JPH06224748A - 可変分周回路 - Google Patents

可変分周回路

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JPH06224748A
JPH06224748A JP32A JP21984191A JPH06224748A JP H06224748 A JPH06224748 A JP H06224748A JP 32 A JP32 A JP 32A JP 21984191 A JP21984191 A JP 21984191A JP H06224748 A JPH06224748 A JP H06224748A
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Hiroshi Murase
浩 村瀬
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡素な回路で、デューティ比50%の奇数分
周を可能とする。 【構成】 バイナリカウンタ10の計数値のうち、最上
位ビットを除くビットを一致検出回路20の上位ビット
に、クロックパルスの反転値をLSBに、入力する。一
致検出回路20への入力値が分周比設定レジスタ14の
内容と一致すると、一致検出回路20の出力がHになり
フリップフロップ21がリセットされる。バイナリカウ
ンタ10の計数値が分周比設定レジスタ14の内容と一
致すると、フリップフロップ21がセットされバイナリ
カウンタ10がリセットされる。デューティ比50%の
奇数分周出力が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロックパルス(C
P)を分周する可変分周回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、可変の分周回路が知られてい
る。図3には、一従来例に係る可変分周回路の構成が示
されている。
【0003】この図に示される可変分周回路は、クロッ
クパルス(CP)をその立ち上がりタイミングで計数す
るバイナリカウンタ10と、バイナリカウンタ10の計
数値を分周比設定レジスタ14の内容と比較し一致して
いる場合にトリガ信号を出力する一致検出回路12と、
一致検出回路12の出力を取り込むTフリップフロップ
16と、から構成されている。バイナリカウンタ10
は、一致検出回路12の出力Aが立ち上がった時点でリ
セットされ、Tフリップフロップ(以下TF/F)16
の出力は同時点で反転する。
【0004】図4には、この従来例の動作が示されてい
る。この図に示されるように、分周比設定レジスタ14
の設定内容がNである場合、一致検出回路12の出力A
は、CPのN周期ごとに立ち上がる。TF/F16の出
力は、このAの立ち上がりに応じて反転するため、この
従来例において得られる分周信号(TF/F16の出
力)には、CPを2N分周した出力となる。
【0005】このような可変分周回路は、各種の計測機
器等に適用可能である。例えば、積算計、スピードメー
タ、タコメータ等の自動車用の計器に適用される分周器
や、FM変調、VCOの分周器、ファンクションジェネ
レータ、プッシュホン用の可変周波数発生器、時計用等
の分周器等にも適用可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
可変分周回路においては、デューティ比約50%の奇数
分周出力を得ることができないという問題点があった。
すなわち、TF/Fの出力は分周比設定レジスタの内容
Nの2倍、すなわち2N分周された出力であるから、分
周比は必ず偶数となる。むろん、一致検出回路の出力A
を分周出力としたり、あるいはCPの立ち上がり及び立
ち下がりを共に監視することも可能であるが、このよう
にすると、デューティ比が50%にならず、あるいは著
しく複雑な回路構成となる。
【0007】本発明は、CPが約50%のデューティ比
を有している場合に、これを利用して、デューティ比5
0%の奇数分周を簡素な回路構成で実現することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、CPを反転させるインバータと、
インバータの出力を最下位ビットとして、カウンタの計
数値のうち最上位ビットを除くビットを1ビット上シフ
トして上位ビットとして、取り込み、取り込んだ値が所
定の設定値に一致している場合に信号を出力してRSF
/Fの出力値を反転させる第2の一致検出回路と、を備
えることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明においては、カウンタがデューティ比約
50%のCPの立ち下がり又は立ち上がりタイミングで
計数を行い、この計数値が2個の一致検出回路に出力さ
れる。
【0010】このうち片方(第2の一致検出回路)に
は、カウンタの計数値のうち最上位ビットを除くビット
が上位ビットとして入力され、最下位ビットにはインバ
ータにより反転されたCPが入力される。したがって、
カウンタの計数値がnであるときには、第2の一致検出
回路への入力は、CPの前半周期で2n、後半周期で2
n+1となる。第2の一致検出回路は、このような入力
が所定の設定値Nに一致している時点、すなわち前回カ
ウンタがリセットされてからN×(CP周期/2)経過
した時点で信号を出力する。
【0011】本発明は、さらに、カウンタの計数値がN
に一致している時点で、すなわち前回カウンタがリセッ
トされてからN×(CP周期)経過した時点で信号を出
力する一致検出回路を備えている。
【0012】本発明では、これら2個の一致検出回路の
出力に応じRSF/Fの出力値が反転するため、当該R
SF/Fの出力は、CPがN分周され、かつデューティ
比が約50%の信号となる。言い換えれば、Nの設定次
第でデューティ比約50%の奇数分周が可能な可変分周
回路が実現される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、図3に示される従来例と同様の
構成には同一の符号を付し、説明を省略する。
【0014】図1には、本発明の一実施例に係る可変分
周回路の構成が示されている。この図に示されるよう
に、本実施例の可変分周回路は、図3に示される従来例
の回路に加えインバータ18及び一致検出回路20を備
えている。インバータ18はCPを反転させ一致検出回
路20のLSBに入力するよう設けられており、一致検
