JPH06224753A - 送信装置 - Google Patents
送信装置Info
- Publication number
- JPH06224753A JPH06224753A JP4067794A JP6779492A JPH06224753A JP H06224753 A JPH06224753 A JP H06224753A JP 4067794 A JP4067794 A JP 4067794A JP 6779492 A JP6779492 A JP 6779492A JP H06224753 A JPH06224753 A JP H06224753A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- signal processing
- internal clock
- transmitter
- controlled oscillator
- Prior art date
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- Pending
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】外部から与えられる高安定な基準信号に同期し
た内部クロック信号によって信号処理を行なう送信装置
において、信号処理装置の早期立ち上げを目的とする。 【構成】外部より与えられる高安定な基準信号に同期し
た内部クロック信号のタイミングで信号処理を行なう送
信装置において、内部クロック同期用の位相同期ループ
回路に電圧制御発振器7に入力制御電圧範囲を制限する
リミッタ12を挿入してある。
た内部クロック信号によって信号処理を行なう送信装置
において、信号処理装置の早期立ち上げを目的とする。 【構成】外部より与えられる高安定な基準信号に同期し
た内部クロック信号のタイミングで信号処理を行なう送
信装置において、内部クロック同期用の位相同期ループ
回路に電圧制御発振器7に入力制御電圧範囲を制限する
リミッタ12を挿入してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は送信装置に関し、特に送
信用の位相同期ループ回路から得る内部クロックでタイ
ミング制御して信号処理を行なう送信装置に関する。
信用の位相同期ループ回路から得る内部クロックでタイ
ミング制御して信号処理を行なう送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の送信装置の構成例を図2
に示す。
に示す。
【0003】電圧制御発振器(VCO)7の出力信号S
9 は分周器8,9にでそれぞれN,M分周され信号S4
となり、位相比較器(PC)4に入力される。PC4
は、基準信号発振器1から与えられる高安定周波数の信
号S3 と信号S4 との位相を比較する。
9 は分周器8,9にでそれぞれN,M分周され信号S4
となり、位相比較器(PC)4に入力される。PC4
は、基準信号発振器1から与えられる高安定周波数の信
号S3 と信号S4 との位相を比較する。
【0004】高安定な基準信号発振器1の信号S3 が、 vi =Vi Sin〔ωi t+θi (t)〕 …(1) で表わされ、またVCO7の出力信号S9 をN,M分周
した信号S4 が、 v0 =V0 Cos〔ω0 t+θ0 (t)〕 …(2) で表わされるとすると、位相比較器4の出力信号S5 の
電圧ve は、PC4の変換利得をkd として、下記
(3)式で表わされる。
した信号S4 が、 v0 =V0 Cos〔ω0 t+θ0 (t)〕 …(2) で表わされるとすると、位相比較器4の出力信号S5 の
電圧ve は、PC4の変換利得をkd として、下記
(3)式で表わされる。
【0005】 ve =kd 〔Sin{(ωi +ω0 )+(θi (t)+θ0 (t)} +Sin{(ωi −ω0 )+(θi (t)−θ0 (t)}〕 …(3) この出力信号S5 は、ループフィルタ5にて高域成分を
除去される。ループフィルタ5の出力信号S6 の電圧v
d は、ωi =ω0 として、 vd =kd ・F(s)Sin〔θi (t)−θ0 (t)〕 …(4) になる。この信号S6 は、さらに増幅器6により増幅さ
れて、 vc =Akd F(s)Sin〔θi (t)−θ0 (t)〕 …(5) の電圧の信号S7 となり、VCO7に対する制御電圧信
号になる。
除去される。ループフィルタ5の出力信号S6 の電圧v
d は、ωi =ω0 として、 vd =kd ・F(s)Sin〔θi (t)−θ0 (t)〕 …(4) になる。この信号S6 は、さらに増幅器6により増幅さ
れて、 vc =Akd F(s)Sin〔θi (t)−θ0 (t)〕 …(5) の電圧の信号S7 となり、VCO7に対する制御電圧信
号になる。
【0006】以上に説明した回路は、θi (t)−θ0
(t)=0となる様にVCO7の発振周波数を制御し、
位相同期ループを構成している。
(t)=0となる様にVCO7の発振周波数を制御し、
位相同期ループを構成している。
【0007】外部より与えられる高安定な周波数の信号
S3 と同期した内部クロックである信号S9 は、信号処
理装置2内の信号処理盤11−1ないし11−nに分周
器8,9や分配器13ないし16によってそれぞれ分配
され使用される。
S3 と同期した内部クロックである信号S9 は、信号処
理装置2内の信号処理盤11−1ないし11−nに分周
器8,9や分配器13ないし16によってそれぞれ分配
され使用される。
【0008】情報源10から入力された信号S1 は、信
号処理装置2内の信号処理盤11−1ないし11−nに
より、上述した分配クロックのタイミングに応じて信号
処理され、信号処理出力信号S2 として送出される。
号処理装置2内の信号処理盤11−1ないし11−nに
より、上述した分配クロックのタイミングに応じて信号
処理され、信号処理出力信号S2 として送出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の送信装
置では、電源投入時や、基準信号の瞬断時などに、内部
クロックの周波数が、外部から与えられる高安定な信号
S3 に同期するまでの間、もしくはVCO7の出力信号
S9 と信号S3 との位相誤差が許容範囲内になるまでの
間、信号処理を行えないという問題点がある。
置では、電源投入時や、基準信号の瞬断時などに、内部
クロックの周波数が、外部から与えられる高安定な信号
S3 に同期するまでの間、もしくはVCO7の出力信号
S9 と信号S3 との位相誤差が許容範囲内になるまでの
間、信号処理を行えないという問題点がある。
【0010】特に、外部からの信号S3 が低い周波数の
場合や、信号処理時の供給クロックである信号S9 のジ
ッタ特性を十分抑圧するには、ループフィルタ5の通過
帯域幅を狭くしなければならない。周波数誤差がΔωで
あるとき、ループフィルタ5の帯域幅ωn と同期に要す
る時間TP とは、次の関係で表わされる。
場合や、信号処理時の供給クロックである信号S9 のジ
