JPH10113571A - 破砕プラント車 - Google Patents

破砕プラント車

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JPH10113571A
JPH10113571A JP28287296A JP28287296A JPH10113571A JP H10113571 A JPH10113571 A JP H10113571A JP 28287296 A JP28287296 A JP 28287296A JP 28287296 A JP28287296 A JP 28287296A JP H10113571 A JPH10113571 A JP H10113571A
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vehicle
crusher
crushing plant
frame
crushing
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JP28287296A
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Yasuhisa Tamamitsu
泰壽 玉光
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、破砕機と搬出コンベヤから成る破
砕プラントをトラックに搭載したコンパクトで消費電力
が小さい破砕プラント車を提供する。 【解決手段】 この破砕プラント車は、トラック1の機
器搭載部3に振動吸収支持体15,16を介して設置さ
れた架台17に塊状物をリサイクル粒状物に破砕する破
砕機6を搭載し、機器搭載部3に交換可能に取り付けら
れた搬出コンベヤ5によって破砕機6から排出される粒
状物を車両外に放出する。破砕機6及び搬出コンベヤ5
は、小型の発電機8等の駆動装置で作動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トラックの車体
フレーム上に設けた機器搭載部に破砕機、排出コンベヤ
等から成る塊状物を破砕して粒状物にする破砕プラント
を搭載した破砕プラント車に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、都市部において、住宅街、市街地
等の既に多くの建物が建設されている区域の再開発等の
ために、中高層住宅、建造物、構造物等の取り壊し、建
て替え等の作業が行われている。その際に発生する建造
物や構造物等の廃材、コンクリート、アスファルト等の
塊状物を処理する必要があるが、それらの塊状物を処理
する方法として、塊状物の一般的な投棄処理は、塊状物
を合法的に投棄する場所が年々次第に確保し難くなって
きたため、簡単に採用できなくなった。そこで、最近で
は、塊状物を再利用即ちリサイクルして使用する資源の
有効利用を行い、投棄する量を減らす方法が行われるよ
うになっている。塊状物を、破砕機によって破砕処理し
て破砕物即ち粒状物とし、該粒状物を路面下地材、建造
物や構造物の基礎材、掘削後の埋戻材等のリサイクル品
として再利用することが行われるようになった。
【0003】塊状物を、その発生現場で破砕処理し、現
場で得られた破砕物の粒状物を所定の場所へ搬送してリ
サイクル品として使用することによって、塊状物の埋め
立て処分地や投棄場所を求めて、それらの塊状物を車両
等で長距離運搬する必要がなくなり、塊状物の投棄によ
る環境破壊を起こすことがなくなると共に、環境保護や
資源の有効利用上好ましいものとなる。また、破砕した
粒状物をリサイクル品として使用すれば、限られた資源
である砂利等の使用量を低減し、環境破壊を起こすこと
もなく、一石二鳥の好ましいことになる。
【0004】ところで、本出願人は、路上走行可能なト
レーラ上に破砕プラントを設置し、道路運送車両法の保
安基準に適合した破砕プラント車を既に提案した(例え
ば、特開平7−132242号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記破
砕プラント車については、塊状物を粒状物に破砕する能
力は大きいものの、車両の機器搭載部に振動篩機を搭載
し、振動篩機によって破砕物をサイズ別に分離し、大き
いサイズの破砕物を破砕機へ再度送り込んで破砕してい
るため、少なくとも破砕機、振動篩機、それらに伴う種
々のコンベヤ等を車両に搭載する必要があり、破砕プラ
ント自体が大型になり、10トン級のトラックやトレー
ラ等の車両を必要とした。また、リサイクル粒状物を車
両の外部に搬出する搬出コンベアは、ホッパの出口に臨
む最下位置において垂直軸周りに旋回自在となるよう
に、車体フレーム上に設置されており、道路走行時のよ
うな破砕プラントの非稼働時には、車両の機器搭載部に
