JPH06229490A - フランジ付きベローズ及びその製造方法 - Google Patents
フランジ付きベローズ及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH06229490A JPH06229490A JP5034056A JP3405693A JPH06229490A JP H06229490 A JPH06229490 A JP H06229490A JP 5034056 A JP5034056 A JP 5034056A JP 3405693 A JP3405693 A JP 3405693A JP H06229490 A JPH06229490 A JP H06229490A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- bellows
- straight pipe
- thin
- bulging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L27/00—Adjustable joints, Joints allowing movement
- F16L27/12—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 汎用の嵌め込み型フランジに薄肉積層金属管
を直接溶接固定したフランジ付きベローズ及びそのフラ
ンジ付きベローズの製造方法を提供する。 【構成】 薄肉積層金属管の中央部に蛇腹部(1)を形成
し、この蛇腹部(1)の両側に連続する状態で直管部(2)
を形成する。この直管部(2)の両端部にフランジ(3)を
外嵌して溶接固定するに当たり、直管部(2)のフランジ
(3)への接続部分を除いた個所に補強用膨出部(4)を形
成する。そして、汎用の嵌め込み型フランジ(3)の内周
面に直管部(2)の端部を拡張具で拡張した状態で圧接
し、直管部(2)をフランジ(3)の内周面に直接溶接固
定する。
を直接溶接固定したフランジ付きベローズ及びそのフラ
ンジ付きベローズの製造方法を提供する。 【構成】 薄肉積層金属管の中央部に蛇腹部(1)を形成
し、この蛇腹部(1)の両側に連続する状態で直管部(2)
を形成する。この直管部(2)の両端部にフランジ(3)を
外嵌して溶接固定するに当たり、直管部(2)のフランジ
(3)への接続部分を除いた個所に補強用膨出部(4)を形
成する。そして、汎用の嵌め込み型フランジ(3)の内周
面に直管部(2)の端部を拡張具で拡張した状態で圧接
し、直管部(2)をフランジ(3)の内周面に直接溶接固
定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両端部にフランジを溶
接固定したフランジ付きのベローズ及びその製造方法に
関する。
接固定したフランジ付きのベローズ及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来技術】一般に、薄肉積層金属管で形成したベロー
ズはその直線部が薄肉円筒であることから、その直線部
の強度を持たせるためにその外部に補強パイプを外嵌し
ている。このため、補強パイプを外嵌した直線部を嵌め
込み型のフランジに直接装着することができなかった。
このため、従来フランジ付きのベローズは、メクラフラ
ンジを刳り貫いたのち旋盤で機械加工して適当な内径に
形成し、この加工内周面に補強パイプを内嵌し、この補
強パイプを加工したフランジ内周面に溶接固定し、補強
パイプの端面に溶接開先となるV字状の溝を形成し、補
強パイプの内面に薄肉積層金属管の直管部を挿入して、
薄肉積層金属管と補強パイプとを溶接固定して形成して
いた。
ズはその直線部が薄肉円筒であることから、その直線部
の強度を持たせるためにその外部に補強パイプを外嵌し
ている。このため、補強パイプを外嵌した直線部を嵌め
込み型のフランジに直接装着することができなかった。
このため、従来フランジ付きのベローズは、メクラフラ
ンジを刳り貫いたのち旋盤で機械加工して適当な内径に
形成し、この加工内周面に補強パイプを内嵌し、この補
強パイプを加工したフランジ内周面に溶接固定し、補強
パイプの端面に溶接開先となるV字状の溝を形成し、補
強パイプの内面に薄肉積層金属管の直管部を挿入して、
薄肉積層金属管と補強パイプとを溶接固定して形成して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来のフラ
ンジ付きベローズでは、1枚あたりの単価の高いメクラ
フランジを使用しているうえ、部品点数や加工工数も多
く、製造コストが高くなるという問題があった。また、
加工工程が多いぶん製作誤差の発生する率が多くなり、
歩留まりも悪いという問題もあった。本発明は、このよ
うな点に着目してなされたもので、メクラフランジに比
べて単価の安い汎用の嵌め込み型フランジに薄肉積層金
属管を直接溶接固定したフランジ付きベローズ及びその
