JPH0423586Y2 - - Google Patents

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JPH0423586Y2
JPH0423586Y2 JP1985116089U JP11608985U JPH0423586Y2 JP H0423586 Y2 JPH0423586 Y2 JP H0423586Y2 JP 1985116089 U JP1985116089 U JP 1985116089U JP 11608985 U JP11608985 U JP 11608985U JP H0423586 Y2 JPH0423586 Y2 JP H0423586Y2
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ball collecting
net
ball
collecting net
weight
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はゴルフ練習場等球技練習場に設けら
れ、打放なされて散在する多数のボールを所定位
置に集合させるネツト式集球装置に関する。
〔従来技術〕
この種のネツト式集球装置の一形式として、ゴ
ルフ練習場等球技練習場の所定位置に一端を固定
して敷設され同練習場の周辺へ延在する所定幅の
集球ネツトと、同練習場の周辺に上下方向に設け
たガイド部材に組付けられ昇降装置の駆動により
上下方向に移動する昇降部材と、この昇降部材と
前記集球ネツトの他端を連結する所定長さの紐状
の連結部材を備え、前記昇降装置の駆動により前
記集球ネツトの他端を上昇させて同集球ネツトを
傾斜させ、同集球ネツト上の多数のボールを所定
位置に集合させるようにしたネツト式集球装置が
ある。
この種形式の集球装置においては、第4図に示
すように、連結部材たる連結ワイヤ1の両端が集
球ネツト2の他端と昇降部材たる昇降滑車3にそ
れぞれ接続されていて、集球ネツト2の上昇時に
おける他端2aとガイド部材たるガイドワイヤ4
との距離の変動を許容すべく機能している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、かかる集球装置においては、集球ネ
ツト2を所定の傾斜角(例えば、30°)まで上
昇させる必要上連結ワイヤ1は所定長さを必要と
し、このため集球ネツト2は上昇時自重と多数の
ボールBの重量の作用で弛みを生ずる。この結
果、多数のボールBは集球ネツト2の弛み部分に
局部的に集積して所定位置への集合状況が悪く、
さらには集球ネツト2のボール集積部位に大きな
荷重が作用して当該部位を破損するおそれがあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はこれらの問題に対処すべく、この種形
式の集球装置において、前記連結部材の一端を前
記集球ネツトの他端に接続するとともに同連結部
材の他端に所定重量の重錘を接続しかつ同連結部
材の中間部を前記昇降部材に長手方向に移動可能
に支持して、前記集球ネツトの上昇時に同集球ネ
ツトに前記重錘の引張り荷重が作用するようにし
ている。
〔考案の作用・効果〕
これにより、本考案においては、集球ネツトの
上昇時同集球ネツトを重錘の引張り荷重の作用に
より常に緊張状態に保持して、その弛みを抑制す
ることができる。このため、集球ネツト上に散在
している多数のボールは同集球ネツトの上昇に応
じて順次転動しつつ降下し、所定位置に迅速かつ
円滑に集合する。また、ボールは集球ネツト上に
局部的に集積することがないため、集球ネツトが
集積したボールの重量により局部的に破損するお
それはない。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に基づいて説明するに、第
1図〜第3図には本考案に係る集球装置を備えた
ゴルフ練習場の概略が示されている。当該練習場
においては、その周辺に立設した多数の鉄塔11
に側面ネツト12が張設されていて、この側面ネ
ツト12にてグランド周辺が包囲されている。ま
た、グランドの長手方向にはその略中央部に前方
2/3にわたつて集球溝13が設けられている。
この集球溝13は前方から後方に向けて下降傾斜
していて、その後端部が図示しない集球ピツトに
連通している。
しかして、ネツト式の集球装置は、打席から前
方に向いて左右に位置する一対の集球ネツト2
1,22、昇降部材たる一対の昇降滑車23,2
4、連結ワイヤ25a〜25cを主要構成部材と
し、昇降装置を構成するウインチ26の駆動によ
り作動する。
各集球ネツト21,22は多数の支持ワイヤ2
1a,22aにて支持してなるもので、各支持ワ
イヤ21a,22aを介してそれらの一端が集球
溝13の各側縁に固定されかつつそれらの他端が
各ガイドワイヤ27に連結されている。これによ
り、各集球ネツト21,22は集球溝13の各側
縁からグランドの周辺に延在して敷設されてい
る。
各ガイドワイヤ27は各鉄塔11とグランド間
にて上下方向に張設されていて、各ガイドワイヤ
27に上下一対の昇降滑車23,24が上下方向
に移動可能に組付けられている。
上方の第1昇降滑車23は、ウインチ26によ
り巻上げられる巻上げワイヤ26aに接続されて
おり、第1昇降滑車23と下方の第2昇降滑車2
4とは第1連結ワイヤ25aにて互に連結されて
いる。第1連結ワイヤ25aは短尺のものでその
両端を各昇降滑車23,24に接続されていて、
第1昇降滑車23を第2昇降滑車24に吊架状に
連結しかつこれら両昇降滑車23,24間を一定
の間隔に保持する。なお、第2昇降滑車24には
第1重錘28aが接続されている。第2連結ワイ
ヤ25bは第1連結ワイヤ25aより所定長さ長
いもので、その一端が集球ネツト21,22を支
持する各支持ワイヤ21a,22aの1本の他端
に接続され、かつその他端画第1昇降滑車23に
接続されている。かかる第2連結ワイヤ25aは
各集球ネツト21,22がグランド上に敷設され
ている場合には弛んでいて、各集球ネツト21,
22の上昇時支持ワイヤ21a,22aの他端と
昇降滑車24間の間隔の変動を許容する。
しかして、第3連結ワイヤ25cは支持ワイヤ
21a,22aの他端、第2昇降滑車24および
