JPH0653818A - 多数ビットグレイコードカウンタ - Google Patents

多数ビットグレイコードカウンタ

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JPH0653818A
JPH0653818A JP22096592A JP22096592A JPH0653818A JP H0653818 A JPH0653818 A JP H0653818A JP 22096592 A JP22096592 A JP 22096592A JP 22096592 A JP22096592 A JP 22096592A JP H0653818 A JPH0653818 A JP H0653818A
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JP22096592A
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Inventor
Yoshinori Ishii
好則 石井
Hideki Tsugi
秀樹 都木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易かつ短時間のうちに構成することのでき
る多数ビットグレイコードカウンタを提供する。 【構成】 入力パルスを計数し、その計数値に応じたグ
レイコードを出力する多数ビットグレイコードカウンタ
であり、アップダウン機能を有したNビットのグレイコ
ードアップ/ダウンカウンタとMビットのグレイコード
カウンタとを備えていることを構成上の特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パルス信号を計数
し、計数値に応じたグレイコードを出力する多数ビット
グレイコードカウンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のグレイコードカウンタの
真理値表である。図10は、図9に示したグレイコード
を出力するグレイコードカウンタの構成を示す論理回路
図である。
【0003】図10において、101,102,10
3,104はDフリップフロップ回路、105,10
6,107,108,112,116,120はインバ
ータ回路、109,110は排他的論理和回路、11
3,117,121はアンド−オアインバータ回路、1
11,114,118,122はオア−アンドインバー
タ回路、115,119,123はナンドゲート、12
4はアンドゲート、125,126はバッファ、127
はインバートアンド回路である。
【0004】このグレイコードカウンタの出力(Q0,
Q1,Q2,Q3)は、パルス信号CLKが入力される
度にパルス信号の計数値に応じた図9に示すようなグレ
イコードを出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のグレイコードカ
ウンタは以上のように構成されており、このようなグレ
イコードカウンタを構成するときには、図9に示す真理
値表や状態遷移図、さらには状態遷移表を基に論理関数
を求め、これを実現するロジック回路を組み立てること
により行うためビット数の多いグレイコードカウンタを
構成しょうとすると複雑になり困難を究め時間を要して
しまう問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、容易かつ短時間のうちに構成す
ることのできる多数ビットグレイコードカウンタを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この請求項1の発明に係
る多数ビットグレイコードカウンタは、アップダウン機
能を有したNビットのグレイコードアップ/ダウンカウ
ンタとMビットのグレイコードカウンタとを備えたもの
である。
【0008】この請求項2の発明に係る多数ビットグレ
イコードカウンタは、入力パルスを計数し、その計数値
に応じた下位桁Nビットのコードを出力すると共にキャ
リー信号を出力するアップダウン機能を有したグレイコ
ードアップ/ダウンカウンタと、そのグレイコードアッ
プ/ダウンカウンタの出力するキャリー信号を基に前記
入力パルスの計数値の上位桁Mビットのコードを出力す
るグレイコードカウンタとを備えたものである。
【0009】
【作用】この請求項1の発明における多数ビットグレイ
コードカウンタは、アップダウン機能を有したNビット
