JPH06223663A - 安全切換装置 - Google Patents

安全切換装置

Info

Publication number
JPH06223663A
JPH06223663A JP31722893A JP31722893A JPH06223663A JP H06223663 A JPH06223663 A JP H06223663A JP 31722893 A JP31722893 A JP 31722893A JP 31722893 A JP31722893 A JP 31722893A JP H06223663 A JPH06223663 A JP H06223663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
output
switching device
switch
safety switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31722893A
Other languages
English (en)
Inventor
Harald Ruprecht
ループレヒト ハーラルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Erwin Sick GmbH Optik Elektronik
Original Assignee
Erwin Sick GmbH Optik Elektronik
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Erwin Sick GmbH Optik Elektronik filed Critical Erwin Sick GmbH Optik Elektronik
Publication of JPH06223663A publication Critical patent/JPH06223663A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H47/00Circuit arrangements not adapted to a particular application of the relay and designed to obtain desired operating characteristics or to provide energising current
    • H01H47/002Monitoring or fail-safe circuits
    • H01H47/004Monitoring or fail-safe circuits using plural redundant serial connected relay operated contacts in controlled circuit
    • H01H47/005Safety control circuits therefor, e.g. chain of relays mutually monitoring each other
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16PSAFETY DEVICES IN GENERAL; SAFETY DEVICES FOR PRESSES
    • F16P3/00Safety devices acting in conjunction with the control or operation of a machine; Control arrangements requiring the simultaneous use of two or more parts of the body
    • F16P3/12Safety devices acting in conjunction with the control or operation of a machine; Control arrangements requiring the simultaneous use of two or more parts of the body with means, e.g. feelers, which in case of the presence of a body part of a person in or near the danger zone influence the control or operation of the machine

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作動装置のスイッチの入った状態すなわち作
動装置の危険な切換状態を必要な時間だけ維持したまま
でも、特に2個のメインスイッチにおいて故障を瞬時に
認識できる安全切換装置を提供する。 【構成】 安全切換装置は、電源11とアクター12
a、12bの各々との間に配置された2個のメインスイ
ッチ14a、14bを備える。センサー信号入力端子1
5a、15bとメインスイッチ14a、14bとの間に
通常は閉じている制御可能な補助スイッチ16a、16
bを配置し、テストポーズの間、それぞれ補助スイッチ
16a、16bに接続されたメインスイッチ14a、1
4bも開いているか否かを試験するテスト回路21a、
21b、24a、24b;27a、27b;36a、3
6bを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電流のオン状態に応じ
