JPH06223968A - 有機分散型elパネル - Google Patents
有機分散型elパネルInfo
- Publication number
- JPH06223968A JPH06223968A JP50A JP1237693A JPH06223968A JP H06223968 A JPH06223968 A JP H06223968A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 1237693 A JP1237693 A JP 1237693A JP H06223968 A JPH06223968 A JP H06223968A
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- JP
- Japan
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- transparent electrode
- panel
- layer
- lead
- organic dispersion
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ELパネルに対する電源の接続位置を自由に
決定することを可能にすることによって、設置方向等に
融通性をもたせた有機分散型ELパネルを提供する。 【構成】 蛍光体粒子を分散含有する発光体層1の一方
の主面上には、一体的に透明電極層6が積層配置されて
いる。透明電極層6上には、透明電極用供電部7が設け
られている。透明電極用供電部7は、複数のリード接続
部8を有しており、これら複数のリード接続部8には、
必要に応じて、それぞれ透明電極用リード9が付設され
ている。発光体層1の他方の主面上には、反射絶縁層2
を介して、背面電極層3が積層配置されており、背面電
極層3には透明電極用リード9の個数および位置に対応
して背面電極用リード10が付設されている。
決定することを可能にすることによって、設置方向等に
融通性をもたせた有機分散型ELパネルを提供する。 【構成】 蛍光体粒子を分散含有する発光体層1の一方
の主面上には、一体的に透明電極層6が積層配置されて
いる。透明電極層6上には、透明電極用供電部7が設け
られている。透明電極用供電部7は、複数のリード接続
部8を有しており、これら複数のリード接続部8には、
必要に応じて、それぞれ透明電極用リード9が付設され
ている。発光体層1の他方の主面上には、反射絶縁層2
を介して、背面電極層3が積層配置されており、背面電
極層3には透明電極用リード9の個数および位置に対応
して背面電極用リード10が付設されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有機分散型EL(エレ
クトロルミネッセンス)パネルに関する。
クトロルミネッセンス)パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、軽量・薄型で、形状の自由度に優
れた面発光体として、有機分散型のELパネルが注目さ
れている。このような有機分散型ELパネルは、液晶表
示装置や各種表示板のバックライト等をはじめとして、
種々の用途に幅広く利用されるようになってきている。
れた面発光体として、有機分散型のELパネルが注目さ
れている。このような有機分散型ELパネルは、液晶表
示装置や各種表示板のバックライト等をはじめとして、
種々の用途に幅広く利用されるようになってきている。
【0003】従来の有機分散型ELパネルは、例えば背
面電極となるAl箔上に、反射絶縁層を介して、発光体層
となる ZnS等の蛍光体粒子を有機高分子に分散させたペ
ーストの塗布層を設け、この発光体層と透明絶縁フィル
ム上に ITO蒸着膜等の透明電極を被着形成した透明電極
シートとを一体化した構造を有している。また、 ITO膜
等からなる透明電極に均一に電圧を供与するために、透
明電極シート上には、供電部としてAgペーストの塗布層
等が形成されている。供電部には、リード接続部が設け
られており、このリード接続部上に透明電極用の外部引
出しリードが付設されている。また、背面電極層には、
透明電極用リードの位置に対応させて、背面電極用の外
部引出しリードが付設されている。
面電極となるAl箔上に、反射絶縁層を介して、発光体層
となる ZnS等の蛍光体粒子を有機高分子に分散させたペ
ーストの塗布層を設け、この発光体層と透明絶縁フィル
ム上に ITO蒸着膜等の透明電極を被着形成した透明電極
シートとを一体化した構造を有している。また、 ITO膜
等からなる透明電極に均一に電圧を供与するために、透
明電極シート上には、供電部としてAgペーストの塗布層
等が形成されている。供電部には、リード接続部が設け
られており、このリード接続部上に透明電極用の外部引
出しリードが付設されている。また、背面電極層には、
透明電極用リードの位置に対応させて、背面電極用の外
部引出しリードが付設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来の有機分散型ELパネルにおいては、予め設計
