JPH06230077A - 半導体集積回路の試験装置 - Google Patents

半導体集積回路の試験装置

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JPH06230077A
JPH06230077A JP5016571A JP1657193A JPH06230077A JP H06230077 A JPH06230077 A JP H06230077A JP 5016571 A JP5016571 A JP 5016571A JP 1657193 A JP1657193 A JP 1657193A JP H06230077 A JPH06230077 A JP H06230077A
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test
pattern
unit
tester
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JP5016571A
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Akito Ishida
昭人 石田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体集積回路の機能試験をリアルタイムに
行うことができ、低コストで製作することができる半導
体集積回路の試験装置を提供する。 【構成】 半導体集積回路の試験装置において、パター
ン試験の実行後、DC試験を行う場合、パターンプロセ
ッサは、パターン試験実行後(d21)、DC試験を行
うためのプログラムの関数“ABC”と引数“DEF”
を共有メモリに書込む(d22)。次に、パターンプロ
セッサは、共有メモリの予め決められたアドレスにデー
タセット終了フラグを書込む(d23)。そのとき、テ
スタCPUは、試験プログラム以外の処理2において、
共有メモリから関数“ABC”(引数“DEF”)を読
出し、そのプログラムを実行し(e2)、実行後共有メ
モリの予め定められたアドレスにその実行結果を書込む
(e3)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路の機能
試験を行う半導体集積回路の試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の半導体集積回路の試験装
置の電気的構成を示すブロック図である。半導体集積回
路の試験装置は、半導体集積回路が正常動作しているか
否かを自動的に試験する装置である。この試験装置は、
半導体集積回路の試験に必要な電源電圧および各種試験
信号を半導体集積回路に与え、その試験信号に応答して
半導体集積回路から出力される出力信号の正常/異常な
どの判定を行う機能を持っている。
【0003】テスタ中央演算処理装置(以下「テスタC
PU」と略称する)1は、試験装置全体を統括して制御
する。このテスタCPU1は、テスタCPUバス2を介
して、各試験ユニット10〜19へ制御信号を与え、試
験ユニット10〜19の制御などを行う。CPUメモリ
3は、半導体集積回路の機能試験を行うための試験プロ
グラムなどを格納し、その試験プログラムは、テスタC
PU1によってCPUバス6を介して読出され、実行さ
れる。CPU周辺プロセッサ4は、テスタCPU1の入
出力装置で、外部とのデータのやりとりなどを行う。テ
スタバス5は、各試験ユニット10〜19間で、機能試
験を行うための信号などが伝送される。
【0004】タイミングジェネレータ10は、テスタC
PU1の指示によって機能試験を行うためのタイミング
信号を発生させ、パターンプロセッサ11、波形フォー
マッタ13などに出力される。パターンプロセッサ11
は、テスタCPUの指示によってパターンメモリ12に
格納される試験パターンプログラムを実行し、試験パタ
ーン信号を波形フォーマッタ13に出力する。波形フォ
ーマッタ13は、その試験パターン信号に応答して、試
験パターン信号に対応する波形の試験信号を出力する。
波形フォーマッタ13から出力された試験信号は、ピン
エレクトロニクス19を介して測定される半導体集積回
路(以下「被測定回路」と略称する)20に入力され
る。ピンエレクトロニクス19は、被測定回路20との
信号の授受を行う入出力部であり、試験信号の信号レベ
