JPH0317546A - 高温かつ高放射線の水性環境中において使用するための参照電極プローブ - Google Patents

高温かつ高放射線の水性環境中において使用するための参照電極プローブ

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JPH0317546A
JPH0317546A JP2103215A JP10321590A JPH0317546A JP H0317546 A JPH0317546 A JP H0317546A JP 2103215 A JP2103215 A JP 2103215A JP 10321590 A JP10321590 A JP 10321590A JP H0317546 A JPH0317546 A JP H0317546A
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モーリス・エズラ・インディグ
Laura L H King
ラウラ・リンフォード・エイチ・キング
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/28Electrolytic cell components
    • G01N27/30Electrodes, e.g. test electrodes; Half-cells
    • G01N27/301Reference electrodes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、高温かつ高放射線の水性環境中において使用
するための参照電極プローブに関するものである. 原子力発電業界においては、原子力発電装置を構成する
材料および部品の耐久性や信頼性の向上を目的として数
多くの研究が長い間にわたって行われてきた.かかる研
究の対象の1つとして、原子力発電施設の高放射線炉心
区域の外部に位置する冷却水再循環用の配管系統におい
て主に発現する粒間応力腐食割れ(IGSCC)がある
。通例、このような外部の配管系統はステンレス鋼から
成っている。一般的に述べれば、上記のごとき研究の結
果として、IGSCC促進条件が発生するためには3つ
の要因が同時に起こらなければならないことが判明して
いる。それらの要因とは、(a)たとえば、材料の通常
の加工操作中に含まれる熱処理または溶接などの操作に
よって誘起されることのある結晶粒界でのクロム欠乏が
もたらす金属(ステンレス鋼〉の感受性の増大、(b)
材料中における引張応力の存在、および(c)沸騰水型
原子炉(BWR)内に通例存在するような、酸素を含有
する正常水化学(NWC)環境の3つである。
ftf&のNWC環境は、原子炉の冷却水中に存在する
不純物に由来する各種の酸化性物質によって誘起される
.これら3つの要因のいずれか1つを除去すれば、IG
SCC現象は本質的に防止されるのである。かかる目的
は、とりわけ、最後の酸素含有NWC環境を除去するこ
とによって達或されてきた。そのためには、冷却水環境
中に制御下で水素を添加もしくは注入する水素水化学(
HWC)技術と電気化学ポテンシャル監視技術とが併用
されてきた。
電気化学ポテンシャルの監視は対を威す半電池電極を用
いて行われるが、かかる電極は再循環管路の内部に取付
けられるか、あるいは再循環管路内の冷却水から採取さ
れた水を含む外部容器内に取付けられる.か′かる電極
と外部環境との連絡はグランド型の取付具などを通して
行われる.本発明の場合のように電極系が金属腐食電極
からの電位を対象とする場合には、参照tfiとして金
属/不溶性塩電極を使用するのが好都合である.ただし
その場合には、金属/塩の組合せが化学的に安定である
こと、および適当な熱力学データが利用し得ることが必
要である。このような条件に基づけば、参照電極として
形成される一方の電極は、たとえば銀/塩化銀半電池反
応に基づくものから戊ればよい.このようにして参照電
極半電池が規定される一方、感知電極としては白金また
はステンレス鋼のごとき金属を基材とするものが使用さ
れる.参照電極および(または〉電極対の校正は、ネル
ンストの式に基づく適当な電気化学的計算、および既知
環境中における実験室内試験を伴った熱力学的評価によ
