JP2692976B2 - 同期式カウンタ - Google Patents

同期式カウンタ

Info

Publication number
JP2692976B2
JP2692976B2 JP20753489A JP20753489A JP2692976B2 JP 2692976 B2 JP2692976 B2 JP 2692976B2 JP 20753489 A JP20753489 A JP 20753489A JP 20753489 A JP20753489 A JP 20753489A JP 2692976 B2 JP2692976 B2 JP 2692976B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counter
carry signal
count value
output
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP20753489A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0370315A (ja
Inventor
壮吉 上原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP20753489A priority Critical patent/JP2692976B2/ja
Publication of JPH0370315A publication Critical patent/JPH0370315A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2692976B2 publication Critical patent/JP2692976B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Synchronizing For Television (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明はディジタル回路によって構成された同期式
カウンタに関するものである。
(従来の技術) 電動機等の回転角θを検出するために、回転軸にパ
ルス発振器を取付けて回転に応じたパルスを発生させ、
このパルスをディジタル回路で構成されたカウンタに入
力し、そのカウント値から回転角を検出する装置が広く
用いられている。
この場合、カウンタとしては、例えば、第3図に示す
nビットの同期式アップ/ダウンカウンタが用いられ
る。
ここで、n個の1/2分周カウンタ(以下、単に分周カ
ウンタという)1は1つのD−Qフリップフロップと、
排他的論理和素子等の論理素子とで構成され、それぞれ
クロック入力端子CLK、出力端子OUT、およびキャリー信
号入力端子CRYを備えている。これらの分周カウンタ1
のうちの一つはLSBカウント値2の出力用であり、他は
順次上位のカウント値3a〜3g…の出力用である。
そして、これらの分周カウンタ1の各クロック入力端
子CLKは共通接続され、図示省略のパルス発振器のパル
ス信号4が同時に加えられるが、キャリー信号入力端子
CRYにイネーブルのキャリー信号が加えられたときに限
り、出力レベルを反転させることになる。
また、分周カウンタ1の各出力端子OUTがキャリー信
号発生回路5の入力端子に接続されている。このキャリ
ー信号発生回路5は、カウント値2、3a〜3g…と、軸の
回転方向等によりカウントのアップ/ダウン切換をする
ためのアップ/ダウン切換信号6とに基いてキャリー信
号を生成し、分周カウンタ1の各キャリー信号入力端子
CRYに加える。なお、カウント値2用の最下位の分周カ
ウンタ1のキャリー信号入力端子CRYには直流電源Vcc
接続され、常時イネーブルのキャリー信号が加えられて
いるので、パルス信号4に対して2倍の周期で出力端子
OUTのレベルを反転させる。これに対して、キャリー信
号発生回路5は、カウント値3a〜3g…用の分周カウンタ
1のキャリー信号7を与えるもので、カウントアップ時
にはそのキャリー信号が入力される分周カウンタ1より
下位の分周カウンタ1の出力が全部「H」である場合に
限りイネーブルとなるように信号処理し、カウントダウ
ン時にはキヤーリー信号が入力される分周カウンタより
下位の分周カウンタ1の出力が全部「L」である場合に
限りイネーブルとなるように信号処理する。この結果、
カウントアップ時、各カウンタの出力はそれより下位の
分周カウンタの出力が全て「H」である場合に反転し、
カウントダウン時、それより下位の分周カンウンタの出
力が全て「L」である場合に反転する。
このため、例えば、3ビットの同期式カウンタの出力
は、カウントアップ時に、「000」,「001」,「01
0」,「100」というようにクロック入力に応じてインク