収納状態に配置される。また、搬出コンベヤから放出さ
れたリサイクル粒状物は、破砕プラント車の近傍に横付
けされた搬送車両の積載部に移載されるか、又は破砕プ
ラント車の近傍の空き地の地面に積み上げられる。
【0006】従来の破砕プラント車では、上記のよう
に、振動篩機を車両の機器搭載部に搭載するため、例え
ば、4トン級の車両には破砕機と振動篩機との重量によ
って重量オーバとなり、4トン級の車両を利用すること
ができない。しかしながら、建造物等の倒壊によって塊
状物が発生する現場では、塊状物自体をある程度まで小
さいサイズにまで破砕されている場合があり、そのた
め、ある程度破砕された塊状物は小型の破砕機でリサイ
クル粒状物に破砕できる場合がある。このような場合に
は、破砕物を振動篩機でサイズ別に分離する必要がなく
なるという現状がある。
【0007】また、破砕プラント車の周囲、とりわけ搬
出コンベヤ側においては、搬出コンベヤそれ自体を車両
の車体フレーム上の一端において垂直軸の周りに回動を
許容するために、及び搬出コンベヤの他端から放出した
リサイクル粒状物を積み上げるか、又はリサイクル粒状
物を積載する運搬車両を破砕プラント車に横付けを可能
とするために、幅の広い道路や空き地等のスペースが必
要であった。車両の横方向に十分なスペースを予め用意
できない場所、例えば、破砕すべき建築物へのアクセス
が、破砕プラント車一台が通過することができる程度の
車幅の狭い道路である場合には、事実上、破砕プラント
車を移動させて塊状物の破砕作業を行うことができない
という問題があった。
【0008】破砕プラント車では、破砕機を車体フレー
ムの車両後方に設置しており、破砕すべき建築物からの
コンクリート塊等の被破砕物即ち塊状物をホイールロー
ダ等の工事車両によって破砕機のホッパに投入される。
破砕プラント車は、車両の後方に配置した破砕機を破砕
すべき建築物に接近させた状態となるように、車両を後
進させて前記建築物に近寄ることになる。破砕プラント
車の周囲に十分なスペースがない場合であっても、破砕
プラント車をこのような態勢で破砕現場にアクセスさせ
て、リサイクル粒状物を破砕プラントから運び出すこと
ができれば、破砕プラント車の利用性が格段に向上する
ことができる。
【0009】そこで、本出願人は、上記問題を解決する
ための破砕プラント車を開発し、先に特願平8−996
62号として出願した。しかしながら、該破砕プラント
車は、振動篩機を搭載したものであり、10トン級の車
両を使用する必要があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、上記
の課題を解決することであり、破砕プラント車におい
て、建築物の破砕現場において、ある程度まで破砕され
た塊状物を更に破砕機で破砕してリサイクル粒状物を得
るものであり、車両の機器搭載部に振動篩機を搭載する
ことなく、少なくとも破砕機及びそれに付随する発電機
等の機器を車両の機器搭載部に搭載し、破砕プラント自
体をコンパクトに構成すると共に消費電力を低減して発
電機を小型のものを使用でき、しかも車両の停止位置で
搬出コンベヤを回動させ且つ傾倒させることができるス
ペースや、搬出コンベヤが排出する粒状物を山積みした
り、積載する運搬車を破砕プラント車に横付けするスペ
ースがなくても、破砕プラント車が車両後方に設置され
ている破砕機を解体作業現場に接近させることができれ
ば、搬出コンベヤによって破砕された粒状物を車両の前
方に排出させることを可能にしたものであり、例えば、
4トン級のトラックを利用できるように構成した破砕プ
ラント車を提供することである。
【0011】この発明は、エンジンを搭載し且つ前後輪
で路上を走行できる車体フレーム上に機器搭載部を設
け、前記機器搭載部に塊状物を粒状物に破砕する破砕プ
ラントが搭載された車両において;前記破砕プラントは
後輪上方に位置する前記機器搭載部に設置された前記塊
状物を破砕する破砕機、前記破砕機で前記塊状物を破砕
した前記粒状物を車両外部へ搬出するための搬出コンベ
ヤ、及び前記破砕機と前記搬出コンベヤを駆動する駆動
装置を具備し;前記破砕機は前記車体フレームに振動吸
収支持体を介して設置された架台に取り付けられ、前記
搬出コンベヤは前記破砕機と前記車両のキャブとの間の
前記機器搭載部に配置可能で且つ前記破砕機に設けた前
記粒状物の排出シュートの下方で旋回自在に且つ傾斜角
変更自在に取り付けられることを特徴とする破砕プラン
ト車に関する。
【0012】また、前記破砕機に設けた塊状物の投入の
ためのホッパには、前記ホッパを振動させる振動機が設
けられている。
【0013】また、前記搬出コンベヤは長さの異なる別
のタイプのコンベヤと交換可能に前記機器搭載部に取り
付けられる。
【0014】また、前記破砕機を設置した前記架台は脚