って行われる。
原子炉の再循環管路内において使用するために開発され
た半電池電極は、従来、金属外被、耐熱セラミックおよ
び重合体封止材(たとえばテフロン)を用いて形成され
てきた。こうして得られた電極構造は、より温和で本質
的に放射線を含まない再循環管路内の環境中においては
十分に有用であった. 最近に至り、IGSCCと並んで照射促進応力腐食割れ
(IASCC)の軽減に関する水素水化学技術の効果を
定量的に研究するため、研究者達は電気化学ポテンシャ
ル(ECP)監視操作を炉心の近傍に位置する厳しい流
体環境にまで拡張することを求めるようになった.炉心
内においては、監視用の電極は未使用の移動計装プロー
ブ(TIP)を用いて取付けることもできるし、あるい
は局部出力検出器(LPRM)などの移動計装プローブ
に直列に取付けることもできる。このような監視装置は
、高い温度(通例285゜C)、高い圧力および高レベ
ルの放射線(通例109ラド/時のガンマ線および10
13ラド/時の中性子)を伴う厳しい環境中に配置され
ることになる。それ故に従来のti構造は、材料の点お
よび原子炉容器の外部環境への放射性物質の漏れを防止
することの必要性の点から見て、上記のごとき炉心環境
中において使用するためには全く不適当なものであった
発明の要約 本発明に従えば、原子力発電施設の厳しい炉心環境中に
おいて使用するために特に適した丈夫な構造を有するよ
うな電気化学ポテンシャル監視用の参照電極プローブが
提供される。
本発明の参照1!極プローブは、金属/金属酸化物/ジ
ルコニア(Z no 2)電極センサを使用するもので
ある。適当な金R/金属酸化物の組合せとしては、l/
vi化銅、スズ/酸化スズ、ビスマス/酸化ビスマスお
よび鉄/酸化鉄が挙げられる。かかる参照電極プローブ
は、閉鎖端および開放端を有するジルコニア管を含んで
いる。閉鎖端の内部には、金属/金属酸化物粉末が配置
され、そして無機絶縁充填物によって保持されている。
ジルコニア管に適合した熱膨張率を示す金属から成る第
1の環状金属スリーブの先端側の開放端は、ジルコニア
管の開放端と密封状態で結合されている.第1の環状金
属スリーブはまた、基部側の開放端をも有している.上
記の金属/金属酸化物粉末と電気的に接続された先端測
の端部を有する絶縁された第1の電気導体が、無機絶縁
充填物を貫通して第1の環状金属スリーブ内に伸びてい
る。第1の電気導体はまた、第1の環状金属スリーブの
基部劇の開放端付近に位置する基部側の端部をも有して
いる.なお、第1の電気導体に対する絶縁を行うため、
第1の環状金属スリーブ内に環状セラミック絶縁体を配
置すれば有利である。第1の環状金属スリーブの基部側
の開放端には、信号伝達アセンブリが密封状態で結合さ
れている。第2の電気導体がその信号伝達アセンブリを
貫通し、そして第1の電気導体に接続されている.本発
明の利点の1つは、かかる参照電極プローブが漏れを生
じることなしに高温下で機能し得ることである.このよ
うに漏れがないという特性に基づけば、材料に対する放
射線レベルの影響は問題にならないが容器からの冷却水
の漏れは問題となるような原子炉内の遠隔部位において
も本発明の参照電極プローブを有利に使用することがで
きる.ジルコニア管が破損しても、第1の環状金属スリ
ーブの基部側の開放端に設けら・れた封止機横のために
漏れは起こらないのである。本発明のもう1つの利点は
、ジルコニア管をコバール製の第1の環状金属スリーブ
に結合するためのろう付け機楕を最適化し得ることであ
る.上記およびその他の利点は、以下の詳細な説明を読
むことによって当業者には容易に理解されよう。
以下、添付の図面を参照しながら本発明を詳しく説明す
る. 亥嘴佛IJ赤塀の詳細な説明 本発明の電極プローブは、広範囲の工業用監視目的のた
めに有用であるとは言え、原子力発電施設の厳しい炉心
環境中において使用するために特に適している。最高度
の結合性を持った封止機構を有しながらも、それの構造
中にはエラストマー封止材や重合体部品は全く含まれて
いない。すなわち、セラミック部品および金属部品のみ
をろう付けまたは溶接して成る集合体が本発明の電極プ
ローブをtlIaしているのである.かかる電極プロー
