JPH062245B2 - 接着剤塗布開始制御装置 - Google Patents

接着剤塗布開始制御装置

Info

Publication number
JPH062245B2
JPH062245B2 JP63108438A JP10843888A JPH062245B2 JP H062245 B2 JPH062245 B2 JP H062245B2 JP 63108438 A JP63108438 A JP 63108438A JP 10843888 A JP10843888 A JP 10843888A JP H062245 B2 JPH062245 B2 JP H062245B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window glass
adhesive
assembling
robot
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63108438A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01281163A (ja
Inventor
博司 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP63108438A priority Critical patent/JPH062245B2/ja
Priority to US07/343,648 priority patent/US4997509A/en
Priority to KR1019890005750A priority patent/KR930010190B1/ko
Publication of JPH01281163A publication Critical patent/JPH01281163A/ja
Publication of JPH062245B2 publication Critical patent/JPH062245B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D65/00Designing, manufacturing, e.g. assembling, facilitating disassembly, or structurally modifying motor vehicles or trailers, not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C13/00Means for manipulating or holding work, e.g. for separate articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B12/00Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
    • B05B12/08Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area responsive to condition of liquid or other fluent material to be discharged, of ambient medium or of target ; responsive to condition of spray devices or of supply means, e.g. pipes, pumps or their drive means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、順次送り込まれて来る被接合物に、予め接着
剤が塗布された接着物を組付ける技術に関する。
(従来技術) 順次送り込まれてくる被接合物に、予め接着剤が塗布さ
れた接着物を組付ける技術としては、例えば自動車ボデ
ィに対するウィンドガラスの組付けがある[米国特許
(USP)4453303号参照]。すなわち、ウィンドガラ
スは、搬送ラインを流れる自動車ボディに対して後付け
されるようになっており、このため、自動車ボディの搬
送ラインにはウィンドガラス組付ステーションが設けら
れて、該ウィンドガラス組付ステーションにウィンドガ
ラス組付けロボットが配設されている。他方ウィンドガ
ラス組付ロボットへは、このロボットにウィンドガラス
を供給するウィンドガラス搬送ラインが接続され、当該
ウィンドガラス搬送ラインにはウィンドガラスに接着剤
を塗布する接着剤塗布ロボットが配設されて、ウィンド
ガラスは当該ロボットにより接着剤が塗布された後に、
ウィンドガラス組付ロボットに委ねられ、このロボット
によって自動車ボディへの組付けがなされる。
このような自動車ボディのウィンドガラス組付けにおい
て、自動車ボディとウィンドガラスとの時間的な整合性
が重要となる。すなわち、自動車ボディの搬送とウィン