フレーム部と該脚フレーム部間に延びる載置フレーム部
を有し、前記振動吸収支持体は前記載置フレーム部と前
記車体フレームとの間に配置された長手方向にスプリン
グを埋め込んだロッド状ゴム体と、前記脚フレーム部と
前記車体フレームとの間に配置された半球状ゴム体とか
ら構成されている。更に、前記破砕機を設置した前記架
台には、前記破砕機を駆動するモータが設置されてい
る。
【0015】また、前記破砕機を設置した前記架台は、
前記車両フレームを介して振動吸収支持体を組み込んだ
アウトリガによって支持可能に構成されている。或い
は、前記破砕機を設置した前記架台は、路面に対して直
接的に振動吸収支持体を組み込んだアウトリガによって
支持可能に構成されている。
【0016】また、前記搬出コンベヤはその端部が旋回
可能に配置されたフレーム、前記フレームに回転自在に
取り付けられたプーリ及び前記プーリにエンドレスに張
られたベルトから構成されている。
【0017】また、前記フレームはその途中がその長手
方向サイズを伸縮できるように屈曲又は伸縮可能に構成
された分割フレームから構成され、先端側の前記分割フ
レームは前記キャブの前方の位置まで延出可能に構成さ
れている。或いは、前記搬出コンベヤは複数の独立した
搬出コンベヤを直列に接続して構成され、前記粒状物の
長い搬出距離を確保することができる。
【0018】また、前記搬出コンベヤには前記架台に設
置された巻上機によって巻き上げ可能なワイヤが取り付
けられ、前記搬出コンベヤは前記巻上機の作動で前記ワ
イヤによって吊り上げ可能に且つ旋回可能に構成されて
いる。
【0019】この破砕プラント車は、上記のように、塊
状物の発生現場である程度のサイズまで破砕された塊状
物を破砕してリサイクル粒状物のサイズにまで破砕でき
る破砕機を搭載し、それによって、粒状物のサイズによ
る分別を行う必要がなくなり、振動篩機を車両に搭載す
る必要がなく、破砕プラント自体をコンパクトに構成
し、その分だけ消費電力を低減でき、しかも、車両の一
側方から前方を通って他側方まで旋回できる搬出コンベ
ヤによって、車両の周囲の広範囲の所望の箇所へ破砕機
から放出される粒状物を車両外へ搬出することができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
による破砕プラント車の実施例を説明する。図1はこの
発明による破砕プラント車の一実施例を示す側面図、図
2は図1のプラント車の平面図、図3は破砕機を示す拡
大側面図、図4は破砕機を示す正面図、図5は破砕機に
取り付けられるホッパを示す側面図、図6は図5のホッ
パの平面図、及び図7は図5のホッパの正面図である。
【0021】この破砕プラント車は、コンクリート、ア
スファルト、廃材等の塊状物を破砕して砂利代用品、路
面材、路面下地材、建造物材等の粒状物としてリサイク
ルするのに適用できる破砕プラント2をエンジンを搭載
したトラック1の車両に搭載し、前輪47及び後輪48
によって一般道路を走行可能に構成したものである。こ
の破砕プラント車は、塊状物発生現場へ直接走行し、そ
こで塊状物を破砕してリサイクルできる破砕物即ち粒状
物に処理して車両の前方等から搬出コンベヤ5によって
排出することができ、コンパクトで且つ振動や騒音の発
生を低減し、図示していないが、水噴射等によって塵埃
の飛散防止ができるものである。この実施例は、シャシ
を含む車体フレーム4上に機器搭載部3を設けた中型
(例えば、4トン級)のトラック1に適用したものであ
る。
【0022】この破砕プラント車において、破砕プラン
ト2を搭載した路上走行用のトラック1は、前輪47上
に設けたキャブ1C及びキャブ1Cに一体的に構成され
た機器搭載部3から構成されている。機器搭載部3を構
成する車体フレーム4は、トラック1自体が元来有して
いるシャシと該シャシを補強する種々の補強フレームを
含むものである。車体フレーム4は、破砕機6が搭載さ
れる荷重の重い領域の後部側が発電機8等が搭載された
前部側に比較して補強フレームが多く組み込まれてい
る。車体フレーム4上には、破砕機6及び破砕機6を駆
動するモータ68を支持するため架台17が取り付けら
れている。架台17は、脚フレーム部28と脚フレーム
部28間に延びる載置フレーム部27を有しており、破
砕機6及びモータ68は載置フレーム部27にボルト等
で固定されている。
【0023】この破砕プラント車は、塊状物を破砕して
粒状物にする破砕プラント2を機器搭載部3に搭載した
ものである。破砕プラント2は、後輪48の上方に位置
する機器搭載部3に設置した塊状物を破砕する破砕機
6、破砕機6で塊状物を破砕した粒状物を車両外部へ搬
出する搬出コンベヤ5、及びこれらの機器を駆動するた
めの発電機8、制御盤や操作盤9等の駆動装置を具備し
ている。発電機8、操作盤9等の駆動装置は、車体フレ
ーム4の前部等の適宜のスペースに有効利用する状態で