ブは、標準電極または参照電極として有用なものである
。この点に関する詳細な説明は、アメリカ合衆国マサチ
ューセッツ州レディング市所在のアディソンーウェズレ
ー・パブリッシング・カンパニー(入ddison−W
esley Publishing Co.)から19
64年に刊行されたジー・ダブり二一・カステラン(G
.W. CasLellan)著「フィジカル・ゲミス
トリ−(Physical Chemistry)」の
第17章「電池における平衡J  (344〜382頁
)中に見出される。
第1図について説明すれば、本発明の参照電極プローブ
は4つの主要部分から成っている。それらの主要部分と
は、電極10、環状支持スリーブ12,信号伝達アセン
ブリ14および第1の電気導体16である。先ず電極1
0について説明すれば、ジルコニア管18は閉鎖端20
および開放端22を有することが認められよう.かかる
ジルコニア管18は、たとえば8〈M量〉%のイットリ
アの添加によって部分的に安定化されていることが望ま
しい.ジルコニア管18の閉鎖端20の内部には金属/
金属酸化物粉末24が充填されている。
金属/金属酸化物の組合せとしては,参照電極に対して
要求される特性に応じて各種のものを使用することがで
きる.好適な組合せは銅/酸化銅であって、それによれ
ば銅/酸化@/ジルコニア電極が形成される.その他の
適当な組合せとしては、たとえば、スズ/酸化スズ、ビ
スマス/酸化ビスマス、鉄/酸化鉄などが挙げられる.
かかる金属/金属酸化物粉末24は、無機絶縁充填物2
6によってジルコニア管18内に保持される.適当な無
機絶縁充填物としては、たとえば、ミネラルウール、ガ
ラス繊維、各種のセラミック繊維やセラミックウールな
どが挙げられる。無機絶縁充填物26は、金属/金属酸
化物粉末24をジルコニア管18の内部に保持するばか
りでなく、参照電極プローブを楕成する他の金属外被部
品と接触しないように金属/金属酸化物粉末を電気的に
隔離するためにも役立つ。更にまた、ジルコニア管18
に金属/金属酸化物粉末24を充填した後に開放端22
内に挿入された無機絶縁充填物26は、ジルコニア管l
8の内面に付着した金属/金属酸化物粉末をぬぐい取る
ためにも役立つ。このように、開放端22の付近におけ
るジルコニア管18の内壁から金属/金属酸化物粉末を
除去すれば、参照電極プローブの金属外被部品から金属
/金属酸化物粉末を電気的に隔離することが一層確実な
ものとなる. 環状支持スリーブ12は、先端側の開放端30および基
部側の開放端32を有する環状金属部材である。かかる
環状支持スリーブl2は第1の環状金属スリーブ28の
みから成っていてもよいが、図示のごとくに2(VAの
環状金属スリーブを接合したものから構成することもで
きる。この場合には、接合部34において第1の環状金
属スリーブ28に第2の環状金属スリーブ36が溶接さ
れ、そして第2の環状金属スリーブ36が基部側の開放
端32を有している。第1の環状金属スリーブ28の先
端測の開放@30にはランド38が設けられていて、そ
の上にジルコニア管18の開放端22が支持されている
.第1の環状金属スリーブ28は、管18を構或するジ
ルコニア材料に適合した熱膨張率を示す材料から形成さ
れていることが望ましい。第1の環状金属スリーブ28
を形或するために使用される好適な金属はコバールであ
る。
コバールは53.8%のFe、29%のNi、17%の
Coおよび0. 2%のMuから成るものを代表例とす
るような1群の合金であって、それらは管18を構成す
るジルコニア材料に適合した熱膨張率を示す.なお、材
料間において熱膨張率を整合させることができれば、そ
の他の材料を用いて第1の環状金属スリーブ28を形戒
することもできる。
ジルコニア管18と第1の環状金属スリーブ28との接
合部は気密封止構造を戒していなければならないから、
ジルコニア管18の開放端22と第1の環状金属スリー
ブ28の先端側の開放端30との間に滑り嵌めの状態が
得られるように寸法許容差が設定される.気密封止構造
を得るため、ジルコニア管l8にはタングステンペイン
トが塗布され、次いで焼成が施される。次に、焼成済み
のジルコニア管18にニッケルめっきおよび焼結が施さ
れる.他方、第1の環状金属スリーブ28の先端側の開
