JPH0613264B2 - 緩速走行装置 - Google Patents

緩速走行装置

Info

Publication number
JPH0613264B2
JPH0613264B2 JP60091550A JP9155085A JPH0613264B2 JP H0613264 B2 JPH0613264 B2 JP H0613264B2 JP 60091550 A JP60091550 A JP 60091550A JP 9155085 A JP9155085 A JP 9155085A JP H0613264 B2 JPH0613264 B2 JP H0613264B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slow
accelerator
speed
brake
throttle valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60091550A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61247525A (ja
Inventor
康也 梶原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP60091550A priority Critical patent/JPH0613264B2/ja
Publication of JPS61247525A publication Critical patent/JPS61247525A/ja
Publication of JPH0613264B2 publication Critical patent/JPH0613264B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車などの緩速走行装置に関し、エンジンの
制御、変速機の制御およびブレーキの制御を含むもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、自動車などの速度をコントロールするには、エン
ジンの出力を調整するためのスロットル弁をアクセルペ
ダルからピアノ線などのワイヤで引張ることにより開閉
するようにしていた。しかるに、最近、いすず技報第2
7号P7〜P20に示されているように、アクセルぺダ
ルとスロットル弁とを切離し、アクセルペダル踏み込み
センサとスロットル弁駆動モータとコントローラによっ
てスロットル弁を開閉するシステムが発表された。この
システムは第2図に示すように、アクセルペダルセンサ
1の出力をコンピュータユニット2で検出し信号処理を
行うことによりドライバーの意志を読み取るとともに、
セレクタレバー位置センサ7、冷却水温センサ20、エ
ンジン16の回転を検出するエンジン回転センサ8、ギ
ヤ位置センサ21、車速センサ9およびクラッチポジシ
ョンセンサ22などの情報を基にし、スロットル弁3の
開度を調整するモータ4を駆動したり、クラッチ5の断
続や変速機6のギヤ位置を制御することにより、イージ
ードライブと低燃費を実現するようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記した従来装置では、道路が渋滞し自動車が
じゅずつなぎとなって緩速で発進停止を繰り返す場合に
はアクセルを踏んでブレーキを踏むという動作を繰り返
さなければならなかった。又、アクセルを踏み過ぎると
速度が上るのでアクセル踏み量のコントロールを行う必
要があり、長時間の渋滞時の走行ではドライバーの疲れ
も激しく、追突事故なども発生した。
本発明は上記のような従来の問題点を解決するために成
されたものであり、緩速走行時のドライバーの疲れを軽
減することができ、安全走行を行うことができる緩速走
行装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明にる係る緩速走行装置は、ドライバーが緩速走行
モードをスイッチで指令した場合コンピュータユニット
はその指令を読み取り、アクセルペダルの踏み込みによ
り車速を定められた速度以下に保つようにモータを駆動
してスロットル弁を調整するとともに、変速機およびク
ラッチまたは流体結合された自動変速機を制御するよう
に構成されている。又、アクセルペダルを離すとブレー
キ制御装置が作動し、ブレーキがかって自動車が停止す
るようになっている。
〔作用〕
本発明に係る緩速走行装置は、緩速走行モード即ち渋滞
走行モードではアクセルを踏めば発進して低速で走行す
るように変速機のギヤ位置をコントロールし、スロット
ル弁の開度を調整する。走行速度は車速をコンピュータ
で監視しながらスロットル開度を制御することによりほ
ぼ一定に保つことができる。この速度はアクセル踏み込
み量に無関係に定める。又、アクセルを離すとブレーキ
制御装置が働き、ブレーキがかかって自動車は停止さ
れ、ブレーキを踏む必要がない。従って、アクセルを踏
めば発進しアクセルを離すと停止になり、ドライバーの
疲れは大幅に軽減される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面とともに説明する。1はド
ライバーがアクセルを踏んだ時の踏み込み量を検出する
アクセルペダルセンサで、可変抵抗器形のものが多く使
われるが非接触のリニアセンサが望ましい。2はコンピ
ュータユニットで、アクセルペダルセンサ1の入力の他
に、セレクタレバー位置センサ7からレバー位置信号
を、エンジン回転センサ8からエンジン回転数を、車速
センサ9から車速を各々入力する。変速機6は流体結合
形のいわゆるトルクコンバータを持った自動変速機であ
るが、従来と同様に板状のクラッチによって動力を断続
するとともにギヤ位置を選択する形のものでも良く、無
段変速機とクラッチを組み合わせたものでも良い。3は
スロットル弁で、モータ4により駆動されて開度を調整
する。モータ4はコンピュータユニット2により制御さ
れる。又、コンピュータユニット2には緩速モード設定
スイッチ10、ターンシグナルスイッチ11、スロット
ル開度を検出するスロットル開度センサ12およびアク
セルスイッチ15の出力が入力される。コンピュータユ
ニット2からの出力はモータ4を駆動するだけでなく、
ブレーキ制御装置13にも加えられてブレーキを駆動す
る。ブレーキはエンジン16の負圧またはエンジン16
の回転力で油圧ポンプを作動させ、得られた油圧によっ
て作動させることができる。又、コンピュータユニット
