JP3483357B2 - 廃物処理機 - Google Patents

廃物処理機

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JP3483357B2 JP16865795A JP16865795A JP3483357B2 JP 3483357 B2 JP3483357 B2 JP 3483357B2 JP 16865795 A JP16865795 A JP 16865795A JP 16865795 A JP16865795 A JP 16865795A JP 3483357 B2 JP3483357 B2 JP 3483357B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、老朽ビルや老朽家
屋の取壊しや、老朽FRP船の処理や、老朽アスファル
ト舗装の剥離・粉砕を1台で処理可能とする廃物処理機
に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、建設機械の作業機アームの先
端に破砕機を装着可能とする技術は公知とされているの
である。例えば、特開平6−158680号公報に記載
の技術の如くである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、老朽ビルや
老朽家屋の取壊しや、老朽FRP船の処理や、老朽アス
ファルト舗装の剥離・粉砕を1台で処理可能とする廃物
処理機を提供するものである。特に、1台の廃物処理機
により、上記のすべての産業廃棄物の処理が可能であ
り、かつ産業廃棄物を取り壊す装置と、これを破砕する
装置とを、1台の走行装置の上部に載置して、2台の車
両を動かすことなく、1台の車両で、一人のオペレータ
ーにより、取壊しと破砕・粉砕を同時に行わんとするも
のである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。クローラ式走行装置11により構成
した走行装置を前後に長く構成し、該クローラ式走行装
置11の前後位置に建設機械Bと破砕機Aを併設配置
し、該建設機械Bは、カッター14やフォーク15や圧
砕機16やバケット17等の作業装置を、作業機アーム
の先端に装着可能とし、該建設機械Bは、エンジンを内
包した建設機械ボンネット6とキャノピー13と共に、
旋回軸受を中心に走行機体の幅内において旋回可能に構
成し、破砕機Aは、エンジンを配置した破砕機ボンネッ
ト4と破砕機ホッパー1と破砕廃棄物搬送部3により構
成し、該破砕廃棄物搬送部3は、廃物処理機が移動した
り路上走行をしたりする場合に、折り畳み収納を可能と
し、更に破砕機ホッパー1は、建設機械Bが180°旋
回した時に、作業装置が真上に位置すべく配置したこと
を特徴とする廃物処理機である。 【0005】 【発明の実施の形態】次に実施例を説明する。図1は作
業機アーム9の先端に圧砕機16を装着して、老朽ビル
22を解体作業中の廃物処理機の側面図、図2は作業機
アーム9の先端にフォーク15を装着して、老朽木造家
屋23を解体作業中の廃物処理機の側面図、図3は作業
機アーム9の先端にカッター14を装着して、老朽FR
P船21を解体作業中の廃物処理機の側面図、図4は作
業機アーム9の先端にバケット17を装着して、老朽ア
スファルト舗装24を剥離老朽アスファルト25に剥離
し粉砕作業中の廃物処理機の側面図である。 【0006】図1において、作業機アーム9に圧砕機1
6を装着して老朽ビル22を解体する実施例について説
明する。本発明の廃物処理機は、クローラ式走行装置1
1を前後に長く構成し、該クローラ式走行装置11の上
に、破砕機Aと建設機械Bを併設配置している。建設機
械Bの方は、クローラ式走行装置11を構成するトラッ
クフレーム5の上に、旋回台軸受12を配置し、該旋回
台軸受12の上で、旋回フレーム7を360°旋回可能
としている。作業機アーム9の先端に装着する後記カッ
ター14やフォーク15や圧砕機16やバケット17に
より、解体物を把持した状態で、破砕機Aの破砕機ホッ
パー1まで、建設機械Bを旋回して搬送することが可能
となり、建設機械Bにより、解体と破砕機Aへの搬送の
両方を同時に行うことが出来るのである。 【0007】また、該旋回台軸受12の幅は、クローラ
式走行装置11の幅よりも狭く構成しており、該クロー
