JPH06226215A - 物体表面の洗滌・剥離方法とその装置 - Google Patents

物体表面の洗滌・剥離方法とその装置

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JPH06226215A
JPH06226215A JP3451893A JP3451893A JPH06226215A JP H06226215 A JPH06226215 A JP H06226215A JP 3451893 A JP3451893 A JP 3451893A JP 3451893 A JP3451893 A JP 3451893A JP H06226215 A JPH06226215 A JP H06226215A
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美光 弘中
Hiroshi Kato
洋 加藤
Shunsaku Tachibana
俊作 橘
Toshibumi Matsuura
俊文 松浦
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 従来の通常の手段では清掃困難であった建造
物、船舶、車輌を含む大型構造物等の物体内外表面を非
洗滌・剥離部との境界線を美麗に仕上げると共に洗滌・
剥離部(帯状)を均一かつ効果的に洗滌・剥離する。 【構成】 回転中心から等距離もしくは異なった距離に
配設された2箇以上の回転ノズル7より高圧流体を同時
噴射しつつ平行移動する事により、物体表面を広巾に亘
り高密度で洗滌・剥離する。回転ノズルそれ自体を、複
数ノズルを備える合流ノズルヘッドにする。塗膜等の切
断・剥離を、主として合流高圧流体の合流点付近を物体
表面に射突させる事によって行い、物体表面の洗滌を主
として合流高圧流体の合流点下流部を物体表面に射突さ
せる事によって行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物体表面の洗滌・剥離方
法とその装置に関し、より詳しくは通常の手段では効率
的に清掃し難い大型タンク内外面、船舶、車輌内外面、
ダム、低、高層建築物の壁面等の大型構造物の清掃洗
滌、スケール、塗膜等の剥離除去に適した物体表面の洗
滌・剥離方法とその装置に関する。
【0002】
【従来技術と課題】従来、前記大型構造物(移動体も含
む)の如き清掃困難な物体表面の洗滌・剥離手段として
は乾・湿式サンドブラスト法、ショットブラスト法の他
に高圧水噴射法がある。乾式のサンドブラスト法、ショ
ットブラスト法は粉塵公害、騒音公害等の問題点がある
ので対策を講じた特定の場所以外の場所では使用し難か
った。そこで最近高圧水噴射法がクローズアップされて
いる。高圧水噴射法(ノズル圧力1,500〜2,00
0kgf /cm)は初期段階では手持ち単ノズルにより人
力で行っていたが、安全性と処理能力および仕上り面の
不均一性等に問題があり、現在では殆ど行われていな
い。
【0003】次に清掃巾を拡大するために工夫された複
数ノズルを回転駆動する手持ち式の回転マルチノズルも
現われ、屡々用いられているが、これは手持ち単ノズル
と同様の問題点を抱えるのみならず、ノズルヘッドが重
くなるためにハンドリング上の問題点が生じている。ま
た手持ち式である限り、被洗滌・剥離物において洗滌・
(塗膜)剥離部と非洗滌・(塗膜)剥離部(健全部)と
の境界線が直線状にならず、仕上がりが汚くなるという
問題点があり、これは後に行う再塗装の仕上がりを醜く
するという問題点も含んでいた。
【0004】そこで床上またはレール上を自走する基台
に回転ノズル(ロータ)を備えた自走式清掃装置を用い
るものが提案されている。
【0005】これは例えば、「基板表面被覆膜の切断・
剥離方法及びその装置」(特開平2−36100)であ
る。この発明の長所は、従前の手持ち式の単ノズル乃至
回転マルチノズルに比して洗滌・剥離部と非洗滌・剥離
部との境界線の仕上がりが綺麗な事であり、この傾向は
ロータの回転ノズルが回転中心に向かって傾斜配置され
ている場合に更に、著しい事である。
【0006】しかるにこの「方法及び装置」を実施例を