段階でリードの位置が決定され、かつELパネルに対す
る電圧供与部分は 1箇所のみであるため、リードの位置
によりELパネルの設置方向が決められてしまい、設置
方向の融通性に欠けるという問題があった。また、EL
パネルの設置方向を変更するためには、一対のリードか
らそれぞれ配線を長くとらなければならないという問題
があった。
うな従来の有機分散型ELパネルにおいては、予め設計
段階でリードの位置が決定され、かつELパネルに対す
る電圧供与部分は 1箇所のみであるため、リードの位置
によりELパネルの設置方向が決められてしまい、設置
方向の融通性に欠けるという問題があった。また、EL
パネルの設置方向を変更するためには、一対のリードか
らそれぞれ配線を長くとらなければならないという問題
があった。
【0005】本発明は、このような課題に対処するため
になされたもので、ELパネルに対する電源の接続位置
を自由に決定することを可能にすることによって、設置
方向に融通性をもたせた有機分散型ELパネルを提供す
ることを目的としている。
になされたもので、ELパネルに対する電源の接続位置
を自由に決定することを可能にすることによって、設置
方向に融通性をもたせた有機分散型ELパネルを提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の有機分散型EL
パネルは、蛍光体粒子を分散含有する発光体層と、前記
発光体層の一方の主面と一体的に対向配置された透明電
極層と、前記透明電極層上に形成された透明電極用供電
部と、前記透明電極用供電部に付設された透明電極用リ
ードと、前記発光体層の他方の主面上に反射絶縁層を介
して積層配置された背面電極層と、前記背面電極層に付
設された背面電極用リードとを具備する有機分散型EL
パネルにおいて、前記透明電極用供電部は、複数のリー
ド接続部を有していることを特徴としている。
パネルは、蛍光体粒子を分散含有する発光体層と、前記
発光体層の一方の主面と一体的に対向配置された透明電
極層と、前記透明電極層上に形成された透明電極用供電
部と、前記透明電極用供電部に付設された透明電極用リ
ードと、前記発光体層の他方の主面上に反射絶縁層を介
して積層配置された背面電極層と、前記背面電極層に付
設された背面電極用リードとを具備する有機分散型EL
パネルにおいて、前記透明電極用供電部は、複数のリー
ド接続部を有していることを特徴としている。
【0007】また、上記有機分散型ELパネルにおい
て、前記透明電極用供電部の複数のリード接続部に、そ
れぞれ透明電極用リードが付設されていると共に、これ
ら透明電極用リードに対応して背面電極用リードが複数
付設されていることを特徴としている。
て、前記透明電極用供電部の複数のリード接続部に、そ
れぞれ透明電極用リードが付設されていると共に、これ
ら透明電極用リードに対応して背面電極用リードが複数
付設されていることを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明の有機分散型ELパネルにおいては、透
明電極用供電部に複数のリード接続部を設けているた
め、例えばELパネルの設置方向に応じて種々の位置に
リードを付設することが可能となる。また、予め複数の
リード接続部にそれぞれ透明電極用リードを付設してお
くことによって、任意の方向にELパネルを設置するこ
とが可能となる。これらにより、ELパネルの設置方向
に対する融通性は大幅に向上する。
明電極用供電部に複数のリード接続部を設けているた
め、例えばELパネルの設置方向に応じて種々の位置に
リードを付設することが可能となる。また、予め複数の
リード接続部にそれぞれ透明電極用リードを付設してお
くことによって、任意の方向にELパネルを設置するこ
とが可能となる。これらにより、ELパネルの設置方向
に対する融通性は大幅に向上する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例による有機分散
型ELパネルの要部構成を一部分解して示す図である。
同図において、1は ZnS等の蛍光体粒子を例えばシアノ
エチルセルロースのような高誘電率を有する有機高分子
中に分散含有させた発光体層である。この発光体層1の
一方の主面上には、例えば TiO2 や BaTiO3 等の高反射
性無機酸化物粉末をシアノエチルセルロース等の高誘電
率を有する有機高分子に分散含有させた反射絶縁層2が
積層形成されており、この反射絶縁層2を介して、例え
ばAlの金属箔や金属膜からなる背面電極層3が一体的に
積層配置されている。
型ELパネルの要部構成を一部分解して示す図である。
同図において、1は ZnS等の蛍光体粒子を例えばシアノ
エチルセルロースのような高誘電率を有する有機高分子
中に分散含有させた発光体層である。この発光体層1の
一方の主面上には、例えば TiO2 や BaTiO3 等の高反射
性無機酸化物粉末をシアノエチルセルロース等の高誘電
率を有する有機高分子に分散含有させた反射絶縁層2が
積層形成されており、この反射絶縁層2を介して、例え
ばAlの金属箔や金属膜からなる背面電極層3が一体的に
積層配置されている。
