JP2839700B2 - 有機分散型elパネルの製造方法 - Google Patents
有機分散型elパネルの製造方法Info
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- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、複数の発光区画を有する有機分散型ELパネ
ルに関する。
ルに関する。
(従来の技術) 近年、軽量・薄型で形状の自由度に優れ、フレキシブ
ルな面発光体として、有機分散型のEL素子が注目されて
おり、液晶のバックライトや、装飾用ライト、乾式複写
機の除電用光源などとして広く利用されてきている。
ルな面発光体として、有機分散型のEL素子が注目されて
おり、液晶のバックライトや、装飾用ライト、乾式複写
機の除電用光源などとして広く利用されてきている。
すなわち、この有機分散型のEL素子は、たとえばZnS
などの発光体粒子を高誘電率を有する有機高分子に分散
含有させた発光体層の一方の主面と対向させて、たとえ
ば透明絶縁フィルム上に膜形成されたI.T.Oなどからな
る透明電極層を配置すると共に、他方の主面に絶縁体層
を介してAlなどの緊迫や金属膜などからなる背面電極層
(対向電極)を配置してEL素子本体を形成し、これを透
明な防湿フィルムで被覆し、熱圧着により一体化して構
成されている。そして、上記両電極層によれぞれ付設さ
れた外部引出し用リード間に、所要の電圧を印加するこ
とにより発光減少を生起するようになっている。
などの発光体粒子を高誘電率を有する有機高分子に分散
含有させた発光体層の一方の主面と対向させて、たとえ
ば透明絶縁フィルム上に膜形成されたI.T.Oなどからな
る透明電極層を配置すると共に、他方の主面に絶縁体層
を介してAlなどの緊迫や金属膜などからなる背面電極層
(対向電極)を配置してEL素子本体を形成し、これを透
明な防湿フィルムで被覆し、熱圧着により一体化して構
成されている。そして、上記両電極層によれぞれ付設さ
れた外部引出し用リード間に、所要の電圧を印加するこ
とにより発光減少を生起するようになっている。
ところで、このようなEL素子を用いたものとして、同
一シートに複数の発光区画を設け、各区画毎の個別発光
を可能にしたものが、ELパネルとして音響ビデオ装置に
おける表示部バックライトなどに用いられている。
一シートに複数の発光区画を設け、各区画毎の個別発光
を可能にしたものが、ELパネルとして音響ビデオ装置に
おける表示部バックライトなどに用いられている。
しかして、従来、この種のELパネルの製造にあたって
は、所要の発光区画に対応する複数の素子本体を個別
に、それぞれに外部引出し用リードを付設して作製した
後、これらを防湿フィルムで一体化する方法が用いられ
ている。
は、所要の発光区画に対応する複数の素子本体を個別
に、それぞれに外部引出し用リードを付設して作製した
後、これらを防湿フィルムで一体化する方法が用いられ
ている。
すなわち、第3図に示すように、背面電極層1となる
たとえばAl箔上に絶縁体層2、発光体層3を順に形成
し、背面電極層1に外部引出し用リード4aを付設する一
方、所定の支持フィルム上5にI.T.Oなどからなる透明
電極層6を設け、この上の所要の位置にAgペーストの塗
布などによって形成し供電部7上に透明電極層6用の外
部引出し用リード4bを付設し、これらを発光体層3と透
明電極層6を対向させて積層したEL素子本体8を、所要
数それぞれ個別に作製した後、これらを所定の間隔をお
いて並べ、透明な防湿フィルム9で被覆して熱圧着によ
り一体化して製造されている。第4図はこのようにして
製造されたELパネルを示す上面図である。
たとえばAl箔上に絶縁体層2、発光体層3を順に形成
し、背面電極層1に外部引出し用リード4aを付設する一
方、所定の支持フィルム上5にI.T.Oなどからなる透明
電極層6を設け、この上の所要の位置にAgペーストの塗
布などによって形成し供電部7上に透明電極層6用の外
部引出し用リード4bを付設し、これらを発光体層3と透
明電極層6を対向させて積層したEL素子本体8を、所要
数それぞれ個別に作製した後、これらを所定の間隔をお
いて並べ、透明な防湿フィルム9で被覆して熱圧着によ
り一体化して製造されている。第4図はこのようにして
製造されたELパネルを示す上面図である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の個別に作製した複数
の素子本体を防湿フィルムで一体化する方法では、素子
本体の位置決めが難しいために精度のよい区画分けが困
難であるうえ、各発光区画の大きさを余り大きくできな
いという難点があった。また、駆動電源に対して素子本
体毎に背面電極用と透明電極用のリードを付設しなけれ
ばならず技術面、経済面で問題があり、しかも、得られ
るELパネルは機器への組込み時において電気的信頼性に
乏しく取扱性も悪いものとなる難点があった。
の素子本体を防湿フィルムで一体化する方法では、素子
本体の位置決めが難しいために精度のよい区画分けが困
難であるうえ、各発光区画の大きさを余り大きくできな
いという難点があった。また、駆動電源に対して素子本
体毎に背面電極用と透明電極用のリードを付設しなけれ
ばならず技術面、経済面で問題があり、しかも、得られ
るELパネルは機器への組込み時において電気的信頼性に