中心にして実験検討した処、なお境界線の仕上がりが乱
雑であり、洗滌・剥離部中央部の洗滌仕上がりが良くな
いという問題点が見出された。これは塗膜の剥離切断の
ためにした回転ノズルの傾斜配置が包絡線を形成する境
界線以外の場所(大部分を占める)において、洗滌効果
を著しく減殺し、中央部は特に洗滌仕上がりが劣るとい
う問題点があった。一般に分厚い軟質塗膜を剥離するに
は回転ノズルの内方傾斜配置が境界線仕上がりに効果が
ある事は事実であるが、スケール等の硬質皮膜の除去に
は効果がなく、この場合はほぼ90゜射突型ノズルの方
がかえって有効であった。そして一般に被洗滌・剥離物
はこれらの両方を併有しているのが普通である。
【0007】従って従来例では溶接ビードに沿って金属
板表面のプラスチック皮膜と酸化膜とを剥離・洗滌する
ような場合、中央部すなわち溶接ビード部の仕上がりが
悪いという傾向が認められた。
【0008】そこで本発明者等は鋭意検討の結果、非対
称傾斜回転ノズル及びこれに合流ノズルを組み合わせ使
用する事により、前記問題点を解決し得る事を見出し
た。
【0009】
【発明の目的】本発明の目的は、通常の手段では清掃困
難な大型構造物等の物体内外表面を、非洗滌・剥離部と
の境界線を美麗に仕上げると共に洗滌・剥離部(帯状)
を均一かつ効果的に洗滌・剥離することである。
【0010】
【発明の構成】本発明により、回転中心から等距離もし
くは異なった距離に配設された2箇以上の回転ノズルよ
り高圧流体を同時噴射しつつ平行移動する事により、物
体表面を広巾に亘り高密度で洗滌・剥離する事を特徴と
する物体表面の洗滌・剥離方法(請求項1)、少なくと
も1箇の回転ノズルの高圧流体噴射方向ロータを回転中
心および/もしくはタンゼンシャル方向に傾斜させる請
求項1に記載の洗滌・剥離方法(請求項2)、回転ノズ
ルそれ自体が、複数ノズルを備える合流ノズルヘッドで
ある請求項1乃至請求項2の内いずれか1項に記載の洗
滌・剥離方法(請求項3)、塗膜等の切断・剥離を、主
として合流高圧流体の合流点付近を物体表面に射突させ
る事によって行い、物体表面の洗滌を主として合流高圧
流体の合流点下流部を物体表面に射突させる事によって
行う請求項3に記載の洗滌・剥離方法(請求項4)、2
対の車輪で支承される基台と、基台中央上部に配設され
たロータ駆動機構およびスイベルジョイントと、該スイ
ベルジョイントに繋がり、基台中央部を貫通して下部に
回転ノズルを有するロータが固着されかつ基台中央部に
枢着される回転軸とを備えて成る物体表面の洗滌・剥離
装置において、ロータが回転中心から等距離もしくは異
なった距離に配設された回転ノズルを2箇以上有する単
ロータもしくは互いに逆転する双ロータである事を特徴
とする物体表面の洗滌・剥離装置(請求項5)、2対の
車輪で支承される基台と、基台進行方向に平行な基台側
縁に鉛直もしくは傾斜自在に固着もしくは枢支された補
助基台と、補助基台中央部に配設されたロータ駆動機構
およびスイベルジョイントと、該スイベルジョイントに
繋がり補助基台中央部を貫通して作用面側に回転ノズル
を有するロータが固着されかつ補助基台中央部に枢着さ
れる回転軸とを備えてなる物体表面の洗滌・剥離装置に
おいて、ロータが回転中心から等距離もしくは異なった
距離に配設された回転ノズルを2箇以上有する単ロータ
もしくは互いに逆転する双ロータである事を特徴とする
物体表面の洗滌・剥離装置(請求項6)、回転ノズルが
ロータ回転中心および/もしくはタンゼンシャル方向に
傾斜配設されている請求項4乃至請求項5の内いずれか
1項に記載の洗滌・剥離装置(請求項7)、回転ノズル
それ自体が、複数ノズルを備える合流ノズルヘッドであ
る請求項5乃至請求項7の内いずれか1項に記載の洗滌
・剥離装置(請求項8)および基台または補助基台を貫
通して該基台中央部に枢着された回転軸を軸方向に移動
可能とする移動調節機構を備える請求項7乃至請求項8
の内いずれか1項に記載の洗滌・剥離装置(請求項9)
が提供される。
【0011】以下に実施例を用いて本発明を詳細に説明
する。
【0012】
【実施例】図1は本発明実施例要部である回転ノズルの
底面図(図3のB−B矢視図)、図2は同実施例の要部