バランスよく配置されている。
【0024】この実施例では、車体フレーム4上の後輪
48の上方の機器搭載部3には塊状物を破砕する破砕機
6が設置され、車体フレーム4上の前部には発電機8、
操作盤9等の機器が設置されている。破砕機6は、車体
フレーム4上に振動吸収支持体15,16を介して設置
された架台17に取り付けられている。破砕機6は、塊
状物投入用のホッパ40から破砕機自体の振動によって
投入されたコンクリート、アスファルト、廃材等の塊状
物を破砕して破砕物の粒状物とし、該破砕物の粒状物を
破砕機6の下部に設けた排出シュート10へ排出され
る。破砕機6から排出された粒状物は、破砕機6の出口
のサイズが小さく形成され、所定以下のサイズに破砕さ
れているので、破砕機6からの粒状物は排出シュート1
0から搬出コンベヤ5を通じて車両外部へ搬出される。
【0025】この破砕プラント車において、破砕機6等
の破砕プラントは、路面14に対して後輪48の接地状
態で車体フレーム4上で作動される。トラック1の車体
フレーム4の後部には、破砕機6で発生する所定以上の
衝撃力や振動等の力を支持するために、油圧、リンク、
ねじ等で伸縮可能なジャッキの如き後部支柱となるアウ
トリガ7を設けることができる。アウトリガ7は、例え
ば、図4に示すように、振動吸収支持体15を組み込ん
でおり、破砕機6の作動時には殆ど接地状態、或いは敷
板等で接地状態に伸長させ、破砕機6によって過大な負
荷がトラック1にかかる場合には、車体フレーム4を支
持し、トラック1の支持手段を保護することができる。
この破砕プラント車では、破砕機6等の振動源は、防振
材から成る振動吸収支持体15,16を介して車体フレ
ーム4や架台17に伝達され、それらの負荷は前後輪4
7,48で支持吸収され、破砕機6の作動による振動や
騒音が低減されている。図示していないが、場合によっ
ては、破砕機6の振動を吸収するため、少なくとも破砕
機6を搭載した架台17を直接支持するように振動吸収
支持体を組み込んだアウトリガ(図示せず)を設けるこ
ともできる。
【0026】破砕機6は、例えば、固定歯付き板とカム
等で揺動するスイングジョー等の揺動歯付き板とによっ
て塊状物を圧搾破砕するタイプのものを使用できる。破
砕機6は、回転可能に取り付けられた回転軸50、回転
軸50の一端に取り付けられた駆動ホイール53と他端
に取り付けられた慣性ホイール67、回転軸50に取り
付けられたスイングジョー等の揺動歯付き板、及び揺動
歯付き板と共働して塊状物を粒状物に破砕する固定歯付
き板を有している。破砕機6は、機器搭載部3に設置し
た架台17に設置されたモータ68の駆動によってベル
ト66を介して駆動ホィール53を回転させ、駆動ホィ
ール53の回転によって回転軸50を回転させてスイン
グジョー等の揺動歯付き板を揺動させることによって作
動できる。モータ68は、破砕機6を設置した架台17
に一体的に構成されている架台17Eに設置することに
よって、破砕機6自体で発生する振動に対してベルト6
6の張力による悪影響が避けられ、破砕機6自体で発生
する振動がホッパ40に良好に伝達されると共に、破砕
機6の振動が振動吸収支持体15,16によって良好に
吸収され、車両フレーム4への伝達が低減され、騒音が
低減される。
【0027】破砕機6には、塊状物の発生現場で塊状物
を破砕機6に投入するため、その上部にホッパ40(図
5、図6及び図7参照)が取り付けられている。ホッパ
40は、塊状物を投入する入口の大きな投入口46を備
えた傾斜部49と破砕機6内へ放出する出口部52を備
えた垂下部45とから成る。ホッパ40の傾斜部49
は、架台17の載置フレーム部27に取り付けられたロ
ッド39に緩衝部材43を介して支持されると共に、ロ
ッド39を通じて破砕機6の振動が伝達されるように支
持されている。ホッパ40の垂下部45に取り付けられ
たブラケット55は、破砕機6に取り付けられたブラケ
ット44に緩衝部材43を介して取り付けられている。
また、傾斜部49に取り付けられたブラケット54は、
破砕機6のホィール53を取り付けた回転軸50を回転
自在に支持したケース56にピン51等を介して支持さ
れ、破砕機6の振動をホッパ40に伝達するように構成
されている。
【0028】また、この破砕プラント車では、破砕機6
にに設けた塊状物の投入のためのホッパ40には、その
傾斜部49に取り付けたブラケット41に振動機38が
取り付けられている。破砕機6自体の振動では塊状物の
水分含有率、粘度或いは種類によってはホッパ40の振
動では十分な振動がホッパ40に与えられない場合があ
るので、その場合には、振動機38を駆動してホッパ4
0に更に振動を与え、その振動によってホッパ40から
破砕機6への塊状物の送り込みをスムースにすることが
できる。この場合には、ホッパ40は、破砕機6の振動