ラ式走行装置11の上で、建設機械Bが旋回したとして
も、該旋回台軸受12やその他の建設機械Bを構成する
部分が、塀を土手や障害物に干渉することのないように
構成している。これにより、作業機アーム9と作業機の
部分に解体した廃棄物を把持した状態で、180°旋回
した場合にも、建設機械Bの旋回フレーム7の部分が、
塀や土手等の障害物に接触する可能性がなくなり、狭い
場所における解体と粉砕の両方が効率的に出来るように
なる。 【0008】該旋回台軸受12の上に、エンジンを内包
した建設機械ボンネット6と、キャノピー13とが配置
されている。またメインブーム10の下端が枢支されて
いる。該メインブーム10の上端に作業機アーム9が枢
支されている。また作業機アーム9の先端に、カッター
14やフォーク15や圧砕機16やバケット17が装着
される。メインブーム10はブームシリンダ20により
上下回動される。また作業機アーム9はアームシリンダ
19により回動される。 【0009】また、カッター14やフォーク15や圧砕
機16やバケット17は、作業機シリンダ18により回
動される。該建設機械ボンネット6とキャノピー13と
メインブーム10の部分の全体が旋回台軸受12の旋回
と共に、360°旋回可能に、旋回台軸受12の上に枢
支支持されているのである。 【0010】更に、クローラ式走行装置11を構成する
トラックフレーム5の上に、破砕機Aも配置されてい
る。該破砕機Aは、エンジンを配置した破砕機ボンネッ
ト4と破砕機ホッパー1と破砕廃棄物搬送部3により構
成されている。該破砕廃棄物搬送部3は、廃物処理機が
移動したり、路上走行をしたりする場合に、障害物や他
の車両と干渉する恐れがあるので、折り畳み収納を可能
としている。また、該破砕機ホッパー1は、メインブー
ム10と作業機アーム9の部分が旋回して、カッター1
4やフォーク15や圧砕機16やバケット17が、18
0°旋回した時に、真上に位置できるような位置関係と
している。 【0011】図1においては、老朽ビル22のコンクリ
ートの部分を圧砕機16により、破砕しながら、コンク
リート塊や家具等の廃棄物を、破砕機ホッパー1に搬送
して投入可能としている。従来の圧砕機16は、バック
ホー等の建設機械に装着されており、該建設機械と圧砕
機により、破砕のみを行い、再度別に走行する破砕機を
移動させて、建設機械と圧砕機により破砕したコンクリ
ート塊を、破砕機に拾い上げて、投入する必要があった
のである。しかし、本発明の如く、クローラ式走行装置
11の上に破砕機Aと建設機械Bを併置して、1台の廃
物処理機としたことにより、圧砕機16で破砕した老朽
ビル22をそのまま、破砕機Aの破砕機ホッパー1に投
入して、粉砕することが出来るのである。 【0012】このように、1台の廃物処理機により、解
体とガラの処理が出来、オペレーターは1人で解体とガ
ラ処理を行うことができるので、人件費の低減が可能と
なったのである。また破砕機Aと建設機械Bを1台にセ
ットしたので、廃物処理機をコンパクトに構成すること
が出来る。 【0013】図2においては、老朽木造家屋23をフォ
ーク15により破砕しながら、木材や家具の一部を破砕
機Aの破砕機ホッパー1に投入すべく構成している。老
朽木造家屋23の場合には、コンクリート部分は少な
く、木材部分が多いので、破砕する必要はなく、木組み
をフォーク15により引き離し、そのまま破砕機ホッパ
ー1に投入して粉砕する方が良いのである。破砕廃棄物
搬送部3はベルトコンベアや、スクリューコンベア等で
構成されており、廃物処理機から少々離れた位置に、粉
砕物を積み上げる為の装置である。該破砕廃棄物搬送部
3を更に長くすることにより、ダンプ運搬車等に直接に
投入して、運搬させることも出来るのである。 【0014】図3においては、老朽FRP船21をカッ
ター14により切断しながら、破砕機Aにより、ペレッ
トの状態に粉砕する実施例を図示している。老朽FRP
船21は繊維強化グラスファイバーの部分が、廃棄物と
なっても腐蝕しないので、このまま放置しておくと、永
久に産業廃棄物として地球上に残るのである。この繊維
強化グラスファイバーの部分を処理する為には、高熱分
解して石油燃料に再生する必要があり、この繊維強化グ
ラスファイバーの再生処理の為には、破砕機Aによるペ
レット化が必要なのである。本実施例においては、カッ
ター14により老朽FRP船21を小さく切断して、更
