JPH06223982A - 蛍光ランプ点灯装置 - Google Patents

蛍光ランプ点灯装置

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Publication number
JPH06223982A
JPH06223982A JP1230093A JP1230093A JPH06223982A JP H06223982 A JPH06223982 A JP H06223982A JP 1230093 A JP1230093 A JP 1230093A JP 1230093 A JP1230093 A JP 1230093A JP H06223982 A JPH06223982 A JP H06223982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluorescent lamp
transistor
capacitor
collector
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP1230093A
Other languages
English (en)
Inventor
信久 ▲吉▼川
Nobuhisa Yoshikawa
Kazuhiko Ito
和彦 伊藤
Masayoshi Nariama
正芳 業天
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1230093A priority Critical patent/JPH06223982A/ja
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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 蛍光ランプの光束が大きく減退した場合にそ
の始動を不可能とする。 【構成】 交流電源1に接続された安定器2と一対の予
熱電極4,5を有する蛍光ランプ3との直列回路と、蛍
光ランプ3の非電源側予熱電極間にダイオード6を介し
てコレクタとエミッタを接続したトランジスタ7と、ト
ランジスタ7のコレクタ−エミッタ間の電圧で動作する
抵抗8および温度依存性をもちかつ蛍光ランプ3の寿命
特性と同等なる寿命特性をもった電解コンデンサからな
るコンデンサ9で構成されたタイマー回路16と、この
タイマー回路16のコンデンサ電圧にてトランジスタ7
をスイッチングするサイリスタ10、ツェナーダイオー
ド11および抵抗12からなるトランジスタベース駆動
制御手段17と、トランジスタ7のコレクタ−エミッタ
間に抵抗18とサージアブソーバ15との直列回路を備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蛍光ランプ点灯装置、特
に予熱電極を有する蛍光ランプのための半導体スイッチ
素子を利用した始動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、蛍光ランプの始動装置としては、
グロースタータが主として用いられていたが、これは、
始動時間が長い、寿命が短い等の欠点がある。最近、半
導体スイッチ素子を利用した始動装置が開発されている
が、高価で需要が限られているために、半導体スイッチ
素子を用いた始動装置で安価な回路装置の開発が望まれ
ている。上記の要請に基づいて安価なトランジスタを半
導体スイッチ素子として用いた図3に示すような回路が
提案されている(特開平3−252096号公報)。
【0003】図3において、この蛍光ランプ点灯装置
は、交流電源1に接続された安定器2と一対の予熱電極
4,5を有する蛍光ランプ3との直列回路を備えるとと
もに、蛍光ランプ3の非電源側予熱電極間にダイオード
6を介して抵抗18とトランジスタ7のコレクタ−エミ
ッタとの直列回路が接続されている。トランジスタ7の
ベースには、抵抗12を介してダイオード6が接続され
ており、また抵抗8とコンデンサ9とから構成されたタ
イマー回路によって制御されるサイリスタ10がトラン
ジスタ7のベース−エミッタ間に接続されている。コン
デンサ9はツェナーダイオード11および抵抗19を介
してサイリスタ10のゲート回路に接続されている。蛍
光ランプ3の非電源側予熱電極間には、雑音防止コンデ
ンサ14が接続されている。
【0004】次に、このように構成された点灯装置の動
作について説明する。交流電源1が投入されると、電源
電圧が正のサイクルの時、トランジスタ7のベースには
抵抗12を介してベース電流が供給されるために、交流
電源1からダイオード6を介してコレクタ電流が流れ
る。このように予熱電流が半波流れて蛍光ランプ3の予
熱電極4,5を予熱していき、タイマー回路にて設定さ
れた時間に達すると、タイマー回路によってサイリスタ
10のゲートにコンデンサ9の充電電荷がツェナーダイ
オード11および抵抗19を通じて流れ、サイリスタ1
0がオンする。その結果、トランジスタ7のコレクタ電
流がオフされるために、安定器2のインダクタンスによ