て共通の作動装置を動作状態にする2個のアクターの電
源スイッチを切り換えるための安全切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】安全切換装置の2個のアクターは、両ア
クターとも動作中である時に限って作動装置のスイッチ
が入るよう作動装置を共通に制御する継電器であると好
ましい。一方のアクターが非動作状態にある場合、作動
装置のスイッチはオフになる。例えば、両アクターの起
動時にのみ動作する危険な作動装置であったとしても、
一方または両方のアクターが非動作状態にある時には危
険のない好ましくはスイッチの切れた位置になる。
【0003】例えば光遮断器として形成されたセンサー
と機械制御部との間に、接点を有する少なくとも2個の
スイッチ出力端子を備えることは周知(DE−PS 2
831089号)である。この場合切換出力端子は、互
いに独立してスイッチが切れ、好ましくは強制的に誘導
される接点を有する少なくとも2個の継電器によって構
成される。センサーによって危険な状態が検出されると
スイッチは開き、この危険な状態を以後の処理に対する
停止命令として制御部に通知する。機械制御部は、その
制御下にあるシステムを危険な動作状態からスイッチの
切れた安全動作状態にもっていく。この時、2個の切換
出力端子は開状態にある。
【0004】周知の安全切換装置では切換パスを重複し
て実行し、危険な状態にある時には(作動装置のスイッ
チは入っている)故障が起きたとして最大1本のスイッ
チングオフパスのスイッチングオフ機能を喪失させ、安
全性を得ている。スイッチの入ったまま危険な状態に陥
る前に、そのつど作動装置の2本のスイッチングオフパ
スをチェックして各々が安全動作状態を示していること
を確認している。例えば切換出力端子の溶着や機械制御
部の切換出力端子からの接続線上での短絡などの故障に
まで対応できないような場合には、センサー信号とは独
立して安全切換状態で第2の無故障スイッチオフパスを
ラッチ回路に設けておく。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この周知の安全切換装
置には、連続動作時に危険な状態(作動装置のスイッチ
は入っている)のまま出力回路で生じた故障を検出でき
ないという問題がある。故障が重なることで、センサー
から停止信号が出力された時には機械はもう安全な動作
状態には戻れない(スイッチを切ることができない)ほ
ど危険な状態にある。特に、スイッチングオフパスの試
験については規定された時間内で自動的に行うことがで
きず、オペレータに管理指導をした上で行わなければな
らないという問題がある。
【0006】今のところ、機械制御部への接続線間での
短絡の問題に対する解決策は知られていない。このよう
な故障状態は使用上の規則を制限すれば部分的に制御で
きることはできるが、同時に技術上の規則に逆らうこと
にもなる。
【0007】接点を有するスイッチは摩耗するので、こ
のようなスイッチでは修復費用と機械の停止時間は定期
的に必要となる。
【0008】最後に、機械的接点で有効動作寿命を延ば
すためには、スイッチオフ時のアーク形成による焼失か
ら誘導性負荷接点を保護しておかなければならない。
【0009】したがって、本発明の目的は、作動装置の
スイッチの入った状態すなわち作動装置の危険な切換状
態を必要な時間だけ維持したままでも、特に2個のメイ
ンスイッチにおいて故障を瞬時に認識できる最初に挙げ
た種類の安全切換装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】この目的を達成
するために、請求項1の特徴部分に記載の特徴を提供す
る。請求項2記載の半導体スイッチは、本発明の目的に
特に適している。
【0011】本発明の基本概念は、比較的短い連続的な
時間間隔で2個のメインスイッチが短時間開信号を受信
し、これに伴うテストポーズの間に電子的監視手段によ
って自動的にスイッチが実際に開いているか否かのチェ
ックを行うことにある。テストポーズの間にメインスイ
ッチのうちの一方は開いていないことが分かると、他方
のメインスイッチを開き、テストポーズ後この第2のメ
インスイッチが開いていることを確認するために測定値
を取る。テストポーズは極めて短いので、アクターはそ
の慣性のためこの中断を認識することができず、テスト
ポーズ終了後まで動作状態のまま維持されるということ
が重要である。テストポーズ内に一方のメインスイッチ
が閉じていると判断した場合のみ、その慣性がなくなる
テストポーズ後に他方のメインスイッチを開き、故障が
生じた場合にこれがなくなるまでこの開状態を維持す
る。
【0012】請求項3および4には有益なテスト周波数
およびテストポーズ期間がある。
【0013】出力電流測定段で動作する有益な実施態様
は請求項5に規定されている。しかしながら、請求項6
では出力電圧測定段を選択肢としてかまたは冗長さに対
する対策として備えている。
【0014】有益かつ実用的な実施態様は請求項7およ
び8に記載されている。
【0015】請求項9乃至13記載の低域通過フィルタ
ーは、本発明による安全切換装置の出力における乱れた
パルスの入力および/またはその危険性を回避するため
に役立つものである。
【0016】請求項14および15の抑制用ダイオード
は、例えば軽量化ストライクを介するなどして出力側か
ら回路に入る乱れたパルスによるメインスイッチの損傷
や破壊を回避するために役立つものである。