フランジ付きベローズの製造方法を提供することを目的
とする。
ンジ付きベローズでは、1枚あたりの単価の高いメクラ
フランジを使用しているうえ、部品点数や加工工数も多
く、製造コストが高くなるという問題があった。また、
加工工程が多いぶん製作誤差の発生する率が多くなり、
歩留まりも悪いという問題もあった。本発明は、このよ
うな点に着目してなされたもので、メクラフランジに比
べて単価の安い汎用の嵌め込み型フランジに薄肉積層金
属管を直接溶接固定したフランジ付きベローズ及びその
フランジ付きベローズの製造方法を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、蛇腹部の両側に連出している直管部の
フランジとの接続部分を除いた個所に、軸芯方向に連続
する円環状、あるいは周方向で軸芯に沿って形成した波
形の補強用膨出部を形成し、直管部のフランジへの接続
部分を汎用フランジの内周面に拡張させて密接した状態
で溶着することを特徴としている。
に、本発明では、蛇腹部の両側に連出している直管部の
フランジとの接続部分を除いた個所に、軸芯方向に連続
する円環状、あるいは周方向で軸芯に沿って形成した波
形の補強用膨出部を形成し、直管部のフランジへの接続
部分を汎用フランジの内周面に拡張させて密接した状態
で溶着することを特徴としている。
【0005】
【作用】本発明では、蛇腹部の両側に連出している直管
部のフランジとの接続部分を除いた個所に、軸芯方向に
連続する円環状、あるいは周方向で軸芯に沿って形成し
た波形の補強用膨出部を形成し、直管部を汎用の嵌め込
み型フランジの内周面に拡張させて密接させるようにし
ているので、メクラフランジの加工や補強パイプを不要
とし、部品点数が少なくなるうえ、加工工数を大幅に減
少させることができるようになる。
部のフランジとの接続部分を除いた個所に、軸芯方向に
連続する円環状、あるいは周方向で軸芯に沿って形成し
た波形の補強用膨出部を形成し、直管部を汎用の嵌め込
み型フランジの内周面に拡張させて密接させるようにし
ているので、メクラフランジの加工や補強パイプを不要
とし、部品点数が少なくなるうえ、加工工数を大幅に減
少させることができるようになる。
【0006】
【実施例】図面は本発明の実施例を示し、図1は概略斜
視図、図2は要部の断面図である。このフランジ付きベ
ローズは、薄肉積層金属管の中央部に蛇腹部(1)を形成
するとともに、この蛇腹部(1)の両側から直管部(2)を
連出し、直管部(2)の両端部に汎用の嵌め込み型フラン
ジ(3)を直接溶接固着した構成になっている。
視図、図2は要部の断面図である。このフランジ付きベ
ローズは、薄肉積層金属管の中央部に蛇腹部(1)を形成
するとともに、この蛇腹部(1)の両側から直管部(2)を
連出し、直管部(2)の両端部に汎用の嵌め込み型フラン
ジ(3)を直接溶接固着した構成になっている。
【0007】そして、直管部(2)には、フランジ(3)の
内周面と接当する個所を除いて、その肉壁をベローズの
軸芯方向に連続する波形に加工することにより形成した
円環状の補強用膨出部(4)が軸芯方向に連続する状態で
設けてある。
内周面と接当する個所を除いて、その肉壁をベローズの
軸芯方向に連続する波形に加工することにより形成した
円環状の補強用膨出部(4)が軸芯方向に連続する状態で
設けてある。
【0008】図3は、本発明の別の実施例を示し、これ
は補強用膨出部(4)を直管部(2)のフランジ(3)の内周
面と接当部分を除いた個所に、その周方向で適当間隔置
きにベローズの軸芯に沿う状態で波形に膨出させて形成
したものである。なお、この場合、フランジ(3)の内周
面と接当部分を除いた直管部(2)をその全周にわたって
周方向に連続する波形に形成してもよい。
は補強用膨出部(4)を直管部(2)のフランジ(3)の内周
面と接当部分を除いた個所に、その周方向で適当間隔置
きにベローズの軸芯に沿う状態で波形に膨出させて形成
したものである。なお、この場合、フランジ(3)の内周
面と接当部分を除いた直管部(2)をその全周にわたって
周方向に連続する波形に形成してもよい。
【0009】このようなフランジ付きベローズを製造す
る場合、直管部(2)の外端寄り部に位置するフランジ内
周面への接当部分をそれぞれ嵌め込み型フランジ(3)の
内周面に内装し、この挿入部分を内側から拡張具で拡張
させることにより、接当部分をフランジ内周面に圧接さ
せ、この圧接している薄肉積層金属管の端部をフランジ
(3)の内周面に直接溶接固着する。
る場合、直管部(2)の外端寄り部に位置するフランジ内
周面への接当部分をそれぞれ嵌め込み型フランジ(3)の
内周面に内装し、この挿入部分を内側から拡張具で拡張
させることにより、接当部分をフランジ内周面に圧接さ
せ、この圧接している薄肉積層金属管の端部をフランジ
(3)の内周面に直接溶接固着する。
【0010】このように、中央部に蛇腹部(1)を有する
薄肉積層金属管の両端直管部(2)に補強用膨出部(4)を
形成した場合には、直管部(2)の剛性が高まることか