のグレイコードアップ/ダウンカウンタとMビットのグ
レイコードカウンタにより多数ビットのグレイコードカ
ウンタを容易かつ短時間のうちに構成する。
【0010】この請求項2の発明における多数ビットグ
レイコードカウンタは、グレイコードアップ/ダウンカ
ウンタにより入力パルスの計数値に応じたグレイコード
の下位桁Nビットのコードを出力し、そのグレイコード
アップ/ダウンカウンタの出力するキャリー信号を基に
グレイコードカウンタが前記入力パルスの計数値に応じ
たグレイコードの上位桁Mビットのコードを出力する。
したがって多数ビットのグレイコードカウンタを容易に
短時間のうちに構成できる。
【0011】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1を図に
ついて説明する。図1はこの実施例1の多数ビットグレ
イコードカウンタに使用する4ビットグレイコードアッ
プカウンタの構成を示す論理回路図である。
【0012】図1において、1,2,3,4はDフリッ
プフロップ回路、5,6,7,8,12,16,20は
インバータ回路、9,10は排他的論理和回路、13,
17,21はアンド−オアインバータ回路、11,1
4,18,22はオア−アンドインバータ回路、15,
19,23はナンドゲート、24はアンドゲート、2
5,26はバッファ、27はインバートアンド回路であ
る。
【0013】次に、この4ビットグレイコードアップカ
ウンタの動作について図1と図3のタイミングチャート
に基づいて説明する。
【0014】まず、リセット信号がバッファ26を介し
てDフリップフロップ回路1,2,3,4のリセット信
号入力端子に加えられると、Dフリップフロップ回路
1,2,3,4のQ出力は全て‘L’レベルになる。こ
れと同時にQC出力は全て‘H’レベルになる。
【0015】この4ビットグレイコードアップカウンタ
は、EP信号,ET信号が共に‘H’レベルのときにカ
ウント動作を行う。EP信号が‘H’レベル、ET信号
が‘H’レベルに固定されているとオア−アンドインバ
ータ回路11出力は‘H’レベル、オア−アンドインバ
ータ回路14,18,22出力は‘L’レベルとなる。
【0016】この状態でパルス信号CLK(1)が入力
されると、パルス信号CLK(1)の立ち上がりのタイ
ミングでオア−アンドインバータ回路11の出力がDフ
リップフロップ回路1に読み込まれ、この結果Dフリッ
プフロップ回路1のQ出力は‘H’レベルとなる一方、
QC出力は‘L’レベルとなる。Dフリップフロップ回
路2,3,4には‘L’レベルのオア−アンドインバー
タ回路14,18,22出力が読み込まれるのでQ出力
およびQC出力は変化しない。
【0017】従って、パルス信号(1)が入力された時
点でこの4ビットグレイコードカウンタから出力される
グレイコードは(0001)である。
【0018】Dフリップフロップ回路1のQC出力が
‘H’レベルから‘L’レベルに変化したことにより、
オア−アンドインバータ回路11,14の出力は‘H’
レベルに変化し、またオア−アンドインバータ回路1
8,22の出力は変わらない。
【0019】この状態でパルス信号CLK(2)が入力
されると、パルス信号CLK(2)の立ち上がりのタイ
ミングでオア−アンドインバータ回路11,14の出力
はDフリップフロップ回路2に読み込まれ、Dフリップ
フロップ回路2のQ出力は‘H’レベルに変化し、QC
出力は‘L’レベルに変化する。
【0020】また、Dフリップフロップ回路1,3,4
のQ出力は‘H’レベル、QC出力は‘H’レベルであ
る。
【0021】この結果、パルス信号CLK(2)が入力
された時点でこの4ビットグレイコードカウンタから出
力されるグレイコードは(0011)である。
【0022】Dフリップフロップ回路1,2のQ出力が
‘H’レベル、QC出力が‘L’レベル、Dフリップフ
ロップ回路3,4のQ出力が‘L’レベル、QC出力が
‘H’レベルであることから、オア−アンドインバータ
回路11,18,22の出力は‘L’レベル、またオア
−アンドインバータ回路14の出力は‘H’レベルにな
る。
【0023】この状態でパルス信号CLK(3)が入力
されると、パルス信号CLK(3)の立ち上がりのタイ
ミングでオア−アンドインバータ回路11,14,1
8,22の出力はDフリップフロップ回路1,2,3,
4に読み込まれ、Dフリップフロップ回路1,3,4の
Q出力は‘L’レベル、QC出力は‘H’レベルとな