ッタ特性を十分抑圧するには、ループフィルタ5の通過
帯域幅を狭くしなければならない。周波数誤差がΔωで
あるとき、ループフィルタ5の帯域幅ωn と同期に要す
る時間TP とは、次の関係で表わされる。
【0011】 TP =(Δω)2 /(2ξωn 3 ) …(5) ただし、ξは位相同期ループのダンピングファクタを示
す。
す。
【0012】従って、ループフィルタ5の帯域幅ωn を
狭くすると、同期所要時間TP は増大してしまう。
狭くすると、同期所要時間TP は増大してしまう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の送信装置は、外
部から与えられる基準信号に同期した内部クロックを発
生する電圧制御発振器をもつ位相同期ループ回路を備え
前記内部クロックあるいはその分周クロックのタイミン
グによって信号処理を行う送信装置において、前記位相
同期ループ回路に前記電圧制御発振器の入力制御電圧範
囲を制限するためのリミッタを挿入してあることを特徴
とする。
部から与えられる基準信号に同期した内部クロックを発
生する電圧制御発振器をもつ位相同期ループ回路を備え
前記内部クロックあるいはその分周クロックのタイミン
グによって信号処理を行う送信装置において、前記位相
同期ループ回路に前記電圧制御発振器の入力制御電圧範
囲を制限するためのリミッタを挿入してあることを特徴
とする。
【0014】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0015】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。本実施例は、従来装置(図2参照)の位相同期
ループ中の増幅器6とVCO7との間に、電圧制御用の
リミッタ12を挿入し接続した構成をもつ。
である。本実施例は、従来装置(図2参照)の位相同期
ループ中の増幅器6とVCO7との間に、電圧制御用の
リミッタ12を挿入し接続した構成をもつ。
【0016】従来装置では、同期未確立時にVCO7の
制御電圧および発振周波数は、図4に示すように、かな
り広範囲で変化する。本実施例では、VCO7に対し、
制御用の信号S7 の電圧をリミッタ12に通し制限した
信号S8 を与えることにより、VCO7の出力信号S9
の発振周波数変動範囲を制限している。このVCO7の
制御電圧と発振周波数との関係を図3に示す。これによ
り、同期が確立するまでの期間でも、各信号処理盤11
−1ないし11−nに供給するクロック周波数が、信号
処理許容範囲(fc ±α)内になるため、信号処理を行
い送信することができる。
制御電圧および発振周波数は、図4に示すように、かな
り広範囲で変化する。本実施例では、VCO7に対し、
制御用の信号S7 の電圧をリミッタ12に通し制限した
信号S8 を与えることにより、VCO7の出力信号S9
の発振周波数変動範囲を制限している。このVCO7の
制御電圧と発振周波数との関係を図3に示す。これによ
り、同期が確立するまでの期間でも、各信号処理盤11
−1ないし11−nに供給するクロック周波数が、信号
処理許容範囲(fc ±α)内になるため、信号処理を行
い送信することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
圧制御発振器の入力制御電圧の範囲を制限するリミッタ
を設けて電圧制御発振器の発振周波数の変動範囲を制限
することにより、内部クロック周波数が外部から与えら
れる高安定な基準信号に対し同期確立するまでの期間で
も信号処理を行い送信することができる。
圧制御発振器の入力制御電圧の範囲を制限するリミッタ
を設けて電圧制御発振器の発振周波数の変動範囲を制限
することにより、内部クロック周波数が外部から与えら
れる高安定な基準信号に対し同期確立するまでの期間で
も信号処理を行い送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】従来装置のブロック図である。
【図3】本発明の実施例のVCOの動作範囲を示す特性
図である。
図である。
【図4】従来装置のVCOの特性図である。
1 基準信号発振器 2 信号処理装置 4 位相比較器(PC) 5 ループフィルタ 6 増幅器 7 電圧制御発振器(VCO) 8,9 分周器 10 情報源 11−1〜11−n 信号処理回路(1,2,…n) 12リミッタ 13〜16 分周器
Claims (1)
- 【請求項1】 外部から与えられる基準信号に同期した
内部クロックを発生する電圧制御発振器をもつ位相同期
ループ回路を備え前記内部クロックあるいはその分周ク
ロックのタイミングによって信号処理を行う送信装置に
おいて、 前記位相同期ループ回路に前記電圧制御発振器の入力制
御電圧範囲を制限するためのリミッタを挿入してあるこ
とを特徴とする送信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4067794A JPH06224753A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 送信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4067794A JPH06224753A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 送信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06224753A true JPH06224753A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=13355218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4067794A Pending JPH06224753A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 送信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06224753A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020182198A (ja) * | 2019-04-26 | 2020-11-05 | リオン株式会社 | 時刻同期計測システム |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP4067794A patent/JPH06224753A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020182198A (ja) * | 2019-04-26 | 2020-11-05 | リオン株式会社 | 時刻同期計測システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000418 |