JPH06226135A - コンクリート・アスファルト等の廃材破砕作業車 - Google Patents

コンクリート・アスファルト等の廃材破砕作業車

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JPH06226135A
JPH06226135A JP31397692A JP31397692A JPH06226135A JP H06226135 A JPH06226135 A JP H06226135A JP 31397692 A JP31397692 A JP 31397692A JP 31397692 A JP31397692 A JP 31397692A JP H06226135 A JPH06226135 A JP H06226135A
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JP
Japan
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crusher
concrete
asphalt
crushed
truck
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JP31397692A
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English (en)
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Masaharu Fujiwara
正治 藤原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 廃材破砕機を特定の場所に設置して作業する
場合に生ずる騒音や粉塵などに関する環境対策の問題が
比較的少なく、破砕処理費用も安価な廃材破砕機を得
る。 【構成】 コンクリートやアスファルト等の廃材が発生
した現場に移動できるトラック10の荷台に廃材破砕機
20を据付けし、廃材が発生した現場に移動して破砕処
理する。また、トラック10の荷台に敷設したレール2
5により、砕石破砕材を取り出し易い位置に廃材破砕機
20を移動できる用に据付けし、更に旋回盤24により
廃材の投入口21を所望の方向に向けられるようにして
作業性を良くした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、道路や建造物を取り
壊しあるいは改修する際に発生するコンクリートやアス
ファルト等の廃材を、再利用できるように砕石状に破砕
する破砕作業用自動車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】道路や建造物を取り壊しあるいは改修す
る際に発生するコンクリートやアスファルト等の廃材
を、再利用できるように破砕する装置としては、例え
ば、特開平4−27447号公報に示された破砕装置が
知られている。この種の破砕装置は一般に大型の装置で
あるために、作業し易い場所に据付けて、その場所まで
コンクリートやアスファルト等の廃材を運搬して破砕作
業が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、特定の
場所に破砕装置を設置した場合、コンクリートやアスフ
ァルト等の廃材を現場から運搬しなければならない。運
搬のためには運搬に適したトラックが必要であることは
勿論のこと、積み込み積み降ろしのための作業機械も必
要であり、処理費用が高額になっていた。また、特定の
場所に破砕装置を設置するためには、騒音や粉塵など周
辺の環境についての対策、即ち周辺・関係者の同意書が
必要になるなど、解決が困難な課題になっていた。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、特定の場所に破砕装置を設置す
る必要がなく、騒音や粉塵など周辺の環境についての対
策も比較的簡単な破砕装置を得ることを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るコンクリ
ート・アスファルト等の廃材破砕作業車は、コンクリー
トやアスファルト等の廃材が発生した現場に移動できる
トラックの荷台に破砕機を据付けし、上記トラックの荷
台に排出口を設けて、荷台の下側から砕石状破砕材を取
り出すようにしたものである。
【0006】また、この破砕機をトラックの荷台に敷設
したレール上を移動できるように据付けし、上記破砕機
を後方に移動して上記荷台の後方に設けた排出口を通し
て荷台の下側から砕石状破砕材を取り出すようにした。
【0007】また、破砕機に旋回盤を設け、破砕機の投
入口を所望の方向に向けられるようにした。
【0008】
【作用】この発明におけるコンクリート・アスファルト
等の廃材破砕作業車(以下廃材破砕作業車という)は、
コンクリート・アスファルト等の廃材が発生した場所に
廃材破砕作業車が移動してその場所でコンクリート・ア
スファルト等の廃材破砕作業を行う。
【0009】また、破砕機をトラックの荷台に敷設した
レール上を移動できるように据付けし、破砕機を後方に
移動して砕石状破砕材を取り出し易いところから取り出
す。
【0010】また、破砕機に旋回盤を設けることによ
り、コンクリート・アスファルト等の廃材が投入し易い
方向に破砕機の投入口を設定できる。
【0011】
【実施例】
実施例1 以下、この発明の一実施例を図によって説明する。図2
および図3において、10は一般に使用されているトラ
ックであり、荷台の側板および底面の一部が取り除かれ
たものである。11はトラックのシャーシ、12はエン
ジンの回転を車輪に伝達するプロペラシャフト、13は
砕石状破砕材の排出口で、荷台の底面においてプロペラ
シャフト12を避けて設置されている。14はアウトリ
ガージャッキであり、廃材破砕作業時にトラック10を
保持するために使用する。
【0012】20はトラック10の荷台に据付された破
砕機であり、上側の投入口21から投入されたコンクリ
ート・アスファルト等の廃材を砕石状に破砕して下側に
設置された排出口から排出するものである。23は原動
機で、破砕機を運転するための原動機である。なお、破
砕機20は廃材の種類や量に対し適当な種類や大きさの
ものがあり、トラック10は破砕機20の種類や大きさ
に対し適当な積載量のものを使用する。破砕機20が大
型の場合は荷台を補強して据付ける。
【0013】上記のように構成された廃材破砕作業車
は、コンクリート・アスファルト等の廃材が発生した場