り、またDフリップフロップ回路2のQ出力は‘H’レ
ベル、QC出力は‘L’レベルとなる。
【0024】この結果、パルス信号CLK(3)が入力
された時点でこの4ビットグレイコードカウンタから出
力されるグレイコードは(0010)である。
【0025】図1および図3から明らかなように、パル
ス信号CLK(4)以降の動作についてもパルス信号C
LK(4)が入力された時点でこの4ビットグレイコー
ドカウンタから出力されるグレイコードは(011
0)、パルス信号CLK(5)が入力された時点では
(0111)、パルス信号CLK(6)が入力された時
点では(0101)、パルス信号CLK(7)が入力さ
れた時点では(0100)・・・となり、入力されたパ
ルス信号CLKの計数値に応じた図2に示すグレイコー
ドを出力する。
【0026】図4は、図1に示した4ビットグレイコー
ドアップカウンタにアップダウン機能を付加して4ビッ
トグレイコードアップ/ダウンカウンタとして構成した
ときの論理回路図である。
【0027】図4において、30,31,32,33は
Dフリップフロップ回路、34,35,36,37,4
2,48,54,62,63,65はインバータ回路、
38,39,40,46,51はエクスクルーシブオア
回路、57はエクスクルーシブノア回路、43,45,
50,55はオア−アンドインバータ回路、44,4
9,52はアンド−オアインバータ回路、47,53,
61,66はナンド回路、60,58,67はアンド回
路、59はインバートナンド回路、64はJKフリップ
フロップ回路、68,69はバッファである。
【0028】図5は、4ビットグレイコードアップ/ダ
ウンカウンタの真理値表である。
【0029】次に、この4ビットグレイコードアップ/
ダウンカウンタの動作について、図4と図6に示すタイ
ミングチャートを基に説明するる
【0030】まず、リセット信号が入力されるとDフリ
ップフロップ回路30,31,32,33はリセットさ
れ、出力Q3〜Q0は(0000)にリセットされる。
またJKリップフロップ回路64もリセットされ、出力
Qは‘L’レベル、出力QCは‘H’レベルになる。
【0031】−アップカウント動作−
【0032】リセット信号が入力される結果、オア−ア
ンドインバータ回路43の出力は‘H’レベル、オア−
アンドインバータ回路45,50,55の出力は‘L’
レベルとなる。
【0033】この状態でパルス信号CLK(1)が入力
されると、パルス信号CLK(1)の立ち上がりのタイ
ミングでオア−アンドインバータ回路43の出力がDフ
リップフロップ回路30に読み込まれ、この結果Dフリ
ップフロップ30のQ出力は‘H’レベルとなる一方、
QC出力は‘L’レベルとなる。Dフリップフロップ3
1,32,33にはオア−アンドインバータ回路45,
50,55の‘L’レベルの出力が読み込まれるのでQ
出力およびQC出力は変化しない。
【0034】従って、パルス信号(1)が入力された時
点でこの4ビットグレイコードアップ/ダウンカウンタ
から出力されるグレイコード(Q3,Q2,Q1,Q
0)は(0001)である。
【0035】この結果、オア−アンドインバータ回路4
3,45の出力は‘H’レベルに変化し、またオア−ア
ンドインバータ回路50,55の出力は‘L’レベルと
なる。
【0036】この状態で次に、パルス信号CLK(2)
が入力されると、パルス信号CLK(2)の立ち上がり
のタイミングでオア−アンドインバータ回路43,45
の‘H’レベルの出力はDフリップフロップ回路30,
31に読み込まれ、Dフリップフロップ回路30,31
のQ出力は‘H’レベル、QC出力は‘L’レベルにな
る。
【0037】オア−アンドインバータ回路50,55の
出力は‘L’レベルなのでDフリップフロップ回路3
2,33のQ出力は‘L’レベル、QC出力は‘H’レ
ベルである。
【0038】従って、パルス信号CLK(2)が入力さ
れた時点でこの4ビットグレイコードアップ/ダウンカ
ウンタから出力されるグレイコード(Q3,Q2,Q
1,Q0)は(0011)である。
【0039】Dフリップフロップ回路30,31のQ出
力が‘H’レベルでQC出力が‘L’レベル、Dフリッ
プフロップ回路32,33のQ出力が‘L’レベル、Q
C出力が‘H’レベルであることにより、オア−アンド
インバータ回路43,50,55の出力は‘L’レベル
に変化し、またオア−アンドインバータ回路45の出力
は‘H’レベルになる。