放端30の内面にもニッケルめっきおよび焼成が   
 ゛          繰返し柩される.その結果、
接合すべき表面は接合作業に際して使用されるろう材の
付着を助ける金属被膜を有することになる.なお、第1
の環状金属スリーブ28にジルコニア管18を接合する
ためには銀ろうを使用することが好ましい。
上記の通り、コバールから成る第1の環状金属2 スリーブ28には接合部34において第1の環状金属ス
リーブ36が溶接されているが、かかる溶接はタングス
テン不活性ガス(TIG)溶接技術に従って行えばよい
。第2の環状金属スリーブ36を形成する材料としては
、耐食性を付与すると共に本発明の参照電極プローブの
製造原価を低減させるという点から見て、ステンレス鋼
を使用することが好ましい。
信号伝達アセンブリー4は、環状支持スリーブ12の基
部醐の開放端32の内部に配置されている.かかる信号
伝達アセンブリー4は、たとえばTIG溶接技術により
、気密封止構造が得られるようにして第2の環状金属ス
リーブ36に溶接されたステンレス鋼製のっぽ40を含
んでいる.つば40の内側に隣接して配置されたセラミ
ック支持体42により、本発明の参照電極プローブの外
部から内部への電気的接続手段が支持されている.詳し
く述べれば、絶縁された保持具44の内部にニッケル管
が収容されていて、それの基部側の端部には同軸ケーブ
ル46が接続されており、またそれの先端側の端部には
第1の電気導体l6が接続されている。このような信号
伝達アセンブリl4は、たとえば、アメリカ合衆国オハ
イオ州ツインバーグ市所在の(ゼネラル・エレクトリッ
クカンパニーの支社である)ロイター・ストークス(R
euLer−Stokes)社から商業的に入手するこ
とができる。つげ40と第2の環状金属スリーブ36と
の間に封止構造が形或されているため、万−ジルコニア
管18が破損しても、放射性物質を含有する水が外部に
漏れ出ることはない。
最後の構成部品は第1の電気導体16である。
電気導体16の先端側の端部は(図示されていないが)
フック状またはリング状に曲げられ、そしてジルコニア
管18の閉鎖端20に向けて押し込まれていることが望
ましい。電気導体16の周囲に金属/金属酸化物粉末2
4が充填されている結果、両者間には良好な電気的接触
が得られる。かかる電気導体16は無機絶縁充填物26
を貫通してジルコニア管18の開放端22の外部に伸び
、そして環状支持スリーブ12の内部に形成された空間
を通過している。電気導体16をセラミック絶縁材で被
覆することもできるが、環状支持スリーブ12の内部に
環状セラミック絶縁体48を配置することによって電気
導体16を参照電極プローブの金属外被部品から電気的
に絶縁することが好ましい。通例、環状セラミック絶縁
体48はアルミナのごときセラミック材料から作られて
いる。
電気導体16がジルコニア管18の閉鎖端20に常に押
し込まれているようにするため、電気導体16にはばね
状またはコイル状の部分50が設けられていることが認
められよう。かかるコイル状の部分50はまた、加熱お
よび冷却サイクル中における電気導体16の膨張および
収縮を許すことにより、電気導体16の破断を防止する
ためにも役立つ.!気導体16の基部側の端部は、信号
伝達アセンブリ14内に収容されたニッケル管に溶接さ
れている。
上記のごとき構成部品は円筒形を或していることが好ま
しいが、その他の形状も使用し得ることは言うまでもな
い.たとえば、ジルコニア管18、金属スリーブ28お
よび36、並びにセラミック絶縁体48は正方形、六角
形またはその他の横断面形状を有するものであってもよ
い。
本発明の参照電極プローブの性能規格について述べれば
、それは約600下までの温度および約2000psi
までの圧力において動作し得るように設計されている。
かかる参照電極プローブはまた、それを構成する金属/
金属酸化物/ジルコニア電極センサに関する理論値に比
べて±0. 0 2 0ボルトの範囲内にある電圧を示
すはずである。かかる参照電極プローブはまた、一定の
水化学条件下において電気化学ポテンシャルを±0.0
10ボルト以内の精度で測定することができる。
次の第2図について説明すれば、銅/酸化銅/ジルコニ
ア参照電極プローブを成すように製造された本発明の参