ルの調整などが行われる。この場合、テスタCPU1か
らの指示によって、アナログ・デジタル変換(以下「A
D変換」と略称する)/デジタル・アナログ変換(以下
「DA変換」と略称する)測定用ユニット17から機能
試験を行うための信号レベルに設定された信号が出力さ
れ、その信号レベルに基づいてピンエレクトロニクス1
9における試験信号の信号レベルが調整される。被測定
回路20に入力された試験信号21に応答して、被測定
回路20から出力信号22が出力され、ピンエレクトロ
ニクス19に入力される。
【0005】その入力された出力信号22の信号レベル
は、AD/DA測定用ユニット17を介して測定され
る。測定された出力信号22の信号レベルは、試験信号
に対応する期待値と一致するか否かの判定がパターンプ
ロセッサ11によって行われる。出力信号が期待値と一
致しない場合は、その出力信号はフェイルラッチ14に
よって記憶され、テスタCPU1によって解析される。
電圧発生器15は、機能試験を行うために被測定回路2
0へ電源を供給し、その電源の供給は、テスタCPU1
によって制御される。
【0006】DC試験ユニット16は、テスタCPU1
の指示によって半導体集積回路の直流(DC)特性の試
験を行う。たとえば、DC試験ユニット16は、被測定
回路20の測定端子以外の端子を予め定められた規定条
件に設定し、測定端子に電流を流し、そのときの電圧を
測定する。この電圧を測定することによって、半導体集
積回路の測定端子における断線,短絡などを確認するこ
とができる。試験ユニット18は、以上説明した機能試
験以外の試験を行う。
【0007】図4は、図3で示される半導体集積回路の
試験装置の処理内容の一例を示すフローチャートであ
る。この例では、半導体集積回路の試験装置が、パター
ンA、DC試験、パターンBの各試験を順次実行してい
る。ステップa1〜a9は、テスタCPU1の処理内容
を示し、ステップb1〜b5は、パターンプロセッサ1
1の処理内容を示す。
【0008】ステップa1では、テスタCPU1は、予
めCPUメモリ3に格納される試験プログラムを実行
し、パターンAの試験を行うために必要な試験ユニット
の設定をテスタCPUバス2を介して行う。ステップa
2では、テスタCPU1は、ステップb1において待機
中のパターンプロセッサ11に、パターンAの試験開始
命令を与える。パターンプロセッサ11は、テスタCP
U1からのパターンAの試験開始命令を受けて、ステッ
プb2において、パターンメモリ12に格納されている
試験パターンプログラムを実行し、パターンAの機能試
験を行う。ステップb3において、パターンプロセッサ
11は、その機能テストを終了して待機状態になる。テ
スタCPU1は、ステップb3においてパターンプロセ
ッサ2の状態を表すデータをポーリングなどによって周
期的に読出すことによって、パターンプロセッサ11が
ステップb3においてパターンAの試験を終了して待機
状態であることを知る。
【0009】ステップa4において、テスタCPU1
は、パターンプロセッサ11がパターンAの試験を終了
したことを確認すると、ステップa5に移る。ステップ
a5では、テスタCPU1は、DC試験ユニット16に
テスタCPUバス2を介して測定開始指令を送り、DC
試験を実行し、DC試験が終了するとステップa6に移
る。
【0010】ステップa6では、テスタCPU1が、予
めCPUメモリ3に格納される試験プログラムに従っ
て、パターンBの試験を行うために必要な試験ユニット
の設定をテスタCPUバス2を介して行う。ステップa
6では、テスタCPU1は、ステップb1において待機
中のパターンプロセッサ2に、パターンBの試験開始命
令を与える。パターンプロセッサ11は、テスタCPU
1のパターンBの機能試験開始命令を受けて、ステップ
b4においてパターンメモリ12に格納されている試験
パターンプログラムを実行し、パターンBの機能テスト
を行う。ステップb5において、その機能試験を終了し
て待機状態になる。テスタCPU1は、ステップa8に
おいてパターンプロセッサ2の状態を表すデータをポー
リングなどによって周期的に読出すことによって、パタ
ーンプロセッサ11がパターンBの試験を終了して待機
状態であることを知る。
【0011】ステップa9において、テスタCPU1は
前述のポーリングなどによってパターンプロセッサ2が
