JPH0622613A - ポットシートの巻付防止機構 - Google Patents
ポットシートの巻付防止機構Info
- Publication number
- JPH0622613A JPH0622613A JP20191892A JP20191892A JPH0622613A JP H0622613 A JPH0622613 A JP H0622613A JP 20191892 A JP20191892 A JP 20191892A JP 20191892 A JP20191892 A JP 20191892A JP H0622613 A JPH0622613 A JP H0622613A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- pot
- pot sheet
- soil
- leveling brush
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単なポットシートの巻付防止機構の提供。
【構成】 多数のポット２を縦横連設した厚紙製のポッ
トシート１と、該ポットシート１を横送する移送台と、
該移送台の上方位置に設けた前記ポットシート１に土７
を余分に供給しうる土供給装置と、前記移送台の上方位
置に設けた前記ポットシート１上の余分の土７を掃き均
す毛足の長い均平ブラシ１０とを設けたものにおいて、
前記均平ブラシ１０の側部には、該均平ブラシ１０より
稍小径のシート巻込防止円板１６を設けたポットシート
の巻付防止機構。
トシート１と、該ポットシート１を横送する移送台と、
該移送台の上方位置に設けた前記ポットシート１に土７
を余分に供給しうる土供給装置と、前記移送台の上方位
置に設けた前記ポットシート１上の余分の土７を掃き均
す毛足の長い均平ブラシ１０とを設けたものにおいて、
前記均平ブラシ１０の側部には、該均平ブラシ１０より
稍小径のシート巻込防止円板１６を設けたポットシート
の巻付防止機構。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ポットシートの巻付防
止機構に係るものである。
止機構に係るものである。
【０００２】
【従来技術】同一出願人の出願に掛る従来公知の特開平
３−４３０２５号には、多数のポットを縦横連設した厚
紙製のポットシートと、該ポットシートを横送する移送
台と、該移送台の上方位置に設けた前記ポットシートに
土を余分に供給しうる土供給装置と、前記移送台の上方
位置に設けた前記ポットシート上の余分の土を掃き均す
毛足の長い均平ブラシと、前記均平ブラシによる前記シ
ートの巻込を防止する押え装置を設けたポットシートの
巻付防止機構について記載されている。
３−４３０２５号には、多数のポットを縦横連設した厚
紙製のポットシートと、該ポットシートを横送する移送
台と、該移送台の上方位置に設けた前記ポットシートに
土を余分に供給しうる土供給装置と、前記移送台の上方
位置に設けた前記ポットシート上の余分の土を掃き均す
毛足の長い均平ブラシと、前記均平ブラシによる前記シ
ートの巻込を防止する押え装置を設けたポットシートの
巻付防止機構について記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記公知のものは、均
平ブラシと別体構造であるから、移送台に取付けなけれ
ばならず、取付手段が複雑で、コストが高くなるという
課題がある。本発明は、回転均平ブラシ側にシート巻込
防止体を取付けて構成を簡略にしたものである。
平ブラシと別体構造であるから、移送台に取付けなけれ
ばならず、取付手段が複雑で、コストが高くなるという
課題がある。本発明は、回転均平ブラシ側にシート巻込
防止体を取付けて構成を簡略にしたものである。
【０００４】
【発明の目的】本発明は、装置の簡略化を目的にしたも
のである。
のである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】よって本発明は、多数の
ポット２を縦横連設した厚紙製のポットシート１と、該
ポットシート１を横送する移送台と、該移送台の上方位
置に設けた前記ポットシート１に土７を余分に供給しう
る土供給装置と、前記移送台の上方位置に設けた前記ポ
ットシート１上の余分の土７を掃き均す毛足の長い均平
ブラシ１０とを設けたものにおいて、前記均平ブラシ１
０の側部には、該均平ブラシ１０より稍小径のシート巻
込防止円板１６を設けたポットシートの巻付防止機構、
および、前記シート巻込防止円板１６は着脱自在構成と
したポットシートの巻付防止機構、および、前記シート