で振動しているので、振動機38自体は小型のもので十
分であり、振動機38から発生する振動は、破砕機6の
振動と共振して塊状物の送りをスムースにする。
【0029】また、搬出コンベヤ5は、破砕機6とキャ
ブ1Cとの間の機器搭載部3に交換可能に配置される。
搬出コンベヤ5は、破砕機6に設けた粒状物の排出シュ
ート10の排出部下方において旋回自在機構(図10、
図11参照)を介して枢支点となる旋回軸60で旋回可
能に車両フレーム4に取り付けられると共に、揺動自在
機構(図8、図9参照)を介して搬出コンベヤ5の傾斜
角変更に対応して搬出コンベヤ5を支持している。搬出
コンベヤ5は、長さの異なる別のタイプのコンベヤと交
換できるように、機器搭載部3に対して取外し可能に機
器搭載部3に設置される。従って、搬出コンベヤ5とし
ては、粒状物の放出位置が車両の側方近傍である時は、
ストレートタイプの短いコンベヤを使用し、また、粒状
物の放出位置が車両の前方等の車両から遠い箇所である
時には、伸縮可能又は屈折可能の連結タイプの長いコン
ベヤを使用することができる。従って、搬出コンベヤ5
は、粒状物の排出箇所に応じてストレートタイプ又は連
結タイプのいずれかを選定して機器搭載部3に設置すれ
ばよい。
【0030】搬出コンベヤ5の旋回自在機構は、図10
と図11に示すように、車両フレーム4に取り付けられ
た軸受を兼ねた支持体65に旋回自在に挿通された旋回
軸60と該旋回軸60に固定した載置フレーム57とか
ら構成されている。載置フレーム57には、搬出コンベ
ヤ5の揺動自在機構が載置されている。搬出コンベヤ5
の揺動自在機構は、搬出コンベヤ5の下部のフレーム1
8を揺動自在支持台に支持し、搬出コンベヤ5の傾斜角
度に応じて揺動自在支持台が揺動して搬出コンベヤ5を
支持している。揺動自在機構は、車両フレーム4に取り
付けられた取付ボス70に回動可能に支持された揺動軸
64、揺動軸64が遊嵌しているハウジング58、及び
ハウジング58に取り付けられた搬出コンベヤ5を取り
付ける揺動自在支持台を構成する一対のフレーム59と
各フレーム59を連結した連結フレーム61から構成さ
れている。フレーム59は、フレーム59に設けたフラ
ットバー62を介してハウジング58に固定されてい
る。搬出コンベヤ5のフレーム18は、フレーム59上
に載置され、連結フレーム61に形成されたボルト孔6
3にUボルト(図示せず)等を挿通して揺動自在支持台
に取り付けられている。従って、搬出コンベヤ5は、ワ
イヤ13の巻き上げ作動によって傾斜角が変更するが、
その傾斜角に応じて搬出コンベヤ5の端部が揺動自在機
構に支持されてスムースに傾斜角が変更されると共に、
旋回自在機構によって所定の位置へと旋回することがで
きる。
【0031】振動吸収支持体15は、例えば、本出願人
に係る特願平8−99662号に開示されているものを
適用できる。例えば、破砕機6では、コンクリート、ア
スファルト等の破砕物の破砕で発生する衝撃力、振動等
の力の一部を緩衝吸収すると共に、騒音の発生を防止す
ることができる。振動吸収支持体15は、図12及び図
13に示すように、中実のロッド状ゴム体31及びロッ
ド状ゴム体31の長手方向に螺旋状に埋め込まれたスプ
リング30から成り、ロッド状ゴム体31の両端には係
止穴32が設けられている。振動吸収支持体15は、架
台17の載置フレーム部27と車体フレーム4との間に
配置されている。また、振動吸収支持体16は、架台1
7の脚フレーム部28と車体フレーム4との間に配置さ
れた半球状ゴム体から構成されている。
【0032】この破砕プラント車は、破砕プラントの破
砕機6等の機器と車体フレーム4、或いは車体フレーム
や架台17との間に振動吸収支持体15,16を介在さ
せることによって、振動吸収支持体15,16を介して
各振動源で発生する衝撃力、振動等の一部が緩衝吸収さ
れることで破砕プラント2の作動で発生する騒音、振動
は最低限に低減することができる。即ち、破砕機6で発
生する振動は、車体フレーム4に対して振動吸収支持体
15,16を通じてアウトリガ7を介して直接的に、又
は前後輪47,48を介して間接的に吸収される。
【0033】また、搬出コンベヤ5は、例えば、その端
部がキャブ1Cの一側方から他側方まで旋回可能に配置
されたフレーム18、フレーム18に回転自在に取り付
けられたプーリ19及びプーリ19にエンドレスに張ら
れたベルト20から成る。搬出コンベヤ5は、粒状物を
車両の側方に搬出するような搬出距離が短い場合には、
単独のストレートタイプの使用で十分である。又は、搬
出コンベヤ5が車両の前方まで延出させるような粒状物
の搬出距離が長い場合には、図14に示すように、フレ
ーム18の途中がその長手方向サイズを伸縮できるよう
に屈折可能に構成された分割フレーム11,12から成
るタイプで構成することもできる。図示していないが、