るパルス電圧が発生し、蛍光ランプ3が点灯する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の点灯装置では、抵抗、コンデンサ、半導体素子等電
子部品の寿命は半永久であるために、蛍光ランプ3の光
束が減退しても予熱電極4,5の電子放射性物質がなく
なるまで点灯し続けることになる。その結果、光束が半
減しても蛍光ランプを点灯してしまうために、蛍光ラン
プ使用者に点滅を繰り返す等の不快感等を与える等の問
題があった。
【0006】本発明は、簡単な構成でもって、蛍光ラン
プが光束減退寿命になると蛍光ランプの始動を不可能に
し、蛍光ランプを交換するように指示できることで、快
適な照明環境を実現することのできる蛍光ランプ点灯装
置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光ランプ点灯
装置は、交流電源に接続されるべき安定器と予熱電極付
蛍光ランプとの直列回路と、前記蛍光ランプの非電源側
予熱電極間にダイオードを介してコレクタとエミッタを
接続したトランジスタと、前記トランジスタのコレクタ
−エミッタ間の電圧で動作する抵抗とコンデンサとを有
するタイマー回路と、前記タイマー回路のコンデンサの
充電電圧にて前記トランジスタをスイッチングするトラ
ンジスタベース駆動制御回路とを備えており、前記タイ
マー回路のコンデンサが温度依存性を有し、かつ前記蛍
光ランプの寿命特性と同等な寿命特性を有する電解コン
デンサからなる構成を有する。
【0008】
【作用】本発明によると、タイマー回路のコンデンサと
して、温度依存性を有し、かつ蛍光ランプの寿命特性と
同等な寿命特性を有する電解コンデンサを用いることに
よって、蛍光ランプの光束が使用時間に比例して減退し
ていくと、電解コンデンサの容量も使用温度に反比例
し、使用時間に比例して減少していく。このため、蛍光
ランプの光束が例えば半減すると、電解コンデンサの容
量も減少するので、タイマー時間が減少し蛍光ランプの
予熱電流が不足することによって蛍光ランプが点灯する
のを不可能にすることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て説明する。
【0010】図1に示すように、本発明実施例の蛍光ラ
ンプ点灯装置は、交流電源1に接続された安定器2と一
対の予熱電極4,5を有する蛍光ランプ3との直列回路
と、蛍光ランプ3の非電源側予熱電極間にダイオード6
を介してコレクタとエミッタを接続したトランジスタ7
と、トランジスタ7のコレクタ−エミッタ間の電圧で動
作する抵抗8および電解コンデンサからなるコンデンサ
9で構成されたタイマー回路16と、タイマー回路16
のコンデンサ9の電圧にてトランジスタ7をスイッチン
グするサイリスタ10、ツェナーダイオード11および
抵抗12からなるトランジスタベース駆動制御手段17
と、トランジスタ7とそのコレクタ−エミッタと直列に
接続されたダイオード13との直列回路に並列に接続さ
れた抵抗18とサージアブソーバ15との直列回路を備
えている。蛍光ランプ3の非電源側予熱電極間には、通
常のとおり雑音防止コンデンサ14が接続されている。
【0011】なお、一般に電解コンデンサの寿命特性は
温度に対してアレニウスの法則から決定される。
【0012】次に、このような点灯装置の動作について
説明する。蛍光ランプ3の始動前は電源電圧が正のサイ
クルの時、トランジスタ7のベースには抵抗12および
ダイオード13を介してベース電流が供給されるため
に、交流電源1からダイオード6を介して多大のコレク
タ電流が流れる。この時、抵抗8および電解コンデンサ
からなるコンデンサ9で構成されたタイマー回路16の
電源はトランジスタ7のコレクタ−エミッタ電圧であ
る。このようにタイマー回路にて設定された時間に達す
ると、タイマー回路によってサイリスタ10のゲートに
コンデンサ9の充電電荷がツェナーダイオード11を通
じて流れ、サイリスタ10がオンする。その結果、トラ
ンジスタ7のコレクタ電流がオフされるために、安定器
2のインダクタンスによるパルス電圧が発生し、トラン
ジスタ7とそのコレクタ−エミッタに直列に接続された
ダイオード13との直列回路に並列に接続された抵抗1
8とサージアブソーバ15との直列回路を備えているた
めに、トランジスタ7のコレクタ−エミッタ間にはサー
ジアブソーバ15で制限された電圧以上は印加されずに
蛍光ランプ3が点灯する。
【0013】次に、蛍光ランプ3が点灯すると、非電源
側予熱電極間の電圧も点灯時ランプ電圧まで低下する。
また、蛍光ランプ3が点灯している時、コンデンサ9の
電位は交流半サイクルではほとんど低下せず、サイリス
タ10をオンさせ続ける。すなわち、トランジスタ7の
オフを維持し、パルス発生動作を停止する。その結果、
蛍光ランプ3は安定点灯する。
【0014】以上のように、本発明実施例の蛍光ランプ
点灯装置は、タイマー回路のコンデンサ9として、蛍光
ランプ3の寿命特性と同等な寿命特性を有する電解コン
デンサを用いており、また、蛍光ランプ3の点灯中の点
灯装置の温度はほぼ決定されているので、図2に示すよ