巻込防止円板１６は前記均平ブラシ１０の左右両側に設
けたポットシートの巻付防止機構としたものである。
ポット２を縦横連設した厚紙製のポットシート１と、該
ポットシート１を横送する移送台と、該移送台の上方位
置に設けた前記ポットシート１に土７を余分に供給しう
る土供給装置と、前記移送台の上方位置に設けた前記ポ
ットシート１上の余分の土７を掃き均す毛足の長い均平
ブラシ１０とを設けたものにおいて、前記均平ブラシ１
０の側部には、該均平ブラシ１０より稍小径のシート巻
込防止円板１６を設けたポットシートの巻付防止機構、
および、前記シート巻込防止円板１６は着脱自在構成と
したポットシートの巻付防止機構、および、前記シート
巻込防止円板１６は前記均平ブラシ１０の左右両側に設
けたポットシートの巻付防止機構としたものである。
【０００６】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
１は紙材で形成されているポットシートであり、多数の
ポット２を縦横に形成して全体は四角形状に形成する。
ポット２は、透孔３を形成した上壁４の周囲に側壁５を
形成し、該側壁５の下部を連結部６により縦横連結し
て、その側面形状を全体として角錐体又は円錐体に形成
する。
１は紙材で形成されているポットシートであり、多数の
ポット２を縦横に形成して全体は四角形状に形成する。
ポット２は、透孔３を形成した上壁４の周囲に側壁５を
形成し、該側壁５の下部を連結部６により縦横連結し
て、その側面形状を全体として角錐体又は円錐体に形成
する。
【０００７】前記ポットシート１は、図示は省略する
が、多数の突起を形成した載置板の上部に、前記突起が
前記透孔３に嵌合するように載置し、この状態で土７を
充填して育苗箱８を上方から被せて反転させ、透孔３か
ら種子９を蒔くときと、育苗箱に前記透孔３を下にして
載置して土７を供給して播種し、反転させることなく、
そのまま育苗する場合とがあり、稲・麦等の種子あるい
はレタス等の野菜や花の種子等のいずれの播種作業にも
使用される（播種する種子によりその容積は相違す
る）。
が、多数の突起を形成した載置板の上部に、前記突起が
前記透孔３に嵌合するように載置し、この状態で土７を
充填して育苗箱８を上方から被せて反転させ、透孔３か
ら種子９を蒔くときと、育苗箱に前記透孔３を下にして
載置して土７を供給して播種し、反転させることなく、
そのまま育苗する場合とがあり、稲・麦等の種子あるい
はレタス等の野菜や花の種子等のいずれの播種作業にも
使用される（播種する種子によりその容積は相違す
る）。
【０００８】しかして、回転均平ブラシ１０は、前記ポ
ットシート１に供給した土７のうち余分な土７を弾力的
に掃き均す回転均平ブラシであり、回転中心軸１１の外
周に合成樹脂等により形成した毛部１２の基部を放射方
向に突き出すように固定（植付）して形成し、前記回転
中心軸１１の両端をアーム等により前記ポットシート１
を移送する移送台に高さ調節自在に取付ける。
ットシート１に供給した土７のうち余分な土７を弾力的
に掃き均す回転均平ブラシであり、回転中心軸１１の外
周に合成樹脂等により形成した毛部１２の基部を放射方
向に突き出すように固定（植付）して形成し、前記回転
中心軸１１の両端をアーム等により前記ポットシート１
を移送する移送台に高さ調節自在に取付ける。
【０００９】しかして、均平ブラシ回転均平ブラシ１０
には、シート巻込防止円板１５を設ける。シート巻込防
止円板１５は土７が供給されていないポットシート１の
前端が回転均平ブラシ１０により持ち上げられて、回転
均平ブラシ１０に巻き付くのを防止する。シート巻込防
止円板１５は、回転均平ブラシ１０の直径より小径の円
形の薄板１６により形成し、薄板１６の中央に形成した
挿通孔１７を回転中心軸１１に緩く嵌合させて、回転中
心軸１１に対して回転自在に取付ける。即ち、シート巻
込防止円板１５は、回転均平ブラシ１０と共回りして絡
み付こうとするポットシート１の浮き上がり防止するも
のであるから、回転中心軸１１に対して回転させないほ
うが、ポットシート１の上面の浮き上がりを防止でき
る。また、回転中心軸１１と共に回転するように取付け
たときは、ポットシート１と接触したとき浮き上がらせ
ないように、シート巻込防止円板１５の周面は滑面に形
成する。
には、シート巻込防止円板１５を設ける。シート巻込防
止円板１５は土７が供給されていないポットシート１の
前端が回転均平ブラシ１０により持ち上げられて、回転
均平ブラシ１０に巻き付くのを防止する。シート巻込防
止円板１５は、回転均平ブラシ１０の直径より小径の円
形の薄板１６により形成し、薄板１６の中央に形成した