照電極プローブを使用しながら2個の白金感知!極が実
験室内で試験された。試験用の水性媒質は、オートクレ
ープ内において温度および水化学条件を調節することに
よって得られながら、特定の溶解ガスを導入することに
よって一連の水化学条件が設定された。グラフ中に60
として示された最初の経過時間区間においては水性媒質
中に水素が注入されたが、これは水素水化学(H’wV
C)条件を表わしている。次の経過時間区間62におい
ては水性媒質中に酸素が注入され、それによってプロー
ブは正常水化学(NWC)条件に暴露された。同様にし
て、次の区間64においては水素水化学条件が設定され
、また区間65においては正常水化学条件が設定された
。本発明の参照電極プローブの電気化学ポテンシャル(
ECP)は計算することができるから、様々な水fヒ学
条件下におけるそれのECPを得られた電圧から差し引
けば、2個の白金電極プローブのECPを求めることが
できる。こうして得られた2個の白金電極プローブの評
価結果が曲線68および70によって示されている。水
化学条件に応じてECPの変化が生じることが認められ
よう。従って、本発明の参照電極プローブを用いてEC
Pの変化を監視することにより、試験すべき水性媒質の
水化学条件を判定することができるのである。なお、予
想されるECPの変化は第2図がら知ることができる。
上記のごとき装置に対しては、本発明の範囲から逸脱す
ることなしに各種の変更を加えることができる。それ故
、上記の記載は例示を目的とするものに過ぎないのであ
って、本発明の範囲を制限するものと解すべきでない.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の参照電極プローブの縦断面図、そして
第2図は本発明の参照電極プローブを用いて2個の白金
感知電極プローブを実@室内で評価した結果を示すグラ
フである. 図中、10は電極、12は環状支持スリーブ、14は信
号伝達アセンブリ、16は第1の電気導体、18はジル
コニア管、20は閉鎖端、22は開放端、24は金属/
金属酸化物粉末、26は無機絶縁充填物′、28は第1
の環状金属スリーブ、30は先端側の開放端、32は基
部側の開放端、34は接合部、36は第2の環状金属ス
リーブ、40はつば、42はセラミック支持体、44は
保持具、46は同軸ケーブル、48は環状セラミック絶
縁体、そして50はコイル状部分を表わす。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)閉鎖端および開放端を有していて、前記閉鎖
    端の内部には金属/金属酸化物粉末が配置されかつ無機
    絶縁充填物によって保持されているようなジルコニア管
    、(b)前記ジルコニア管に適合した熱膨張率を示す金
    属から成り、かつ前記ジルコニア管の開放端に密封状態
    で結合された先端側の開放端と基部側の開放端とを有す
    る第1の環状金属スリーブ、(c)前記金属/金属酸化
    物粉末と電気的に接続された先端側の端部を有し、前記
    無機絶縁充填物を貫通して前記第1の環状金属スリーブ
    内に伸び、かつ前記第1の環状金属スリーブの基部側の
    開放端付近に位置する基部側の端部を有する絶縁された
    第1の電気導体、並びに(d)前記第1の環状金属スリ
    ーブの基部側の開放端に密封状態で結合され、かつ前記
    第1の電気導体に接続されるべき第2の電気導体によっ
    て貫通された信号伝達アセンブリの諸要素から成ること
    を特徴とする、電気化学ポテンシャルを監視するために
    使用される参照電極プローブ。 2、前記第1の電気導体が前記第1の環状金属スリーブ
    内に配置された環状電気絶縁体によって絶縁されている
    請求項1記載の参照電極プローブ。 3、前記環状電気絶縁体がアルミナから成る請求項2記
    載の参照電極プローブ。 4、前記信号伝達アセンブリが、前記第1の環状金属ス
    リーブの基部側の開放端に溶接されかつ前記第2の電気
    導体によって貫通されたステンレス鋼製の環状つばを含
    む請求項1記載の参照電極プローブ。 5、前記第1の環状金属スリーブと前記信号伝達アセン