ドガラスの搬送とは別経路で構成されているため、順次
組付ステーションに送り込まれてくる自動車ボディに対
して、当該自動車ボディに搭載されるべきウィンドガラ
スが時間的な遅れを生ずることなく自動車ボディに組付
けられることが必要である。このため従来の手法として
は、ウィンドガラスの搬送タクトの面から考察され、こ
のウィンドガラスの搬送タクトを自動車ボディの搬送タ
クトに一致させる手法を採るのが通例とされていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、近時自動車の組立においては、複数の車
種を同一のラインで組立る混流生産方式の傾向にあり、
自動車ボディの搬送タクトは一日のうちでも何回も変更
されるものとなっている。
このため、従来のようにウィンドガラスの搬送タクトを
自動車ボディの搬送タクトと同一とする考えに基づくと
すれば、自動車ボディの搬送タクトの変更に対応するよ
うにウィンドガラスの搬送タクトを変更させる必要があ
る。
しかしながら、ウィンドガラスの搬送タクトを変更する
ことは、このウィンドガラスの搬送ラインでなされる種
々の工程全てに影響を及ぼすこととなり、これら一連の
工程の制御系が複雑化するという問題が生ずる。
このような問題は、自動車ボディのような順次送り込ま
れて来る被接合物と、これに接合するウィンドガラスの
ような接着剤との関係においても問題となり易い。
そこで、本発明の目的は、接着物の搬送工程の制御系を
複雑化することなく、被接合物の搬送速度の変更に対応
し得るようにした接着剤塗布開始制御装置を提供するこ
とにある。
(問題点を解決するための手段、作用) 本発明は、接着剤の接合性能には、一般的に、接着剤が
外気に触れてから実際に接合に供給されるまでの時間が
大きな影響を与え、この時間管理が基本的に最も重要な
ことであるとの認識のもとでなされたもので、具体的に
は、 搬送速度が変更できる搬送機構により順次送り込まれて
くる被接合物に接着物を組付けるに先立って、該接着物
に接着剤を塗布する接着剤塗布機構に対して塗布開始信
号を出力する接着剤塗布開始制御装置であって、 被接合物の搬送速度を検出する搬送速度検出手段と、 前記搬送速度検出手段からの信号に基づき、被接合物の
組付け位置までの到達時期を演算する演算手段と、 前記演算手段からの信号に基づき、前記到達時期を基準
として、接着剤の塗布開始時期を、該塗布開始時期と該
到達時期との間の時間が一定となるように設定する塗布
開始時期設定手段と、 前記塗布開始時期設定手段からの信号に基づき、前記接
着剤塗布機構に対して塗布開始信号を出力する出力手段
と、 を備えている、 構成としてある。
上述の構成により、搬送速度検出手段からの信号に基づ
き、演算手段が被接合物の組付け位置までの到達時期を
演算し、塗布開始時期設定手段が、その到達時期を基準
として、接着剤の塗布開始時期を、該塗布開始時期と該
到達時期との間の時間が一定となるように設定すること
から、接着剤が外気に触れてから実際に接合に供給され
るまでの時間を、常に、接着剤の接合性能を最もよい状
態する時間にできると共に、被接合物の搬送タクトが変
更されても、その被接合物の搬送タクトの変更に伴っ
て、接合物の搬送タクトを変更しなくても、組付け位置
に搬送される被接合物に対して、時間的な遅れを生じる
ことなく、接合物を供給できることになる。このため、
接合物の搬送工程の制御系を複雑化することなく、被接
合物の搬送速度の変更に対応できることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付した図面に基づいて説明す
る。本実施例は自動車用ウィンドガラスの組付工程にお
ける適用例を示すものである。
ウィンドガラス組付工程の全体概要 第1図、第2図において、L1は自動車のボディ搬送ラ
インで、自動車ボディ1はボディ搬送ラインL1に沿っ
て図示矢印A方向に間欠的にピッチ送りされる。ボディ
搬送ラインL1にはウィンドガラス組付ステーションS
1が設けられ、該ウィンドガラス組付ステーションS1
においては、順次送り込まれてくる自動車ボディ1に対
し、ウィンドガラス組付ロボット2によってウィンドガ
ラス3の自動組付けがなされるようになっている。そし
て、上記ウィンドガラス組付ロボット2は、後に詳しく
説明するように、一台でフロント側ウィンドガラス3a
とリヤ側ウィンドガラス3bの組付を行なうものとされ
ている。
上記ウィンドガラス組付ステーションS1に対するウィ
ンドガラス3の供給は、主ウィンドガラス搬送ラインL
2と予備ウィンドガラス搬送ラインL3とを介して行な
われる。
すなわち、上記主ウィンドガラス搬送ラインL2は前記
ウィンドガラス組付ステーションS1に対して直接的に
ウィンドガラス3を搬入するものであり、この主ウィン
ドガラス搬送ラインL2はウィンドガラス組付ステーシ
ョンS1と共に家屋の2階に配設されている。そして、
この主ウィンドガラス搬送ラインL2には、ウィンドガ