リメントされ、カウントタウン時に、「100」,「01
0」,「001」,「000」というようにクロック入力に応
じてデクリメントされる。
今、カウント値2,3a〜3g…を十進数に代えて考える
と、nビット同期式カウンタは0から2n-1までの数をカ
ウントする。そして、キャリー信号の説明からも分かる
ように、カウント値2n-1からインクリメントされるとカ
ウント値は「0」となり、カウント値「0」からデクリ
メントされるとカウント値は2n-1となる。このため、パ
ルス発振器の1回転当たりの出力パルス数を2nとし、こ
の出力パルスをnビット同期式カウンタでカウントすれ
ば、最も簡単に回転角θの検出ができる。この場合、
回転角θに検出値であるnビット同期式カウンタのカ
ウント値θと、実際の回転角θ(rad)の間には次式 の関係が成立し、カウント値の分解能はπ/2n(rad)と
なる。
一般に、回転角検出に要求される精度に応じて出力パ
ルスレートの違う発振器が用いられるが、カウンタにお
いては最も高い精度を考慮し、最も高いパルスレート2n
(pulse/rev)に対応したnビット同期式アップ/ダウ
ンカウンタを設計し、これより低いパルスレートに対し
ては、第4図に示すビット数切換え回路を、キャリー信
号発生回路5の信号出力端子と分周カウンタ1のキャリ
ー信号入力端子間に挿入することによって対応してい
た。
なお、第4図に示すビット数切換え回路は、ANDゲー
ト8と、切換スイッチ9と、プルアップ用の抵抗11とで
なり、キャリー信号7をANDゲート8の一方入力とし、
切換スイッチ9をオン操作したときに「H」となり、オ
フ操作したときに「L」となる切換信号10をANDゲート
8の他方入力としている。したがって、切換スイッチ9
をオフにしておけばイネーブル「H」のキャリー信号7
がそのままイネーブル「H」のキャリー信号7aとしてAN
Dゲート8から出力されるが、切換スイッチ9をオン状
態に設定するとキャリー信号がイネーブル「H」であっ
たとしても、ANDゲート8の出力7aは反イネーブル
「L」に固定される。
しかして、このビット数切換え回路を、第3図に示す
nビット同期式カウンタの上位Nビット、または、下位
Nビットのキャリー信号経路に挿入して、キャリー信号
を反イネーブルに固定することによりn−Nビットカウ
ンタに切換えることができる。これによって、低いパル
スレートのパルス発振器に容易に対応できる。
(発明が解決しようとする課題) 上述したnビット同期式カウンタによりカウントでき
る数は2nに限られており、カウント値が2n-1であるとき
にパルスが入力されてカウントアップ動作が完了する
と、カウント値は「0」に戻り、また、カウント値が
「0」のときにカウントダウン動作が完了するとカウン
ト値は2n-1となる。つまり、2n回のカウント動作により
カウント値が一巡する。
このため、パルス発振器のパルスレートも2n(PULSE/
rev)に限られ、回転角の検出精度は2π/2n(rad)に
限られていた。
しかし、回転角を含むシステム全体の仕様要求等から
2π/500、2π/1000,2π/10000(rad)等の回転角検出
精度を要求される場合が生じてくる。この場合、nビッ
トの同期式カウンタでは、「500」,「1000」,「1000
0」等を直接カウントすることは出来ず、カウント値検
出回路、カウント値クリア回路等の特殊な回路や、マイ
クロコンピュータによる処理を付加することによって対
応しており、そのため装置全体が複雑になっていた。
また、2nのカウント動作に限定されるため、このカウ
ンタを用いたシステム全体の機能に限りがあった。
この発明は、上記の問題点を解決するためになされた
もので、カウント値を「500」「1000」,「10000」等で
一巡させることのできる簡易構成の同期式カウンタを得
ることを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) この発明は、m,M,Nが2m>N×Mの関係を満たす正の
整数であるとき、クロック端子が共通接続され、それぞ
れ1/2分周して出力するm個の分周カンウンタと、これ
らの分周カウンタの出力信号を入力し、任意の一つを含
めた下位の前記分周カウンタの出力信号が全て有意のと
きに一つだけ上位の前記分周カウンタのキャリー端子に
イネーブルのキャリー信号を加えるキャリー信号発生回
路と、前記m個の分周カウンタの出力信号をmビットの
計数値とし、このうちのN個の計数値にて、一つのクロ
ックに対して計数値がM+1個進むように前記キャリー
信号を補正するキャリー信号補正回路とを備え、前記ク
ロック端子に2m−N×M個のクロックを加える毎にカウ
ント値を一巡させることを特徴とするものである。
(作 用) この発明においては、m個の分周カウンタの出力信号
