JPH0623021B2 - 自動車の定速走行装置 - Google Patents

自動車の定速走行装置

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JPH0623021B2
JPH0623021B2 JP27403985A JP27403985A JPH0623021B2 JP H0623021 B2 JPH0623021 B2 JP H0623021B2 JP 27403985 A JP27403985 A JP 27403985A JP 27403985 A JP27403985 A JP 27403985A JP H0623021 B2 JPH0623021 B2 JP H0623021B2
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JP
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speed
vehicle
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switch
vehicle speed
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守 葉山
靖雄 内藤
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Mitsubishi Electric Corp
Matsuda KK
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車の定速走行装置に係り、詳しくは、スイ
ッチの故障に基づく増速を防止するようにした定速走行
装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
自動車の定速走行装置は、操縦者が選定した車速を設定
車速として定速走行を行う装置であり、メインスイッ
チ、増速スイッチ、減速スイッチおよび復帰スイッチな
どを具備している。設定可能な車速には上限値と下限値
が設けられ、その速度領域内での走行中に、操縦者が所
望の車速を設定すれば、以後自動車はその設定車速を維
持して走行するようになっている。定速走行中に上記の
設定車速を変更したい場合、増速スイッチをオン操作す
れば、設定車速から連続的に増速され、オフ操作すると
増速が停止してその時点での車速が新たな設定車速とさ
れる。一方、設定車速を減少したい場合は、減速スイッ
チを同様に操作すればよい。また、ブレーキ操作をした
りあるいはクラッチを切断し、定速走行を解除して車速
を一旦設定車速以下に低下させた後に増速させて従前の
設定車速に復帰させたい場合は、復帰スイッチを操作す
ればよい。
このような定速走行装置にあっては、車速を増加させる
ための増速手段である増速スイッチや復帰スイッチをオ
ン操作した場合、上記したように、自動車の速度は漸増
される。したがって、この増速手段に故障が生じ導通状
態が継続した場合、増速スイッチでは設定可能な車速の
上限まで、復帰スイッチでは設定車速まで、増速される
という異常な事態が発生する。このような場合、操縦者
はメインスイッチをオフ操作したりあるいはブレーキ操
作することにより、定速走行制御を解除してその増速動
作を停止させ、通常操作による操縦をすればよい。この
ような異常事態は、定速走行可能な最低限速度以下の時
から増速手段が故障などで導通状態にある場合にも起こ
る。このとき、操縦者は増速手段が導通状態にあること
に気付いていない場合が多いので、自動的な増速のある
ことが予期できず、運転に戸惑いを感じることがある。
このような異常事態の発生を未然に防止することができ
れば、一層安全性の高い走行が期待できる。
ところで、上記のようなスイッチの故障に対処するよう
にした例として、特開昭56-99518号公報に記載されてい
る車両用自動定速走行装置がある。これは、復帰スイッ
チがオン状態で故障しオフにならない場合、ブレーキ操
作で減速または停止しようとしても、ブレーキ操作を止
めると操縦者の意に反して自動車は従前の設定車速を目
指して加速されるようになるのを防止するようにしたも
のである。この定速走行装置にあっては、前記したこと
を達成するためにリジュームスイッチオフでリジューム
機能がオンとなるようにしたフェールセーフ機能を持つ
構造であることから、その回路およびスイッチ機構が特
定なものとなり、設計上の自由度が小さいという問題が
残されており、その改善が望まれる。
〔発明の目的〕
本発明は上述の問題に鑑みなされたもので、増速手段で
ある増速スイッチや復帰スイッチの故障を検出し、これ
に基づく予期しない車速の増大を防止できるようにした
自動車の定速走行装置を簡単な構造で提供することを目
的とする。
〔発明の構成〕
本発明の自動車の定速走行装置の特徴は以下の通りであ