側面断面図、図3は同実施例側面図、図4は図3のA−
A矢視図、図5は同実施例の作用を示す前方から見た断
面図、図6は同実施例の作用を示す平面図、図7は合流
ノズル底面図、図8は合流ノズル底面図、図9は合流ノ
ズル側面図、図10は双ロータ型回転ノズル底面図、図
11は双ロータ型回転ノズル底面図、図12は壁面を清
掃する他の実施例の正面図、図13は従来例の側面図、
図14は従来例の作用を示す平面図である。
【0013】図1,2,3,4,5,6,7,8,9,
10,11,12において、1は基台、2は補助基台、
5はロータ、6は腕、N,N,N,N,N,N
,N,N,N,N,N10,N11,は回転
ノズル、7はノズルヘッド、0,0,0はロータ回
転中心、αはラジアル方向傾斜角、βはタンゼンシャル
方向傾斜角、10はロータ軸、11はスイベルジョイン
ト、11Aは高圧水ホース、15は油圧モータ、15
A,15Bは油圧ホース、17はギアボックス、20は
移動調節機構、21は移動調節ハンドル、25は車輪駆
動機構、26はキャスタ、27は駆動輪、30はスプラ
ッシュカバー、31は操向ハンドル、33はエアブロー
ノズル、50は被洗滌・剥離物、51は塗膜、52はテ
ーパ状塗膜エッジ、53は溶接ビード、55は洗滌・剥
離部、57,58,59,60,61,62,63,6
4は夫々N,N,N,N,N,N,N
,N,N10,N11の描く高圧水ジエット円、
57A,58A,59A,60Aは夫々高圧水ジェット
円57,58,59,60,61,62,63,64の
包絡線、70は合流ノズル、n,n,nは小径ノ
ズル、nはアブレーシブ噴射ノズル、Gは合流点、h
はスタンドオフ距離である。
【0014】図3のB−B断面図である図1において、
最外部の回転ノズルN,Nの配置は、夫々の半径r
,rが等しい、すなわちr=rであるからノズ
ルNとNは同一円周上を回転する。これらのr
が塗膜の切断剥離に有効であり、全体の洗滌・剥離
巾を決定する。ここに2r=2rである。尤もr
≠rとする事は勿論可能である事は云う迄もない。
【0015】ノズルNとNとは夫々半径r,r
で配置されており、r>rである。これは逆にr
<rであってもよい。これらのr,rは主として
中間径の洗滌を受け持つ。従ってr,r<r,r
である。
【0016】またロータ中心に最も近い位置にNが配
置されている。この半径rはr,r,r,r
の中では最も小さいがゼロであってはならず、必ず被洗
滌・剥離物のほぼ中央部に位置する溶接ビード部を充分
カバーする程度ノズルNは偏心していなければならな
い。
【0017】図2,3,4において、基台1の上に軸方
向(この場合は上下方向)移動調節機構20を介して昇
降基台1Aがギアボックス17と共に軸方向移動可能に
載置されており、その上にスイベルジョイント11が配
備されており、高圧水ホース11Aより導入された高圧
水はスイベルジョイント11からギアボックス17及び
基台11を貫通して枢着された軸内の水路を通って、軸
下部に固着されたロータ各部のノズルより噴出し、床面
(FL)の被洗滌・剥離物に環状に射突する。ロータの
回転駆動は、油圧ホース15A,15Bを介して供給さ
れる油圧により駆動される油圧モータ15によって行わ
れる。なおこれはエアモータであってもよい。ロータ5
の外側には必要に応じて下部にブラシ30Aを備えるス
プラッシュカバー30が設けられている。スプラッシュ
カバーの前後にはエアブロウノズル33,33が配置さ
れ、床上の水を排除する。基台は各1対のキャスタ2
6,26と駆動輪27,27によって支承されており、
駆動輪27,27は基台後上部に設けられた車輪駆動機
構25により、チエン、歯付ベルトまたはギア等によっ
て駆動されるようになっており、必要により左右両駆動
輪間には差動機を設ける事も出来る。基台1のステアリ
ングは通常操向ハンドル31を手動操向する事によって
行うが、光学または電磁センサと油圧操向機構等を用い
て溶接ビード53を自動追尾するようにする事も出来
る。
【0018】底面図(図1)においてノズルの平面配置
については既に詳述しているので、次にロータ上の回転
ノズルの傾斜配置について詳述する。
【0019】図2において、認められるようにノズルN