【0040】この状態で次に、パルス信号CLK(3)
が入力されると、パルス信号CLK(3)の立ち上がり
のタイミングでオア−アンドインバータ回路43,4
5,50,55の出力はDフリップフロップ回路30,
31,32,33に読み込まれ、Dフリップフロップ回
路30,32,33のQ出力は‘L’レベル、QC出力
は‘H’レベルになり、Dフリップフロップ回路31の
Q出力は‘H’レベル、QC出力は‘L’レベルにな
る。
【0041】従って、パルス信号CLK(3)が入力さ
れた時点でこの4ビットグレイコードアップ/ダウンカ
ウンタから出力されるグレイコードは(0010)であ
る。
【0042】パルス信号CLK(4)以降の動作につい
ても図4および図6から明らかなように、パルス信号C
LK(4)が入力された時点でこの4ビットグレイコー
ドカウンタから出力されるグレイコードは(011
0)、パルス信号CLK(5)が入力された時点では
(0111)、パルス信号CLK(6)が入力された時
点では(0101)、パルス信号CLK(7)が入力さ
れた時点では(0100)・・・パルス信号CLK(1
5)が入力された時点では(1000)となる。
【0043】またパルス信号CLK(15)が入力され
ると、パルス信号CLK(15)の立ち上がりのタイミ
ングでキャリーアウト信号であるCO出力は‘H’レベ
ルとなる。
【0044】また、オア−アンドインバータ回路43,
45,50の出力は‘L’レベル、オア−アンドインバ
ータ回路55の出力は‘H’レベルとなる。
【0045】−ダウンカウント動作−
【0046】パルス信号CLK(16)が入力される
と、オア−アンドインバータ回路43,45,50,5
5の出力がDフリップフロップ回路30,31,32,
33にそれぞれ読み込まれ、Dフリップフロップ回路3
0,31,32のQ出力は‘L’レベル、QC出力は
‘H’レベル、Dフリップフロップ回路33のQ出力は
‘H’レベル、QC出力は‘L’レベルとなる。
【0047】従って、パルス信号(16)が入力された
時点でこの4ビットグレイコードアップ/ダウンカウン
タから出力されるグレイコードは(1000)である。
【0048】また、JKフリップフロップ64は反転す
る。
【0049】この結果、オア−アンドインバータ回路4
3,55の出力は‘H’レベル、オア−アンドインバー
タ回路45,50の出力は‘L’レベルとなる。
【0050】また、パルス信号CLK(16)の立ち上
がりのタイミングでキャリーアウト信号であるCO出力
は‘L’レベルとなる。
【0051】この状態でパルス信号CLK(17)が入
力されると、オア−アンドインバータ回路43,45,
50,55の出力がDフリップフロップ回路30,3
1,32,33にそれぞれ読み込まれ、Dフリップフロ
ップ回路30,33のQ出力は‘H’レベル、QC出力
は‘L’レベル、Dフリップフロップ回路31,32の
Q出力は‘L’レベル、QC出力は‘H’レベルとな
る。
【0052】従って、パルス信号(17)が入力された
時点でこの4ビットグレイコードカウンタから出力され
るグレイコードは(1001)である。
【0053】この結果、オア−アンドインバータ回路4
3,45,55の出力は‘H’レベル、オア−アンドイ
ンバータ回路50の出力は‘L’レベルとなる。
【0054】パルス信号CLK(18)以降の動作につ
いても図4および図6から明らかなように、パルス信号
CLK(18)が入力された時点でこの4ビットグレイ
コードアップ/ダウンカウンタから出力されるグレイコ
ードは(1011)、パルス信号CLK(19)が入力
された時点では(1010)、パルス信号CLK(2
0)が入力された時点では(1110)、パルス信号C
LK(21)が入力された時点では(1111)・・・
パルス信号CLK(30)が入力された時点では(00
01)となる。
【0055】さらにパルス信号CLK(31)が入力さ
れると、パルス信号CLK(31)の立ち上がりのタイ
ミングでキャリーアウト信号COは再度‘H’レベルと
なる。
【0056】このときオア−アンドインバータ回路4
3,45,50,55の出力は‘L’レベルとなる。
【0057】さらにパルス信号CLK(32)が入力さ
れると、オア−アンドインバータ回路43,45,5
0,55の出力がDフリップフロップ回路30,31,
32,33に読み込まれる。
【0058】従って、パルス信号(32)が入力された
時点でこの4ビットグレイコードアップ/ダウンカウン