うに蛍光ランプ3の光束減退特性とあいまってタイマー
回路の電解コンデンサの容量も低下していき、光束が所
定の減退となったときにタイマー回路の設定時間が減少
して、予熱時間が減少しするために、蛍光ランプ3の始
動を不可能とすることができる。そのため、簡単な構成
で、かつ安価にて、光束減退が大きくなった場合に蛍光
ランプを点灯不可能とすることができるので蛍光ランプ
使用者に不快感を与えるなどの問題をなくすことができ
る。
【0015】なお、一例を示せば、図1に示す回路構成
において、電解コンデンサ9として85℃2000H時
間品を用いることで、光束が60%に減退した時、約8
000時間で始動不可能とすることが確認された。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の蛍光ラン
プ点灯装置は、簡単な構成で、かつ安価でもって蛍光ラ
ンプの光束が大きく減退した場合にこれを点灯不可能に
し、蛍光ランプの交換時期を使用者に知らせることがで
き、これによって、快適な照明環境を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である蛍光ランプ点灯装置の
回路図
【図2】蛍光ランプの光束減退特性と電解コンデンサの
容量変化との関係図
【図3】従来の蛍光ランプ点灯装置の回路図
【符号の説明】
1 交流電源 2 安定器 3 蛍光ランプ 4,5 予熱電極 6,13 ダイオード 7 トランジスタ 8,12,18 抵抗 9 コンデンサ 10 サイリスタ 11 ツェナーダイオード 14 雑音防止コンデンサ 15 サージアブソーバ 16 タイマー回路 17 トランジスタベース駆動制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源に接続されるべき安定器と予熱
    電極付蛍光ランプとの直列回路と、前記蛍光ランプの非
    電源側予熱電極間にダイオードを介してコレクタとエミ
    ッタを接続したトランジスタと、前記トランジスタのコ
    レクタ−エミッタ間の電圧で動作する抵抗とコンデンサ
    とを有するタイマー回路と、前記タイマー回路のコンデ
    ンサの充電電圧にて前記トランジスタをスイッチングす
    るトランジスタベース駆動制御回路とを備えており、前
    記タイマー回路のコンデンサが温度依存性を有し、かつ
    前記蛍光ランプの寿命特性と同等な寿命特性を有する電
    解コンデンサからなることを特徴とする蛍光ランプ点灯
    装置。
JP1230093A 1993-01-28 1993-01-28 蛍光ランプ点灯装置 Pending JPH06223982A (ja)

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JP1230093A JPH06223982A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 蛍光ランプ点灯装置

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JP1230093A JPH06223982A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 蛍光ランプ点灯装置

Publications (1)

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JPH06223982A true JPH06223982A (ja) 1994-08-12

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ID=11801479

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JP1230093A Pending JPH06223982A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 蛍光ランプ点灯装置

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JP (1) JPH06223982A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010272457A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Panasonic Electric Works Co Ltd 保護装置及びそれを用いた照明器具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010272457A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Panasonic Electric Works Co Ltd 保護装置及びそれを用いた照明器具

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