ラス3の流れ方向(図示矢印C方向)上流側から下流側
に向けて順に、接着剤塗布ステーションS2とウィンド
ガラス反転ステーションS3とが設けられ、バーチカル
コンベア4と接着剤塗布ステーションS2及びこの接着
剤塗布ステーションS2とウィンドガラス反転ステーシ
ョンS3とは、キャリヤ5によって接続されている。そ
して接着剤塗布ステーションS2にはウィンドガラス保
持装置6と接着剤塗布ロボット7とが配設され、該接着
剤塗布ステーションS2では、順次送り込まれてくるウ
ィンドガラス3に対し、その板面が水平面に位置するよ
うに上記ウィンドガラス保持装置6による塗布位置での
保持がなされ、その後接着剤塗布ロボット7によって接
着剤の塗布がなされるようになっている。一方上記ウィ
ンドガラス反転ステーションS3には反転機8が配設さ
れ、この反転機8によって、ウィンドガラス3はその接
着剤塗布面が下となるように反転されて、ウィンドガラ
ス組付ロボット2への供給台9に移載される。
他方前記予備ウィンドガラス搬送ラインL3は上記主ウ
ィンドガラス搬送ラインL2に対してウィンドガラス3
を搬入するものであり、この予備ウィンドガラス搬送ラ
インL3は家屋の1階に配設されて、主ウィンドガラス
搬送ラインL2とはバーチカルコンベア4によって接続
されている。そして、この予備ウィンドガラス搬送ライ
ンL3には、プライマ塗布ロボット(図示省略)が付設
され、該プライマ塗布ロボットにより予備ウィンドガラ
ス搬送ラインL3を図示矢印B方向に流れるウィンドガ
ラス3に対してプライマP(第6図参照)の塗布がなさ
れるようになっている。
このようにウィンドガラス3は、その搬送過程におい
て、先ず予備ウィンドガラス搬送ラインL3でプライマ
Pの塗布がなされる。そして、その後バーチカルコンベ
ア4を介して主ウィンドガラス搬送ラインL2へと移送
されたウィンドガラス3は、接着剤塗布ステーションS
2において、接着剤の塗布がなされ、この接着剤塗布後
のウィンドガラス3は、ウィンドガラス反転ステーショ
ンS3に移行し、該ウィンドガラス反転ステーションS
3において、接着剤塗布面が下となるように反転されて
供給台9に置かれ、この反転状態の下でウィンドガラス
組付ロボット2に委ねられるようになっている。ここ
に、ウィンドガラス3は、対をなすフロント側ウィンド
ガラス3aとリヤ側ウィンドガラス3bとが順次予備ウ
ィンドガラス搬送ラインL3、主ウィンドガラス搬送ラ
インL2を通ってウィンドガラス組付ロボット2に供給
されるようになっている。
ウィンドガラス組付ロボット2 上記ウィンドガラス組付ロボット2は、第2図、第3図
に示すように、基部2aと該基部2に取付けられて矢印
m方向に上下動及び軸nを中心とする矢印θ方向の
回動並びに軸nを中心とする矢印θ方向の回動がそ
れぞれ可能なアーム部材2bと、該アーム部材2bの先
端に取付けられて軸nを中心とする矢印θ方向の回
動及び軸nを中心とする矢印θ方向の回動並びに軸
を中心とする矢印θ方向の回動がそれぞれ可能な
ガラス保持部2cとから構成されている。そして、この
ウィンドガラス組付ロボット2は、全体としてモータ2
00による移動機構あるいはその他の移動機構により、
フロントウィンドガラス組付位置I−1とリヤウィンド
ガラス組付位置I−2との間を移動可能とされている。
ウィンドガラス3の組付けは、先ず、ロボット2がフロ
ントウィンドガラス組付位置I−1をとって、フロント
側ウィンドガラス3aの方から先に組付けを行ない、そ
の後リヤウィンドガラス組付位置I−2へ移行してリヤ
ウィンドガラス3bの組付けを行なうようになってい
る。より具体的に説明すると、上記ウィンドガラス組付
ロボット2は、先ず第2図に示すように、リヤウィンド
ガラス組付位置I−2に位置し、アーム部材2bおよび
保持部2cを適宜移動回動させて、供給台9にある接着
剤塗布済みのフロント側ウィンドガラス3aを保持した
後フロントウィンドガラス組付位置I−1に移動する。
そして該組付位置I−1で自動車ボディ1がウィンドガ
ラス組付ステーションS1に搬入されるのを待ち、該自
動車ボディ1が搬入されて上記組付ステーションS1に
停止すると上述のアーム部材2b及び保持部2cを適宜
移動・回動させてフロント側ウィンドガラス3aの組付
けを行う。一方、その間に次のリヤウィンドガラス3b
への接着剤の塗布、反転が行なわれ、該フロント側ウィ
ンドガラス3aの組付けが終了すると、ロボット2は、
リヤウィンドガラス組付位置I−2に戻り、供給台8に
あるリヤ側ウィンドガラス3bを保持し、当該リヤウィ
ンドガラス組付位置I−2において、上記アーム部材2
b及び保持部2cを適宜移動・回動させて、リヤ側ウィ
ンドガラス3bの組付けを行う。これら両ウィンドガラ
ス3a,3bの組付けが終ると自動車ボディ1は矢印A
方向に移動し始め、それと同時に上記ウィンドガラス組
付ロボット2はそのリヤウィンドガラス組付位置I−2
において、供給台9に供給されている次の自動車ボディ