パターンBの試験を終了したことを確認すると、次の処
理を行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述の半導体集積回路
の試験装置においては、たとえば、パターンAの機能試
験終了後DC試験を行う場合、テスタCPU1はパター
ンプロセッサ11のパターンAの機能テストの終了をポ
ーリングなどによって周期的に確認し、終了を確認した
後、DC試験を行っている。しかし、半導体集積回路の
試験装置の機能の複雑化に伴い、テスタCPU1の試験
プログラムの容量が大きくなり、ポーリングの周期が長
くなる傾向にある。このため、パターン試験を終了して
から、DC試験が開始するまでの空き時間が発生し、リ
アルタイムに機能試験を行うことができない。さらに、
機能試験の項目が多くなると、この空き時間が増大し、
試験時間が長くなる。
【0013】そこで、従来の試験装置は、テスタCPU
1からのみDC試験ユニット16を制御して、DC試験
を実行しているけれども、パターンプロセッサ11から
DC試験ユニット16を直接制御して、DC試験を行う
試験装置もある。この試験装置では、パターンAの機能
試験終了と同時にDC試験を実行するので、リアルタイ
ムに機能試験を行うことができる。しかし、パターンプ
ロセッサ11からDC試験ユニット16を制御するため
のハードウェアが増加し、半導体集積回路のハードウェ
アがより複雑になり、コストも高くなる。従来の半導体
集積回路の試験装置においては、半導体集積回路の複雑
化に伴い、機能テストの種類が増大し、すでにハードウ
ェアが複雑になっている。
【0014】本発明の目的は、半導体集積回路の機能試
験をリアルタイムに行うことができ、低コストで製作す
ることができる半導体集積回路の試験装置を提供するこ
とである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、試験ユニット
を介して半導体集積回路に試験信号を与えて機能試験を
行う半導体集積回路の試験装置において、第1の機能試
験を行う第1試験ユニットと、第2の機能試験を行う第
2試験ユニットと、前記第1試験ユニットを制御するユ
ニット制御手段と、前記第2試験ユニットおよび前記ユ
ニット制御手段を制御する主制御手段と、前記主制御手
段および前記ユニット制御手段からともに読出/書込で
きる共有記憶手段とを含み、前記主制御手段は、少なく
とも前記ユニット制御手段を制御する処理と、前記ユニ
ット制御手段との間で共有記憶手段を介してデータの授
受を行うことによって第2試験ユニットの制御を行う処
理とを並行して行うことを特徴とする半導体集積回路の
試験装置である。
【0016】
【作用】本発明に従えば、第1試験ユニットと、第2試
験ユニットと、ユニット制御手段と、主制御手段と、共
有記憶手段とを含む半導体集積回路の試験装置が用いら
れる。たとえば、主制御手段は、パターン試験とDC試
験とを連続して行う場合、主制御手段は、ユニット制御
手段にパターン試験およびDC試験の実行命令を与え
る。ユニット制御手段は第1試験ユニットを制御してパ
ターン試験を行い、パターン試験実行後、DC試験の実
行を表すデータを共有記憶手段に書込む。主制御手段
は、ユニット制御手段を制御する処理と並行して、ユニ
ット制御が書込んだDC試験の実行を表すデータを共用
記憶手段からすぐに読み出し、第2試験ユニットを制御
してDC試験を実行し、その実行結果を共有記憶手段に
書込む。
【0017】したがって、本発明の半導体集積回路の試
験装置を用いることによって、半導体集積回路の試験を
リアルタイムに実行することができる。また、この半導
体集積回路の試験装置は、ハードウェアにおいては共有
記憶手段を増設するだけでよいので、低コストで製作す
ることができる。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である半導体集積
回路の試験装置の電気的構成を示すブロック図である。
半導体集積回路の試験装置は、半導体集積回路が正常動
作しているか否かを高速で自動的に試験する装置であ
る。この試験装置は、半導体集積回路の試験に必要な電
源電圧および各種試験信号を半導体集積回路に与え、そ
の試験信号に応答して半導体集積回路から出力される出
力信号の正常/異常などの判定を行う機能を持ってい
る。
【0019】主制御手段であるテスタ中央演算処理装置