挿通孔１７を回転中心軸１１に緩く嵌合させて、回転中
心軸１１に対して回転自在に取付ける。即ち、シート巻
込防止円板１５は、回転均平ブラシ１０と共回りして絡
み付こうとするポットシート１の浮き上がり防止するも
のであるから、回転中心軸１１に対して回転させないほ
うが、ポットシート１の上面の浮き上がりを防止でき
る。また、回転中心軸１１と共に回転するように取付け
たときは、ポットシート１と接触したとき浮き上がらせ
ないように、シート巻込防止円板１５の周面は滑面に形
成する。
【００１０】また、シート巻込防止円板１５は回転均平
ブラシ１０の軸心方向に所定間隔を置いて複数並設する
が、中央に挿通孔１７を、本実施例のように、２個に分
割形成した薄板１６のそれぞれの内側の円形の切欠部１
８により形成し、２個の薄板１６を回転中心軸１１に緩
く嵌合するようにしてボルト１９により固定して、着脱
自在に後付けできるようにしてもよい。また、直径の相
違するものを数種類用意して、交換して選択使用するこ
ともある。
ブラシ１０の軸心方向に所定間隔を置いて複数並設する
が、中央に挿通孔１７を、本実施例のように、２個に分
割形成した薄板１６のそれぞれの内側の円形の切欠部１
８により形成し、２個の薄板１６を回転中心軸１１に緩
く嵌合するようにしてボルト１９により固定して、着脱
自在に後付けできるようにしてもよい。また、直径の相
違するものを数種類用意して、交換して選択使用するこ
ともある。
【００１１】
【作用】次に作用を述べる。ポットシート１を移送台に
供給して移送し、土供給装置の下方を通過するとき各ポ
ット２に土７が過剰供給され、土の供給を受けたポット
シート１が回転均平ブラシ１０の下方に至ると、回転す
る回転均平ブラシ１０により余分な土が掃き出され、そ
の後、種子の供給あるいは潅水等が行なわれる。
供給して移送し、土供給装置の下方を通過するとき各ポ
ット２に土７が過剰供給され、土の供給を受けたポット
シート１が回転均平ブラシ１０の下方に至ると、回転す
る回転均平ブラシ１０により余分な土が掃き出され、そ
の後、種子の供給あるいは潅水等が行なわれる。
【００１２】この場合、土供給装置のホッパー内の篩土
が無くなる等の原因により土７が供給されないポットシ
ート１が回転均平ブラシ１０の下方に至ると、土７が供
給されないポットシート１は軽いこと、軽いポットシー
ト１は歪んで浮き上がること、均平ブラシ回転均平ブラ
シ１０はポットシート１の進行方向と逆回転しているこ
と、また、回転均平ブラシ１０の高さ設定を誤って低く
すぎるとき等の理由により、ポットシート１の前端が均
平ブラシ回転均平ブラシ１０により持ち上げられて、均
平ブラシ回転均平ブラシ１０に巻き付き、装置全体を停
止させるだけでなく、各種の伝動機構を破損させること
がある。
が無くなる等の原因により土７が供給されないポットシ
ート１が回転均平ブラシ１０の下方に至ると、土７が供
給されないポットシート１は軽いこと、軽いポットシー
ト１は歪んで浮き上がること、均平ブラシ回転均平ブラ
シ１０はポットシート１の進行方向と逆回転しているこ
と、また、回転均平ブラシ１０の高さ設定を誤って低く
すぎるとき等の理由により、ポットシート１の前端が均
平ブラシ回転均平ブラシ１０により持ち上げられて、均
平ブラシ回転均平ブラシ１０に巻き付き、装置全体を停
止させるだけでなく、各種の伝動機構を破損させること
がある。
【００１３】本発明では、回転均平ブラシ１０の回転中
心軸１１にシート巻込防止円板１５を設けているから、
土７が供給されていないポットシート１が移送されて
も、ポットシート１の前端部はシート巻込防止円板１５
の下面により案内され、シート巻込防止円板１５の下方
を通過し、ポットシート１の均平ブラシ回転均平ブラシ
１０への巻付きを防止する。
心軸１１にシート巻込防止円板１５を設けているから、
土７が供給されていないポットシート１が移送されて
も、ポットシート１の前端部はシート巻込防止円板１５
の下面により案内され、シート巻込防止円板１５の下方
を通過し、ポットシート１の均平ブラシ回転均平ブラシ
１０への巻付きを防止する。
【００１４】
【効果】本発明は、多数のポット２を縦横連設した厚紙
製のポットシート１と、該ポットシート１を横送する移
送台と、該移送台の上方位置に設けた前記ポットシート
１に土７を余分に供給しうる土供給装置と、前記移送台
の上方位置に設けた前記ポットシート１上の余分の土７
を掃き均す毛足の長い均平ブラシ１０とを設けたものに
おいて、前記均平ブラシ１０の側部には、該均平ブラシ
１０より稍小径のシート巻込防止円板１６を設けたポッ
トシートの巻付防止機構、および、前記シート巻込防止
