JPH06228511A - 粘着テープ又は粘着シートの製造方法 - Google Patents

粘着テープ又は粘着シートの製造方法

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Publication number
JPH06228511A
JPH06228511A JP1729193A JP1729193A JPH06228511A JP H06228511 A JPH06228511 A JP H06228511A JP 1729193 A JP1729193 A JP 1729193A JP 1729193 A JP1729193 A JP 1729193A JP H06228511 A JPH06228511 A JP H06228511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
sensitive adhesive
support
adhesive tape
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP1729193A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Miyake
啓介 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイコーターから吐出された粘着剤が支持体
の全面にわたり、密着一体化した粘着テープの製造方法
を提供する。 【構成】 粘着剤4をダイコーター2により膜状に吐出
して支持体1に塗工して粘着テープを製造するにあた
り、ダイコーター2から吐出される膜状の粘着剤と支持
体との間の空気をブロアー51で吸引しつつ排除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ダイコーター設備に
よる粘着テープ又は粘着シートの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】粘着剤の塗工装置としては、各種の塗工
装置が用いられている(「粘着ハンドブック」第185
〜202頁、昭和60年3月21日、日本粘着テープ工
業会発行)。
【0003】ところで、粘着剤の塗工装置としてダイコ
ーターを用いることも考えられる。この場合、ダイコー
ターのダイから粘着剤を膜状に押出し、これを直接支持
体上に塗工すると、粘着剤膜と支持体との間に空気を巻
き込み易く、形成された粘着剤層はいわゆる発泡状態に
なるという問題があった。
【0004】そこで、図2に示すとおり、ダイコーター
のダイCの先端リップCaから膜状Baに押出した粘着
剤を、一旦転写シートA上に塗工し、こうして塗工され
た転写シートA上の粘着剤層Bを図示していない支持体
に転写していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記方法によれば、一
旦粘着剤を転写シートに塗工するための工程が必要とな
り、かつ転写シートが余分に必要であるという問題があ
る。
【0006】この発明は、上記の点に鑑み、ダイコータ
ーより粘着剤を支持体に直接塗工しても、ダイコーター
から押出された膜状の粘着剤が支持体に密着一体化し、
発泡のない粘着テープ又は粘着シートを製造することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の粘着テープ又
は粘着シートの製造方法は、ダイから膜状に押出した粘
着剤を支持体に塗工することにより粘着テープ又は粘着
シートを製造するにあたり、ダイから押出される膜状の
粘着剤と支持体との間の空気を吸引しつつ粘着剤を塗工
することを特徴とする。
【0008】上記支持体としては、従来の粘着テープ又
は粘着シートに用いられている支持体、例えば、紙、織
布、不織布、プラスチックフィルムもしくはシートなど
があげられる。
【0009】また、粘着剤としては、溶剤型粘着剤、ホ
ットメルト粘着剤、エマルジョン型粘着剤などがあげら
れ、上記溶剤型粘着剤としては、通常、10,000c
ps以上の粘度を持つものが好適に使用される。
【0010】
【作用】ダイコーターより押出される膜状の粘着剤と支
持体との間の空気は吸引排除される結果、粘着剤は支持
体の全面にわたり密着して積層される。
【0011】
【実施例】この発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0012】図1は、この発明の粘着テープ又は粘着シ
ートの製造方法の説明図である。図1において、1は支
持体、2はダイコーターのダイ、3ガイドロール、4は
粘着剤、5は空気吸引装置、6は粘着テープ又は粘着シ
ートである。
【0013】ダイ2は、その先端のダイリップ21をガ
イドロール3に臨ませて設置されている。このダイリッ
プ21は粘着剤4の押出口であり、粘着剤4は膜状に押
出されるようになっている。
【0014】空気吸引装置5は、サクションボックス5
1、吸引ブロアー52、及び前二者を連結するホース5
3から構成され、サクションボックス51は、その開口
部がダイコーター4の先端部とガイドロール3に臨むよ
うにされている。
【0015】支持体1は、図示していない送りロールに
よってガイドロール3に連続的に送られ、先ず、サクシ
ョンボックス51の開口部に導かれ、続いてダイリップ
21の押出口部に達し、その表面に、ダイリップ21か
ら押出される膜状の粘着剤が積層されて塗工されること
になる。
【0016】また、ブロワー52を作動させることによ
り、サクションボックス51内の空気等の気体はホース
53を経てブロワー52により排除され、膜状の粘着剤
が支持体1に積層される際の空気等の巻き込みはなくな
る。その結果、支持体1と粘着剤層とは密着一体化され
た、粘着テープ又は粘着シート6が形成される。
【0017】なお、ブロワー52の空気吐出口54にホ
ース等を配管し、このホースからの吐出される空気を、
リップ21から押出され、支持体1に積層された直後の
樹脂膜上に吹き付けるようにすれば、樹脂膜を加圧する
ことになり、より密着性が高くなるので好ましい。
【0018】次に、図1に示す方法によって、粘着テー
プを製造した例を説明する。ブロワー52による吸引を
静圧−6mmaqとし、粘着剤として、固形分40重量
%、粘度150,000cpsのゴム系粘着剤を使用
し、支持体として、片面にポリエチレンをラミネートと
し、その上に離型剤を塗工して離型処理をしたクラフト
紙を使用し、このクラフト紙を100m/分の速度で送
り、その離型処理面と反対面に上記方法により、40μ
m厚さに上記ゴム系粘着剤を塗工して粘着テープを製造
したところ、粘着剤層に発泡はなく、支持体と密着一体
化した粘着剤を製造することができた。
【0019】一方、空気吸引装置5を取り外した以外
は、上記と同じようにして粘着テープを製造したとこ
ろ、粘着剤層には発泡が著しく発生し、良品の粘着テー
プは得られなかった。
【0020】
【発明の効果】この発明の粘着テープ又は粘着シートの
製造方法においては、以上説明したとおり、ダイから押
出された膜状の粘着剤と支持体との間に空気等の気体の
巻き込みはなくなり、粘着剤は支持体の全面にわたって
均一に積層された粘着テープ又は粘着シートを製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の粘着テープ又は粘着シートの製造方
法の説明図である。
【図2】従来方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 支持体 2 ダイ 21 ダイリップ 3 ガイドロール 4 粘着剤 5 空気吸引装置 6 粘着テープ又は粘着シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイから膜状に押出した粘着剤を支持体
    に塗工することにより粘着テープ又は粘着シートを製造
    するにあたり、ダイから押出される膜状の粘着剤と支持
    体との間の空気を吸引しつつ粘着剤を塗工することを特
    徴とする粘着テープ又は粘着シートの製造方法。
JP1729193A 1993-02-04 1993-02-04 粘着テープ又は粘着シートの製造方法 Pending JPH06228511A (ja)

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