所に移動して、アウトリガージャッキ14で車体を保持
して破砕作業を行う。即ち、原動機23により駆動され
ている破砕機20の投入口21に、パワーショベルなど
の作業車により廃材を投入すれば、荷台の下側の排出口
13から破砕機20により破砕された砕石状破砕材が排
出される。排出された砕石状破砕材は荷台の下側に設置
したベルトコンベア(図示せず)により取り出して、運
搬用車両に積み込むか、または、一時的に所定場所に山
積みしておく。なお、この砕石状破砕材は、道路舗装の
路盤材や土木工事用に使用される砕石の代用材などに利
用される。
【0014】実施例2 上記実施例1では破砕機20をトラック10の荷台に据
付固定したものを示したが、図1および図2に示すよう
に、破砕機20をトラック10の荷台の後方に移動すれ
ば破砕作業が容易になる場合がある。即ち、図1および
図2において、15は荷台に敷設された可動レール、1
6は荷台の後方に設置した砕石状破砕材の排出口であ
る。25は破砕機20の下端に設けた可動ローラで、可
動用レール15に嵌められて破砕機20を荷台上で移動
できるようになされている。26は安全ピンで、トラッ
ク10が移動する場合には破砕機20をトラック10の
荷台の中央部に据付固定しておくものである。この安全
ピン26は、破砕機20をトラック10の荷台の後方に
移動して破砕作業する場合に、その位置に据付固定する
場合にも用いる。
【0015】上記実施例2の廃材破砕作業車は、破砕機
20をトラック10の荷台の後方に移動して破砕作業す
るが、この場合、荷台の下側に設置するベルトコンベア
は、荷台の両側方および後方の三方向に設置できるので
作業性が良い。また、荷台の後方には巻き込み防護柵が
ないのでベルトコンベアの設置が容易になる。
【0016】実施例3 上記実施例1および2において、24は旋回盤であり、
破砕機20の投入口21を所望の方向に向けられるよう
にした回動機構である。廃材破砕作業車の停止方向を適
切にすれば旋回盤24は無くてもよいが、旋回盤24を
使用すれば、廃材破砕作業車の停止方向に関係なくパワ
ーショベルなどの作業車に都合の良い場所で作業ができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上のようにこの廃材破砕作業車によれ
ば、コンクリート・アスファルト等の廃材が発生した場
所に廃材破砕作業車が移動して、その場所でコンクリー
ト・アスファルト等の廃材破砕作業を行うので、特定の
場所に破砕装置を設置した場合に生じる騒音や粉塵など
周辺の環境についての問題の解決が比較的容易である。
また、特定の場所に破砕装置を設置した場合に必要な廃
材運搬用トラックあるいは廃材の積み込み積み降ろしの
ための作業機械も少なくなり、処理費用が安価になる。
【0018】破砕機をトラックの荷台に敷設したレール
上を移動できるように据付けし、破砕機を後方に移動し
て砕石状破砕材を取り出し易いところから取り出すも
の、破砕機に旋回盤を設け、破砕機の投入口を所望の方
向に向けられるようにしたものは作業性が良く、更に有
効な廃材破砕作業車になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例2および実施例3を示す側
面図である。
【図2】 この発明の実施例2および実施例3を示す平
面図である。
【図3】 この発明の実施例1を示す側面図である。
【図4】 この発明の実施例1を示す平面図である。
【符号の説明】
10 トラック 13,16 排出口 20 破砕機 21 投入口 23 原動機 24 旋回盤 25 可動用レール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機により駆動され上側から投入した
    コンクリート・アスファルト等の廃材を砕石状に破砕し
    て下側から排出するように構成した破砕機、この破砕機
    をトラックの荷台に据付けし、上記荷台に排出口を設け
    て、上記荷台の下側から砕石状破砕材を取り出すように
    したことを特徴とするコンクリート・アスファルト等の
    廃材破砕作業車。
  2. 【請求項2】 原動機により駆動され上側から投入した
    コンクリート・アスファルト等の廃材を砕石状に破砕し
    て下側から排出するように構成した破砕機、この破砕機
    をトラックの荷台に敷設したレール上を移動できるよう
    に据付けし、上記破砕機を後方に移動して上記荷台の後
    方に設けた排出口を通して荷台の下側から砕石状破砕材
    を取り出すようにしたことを特徴とするコンクリート・
    アスファルト等の廃材破砕作業車。
  3. 【請求項3】 破砕機に旋回盤を設け、破砕機の投入口
    を所望の方向に向けられるようにしたことを特徴とする
    請求項第1項または第2項記載のコンクリート・アスフ
    ァルト等の廃材破砕作業車。
JP31397692A 1992-10-28 1992-10-28 コンクリート・アスファルト等の廃材破砕作業車 Pending JPH06226135A (ja)

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JP31397692A Pending JPH06226135A (ja) 1992-10-28 1992-10-28 コンクリート・アスファルト等の廃材破砕作業車

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5470407A (en) * 1977-11-10 1979-06-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd Production of wood cabinet
JPS54143961A (en) * 1978-04-29 1979-11-09 Hosoya Miyuki Selffpropelled crusher
JPS5728298A (en) * 1980-06-20 1982-02-15 Kraftwerk Union Ag Method of finally storing radioactive waste by vitrification
JPH0317546A (ja) * 1989-05-01 1991-01-25 General Electric Co <Ge> 高温かつ高放射線の水性環境中において使用するための参照電極プローブ

Patent Citations (4)

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