JPH0622847Y2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0622847Y2
JPH0622847Y2 JP1987073631U JP7363187U JPH0622847Y2 JP H0622847 Y2 JPH0622847 Y2 JP H0622847Y2 JP 1987073631 U JP1987073631 U JP 1987073631U JP 7363187 U JP7363187 U JP 7363187U JP H0622847 Y2 JPH0622847 Y2 JP H0622847Y2
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gear
image
image carrier
forming apparatus
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JP1987073631U
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JPS63187156U (ja
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暢史 豊福
康守 永原
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は電子写真複写機、プリンタ等の画像形成装置に
関する。特に、感光体等の潜像担持体を複数個使用する
カラー画像形成装置に関する。
従来技術 複数の感光体上に形成されたトナー像を1枚の用紙上に
重ねて転写することによりカラー像を得る形式のカラー
画像形成装置が知られている。この装置においては、各
感光体の支持軸上に駆動伝達手段、例えばギアを設け、
これらの各ギアを介して個々の感光体を回転させる。と
ころが、これらのギアについては製造上の関係からどう
しても偏心(回転中心がかたよる)が発生し、この偏心
に応じて各感光体に速度変動が生じ、このために、転写
紙上の各色画像に色ズレが発生することが考えられる。
これを解消するため、例えば特開昭62-178988号公報の
ように、各感光体における速度変動の位相が各感光体間
で合致するように各感光体の支持軸上に各ギアをそれぞ
れ角度調節して取付ける方法が提案されている。
しかしながら、このような方法を用いるとしても従来の
装置では、第6a図及び第6b図に示すように、ギア5
5に設けた穴に感光体支持軸54を嵌め込んでネジ止め
することにより、ギア55と感光体支持軸54との連結
が行なわれている。この場合には、上述したギア55自
体の偏心e1と、支持軸54と穴との間の隙間によつて生
ずる取付時の偏心e2との2つの偏心が存在することにな
る。このため、感光体の速度変動は第7図に示すよう
に、上記2つの偏心e1,e2による、周期は同じであるが
位相、振幅の異なる2つの波形の合成波形となる。従つ
て、ギア55の偏心e2による速度変動の位相を各感光体
間で合わせても、それだけでは速度変動を完全に相殺す
ることができず、その結果、カラー像に色ズレが発生す
ることも考えられる。
一般に用いられているギアの取付穴に対するギアピツチ
円の振れの加工精度はJIS3級で30μm以下であり、これ
に対して軸と穴のはめ合い交差をf7,H7とすると最大隙
間は52μmてあるので、軸と穴の隙間による偏心e2の方
が大きい場合もある。
第8a図及び第8b図は偏心による速度変動のモデル図
である。ギアの1歯に対する角度を2θ0とすると、回
転中心がe1だけ偏心している場合の1歯に対する角度は
2θ1となり、この時の角速度変動量をa(%)とする
と、 となる。ここで第8a図及び第8b図からわかるよう
に、 である。
速度変動をサイン波形で近似できるとすると、この時の
理想位置からの最大ズレ量△xは、第9図から ここで、周期Tは感光体1周期であるから感光体直径を
φDとすると、 vT=πD …… よつて、 である。
一例として、感光体径φ60、ギア歯数60、偏心量0,05
mmとすると、式,,より、理想位置からの画像上
のズレ量は0.1mmとなつてしまい、2つの感光体の速度
変動の位相が180°ずれた場合に最大0.2mmずれてし
まう。一般に画像上の色ズレの許容量は0.1mm程度と言
われているから、上例の場合は明らかに画像ズレ不良と
なる。
目的 本考案は上記の点に鑑み、得られたカラー画像に色ズレ
の生ずることのない画像形成装置を提供することを目的
とする。
構成 上記の目的は、複数の潜像担持体(例えば感光体)を支
持して一体的に回転する潜像担持体支持軸と、該潜像担
持体に動力を伝達する駆動伝達部材(例えばギア)とを
テーパ状接合面を介して連結することによつて達成され
る。
以下、実施例に基づいて本考案を説明する。
第1図において画像形成装置の一例としてカラー複写機
を示す。複写機は、原稿読み取りのためのスキヤナー部