【0011】また、発光体層1の他方の主面上には、ポ
リエステルフィルムのような透明フィルム4上に、 ITO
蒸着膜5等を被着形成した透明電極層(透明電極シー
ト)6が積層配置されている。 ITO蒸着膜5は、発光体
層1と対向配置されている。
リエステルフィルムのような透明フィルム4上に、 ITO
蒸着膜5等を被着形成した透明電極層(透明電極シー
ト)6が積層配置されている。 ITO蒸着膜5は、発光体
層1と対向配置されている。
【0012】上記透明電極層4の発光体層1と対向する
面上、すなわち ITO蒸着膜5上には、透明電極用の供電
部7が設けられている。この透明電極用供電部7は、例
えばAgペーストのような金属ペーストの塗布層等からな
るものであり、複数のリード接続部8が設けられてい
る。この実施例では、透明電極層4の長手方向の辺にリ
ード接続部8をそれぞれ 2つ設け、かつ幅方向の辺にリ
ード接続部8をそれぞれ1つ設けている。
面上、すなわち ITO蒸着膜5上には、透明電極用の供電
部7が設けられている。この透明電極用供電部7は、例
えばAgペーストのような金属ペーストの塗布層等からな
るものであり、複数のリード接続部8が設けられてい
る。この実施例では、透明電極層4の長手方向の辺にリ
ード接続部8をそれぞれ 2つ設け、かつ幅方向の辺にリ
ード接続部8をそれぞれ1つ設けている。
【0013】上記透明電極用供電部7に設けられた複数
のリード接続部8には、それぞれ透明電極用リード9が
付設されている。また、背面電極層3には、上記各透明
電極用リード9の位置に対応するように、背面電極用リ
ード10が複数付設されている。すなわち、各透明電極
用リード9と背面電極用リード10とは、それぞれ一対
の外部リードを構成している。なお、後述する他の実施
例で詳説するが、複数のリード接続部8の全てに必ずし
も透明電極用リード9を付設しなければならないもので
はない。
のリード接続部8には、それぞれ透明電極用リード9が
付設されている。また、背面電極層3には、上記各透明
電極用リード9の位置に対応するように、背面電極用リ
ード10が複数付設されている。すなわち、各透明電極
用リード9と背面電極用リード10とは、それぞれ一対
の外部リードを構成している。なお、後述する他の実施
例で詳説するが、複数のリード接続部8の全てに必ずし
も透明電極用リード9を付設しなければならないもので
はない。
【0014】そして、図2に示すように、複数の外部リ
ードが設けられた、透明電極層6、発光体層1、反射絶
縁層2および背面電極層3からなる積層体(熱圧着体)
11の外側、すなわち背面電極層3および透明電極層6
の外側には、発光体層1の防湿対策として、それぞれ例
えば6-ナイロンフィルムのような吸水性フィルム(図示
せず)が一体的に配設され、さらにその外側から挟み込
むように、ポリクロロトリフルオロエチレンフィルムの
ような水湿透過率の小さい透明なパッケージングフィル
ム12が配置される。これらパッケージングフィルム1
2のはみだし部を熱圧着して封止することにより、この
実施例の有機分散型ELパネル13が構成される。
ードが設けられた、透明電極層6、発光体層1、反射絶
縁層2および背面電極層3からなる積層体(熱圧着体)
11の外側、すなわち背面電極層3および透明電極層6
の外側には、発光体層1の防湿対策として、それぞれ例
えば6-ナイロンフィルムのような吸水性フィルム(図示
せず)が一体的に配設され、さらにその外側から挟み込
むように、ポリクロロトリフルオロエチレンフィルムの
ような水湿透過率の小さい透明なパッケージングフィル
ム12が配置される。これらパッケージングフィルム1
2のはみだし部を熱圧着して封止することにより、この
実施例の有機分散型ELパネル13が構成される。
【0015】上記構成の有機分散型ELパネルは、例え
ば以下のようにして製造される。まず、背面電極層3と
なる例えばAl箔上に、反射絶縁層2および発光体層1
を、それぞれのペースト(無機酸化物粉末または蛍光体
粒子をシアノエチル系有機バインダ等に分散させたも
の)を順に塗布、乾燥させることにより積層形成する。
一方、透明フィルム4上に ITO蒸着膜5等を被着形成
して、透明電極層(透明電極シート)6を形成する。次
いで、 ITO蒸着膜5上にAgペースト等の金属ペースト
を、リード接続部8を複数有する所定のパターンで塗布
し、透明電極用供電部7を形成する。この後、透明電極
用供電部7の複数のリード接続部8上に、それぞれ透明
電極用リード9を付設(仮止め)する。
ば以下のようにして製造される。まず、背面電極層3と
なる例えばAl箔上に、反射絶縁層2および発光体層1
を、それぞれのペースト(無機酸化物粉末または蛍光体
粒子をシアノエチル系有機バインダ等に分散させたも
の)を順に塗布、乾燥させることにより積層形成する。
一方、透明フィルム4上に ITO蒸着膜5等を被着形成
して、透明電極層(透明電極シート)6を形成する。次
いで、 ITO蒸着膜5上にAgペースト等の金属ペースト
を、リード接続部8を複数有する所定のパターンで塗布
し、透明電極用供電部7を形成する。この後、透明電極
用供電部7の複数のリード接続部8上に、それぞれ透明
電極用リード9を付設(仮止め)する。
【0016】次に、透明電極用リード9を仮止めした透
明電極シート6と、発光体層1等を積層形成したAl箔3
とを、 ITO蒸着膜5と発光体層1とを対向させて重ね合
せた後、熱ロールプレスする。次いで、背面電極用リー
ド10をそれぞれ所定の位置に仮止めした後、熱圧着体
(積層体)11の外側に吸水性フィルムとパッケージン
グフィルムをそれぞれ配置し、次いで熱圧着ロール間を
通過させ、パッケージングフィルムのはみだし部を熱圧
着して封止することにより、有機分散型ELパネル13
を作製する。
明電極シート6と、発光体層1等を積層形成したAl箔3
とを、 ITO蒸着膜5と発光体層1とを対向させて重ね合
せた後、熱ロールプレスする。次いで、背面電極用リー
ド10をそれぞれ所定の位置に仮止めした後、熱圧着体
(積層体)11の外側に吸水性フィルムとパッケージン
グフィルムをそれぞれ配置し、次いで熱圧着ロール間を
通過させ、パッケージングフィルムのはみだし部を熱圧
着して封止することにより、有機分散型ELパネル13
を作製する。
【0017】この実施例の有機分散型ELパネル13に
おいては、予め透明電極用供電部7に複数のリード接続
部8を設けているため、種々の位置もしくは方向に透明
電極用リード9を付設することができ、さらには複数の
透明電極用リード9を付設することができる。そして、
これら透明電極用リード9と背面電極用リード10とで
構成される一対の外部リード、すなわち電圧供与部分が
複数設けられているため、電源との配線に融通性をもた
せることができる。よって、例えばELパネル13の設
置方向を容易に変更することが可能となる。
おいては、予め透明電極用供電部7に複数のリード接続
部8を設けているため、種々の位置もしくは方向に透明
電極用リード9を付設することができ、さらには複数の
透明電極用リード9を付設することができる。そして、
これら透明電極用リード9と背面電極用リード10とで
構成される一対の外部リード、すなわち電圧供与部分が
複数設けられているため、電源との配線に融通性をもた
せることができる。よって、例えばELパネル13の設
置方向を容易に変更することが可能となる。
【0018】上述した実施例においては、透明電極層
6、発光体層1、反射絶縁層2および背面電極層3から
なる単一の熱圧着体11を、一括してパッケージングフ
ィルム12で封止した例について説明したが、例えば図
3に示すように、熱圧着体11を必要寸法に切断(11
a、11b)した後、それぞれパッケージングフィルム
12で封止して、複数個のELパネル14a、14bを
作製することも可能である。
6、発光体層1、反射絶縁層2および背面電極層3から
なる単一の熱圧着体11を、一括してパッケージングフ
ィルム12で封止した例について説明したが、例えば図
3に示すように、熱圧着体11を必要寸法に切断(11
a、11b)した後、それぞれパッケージングフィルム
12で封止して、複数個のELパネル14a、14bを
作製することも可能である。
【0019】このように、単一の熱圧着体11に複数の
電圧供与部分(一対のリード端子)を設けることによっ
て、単一の熱圧着体11から複数のELパネルを作製す
ることが可能となる。これにより、製造工程の短縮化お
よび製造コストの低減を図ることができる。
電圧供与部分(一対のリード端子)を設けることによっ
て、単一の熱圧着体11から複数のELパネルを作製す
ることが可能となる。これにより、製造工程の短縮化お
よび製造コストの低減を図ることができる。
【0020】上記した各実施例においては、複数のリー
ド接続部8の全てに透明電極用リード9を付設した例に
ついて説明したが、本発明はこれに限られるものではな
く、例えば図4に示すELパネル15のように、複数の
リード接続部8の必要部分のみに透明電極用リード9を
付設することも可能である。この場合、予め複数のリー
ド接続部8を設けておくことによって、透明電極シート
6の作製段階までを共通させることが可能となり、製造
工程の簡略化を図ることができる。
ド接続部8の全てに透明電極用リード9を付設した例に
ついて説明したが、本発明はこれに限られるものではな
く、例えば図4に示すELパネル15のように、複数の
リード接続部8の必要部分のみに透明電極用リード9を
付設することも可能である。この場合、予め複数のリー
ド接続部8を設けておくことによって、透明電極シート
6の作製段階までを共通させることが可能となり、製造
工程の簡略化を図ることができる。
【0021】なお、透明電極用供電部7に設ける複数の
リード接続部8の個数や位置等は、上記した各実施例に
限定されるものではなく、ELパネルの大きさ、使用用
途等に応じて、種々に設定することができる。
リード接続部8の個数や位置等は、上記した各実施例に
限定されるものではなく、ELパネルの大きさ、使用用
途等に応じて、種々に設定することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、透
明電極用供電部に複数のリード接続部を設けているた
め、設置方向に融通性をもたせた有機分散型ELパネル
を提供することが可能となる。また、本発明によれば、
単一の熱圧着シートから複数のELパネルが製造できる
ため、製造工程の短縮化や製造コストの低減等にも寄与
する。
明電極用供電部に複数のリード接続部を設けているた
め、設置方向に融通性をもたせた有機分散型ELパネル
を提供することが可能となる。また、本発明によれば、
単一の熱圧着シートから複数のELパネルが製造できる
ため、製造工程の短縮化や製造コストの低減等にも寄与
する。
【図1】本発明の一実施例による有機分散型ELパネル
の要部構成を一部分解して示す斜視図である。
の要部構成を一部分解して示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例による有機分散型ELパネル
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図3】単一の熱圧着体から複数の有機分散型ELパネ
ルを作製した例を示す平面図である。
ルを作製した例を示す平面図である。
【図4】本発明の他の実施例による有機分散型ELパネ
ルを示す平面図である。
ルを示す平面図である。
1……発光体層 2……反射絶縁層 3……背面電極層 6……透明電極層 7……透明電極用供電部 8……リード接続部 9……透明電極用リード 10…背面電極用リード 11、11a、11b…熱圧着体 12…パッケージングフィルム 13、14a、14b、15…有機分散型ELパネル
Claims (2)
- 【請求項1】 蛍光体粒子を分散含有する発光体層と、
前記発光体層の一方の主面と一体的に対向配置された透
明電極層と、前記透明電極層上に形成された透明電極用
供電部と、前記透明電極用供電部に付設された透明電極
用リードと、前記発光体層の他方の主面上に反射絶縁層
を介して積層配置された背面電極層と、前記背面電極層
に付設された背面電極用リードとを具備する有機分散型
ELパネルにおいて、 前記透明電極用供電部は、複数のリード接続部を有して
いることを特徴とする有機分散型ELパネル。 - 【請求項2】 請求項1記載の有機分散型ELパネルに
おいて、 前記透明電極用供電部の複数のリード接続部に、それぞ
れ透明電極用リードが付設されていると共に、これら透
明電極用リードに対応して背面電極用リードが複数付設
されていることを特徴とする有機分散型ELパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50A JPH06223968A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 有機分散型elパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50A JPH06223968A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 有機分散型elパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06223968A true JPH06223968A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=11803558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50A Pending JPH06223968A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | 有機分散型elパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06223968A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004134282A (ja) * | 2002-10-11 | 2004-04-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 照明装置及びそれを用いた画像読取装置 |
JP2011204664A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-10-13 | Rohm Co Ltd | 有機el装置 |
-
1993
- 1993-01-28 JP JP50A patent/JPH06223968A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004134282A (ja) * | 2002-10-11 | 2004-04-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 照明装置及びそれを用いた画像読取装置 |
JP2011204664A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-10-13 | Rohm Co Ltd | 有機el装置 |
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