JP3855010B2 - 金属流体中の酸素濃度測定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、Pb−Bi等の重金属流体を冷却材として使用する高速増殖炉(FBR)や中性子科学のターゲット材等において使用される酸素濃度測定装置に関し、特に、酸素導電体である固体電解質を使用した金属流体中の酸素濃度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
Pb−Bi等の重金属流体を冷却材として使用する高速増殖炉(FBR)や中性子科学のターゲット材においては、重金属流体中に含まれる酸素を検出し、その濃度を測定することにより、それらの装置に使用されている部材の腐食環境を把握し、腐食の発生を防止することが行われる。ここで、「中性子科学」とは、中性子を多く含む重金属流体に陽子を当てて中性子を発生させ、この中性子で分析や材料の核変換を行う科学である。この中性子科学において、陽子を当てる被照射物を「ターゲット材」と呼んでいる。
【0003】
冷却材として溶融ナトリウムを使用する高速増殖炉(FBR)において溶融ナトリウム中の酸素濃度を測定する場合、溶融ナトリウムの化学的活性度が高く、腐食性が強いので、その溶融ナトリウム中の酸素濃度の測定のためにイットリウム安定化ジルコニア等の固体電解質を使用することは出来ない。
【0004】
これに対し、Pb−Bi等の重金属流体は、化学的活性度が低いため、その重金属流体の酸素濃度の測定のためにイットリウム安定化ジルコニア等の固体電解質を使用することが可能である。
これまでPb−Bi等の重金属流体を用いた高速増殖炉(FBR)を実用化したのはロシアだけである。また、中性子科学は将来の科学であるため、それに重金属流体のターゲット材を用いることも、基礎実験が始まったばかりである。
【0005】
高速増殖炉(FBR)等にPb−Bi等の重金属流体を使用する場合でも、Pb−Bi流体中に含まれる酸素の濃度がPb−Bi流体と接触するダクト等の部材の腐食に多大な影響を及ぼすことが明らかにされている。そのため前述した通り、Pb−Bi等の重金属流体中に含まれる酸素を検出し、その濃度を測定する必要がある。しかも、その測定は常時連続的に行うことが好ましい。
【0006】
このようにしてPb−Bi等の重金属流体中に含まれる酸素を連続的に検出し、その濃度を測定するには、酸素導電体であるイットリウム安定化ジルコニア等のセラミック系固体電解質を用いた酸素濃度測定手段が有効である。この酸素濃度測定手段は、両面に電極を設けた固体電解質を使用し、その固体電解質の酸素の電解作用により生じる起電力で酸素の濃度を測定するものである。
【0007】
具体的には、固体電解質の金属流体と接触させる側の電極と反対側の電極側を、既知濃度の酸素を含むガス、いわゆる基準ガス雰囲気とする。この既知濃度の基準ガス雰囲気側に置かれる固体電解質の電極は「基準電極」と呼ばれる。この基準電極と金属流体側との間で固体電解質に生じる起電力を測定することで、ネルンストの式から金属流体に含まれる酸素濃度が測定される。
【0008】
但し、固体電解質の酸素イオンの輸率が温度によって変わったり、固体電解質の材質的な不均質から生じる起電力も違うことがあるため、測定値を予め校正しておく必要はある。
このようなセラミック系の固体電解質を使用した酸素濃度測定装置は、原理が簡単なだけに、誤差の評価もしやすく、構造も簡単であるとい利点を有する。
【0009】
従来の酸素濃度測定装置において、固体電解質を直接配管系に取り付けることは少なく、普通には固体電解質が試験管のような有底の管状に形成され、金属流体の熱膨張を吸収する膨張タンクからフランジを介して配管に向けて吊り下げられるようにして取り付けられる。これは、有底の管状の固定電解質を膨張タンクから吊り下げて、その先端を金属流体に接触するようにすれば、万一固体電解質が破損しても、金属流体が漏れることを避けることが出来、安全性が高いためである。また、固体電解質の交換も比較的容易である。
【0010】
また、膨張タンクを利用せずに、直接配管に枝管を取り付け、この枝管にフランジを取り付け、先端に固体電解質を取り付けて密閉した管をこのフランジに取り付けることにより、前記固体電解質を配管中に流れる金属流体に浸すものも提案されている。これを図4に示す。
【0011】