,Nはロータ回転中心に向かって−60゜≦α≦6
0゜の範囲で傾斜調節が可能である。ここにαは鉛直線
とノズル噴射方向とのなす角度である。この角度調節に
よって図5に示されるように塗膜エッジをロータ回転中
心に向かったテーパを付けて切断・剥離する事が出来
る。
【0020】更に図2上、ノズルNはロータのタンゼ
ンシャル方向に鉛直線となす角度β(−60゜≦β≦6
0゜の範囲)で傾斜調節が可能である。
【0021】勿論必要に応じてノズルN,Nに対し
ても角度βの傾斜調節を加える事も出来る。
【0022】その結果、従来技術(図13)では角度
α,βが共に固定であり、(r+r)・1/2のみ
が可変であったのに比して著しく調節範囲が増し、最適
条件が求め易くなるという効果がある。
【0023】なお、角度α,βについて以下にその作用
効果を述べる。αを+の方向、すなわちロータ回転中心
に向かって傾斜させるとロータ回転中心に向かって皿状
または円錐状の環状ジェットを構成する事が出来、基台
を移動するにつれてその包絡線でなる塗膜エッジ52の
断面は綺麗な土手状テーパとなる(図5参照)ので、通
常はこの様にαを設定する。しかし、タンクの隅角部を
清掃するような場合にはαを−とし、ノズルをラジアル
方向(外側)に向ける事によってジェット円を拡大し、
回転ノズルの外側を清掃する事が出来るし、被清掃面と
の距離をおいた場合には、より広い面積を清掃し得ると
いう効果がある。またβを+の方向にとると、例えばβ
=10〜15゜とすると水はけが良くなるために洗滌効
果が約20%程度向上する。これはジェット内のタンゼ
ンシャル方向射突速度が角度βの水平成分だけ速くなる
事も影響しているものと思われる。またβを−にとると
ウオータジェットの反動によりロータを回転させるタン
ゼンシャル方向の力が生じるので、この場合は油圧モー
タ15やギアボックス17を省略する事も可能となる。
但しこの場合には発電ブレーキ乃至トルクコンバータそ
の他の調速機をつける必要が生じる事がある。
【0024】いずれにせよ、通常は最外径ノズルに適当
な+α,+βを与える事により、塗膜の切断・剥離が容
易となり、塗膜エッジの仕上がりも美しくなる。更に内
径平射ノズルとこれらを組合せる事により、ムラなく清
掃する事が可能となる。
【0025】加えてN,N,N,N,Nの各
ノズルの巾の1箇以上を図7,8に示すような合流ノズ
ルとすれば更に調節範囲は拡大する。
【0026】以下に合流ノズルについて詳述する。底面
から見た合流ノズル70は図7,8のようになってい
る。図7が2本の高圧水ノズルn,nとアブレーシ
ブノズルn1本の場合であり、図8が120゜間隔で
放射状に配置された3本の高圧水ノズルn,n,n
と中央部に配置された1本のアブレーシブノズルn
でなる場合である。
【0027】図9は図7のC−C矢視図である。ノズル
とnは挟角θ(10゜≦θ≦45゜)で交叉して
おり、その合流点Gを目標に、空気もしくは水にアブレ
ーシブ粉末を混入した流体を射出するアブレーシブノズ
ルを配設している。特に空気噴射のアブレーシブノズル
は磨耗が少なく、高圧水中にアブレーシブ粒子が有効に
混入するので研磨効果が高くなる。また合流点Gからス
タンディングオフ距離hmm(h=5〜50mm)までは
条件によって異なるが合流点Gよりも寧ろ全圧が高くな
る傾向があり、この範囲で収斂する合流ジェットで塗膜
の切断・剥離等を行うとその効果が高い。従って本発明
では合流点Gからスタンデングオフ距離hまでの範囲を
合流点付近と称する。更に下流になると合流ジエットは
発散型となるのでこの位置で物体表面を洗滌すると洗滌
効果が高くなる。
【0028】図10は双ロータ式回転ノズルとその噴射
軌跡の平面図、図11は更に内径ノズルN10,N11
を備えた双ロータ式回転ノズルとその噴射軌跡の平面図
である。
【0029】図10,11において、0,0は夫々
左、右のロータ5A,5Bの回転中心である。
【0030】ロータ5Aと5Bは互いの干渉を避けるた
め約90゜ズレて回転するようにしてある。なお重要な
のはロータ5Aと5Bは互いに回転方向が反対である事
である。すなわちロータ5Aと時計廻りであればロータ