1と、スキヤナー部1よりデジタル信号として出力され
る画像信号を電気的に処理する画像処理部2と、画像処
理部2よりの各色の画像記録情報に基づいて画像を複写
紙上に形成するプリンタ部3とを有する。スキヤナー部
1は、原稿載置台4の上の原稿を走査照明するランプ
5、例えば螢光灯を有する。螢光灯5により照明された
ときの原稿からの反射光は、ミラー6,7,8により反
射されて結像レンズ9に入射される。結像レンズ9によ
り、画像光はダイクロイツクプリズム10に結像され、
例えばレツドR、グリーンG、ブルーBの3種類の波長
の光に分光され、各波長光ごとに受光器11、例えばレ
ツド用CCD11R,グリーン用CCD11G,ブルー
用CCD11Gに入射される。各CCD11R,11
G,11Bは、入射した光をデジタル信号に変換して出
力し、その出力は画像処理部2において必要な処理を施
して、各色の記録色情報、例えばブラツク(以下Bkと
略称)、イエロー(Yと略称)、マゼンタ(Mと略
称)、シアン(Cと略称)の各色の記録形成用の信号に
変換される。
第1図にはBk,C,M,Yの4色を形成する例を示す
が、3色だけでカラー画像を形成することもできる。そ
の場合は第1図の例に対し記録装置を1組減らすことも
できる。
画像処理部2よりの信号は、プリンタ部3に入力され、
それぞれの色のレーザ光出射装置12Bk,12C,1
2M,12Yに送られる。
プリンタ部には、図の例では4組の記録装置13Bk,
13C,13M,13Yが並んで配置されている。各記
録装置13はそれぞれ同じ構成部材よりなつているの
で、説明を簡単化するためC用の記録装置について説明
し、他の色についは省略する。尚各色用について、同じ
部分には同じ符号を付し、各色の構成の区別をつけるた
めに、符号に各色を示す添字を付す。
記録装置13Cはレーザ光出射装置12Cの外にドラム
状の感光体14Cを有する。
感光体14Cには、帯電チヤージヤ15C、レーザ光出
射装置12Cを用いた露光装置、現像装置15C、転写
チヤージヤ17C等が公知の複写装置と同様に付設され
ている。
帯電チヤージヤ15Cにより一様に帯電された感光体1
4Cは、レーザ光出射装置12Cによる露光により、シ
アン光像の潜像を形成し、現像装置16Cにより現像し
て顕像を形成する。給紙コロ18により給紙部19、例
えば2つの給紙カセツトの何れかから給紙される複写紙
は、レジストローラ20により先端を揃えられタイミン
グを合わせて転写紙搬送手段である転写ベルト21に送
られる。転写ベルト21により搬送される複写紙は、そ
れぞれ顕像を形成された感光体14Bk,14C,14
M,14Yに順次送られ、転写チヤージヤ17の作用下
で顕像を転写される。転写された複写紙は、定着ローラ
22により定着され、排紙ローラ23により排紙され
る。
複写紙は、転写ベルト21に静電吸着されることによ
り、転写ベルトの速度で精度よく搬送されることができ
る。
第2図は各感光体14Bk,14C,14M,14Yの
回転駆動系の一例の要部を示している。4個のギア25
は、4個の感光体14Bk,14C,14M,14Yの
それぞれの感光体支持軸30Bk,30C,30M,3
0Y上に固定されており、図示しない駆動源(例えばモ
ータ)によつて回転駆動されるウオーム28と噛み合つ
ている。ウオーム28が回転するとその回転が各ギア2
5及び感光体支持軸30Bk,30C,30M,30Y
を介して各感光体14Bk,14C,14M,14Yへ
伝えられ、これにより各感光体が回転する。
ギア25と感光体支持軸30Bk,30C,30M,3
0Yとの連結は第3図に示す方法で行なわれる。すなわ
ち、ギア25の取付穴がテーパ形状になつていて、その
穴に取付けられる感光体支持軸30Bk,30C,30
M,30Yの先端がその穴に嵌合する形状のテーパ形状
なつている。両者はテーパ状接合面を介して接合された
後、ロツクナツト26で締付固定される。このようにテ
ーパ状接合面を介してギアと感光体支持軸とを連結して
いるので、第6a図及び第6b図に示した従来の連結方
法において隙間に起因して取付時に発生する偏心e2が
発生することがない。従つて、従来この偏心e2に起因
して発生していた各感光体間での回転の位相ズレを防止
でき、その結果、カラー画像における色ズレの発生を押
さえることができる。
色ズレの発生を更に押さえるために、次の方法を併せて
採用することもできる。各ギア25に予め検査時に偏心
量が最も大きい所(角度位置)にマーク27を付けてお
く。そして、これらのマーク27を目安にして、各感光
体間ピツチに合わせた角度だけ各ギア間に位相を持たせ
る。すなわち、感光体間ピツチをL、感光体直径をφD
とすると、隣り合つた感光体のギア同士の位相(取付角
度)を だけずらせれば良い。これにより、第6a図におけるギ
ア自身の偏心e1による各感光体間の色ズレの発生をも
押えることができる。
上記実施例は、ウオーム28とギア25の組み合せによ