分割フレーム11,12は、一方が他方に対して入れ子
式に伸縮可能な構造に構成することもできる。また、単
独のフレーム18から成る搬出コンベヤ5の場合には、
ワイヤ13を鎖線で示すように支持でき、また、分割フ
レーム11,12から成る搬出コンベヤ5の場合には、
ワイヤ13を実線で示すように支持することが好ましい
ものである。
【0034】また、搬出コンベヤ5は、車両の走行時又
は非作業時には、搬出コンベヤ5を車体フレーム4の一
側に沿って配置したり、別の車両にて搬送することがで
きる。搬出コンベヤ5は、破砕現場では、破砕プラント
車の周囲に十分なスペースが存在する場合には、従来の
破砕プラント車と同様に、搬出コンベヤ5を垂直軸周り
に回動して任意の方向にリサイクル粒状物を排出するこ
とができる。また、搬出コンベヤ5を旋回させるスペー
スに制限がある場合には、搬出コンベヤ5を、途中で屈
折又は収縮させた状態で旋回スペースを小さくして旋回
させることができ、車両の前方から破砕物を搬出できる
ように搬出コンベヤ5を設定することもできる。
【0035】また、この破砕プラント車では、図では、
搬出コンベヤ5に対して梯子26が設けられているが、
梯子や手摺り等は車両の適宜の箇所に設けることがで
き、梯子や手摺り等は車両や架台17に対して取外し可
能に設置することができる。
【0036】また、この破砕プラント車において、搬出
コンベヤ5には、その途中にチェーンやワイヤ13が取
り付けられ、ワイヤやチェーン13は架台17に設けた
支持台42に取り付けた巻上機29によって巻き上げ可
能に構成されている。リモートコントロール等のスイッ
チ37のオンによって巻上機29を作動し、ワイヤ13
を巻き上げることによって搬出コンベヤ5のフレーム1
8は吊り上げられて傾斜角度が変更されると共に旋回で
きるように構成されている。巻上機29は、破砕機6を
支持する架台17に設けた支持台42に取り付けられて
いる。
【0037】搬出コンベヤ5を分割タイプに構成した場
合に、分割フレーム11,12の各端部には、連結ブラ
ケット21,22が固定されている。連結ブラケット2
1,22には、ピン等の枢支軸23が取り付けられる互
いに整合する枢支孔36が形成されている。分割フレー
ム11,12は、各端部に設けた枢支軸23において互
いに屈折可能に取り付けられる。更に、先端側の分割フ
レーム11は、車両に安定して設置されるため、その途
中が支持体65によって車両フレーム4に支持されてい
る。また、フレーム18には、車体フレーム4上の架台
に設置された巻上機29によって巻き上げ可能なチェー
ンやワイヤ13が取り付けられ、フレーム18は巻上機
29の作動でワイヤ13によって吊り上げ可能に且つ旋
回可能に構成されている。また、分割フレーム12に
は、屈曲状の補強部材35が固定されている。従って、
搬出コンベヤ5を作動して粒状物を搬出する場合には、
分割フレーム11と分割フレーム12とは屈折状態に延
ばすが、その時、分割フレーム12に固定した補強部材
35が分割フレーム11の端部の連結ブラケット21、
又は分割フレーム11の端部自体に当てられ、分割フレ
ーム11と12との連結部は補強部材35によって補強
され、安全性を向上できる。
【0038】また、連結ブラケット21,22には、複
数の係止孔25(図14では2個)がそれぞれ形成され
ている。分割フレーム12の分割フレーム12に対する
屈折位置規制は、分割フレーム12に設けた補強フレー
ム35によって達成できる。分割フレーム11,12が
屈折状態に延びる時に、係止孔25同志が整合するの
で、分割フレーム11,12に鎖34で連結されている
ピン等の係止具24を係止孔25に挿通することによっ
て分割フレーム11,12を屈折状態に互いに固定でき
る。また、分割フレーム11,12の連結状態の確認
は、係止具24と係止孔25との係合状態を確認するセ
ンサー等の安全装置33によって達成できる。例えば、
係止具24を係止孔25から抜き取ると、安全装置33
が働いて搬出コンベヤ5が停止するように構成されてい
る。
【0039】次に、図15参照して、この破砕プラント
車の別の実施例を説明する。この実施例は、上記実施例
に比較して、搬出コンベヤ5のタイプが異なる以外は、
同一の構成及び機能を有するものであるので、同一機器
に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略す
る。この実施例における搬出コンベヤ5は、粒状物を車
両の前方から排出するような粒状物の搬出距離が長い場
合に使用される。搬出コンベヤ5は、車両の前方まで延
出させるため、複数の独立した搬出コンベヤ5,5Aが
直列に接続されており、粒状物の長い搬出距離を確保す
ることができるように構成されている。搬出コンベヤ5
の排出端部に、搬出コンベヤ5Aが設置されている。破