乏しく取扱性も悪いものとなる難点があった。
本発明は、このような従来技術の課題に対処するため
になされたもので、精度のよい区画分けが可能で、また
発光区画の大きさを大きくすることができるうえ、電気
的信頼性が高く取扱性も良好な高品質の有機分散型ELパ
ネルを容易にかつ経済的に製造することができる複数の
発光区画を有する有機分散型ELパネルの製造方法を提供
することを目的とする。
になされたもので、精度のよい区画分けが可能で、また
発光区画の大きさを大きくすることができるうえ、電気
的信頼性が高く取扱性も良好な高品質の有機分散型ELパ
ネルを容易にかつ経済的に製造することができる複数の
発光区画を有する有機分散型ELパネルの製造方法を提供
することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) すなわち本発明は、個々に独立して発光する複数の発
光区画を有する有機分散型ELパネルを製造する方法にお
いて、 支持フィルム上に連続する透明電極層を形成し、この
透明電極層を発光区画に応じて複数の区画に分断すると
ともに、この区分けされた複数の透明電極層に個々に外
部引出し用リードを付設して第1のシート作製する一
方、単一シート状の連続する背面電極層上に絶縁体層を
介して蛍光体粒子を分散含有する発光体層を形成すると
ともに、前記背面電極層に発光区画に共通する外部引出
し用リードを付設して第2のシートを作製し、これらの
第1および第2のシートを前記透明電極層と発光体層と
を対向させて積層した後、この積層体を防湿フィルムで
一体に熱圧着封止することを特徴とするものである。
光区画を有する有機分散型ELパネルを製造する方法にお
いて、 支持フィルム上に連続する透明電極層を形成し、この
透明電極層を発光区画に応じて複数の区画に分断すると
ともに、この区分けされた複数の透明電極層に個々に外
部引出し用リードを付設して第1のシート作製する一
方、単一シート状の連続する背面電極層上に絶縁体層を
介して蛍光体粒子を分散含有する発光体層を形成すると
ともに、前記背面電極層に発光区画に共通する外部引出
し用リードを付設して第2のシートを作製し、これらの
第1および第2のシートを前記透明電極層と発光体層と
を対向させて積層した後、この積層体を防湿フィルムで
一体に熱圧着封止することを特徴とするものである。
(作 用) 本発明方法においては、支持フィルム上に形成した透
明電極層を発光区画に応じて複数の区画に分析するもの
の、この分断された透明電極は支持フィルムにより支持
されており、かつ、これら積層される第2のシートも単
一シート状の背面電極層上に絶縁体層を介して発光体層
を形成したものであるため、通常の単一発光のEL素子と
同様に積層、次いで熱圧着を行うことができる。したが
って、従来の複数の素子本体を一旦個別に作製した後、
これを並べて一体化する方法に比べて、はるかに精度の
よい区画分けが可能で、発光区画の大きさも大きくとる
ことができる。また、背面電極側のリードは発光区画に
共通のリードとして1本付設するだけなので、技術的に
も経済的にも優れており、最終的に得られる有機分散型
ELパネルは電気的信頼性が高く、取扱性も良好なものと
なる。
明電極層を発光区画に応じて複数の区画に分析するもの
の、この分断された透明電極は支持フィルムにより支持
されており、かつ、これら積層される第2のシートも単
一シート状の背面電極層上に絶縁体層を介して発光体層
を形成したものであるため、通常の単一発光のEL素子と
同様に積層、次いで熱圧着を行うことができる。したが
って、従来の複数の素子本体を一旦個別に作製した後、
これを並べて一体化する方法に比べて、はるかに精度の
よい区画分けが可能で、発光区画の大きさも大きくとる
ことができる。また、背面電極側のリードは発光区画に
共通のリードとして1本付設するだけなので、技術的に
も経済的にも優れており、最終的に得られる有機分散型
ELパネルは電気的信頼性が高く、取扱性も良好なものと
なる。
(実施例) 以下、本発明にかかる有機分散型ELパネルの製造方法
の実施例を図面を用いて説明する。
の実施例を図面を用いて説明する。
第1図において、まず、単一シート状の背面電極層
(対向電極)10、たとえばAl箔などの金属箔上に、絶縁
体層11および発光体層12を順に一体的に形成する。絶縁
体層11は、たとえばTiO2やBaTiO3などの高誘電率を有す
る無機酸化物粉末をシアノエチルセルロースのような高
誘電率を有する有機高分子に分散含有させたペーストを
塗布、乾燥することによって形成する。また発光体層12
は、ZnSなどの蛍光体子をたとえばシアノエチルセルロ
ースなどの高誘電率を有する有機高分子中に分散含有さ
せたペーストを塗布、乾燥することによって形成する。
そして、背面電極層10に共通リードとなる外部引き出し
用リード13を付設する。
(対向電極)10、たとえばAl箔などの金属箔上に、絶縁
体層11および発光体層12を順に一体的に形成する。絶縁
体層11は、たとえばTiO2やBaTiO3などの高誘電率を有す
る無機酸化物粉末をシアノエチルセルロースのような高
誘電率を有する有機高分子に分散含有させたペーストを
塗布、乾燥することによって形成する。また発光体層12
は、ZnSなどの蛍光体子をたとえばシアノエチルセルロ
ースなどの高誘電率を有する有機高分子中に分散含有さ