タから出力されるグレイコードは(0000)である。
【0059】この結果、オア−アンドインバータ回路4
3の出力は‘H’レベル、オア−アンドインバータ回路
45,50,55の出力は‘L’レベルとなる。
【0060】また、キャリーアウト信号COは‘L’レ
ベルとなる。
【0061】このように、この4ビットグレイコードア
ップ/ダウンカウンタは、16個のパルス信号CLKが
入力される毎にカウントアップ→ダウンカウント→カウ
ントアップ・・・を繰り返し、入力されたパルス信号の
計数値に応じた図5に示すグレイコードを出力する。
【0062】図7は、図1に示す4ビットグレイコード
アップカウンタと図4に示す4ビットグレイコードアッ
プ/ダウンカウンタとにより構成した8ビットグレイコ
ードカウンタの構成を示すブロック図である。
【0063】図7において、81は前記4ビットグレイ
コードアップ/ダウンカウンタ、82は前記4ビットグ
レイコードアップカウンタである。
【0064】4ビットグレイコードアップ/ダウンカウ
ンタ81のキャリーアウト端子coは、4ビットグレイ
コードアップカウンタ82のEP入力端子に接続されて
いる。
【0065】また、4ビットグレイコードアップ/ダウ
ンカウンタ81の出力がQ0〜Q3の下位4ビット、4
ビットグレイコードアップカウンタ82の出力がQ4〜
Q7の上位4ビットを構成している。
【0066】次に、この8ビットグレイコードカウンタ
の動作について、図8を基に説明する。
【0067】図8は、8ビットグレイコードカウンタの
真理値表である。この真理値表から明らかなように、4
ビットグレイコードアップカウンタ82は、パルス信号
CLK(1)〜(15)まではカウント動作を停止して
いる。一方、パルス信号CLK(1)〜(16)までは
4ビットグレイコードアップ/ダウンカウンタ81がア
ップカウント動作を行っており、パルス信号CLK(1
5)が入力されると、パルス信号CLK(15)の立ち
上がりのタイミングで‘H’レベルのキャリーアウト信
号COを出力する。
【0068】この結果、4ビットグレイコードアップ/
ダウンカウンタ81が出力するキャリーアウト信号CO
により4ビットグレイコードアップカウンタ82はカウ
ント動作を行うことができる状態になり、パルス信号C
LK(16)が供給されると4ビットグレイコードアッ
プカウンタ82が1つカウントアップする。一方、4ビ
ットグレイコードアップ/ダウンカウンタ81から4ビ
ットグレイコードアップカウンタ82のキャリーアウト
端子coに供給されていたキャリーアウト信号COは
‘L’レベルになる。したがって、この時点で4ビット
グレイコードアップカウンタ82はカウント動作を停止
する。
【0069】このときの8ビットグレイコードカウンタ
の出力Q7〜Q0は(00011000)である。
【0070】さらにパルス信号CLK(17)から(3
1)までは、4ビットグレイコードアップカウンタ82
はカウント動作を停止しており、4ビットグレイコード
アップ/ダウンカウンタ81はダウンカウント動作を行
っている。
【0071】パルス信号CLK(31)が供給される
と、4ビットグレイコードアップ/ダウンカウンタ81
は再度キャリーアウト信号COを出力する。
【0072】この結果、4ビットグレイコードアップ/
ダウンカウンタ81が出力するキャリーアウト信号CO
により4ビットグレイコードアップカウンタ82は再度
カウント動作を行うことができる状態になり、パルス信
号CLK(32)が供給されると4ビットグレイコード
アップカウンタ82が1つカウントアップする。一方、
4ビットグレイコードアップ/ダウンカウンタ81から
4ビットグレイコードアップカウンタ82のキャリーア
ウト端子coに供給されていたキャリーアウト信号CO
は‘L’レベルになる。したがって、この時点で4ビッ
トグレイコードアップカウンタ82は再度カウント動作
を停止する。
【0073】このときの8ビットグレイコードカウンタ
の出力Q7〜Q0は(01100000)である。
【0074】このように、4ビットグレイコードアップ
/ダウンカウンタ81は供給される16個のパルス信号
CLK毎にアップカウントとダウンカウントを繰り返
し、また4ビットグレイコードアップカウンタ82は、
パルス信号CLK16個毎に1つカウントアップし、4
ビットグレイコードアップ/ダウンカウンタ81の出力
Q0〜Q3と4ビットグレイコードアップカウンタ82
の出力Q7〜Q4によりパルス信号CLKの計数値に応