る。
所定の速度域にあって操縦者が選定した車速で定速走行
を行わせる車速制御手段を有し、かつ定速走行制御中に
増速を行うための増速手段を具備した自動車の定速走行
装置であって、定速走行可能な最低限速度に到達する以
前より前記手段から増速信号が出力され、車速が最低限
速度に到達しても、上記増速信号が継続して出力されて
いる場合、上記増速信号が無視されるように処理する増
速信号処理部が、車速制御手段に設けられていることで
ある。
〔作用〕
定速走行制御の可能な最低限速度に到達する以前から増
速手段が導通状態にあり、車速が上記最低限速度を超え
ても増速信号が継続して出力されている場合、増速手段
からの増速信号は増速信号処理部により無視するように
処理される。したがって、増速手段の故障により導通状
態が継続したまま車速が増加しても、その増速手段の導
通による増速はなされず、操縦者の予期しない速度上昇
が回避される。
〔実施例〕
以下、本発明をその実施例に基づいて詳細に説明する。
本実施例の自動車の定速走行装置は、第1図に示すよう
に、定速走行を行わせるための制御を行う車速制御手段
1と、低速走行制御中に増速を行うためのアクセルスイ
ッチ2とを具備し、車速制御手段1の制御によりアクチ
ュエータ3が駆動され、エンジンへの燃料供給量を調整
するようになっている。そして、上記車速制御手段1に
は、定速走行可能な最低限速度に到達する以前より増速
手段であるアクセルスイッチ2やリジュームスイッチ1
6から増速信号としてのオン信号が出力されている場
合、車速が上記最低限速度に到達しても増速制御すなわ
ち定速走行制御をしないように、上記オン信号を無視す
る増速信号処理部4が設けられている。このような定速
走行装置は、第2図に示すような制御系統で構成され
る。図において、メインスイッチ11を介して、電源1
2からイグニッションスイッチ13を経由して導かれた
電源回路14が、車速制御手段1に接続されている。こ
の車速制御手段1は、上記したように、増速信号処理部
4を備えており、マイクロコンピュータにより構成され
る。このマイクロコンピュータは、図示しないが中央演
算処理部、リードオンリメモリおよびランダムアクセス
メモリを含んでいる。
車速制御手段1の入力側には、アクセルスイッチ2、コ
ーストスイッチ15およびリジュームスイッチ16が接
続されている。上記アクセルスイッチ2は、車速が例え
ば40〜100km/hの範囲内にある場合において所望の車
速となった時にオン操作することにより、その時の車速
を定速走行の設定車速として設定する定速走行モード設
定機能を有する。定速走行中にこのアクセルスイッチ2
をオンし続けると定速走行が一時的に解除されて増速制
御され、オフした時点で再び定速走行状態に戻るように
なっている。また、コーストスイッチ15は定速走行中
に減速したい場合使用するもので、オン操作中車速が低
下する。一方、上記リジュームスイッチ16は上記メイ
ンスイッチ11のオフ操作以外の原因で定速走行制御が
解除された場合において、これを操作することにより解
除前の設定車速に復帰させるものである。
上記の各種スイッチに加えて、車速制御手段1と電源回
路14との間には、定速走行制御を解除させる定速走行
解除手段としてのクラッチスイッチ17と、ブレーキス
イッチ18とが並列に配置されており、これらのスイッ
チ17,18は、それぞれクラッチ切断時およびブレー
キ作動時にオンとなって解除信号を車速制御手段1に入
力させる。さらに、この車速制御手段1の入力側には、
実際の車速を検出する車速センサ19が接続されてい
る。
一方、車速制御手段1の出力側は、エンジンへの燃料供
給量を制御するアクチュエータ3の駆動回路20に接続
されている。この車速制御手段1では、上記の各スイッ
チ2,15あるいは16および車速センサ19から供給
される信号に基づき、駆動回路20に制御信号を出力し
て、アクチュエータ3を駆動し、定速走行制御、増速制
御あるいは減速制御などを行う。そして、自動車が定速
走行可能な速度域内に到達する以前よりアクセルスイッ
チ2からのオン信号が出力されていることを検知する
と、増速信号処理部4で、前述したように、上記のオン
信号が無視されるように処理され、増速制御が行われな
いようになっている。
この増速信号処理部4は、第3図(a)に示すように車速
が変化する場合に同図(b)の上段に示すようなアクセル
スイッチ2の導通状態があると、同下段に示すような信
号処理を行う。すなわち、第3図(a)に示すように、車
速センサ19により検出された実車速が曲線Cに示す如
く増大して自動車が加速状態にあり、定速走行可能な最
低限速度である40km/hを超えようとする場合にアクセ
ルスイッチ2の導通状態が同図(b)の上段に示すように
継続していると、これをアクセルスイッチ2の故障と見
なして、同下段に示すように、増速信号処理部4により
上記信号が自動的に無視されるようになっている。この
