JPH06227359A - 車両側面衝突用エアバッグセンサ配設構造 - Google Patents

車両側面衝突用エアバッグセンサ配設構造

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Publication number
JPH06227359A
JPH06227359A JP5014392A JP1439293A JPH06227359A JP H06227359 A JPH06227359 A JP H06227359A JP 5014392 A JP5014392 A JP 5014392A JP 1439293 A JP1439293 A JP 1439293A JP H06227359 A JPH06227359 A JP H06227359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
air bag
airbag
vehicle
panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP5014392A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yamaguchi
豪 山口
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP5014392A priority Critical patent/JPH06227359A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアに直接衝撃力が作用する場合は勿論、セ
ンターピラー等に衝撃力が作用してドアが車室内に侵入
する場合でも有効にエアバッグセンサを作動させること
ができるエアバッグセンサ配設構造を提供する。 【構成】 車両の側面衝突時に、該衝突状態を検知し
て、車両用のドア21の車室内側側面部に設けられたエ
アバッグを作動させるエアバッグセンサ25,26を配
設する構造において、前記エアバッグセンサ25,26
は、アウターレインフォース27及びインナーレインフ
ォース28の互いの対向する対向面27a,28a側に
設けられ、互いに接触することにより、ON状態とな
り、エアバッグが展開される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の側面衝突時
に、この衝突状態を検知して、ドアの車室内の側面部に
設けられたエアバッグを作動させるエアバッグセンサの
配設構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のものとしては、例えば図
4(実開平4ー41440号公報参照)に示すように、
ドア1にエアバッグ2を設けたものがある。
【0003】具体的には、ドア1は、ドアアウターパネ
ル3およびドアインナーパネル4を有し、この両パネル
3,4の間にウインドウパネル5が昇降動自在に配設さ
れている。また、このドアインナーパネル4の車室内側
にはドアトリム6が配設され、このドアトリム6のアー
ムレスト部7にエアバッグ2が配設され、インフレータ
8の作動により、エアバッグ2が展開されるようになっ
ている。
【0004】このインフレータ8は、サイドインパクト
バー9に配設されたエアバッグセンサ10からの信号に
より作動するようになっている。
【0005】このエアバッグセンサ10は、車両側面衝
突にてドアアウターパネル3が変形することにより、モ
ール11のセンサ感度コントロール部材12にて適度に
押圧されることにより信号を発するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、ドアアウターパネル3に直
接衝撃力が作用した場合には、エアバッグセンサ10が
有効に作動するが、図示省略のセンターピラー等に衝撃
荷重が入力し、ドアアウターパネル3が変形せずに、ド
ア1全体が車室内側に侵入するような場合には、エアバ
ッグセンサ10が作動しない虞がある。
【0007】そこで、この発明は、ドアに直接衝撃力が
作用する場合は勿論、センターピラー等に衝撃力が作用
してドアが車室内に侵入する場合でも有効にエアバッグ
センサを作動させることができるエアバッグセンサ配設
構造を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる課題
に着目してなされたもので、車両の側面衝突時に、該衝
突状態を検知して、ドアの車室内側側面部に設けられた
エアバッグを作動させるエアバッグセンサを配設する構
造において、前記ドアは、ドアアウターパネルの上部に
設けられたアウターレインフォースと、ドアインナーパ
ネルの上部に設けられたインナーレインフォースとが互
いに接近して設けられ、前記エアバッグセンサは、前記
アウターレインフォース及びインナーレインフォースの
互いの対向する対向面側に設けられた車両側面衝突用エ
アバッグセンサ配設構造としたことを特徴としている。
【0009】
【作用】かかる手段によれば、車両側面衝突により、ド
アアウターパネルに直接荷重が作用した場合には、この
ドアアウターパネルに設けられたアウターレインフォー
スが車室内側に向けて変形し、このアウターレインフォ
ースに設けられたエアバッグセンサが車室内側に変位す
ることにより、インナーレインフォースに設けられたエ
アバッグセンサ等と接触してON状態となり、エアバッ
グが展開される。
【0010】また、ドアアウターパネルに直接でなく、
センターピラー等に衝撃荷重が入力し、ドアアウターパ
ネルが変形せずに、ドア全体が車室内側に侵入するよう
な場合には、この侵入時の慣性力により、ドアインナー
パネルが車外側に突出するように変形してアウターレイ
ンフォースに設けられたエアバッグセンサが車室外側の
変位して、インナーレインフォースのエアバッグセンサ
等と接触してON状態となり、エアバッグが展開され
る。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0012】図1乃至図3は、この発明の一実施例を示
すものである。
【0013】まず構成を説明すると、図1中符号21は
車両用ドアで、このドア21はドアアウターパネル22
およびドアインナーパネル23を有し、この両パネル2
2,23の間にウインドウパネル24が昇降動自在に配
設されている。また、このドアインナーパネル23の車
室内側には、従来例と同様に、ドアトリムが配設され、
このドアトリムのアームレスト部にエアバッグが配設さ
れ、インフレータの作動により、エアバッグが展開され
るようになっている。
【0014】このインフレータは、以下のように配設さ
れたエアバッグセンサ25,26からの信号により作動
するようになっている。
