JP2897017B2 - 苗箱用播種機における苗箱繰出装置 - Google Patents
苗箱用播種機における苗箱繰出装置Info
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- JP2897017B2 JP2897017B2 JP30320793A JP30320793A JP2897017B2 JP 2897017 B2 JP2897017 B2 JP 2897017B2 JP 30320793 A JP30320793 A JP 30320793A JP 30320793 A JP30320793 A JP 30320793A JP 2897017 B2 JP2897017 B2 JP 2897017B2
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- Japan
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- seedling box
- arm
- seedling
- sowing machine
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- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、主として図４に例示
する多数苗室を配列してなる苗箱（実公昭５５−４６０
０７号公報参照）に対して土入れ、播種、覆土すること
のできる苗箱用播種機の苗箱繰出装置に関する。
する多数苗室を配列してなる苗箱（実公昭５５−４６０
０７号公報参照）に対して土入れ、播種、覆土すること
のできる苗箱用播種機の苗箱繰出装置に関する。
【０００２】
【従来技術と問題点】上記苗箱はプラスチック製の剛体
であり、これを多段に積載すると苗箱相互の摩擦により
最下位に位置する苗箱だけを水平に移動させて取り出す
ことのできない問題があった。
であり、これを多段に積載すると苗箱相互の摩擦により
最下位に位置する苗箱だけを水平に移動させて取り出す
ことのできない問題があった。
【０００３】
【問題点を解決するための手段】この発明は、上記問題
を解決することを目的としており、架台上面の苗箱ケー
ス内に多段に積載された苗箱の、最下段に位置する苗箱
だけを分離し、苗箱用播種機に対して容易に供給するこ
とのできる苗箱用播種機における苗箱繰出装置を提供す
るものである。
を解決することを目的としており、架台上面の苗箱ケー
ス内に多段に積載された苗箱の、最下段に位置する苗箱
だけを分離し、苗箱用播種機に対して容易に供給するこ
とのできる苗箱用播種機における苗箱繰出装置を提供す
るものである。
【０００４】即ちこの発明は、架台上面に多段に苗箱の
積載できる苗箱ケースと、該ケースから繰り出される苗
箱に対して播種自在な苗箱用播種機を設けたものにおい
て、回転円板を部分切欠して半円状に形成しその切欠端
面が円周端面と交わる端部をヘッドに形成した繰出アー
ムをを設けると共に、上記苗箱ケースに多段に積載され
た苗箱の最下段に位置する苗箱の後端に対し、該ヘッド
を当接させて最下段の苗箱を繰出し方向に移動せしめ、
次いで該繰出アーム及び支持アームの円周で最下段に位
置する苗箱の直上に載置された苗箱を一定高さに持ち上
げ、最下段の苗箱に対する負荷を排除したところで、最
下段の苗箱だけを播種機に向けて送り出すことができる
よう構成されている。
積載できる苗箱ケースと、該ケースから繰り出される苗
箱に対して播種自在な苗箱用播種機を設けたものにおい
て、回転円板を部分切欠して半円状に形成しその切欠端
面が円周端面と交わる端部をヘッドに形成した繰出アー
ムをを設けると共に、上記苗箱ケースに多段に積載され
た苗箱の最下段に位置する苗箱の後端に対し、該ヘッド
を当接させて最下段の苗箱を繰出し方向に移動せしめ、
次いで該繰出アーム及び支持アームの円周で最下段に位
置する苗箱の直上に載置された苗箱を一定高さに持ち上
げ、最下段の苗箱に対する負荷を排除したところで、最
下段の苗箱だけを播種機に向けて送り出すことができる
よう構成されている。
【０００５】而も、繰出アームや支持アームの周縁に
は、苗箱に対する接触を円滑にするため、適当数の小径
ロールが回転自在に設けられている。
は、苗箱に対する接触を円滑にするため、適当数の小径
ロールが回転自在に設けられている。
【０００６】この発明によれば、架台上面の苗箱ケース