    ブリとの間に第2の環状金属移行スリーブが配置されて
    いて、前記第2の環状金属移行スリーブは前記第1の環
    状金属スリーブと異なる材料から成る請求項1記載の参
    照電極プローブ。 6、前記第2の環状金属移行スリーブがステンレス鋼か
    ら成る請求項5記載の参照電極プローブ。 7、前記第1の電気導体が白金、コバール、銅およびス
    テンレス鋼から成る群より選ばれた材料で作られた線で
    ある請求項1記載の参照電極プローブ。 8、前記金属/金属酸化物粉末が銅/酸化銅、スズ/酸
    化スズ、ビスマス/酸化ビスマスおよび鉄/酸化鉄から
    成る群より選ばれる請求項1記載の参照電極プローブ。 9、前記金属/金属酸化物粉末が銅/酸化銅粉末から成
    る請求項8記載の参照電極プローブ。 10、前記第1の環状金属スリーブがコバールから成る
    請求項1記載の参照電極プローブ。 11、(a)閉鎖端および開放端を有していて、前記閉
    鎖端の内部には金属/金属酸化物粉末が収容されかつ無
    機絶縁充填物によって保持されているようなジルコニア
    管、(b)前記ジルコニア管にろう付けされた先端側の
    開放端と基部側の開放端とを有するコバール製の環状円
    筒スリーブ、(c)前記環状円筒スリーブのほぼ全長に
    わたつてそれの内部に配置された環状セラミック絶縁円
    筒、(d)前記金属/金属酸化物粉末と電気的に接続さ
    れた先端側の端部を有し、前記無機絶縁充填物を貫通し
    て前記環状セラミック絶縁円筒内に伸び、かつ前記環状
    円筒スリーブの基部側の開放端付近に位置する基部側の
    端部を有する第1の電気導線、並びに(e)前記環状円
    筒スリーブの基部側の開放端に溶接され、かつ前記第1
    の電気導線に接続されるべき第2の電気導線によって貫
    通された金属つばを含む信号伝達アセンブリの諸要素か
    ら成ることを特徴とする、電気化学ポテンシャルを監視
    するために使用される参照電極プローブ。 12、ステンレス鋼製の環状円筒移行スリーブが前記環
    状円筒スリーブに溶接されており、かつ前記環状円筒移
    行スリーブは前記金属つばに溶接された基部側の端部を
    有する請求項11記載の参照電極プローブ。 13、前記金属/金属酸化物粉末が銅/酸化銅、スズ/
    酸化スズ、ビスマス/酸化ビスマスおよび鉄/酸化鉄か
    ら成る群より選ばれる請求項12記載の参照電極プロー
    ブ。 14、前記第1の電気導線が白金、コバール、銅および
    ステンレス鋼から成る群より選ばれた材料で作られてい
    る請求項13記載の参照電極プローブ。 15、前記ジルコニア管の開放端の外面には前記環状円
    筒スリーブへのろう付けのために金属被覆が施されてい
    る請求項14記載の参照電極プローブ。 16、前記環状円筒スリーブの先端側の開放端の内面に
    は前記ジルコニア管の開放端へのろう付けのために金属
    被覆が施されている請求項15記載の参照電極プローブ
JP2103215A 1989-05-01 1990-04-20 高温かつ高放射線の水性環境中において使用するための参照電極プローブ Expired - Lifetime JPH0726931B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/345,741 US5043053A (en) 1989-05-01 1989-05-01 Reference electrode probe for use in aqueous environments of high temperature and high radiation
US345741 1989-05-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0317546A true JPH0317546A (ja) 1991-01-25
JPH0726931B2 JPH0726931B2 (ja) 1995-03-29

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