(以下「テスタCPU」と略称する)31は、試験装置
全体を統括して制御する。この場合、テスタCPU31
は、テスタCPUバス32を介して各試験ユニット40
〜49へ制御信号を与え、試験ユニット40〜49など
の制御を行う。CPUメモリ33は、半導体集積回路の
機能試験を行うための試験プログラムなどを格納し、そ
の試験プログラムは、テスタCPU31によってCPU
バス36を介して読出され、実行される。CPU周辺プ
ロセッサ34は、CPU31の入出力装置で、外部との
データのやりとりを行う。共有記憶手段である共有メモ
リ37は、テスタCPU31とユニット制御手段である
パターンプロセッサ41とから書込/読出することがで
き、テスタCPU31とパターンプロセッサ41とは、
共有メモリ37を介してデータの授受を行うことができ
る。テスタバス35は、各試験ユニット40〜49間で
機能試験を行うための信号などが伝送される。
【0020】タイミングジェネレータ40は、テスタC
PU31の指示によって機能試験を行うためのタイミン
グ信号がパターンプロセッサ41、波形フォーマッタ4
3などに出力される。テスタCPU31の指示によっ
て、パターンプロセッサ41は、パターンメモリ42に
格納される試験パターンプログラムに基づいて、試験パ
ターン信号を波形フォーマッタ43に出力する。波形フ
ォーマッタ43は、その試験パターン信号に応答して、
試験パターン信号に対応する波形の試験信号を出力す
る。波形フォーマッタ43から出力された試験信号は、
ピンエレクトロニクス49を介して、測定される半導体
集積回路(以下「被測定回路」と略称する)50に入力
される。ピンエレクトロニクス49は、被測定回路50
との信号の授受を行う入出力部で、試験信号の信号レベ
ルの調整などが行われる。この場合、テスタCPU31
からの指示によって、アナログ・デジタル(以下「AD
変換」と略称する)/デジタル・アナログ変換(以下
「DA変換」と略称する)測定用ユニット47から試験
を行うための信号レベルに設定された信号が出力され、
その信号レベルに基づいてピンエレクトロニクス49に
おける試験信号の信号レベルが調整される。被測定回路
50へ入力された試験信号51に応答して、被測定回路
50から出力信号52が出力され、ピンエレクトロニク
ス49に入力される。
【0021】その入力された出力信号52の信号レベル
は、AD/DA測定用ユニット47を介して測定され
る。測定された出力信号52の信号レベルは、試験信号
に対応する期待値と一致するか否かの判定がパターンプ
ロセッサ41によって行われる。出力信号が期待値と一
致しない場合は、その出力信号はフェールラッチ44に
よって記憶され、テスタCPU31によって解析され
る。電圧発生器45は、機能試験を行うために被測定回
路50へ電源を供給し、その電源の供給は、テスタCP
U31によって制御される。
【0022】DC試験ユニット46は、テスタCPU3
1の指示によって半導体集積回路の直流(DC)特性の
試験を行う。たとえば、DC試験ユニット46は、被測
定回路50の測定端子以外の端子を予め定められた規定
条件に設定し、測定端子に電流を流し、そのときの電圧
を測定する。この電圧を測定することによって、半導体
集積回路の測定端子における断線、短絡などを確認する
ことができる。試験ユニット48は、以上説明した機能
試験以外の試験を行う。
【0023】図2は、図1で示される半導体集積回路の
処理内容の一例を示すフローチャートである。この例で
は、半導体集積回路の試験装置が、パターンC、DC試
験、パターンDの試験を順次実行している。ステップc
1〜c4は、テスタCPU31が試験プログラムを実行
して機能試験を行う処理1を示し、ステップe1〜e4
は、テスタCPU31が共有メモリを介してパターンプ
ロセッサ41とデータの援受を行い、試験ユニットの制
御を行う処理2を示す。テスタCPU31は、処理1お
よび処理2を並行して実行する。ステップd1〜d3
は、パターンプロセッサ41が機能試験を行う処理を示
す。
【0024】ステップc1では、テスタCPU31は、
予めCPUメモリ32に格納される試験プログラムを実
行し、パターンCの試験を行うために必要な試験ユニッ
トの設定をテスタCPUバス32を介して行う。ステッ
プc2では、テスタCPU31は、ステップd1におい
て待機中のパターンプロセッサ41にパターンC、DC