図4に示すように、金属流体を流す配管1から上方に円筒状の測定室2を立ち上げ、この上端をフランジ3で閉じている。固体電解質6は、コバール等からなる円筒形の管5の先端を閉じるように取り付けられ、ガラスやセラミックで封着されている。この固体電解質6の内面には基準電極7が設けられている。前記管5がフランジ3を貫通するように同フランジ3から吊り下げられることにより、その先端に設けた固体電解質6が配管1の中の金属流体に浸漬される。この状態で、管5はフランジ3に溶接等の手段で封着される。さらに、固体電解質6の中の基準電極7と配管1の中の金属流体との間に電圧計8が接続される。この電圧計8の一方のリード線は、前記管5を通して固体電解質6の基準電極7に接続されている。また、電圧計8の他方のリード線は、フランジ3に設けたスエージロック10を通して測定室2に導入され、その中で金属流体に浸漬し、電気的に接続されている。この場合、リード線とスエージロックとは互いに絶縁する必要があるため、リード線にはシース型無機絶縁ケーブルを使用する。
【0012】
図5も同様の酸素濃度測定装置であり、固体電解質6の形状と取付構造が異なるだけである。
このような酸素濃度測定装置では、前記管5を通して固体電解質6の基準電極7側に既知濃度の酸素ガスを含む基準ガスを導入しながら、電圧計8で固体電解質6に生じる起電力を測定することにより、金属流体に含まれる酸素を検知し、その濃度を測定する。
【0013】
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、セラミック系の固体電解質は、セラミック特有の脆さから熱衝撃や機械的な衝撃に対して弱いという欠点がある。そのため、取付時の機械的衝撃や配管に金属流体を充填する時の熱衝撃により破損しやすい。特に、固定電解質が細長いと、曲げ応力が生じやすく、また僅かの衝撃でも破損しやすい。加えて、図2に示すような構造の場合に、固体電解質が長いと、金属流体に接触している部分とフランジの付け根までの温度差が大きくなるので、大きな熱応力が発生する。予熱不足で高温の金属流体を配管に充填すると、熱衝撃は過大となり、固体電解質がより破損しやすくなる。
【0014】
本発明は、前記従来の酸素濃度測定装置における課題に鑑み、機械的衝撃や熱衝撃に強い固体電解質とし、その取付や交換も簡単で、メンテナンス性に優れ、さらに金属流体のシール性も良好な酸素濃度測定装置を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明では、前記の目的を達成するため、固体電解質14を球形または楕円球形とし、これを配管11の隔壁12に連ねて形成した測定室13の中に収納し、同固体電解質14で測定室13を金属流体aが存在する側の部分と基準ガスが導入される基準ガス空間19側とに密に仕切るようにし、固体電解質14に設けた基準電極22を基準ガス空間19に満たした既知酸素濃度の基準ガスと接触させ、固体電解質14の他面側を金属液体に接触させたものである。
【0016】
すなわち、本発明による酸素濃度測定装置は、金属流体aが存在する部分の隔壁12に連ねて形成した測定室13と、この測定室13の中に収納され、金属流体aが存在する側の部分と基準ガスが導入される基準ガス空間19側とを密に仕切るよう設けた球形または楕円球形の固体電解質14と、測定室13の基準ガス空間19に基準ガスを導入する配管系と、固体電解質14の基準ガス空間19側に面して形成された基準電極22と前記金属流体a側との間に発生する起電力を測定する電圧計28とを有する。
【0017】
このような本発明による酸素濃度測定装置では、球形または楕円球形の固体電解質14を使用しているため、機械的衝撃や熱衝撃を受けても、管状や板状の固体電解質に比べて応力集中が起こらない。そのため、固体電解質14が機械的衝撃や熱衝撃に強く、破損しにくくなる。さらに、球形または楕円球形の固体電解質14を使用したことにより、測定室13の中に固体電解質14を組み込んだ時のシール性も向上する。また、固体電解質14をガラス封着等の手段によらず、ガスケット17、18により、測定室13に気密にシールされた状態で取り付けることにより、固体電解質14の交換も用意である。
【0018】
前記電圧計28は、金属流体aが存在する部分の隔壁12を介して金属流体aに電気的に接続することが出来る。この場合に、金属流体aが存在する部分の隔壁12の金属流体aと接する少なくとも一部の面に、金属流体aとの濡れ性を向上させる金属コーティング24を施すことにより、隔壁12と金属流体aとの接触抵抗を低減し、感度の向上、測定精度を向上することが出来る。さらに、固体電解質14の金属流体aと接する少なくとも一部の面に、金属流体aとの濡れ性を向上させる金属コーティング23を施すことにより、同様の作用を奏することが出来る。