に破砕機Aによりペレットに粉砕し、合成樹脂再生プラ
ントに供給するのである。 【0015】図4においては、老朽アスファルト舗装2
4を剥離して、剥離老朽アスファルト25とし、該剥離
老朽アスファルト25をバケット17により搬送して、
破砕機ホッパー1に投入し、粉砕する構成を示してい
る。従来は、老朽アスファルト舗装24の剥離は、建設
機械により行い、別にブルドーザー等により拾い上げ
て、破砕機ホッパー1に投入していたのであるが、本発
明の場合には、バケット17により剥離老朽アスファル
ト25を剥離して、そのまま破砕機ホッパー1に投入す
ることが出来るのである。 【0016】 【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。第1に、圧砕機やフォー
クやカッターやバケット等の作業装置を、作業機アーム
の先端に装着可能とした建設機械と、産業廃棄物を破砕
する破砕機を、同一の走行機体上に搭載したので、1台
の廃物処理機により、解体とガラの処理が出来るのであ
る。これによりオペレーターは1人で解体とガラ処理を
行うことができるので、人件費の低減が可能となったの
である。また破砕機Aと建設機械Bを1台にセットした
ので、廃物処理機をコンパクトに構成することが出来た
のである。 【0017】第2に、建設機械を走行機体上において、
旋回軸受を中心に旋回可能に構成したので、作業機アー
ム9の先端に装着した、カッター14やフォーク15や
圧砕機16やバケット17により、解体物を把持した状
態で、破砕機Aの破砕機ホッパー1まで、建設機械Bを
旋回して搬送することが可能となり、建設機械Bによ
り、解体と破砕機Aへの搬送の両方を同時に行うことが
出来たのである。 【0018】第3に、旋回する建設機械は走行機体の幅
内において旋回するように構成したので、該作業機アー
ム9と作業機の部分に解体した廃棄物を把持した状態
で、180°旋回した場合にも、建設機械Bの旋回フレ
ーム7の部分が、塀や土手等の障害物に接触する可能性
がなくなり、狭い場所における解体と粉砕の両方が効率
的に出来るようになったのである。
【図面の簡単な説明】 【図1】作業機アーム9の先端に圧砕機16を装着し
て、老朽ビル22を解体作業中の廃物処理機の側面図。 【図2】作業機アーム9の先端にフォーク15を装着し
て、老朽木造家屋23を解体作業中の廃物処理機の側面
図。 【図3】作業機アーム9の先端にカッター14を装着し
て、老朽FRP船21を解体作業中の廃物処理機の側面
図。 【図4】作業機アーム9の先端にバケット17を装着し
て、老朽アスファルト舗装24を剥離老朽アスファルト
25に剥離し粉砕作業中の廃物処理機の側面図。 【符号の説明】 A 破砕機 B 建設機械 1 破砕機ホッパー 2 破砕装置 3 破砕廃棄物搬送部 4 破砕機ボンネット 5 トラックフレーム 6 建設機械ボンネット 7 旋回フレーム 14 カッター 15 フォーク 16 圧砕機 17 バケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 23/08 B02C 21/02 B62D 63/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 クローラ式走行装置11により構成した
    走行装置を前後に長く構成し、該クローラ式走行装置1
    1の前後位置に建設機械Bと破砕機Aを併設配置し、該
    建設機械Bは、カッター14やフォーク15や圧砕機1
    6やバケット17等の作業装置を、作業機アームの先端
    に装着可能とし、該建設機械Bは、エンジンを内包した
    建設機械ボンネット6とキャノピー13と共に、旋回軸
    受を中心に走行機体の幅内において旋回可能に構成し、
    破砕機Aは、エンジンを配置した破砕機ボンネット4と
    破砕機ホッパー1と破砕廃棄物搬送部3により構成し、
    該破砕廃棄物搬送部3は、廃物処理機が移動したり路上
    走行をしたりする場合に、折り畳み収納を可能とし、更
    に破砕機ホッパー1は、建設機械Bが180°旋回した
    時に、作業装置が真上に位置すべく配置したことを特徴
    とする廃物処理機。
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