用のフロント側ウィンドガラス3aを保持した後、フロ
ントウィンドガラス組付位置I−1へ移動して次の自動
車ボディ1がウィンドガラス組付位置ステーションS1
に来るのを待ち、以下上述の動作を繰り返してフロント
側ウィンドガラス3a、リヤ側ウィンドガラス3bの組
付けをそれぞれ行なう。
このように、ウィンドガラス組付ロボット2はフロント
ウィンドガラス組付位置I−とリヤウィンドガラス組付
位置I−2との間を移動可能とされ、また供給台8から
遠い位置にあるフロントウィンドガラス組付位置I−1
において、フロント側ウィンドガラス3aの方から先に
組付けるようにされているため、自動車ボディ1がピッ
チ送りされる空時間を有効に利用してウィンドガラス組
付ロボット2にフロント側ウィンドガラス3aを保持さ
せてフロントウィンドガラス組付位置I−1に移動さ
せ、自動車ボディ1が来るのを待機させることができる
ので、フロント側ウィンドガラス3aの組付準備に費や
す時間を節約でき、ウィンドガラス組付時間をそれだけ
短縮することができる。
反転機8 反転装置8は、第2図に示すように、水平軸8aを中心
として回動可能なアーム8bと、該アーム8bの先端に
設けられたガラス保持部8cとを備え、ウィンドガラス
3は、該ガラス保持部8cによって保持され、次にアー
ム8bが軸8a回りに上方に向けて180°回転するこ
とによってウィンドガラス3は今まで上面側であった接
着剤塗布面が今度は下面になるように反転されて、上記
供給台9に転移される。
接着剤塗布ロボット7 接着剤塗布ロボット7は、第2図、第4図に示すよう
に、作業アーム700を有し、該作業アーム700の先
端には水平面上のX、Y方向任意にアプローチ可能な駆
動部材701が設けられ、この駆動部材701を介して
ノズル703が取付けられている。このノズル703
は、作業アーム700と駆動部材701により、X、
Y、Z方向に移動可能とされ、また水平面に対する傾斜
角θを自由に変え得るようにされている。これにより、
ノズル703はウィンドガラス3の自動車ボディ1に対
する接合ラインl上に対向し(第7図参照)、該接合ラ
インl上に第6図に示すように所定量の接着剤(例えば
ポリウレタンシーラ)10を所定高さ(Ho)に塗布
し、そして、上記作業アーム700自体が上記ウィンド
ガラス3の周縁を移動(一周)することによって全周縁
部への接着剤10の塗布が行なわれるようになってい
る。
キャリヤ5 キャリヤ5は、第2図に示すように、バーチカルコンベ
ア4と接着剤塗布ステーションS2との間及び接着剤塗
布ステーションS2とウィンドガラス反転ステーション
S3との間に、夫々、設けられ、これらキャリヤ5は、
共に、主ウィンドガラス搬送ラインL2の上方域に配設
されたレール500に案内されて、バーチカルコンベア
4と接着剤塗布ステーションS2との間あるいは接着剤
塗布ステーションS2とウィンドガラス反転ステーショ
ンS3との間を移動可能とされている。そして、キャリ
ヤ5は、その本体5aから下方に垂下するアーム5bを
備え、このアーム5bの下端には図示を略したバキュー
ムカップが設けられて、このバキュームカップによって
ウィンドガラス3を吸引保持するようにされている。
全体的制御 自動車ボディ1の搬送ラインL1は図示を略したホスト
コンピュータによって自動車ボディ1の搬送タクトが制
御され、ウィンドガラス組付ロボット2の制御ユニット
U−1は自動車ボディ1がウィンドガラス組付ステーシ
ョンS1に搬入されたのと同期してロボット2の作動を
開始するようになっている。他方、ウィンドガラス3の
搬送ラインL2、L3はコントロールユニットU−2に
よって制御され、センサP(ウィンドガラス供給台9に
設けられている)からの信号を受けて、ウィンドガラス
を組付ロボット2が受け取ったことを条件として、ウィ
ンドガラス3の間欠送りがなされるようになっている。
接着剤塗布ロボット7の制御 接着剤塗布ロボット7はその塗布作業を以下の条件で開
始するようになっている。すなわち、自動車ボディ1の
搬送ラインL1には、ウィンドガラス組付ステーション
S1の上流側に、2組の光電管スイッチ12,13が設
けられ、これら光電管スイッチ12,13は搬送ライン
L1の搬送方向に所定の間隔(l)をあけて設けられ
て、この光電管スイッチ12,13を通過する自動車ボ
ディ1の搬送速度Vを検出するようにされている。この
ボディ1の搬送速度VはコントロールユニットU−2に
入力され、接着剤塗布ロボット7は、接着剤の塗布か
ら、この接着剤が塗布されたウィンドガラス3が自動車
ボディ1に組付けられるまでの時間が、ボディ1の搬送
速度Uのいかんに係らず常に一定(T0)となるよう
に、その塗布開始時期が調整される。
より具体的には、ボディ1の搬送速度Vに基づいて、光
電管スイッチ13からステーションS1までの区間
(L)の通過時間Tが演算され、この通過時間Tと上記
時間T0とから、第5図に示すように、塗布開始時間T
Sが算出される。尚、同図中、tはフロントウィンド3