試験、およびパターンDの試験実行命令を与える。
【0025】パターンプロセッサ41は、テスタCPU
31からの試験実行命令を受けて、ステップd2(ステ
ップd21〜ステップd25)において、パターンCの
試験、DC試験を行うための処理およびパターンDの試
験を順次行う。ステップd21において、パターンプロ
セッサ41は、パターンメモリ42に格納されている試
験パターンプログラムを実行し、パターンCの試験を行
い、その試験が終了するとステップd22に移る。次に
ステップd22において、パターンプロセッサ41は、
DC試験を行うためのプログラムを表す関数“ABC”
とその関数の条件を表す引数“DEF”を共有メモリ3
7の予め定められたアドレスに書込む。パターンプロセ
ッサ41は、共有メモリへの書込みが終了すると、ステ
ップd23において、共有メモリの予め定められたアド
レスに、データセット終了フラグを書込む。
【0026】処理2を実行しているテスタCPU41
は、ステップe1で待機状態であるけれども、パターン
プロセッサ41が共有メモリ37にデータを書込んだか
否かを常に判断している。テスタCPU31は、パター
ンプロセッサ41が共有メモリ37にデータセット終了
フラグおよび関数が書込んだことを確認すると、ステッ
プe2をにおいて、テスタCPU31は、予めCPUメ
モリ33に格納されている関数“ABC”のプログラム
の実行をし、DCテストユニット16に測定開始指定を
送り、DC試験を行う。ステップe3において、テスタ
CPU41は、関数“ABC”のプログラムを実行後、
実行結果を共有メモリの予め定められたアドレスに書込
み、ステップe4において、待機状態になる。パターン
プロセッサ41は、テスタCPU31が共有メモリのデ
ータを書込んだが否かを常に判断しているので、テスタ
CPU31がステップe3において書込んだ関数“AB
C”のプログラムの実行結果をステップd24において
すぐに知ることができる。
【0027】次に、ステップd25において、パターン
プロセッサ41は、パターンメモリ42に格納されてい
る試験パターンプログラムを実行し、パターンDの試験
を行い、その試験が終了後、ステップd3において待機
状態になる。ここで、パターンDの試験における試験ユ
ニットの設定は、パターンCの試験と同一なので、テス
タCPU31による試験ユニットの設定は行われない。
【0028】テスタCPU31は、ステップc3におい
て、パターンプロセッサ41の状態を表すステータスデ
ータを周期的に読出し、ステップd3におけるパターン
プロセッサ41のパターン試験の終了状態を読出すと、
ステップc4において、機能試験を終了する。
【0029】このようにして、テスタCPU31は、処
理1における試験プログラムの実行と並行して、処理2
においてDC試験を行い、パターンプロセッサ41は、
パターンCおよびパターンDの試験を行う。この場合、
テスタCPU31が実行する処理2におけるプログラム
容量が小さく、処理2が実行される周期は、処理1が実
行される周期よりかなり短く設定されているため、テス
タCPU31による共有メモリのデータの読出しおよび
共有メモリ37へのデータの書込み動作を速く行うこと
ができる。したがって、パターンCの試験、DC試験、
パターンDの試験を順次リアルタイムに実行することが
できる。
【0030】前述の実施例のように、パターン試験とD
C試験とを行う場合について、説明を行ったけれども、
他の実施例について簡単に説明する。複数の試験パター
ンによって機能試験を行う場合、各試験パターン毎の各
種試験ユニットの設定が異なるときは、各試験パターン
毎にテスタCPU31によって各種試験ユニットの設定
を行う必要がある。その場合、従来ではパターン試験毎
にパターンプロセッサ41の動作を終了させ、CPU3
1によって終了状態を確認し、各種試験ユニットの設定
を行っている。しかし、本発明では、パターン試験とパ
ターン試験との間で、パターンプロセッサ41が共有メ
モリ37に各試験ユニットの設定を行うためのプログラ
ムの関数を書込む。次に、テスタCPU31は、その関
数を読出し、対応するプログラムを実行することによっ
て各試験ユニットの設定を行うことができる。したがっ
て、本発明によって複数の試験パターンの機能試験をリ
アルタイムに行うことができる。
【0031】また、被測定回路50のA/Dコンバータ
の機能試験を行う場合、そのA/Dコンバータへ入力す