なお、固体電解質14は、基本的に球形または楕円球形であるが、基準ガス空間19に面した側の一部に平面または凹面を有するものであってもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について、具体的且つ詳細に説明する。
図1は、本発明による酸素濃度測定装置の一実施形態を示す縦断側面図である。
【0020】
図1に示した酸素濃度測定装置において、金属流体は配管11を通して流れるが、金属流体は容器状のものに停滞した状態で収納されている場合もある。この配管11は円筒状の隔壁12を有し、その上面の一部から円筒状の縦の隔壁15が起立している。この縦の隔壁15の底部は開口しており、この開口部で前記配管11の上部に連なっている。
【0021】
この縦の隔壁15の底部の開口部の径は、その上の隔壁の内径より狭くなっており、その部分に隔壁15の内側に迫り出した座部35が形成されている。この座部35の周面には、IrやRh等の貴金属コーティング24がメッキや焼き付け等の手段で形成されている。さらに、座部35の内側の開口部には、メッシュ状のカバー32が張られている。このカバー32は、後述するセラミック系の固体電解質14が破損した場合に、その破片が配管11内の金属流体に混じるのを防止するためのものである。
【0022】
前記座部35の上には、その内側の開口部を囲むようにOリング等のリング状のガスケット17が載せられている。
さらに、この縦の隔壁15の中に球形の固体電解質14が嵌め込まれ、これが前記ガスケット17の上に載せられている。この固体電解質14は、イットリウム安定化ジルコニア等のセラミック系固体電解質材料からなり、球形に形成されたものである。その径は、縦の隔壁12の内径より小さく、前記座部35の内側の開口部の径より大きい。
【0023】
この固体電解質14の上面側には、Ptペースト等の塗布とその焼き付け或いはPtメッキ等の手段により、Pt膜等からなる基準電極22が形成されている。他方、固体電解質14の下面側には、メッキや焼き付け等の手段により、IrやRh等の貴金属からなる金属コーティング23が施されている。
【0024】
前記固体電解質14の上には、基準電極22を囲むようにOリング等のリング状のガスケット18が載せられている。
前記の縦の隔壁15の上端部の外周には雄のネジが切られている。この縦の隔壁15の上端部にキャップ16が嵌め込まれ、このキャップ16の下端部の内周に切られた雌のネジが前記の縦の隔壁15の上端部の雄のネジにねじ込まれている。このキャップ16はその内側に円筒形のガスケット押え36を有しており、このガスケット押え36が前記固体電解質14の上に載せられたガスケット18を上から押えている。
【0025】
前記の縦の隔壁15とこれにねじ込まれたキャップ16とにより、配管11に連なる空間として測定室13が形成されている。そしてこの測定室13に嵌め込まれた球形の固体電解質14、その上下に設けられたガスケット17、18及びそれらガスケット17、18を固体電解質14に押圧する座部35とガスケット押え36とにより、配管11の内部側と基準ガス空間19側とが密に仕切られている。
【0026】
前記基準ガス空間19には、各々バルブ33、34を介して基準ガス供給管20と基準ガス排気管21とが接続されている。基準ガス供給管20により、基準ガス空間19内に基準ガスが供給され、基準ガス空間19内の余剰のガスが基準ガス排気管21から排気される。これにより、基準ガス空間19内が基準ガス雰囲気に維持される。基準ガスとは、既知酸素濃度のガスである。固体電解質14の上面に設けた基準電極22はこの基準ガスと接触している。
【0027】
前記固体電解質14の上面に設けた基準電極22と配管11内を流れる金属流体との間に電圧計28が接続されている。この電圧計28により、基準ガスと金属流体との酸素濃度の差に起因して固体電解質14内に発生する起電力が測定される。固体電解質14の基準電極22側は、スエージロック30を通して基準ガス空間19内に導入されたシース型無機絶縁ケーブル26により電圧計28が接続されている。また、配管11の隔壁12がシース型無機絶縁ケーブル27を介して電圧計28が接続されることにより、金属製である隔壁12を介して金属流体が電圧計28に接続される。
【0028】
さらに、前記基準ガス空間19には、スエージロック31を通して金属液体漏洩検知用のシース型無機絶縁ケーブル29が導入されている。この金属液体漏洩検知用のシース型無機絶縁ケーブル29の他端は図示していないが、シース型無機絶縁ケーブル27と同様に配管11の隔壁12に接続されている。従って、この金属液体漏洩検知用のシース型無機絶縁ケーブル29が金属液体により短絡されたとき、基準ガス空間19に金属液体が漏洩したことが検知される。