2の出力によってドライバーに状態を知らせるためのブ
ザーやランプなどの表示装置14を駆動する。
次に、上記装置の動作を説明する。まず、緩速モード設
定スイッチ10がオフの場合は、通常の運転モードで例
えば基本的にはアクセル踏み込み量に比例してスロット
ル弁3が開くようにコンピュータユニット2はモータ4
を駆動する。車両が渋滞道路に入って発進、停止を繰り
返すような状況になりドライバーが緩速モード設定スイ
ッチ10をオンすると、ある定められた車速例えば15Km
/時以下の場合に緩速モード設定をコンピュータユニッ
ト2が許可し、ブザーなどの表示装置14によりドライ
バーに知らせる。これは、車速が高い時例えば高速道路
の走行時に誤って緩速モードに入ると急にブレーキがか
かり危険であるのでそのような場合に受け付けないよう
にするためである。緩速モードに入ると、アクセルペダ
ルを離した場合にはブレーキ制御装置13によりブレー
キがかかり、坂道であっても度々サイドブレーキを引い
たりブレーキを踏み続けたりすることなく停止状態を維
持する。アクセルを踏むと、コンピュータユニット2に
予めプログラムされた方式に従ってブレーキ制御装置1
3および変速機6が制御され、ブレーキがゆるめられて
徐々に発進し、定められた定速例えば5〜10Km/時で
走行する。この速度やパターンはアクセルの踏み込み量
に関係なく、踏み込んだか離したかだけによって決定さ
れる。アクセルペダルセンサ1からの入力信号はアナロ
グ信号だけで断定しても良いが、さらにアクセルペダル
を離したことを知らせるアクセルスイッチ15があった
方がよい。コンピュータユニット2は、緩速モードであ
ってセレクタレバーの位置がドライブまたは1速か2速
になっていれば、アクセル踏み込みと同時にスロットル
弁3を開き初めてエンジン出力を高めるとともにブレー
キをゆるめるようにモータ4とブレーキ制御装置13に
指令する。自動車が動き出すと車速が予め定められたパ
ターンに従って増加し、一定速度になるようにスロット
ル弁3の開度を制御する。又、アクセルを離すかあるい
はブレーキを踏めばスロットル弁3が戻るようにモータ
4を駆動するとともにブレーキを作動させる。
緩速モード設定スイッチ10をオフすると緩速モードが
解除され、通常モードに移る。緩速モードの解除はター
ンシグナルスイッチ11がオンしたときにも行うのが良
い。これは、ターンシグナルを出して路線を変更したり
右折や左折をする場合には渋滞から抜け出る場合が多い
こと、また交差点などで右折する場合直進車があるため
に速やかに交差点を出る必要があるからである。ただ
し、この場合、ドライバーが緩速モードが続いているも
のと感違いしてアクセルペダルを離すだけでブレーキが
かかるものと思っては困るので、ブザーなどにより緩速
モード解除を知らされることとする。又アクセルをいっ
ぱいに踏み込んだ状態で緩速モードを解除する急加速す
る恐れがあり、緩速モードを解除した場合にはスロット
ル弁3を徐々に開いてゆくようにコンピュータユニット
2にプログラムしておく。ただし、急加速したい場合に
は、緩速モードの解除後アクセルペダルを急速に踏み込
むとコンピュータユニット2は急加速指令と読み取り、
スロットル弁3を急速に開くこととする。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、道路渋滞時の走行におい
て緩速モードの設定によりアクセル操作だけで車両の発
進、停止を行うことができ、またアクセル踏み込み量を
調節しなくても極く低速で走行することができる。この
ため、渋滞時のドライバーの疲労を低減することがで
き、安全走行を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置の構成図、第2図は従来装置
の構成図である。 1…アクセルペダルセンサ、2…制御手段(コンピュー
タユニット)、3…スロットル弁、4…スロットル弁駆
動装置(モータ)、10…緩速走行モード設定手段(緩
速モード設定スイッチ)、13…ブレーキ制御装置。 尚、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】緩速走行モードを設定する緩速走行モード
    設定手段と、アクセル踏み込み量を検出するアクセルセ
    ンサと、エンジン出力を調整するためのスロットル弁を
    駆動するスロットル弁駆動装置と、ブレーキを制御する
    ブレーキ制御装置と、緩速走行モード設定手段およびア
    クセルセンサの出力を入力されるとともにスロットル弁
    駆動装置およびブレーキ制御装置に出力し、緩速走行モ
    ード時にアクセルが踏まれるとある定められた速度以下
    の緩速走行を行い、アクセルが離されるとブレーキをか
    けて車両を停止さるように制御する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする緩速走行装置。
  2. 【請求項2】制御手段に、車速センサよりの信号が入力
    され、所定値以上の車速では、緩速走行モードの設定を
    許可しないような手段を備えた特許請求の範囲第1項記
    載の緩速走行装置。
  3. 【請求項3】制御手段に、ターンシグナルスイッチの信
    号が入力され、ターンシグナルスイッチがオンされると
    緩速走行モードを解除する手段を備えた特許請求の範囲
    第1項記載の緩速走行装置。
JP60091550A 1985-04-25 1985-04-25 緩速走行装置 Expired - Lifetime JPH0613264B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60091550A JPH0613264B2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25 緩速走行装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60091550A JPH0613264B2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25 緩速走行装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61247525A JPS61247525A (ja) 1986-11-04
JPH0613264B2 true JPH0613264B2 (ja) 1994-02-23

