JPH0622582Y2 - 貨物自動車 - Google Patents

貨物自動車

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JPH0622582Y2
JPH0622582Y2 JP8098488U JP8098488U JPH0622582Y2 JP H0622582 Y2 JPH0622582 Y2 JP H0622582Y2 JP 8098488 U JP8098488 U JP 8098488U JP 8098488 U JP8098488 U JP 8098488U JP H0622582 Y2 JPH0622582 Y2 JP H0622582Y2
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JP
Japan
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height
box
packing box
wire
indicator
Prior art date
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JP8098488U
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JPH022228U (ja
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光吉 五十嵐
佐々木  寛
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Kitamura Manufacturing Co Ltd
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Kitamura Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、複数の分割荷箱を重ね合せてなり、縦巾を伸
縮可能にして収納量を調整できるようにした荷台を装備
した貨物自動車に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の貨物自動車は例えば特開昭61−185
19号公報及び実開昭61−32477号公報に開示さ
れているように、車体に上方を開口した下部分割荷箱を
固定し、この下部分割荷箱の外側に重ね合せるように下
方を開口した上部分割荷箱を昇降可能に設け、昇降機構
の作動により上部分割荷箱を昇降させることによって荷
箱の縦巾が伸縮し収納量を適宜調整するものである。す
なわち、収納量が少ない時には上部分割荷箱を下降さ
せ、一方収納量が多い時や背の高い荷物を収納する時に
は上部分割荷箱を上昇させ荷箱の床から天板までの高さ
を伸ばすようにしている。このようにして、この貨物自
動車は荷箱の高さを適宜調整できるものであるが、例え
ば高さ制限のある駐車場に進入するときやトンネル内等
に進入するときなど、運転者が確実にその時の荷箱の天
板までの高さを把握していないと大変な事故が発生す
る。このような事故を防止するために、荷箱の高さを電
気的に検出し、運転室内に設けられたランプ又はLC
D,あるいはLEDなどの表示装置により高さを電気的
に表示するようにしている。
(考案が解決しようとする課題) 従来のように、荷箱の高さを電気的に検出し表示装置に
より電気的に表示した場合、コードや電気回路の断線又
は故障によって正確に荷箱の高さが検出されなかった
り、あるいは正確に検出されてもランプの球切れによっ
て正確に表示されなかったりして、電気的故障によって
正確な高さが運転者に伝達されない問題があった。ま
た、電気的な機構ではエンジンの停止中には高さが表示
されない問題点もあった。
そこで、本考案は前記問題点に基づいて成されたもので
あり、常時荷箱の高さを確実に確認することのできる貨
物自動車を提供することを目的とするものである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は複数の分割荷箱を重ね合せ縦巾を伸縮可能に設
けた荷箱を装備する貨物自動車において、前記荷箱を伸
縮させる伸縮機構と、この伸縮機構に一端を連結して進
退可能に設けられる索と、この索の他端に連結し前記荷
箱の伸縮に連動して移動可能に設けられる指示部と、こ
の指示部の移動方向に沿って設けられ前記荷台の高さを
表示する表示部とを備えたものである。
(作用) 伸縮機構の動作に連動し索が進退し、この索の一端に連
結された指示部が移動し、この指示部が指示する表示部
の数字が荷箱の高さとして確認される。
(実施例) 以下、図面に基づいて本考案の一実施例を詳述する。第
1図〜第2図において、貨物自動車1の荷箱2は下面を
開口した上部分割荷箱3を外側に、上面を開口した下部
分割荷箱4を内側に重ね合せて構成され、下部分割荷箱
4は車体5に固定され、上部分割荷箱3は伸縮機構6に
より昇降可能に設けられ、荷箱2の縦巾を伸縮可能にし
ている。
この伸縮機構6は下部分割荷箱4の隅部に設けられてい
る固定ポスト7の上端寄りに回転可能に設けられたプー
リ8と、床部2Aの下方の車体5に回転可能に設けられ
たプーリ8Aと、上部分割荷箱3の隅部に設けられ固定
ポスト7にガイドされ昇降可能に設けられた昇降ポスト
9の下端寄りに回転可能に設けられたプーリ10を介して
一端を固着した昇降用ワイヤ11と、このワイヤ11の他端
をプーリ8,8Aを介して連結するシリンダ12などから
構成されている。そして、このシリンダ12のロッド13を
伸長させることにより、ワイヤ11が送り出されて上部分
割荷箱3が下降し、一方、ロッド13を縮退させることに
より、ワイヤ11が引張られて上部分割荷箱3が上昇す
る。尚、昇降ポスト9は図示しないスプリングにより、
下方に付勢されている。また、例えばシリンダ12は左右
側部に各々設けられて、荷箱2の前後のワイヤ11を同時
に引張っている。
14は運転室15内の運転手が見やすい位置例えばドア16の
前方側に設けられている荷箱2の高さ表示部である。こ
の高さ表示部14は側方に荷箱2の高さを数字で表示する
表示部としての目盛17(単位m)を設けているととも
に、内部に移動可能なカラー18を設け、このカラー18に
外部に突出する指示部19を設け、この指示部19により目
盛17を指示させている。そして、前記ロッド13に指示用
の操作ワイヤ20の一端を固着し、この操作ワイヤ20の他
端を上方から高さ表示部14内に導入してカラー18に回転
可能に設けられているプーリ18Aに掛け渡した後高さ表
示部14に固着させ、シリンダ12の伸縮に連動して操作ワ