aの組付けとリヤウィンド3bの組付けとの間の時間的
間隔である。
以上の構成により、自動車ボディ1の搬送速度Uが変更
されたとしても、ウィンドガラス3への接着剤の塗布開
始から当該ウィンドガラス3が自動車ボディ1へ組付け
られるまでの時間は常に一定(T0)となる。このた
め、接着剤の接合性能の均一性を約束することができ
る。また、制御系においても、基本的には、光電管スイ
ッチ12,13と各時間を演算する演算を付加するだけ
で本制御系を構築できるため、別段制御系を複雑化する
こともない。
以上、本発明の実施例を説明したが、例えば、接着剤塗
布開始からウィンドガラス3を組付けるまでの時間T0
を温度、湿度等の環境に応じて補正するようにしてもよ
い。
(発明の効果) 本発明は以上述べたように、接合物の搬送工程の制御系
を複雑化することなく、被接合物の搬送速度も変更に対
応し得るようにした接着剤塗布開始制御装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例が適用されたウィンドガラス組
付ラインのレイアウト図、 第2図はウィンドガラス搬送ラインと接着剤塗布ロボッ
トのレイアウト図、 第3図はウィンドガラス組付ロボットの側面図、 第4図は接着剤塗布ロボットの側面図、 第5図は自動車ボディの搬送と接着剤塗布開始との関係
を示すタイミングチャート、 第6図は接着剤が塗布されたウィンドガラスの断面図、 第7図はウィンドガラスの接着剤塗布ラインを示す正面
図。 1:自動車ボディ 1:ウィンドガラス組付ロボット 3:ウィンドガラス 7:接着剤塗布ロボット 12,13:光電管スイッチ L1:自動車ボディの搬送ライン L2,L3:ウィンドガラスの搬送ライン U−1:ウィンドガラス組付けロボット用 コントロールユニット U−2:ウィンドガラス搬送ライン用 コントロールユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送速度が変更できる搬送機構により順次
    送り込まれてくる被接合物に接着物を組付けるに先立っ
    て、該接着物に接着剤を塗布する接着剤塗布機構に対し
    て塗布開始信号を出力する接着剤塗布開始制御装置であ
    って、 被接合物の搬送速度を検出する搬送速度検出手段と、 前記搬送速度検出手段からの信号に基づき、被接合物の
    組付け位置までの到達時期を演算する演算手段と、 前記演算手段からの信号に基づき、前記到達時期を基準
    として、接着剤の塗布開始時期を、該塗布開始時期と該
    到達時期との間の時間が一定となるように設定する塗布
    開始時期設定手段と、 前記塗布開始時期設定手段からの信号に基づき、前記接
    着剤塗布機構に対して塗布開始信号を出力する出力手段
    と、 を備えている、 ことを特徴とする接着剤塗布開始制御装置。
  2. 【請求項2】請求項(1)において、 前記被接合物は自動車ボディとされ、前記接着物はウィ
    ンドガラスとされて、自動車ボディにウィンドガラスを
    組付けるガラス組付ステーションにはウィンドガラス組
    付ロボットが配設され、該ウィンドガラス組付ロボット
    にウィンドガラスを供給するガラス搬送ラインには、ウ
    ィンドガラスに対して接着剤を塗布する接着剤塗布ロボ
    ットが配設されているもの。
JP63108438A 1988-04-30 1988-04-30 接着剤塗布開始制御装置 Expired - Lifetime JPH062245B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63108438A JPH062245B2 (ja) 1988-04-30 1988-04-30 接着剤塗布開始制御装置
US07/343,648 US4997509A (en) 1988-04-30 1989-04-27 Apparatus for controlling the start of coating adhesive
KR1019890005750A KR930010190B1 (ko) 1988-04-30 1989-04-29 접착제 도포개시제어장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63108438A JPH062245B2 (ja) 1988-04-30 1988-04-30 接着剤塗布開始制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01281163A JPH01281163A (ja) 1989-11-13
JPH062245B2 true JPH062245B2 (ja) 1994-01-12

Family