【0029】
このような酸素濃度測定装置では、基準ガス空間19内に満たした既知酸素濃度の基準ガスに基準電極22を接触した状態で、電圧計により、基準電極22と配管11内の金属流体側との間で固体電解質14に生じる起電力を測定する。これにより、配管11内の金属流体に含まれる酸素濃度が測定される。
なお、図1に示した酸素濃度測定装置の一実施形態では、固体電解質14として球形のものを使用したが、長軸と短軸の比が60%程度以上のものであれば、固体電解質14として楕円球形のものを使用してもよい。
【0030】
図2と図3は、本発明による酸素濃度測定装置の他の実施形態を示すものである。これらの酸素濃度測定装置の基本的な構成は図1に示したものと同様であり、同じ部分は同じ符号で示してある。これらの酸素濃度測定装置では、球形または楕円球形の固体電解質14の一部の形状を一部変更している。図2では、固体電解質14の基準ガス空間19に面した側、すなわち基準電極22側に平面を形成しており、図2では、固体電解質14の基準電極22側に部分球面状の凹面を形成している。
【0031】
これらの実施形態は、固体電解質4の基準ガス空間19に面した側でガス流による熱衝撃が比較的小さい場合に、固体電解質4の金属流体側で発生する熱衝撃による熱応力の伝播で強度低下を来さない範囲で固体電解質4の形状を変更したものである。
【0032】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明による酸素濃度測定装置では、固体電解質14が機械的衝撃や熱衝撃に強く、破損しにくくなる。さらに、測定室13の中に固体電解質14を組み込んだ時のシール性も高い。これにより、信頼性の高い酸素濃度測定装置が得られる。また、固体電解質14をガラス封着等の手段によらず、取り付けることにより、固体電解質14の交換も用意となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による酸素濃度測定装置の一実施形態を示す概略縦断側面図である。
【図2】本発明による酸素濃度測定装置の他の実施形態を示す概略縦断側面図である。
【図3】本発明による酸素濃度測定装置の他の実施形態を示す概略縦断側面図である。
【図4】酸素濃度測定装置の従来例を示す概略縦断側面図である。
【図5】酸素濃度測定装置の他の従来例を示す概略縦断側面図である。
Claims (6)
- 酸素導電体である固体電解質を使用した金属流体中の酸素濃度測定装置において、金属流体(a)が存在する部分の隔壁(12)に連ねて形成した測定室(13)と、この測定室(13)の中に収納され、金属流体(a)が存在する側の部分と基準ガスが導入される基準ガス空間(19)側とを密に仕切るよう設けた球形または楕円球形の固体電解質(14)と、測定室(13)の基準ガス空間(19)に基準ガスを導入する配管系と、固体電解質(14)の基準ガス空間(19)側に面して形成された基準電極(22)と前記金属流体(a)側との間に発生する起電力を測定する電圧計(28)とを有し、前記金属流体(a)中の酸素濃度を測定することを特徴とする金属流体中の酸素濃度測定装置。
- 電圧計(28)は、金属流体(a)が存在する部分の隔壁(12)を介して金属流体(a)に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の金属流体中の酸素濃度測定装置。
- 金属流体(a)が存在する部分の隔壁(12)の金属流体(a)と接する少なくとも一部の面に、金属流体(a)との濡れ性を向上させる金属コーティング(24)を施したことを特徴とする請求項1または2に記載の金属流体中の酸素濃度測定装置。
- 固体電解質(14)の金属流体(a)と接する少なくとも一部の面に、金属流体(a)との濡れ性を向上させる金属コーティング(23)を施したことを特徴とする請求項1または2に記載の金属流体中の酸素濃度測定装置。
- 固体電解質(14)は、ガスケット(17)、(18)により、測定室(13)に気密にシールされた状態で取り付けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の金属流体中の酸素濃度測定装置。
- 固体電解質(14)は、基準ガス空間(19)に面した側の一部に平面または凹面を有することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の金属流体中の酸素濃度測定装置。
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