をmビットの計数値とし、このうちのN種類の計数値に
て、一つのクロックに対して計数値がM+1個進むよう
にキャリー信号を補正するようにしたので、例えば、m
=7、N=3,M=1とすることにより27−3×1=125カ
ウントで一巡するカウンタを構成でき、これにlビット
のカウンタを接続すれば、2l×125カウントで一巡する
同期式カウンタが得られる。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例を示すブロック回路図で
ある。図中、第3図と同一の要素には同一の符号を付し
てその説明を省略する。ここでは、キャリー信号発生回
路5がキャリー信号を作る過程の処理信号11a〜11fと、
10進カウント切換信号13とを入力し、カント値を一度に
2個進める時を検出し、キャリー信号発生回路5に対し
て特殊なキャリー信号15,16を発生させるキャリー信号
補正回路12を新たに付加した点、キャリー信号発生回路
5が最下位の分周カウンタ1のキャリー信号も合わせて
生成するようにした点が第3図と構成上異なっている。
この場合、キャリー信号補正回路12は、分周カウンタ
1を7個備えたものに応答して、第2図に示す構成にな
っている。すなわち、最下位ビットを除いた6個のキャ
リー信号を生成する途中の信号11a〜11fと、10進カウン
ト切換信号13とを入力するための2入力NANDゲート17お
よび6入力NANDゲート18を備えている。そして、2入力
NANDゲート17に信号11e,11fが加えられ、6入力NANDゲ
ート18に信号11a〜11d、2入力NANDゲート17の出力信
号、10進カウント切換信号13が加えられる。
上記のように構成された本実施例の動作を以下に説明
する。
先ず、キャリー信号補正回路12には、最下位ビットを
除いた6個のキャリー信号を生成する途中の信号11a〜1
1fと、10進カウント切換信号13とが加えられる。ここ
で、カウントアップ時であるとすると、10進カウント切
換信号13が「1」で、かつ、信号11a〜11fが「111100」
「111110」「111101」であるとき6入力NANDゲート18が
イネープルの信号14を出力する。また、カウントダウン
時には、10進カウント切換信号13が「1」で、かつ、信
号11a〜11fが「000011」「000001」「000010」であると
き6入力NANDゲート18がイネープルの信号14を出力す
る。
次に、6入力NANDゲート18がイネーブルの信号14を出
力すると、キャリー信号発生回路5はその出力であるキ
ャリー信号のうち、最下位のキャリー信号を反イネーブ
ルに、一つ上位のキャリー信号をイネーブルにする。
この結果、最下位の分周カウンタの出力はパルス発振
器からのクロックが入力されても前の状態を保持し、一
つ上位の分周カウンタの主力が反転する。通常、パルス
発振器の出力パルスが1つ入力するとカウンタ出力であ
るカウント値はインクリメントまたはデクリメントされ
るが、キャリー信号補正回路14の出力がイネーブルとな
ると上記の作用によりカウント値は2カウント進む。こ
の実施例では7ビットのカウンタが「0000000」から「1
111111」に進むまでに、1度に2カウント進める状態が
3回生じることになる。
7ビットの同期式カウンタは27=128をカウントする
と「0」に戻るが、この実施例では27−3=125をカウ
ントすると「0」に戻る。
しかして、このカウンタにnビットの同期式カウンタ
を接続することにより、2n×125をカウントすると
「0」に戻るカウンタを構成することができる。
なお、7ビットの同期式カウンタの上位に2nの同期式
カウンタを接続して2n×125のカウンタを構成する代わ
りに、7ビットの同期式カウンタの下位に2nの同期式カ
ウンタを接続しても2n×125(PULSE/rev)のカウンタが
得られる。
ところで、このカウンタにおいても、第4図に示した
ビット数切換回路をキャリー信号発生回路5のキャリー
信号経路に挿入すれば、カウント数の切換ができること
は言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上の説明によって明らかなようにこの発明によれ
ば、キャリー信号補正回路を設けたことにより、従来2n
に限られていたカウンタの一巡カウント動作を2l×(2m
−N×M)に拡げることができる。
この場合、キャリー信号補正回路は数個の論理素子で
構成し得るため、従来のものと同程度の回路規模で実現
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック回路
図、第2図は同実施例の主要素の詳細な構成を示す回路
図、第3図は従来の同期式カウンタの構成を示すブロッ
ク回路図、第4図はカウント値の変更に用いる一般的な
