット2Aを張設した前方支
柱9Aの上部に滑車10を付設し、この滑車10に吊り上
げ用ワイヤー8を引き回し、吊り上げ用ワイヤー8を巻
き取るウインチ11を設けている。
【0017】従って、図1、図2に示すようにウインチ
11を作動して吊り上げ用ワイヤー8を巻き取り駆動す
ると、滑車10を介して回収ネット体4の前方縁部4A
が吊り上げられ、回収ネット体4は、(下方にたるみな
がらも)前方縁部4Aから打撃位置側1の回収ネット4手
前側4Bへ傾斜し、この傾斜によりゴルフボール6は回
収ネット4手前側4Bへころがり移動する。
【0018】本実施例では、この回収ネット4手前側4
Bへ回収用ガイド溝7を形成し、回収ネット体4上のゴ
ルフボール6がすべてこの回収用ガイド溝7にころがり
回収され、更にこの回収用ガイド溝7からゴルフボール
貯蔵部へと回収するように構成している。
【0019】また、ゴルフボール6が円滑にして確実に
回収用ガイド溝7へ回収されるように設計するが、具体
的には例えば次の点を配慮し改良し得る。
【0020】例えば、図3に示すように、前記昇降装置
5を回収ネット体4の前方縁部4Aの中央部と左右両端
部とに配設し、昇降装置5を駆動するにおいて、先ず左
右両端部の昇降装置5を先行して駆動し、一旦回収ネッ
ト体4の前方縁部4Aを中央部に向けてV字谷状に傾斜
させて、一旦回収ネット体4上のゴルフボール6を中央
部に集め、それから中央部の昇降装置5を駆動して回収
ネット体4の前方縁部4Aの中央部をも上昇させて回収
ネット体4の手前側4Bへゴルフボール6をころがり移
動させるようにし、回収ネット体4の側方からゴルフボ
ール6がこぼれ出たりせず、スムーズにゴルフボール6
が手前側4Bへころがり移動するように設計している。
【0021】その他この側方からゴルフボール6がこぼ
れ出ることを防止するため、側方ネット2Bの側方支柱
9Bに沿って回収ネット体4の側縁部が昇降するように
設計するようにしても良い。
【0022】また、スムーズにゴルフボール6が手前側
4Bへ送られるように、図4に示すように、昇降装置5
を前記側方支柱9Bなどにも設け、一旦、前記前方支柱
9Aに設けた昇降装置5を駆動し、ゴルフボール6を手
前側4Bへ送り、更にこの側方支柱9Bに設けた昇降装
置5を駆動し、更にこの回収ネット体4の途中部を上昇
させ、順次ゴルフボール6を手前側4Bへスムーズに確
実に送り出すように設計しても良い。
【0023】尚、昇降装置5を巻き出し駆動して回収ネ
ット体4を下降させるに際し、元の敷設状態に回収ネッ
ト体4をリセットすべく回収ネット体4に引き戻し装置
を付加しても良い。
【0024】本発明は以上のような実施例に限らず、各
部、各装置の構成、取付位置、制御手段あるいは手前側
へころがり回収したゴルフボール6を再利用するための
回収部の構成手段などは適宜設計し得るものである。
【0025】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、単
に回収ネット体の前方縁部を上昇させることで練習フィ
ールドに散在するゴルフボールを自動回収でき、極めて
作業能率が向上すると共に、本装置の設備費も安価に設
計できるため、回収作業のコストダウンを図ることが、
必要なときに瞬時に確実にゴルフボールを回収できる秀
れたゴルフ練習場におけるボール回収装置となる。
【0026】また、本発明は、既存のゴルフ練習場に容
易に適用できる秀れた実用上の効果をも発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の概略構成斜視図である。
【図2】本実施例の概略構成側面図である。
【図3】本実施例の昇降装置の駆動制御例を示す要部の
説明正面図である。
【図4】本実施例の駆動制御例の別例手段を示す説明側
面図である。
【符号の説明】
1 打撃位置 2 飛散防止ネット 3 練習フィールド 4 回収ネット体 5 昇降装置 6 ゴルフボール 4A 前方縁部 4B 手前側
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】その他この側方からゴルフボール6がこぼ
れ出ることを防止するため、側方ネット2Bの側方支柱
9Bに沿って回収ネット体4の側縁部が昇降するように
設計しても良い。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打撃位置前方を飛散防止ネットで囲んだ
    練習フィールドのほぼ全面に回収ネット体を敷設状態に
    配設し、この回収ネット体の前方縁部を昇降せしめる昇
    降装置を設け、回収ネット体の前方縁部を上昇せしめた
    際回収ネット体の前方縁部から回収ネット体の打撃位置
    側の手前側へ傾斜し回収ネット体上のゴルフボールがこ
    の傾斜に沿って手前側へころがり移動するように構成し
    たことを特徴とするゴルフ練習場におけるボール回収装
    置。
JP9937792A 1992-04-20 1992-04-20 ゴルフ練習場におけるボール回収装置 Pending JPH0623080A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9937792A JPH0623080A (ja) 1992-04-20 1992-04-20 ゴルフ練習場におけるボール回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9937792A JPH0623080A (ja) 1992-04-20 1992-04-20 ゴルフ練習場におけるボール回収装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0623080A true JPH0623080A (ja) 1994-02-01

Family

ID=14245841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9937792A Pending JPH0623080A (ja) 1992-04-20 1992-04-20 ゴルフ練習場におけるボール回収装置

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Country Link
JP (1) JPH0623080A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4944826A (ja) * 1972-09-07 1974-04-27
JPS6224854B2 (ja) * 1982-06-30 1987-05-30 Konishiroku Photo Ind

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4944826A (ja) * 1972-09-07 1974-04-27
JPS6224854B2 (ja) * 1982-06-30 1987-05-30 Konishiroku Photo Ind

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