5Bは反時計廻りとした事(この回転方向の組合せをR
回転と呼ぶ。)である。勿論ロータ5A,5Bの回転方
向をいずれも逆方向とし、夫々反時計廻りと時計廻りと
する事も出来る(この回転方向の組合せをS回転と呼
ぶ。)。
【0031】特にR回転の場合、回転ノズル水平移動方
向に向かってロータが廻るので被剥離物に対する相対的
なタンゼンシャル速度が大きくなり、エッジ切断効果が
更に向上する。加えて2つのロータを互いにオーバーラ
ップする中央部(包絡線61Aと62Aに囲まれた帯状
部)は、ノズルN,N,N,Nのすべてが二重
に清掃するので、例えば図5のように清掃困難な溶接ビ
ード53が中央に位置する場合(図10,11には図示
せず。)であっても洗滌効果が高いというメリットがあ
る。加えて双ロータの左右・前方で掻き取り、集められ
た塗料屑、スケール屑等は双ロータ中央部に集められ、
後方に排出されるので清掃効率が高くなる。
【0032】図11は図10の双ロータの各々に更に内
径ノズルN10,N11を増設した場合の平面図であ
る。この場合は包絡線62Aと63A、61Aと62
A、61Aと64Aで囲まれた部分が更に高密度洗滌で
きるという効果がある。またノズルの数と配設位置はこ
れらの実施例に捕われる事なく自由に選ぶ事が出来る。
【0033】なお、双ロータ式回転ノズルの相互の干渉
を防ぐためには各種ギア、歯付ベルト、ローラチェン等
の機械的リンクの他、各種シンクロナスモータやその他
の同期装置を用いる事が出来る。
【0034】図12は壁面を剥離・洗滌する実施例の正
面図である。この場合ロータ5はギアボックス17に枢
着されたほぼ水平な軸10の左端部に固着されている。
補助基台2は昇降基台1Aの左端部にヒンジ101を介
して傾動自在に枢着されており、傾動角δは伸縮ステイ
102によって調整する事が出来る。回転ノズル先端と
壁面Wとの間の距離を位置決めする可変位置決めローラ
105が基台1の左端部に固着されている。なお基台1
が移動中にズレないようにするためコイルスプリングで
基台1を壁面方向に押圧付勢する押圧ローラ106が基
台1の下部に設けられており、床面FLに固着されたガ
イド110(ほぼ紙面に垂直)に沿い常に位置決めロー
ラ105が壁面に接当するようになっている。
【0035】
【発明の効果】本発明を実施する事により、前記目的の
すべてが達成される。すなわち、従来の通常の手段では
清掃困難であった建造物、船舶、車輌を含む大型構造物
等の物体内外表面を非洗滌・剥離部との境界線を美麗に
仕上げると共に洗滌・剥離部(帯状)を均一かつ効果的
に洗滌・剥離する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例要部である回転ノズルの底面図
(図3のB−B矢視図)
【図2】実施例の要部側面断面図
【図3】実施例側面図
【図4】図3のA−A矢視図
【図5】実施例の作用を示す前方から見た断面図
【図6】実施例の作用を示す平面図
【図7】合流ノズル底面図
【図8】合流ノズル底面図
【図9】合流ノズル側面図
【図10】双ロータ型回転ノズル底面図
【図11】双ロータ型回転ノズル底面図
【図12】壁面を清掃する他の実施例の正面図
【図13】従来例の側面図
【図14】従来例作用を示す平面図
【符号の説明】
1 基台 2 補助基台 5 ロータ 6 腕 N 回転ノズル N 回転ノズル N 回転ノズル N 回転ノズル N 回転ノズル N 回転ノズル N 回転ノズル N 回転ノズル N 回転ノズル N 回転ノズル N10 回転ノズル N11 回転ノズル 7 ノズルヘッド 0 ロータ回転中心 0 ロータ回転中心 0 ロータ回転中心 α ラジアル方向傾斜角 β タンゼンシャル方向傾斜角 10 ロータ軸 11 スイベルジョイント 11A 高圧水ホース 15 油圧モータ 15A 油圧ホース 15B 油圧ホース 17 ギアボックス 20 移動調節機構 21 移動調節ハンドル 25 車輪駆動機構 26 キャスタ 27 駆動輪 30 スプラッシュカバー 31 操向ハンドル 33 エアブローノズル 50 被洗滌・剥離物 51 塗膜 52 テーパ状塗膜エッジ 53 溶接ビード 55 洗滌・剥離部 57 Nの描く高圧水ジエット円 58 