JPH04290307A - 位相同期発振回路 - Google Patents

位相同期発振回路

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Publication number
JPH04290307A
JPH04290307A JP3080709A JP8070991A JPH04290307A JP H04290307 A JPH04290307 A JP H04290307A JP 3080709 A JP3080709 A JP 3080709A JP 8070991 A JP8070991 A JP 8070991A JP H04290307 A JPH04290307 A JP H04290307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
reference signal
circuit
oscillation circuit
locked loop
Prior art date
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Pending
Application number
JP3080709A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Shimizu
昇 清水
Takeo Kato
武男 加藤
Ken Haniyuda
羽生田 謙
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3080709A priority Critical patent/JPH04290307A/ja
Publication of JPH04290307A publication Critical patent/JPH04290307A/ja
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロック供給装置など
に用いられる位相同期発振回路に関する。
【0002】図5は二重化されたクロック供給装置を有
するデータ伝送系の概略ブロック図である。この図5に
示すデータ伝送系は、データ伝送路でつながれた上位局
3および下位局4をそなえて構成されているが、下位局
4は例えば二重化されたクロック供給装置5,6(この
クロック供給装置のうち符号6で示すものが予備用クロ
ック供給装置として構成される)をそなえている。
【0003】なお、これらのクロック供給装置5,6と
して、位相同期発振回路(PLL回路)が使用される。
【0004】このようなデータ伝送系において、例えば
下位局4から上位局3へデータを伝送する場合は、現用
クロック供給装置5からのクロック信号φ1、φ2 を
用いてデータ伝送タイミングが制御される一方、予備用
クロック供給装置6は、現用クロック供給装置5に障害
が起こった場合、クロック供給装置5の代わりとして、
クロック信号φ1 ′,φ2 ′を供給するようになっ
ている。
【0005】
【従来の技術】図4はクロック供給装置に使用される従
来の位相同期発振回路のブロック図であるが、この図4
に示す位相同期発振回路1は、位相比較器1−1、ルー
プフィルタとしての低域フィルタ1−2、増幅器1−3
、電圧制御発振器(VCO  )1−4、およびn分周
器1−5をそなえて構成されている。
【0006】ここで、位相比較器1−1は、2つの信号
(基準信号および電圧制御発振器分周出力)の位相差を
検出する誤差検出器として働く乗算器であり、低域フィ
ルタ1−2は、位相比較器1−1の出力に含まれる高周
波成分を取り除くとともに、保持機能も有するものであ
る。
【0007】増幅器1−3は、低域フィルタ1−2から
の信号を増幅するもので、電圧制御発振器1−4は、増
幅器1−3からの制御電圧によって発振周波数を可変に
しうる周波数変調器として機能するものである。
【0008】n分周器1−5は、電圧制御発振器1−4
からの発振周波数を1/n(nは2以上の整数)倍にし
て出力し、位相比較器1−1にフィードバックするもの
である。
【0009】このような構成により、基準信号がこの位
相同期発振回路へ入力されると、この基準信号に追従し
てn倍の周波数のクロックを安定して出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の位相同期発振回路では、この回路から出力さ
れる信号の位相は、入力信号(基準信号)に対して決ま
っており、入力と出力との位相を自由に変えることは困
難であった。
【0011】ところで、クロック供給装置が予備用と現
用というふうに二重化されたものにおいて、同じタイプ
のクロック供給装置を使用したとしても、個々のクロッ
ク供給装置に製造上のバラツキがあるため、クロック供
給装置を現用から予備用に切り替えた場合に、同じ基準
信号を入力したとしても、相対的な位相が異なってしま
い、これにより伝送タイミングが狂い、データエラーを
発生するおそれがある。
【0012】また、クロック供給装置へ入力される基準
信号が異なる信号源から供給される場合も、同様の課題
がある。
【0013】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、基準信号に対する位相を任意に調整すること
ができるようにした、位相同期発振回路を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図で、この図1において、1は位相同期発振回路で
あり、この位相同期発振回路1は、位相比較器1−1、
ループフィルタ1−2、電圧制御発振器1−4を有し、
基準信号に追従したクロックを安定して出力するもので
ある。
【0015】2は遅延回路であり、この遅延回路2は、
位相同期発振回路1の位相比較器1−1へ入力される基
準信号を所定量だけ遅延させるものである。
【0016】
【作用】上述の本発明の位相同期発振回路では、基準信
号に対する位相同期発振回路1の出力を任意の位相で出
力することができる。すなわち、遅延回路2によって、
基準信号を所定量だけ遅延させて、その信号を位相同期