せたペーストを塗布、乾燥することによって形成する。
そして、背面電極層10に共通リードとなる外部引き出し
用リード13を付設する。
一方、ポリエステルのような透明なプラスチックフィ
ルムからなる透明電極層支持フイルム14の一主面上に、
透明電極層15となるI.T.O.などを蒸着法などによって膜
形成する。次いで、この透明導電膜を所望の発光区画の
大きさおよび数に応じて電気的に分断し、個別透明電極
15a、15b、15c……を形成する。この透明導電膜の分断
は、所定の刃幅を有するカッターなどを用いて容易に行
うことができる。なお、素子成形後に定格以上の電圧を
印加することにより、電気的分断をより確実にすること
ができる。
ルムからなる透明電極層支持フイルム14の一主面上に、
透明電極層15となるI.T.O.などを蒸着法などによって膜
形成する。次いで、この透明導電膜を所望の発光区画の
大きさおよび数に応じて電気的に分断し、個別透明電極
15a、15b、15c……を形成する。この透明導電膜の分断
は、所定の刃幅を有するカッターなどを用いて容易に行
うことができる。なお、素子成形後に定格以上の電圧を
印加することにより、電気的分断をより確実にすること
ができる。
次に、各個別透明電極15a、15b、15c……上にAgペー
ストの塗布などによって供電部16をそれぞれ形成し、各
々に個別リードとなる外部引出し用リード17a、17b、17
c……を付設する。
ストの塗布などによって供電部16をそれぞれ形成し、各
々に個別リードとなる外部引出し用リード17a、17b、17
c……を付設する。
この後、これらの積層体を透明電極層15と発光体層12
とを対向させて重ね合せ、その外側を透明の給水性フィ
ルム18、およびポリクロロトリフルオロエチレンフィル
ムのような水浸透過率の小さい透明なパッケージフィル
ム19で挟み込むように被覆し、次いで熱圧着ローラ間を
通過させ、各フィルム間を熱圧着してパッケージするこ
とにより、第2図に示すような複数の発光区画を有する
有機分散型ELパネル20が完成する。
とを対向させて重ね合せ、その外側を透明の給水性フィ
ルム18、およびポリクロロトリフルオロエチレンフィル
ムのような水浸透過率の小さい透明なパッケージフィル
ム19で挟み込むように被覆し、次いで熱圧着ローラ間を
通過させ、各フィルム間を熱圧着してパッケージするこ
とにより、第2図に示すような複数の発光区画を有する
有機分散型ELパネル20が完成する。
このように製造されたELパネル20は、共通リードとな
る背面電極外部引出し用リード13と、個別リードとなる
透明電極外部引出し用リード17a、17b、17c……とをそ
れぞれ駆動電源(図示なし)に接続し、個別の透明電極
外部引出し用リード17a、17b、17c……から供電部16を
介して個別透明電極15a、15b、15c……に対して個々に
電圧を供給することによって、発光区画に応じて個別に
発光させることができる。
る背面電極外部引出し用リード13と、個別リードとなる
透明電極外部引出し用リード17a、17b、17c……とをそ
れぞれ駆動電源(図示なし)に接続し、個別の透明電極
外部引出し用リード17a、17b、17c……から供電部16を
介して個別透明電極15a、15b、15c……に対して個々に
電圧を供給することによって、発光区画に応じて個別に
発光させることができる。
しかして、このような製造方法においては、透明電極
層支持フイルム14の一主端面上に形成した透明導電膜を
電気的に分断するだけで、積層工程およびそれに続く熱
圧着工程は、すべて単一シート状として取り扱うことが
できるので、製造は容易であり、高精度で区画分けする
ことができ、発光区画の大きさも大きくとることが可能
である。
層支持フイルム14の一主端面上に形成した透明導電膜を
電気的に分断するだけで、積層工程およびそれに続く熱
圧着工程は、すべて単一シート状として取り扱うことが
できるので、製造は容易であり、高精度で区画分けする
ことができ、発光区画の大きさも大きくとることが可能
である。
また、背面電極外部引出し用リード13は発光区画に共
通のリードとして1本付設するだけでよいので、この点
においても製造は容易かつ経済的であり、得られた有機
分散型ELパネル20は電気的信頼性が高く、取扱性も良好
である。
通のリードとして1本付設するだけでよいので、この点
においても製造は容易かつ経済的であり、得られた有機
分散型ELパネル20は電気的信頼性が高く、取扱性も良好
である。
そして、透明導電膜を電気的に分断する工程を除い
て、通常の単一発光の有機分散型EL素子と同様に作製す
ることができることから、製造効率の向上および製造コ
ストの低減化を図ることができる。
て、通常の単一発光の有機分散型EL素子と同様に作製す
ることができることから、製造効率の向上および製造コ
ストの低減化を図ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の有機分散型ELパネルの製
造方法によれば、透明電極層を分断するだけなので、高
精度の区画分けが可能で、発光区画面積も大きくとるこ
とができる。しかも背面電極側のリードは発光区画に共
通のリードとして1本付設するだけなので、電気的信頼
性が高く取扱性も良好なELパネルを容易にかつ効率良く
製造することができ、製造コストも低く抑えることがで
きる。
造方法によれば、透明電極層を分断するだけなので、高
