JPH06225642A - 苗床供給装置 - Google Patents

苗床供給装置

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JPH06225642A
JPH06225642A JP5018362A JP1836293A JPH06225642A JP H06225642 A JPH06225642 A JP H06225642A JP 5018362 A JP5018362 A JP 5018362A JP 1836293 A JP1836293 A JP 1836293A JP H06225642 A JPH06225642 A JP H06225642A
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JP
Japan
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nursery
seedling
box
bed
beds
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JP5018362A
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Tadao Wakuta
忠雄 涌田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 育苗箱の内部に精度よくかつ能率よく装填す
ることができるものを簡単な構造で提供する。 【構成】 多数の苗床a群が収納された苗床収納部11
から1枚づつ苗床aを分離させる分離装置12を備える
とともに、分離された苗床aを育苗箱2に対して斜め姿
勢で滑り込ませて育苗箱2に苗床aを装填するスライド
供給部材17を備えてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、育苗施設における苗床
供給装置に関し、主として成育期間の短い所謂乳苗と称
されるようなマット苗に用いられるロックウール材等で
成る人工苗床を育苗箱内に自動で供給するための苗床供
給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記苗床供給装置において、従来では、
例えば特開平4−13965号公報に示されるように、
積み重ねられた苗床群から1枚づつ苗床を水平姿勢のま
まで育苗箱の上方に落下させ、その後、上方側から育苗
箱の底板とほぼ同一面積の押し込み板をシリンダにより
昇降操作させて、苗床を強制的に育苗箱内に押し込むよ
う構成したものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来構造
においては、複数枚積み重ねられた苗床群から1枚づつ
左右の支持具をスライドさせて水平姿勢のままで下方に
落下させる構造であるから、上記したような苗床は摺接
抵抗が大であるから左右の支持具のスライド退避時に端
部で引っ掛かり正確な位置に落下させることができない
おそれがあるとともに、油圧シリンダ等及びその油圧制
御系が必要で構造が複雑化する欠点もあった。本発明は
上記不具合点を解消することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、多
数の苗床群が収納された苗床収納部から1枚づつ苗床を
分離させる分離装置を備えるとともに、分離された苗床
を育苗箱に対して斜め姿勢で滑り込ませて育苗箱に苗床
を装填するスライド移送手段を備えてある点にある。
【0005】
【作用】苗床収納部から1枚づつ分離された苗床が、ス
ライド移送手段により、育苗箱に対して斜め姿勢で滑り
込ませながら育苗箱内に装填していくので、1枚づつの
分離作業から箱内への装填作業が一連の作業でほぼ連続
的に行うことができる。
【0006】
【発明の効果】従って、苗床の移動経路がほぼ連続的に
構成されるから間隔を隔てて苗床を落下させる場合に比
較して苗床の育苗箱に対する位置合わせが行い易いもの
となる。その結果、育苗箱の内部にほぼ隙間の無い状態
で装填する必要がある苗床を、簡単な構造で、しかも、
精度よく且つ能率よく育苗箱内に装填することが可能と
なった。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図2
に乳苗用育苗装置を示している。この育苗装置は、搬送
コンベア1に対して育苗箱2を順次1個づつ供給するた
めの育苗箱供給機構3、搬送コンベア1上の育苗箱2内
にロックウール材等から成る乳苗用の人工苗床aを自動
的に装填するための苗床供給機構4、苗床a内に灌水す
る灌水機構5、苗床a上に密播き状態で種籾を供給する
播種機構6、種籾の上方に薄く土を被せる覆土供給機構
7の夫々をその順序で配設して構成され、覆土後の育苗
箱2は自動積重ね装置8により出芽台車9に積み重ね状
態で積載され、出芽室10内に移動収納されて出芽処理
が行われるよう構成してある。乳苗は成育期間が約一週
間程度と短かく根張りが充分行われないので、機械植え
のためのマット状苗にするために上述したような人工苗
床aを用いるのである。
【0008】前記育苗箱供給機構3は積み重ね状態の育
苗箱群から1枚づつ育苗箱2を搬送コンベア1上に連続
的に順次載置供給するよう構成され、前記苗床供給機構
4は、多数の苗床群が収納された苗床収納部11から1
枚づつ苗床aを分離させる分離装置12を備えるととも
に、分離された苗床aを育苗箱2に対して斜め姿勢で滑
り込ませて育苗箱2に苗床を装填するスライド移送手段
を備えてある。詳述すると、図1に示すように、搬送コ
ンベア1の横一側方上方位置に設けた支持枠13内に多
数の苗床aを積み重ね状態で載置収納した苗床収納部1
1から、支持枠13の底板14を揺動開放させて1枚づ
つ苗床aを分離させるよう構成してある。つまり、底板
14を搬送コンベア1とは反対側の横軸芯X1周りで揺
動自在に設けるとともに、揺動端側を閉じ姿勢でロック
するロック部材15を設け、このロック部材15を電磁
ソレノイド等の図示しない駆動機構によりロック解除操
作自在に構成してある。又、底板14の開放作動中に2
段目よりも上側の苗床aが落下するのを防止する複数の
係止具16を電磁ソレノイド等により出退作動自在に設
けてある。そして、この苗床収納部11の下方側には、
1枚づつ落下供給される苗床aを搬送コンベア1上の育
苗箱2に向けてスライド移送させるスライド移送手段と
してのスライド供給部材17を斜め姿勢で配備してあ
る。前記スライド供給部材17の下端部付近には育苗箱
2が所定供給位置に至ったことを検出するリミットスイ
ッチSW1を設けてあり、搬送コンベア1により搬送さ
れてきた育苗箱2が所定位置に至るとこのリミットスイ
ッチSW1によりそのことが検出され、その検出作動に
基づいて搬送コンベア1が停止されるとともに、前記ロ
ック部材15のロック作動が解除され、最下端の苗床a
がスライド供給部材17に落下する。そして、苗床aは
スライド供給部材17上をスライド移動して育苗箱2内
に装填されるのである。スライド供給部材17の下端部
付近には苗床aが通過したことを検出するリミットスイ
ッチSW2が設けられ、このリミットスイッチSW2の
検出作動に基づいて搬送コンベア1が搬送移動を再開す
るよう構成してある。尚、スライド供給部材17の先端
部には育苗箱2の移動中に誤って苗床aがコンベア上ま
でスライドするのを防止する開閉自在な蓋体18を設
け、この蓋体18は底板14の開放作動と連動して開放
するよう構成してある。
【0009】上述したようなスライド供給された後に苗
床aのスライド移動方向終端側が育苗箱2の端縁に引っ
掛かり、円滑に装填されない苗床aを強制的に箱内の押
し込む押し込み部材19を搬送下手側側に設けてある。
この押し込み部材19は、図3に示すように、コンベア
搬送方向に沿う軸芯X2周りで揺動自在にフレームFに
支持され、且つ、バネ20により下方側に揺動付勢され
る支持アーム21の揺動端側に押し込み用ローラ22を
遊転外嵌して構成してある。尚、この押し込み部材19
が育苗箱2の搬送を阻害しないよう所定位置で位置規制
するストッパー23を備えてある。
【0010】前記灌水機構5により育苗箱2内に装填さ
れた苗床aに対して水が散布供給された後、播種機構6
によって密播き状態で種籾が播種され、覆土供給機構7
により種籾の上方を覆う程度に土が供給される。その
後、育苗箱積み重ね機構8により1個づつ順次搬送され
てくる育苗箱2を所定枚数づつ積み重ね状態にして、台
車9により出芽室10に移送されて出芽処理工程に移
る。
【0011】〔別実施例〕前記苗床供給機構4は図4に
示すように構成してもよい。つまり、前記スライド供給
部材17の終端側を上方レベルに位置させ反対側を下方
レベルに位置させた傾斜姿勢で育苗箱2を搬送させると
ともに、前記押し込み部材19の支持アーム21を固定
状態で取付ける構成としてもよい。このように構成する
と、スライド供給部材17から育苗箱2内へのスライド
移載が更に円滑に行える。又、図5に示すように、前記
苗床収納部11の上方側から灌水するよう灌水機構5を
配置して、水を含んだ状態で苗床aをスライド供給する
よう構成してもよく、このようにすると、ロックウール
等の比較的滑り難い材質の苗床aであっても水の作用に
より滑動し易くなるとともに、灌水作業を兼用すること
で作業能率の向上も図ることができる。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗床供給機構の正面図
【図2】育苗装置の全体側面図
【図3】押し込む部材配設部の正面図
【図4】別実施例の苗床供給部の正面図
【図5】別実施例の苗床供給機構の正面図
【符号の説明】
2 育苗箱 11 苗床収納部 17 スライド移送手段 a 苗床