イヤ20が進退することによりカラー18すなわち指示部19
が上下に移動して、荷箱2の高さを目盛17により指示さ
せている。尚、21は操作ワイヤ20のアウターワイヤであ
り、その一端をロックナット22により車体5のフレーム
23に固着し、他端を同じくロックナット22により高さ表
示部14に固着させている。また、カラー18の下端にはス
プリング24が設けられ、カラー18を下方へ付勢してい
る。
以上のように構成される本考案の動作を詳述する。
荷箱2はシリンダ12を作動させることにより、上部分割
荷箱3が昇降し、荷箱2の収納量に応じて荷箱2の縦巾
を伸縮できるものである。すなわち、シリンダ12のロッ
ド13を縮退させることによりワイヤ11が引張られ、上部
分割荷箱3が上昇し、一方、ロッド13を伸長させること
によりワイヤ11が繰り出され、上部分割荷箱3が下降す
る。この場合、操作ワイヤ20もこのロッド13に一端を連
結しており、上部分割荷箱3を上昇させるとき、ロッド
13を縮退させることにより、操作ワイヤ20がシリンダ12
側へと引張られ、その結果、高さ表示部14内で操作ワイ
ヤ20が上方へ引張られてカラー18が上方へ移動する。こ
の際、カラー18に固着して外部に突出している指示部19
も上昇し、目盛17の数字を指示する。この指示部19の指
示する数字と荷箱2の高さは一致するよう操作ワイヤ20
は張設されている。一方、上部分割荷箱3を下降させる
とき、ロッド13を伸張させることにより、操作ワイヤ20
が繰り出されて高さ表示部14内で下方へ送られてカラー
18がスプリング24に付勢され下方へ移動する。このよう
に、上部分割荷箱3の昇降に連動して、指示部19が上下
動し、荷箱2の高さに一致した目盛17の数字を指示し、
運転者は荷箱2の高さを確認することができる。この
際、指示部19は操作ワイヤ20により直接連結され、メカ
的に荷箱2の高さを表示するので、従来のように、表示
部のランプ切れや電気回路の故障などにより、高さが誤
表示されることなく、確実に高さを確認できる。また、
メカ的な表示であるためエンジン停止中でも、表示が継
続される。また、上下方向に移動するカラー18に回転可
能にプーリ18Aを設け、このプーリ18Aを動滑車として用
いているため、ロッド13のストロークに対して指示部19
のストロークを半分にしている。
以上、本考案の一実施例について詳述したが、本考案の
要旨の範囲内で適宜変形できる。例えば、前記実施例は
ワイヤ11をシリンダ12により引張り操作したが、シリン
ダ12の代りにモータを用いた巻上げ装置により引張り操
作しても良い。また、上部分割荷箱3の伸縮機構として
は第3図に示すように、固定ポスト7にシリンダ25を設
け、このロッド26を昇降ポスト9に固着させても良い。
さらに、第4図に示すように一目で荷箱2の高さを確認
できるように高さ表示部14の意匠を貨物自動車に似せ、
その上部分割荷箱を指示部19とすることもできる。ま
た、高さ表示部14は横向きに配設しても良い。さらに、
ワイヤの他にロープなどの索を用いることができる。ま
た、前記実施例では昇降用のシリンダ12を荷箱2の左右
に設けるものを示したが、第5図に示すようにシリンダ
12は一台だけの場合にも同様に適用できる。この場合、
適宜箇所にプーリ27を配設し、各昇降ポスト9に固着し
た昇降用のワイヤ11は適宜ワイヤークリップで連結され
ている。尚、28はパワーユニットである。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案によれば荷箱の伸縮機構に
索の一端を連結し、索の他端を荷箱の高さ表示部に連結
したことにより、常時荷箱の高さを確実に確認すること
のできる貨物自動車を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部を示す一部切欠き正面図、第2図
は概略説明図、第3図は他の実施例を示す概略説明図、
第4図はさらに他の実施例を示す正面図、第5図は他の
実施例を示す概略説明図である。 2……荷箱、6……伸縮機構 17……目盛(表示部)、19……指示部 20……操作ワイヤ(索)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の分割荷箱を重ね合せ縦巾を伸縮可能
    に設けた荷箱を装備する貨物自動車において、前記荷箱
    を伸縮させる伸縮機構と、この伸縮機構に一端を連結し
    て進退可能に設けられる索と、この索の他端に連結し前
    記荷箱の伸縮に連動して移動可能に設けられる指示部
    と、この指示部の移動方向に沿って設けられ前記荷台の
    高さを表示する表示部とを備えたことを特徴とする貨物
    自動車。
JP8098488U 1988-06-17 1988-06-17 貨物自動車 Expired - Lifetime JPH0622582Y2 (ja)

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JP8098488U JPH0622582Y2 (ja) 1988-06-17 1988-06-17 貨物自動車

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JP8098488U JPH0622582Y2 (ja) 1988-06-17 1988-06-17 貨物自動車

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JPH022228U JPH022228U (ja) 1990-01-09
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JP8098488U Expired - Lifetime JPH0622582Y2 (ja) 1988-06-17 1988-06-17 貨物自動車

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SE528866C2 (sv) * 2005-07-01 2007-02-27 Volvo Lastvagnar Ab Anordning för att kontrollera höjden hos en last eller lastbärare bakom förarhytten hos en lastbil
JP6718799B2 (ja) * 2016-11-24 2020-07-08 日鉄エンジニアリング株式会社 収納箱

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