発振回路1の位相比較器1−1に入力すると、位相同期
発振回路1では入力に対して決まった位相で出力される
ため、基準信号を直接入力したときに比べて所定量遅れ
て信号が出力される。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0018】図2は本発明の一実施例を示すブロック図
で、この図2において、1は位相同期発振回路であり、
この位相同期発振回路1は、位相比較器1−1、低域フ
ィルタ(ループフィルタ)1−2、増幅器1−3、電圧
制御発振器(VCO)1−4、n分周器1−5をそなえ
て構成されているが、これらの位相比較器1−1、低域
フィルタ(ループフィルタ)1−2、増幅器1−3、電
圧制御発振器(VCO)1−4、n分周器1−5につい
ては、従来例のものと同じであるので、その詳細は省略
する。
【0019】また、2は遅延回路で、この遅延回路2は
、エッジ検出回路2−1、モノステーブルマルチバイブ
レータ2−2およびフリップフロップ(FF)2−3を
そなえて構成されている。
【0020】ここで、エッジ検出回路2−1は、図3(
a)に示すような基準信号の立上がりおよび立下がりを
検出してその旨のパルス出力〔図3(b)参照〕を出す
ものである。
【0021】モノステーブルマルチバイブレータ2−2
は、エッジ検出回路2−1からのトリガパルスで起動さ
れ、可変抵抗R、コンデンサCによって決まる時定数C
Rで規定される幅の方形波〔図3(c)参照〕を発生す
るものである。
【0022】フリップフロップ2−3は、図3(d)に
示すように、モノステーブルマルチバイブレータ2−2
の出力により基準信号を打ち直す働きをするものである
【0023】上述の構成により、例えば前述した図5に
示すデータ伝送系において、現用のクロック供給装置5
に障害が発生して、予備用のクロック供給装置6に切り
替える場合を考えると、前記したように同じ基準信号を
入力したとしても、相対的な位相が異なるため、入力さ
れる基準信号の位相を調整する必要がある。
【0024】そこで、本装置により入力される基準信号
位相を調整するのである。すなわち、基準信号は、まず
遅延回路2へ入力されるが、この遅延回路2のエッジ検
出回路2−1において、基準信号〔図3(a)参照〕の
立ち上がりおよび立ち下がりで、図3(b)に示すよう
なパルスを生成し、それをモノステーブルマルチバイブ
レータ2−2に入力する。そして、このモノステーブル
マルチバイブレータ2−2は、エッジ検出回路2−1か
らのトリガパルス〔図3(b)参照〕により初期化され
、即ちハイレベル(Hレベル)からローレベル(Lレベ
ル)になり、抵抗RとコンデンサCによって定められた
時間(td)後、LレベルからHレベルに変化する。
【0025】一方、フリップフロップ2−3はモノステ
ーブルマルチバイブレータ2−2の出力〔図3(c)参
照〕により、基準信号〔図3(a)参照〕を打ち直し、
位相同期発振回路1に入力する。
【0026】これにより、位相同期発振回路1は所要量
tdだけ遅延した基準信号に同期した信号〔図3(e)
参照〕を出力するようになる。
【0027】このようにすることにより位相調整後の基
準信号〔図3(d)参照〕と、位相同期発振回路出力〔
図3(e)参照〕との位相関係〔図3(d)参照〕を常
に一定にすることができる。
【0028】また、抵抗Rに可変抵抗を用いて、遅延量
tdを可変としているので、可変幅を出力の1bit以
上とすることにより、基準信号に対して任意の位相で位
相同期発振回路の出力を得ることができるのである。
【0029】なお、クロック供給装置へ入力される基準
信号が異なる信号源から供給される場合も、同様にして
本発明を適用できる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の位相同期
発振回路によれば、位相比較器へ入力される基準信号を
遅延させる遅延回路が設けられることにより、基準信号
に対して任意の位相で位相同期発振回路の出力を得られ
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例におけるタイムチャートを示
す図である。
【図4】従来の位相同期発振回路のブロック図である。
【図5】二重化されたクロック供給装置を有するデータ
伝送系の概略ブロック図である。
【符号の説明】
1  位相同期発振回路 1−1  位相比較器 1−2  低域フィルタ(ループフィルタ)1−3  
増幅器 1−4  電圧制御発振器 1−5  n分周器 2  遅延回路 2−1  エッジ検出回路 2−2  モノステーブルマルチバイブレータ2−3 
 フリップフロップ 3  上位局 4  下位局 5  現用クロック供給装置 6  予備用クロック供給装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】位相比較器(1−1),電圧制御発振器(
    1−4),ループフィルタ(1−2)を有する位相同期
    発振回路(1)において、該位相比較器(1−1)へ入
    力される基準信号を遅延させる遅延回路(2)が設けら
    れたことを特徴とする、位相同期発振回路。
JP3080709A 1991-03-19 1991-03-19 位相同期発振回路 Pending JPH04290307A (ja)

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JP3080709A JPH04290307A (ja) 1991-03-19 1991-03-19 位相同期発振回路

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005012471A (ja) * 2003-06-18 2005-01-13 Fujitsu Access Ltd Plo回路
JP2008301410A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Nec Corp 発振回路
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970318