るアナログレベルを調整する場合は、従来では、アナロ
グレベルを調整する毎に、テスタCPU41は、パター
ンプロセッサ41の動作を終了させ、テスタCPU31
はその終了状態を確認して、AD/DA測定用ユニット
47のアナログレベルの設定を行っている。しかし、本
発明では、テスタCPU31によってAD/DA測定用
ユニット47のアナログレベルの設定を行うとき、パタ
ーンプロセッサ41から共有メモリ37にAD/DA測
定用ユニット47のアナログレベルの設定を行うための
プログラムの関数を書込む。次に、テスタCPU31
は、その関数を読出し、対応するプログラムを実行する
ことによって、AD/DA測定用ユニット47のアナロ
グレベルの設定を行うことができる。したがって、本発
明によって被測定回路50のA/Dコンバータ機能試験
をリアルタイムに行うことができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1演算
処理手段は、第2演算処理手段との間で共有記憶手段を
介して、データの授受を行うことによって、半導体集積
回路の機能試験をリアルタイムに行うことができる。ま
た本発明は、従来の半導体集積回路の試験装置に共有記
憶手段を増設するだけでよいので、低コストで実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における半導体集積回路の試
験装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1で示される半導体集積回路の試験装置の処
理内容の一例を示すフローチャートである。
【図3】従来の半導体集積回路の試験装置の電気的構成
を示すブロック図である。
【図4】図3で示される半導体集積回路の処理内容の一
例を示すフローチャートである。
【符号の説明】 31 テスタCPU 32 テスタCPUバス 33 CPUメモリ 34 CPU周辺プロセッサ 35 テスタバス 36 CPUバス 37 共有メモリ 38 パターンプロセッサバス 40 タイミングジェネレータ 41 パターンプロセッサ 42 パターンメモリ 43 波形フォーマッタ 44 フェイルラッチ 45 電圧発生器 46 DC試験ユニット 47 AD/DA測定用ユニット 48 試験ユニット 49 ピンエレクトロニクス 50 被測定回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験ユニットを介して半導体集積回路に
    試験信号を与えて機能試験を行う半導体集積回路の試験
    装置において、 第1の機能試験を行う第1試験ユニットと、 第2の機能試験を行う第2試験ユニットと、 前記第1試験ユニットを制御するユニット制御手段と、 前記第2試験ユニットおよび前記ユニット制御手段を制
    御する主制御手段と、 前記主制御手段および前記ユニット制御手段からともに
    読出/書込できる共有記憶手段とを含み、 前記主制御手段は、少なくとも前記ユニット制御手段を
    制御する処理と、前記ユニット制御手段との間で共有記
    憶手段を介してデータの授受を行うことによって第2試
    験ユニットの制御を行う処理とを並行して行うことを特
    徴とする半導体集積回路の試験装置。
JP5016571A 1993-02-03 1993-02-03 半導体集積回路の試験装置 Pending JPH06230077A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002528706A (ja) * 1998-10-19 2002-09-03 テラダイン・インコーポレーテッド 集積多重チャンネルアナログテスト装置のアーキテクチャ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002528706A (ja) * 1998-10-19 2002-09-03 テラダイン・インコーポレーテッド 集積多重チャンネルアナログテスト装置のアーキテクチャ
JP4828700B2 (ja) * 1998-10-19 2011-11-30 テラダイン・インコーポレーテッド 集積多重チャンネルアナログテスト装置のアーキテクチャ

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