Family

ID=14029601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60091550A Expired - Lifetime JPH0613264B2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25 緩速走行装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0613264B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2022071065A1 (ja) * 2020-09-29 2022-04-07

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63242733A (ja) * 1987-03-30 1988-10-07 Aichi Mach Ind Co Ltd 歯車変速機の自動変速装置
JPH0642896Y2 (ja) * 1987-05-11 1994-11-09 富士重工業株式会社 車両用電磁式クラッチの制御装置
KR930004602B1 (ko) * 1988-11-08 1993-06-01 미쯔비시 덴끼 가부시기가이샤 주행 제어장치
KR930004579B1 (ko) * 1988-11-09 1993-06-01 미쯔비시 덴끼 가부시기가이샤 완속 주행장치
DE19753764A1 (de) * 1997-12-04 1999-06-10 Itt Mfg Enterprises Inc Verfahren und Vorrichtung zum Manövrieren von Kraftfahrzeugen
JP4039184B2 (ja) 2002-08-29 2008-01-30 株式会社アドヴィックス クリープ走行制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2022071065A1 (ja) * 2020-09-29 2022-04-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61247525A (ja) 1986-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3341256B1 (en) A method and a system for controlling vehicle speed
KR930004579B1 (ko) 완속 주행장치
JP3475179B2 (ja) クラッチ制御装置
EP3341255B1 (en) A method and a system for controlling vehicle speed
JP2007500824A (ja) 自動車における自動変速機の運転方法
JPH0613264B2 (ja) 緩速走行装置
KR101924016B1 (ko) 내연엔진의 동력제어용 제어장치 및 내연엔진의 동력제어방법
JPH0613263B2 (ja) 緩速走行停止装置
KR100303070B1 (ko) 자동클러치의제어시스템,특히비상제어시스템
JPH03213439A (ja) 自動追従走行装置
US5170859A (en) Constant-speed cruising system for a vehicle
JPH10246321A (ja) 車両の変速装置
JPS62255252A (ja) 自動車のクリ−プコントロ−ルシステム
JPH0270535A (ja) 緩速走行制御装置
JPH02127133A (ja) 緩速走行停止装置
JPH0270533A (ja) 車速制御装置
KR930007340B1 (ko) 자동차의 자동콘트롤 시스템
JPH02155843A (ja) 緩速走行停止および自動追尾装置
JPH02128934A (ja) 自動車用走行制御装置
JPH0270536A (ja) 自動車の走行制御装置
JPH02128930A (ja) 緩速走行装置
JPH02128933A (ja) 自動車用走行制御装置
JP3697840B2 (ja) リターダ制御装置
JPH02128931A (ja) 緩速走行装置
JP2559104B2 (ja) 車両用無段変速機制御装置