に多段に積載されている苗箱から、最下段に位置する苗
箱の上方に積載されている苗箱を一定高さ持ち上げて支
持し、その間に最下段の苗箱だけを苗箱用播種機に向け
て送り出すことができるようになった。
に多段に積載されている苗箱から、最下段に位置する苗
箱の上方に積載されている苗箱を一定高さ持ち上げて支
持し、その間に最下段の苗箱だけを苗箱用播種機に向け
て送り出すことができるようになった。
【０００７】本発明を図示実施例により説明すると、１
は架台であり、その上面には苗箱ａを多段に積載して収
納することのできる無底の苗箱ケース２が設けられてお
り、その底面には苗箱ａを搬送自在に支持する送りロー
ル３が設けられており、ケース２の下端には苗箱ａの通
過自在な苗箱通路４が設けられている。
は架台であり、その上面には苗箱ａを多段に積載して収
納することのできる無底の苗箱ケース２が設けられてお
り、その底面には苗箱ａを搬送自在に支持する送りロー
ル３が設けられており、ケース２の下端には苗箱ａの通
過自在な苗箱通路４が設けられている。
【０００８】架台１には半円状の苗箱繰出アーム５と、
へら状の支持アーム６がチェン７を介し、相互に一定角
度を保持したまま回転するよう設けられており、図１に
おいては送りロール３の下方に回転自在に位置してい
る。（図１参照）
へら状の支持アーム６がチェン７を介し、相互に一定角
度を保持したまま回転するよう設けられており、図１に
おいては送りロール３の下方に回転自在に位置してい
る。（図１参照）
【０００９】繰出アーム５は、送りロール３上面に搭載
されている苗箱ａの、最下段に位置している苗箱ａの後
部に対して当接自在なヘッド５１と、ヘッド５１によっ
て送り出された苗箱ａの上面に載置されている苗箱ａを
一定高さ持ち上げて支持する半円体５２からなってい
る。（図２参照）
されている苗箱ａの、最下段に位置している苗箱ａの後
部に対して当接自在なヘッド５１と、ヘッド５１によっ
て送り出された苗箱ａの上面に載置されている苗箱ａを
一定高さ持ち上げて支持する半円体５２からなってい
る。（図２参照）
【００１０】苗箱用播種機８内には、繰出アーム５によ
って押し出された苗箱ａを播種機８内に引き込む苗箱繰
り入れベルト９が設けられている。この繰入ベルト９
は、その一側端を苗箱用播種機８後端の開口部に臨まし
めると共に、チエン１０を介し繰出アーム５及び支持ア
ーム６に同調して回転するよう設けられている。
って押し出された苗箱ａを播種機８内に引き込む苗箱繰
り入れベルト９が設けられている。この繰入ベルト９
は、その一側端を苗箱用播種機８後端の開口部に臨まし
めると共に、チエン１０を介し繰出アーム５及び支持ア
ーム６に同調して回転するよう設けられている。
【００１１】図３は最下段に位置する苗箱ａが繰入ベル
ト９により播種機８内に殆ど繰入られた状態を示し、そ
の上方に積載されている苗箱ａは、繰出アーム５及び支
持アーム６によって上方に持ち上げられ支持されてい
る。（図３参照）
ト９により播種機８内に殆ど繰入られた状態を示し、そ
の上方に積載されている苗箱ａは、繰出アーム５及び支
持アーム６によって上方に持ち上げられ支持されてい
る。（図３参照）
【００１２】この状態から繰出アーム５及び支持アーム
６が更に回転すると、最下段の苗箱ａが播種機８内に完
全に引き込まれると同時に、繰出アーム５及び支持アー
ム６に支持されていた苗箱ａが降下して図１の状態に復
すことになる。（図１参照）
６が更に回転すると、最下段の苗箱ａが播種機８内に完
全に引き込まれると同時に、繰出アーム５及び支持アー
ム６に支持されていた苗箱ａが降下して図１の状態に復
すことになる。（図１参照）
【００１３】なお、繰出アーム５及び支持アーム６の周
縁に、小径ロール１１を適当数設けておくと、繰出アー
ム５及び支持アーム６の苗箱ａに対する当たりが円滑に
なり好都合である。
縁に、小径ロール１１を適当数設けておくと、繰出アー
ム５及び支持アーム６の苗箱ａに対する当たりが円滑に
なり好都合である。
【００１５】
【発明の効果】このように本願発明によるときは、架台
上の苗箱ケースに多段に積載された苗箱のうち、最下段
に位置する苗箱を容易且つ確実に分離し、そのまま播種
装置に対して送り込める効果がある。
上の苗箱ケースに多段に積載された苗箱のうち、最下段
に位置する苗箱を容易且つ確実に分離し、そのまま播種
装置に対して送り込める効果がある。
【図１】最初の苗箱が播種機内に引き込まれ、その他の
苗箱が送りロール上面に支持されている状態を示す解説