【0015】すなわち、ドアアウターパネル22及びド
アインナーパネル23のドアウエスト部には、ドア空間
H内側にインナーレインフォース27とアウターレイン
フォース28がそれぞれ車両前後方向に沿って配設され
ている。そして、この両レインフォース27,28は、
互いに接近し、これら両者の間には、昇降動する前記ウ
インドウパネル24が配設されている。
【0016】そして、それらレインフォース27,28
には、それぞれ車両前後方向の略中央部の対向する対向
面27a,28a側に絶縁体29,30が配設され、こ
の絶縁体29,30上にエアバッグセンサ25,26が
配設されている。これらエアバッグセンサ25,26
は、互いに当接することにより、ONするようになって
いる。
【0017】次に、作用について説明する。
【0018】エアバッグの展開が必要となるような側面
衝突状態では、ウインドウパネル24が衝撃で破壊され
る。
【0019】そして、かかる車両側面衝突状態を、図2
に示すようにドアアウターパネル22に衝撃荷重が作用
した場合と、図3に示すようにフロントピラー31及び
センターピラー32に衝撃荷重が作用した場合とに分け
て説明する。
【0020】ドアアウターパネル22に衝撃荷重が作用
した場合には、図2に示すように、ドアアウターパネル
22及びアウターレインフォース27が図中二点鎖線に
示すように変形する。これにより、アウターレインフォ
ース27側に設けられたエアバッグセンサ25が、イン
ナーレインフォース28側に設けられたエアバッグセン
サ26に接触してON状態となる。
【0021】この信号により、エアバッグが展開して乗
員が保護されることとなる。
【0022】一方、図3に示すように、ドアアウターパ
ネル22に直接でなく、フロントピラー31又はセンタ
ーピラー32等に衝撃荷重が入力し、ドアアウターパネ
ル22が変形せずに、ドア21全体が車室内側に侵入す
るような場合には、この侵入時の慣性力により、図中二
点鎖線に示すように、ドアインナーパネル23が車外側
に突出するように変形する。これにより、アウター,イ
ンナーレインフォース27,28に設けられたエアバッ
グセンサ25,26が互いに接触してON状態となり、
エアバッグが展開される。
【0023】このように慣性力の作用により、ドアイン
ナーパネル23が車外側に変形することに着目し、ドア
ウエスト部側にエアバッグセンサ25,26を設けるこ
とにより、上記の後者のような場合でも、良好にエアバ
ッグを展開させることができる。
【0024】なお、上記実施例では、エアバッグセンサ
25,26が互いに接触することにより、ON状態とな
るようにしているが、これに限らず、一方のエアバッグ
センサ25又はエアバッグセンサ26がアウター,イン
ナーレインフォース27,28に設けられた凸部等に接
触することにより、ON状態となるようにすることもで
きる。また、ウインドウパネル24は、現行の材料等で
は、車両側面衝突時において殆ど破壊されるが、破壊さ
れないような材料等が用いられる場合には、エアバッグ
センサ25,26がこのウインドウパネル24に接触す
ることによりON状態となるように設定することもでき
る。
【0025】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、ドアアウターパネルに直接荷重が作用した場合、
あるいはドアアウターパネルに直接でなく、センターピ
ラー等に衝撃荷重が入力し、ドアアウターパネルが変形
せずに、ドア全体が車室内側に侵入するような場合のい
ずれにおいても、エアバッグセンサを作動させて確実に
エアバッグを展開させることができる、という実用上有
益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の車両側面衝突用エアバッグセンサ配
設構造の一実施例を示す鉛直方向に沿う要部断面図であ
る。
【図2】同一実施例の作用を示す水平方向に沿う断面図
である。
【図3】同一実施例の作用を示す図2に相当する断面図
である。
【図4】従来例を示すドアの鉛直方向に沿う断面図であ
る。
【符号の説明】
21 ドア 22 ドアアウターパネル 23 ドアインナーパネル 25,26 エアバッグセンサ 27 アウターレインフォース 28 インナーレインフォース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の側面衝突時に、該衝突状態を検知
    して、ドアの車室内側側面部に設けられたエアバッグを
    作動させるエアバッグセンサを配設する構造において、 前記ドアは、ドアアウターパネルの上部に設けられたア
    ウターレインフォースと、ドアインナーパネルの上部に
    設けられたインナーレインフォースとが互いに接近して
    設けられ、 前記エアバッグセンサは、前記アウターレインフォース
    及びインナーレインフォースの互いの対向する対向面側
    に設けられたことを特徴とする車両側面衝突用エアバッ
    グセンサ配設構造。
JP5014392A 1993-02-01 1993-02-01 車両側面衝突用エアバッグセンサ配設構造 Pending JPH06227359A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5014392A JPH06227359A (ja) 1993-02-01 1993-02-01 車両側面衝突用エアバッグセンサ配設構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5014392A JPH06227359A (ja) 1993-02-01 1993-02-01 車両側面衝突用エアバッグセンサ配設構造

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Publication Number Publication Date
JPH06227359A true JPH06227359A (ja) 1994-08-16

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ID=11859792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5014392A Pending JPH06227359A (ja) 1993-02-01 1993-02-01 車両側面衝突用エアバッグセンサ配設構造

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JP (1) JPH06227359A (ja)

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