ら、直管部(2)に補強用パイプを外嵌する必要がなくな
る。
薄肉積層金属管の両端直管部(2)に補強用膨出部(4)を
形成した場合には、直管部(2)の剛性が高まることか
ら、直管部(2)に補強用パイプを外嵌する必要がなくな
る。
【0011】
【発明の効果】本発明では、蛇腹部の両側に連出してい
る直管部のフランジとの接続部分を除いた個所に、軸芯
方向に連続する円環状、あるいは周方向で軸芯に沿って
形成した波形の補強用膨出部を形成し、直管部のフラン
ジとの接続部分を汎用の嵌め込み型フランジの内周面に
拡張させて密接させるようにしているので、メクラフラ
ンジの加工や補強パイプを不要とし、部品点数が少なく
なるうえ、加工工数を大幅に減少させることができ、安
価で十分な強度を有するフランジ付きベローズを提供す
ることができる。
る直管部のフランジとの接続部分を除いた個所に、軸芯
方向に連続する円環状、あるいは周方向で軸芯に沿って
形成した波形の補強用膨出部を形成し、直管部のフラン
ジとの接続部分を汎用の嵌め込み型フランジの内周面に
拡張させて密接させるようにしているので、メクラフラ
ンジの加工や補強パイプを不要とし、部品点数が少なく
なるうえ、加工工数を大幅に減少させることができ、安
価で十分な強度を有するフランジ付きベローズを提供す
ることができる。
【図1】フランジ付きベローズの概略斜視図である。
【図2】フランジ付きベローズの要部断面図である。
【図3】別実施例の概略斜視図である。
1…蛇腹部、2…直管部、3…フランジ、4…補強用膨
出部。
出部。
Claims (4)
- 【請求項1】 薄肉積層金属管の中央部に形成した蛇腹
部(1)と、この蛇腹部(1)の両側に連続する直管部(2)
とを有し、直管部(2)の両端部にフランジ(3)を外嵌し
て溶接固定したフランジ付きのベローズにおいて、 直管部(2)のフランジ(3)への接続部分を除いた個所に
補強用膨出部(4)を形成したことを特徴とするフランジ
付きベローズ。 - 【請求項2】 直管部(2)の肉壁を周方向に膨出させて
形成した円環体を軸芯方向に連続する状態に配置して補
強用膨出部(4)とした請求項1に記載のフランジ付きベ
ローズ。 - 【請求項3】 直管部(2)の肉壁に軸芯に沿う状態の波
形の膨出部を形成して補強用膨出部(4)とした請求項1
に記載のフランジ付きベローズ。 - 【請求項4】 蛇腹部(1)の両側から連出した直管部
(2)に補強用膨出部(4)を形成してなる薄肉積層金属管
の両端部をフランジ(3)の内部空間内に挿入し、このフ
ランジ(3)の内部空間に挿入した薄肉積層金属管の端部
を拡張具で拡張することにより、薄肉金属管の端部外周
面をフランジ(3)の内周面に圧接固定し、フランジ(3)
と薄肉金属管の端部を溶着により一体化することを特徴
とするフランジ付きベローズの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5034056A JPH06229490A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | フランジ付きベローズ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5034056A JPH06229490A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | フランジ付きベローズ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06229490A true JPH06229490A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=12403625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5034056A Pending JPH06229490A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | フランジ付きベローズ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06229490A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4419735Y1 (ja) * | 1965-08-25 | 1969-08-23 |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP5034056A patent/JPH06229490A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4419735Y1 (ja) * | 1965-08-25 | 1969-08-23 |
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