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の苗床(a)群が収納された苗床収
    納部(11)から1枚づつ苗床(a)を分離させる分離
    装置(12)を備えるとともに、分離された苗床(a)
    を育苗箱(2)に対して斜め姿勢で滑り込ませて育苗箱
    (2)に苗床(a)を装填するスライド移送手段(1
    7)を備えてある苗床供給装置。
JP5018362A 1993-02-05 1993-02-05 苗床供給装置 Expired - Lifetime JP2828554B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5018362A JP2828554B2 (ja) 1993-02-05 1993-02-05 苗床供給装置

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JP5018362A JP2828554B2 (ja) 1993-02-05 1993-02-05 苗床供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06225642A true JPH06225642A (ja) 1994-08-16
JP2828554B2 JP2828554B2 (ja) 1998-11-25

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ID=11969590

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002272279A (ja) * 2001-03-22 2002-09-24 Omi Weighing Machine Inc 籾殻育苗マット自動充填装置
KR102271385B1 (ko) * 2021-01-15 2021-06-29 권기원 모판 이송 하역장치
KR102286712B1 (ko) * 2021-03-15 2021-08-05 이홍선 적층된 육묘상자의 분리 공급장치

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JP2002272279A (ja) * 2001-03-22 2002-09-24 Omi Weighing Machine Inc 籾殻育苗マット自動充填装置
KR102271385B1 (ko) * 2021-01-15 2021-06-29 권기원 모판 이송 하역장치
KR102286712B1 (ko) * 2021-03-15 2021-08-05 이홍선 적층된 육묘상자의 분리 공급장치

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JP2828554B2 (ja) 1998-11-25

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