砕機6から放出される粒状物は、搬出コンベヤ5で搬送
され、次いで、搬出コンベヤ5Aで搬送されて車両の前
方の所定の箇所へと排出される。
【0040】
【発明の効果】この発明による破砕プラント車は、上記
のように、トラックには振動篩機を搭載せず、破砕機、
搬出コンベヤ及び駆動装置を搭載したので、中型(例え
ば、4トン級)のトラックを利用することができ、破砕
プラント自体をコンパクトに、消費電力を低減できて小
型の発電機で済み、安価に提供することができる。ま
た、破砕機は車体フレームに振動吸収支持体を介して設
置された架台に取り付けられているので、破砕機で発生
する振動を振動吸収支持体によって吸収でき、周囲環境
へ与える振動やそれに伴う騒音の発生を抑制でき、破砕
プラントの作動を良好に行うことができる。また、破砕
機の上部に設けたホッパは破砕機で発生する振動を利用
することもでき、ホッパへ投入された塊状物はスムース
に破砕機内部へ投入され、破砕されてリサイクル粒状物
に破砕することができる。
【0041】また、搬出コンベヤは、機器搭載部に旋回
自在に且つ傾倒自在に交換可能に設置できるので、道路
走行時等の非作業時には、従来の破砕プラント車と同様
に、搬出コンベヤを車体の一側に沿って配置した収納状
態とすることができ、また、破砕現場では、破砕プラン
ト車の周囲に十分なスペースが存在する場合にも、従来
の破砕プラント車と同様に、搬出コンベヤを垂直軸周り
に回動して任意の方向にリサイクル粒状物を排出するこ
とができる。また、搬出コンベヤを旋回させるスペース
に制限がある場合には、搬出コンベヤを、途中で屈折又
は収縮させた状態で旋回スペースを小さくして旋回させ
ることができ、車両の前方から破砕物を搬出できるよう
に搬出コンベヤを設定できる。例えば、通常の4トン級
のトラックの車両を利用した場合には、コンパクトに構
成された破砕プラントの各種機器の互いの関連構造と車
両への支持構造、破砕物排出手段との関連構造の自由度
を向上させることができ、トラックに破砕プラントを搭
載可能として狭い道路でも走行可能となり、また、破砕
現場へのアクセスや破砕現場において必要とするスペー
スが比較的狭くても、車両の横付け、破砕プラントの稼
働、及びリサイクル粒状物の排出という一連の破砕作業
に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による破砕プラント車の一実施例を示
す側面図である。
【図2】図1のプラント車の平面図である。
【図3】図1のプラント車の正面図である。
【図4】図1の破砕プラント車における破砕機の拡大側
面図である。
【図5】図1の破砕機に設けたホッパを示す側面図であ
る。
【図6】図5のホッパの平面図である。
【図7】図5のホッパの正面図である。
【図8】図1の破砕プラント車における搬出コンベヤを
揺動させる揺動支持体を示す平面図である。
【図9】図8の正面図である。
【図10】図8の揺動支持体を載置する旋回フレームの
一部破断の正面図である。
【図11】図10の旋回フレームの平面図である。
【図12】図1の破砕プラント車に組み込まれる振動吸
収支持体を示す斜視図である。
【図13】図12の振動吸収支持体の断面図である。
【図14】図1の破砕プラント車に設けた搬出コンベヤ
の屈曲部を示す側面図である。
【図15】この発明による破砕プラント車の別の実施例
を示す側面図である。
【符号の説明】
1 トラック 1C キャブ 2 破砕プラント 3 機器搭載部 4 車体フレーム 5,5A 搬出コンベヤ 6 破砕機 7 アウトリガ 8 発電機 9 操作盤 10 排出シュート 11,12 分割フレーム 13 ワイヤ 14 路面 15 振動吸収支持体(ロッド状) 16 振動吸収支持体(半球状) 17,17E 架台 18 フレーム 19 プーリ 20 ベルト 27 載置フレーム部 28 脚フレーム部 29 巻上機 30 スプリング 31 ロッド状ゴム体 35 補強部材 38 振動機 40 ホッパ 41,44,54,55 ブラケット 42 支持台 43 緩衝部材 45 垂下部 46 投入口 47 前輪 48 後輪 49 傾斜部 50 回転軸 53,67 ホイール 60 旋回軸 68 モータ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンを搭載し且つ前後輪で路上を走
    行できる車体フレーム上に機器搭載部を設け、前記機器
    搭載部に塊状物を粒状物に破砕する破砕プラントが搭載
    された車両において;前記破砕プラントは後輪上方に位
    置する前記機器搭載部に設置された前記塊状物を破砕す
    る破砕機、前記破砕機で前記塊状物を破砕した前記粒状
    物を車両外部へ搬出するための搬出コンベヤ、及び前記
    破砕機と前記搬出コンベヤを駆動する駆動装置を具備
    し;前記破砕機は前記車体フレームに振動吸収支持体を