精度の区画分けが可能で、発光区画面積も大きくとるこ
とができる。しかも背面電極側のリードは発光区画に共
通のリードとして1本付設するだけなので、電気的信頼
性が高く取扱性も良好なELパネルを容易にかつ効率良く
製造することができ、製造コストも低く抑えることがで
きる。
第1図は本発明の一実施例の有機分散型ELパネルの製造
方法を説明する斜視図、第2図はその実施例により製造
された有機分散型ELパネルを示す上面図、第3図は従来
の有機分散型ELパネルの製造方法を説明する斜視図、第
4図はその従来法により製造された有機分散型ELパネル
を示す上面図である。 10……背面電極層、11……絶縁体層、12……発光体層、
13……共通リードとなる外部引出し用リード、14……透
明電極層支持フィルム、15……透明電極層、15a、15b、
15c……個別透明電極、17a、17b、17c……個別リードと
なる外部引出し用リード、19……防湿フィルム、20……
有機分散型ELパネル。
方法を説明する斜視図、第2図はその実施例により製造
された有機分散型ELパネルを示す上面図、第3図は従来
の有機分散型ELパネルの製造方法を説明する斜視図、第
4図はその従来法により製造された有機分散型ELパネル
を示す上面図である。 10……背面電極層、11……絶縁体層、12……発光体層、
13……共通リードとなる外部引出し用リード、14……透
明電極層支持フィルム、15……透明電極層、15a、15b、
15c……個別透明電極、17a、17b、17c……個別リードと
なる外部引出し用リード、19……防湿フィルム、20……
有機分散型ELパネル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沼尻 隆一 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8 株式 会社東芝横浜事業所内 (56)参考文献 特開 平2−78186(JP,A) 特開 昭63−213291(JP,A) 特開 昭62−208510(JP,A) 特開 平2−197073(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 33/10
Claims (1)
- 【請求項1】個々に独立して発光する複数の発光区画を
有する有機分散型ELパネルを製造する方法において、 支持フィルム上に連続する透明電極層を形成し、この透
明電極層を発光区画に応じて複数の区画に分断するとと
もに、この区分けされた複数の透明電極層に個々に外部
引出し用リードを付設して第1のシートを作製する一
方、単一シート状の連続する背面電極層上に絶縁体層を
介して蛍光体粒子を分散含有する発光体層を形成すると
ともに、前記背面電極層に発光区画に共通する外部引出
し用リードを付設して第2のシートを作製し、これらの
第1および第2のシートを前記透明電極層と発光体層と
を対向させて積層した後、この積層体を防湿フィルムで
一体に熱圧着封止することを特徴とする有機分散型ELパ
ネルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2308310A JP2839700B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 有機分散型elパネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2308310A JP2839700B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 有機分散型elパネルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04181690A JPH04181690A (ja) | 1992-06-29 |
JP2839700B2 true JP2839700B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=17979514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2308310A Expired - Fee Related JP2839700B2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 有機分散型elパネルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2839700B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011039911A1 (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-07 | シャープ株式会社 | 有機el照明装置及びその製造方法 |
-
1990
- 1990-11-14 JP JP2308310A patent/JP2839700B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04181690A (ja) | 1992-06-29 |
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