円板１６は着脱自在構成としたポットシートの巻付防止
機構、および、前記シート巻込防止円板１６は前記均平
ブラシ１０の左右両側に設けたポットシートの巻付防止
機構としたものであるから、回転均平ブラシ１０にポッ
トシート１が巻付くのを防止し、また、極めて簡単な構
造で、実施化が容易であり、安価にできる。
製のポットシート１と、該ポットシート１を横送する移
送台と、該移送台の上方位置に設けた前記ポットシート
１に土７を余分に供給しうる土供給装置と、前記移送台
の上方位置に設けた前記ポットシート１上の余分の土７
を掃き均す毛足の長い均平ブラシ１０とを設けたものに
おいて、前記均平ブラシ１０の側部には、該均平ブラシ
１０より稍小径のシート巻込防止円板１６を設けたポッ
トシートの巻付防止機構、および、前記シート巻込防止
円板１６は着脱自在構成としたポットシートの巻付防止
機構、および、前記シート巻込防止円板１６は前記均平
ブラシ１０の左右両側に設けたポットシートの巻付防止
機構としたものであるから、回転均平ブラシ１０にポッ
トシート１が巻付くのを防止し、また、極めて簡単な構
造で、実施化が容易であり、安価にできる。
【図１】 側面図。
【図２】 斜視図。
【図３】 斜視図。
１…ポットシート、２…ポット、３…透孔、４…上壁、
５…側壁、６…連結部、７…土、８…育苗箱、９…種
子、１０…回転均平ブラシ、１１…回転中心軸、１２…
毛部、１５…シート巻込防止円板、１６…薄板、１７…
挿通孔、１８…切欠部、１９…ボルト。
５…側壁、６…連結部、７…土、８…育苗箱、９…種
子、１０…回転均平ブラシ、１１…回転中心軸、１２…
毛部、１５…シート巻込防止円板、１６…薄板、１７…
挿通孔、１８…切欠部、１９…ボルト。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年８月１２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図２
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図３
【補正方法】変更
【補正内容】
【図３】
Claims (3)
- 【請求項１】 多数のポット２を縦横連設した厚紙製の
ポットシート１と、該ポットシート１を横送する移送台
と、該移送台の上方位置に設けた前記ポットシート１に
土７を余分に供給しうる土供給装置と、前記移送台の上
方位置に設けた前記ポットシート１上の余分の土７を掃
き均す毛足の長い均平ブラシ１０とを設けたものにおい
て、前記均平ブラシ１０の側部には、該均平ブラシ１０
より稍小径のシート巻込防止円板１６を設けたポットシ
ートの巻付防止機構。 - 【請求項２】 請求項１において、前記シート巻込防止
円板１６は着脱自在構成としたポットシートの巻付防止
機構。 - 【請求項３】 請求項１において、前記シート巻込防止
円板１６は前記均平ブラシ１０の左右両側に設けたポッ
トシートの巻付防止機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20191892A JPH0622613A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | ポットシートの巻付防止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20191892A JPH0622613A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | ポットシートの巻付防止機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0622613A true JPH0622613A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16448962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20191892A Withdrawn JPH0622613A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | ポットシートの巻付防止機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0622613A (ja) |
-
1992
- 1992-07-06 JP JP20191892A patent/JPH0622613A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |