JPS6259880B2 - - Google Patents

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JPS6259880B2
JPS6259880B2 JP17443880A JP17443880A JPS6259880B2 JP S6259880 B2 JPS6259880 B2 JP S6259880B2 JP 17443880 A JP17443880 A JP 17443880A JP 17443880 A JP17443880 A JP 17443880A JP S6259880 B2 JPS6259880 B2 JP S6259880B2
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JP
Japan
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voltage
starter
current
discharge lamp
state
Prior art date
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Expired
Application number
JP17443880A
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English (en)
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JPS5796496A (en
Inventor
Koichiro Tanikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP17443880A priority Critical patent/JPS5796496A/ja
Publication of JPS5796496A publication Critical patent/JPS5796496A/ja
Publication of JPS6259880B2 publication Critical patent/JPS6259880B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば低圧けい光放電灯の始動に用
いる放電灯始動器に関し、その目的とするところ
は、電源投入後、短時間で放電灯の始動ができ、
しかも小形・軽量で低価格の始動器を提供するに
ある。
低圧けい光放電灯等の始動は従来からグロー始
動器が用いられこれは小形で安価等の利点を有し
ているが始動時間が2〜3秒以上を要すること
や、機械接点を用いるために寿命を有し、寿命に
達した場合に交換等の不便さがある。
これに対し、半導体等を利用した機械接点を用
いない放電灯用始動器が従来から種々提案され、
実用されて来ている。第1図は、従来からある半
導体式放電灯用始動器の一例を示すもので、電源
Vsに遅相インダクタンス等より成る安定器Lを
介して放電灯FLを接続し、両電極fa,fbの非電
源端子間に前記放電灯用始動器ST(以下、始動
器と記す)を接続する。始動器STはパルストラ
ンスPT、二端子サイリスタ1、充放電用コンデ
ンサ2により構成されている。
電源投入と共にコンデンサ2、パルストランス
PTの1次巻線3、二端子サイリスタ1の閉回路
により充放電がくり返され、2次巻線4に昇圧さ
れたパルス電圧が発生し、放電灯FLの両電極
fa,fb間に印加され、同時に始動器STを通して
予熱電流が流れることにより両電極fa,fbが予熱
され、電源電圧印加後短時間にパルス電圧により
放電灯FL両電極fa,fb間が放電し始動点灯し、
点灯中は両電極fa,fb間電圧が低下することによ
り二端子サイリスタ1が導通しなくなり始動器動
作は停止する。
かかる従来の半動体始動器は、従来のグロー始
動器に比較して、始動時間が短かく、また消耗部
分がないため半永久的に使用できる等の利点を有
するが、パルストランスP.T等を用いる必要があ
りグロー始動器に比し形状大で高価となることに
より、普及が阻まれていた。
本発明はかかる点に鑑みなされたものであり、
以下、本発明を実施例に従つて説明する。
第2図は本発明の放電灯始動器の基本特性を示
すもので横軸は電圧、縦軸は電流を表わし、各々
右及び上方向を正方向(+)とすると、正方向は
印加電圧が一定の順方向、破壊電圧VB0に達する
迄は遮断状態を示し、破壊電圧VB0を越えると急
激に低電圧の導通状態に達し低抵抗を示す。導通
状態にて電流が低減し、一定の保持電流IH以下
になると再びもとの遮断状態に戻る。負方向では
一定の電流値に到達(第2図ではほぼゼロ)する
と低抵抗領域となり電流が増加しある一定の限界
電流Iλに達すると急激に低抵抗領域から高抵抗
領域に移行する。そして負方向に充分高電圧に達
する迄高抵抗領域を保ち両端電圧が十分に負の方
向に増大するとある値VDで破壊領域に達する。
第5図におけるSSは上記特性を有する放電灯
始動器を示したもので、第1図に示す従来の始動
器STの代りに端子a,b間に接続することによ
り、放電灯始動装置を形成する。
次にその動作を述べる。第10図は上記放電灯
始動装置の電圧・電流波形図であり、同図aは放
電灯FLの両電極fa,fb間電圧(以下ランプ電圧
Lと称す)を示し、同周bは安定器Lを通る入
力電流isを示す。また同図aの破線は電源電圧V
S波形を示す。
而して、電源電圧VSを印加すると第10図a
において時刻t1で零点を通り電圧が増加しても始
動器SSは第2図に示すように遮断領域であるの
で電流は流れないが時刻t2に至ると始動器SSの両
端電圧がVB0を越え、急速に導通領域の低抵抗状
態に移行してランプ電圧VLはほぼゼロとなり第
10図bに示すように電源から安定器L、電極
fa、始動素子SS、電極fb、を通り電源に帰るル
ープで電流が流れる。
電源電圧VLは波高値を通過して低下し時刻t3
で零点を通過しても、安定器Lのインダクタンス
により入力電流isは位相が遅れ時刻t4で第2図の
保持電流IHとなり始動器SSは導通状態から遮断
状態に戻る。
時刻t4を過ぎると電源電圧VSは負電圧となつ
ており、第2図のように始動器SSは低抵抗領域
であるので入力電流isは、負方向に増大してゆ
く。時刻t5にて入力電流isは第2図にてIλに到
達し、低抵抗領域から高抵抗領域に急速に変化す
る。このため急激に入力電流isが減少し、安定器
Lのインダクタンス作用によりランプ電圧VL
負方向に高圧パルス電圧VPを発し、時間の経過
と共にランプ電圧VLは電源電圧VSに近くなり時
刻t6にて再び零点に到達し、以後上述の動作をく
り返す。
このため放電灯FLには第10図bに示す入力
電流isは予熱電流として両電極fa,fbを加熱する
と共に、高圧パルス電圧部が両電極fa,fb間に加
えられるので、放電灯FLは短時間のうちに始動
し点灯に至る。放電灯FLが点灯するとランプ電
圧VLは低下し、始動器SSの破壊電圧VB0以下と
なり始動器SSは正方向に導通しなくなり点灯状
態が維持される。負方向にはIλ迄電流が流れそ
の後遮断するためパルス電圧VPは残存を続ける
が、点灯状態は安定に保たれる。
第6図は本発明の始動器を複数個の部品により
実現する場合の回路図を示し、図中5は4層ダイ
オード(シヨツクレーダイオード)で、正方向は
一定電圧VB0以上の電圧で遮断状態から導通状態
に移行するようなスイツチ特性を有し、逆方向は
遮断状態である。6はラムダ素子で、電流が小さ
いところでは低抵抗状態であり、電流が一定値I
λに達すると高抵抗状態となるようなラムダ特性
を有する。7はダイオードである。かかる構成に
より、第2図に示す如き特性を有する始動器が実
現出来る。第6図の構成でハイブリツドもしく
は、ワンチツプIC化することによつても本発明
の放電灯始動器が実現できる。
第7図は本発明の始動器を複数個の部品により
実現するものとした場合の異なる実施例を示す回
路図で、8は両方向二端子サイリスタ、9はダイ
オードであり、この直例回路により第6図の4層
ダイオード5と等価である。10はトランジス
タ、12はトランジエスタを第6図のラムダダイ
オード6と等価な特性を持つように動作させるた
めのベース制御回路であり、11はダイオードで
ある。かかる構成により前記実施例(第6図)と
同様にして本発明の始動器を実現できる。
第8図は、さらに異なる実施例回路図を示す。
図中5は4層ダイオード、11はダイオード、1
3は抵抗、14はコンデンサ、15は両方向二端
子サイリスタ、16は制御極付片方向三端子サイ
リスタ、17はベース充電抵抗、18はベース遮
断抵抗、10はトランジスタを各々示している。
かかる構成では、b端子を正、a端子を負にした
場合、第3図のような特性となる。第8図におい
て、b端子を正として考えると正方向は、ダイオ
ード11が阻止方向であるため5の4層ダイオー
ドのみの特性であり、第2図特性と同様に破壊電
圧VB0を有する。
負方向はダイオード11を介して抵抗13、コ
ンデンサ14よりなる充電回路によりコンデンサ
14に電荷が蓄積すると同時にベース充電抵抗1
7を介してトランジスタ10のベース電流が流れ
るが電源電圧がまだ低い期間ではトランジスタ1
0のベース電流も小さく従つてコレクタ、エミツ
タ間抵抗も大となる。a,b両端子間電圧が負方
向にV〓0以上に達する頃から、抵抗17を介し
てトランジスタ10にベース電流が充分に流れる
ことによりトランジスタ10のコレクタ、エミツ
タ間抵抗が小さくなり第3図のような低抵抗領域
に到達する。このためトランジスタ10のコレク
タ電流が増加してゆく。
一方コンデンサ14の両端電圧が増加してゆ
き、二端子サイリスタ15の両端電圧がその破壊
電圧に達し、始動器SSの負方向電流が第3図の
Iλに到達した時、二端子サイリスタが遮断状態
から導通状態へと行し、コンデンサ14の蓄積電
荷が放電し三端子サイリスタ16のゲート電流が
流れ、三端子サイリスタ16が遮断状態から導通
状態へと移行し、抵抗18を流れていた電流が三
端子サイリスタ16に流れ、トランジスタ10の
ベース電流が流れなくなりトランジスタ10は遮
断状態となる。このため負方向では比較的高抵抗
である抵抗17のみとなり、第3図の電圧Iλ以
上に示したような高抵抗特性となる。かかる実施
例の場合にも第6図実施例の場合とほぼ同様な動
作を行い、放電灯の始動が出来る。
第9図はさらに他の実施例を示すものであり、
19は双方向二端子サイリスタであり、正負共に
一定電圧以下では遮断状態、それ以上の電圧では
導通状態にスイツチする。正方向にはダイオード
9が順方向となり、二端子サイリスタ19の特性
と共に第2図、第3図と同様のスイツチ特性とな
り、負方向はダイオード11が順方向で、トラン
ジスタ10は第8図と同様な構成であるから、同
様の特性を示すが、負方向でも二端子サイリスタ
19が直列に入つているため、第4図の負方向特
性に示したように一定電圧以下では遮断状態であ
り、電圧がVB0を越えると導通状態にスイツチし
てあとは第3図と同様なラムダ特性を示す。
第11図はインダクタンスL1と直列にコンデ
ンサC1を挿入した進相回路方式の場合に本発明
の始動器SSを用いたものであり、放電灯FLと並
列に雑音防止用コンデンサC2を挿入したもので
あり、前記実施例の効果にパルス波形の整形と雑
音防止の効果を加えたものである。
さらに第12図は、本発明始動器を2個の放電
灯FL1とFL2の直列回路の各々にSS1とSS2を接
続したものであり、同様に2灯の放電灯FL1,
FL2を同時に短時間で始動出来る。
さらに第13図は、安定器L1及びL2を介して
放電灯FL1とFL2を並列に接続した回路におい
て始動器SSを共通使用したものであり1個の始
動器を用いて、2灯以上の多灯並列始動装置にも
応用出来る。
本発明の放電灯始動器は上記のように、片方向
は両端子間電圧が低いとき遮断状態を示し、一定
の破壊電圧を越えると遮断状態から導通状態にス
イツチされ、他の片方向は電流が一定値(Iλ)
以下の状態で低抵抗領域を示し、電流が該一定値
(Iλ)を越えると低抵抗領域から高抵抗領域に
移行する特性を有するので、かかる始動器を放電
灯始動装置に用いた場合、電源スイツチ投入後短
時間で放電灯の始動が出来、しかもパルストラン
ス等の巻物を用いなくてすむので小形、軽量、低
価格化出来る。また、ラムダ特性を利用している
ため低抵抗から高抵抗に移行するIλ値は自由に
設定出来、パルス電圧、パルスエネルギーを高く
出来るため、低温度、高温度等や、省エネルギー
ランプ等の始動困難な場合にも充分対応出来確実
な始動が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の放電灯始動装置の回路図、第2
図乃至第4図は本発明の始動器の特性図、第5図
乃至第9図はそれぞれ本発明の始動器を構成する
回路図、第10図は本発明の始動器を使用した放
電灯始動装置の電圧・電流波形図、第11図乃至
第13図はそれぞれ本発明の始動器を使用した異
なる放電灯始動装置を示す回路図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 片方向は両端子間電圧が低いとき遮断状態を
    示し、一定の破壊電圧を越えると遮断状態から導
    通状態にスイツチされ、他の片方向は電流が一定
    値(Iλ)以下の状態で低抵抗領域を示し、電流
    が該一定値(Iλ)を越えると低抵抗領域から高
    抵抗領域に移行する特性を有する放電灯始動器。 2 他の片方向が、両端子間電圧が低いとき遮断
    状態を示しある一定の破壊電圧を越えると低抵抗
    領域を提し、かつ電流がIλを越えると低抵抗領
    域から高抵抗領域に移行する特性を有する特許請
    求の範囲第1項記載の放電灯始動器。
JP17443880A 1980-12-09 1980-12-09 Discharge lamp starter Granted JPS5796496A (en)

Priority Applications (1)

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JP17443880A JPS5796496A (en) 1980-12-09 1980-12-09 Discharge lamp starter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17443880A JPS5796496A (en) 1980-12-09 1980-12-09 Discharge lamp starter

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Publication Number Publication Date
JPS5796496A JPS5796496A (en) 1982-06-15
JPS6259880B2 true JPS6259880B2 (ja) 1987-12-14

Family

ID=15978518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17443880A Granted JPS5796496A (en) 1980-12-09 1980-12-09 Discharge lamp starter

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JP (1) JPS5796496A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0559378U (ja) * 1992-01-24 1993-08-06 セイコーエプソン株式会社 クリック付回転ベゼル構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0559378U (ja) * 1992-01-24 1993-08-06 セイコーエプソン株式会社 クリック付回転ベゼル構造

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JPS5796496A (en) 1982-06-15

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