図。
苗箱が送りロール上面に支持されている状態を示す解説
図。
【図２】最初の苗箱に次いで最下段に位置する苗箱が分
離し、播種機内に送り込まれようとしている解説図。
離し、播種機内に送り込まれようとしている解説図。
【図３】最下段の苗箱に対する負荷を排除するため、そ
の上方に載置されている苗箱を繰出アームと支持アーム
によつて支持している状態を示す解説図。
の上方に載置されている苗箱を繰出アームと支持アーム
によつて支持している状態を示す解説図。
【図４】従来苗箱の斜視図
１ 架台 ２ 苗箱ケース ３ 送りロール ４ 苗箱通路 ５ 繰出アーム ６ 支持アーム ７ チェン ８ 苗箱用播種機 ９ 繰入ベルト １０ チェン １１ 小径ロール
Claims (4)
- 【請求項１】 架台上面に多段に苗箱の積載できる苗箱
ケースと、該ケースから繰り出される苗箱に対して播種
自在な苗箱用播種機を設けたものにおいて、回転円板を
部分切欠して半円状に形成しその切欠端面が円周端面と
交わる端部をヘッドに形成した繰出アームをを設けると
共に、上記苗箱ケースに多段に積載された苗箱の最下段
に位置する苗箱の後端に対し、該ヘッドを当接させで最
下段の苗箱を繰出し方向に移動せしめ、次いでその半円
状の円周で最下段に位置する苗箱の直上に載置された苗
箱を持ち上げることができるよう、上記繰出アームを架
台に対し回転自在に設けたことを特徴とする苗箱用播種
機における苗箱繰出装置。 - 【請求項２】繰出アームにより押し出された苗箱を上記
苗箱用播種機に対し押出速度と等速で巻き込むよう、上
記繰出アームに同調して回転する繰入ベルトを上記苗箱
用播種機の後端に臨まして回転自在に設けたことを特徴
とする１項記載の苗箱用播種機における苗箱繰出装置。 - 【請求項３】苗箱ケースに多段に積載された苗箱の最下
段に位置する苗箱の直上に載置された苗箱を一定高さに
持ち上げてから降下せしめるよう、上記繰出アームに同
調して回転する支持アームを上記架台に対し回転自在に
設けたことを特徴とする１項記載の苗箱用播種機におけ
る苗箱繰出装置。 - 【請求項４】繰出アーム及び支持アームの外周を円弧状
に形成し、それらアームの外周に小径ロールを配したこ
とを特徴とする１項記載の苗箱用播種機における苗箱繰
出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30320793A JP2897017B2 (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 苗箱用播種機における苗箱繰出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30320793A JP2897017B2 (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 苗箱用播種機における苗箱繰出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07115808A JPH07115808A (ja) | 1995-05-09 |
| JP2897017B2 true JP2897017B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=17918175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30320793A Expired - Fee Related JP2897017B2 (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 苗箱用播種機における苗箱繰出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2897017B2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-26 JP JP30320793A patent/JP2897017B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07115808A (ja) | 1995-05-09 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
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