Nの描く高圧水ジエット円 59 Nの描く高圧水ジエット円 60 N,Nの描く高圧水ジエット円 61 N,Nの描く高圧水ジエット円 62 N,Nの描く高圧水ジエット円 63 N10の描く高圧水ジエット円 64 N11の描く高圧水ジエット円 57A 高圧水ジェット円57の包絡線 58A 高圧水ジェット円58の包絡線 59A 高圧水ジェット円59の包絡線 60A 高圧水ジェット円60の包絡線 61A 高圧水ジェット円61の包絡線 62A 高圧水ジェット円62の包絡線 63A 高圧水ジェット円63の包絡線 64A 高圧水ジェット円64の包絡線 70 合流ノズル n 小径ノズル n 小径ノズル n 小径ノズル n アブレーシブ噴射ノズル G 合流点 h スタンドオフ距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 俊文 広島県広島市安佐南区八木9丁目25番20号

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転中心から等距離もしくは異なった距離
    に配設された2箇以上の回転ノズルより高圧流体を同時
    噴射しつつ平行移動する事により、物体表面を広巾に亘
    り高密度で洗滌・剥離する事を特徴とする物体表面の洗
    滌・剥離方法。
  2. 【請求項2】少なくとも1箇の回転ノズルの高圧流体噴
    射方向をロータ回転中心および/もしくはタンゼンシャ
    ル方向に傾斜させる請求項1に記載の洗滌・剥離方法。
  3. 【請求項3】回転ノズルそれ自体が、複数ノズルを備え
    る合流ノズルヘッドである請求項1項乃至請求項2の内
    いずれか1項に記載の洗滌・剥離方法。
  4. 【請求項4】塗膜等の切断・剥離を、主として合流高圧
    流体の合流点付近を物体表面に射突させる事によって行
    い、物体表面の洗滌を主として合流高圧流体の合流点下
    流部を物体表面に射突させる事によって行う請求項3に
    記載の洗滌・剥離方法。
  5. 【請求項5】2対の車輪で支承される基台と、基台中央
    上部に配設されたロータ駆動機構およびスイベルジョイ
    ントと、該スイベルジョイントに繋がり、基台中央部を
    貫通して下部に回転ノズルを有するロータが固着されか
    つ基台中央部に枢着される回転軸とを備えて成る物体表
    面の洗滌・剥離装置において、ロータが回転中心から等
    距離もしくは異なった距離に配設された回転ノズルを2
    箇以上有する単ロータもしくは互いに逆転する双ロータ
    である事を特徴とする物体表面の洗滌・剥離装置。
  6. 【請求項6】2対の車輪で支承される基台と、基台進行
    方向に平行な基台側縁に鉛直もしくは傾斜自在に固着も
    しくは枢支された補助基台と、補助基台中央部に配設さ
    れたロータ駆動機構およびスイベルジョイントと、該ス
    イベルジョイントに繋がり補助基台中央部を貫通して作
    用面側に回転ノズルを有するロータが固着されかつ補助
    基台中央部に枢着される回転軸とを備えてなる物体表面
    の洗滌・剥離装置において、ロータが回転中心から等距
    離もしくは異なった距離に配設された回転ノズルを2箇
    以上有する単ロータもしくは互いに逆転する双ロータで
    ある事を特徴とする物体表面の洗滌・剥離装置。
  7. 【請求項7】回転ノズルがロータ回転中心および/もし
    くはタンゼンシャル方向に傾斜配設されている請求項5
    乃至請求項6の内いずれか1項に記載の洗滌・剥離装
    置。
  8. 【請求項8】回転ノズルそれ自体が、複数ノズルを備え
    る合流ノズルヘッドである請求項5乃至請求項7の内い
    ずれか1項に記載の洗滌・剥離装置。
  9. 【請求項9】基台または補助基台を貫通して該基台中央
    部に枢着された回転軸を軸方向に移動可能とする移動調
    節機構を備える請求項7乃至請求項8の内いずれか1項
    に記載の洗滌・剥離装置。
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