ような信号無視の処理がなされた場合増速制御は行われ
ず、操縦者が操作しているアクセルペタルの操作に対応
して駆動回路20が制御され、アクチュエータ3が作動
される。したがって、アクセルスイッチ2の故障による
操縦者の予期しないかつ意に沿わない増速動作を、操縦
者の発見に待つまでもなく未然に回避することができ
る。なお、実際にアクセルスイッチ2が故障していなく
ても、たとえば、操縦者の誤操作により、車速が40km/
h以下の時点でアクセルスイッチ2をオン操作し、その
後さらに継続してオンし続けているような場合において
も、上記したような信号無視の処理がなされるようにな
っている。
次に本実施例の自動車の定速走行装置の作動を第4図に
示すフローチャートに基づいて説明する。メインスイッ
チ11がオン操作される(ステップ1、以下S1などと
記す)と、定速走行装置が作動可能な状態とされる。次
いで、アクセルスイッチ2がオン操作される(S2)
と、増速制御を行うためのオン信号が出力され、その時
点での実車速Vが検出される(S3)。車速Vが40km/
hより小さければ(S4)定速走行制御は行われず、通
常操作による走行が行われる(S5)。その後の車速V
が検出され(S6)、車速Vが40km/h以上になれば
(S7)、アクセルスイッチ2のオン操作が継続してい
るかが問われ(S8)、継続していれば、増速信号処理
部4においてこのオン信号を無視し増速制御つまり定速
走行制御を行わないような処理がなされ(S9)、通常
操作による走行が行われる(S10)。なお、上記ステッ
プ7で車速Vが40km/h以上でなければ、ステップ5の
通常操作による走行に戻る。また、ステップ8でアクセ
ルスイッチ2のオン操作が継続していないならば、通常
操作による走行に移る(S10)。さらに、ステップ4
で、車速Vが40km/h以上であれば、増速制御がなされ
て増速走行に移る(S11)。その間にアクセルスイッチ
2がオフされたかが問われ(S12)、オフであれば定速
走行制御が行われて定速で走行する(S13)。なお、ス
テップ12で、アクセルスイッチ2が導通状態にあれば、
引続き増速制御が行われて増速される。
〔発明の効果〕
以上の実施例の説明から判るように、本発明によれば、
定速走行可能な速度域内に到達する以前より増速手段か
らオン信号が出力され、車速が最低限速度に到達しても
なお上記オン信号が出力されている場合、このオン信号
が無視されるように処理する増速信号処理部が車速制御
手段に設けられているので、増速手段の故障により操縦
者の予期しない導通状態が継続しても、増速制御が行わ
れることはない。したがって、通常操作による走行が行
われることになり、運転に戸惑いを感じることなく安全
性の高い運転をすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動車の定速走行装置の構成ブロック
図、第2図は実施例における制御系統図、第3図(a)お
よび(b)は自動車の実車速の変化と増速信号の有無なら
びにその処理動作を示すシーケンスチャート、第4図は
制御作動を説明するフローチャートである。 1……車速制御手段、2,16……増速手段(アクセル
スイッチ、リジュームスイッチ)、4……増速信号処理
部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の速度域にあって操縦者が選定した車
    速で定速走行を行わせる車速制御手段を有し、かつ定速
    走行制御中に増速を行うための増速手段を具備した自動
    車の定速走行装置において、 定速走行可能な最低限速度に到達する以前より前記増速
    手段から増速信号が出力され、車速が上記最低限速度に
    到達しても、上記増速信号が継続して出力されている場
    合、上記増速信号が無視されるように処理する増速信号
    処理部が、上記車速制御手段に設けられていることを特
    徴とする自動車の定速走行装置。
JP27403985A 1985-12-04 1985-12-04 自動車の定速走行装置 Expired - Lifetime JPH0623021B2 (ja)

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JPS62131828A JPS62131828A (ja) 1987-06-15
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JP2926064B2 (ja) * 1989-04-30 1999-07-28 マツダ株式会社 車両用定速走行装置
CN102390268A (zh) * 2011-10-14 2012-03-28 成都市翻鑫家科技有限公司 一种车速报警装置

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