ビット数切換回路の構成を示す回路図である。 1……1/2分周カウンタ、5……キャリー信号発生回
路、12……キャリー信号補正回路、17……2入力NANDゲ
ート、18……6入力NANDゲート。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】m,M,Nが2m>N×Mの関係を満たす正の整
    数であるとき、クロック端子が共通接続され、それぞれ
    1/2分周して出力するm個の分周カウンタと、これらの
    分周カウンタの出力信号を入力し、任意の一つを含めた
    下位の前記分周カウンタの出力信号が全て有意のときに
    一つだけ上位の前記分周カウンタのキャリー端子にイネ
    ーブルのキャリー信号を加えるキャリー信号発生回路
    と、前記m個の分周カウンタの出力信号をmビットの計
    数値とし、このうちのN個の計数値にて、一つのクロッ
    クに対して計数値がM+1個進むように前記キャリー信
    号を補正するキャリー信号補正回路とを備え、前記クロ
    ック端子に2m−N×M個のクロックを加える毎にカウン
    ト値を一巡させることを特徴とする同期式カウンタ。
JP20753489A 1989-08-10 1989-08-10 同期式カウンタ Expired - Lifetime JP2692976B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20753489A JP2692976B2 (ja) 1989-08-10 1989-08-10 同期式カウンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20753489A JP2692976B2 (ja) 1989-08-10 1989-08-10 同期式カウンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0370315A JPH0370315A (ja) 1991-03-26
JP2692976B2 true JP2692976B2 (ja) 1997-12-17

Family

ID=16541321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20753489A Expired - Lifetime JP2692976B2 (ja) 1989-08-10 1989-08-10 同期式カウンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2692976B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0370315A (ja) 1991-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6794944B2 (en) Lock detection circuit
JP3197955B2 (ja) 累算器形位相ディジタイザ
US6385276B1 (en) Dual-modulus prescaler
JP2692976B2 (ja) 同期式カウンタ
JP3203909B2 (ja) A/d変換装置
JP3649874B2 (ja) 分周回路
US5029191A (en) Binary counter with resolution doubling
KR930003458B1 (ko) 로보트의 절대위치 제어를 위한 카운터회로
JP2908080B2 (ja) 可変分周回路
US4081755A (en) Baud rate generator utilizing single clock source
JPH08340250A (ja) 可変分周器
JPH0653818A (ja) 多数ビットグレイコードカウンタ
RU2037958C1 (ru) Делитель частоты
KR970002301B1 (ko) 사출성형기의 위치 제어 회로
US4939756A (en) Two-phase encoder circuit
JP2903736B2 (ja) パルスジェネレータの断線検出回路
JP3248369B2 (ja) 回転体の位置検出回路
KR890004858Y1 (ko) 모우터의 회전 방향 판별 및 회전수 카운팅 회로
JP4515159B2 (ja) タイミング可変装置
US4839910A (en) Counter with glitchless terminal count indication
JPH05183427A (ja) カウンタ回路
JPS61215909A (ja) 位置検出装置
JPS6055226A (ja) エンコ−ダの信号処理装置
JPH0529924A (ja) 9分周回路
JPS6353727B2 (ja)