じた256通りのグレイコード出力を得る。
【0075】実施例2.なお、上述した実施例1ではキ
ャリーアウト出力を有する4ビットグレイコードアップ
/ダウンカウンタと4ビットグレイコードアップカウン
タとを組み合わせ、4ビットグレイコードアップ/ダウ
ンカウンタのキャリーアウト信号を使用して8ビットグ
レイコードカウンタを構成したが、4ビットグレイコー
ドアップ/ダウンカウンタの出力Q0〜Q3と4ビット
グレイコードアップカウンタの出力Q4〜Q7とを基
に、4ビットグレイコードアップ/ダウンカウンタと4
ビットグレイコードアップカウンタに供給されるパルス
信号CLKを制御するロジック回路をそれぞれ設け、図
8に示すグレイコード出力を得るように構成してもよ
い。
【0076】
【発明の効果】この請求項1の発明によれば、アップダ
ウン機能を有したNビットのグレイコードアップ/ダウ
ンカウンタとMビットのグレイコードアップカウンタに
より多数ビットのグレイコードカウンタを容易かつ短時
間のうちに構成することができる効果がある。
【0077】この請求項2の発明によれば、グレイコー
ドアップ/ダウンカウンタにより入力パルスの計数値に
応じたグレイコードの下位桁Nビットのコードを出力
し、そのグレイコードアップ/ダウンカウンタの出力す
るキャリー信号を基にグレイコードアップカウンタが前
記入力パルスの計数値に応じたグレイコードの上位桁M
ビットのコードを出力するように構成したので、グレイ
コードアップ/ダウンカウンタとグレイコードアップカ
ウンタとを組み合わすだけで多数ビットのグレイコード
カウンタを容易に短時間のうちに構成できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この請求項1および請求項2の発明の一実施例
による多数ビットグレイコードカウンタに用いられる4
ビットグレイコードアップカウンタの構成を示す論理回
路図である。
【図2】この請求項1および請求項2の発明の一実施例
による多数ビットグレイコードカウンタに用いられる4
ビットグレイコードアップカウンタの真理値表の説明図
である。
【図3】この請求項1および請求項2の発明の一実施例
による多数ビットグレイコードカウンタに用いられる4
ビットグレイコードアップカウンタの動作を説明するた
めのタイミングチャート図である。
【図4】この請求項1および請求項2の発明の一実施例
による多数ビットグレイコードカウンタに用いられる4
ビットグレイコードアップ/ダウンカウンタの構成を示
す論理回路図である。
【図5】この請求項1および請求項2の発明の一実施例
による多数ビットグレイコードカウンタに用いられる4
ビットグレイコードアップ/ダウンカウンタの真理値表
の説明図である。
【図6】この請求項1および請求項2の発明の一実施例
による多数ビットグレイコードカウンタに用いられる4
ビットグレイコードアップ/ダウンカウンタの動作を説
明するためのタイミングチャート図である。
【図7】この請求項2の発明の一実施例による8ビット
グレイコードカウンタの構成を示す論理回路図である。
【図8】この請求項1および請求項2の発明の一実施例
による8ビットグレイコードカウンタの真理値表の説明
図である。
【図9】従来のグレイコードカウンタの真理値表の説明
図である。
【図10】従来のグレイコードカウンタの構成を示す論
理回路図である。
【符号の説明】
81 4ビットグレイコードアップ/ダウンカウンタ 82 4ビットグレイコードアップカウンタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】図10において、101,102,10
3,104はDフリップフロップ回路、105,10
6,107,111,112,113はインバータ回
路、108,109,110はアンド−オアインバータ
回路、114は排他的論理和回路、15はイクスクル
ーシブオア回路、116,117はアンドゲートであ
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】また、Dフリップフロップ回路3,4のQ
出力は‘’レベル、QC出力は‘H’レベル、Dフリ
ップフロップ回路1のQ出力は‘H’レベル、QC出力
は‘L’レベルである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力パルスを計数し、その計数値に応じ
    たグレイコードを出力する多数ビットグレイコードカウ