ID=14484775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63108438A Expired - Lifetime JPH062245B2 (ja) 1988-04-30 1988-04-30 接着剤塗布開始制御装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4997509A (ja)
JP (1) JPH062245B2 (ja)
KR (1) KR930010190B1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5362188A (en) * 1990-11-27 1994-11-08 Tooker John C Apparatus and method for applying adhesive for book binding and independent adhesive roller speed control
US5382395A (en) * 1993-05-14 1995-01-17 Admiral Equipment Co. Profile extrusion apparatus and method for extruding a profile
US6086694A (en) * 1997-04-01 2000-07-11 Stanley Lerner High speed web machine
DE10310194A1 (de) * 2003-03-06 2004-09-30 Kuka Schweissanlagen Gmbh Fügeeinrichtung und Fügeverfahren
KR100656614B1 (ko) * 2005-10-26 2006-12-11 기아자동차주식회사 자동차의 엘피지탱크 투입장치

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61130386A (ja) * 1984-11-30 1986-06-18 Toshiba Corp 自動接着装置
US4789417A (en) * 1985-10-29 1988-12-06 Mazda Motor Corporation Vehicle windowpane mounting system
US4875955A (en) * 1988-08-31 1989-10-24 Mazda Motor Manufacturing (Usa) Corporation Method and apparatus for preventing installation in an automobile body of a glass window panel having overcured adhesive thereon

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01281163A (ja) 1989-11-13
KR890015929A (ko) 1989-11-27
US4997509A (en) 1991-03-05
KR930010190B1 (ko) 1993-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6500852B2 (ja) ロボットシステム、ロボットの制御方法、ロボットコントローラ
JP3172287B2 (ja) 塗膜欠陥検出装置
JPH062245B2 (ja) 接着剤塗布開始制御装置
US4789417A (en) Vehicle windowpane mounting system
JP6641449B2 (ja) 搬送装置
JPH038584A (ja) 車体部品の搬送方法
JP2563940B2 (ja) 自動車用ウインドガラスの接着剤塗布装置
JPH0540903Y2 (ja)
CN111063630B (zh) 一种芯片单道标签倒封装机
JPH063749Y2 (ja) 自動車用ウィンドガラスの接着剤塗布装置
JPS62101587A (ja) 自動車用ウインドガラスの取付装置
JPH02249775A (ja) ウインドガラスへの接着剤塗布装置
US4615296A (en) Continuous coating system for discrete articles
JP3080258B2 (ja) ワーク搬送用治具
JPH04367761A (ja) 塗装方法およびその装置
JP7539131B2 (ja) ワーク処理方法並びにワーク処理装置
JPH04322986A (ja) 塗装用ロボットシステム
JPS6146780A (ja) 自動車のドア取付装置
JP2554367Y2 (ja) 反転塗装機能付き自動塗装装置
JPH0737824Y2 (ja) ロボツトのコンベア同期装置
JPH03208547A (ja) 無人搬送車の移載位置決め装置
JPS6151953B2 (ja)
JPH0311648A (ja) 半導体ウェハー搬送装置
JPS5976570A (ja) 静電塗装方法及びその装置
JPS62103270A (ja) 自動車用ウインドガラスの取付装置