る駆動方法を例に挙げたが、これに替えて、第4図に示
すようなギアトレイン方式を用いることもできる。但し
この場合は、駆動伝達ギア29の歯数を、感光体の潜像
書込位置Pから転写位置Qまでの回転角度θ2で1回転
するように設定すると良い。これにより、駆動伝達ギア
29の偏心の影響が出ないようにすることができる。
又、感光体支持軸へのギアの取付方法としては、第3図
に示した方法以外に、第5図に示すようなテーパリング
方式、溝付ハブによるハブクランプ方式等、軸と穴との
間に隙間を形成することのない種々の取付方法を使用で
きる。
効果 本考案によれば、潜像担持支持体軸(感光体支持軸)と
駆動伝達部分(ギア)との嵌合部に隙間が生じないの
で、該駆動伝達部材に偏心が発生することがなく、よつ
てカラー画像における色ズレの発生を押さえることがで
きる。
又、テーパ状接合面を介しての連結であるから、駆動伝
達部材の変換が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の側断面図、第2図は該実施例におけ
る潜像担持体駆動手段の一例の図式図、第3図は潜像担
持体支持軸と駆動伝達部材との連結方法の一例を示す断
面図、第4図は潜像担持体駆動手段の他の一例の図式
図、第5図は潜像担持体支持軸と駆動伝達部材との連結
方法の他の一例を示す断面図、第6a図,第6b図,第
7図,第8a図,第8b図,第9図は従来の駆動連結方
法に関する構成図、グラフ等である。 14Bk,14C,14M,14Y……潜像担持体、 15Bk,15C,15M,15Y……帯電チヤージ
ヤ、 12Bk,12C,12M,12Y……露光手段、 16Bk,16C,16M,16Y……現像手段、 17Bk,17C,17M,17Y……転写手段、 21……転写紙搬送手段、 13Bk,13C,13M,13Y……記録装置、 30Bk,30C,30M,30Y……潜像担持体支持
軸、 25……駆動伝達部材、27……マーク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜像担持体と、該潜像担持体表面を一様に
    帯電する帯電チャージャと、画像光を潜像担持体に投射
    して静電潜像を形成する露光手段と、該静電潜像を顕像
    化する現像手段と、該顕像を転写紙上に転写する転写手
    段とを備えた記録装置を複数個配置し、転写紙搬送手段
    により転写紙を各記録装置に順次搬送して画像を重ねて
    転写する画像形成装置において、上記の各潜像担持体を
    支持して一体的に回転する円錐形状の軸体に形成された
    潜像担持体支持軸と、該潜像担持体支持軸の円錐形状の
    軸体が接合可能な円錐形状凹所が形成され、駆動源から
    潜像担持体に動力を伝達する駆動ギアとを有し、潜像担
    持体間ピッチをL,潜像担持体の直径をDとすると、駆
    動ギアの偏心量が最も大きいところを基準として、隣合
    う潜像担持体の駆動ギア同士が の取付角度の関係を保つように潜像担持体支持軸に連結
    されることを特徴とする画像形成装置。
JP1987073631U 1987-05-19 1987-05-19 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH0622847Y2 (ja)

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JP1987073631U JPH0622847Y2 (ja) 1987-05-19 1987-05-19 画像形成装置

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JPS63187156U JPS63187156U (ja) 1988-11-30
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008170551A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像処理方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5819127U (ja) * 1981-07-30 1983-02-05 住友重機械工業株式会社 プレス偏心駆動軸へのクラッチハブ取付装置
JPS60145604U (ja) * 1984-03-08 1985-09-27 株式会社 浦和製作所 異形テ−パ−部を持つ接合部材

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JP2008170551A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像処理方法

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