出回路20の上位ビットには、バイナリカウンタ10出
力の下位ビット(最上位ビットを除くビット)が入力さ
れている。また、分周比設定レジスタ14の出力は一致
検出回路12に加え20にも入力されており、一致検出
回路12及び20の出力は共にRSF/F21に入力さ
れる。RSF/F21のS入力には一致検出回路12の
出力が、R入力には一致検出回路20の出力が供給され
ている。
【0015】次に、この実施例の動作について説明す
る。図2には、この実施例の動作がタイミングチャート
として示されている。
【0016】今、分周比設定レジスタ14には分周比と
してN=5が設定されているものとする。バイナリカウ
ンタ10は、CPの立ち上がりに応じて計数を行うた
め、一致検出回路12からの出力(トリガ)が得られる
のはバイナリカウンタ10の計数値がNに一致した時点
である。
【0017】一方、一致検出回路20から出力が得られ
るのは、N=2n+1となるタイミングである。ここ
で、nはバイナリカウンタ10の計数値を表わしてい
る。すなわち、バイナリカウンタ10の計数値は1ビッ
トMSB側にシフトして一致検出回路20に入力されて
いるため、バイナリカウンタ10の計数値がnである時
には、当該バイナリカウンタ10から一致検出回路20
に2nが入力されることとなる。一致検出回路20のL
SBにはCPをインバータ18により反転した値が入力
されている。従って、CPの前半周期においては、一致
検出回路20のLSBにはL値が、後半周期にはH値
が、入力されることになる。言い換えれば、バイナリカ
ウンタ10の計数値がnであるCP周期の前半周期にお
いては2nが、後半周期には2n+1が、一致検出回路
20に入力される。
【0018】従って、例えば分周比設定レジスタ14の
内容が5である場合には、バイナリカウンタ10の計数
値が2であるCP周期の後半周期において、一致検出回
路20の出力値がHとなる。RSF/F21は、これに
応じリセットされる。一方、先に述べたように、一致検
出回路12の出力が立ち上がった場合にRSF/F26
はセットされるため、RSF/F21の出力はCPをN
分周した出力となる。この様に、本実施例によれば、デ
ューティ比が約50%のCPを反転して用いることによ
り、デューティ比約50%の奇数分周出力を簡素な回路
構成で得ることが可能となる。なお、CPのデューティ
比を一般にD%として表わす場合には、RSF/F21
の出力のデューティ比は次のような値となる。
【0019】 N=偶数の時 50% N=奇数の時 ((N−1)/2+D/100)/N×
100% また、本実施例においてNを1に設定した場合には分周
されていない出力(CP)が、Nに0を設定した場合に
はHまたはLに固定された出力が、それぞれ得られる。
【0020】なお、Nを偶数とした場合については詳細
には説明しなかったが、この場合にもデューティ比50
%となることは簡単に確認可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
その最下位ビットにCPの反転値を入力する第2の一致
検出回路を設け、RSF/Fをその出力でリセットする
ようにしたため、デューティ比約50%の奇数分周出力
が得られる。これにより、積算計等のようにデューティ
比約50%の分周出力を求める機器に適用するのに好ま
しい簡素な構成の可変分周回路が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る可変分周回路の構成を
示すブロック図である。
【図2】この実施例の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図3】一従来例に係る可変分周回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】この従来例の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
10 バイナリカウンタ 12,20 一致検出回路 14 分周比設定レジスタ 16 Tフリップフロップ 18 インバータ 21 RSフリップフロップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロックパルスの立ち下がり又は立ち上
    がりタイミングで計数するカウンタと、カウンタの計数
    値が所定の設定値に一致している場合に信号を出力しカ
    ウンタをリセットする一致検出回路と、一致検出回路の
    出力信号に応じて出力値を反転させるフリップフロップ
    と、を備え、クロックパルスを分周してフリップフロッ
    プから出力する可変分周回路において、 クロックパルスを反転させるインバータと、 インバータの出力を最下位ビットとして、カウンタの計
    数値のうち最上位ビットを除くビットを1ビット上シフ
    トして上位ビットとして、取り込み、取り込んだ値が前
    記所定の設定値に一致している場合に信号を出力してフ
    リップフロップの出力値を反転させる第2の一致検出回
    路と、 を備えることを特徴とする可変分周回路。
JP21984191A 1991-08-30 1991-08-30 可変分周回路 Expired - Fee Related JP2908080B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002217689A (ja) * 2001-01-17 2002-08-02 Sanyo Electric Co Ltd 周波数可変rc発振器及びマイクロコンピュータ
JP2015139103A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 学校法人東海大学 可変分周器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002217689A (ja) * 2001-01-17 2002-08-02 Sanyo Electric Co Ltd 周波数可変rc発振器及びマイクロコンピュータ
JP2015139103A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 学校法人東海大学 可変分周器

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