    介して設置された架台に取り付けられ、前記搬出コンベ
    ヤは前記破砕機と前記車両のキャブとの間の前記機器搭
    載部に配置可能で且つ前記破砕機に設けた前記粒状物の
    排出シュートの下方で旋回自在に且つ傾斜角変更自在に
    取り付けられることを特徴とする破砕プラント車。
  2. 【請求項2】 前記破砕機に設けた塊状物の投入のため
    のホッパには、前記ホッパを振動させる振動機が設けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載の破砕プラン
    ト車。
  3. 【請求項3】 前記搬出コンベヤは長さの異なる別のタ
    イプのコンベヤと交換可能に前記機器搭載部に取り付け
    られることを特徴とする請求項1又は2に記載の破砕プ
    ラント車。
  4. 【請求項4】 前記破砕機を設置した前記架台は脚フレ
    ーム部と該脚フレーム部間に延びる載置フレーム部を有
    し、前記振動吸収支持体は前記載置フレーム部と前記車
    体フレームとの間に配置された長手方向にスプリングを
    埋め込んだロッド状ゴム体と、前記脚フレーム部と前記
    車体フレームとの間に配置された半球状ゴム体とから構
    成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の破砕プラント車。
  5. 【請求項5】 前記破砕機を設置した前記架台には、前
    記破砕機を駆動するモータが設置されていることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の破砕プラン
    ト車。
  6. 【請求項6】 前記破砕機を設置した前記架台は、前記
    車両フレームを介して振動吸収支持体を組み込んだアウ
    トリガによって支持可能に構成されていることを特徴と
    する請求項1〜5のいずれか1項に記載の破砕プラント
    車。
  7. 【請求項7】 前記破砕機を設置した前記架台は、路面
    に対して直接的に振動吸収支持体を組み込んだアウトリ
    ガによって支持可能に構成されていることを特徴とする
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の破砕プラント車。
  8. 【請求項8】 前記搬出コンベヤは、その端部が前記車
    両フレームに対して旋回可能に且つ傾斜角変更可能に取
    り付けられたフレーム、前記フレームに回転自在に取り
    付けられたプーリ及び前記プーリにエンドレスに張られ
    たベルトから構成されていることを特徴とする請求項1
    〜7のいずれか1項に記載の破砕プラント車。
  9. 【請求項9】 前記フレームはその途中がその長手方向
    サイズを伸縮できるように屈曲又は伸縮可能に構成され
    た分割フレームから構成され、先端側の前記分割フレー
    ムは前記キャブの前方の位置まで延出可能に構成されて
    いることを特徴とする請求項8に記載の破砕プラント
    車。
  10. 【請求項10】 前記搬出コンベヤは複数の独立した搬
    出コンベヤを直列に接続して構成され、前記粒状物の長
    い搬出距離を確保できることを特徴とする請求項1〜9
    のいずれか1項に記載の破砕プラント車。
  11. 【請求項11】 前記搬出コンベヤには前記架台に設置
    された巻上機によって巻き上げ可能なワイヤが取り付け
    られ、前記搬出コンベヤは前記巻上機の作動で前記ワイ
    ヤによって吊り上げ可能に且つ旋回可能に構成されてい
    ることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記
    載の破砕プラント車。
JP28287296A 1996-10-07 1996-10-07 破砕プラント車 Pending JPH10113571A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014147906A (ja) * 2013-02-02 2014-08-21 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 処理車両及び破砕装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014147906A (ja) * 2013-02-02 2014-08-21 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 処理車両及び破砕装置

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