第1昇降滑車23を連結するもので、第1および
第2連結ワイヤ25a,25bに比し長尺に形成
されていて、その一端が支持ワイヤ21a,22
aの他端に接続されている。かかる第3連結ワイ
ヤ25cにおいてはその他端に第2重錘28bが
接続されており、その中間部にて第1,第2昇降
滑車23,24に設けた滑車23a,24aにて
支持されている。かかる第2重錘28bは集球ネ
ツト21,22の上昇時支持ワイヤ21a,22
aに対して引張り荷重を付与するもので、集球ネ
ツト21,22が上昇時常に緊張状態を保持し得
る重量に設定されている。
なお、本実施例においてウインチ26は鉄塔1
1の3本毎に1台設置されていて、3本の支持ワ
イヤ21a,22aが同時に巻上げ、巻戻しされ
るようになつている。
このように構成した集球装置においては、同装
置の非作動時各集球ネツト21,22はグランド
上に敷設された状態にあり、打放なされたゴルフ
ボールBが散在するようになつている。(第3図
の実線参照)。この状態において、第2昇降滑車
24はガイドワイヤ27の下端部に位置し、かつ
第1昇降滑車23はこれより若干上方の所定位置
にあり、ウインチ26を駆動して巻上げワイヤ2
6aを巻上げると、集球ネツト21,22および
これを支持する支持ワイヤ21a,22aは順次
上昇し、第3図の1点鎖線の状態を経て2点鎖線
の状態に達する。この状態に達すると、ウインチ
26は停止してこの状態を保持する。この間、支
持ワイヤ21a,22aは常に第2重錘28bか
ら引張り荷重を受けて集球ネツト21,22を緊
張状態に保持するため、集球ネツト21,22上
の多数のボールBはその上昇に応じて順次転動し
つつ降下して集球溝13内に集合し、さらに流水
の作用にて集球溝13内を転動または流動して図
示しない集球ピツトに回収される。
従つて、当該集球装置によれば、ボールBの回
収が迅速かつ円滑になされるとともに、集球ネツ
ト21,22上にボールBが局部的に集積するこ
とがないため集球ネツト21,22が局部的に破
損するおそれがない。
なお、本実施例においては、上下一対の昇降滑
車23,24および3種類の連結ワイヤ25a〜
25cを採用した例について示したが、連結ワイ
ヤ中第1,第2連結ワイヤ25a,25bのいず
れか一方または両方を省略することも可能であ
り、また巻上げワイヤ26a,第2重錘28bの
接続関係を考慮すれば昇降滑車23,24のいず
れか一方を省略することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る集球装置を備えたゴルフ
練習場の概略平面図、第2図は同練習場の第1図
矢印−線方向にみた概略図、第3図は同集球
装置およびその作動状態を示す拡大図、第4図は
従来の集球装置の第3図に対応する図である。 11……鉄塔、12……側面ネツト、13……
集球溝、21,22……集球ネツト、21a,2
2a……支持ワイヤ、23,24……昇降滑車、
25a〜25c……連結ワイヤ、26……ウイン
チ、28a,28b……重錘。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴルフ練習場等球技練習場の所定位置に一端を
    固定して敷設され同練習場の周辺へ延在する所定
    幅の集球ネツトと、同練習場の周辺に上下方向に
    設けたガイド部材に組付けられ昇降装置の駆動に
    より上下方向に移動する昇降部材と、この昇降部
    材と前記集球ネツトの他端を連結する所定長さの
    紐状の連結部材を備え、前記昇降装置の駆動によ
    り前記集球ネツトの他端を上昇させて同集球ネツ
    トを傾斜させ、同集球ネツト上の多数のボールを
    所定位置に集合させるようにしたネツト式集球装
    置において、前記連結部材の一端を前記集球ネツ
    トの他端に接続するとともに同連結部材の他端に
    所定重量の重錘を接続しかつ同連結部材の中間部
    を前記昇降部材に長手方向に移動可能に支持し
    て、前記集球ネツトの上昇時に同集球ネツトに前
    記重錘の引張り荷重が作用するようにしたことを
    特徴とするネツト式集球装置。
JP1985116089U 1985-07-29 1985-07-29 Expired JPH0423586Y2 (ja)

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JP1985116089U JPH0423586Y2 (ja) 1985-07-29 1985-07-29

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JPS6224854U JPS6224854U (ja) 1987-02-16
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ID=31000353

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JP2012130591A (ja) * 2010-12-24 2012-07-12 Maruhi:Kk ゴルフボール回収用具

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JP2507348Y2 (ja) * 1990-04-24 1996-08-14 カワサキコーポレーション株式会社 ネット式集球装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6096273A (ja) * 1983-10-31 1985-05-29 木村 弘訓 ゴルフ練習場における飛打落下球の自動集球装置

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JPS4986155U (ja) * 1972-11-15 1974-07-25

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JPS6224854U (ja) 1987-02-16

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