    ンタにおいて、アップダウン機能を有したNビットのグ
    レイコードアップ/ダウンカウンタとMビットのグレイ
    コードカウンタとを備えた多数ビットグレイコードカウ
    ンタ。
  2. 【請求項2】 入力パルスを計数し、その計数値に応じ
    たグレイコードを出力する多数ビットグレイコードカウ
    ンタにおいて、入力パルスを計数し、その計数値に応じ
    た下位桁Nビットのコードを出力すると共にキャリー信
    号を出力するアップダウン機能を有したグレイコードア
    ップ/ダウンカウンタと、そのグレイコードアップ/ダ
    ウンカウンタの出力するキャリー信号を基に前記入力パ
    ルスの計数値の上位桁Mビットのコードを出力するグレ
    イコードカウンタとを備えた多数ビットグレイコードカ
    ウンタ。
JP22096592A 1992-07-29 1992-07-29 多数ビットグレイコードカウンタ Pending JPH0653818A (ja)

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JP22096592A JPH0653818A (ja) 1992-07-29 1992-07-29 多数ビットグレイコードカウンタ

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JP22096592A JPH0653818A (ja) 1992-07-29 1992-07-29 多数ビットグレイコードカウンタ

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Family

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JP22096592A Pending JPH0653818A (ja) 1992-07-29 1992-07-29 多数ビットグレイコードカウンタ

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JP (1) JPH0653818A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6907098B2 (en) 2002-03-25 2005-06-14 Oki Electric Industry Co., Ltd. Gray code counter
US7596201B2 (en) 2007-03-15 2009-09-29 Epson Imaging Devices Corporation Gray code counter and display device therewith
US8115845B2 (en) 2008-02-01 2012-02-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Counter array and image sensor including the same
US11757453B2 (en) 2020-11-25 2023-09-12 Sharp Semiconductor Innovation Corporation Multi-bit gray code generation circuit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7596201B2 (en) 2007-03-15 2009-09-29 Epson Imaging Devices Corporation Gray code counter and display device therewith
US8115845B2 (en) 2008-02-01 2012-02-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Counter array and image sensor including the same
US11757453B2 (en) 2020-11-25 2023-09-12 Sharp Semiconductor Innovation Corporation Multi-bit gray code generation circuit

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