【0017】ここで、トラブルなし機能について抑制用
ダイオードを連続的にチェックするために、請求項16
に記載されている本発明を実行する。導通状態がなくな
っていることは第1のテスト回路ですでに認識済みであ
るので、請求項16記載のテスト回路は、単に抑制用ダ
イオードにおける遮断状態を見出だすために必要なだけ
である。導通状態がなくなった時から電源電圧は抑制用
ダイオードを通って出力線に流れる。したがって電源電
圧はその出力線に接続されたメインスイッチが開状態に
ある時に存在し、他方のメインスイッチは第1のテスト
回路によってすでにオフ状態となっている。しかしなが
ら、上述したように、抑制用ダイオードの遮断、例えば
テストポーズの間に起こる一方の接続の遮断も検出され
る。
【0018】請求項17記載のテストポーズは、便宜上
2つの部分に分割される。これにより、例えば請求項1
9記載の同一の出力電流測定段を使用して抑制用ダイオ
ードのトラブルのない機能を監視することができる。
【0019】請求項18から第2のテスト回路の有益か
つ実用的な構想を見出だすことができる。
【0020】比較器および作動増幅器は、請求項20の
各テスト回路に備えると好ましい。
【0021】さらに他の有益な構想を請求項21に開示
する。
【0022】負荷電流およびテストポーズの監視は、第
1のテストポーズ部分において有効に実行される。抑制
用ダイオードを介してのテスト電流の監視は、第2のテ
ストポーズ部分の間に実行する。請求項22では「AN
D」論理によって補助スイッチの全てのテスト信号を関
連させているため、故障信号が存在しない時のみ関連し
た補助スイッチはテストポーズ後も閉じたままとなる。
【0023】テスト電流を瞬間的に生成するための回路
を請求項23に規定する。
【0024】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照して説
明する。
【0025】図1について、本発明による安全切換装置
は、センサー信号入力端子15a、15bに並列に接続
された2本の切換パス40a、40bを備える。センサ
ー信号入力端子15a、15bは、各々同一のセンサー
切換信号13a、13bを受信する。センサー切換信号
は、オペレータが光遮断器光線を入力し、危険な作動装
置のスイッチを切らなければならない時にセンサー信号
入力端子15a、15bにセンサー切換信号13a、1
3bを送信するために危険な作動装置22の前に配置さ
れた光遮断器などによって生成される。この目的のた
め、図示の実施例では、2個のリレー接点23a、23
bを介して作動装置22の駆動部を電源41に直列に接
続し、切換パス40aの出力側に備えられた継電器12
aによって一方の接点23aを動作させ、他方の切換パ
スの出力側に備えられた継電器12bによって他方の接
点23bを動作させている。2個の接点23a、23b
は閉接点であり、継電器12a、12b(アクター、ア
クチュエータなどとも呼ぶ)に電力を供給した時すなわ
ち継電器を動作状態においた時に閉じた状態となる。
【0026】作動装置すなわち作動機22は、両継電器
12a、12bに電力が供給され、両リレー接点23
a、23bの両方が閉じている時にしか動作しないこと
は理解できよう。切換接点23a、23bのうち一方で
も開いていれば、作動機22は停止する。
【0027】センサー信号入力端子15a、15bは、
それぞれ制御された半導体補助スイッチ16a、16b
を介して半導体メインスイッチ14a、14bの制御入
力42a、42bに接続されている。メインスイッチ1
4a、14bは、制御入力42a、42bで制御信号を
受信した場合に、出力線26a、26b、出力抵抗器2
7a、27b、低域通過フィルター17a、17bを介
して接地した継電器12a、12bに電源11からの電
力を供給する。継電器12a、12bを実際の安全切換
装置の外に配置し、プラグ接点43a、43b、44
a、44bによって安全切換装置に接続することもでき
る。
【0028】テスト生成器45は、切換パス40a、4
0bの両方に共通であり、16ミリ秒毎のテストサイク
ルを開始させる。また、テスト生成器45は、切換パス
40a、40bの各々で8ミリ秒の時間遅れで50μs
継続するテストポーズを生成する。
【0029】テスト生成器45は、補助スイッチ16
a、16bの第1の制御入力19a、19bに接続され
た制御線46a、46bを介して動作し、補助スイッチ
16a、16bの各々に関連したテストポーズの開始時
にこれらの補助スイッチを開く。補助スイッチ16a、
16bの開状態はセンサー信号入力におけるゼロ信号に
相当するので、これに応答してメインスイッチ14a、
14bを開かなければならない。
【0030】メインスイッチ14a、14bが実際に開
いているか否かを確認するため、作動増幅器36a、3
6bを出力抵抗器27a、27bに接続する。作動増幅
器36a、36bは、出力抵抗器27a、27bにおけ
る電位を示す出力信号すなわち出力線26a、26b上
の電流Ia、Ibに相当する信号を出力する。この信号
は、比較器21a、21bの制御入力に供給される。こ
の時、比較器21a、21bの各々の基準入力には一定
の基準電圧Urefnが印加される。基準電圧Uref
nの大きさは、メインスイッチ14a、14bがオン状
態にあって最低負荷電流にまで落ち込んだ時に、比較器
21a、21bの出力側の電圧を補助スイッチ16a、
16bの第2の制御入力20a、20bに印加されるL
レベルの電圧として16a、16bを閉じた状態に維持
できるような大きさである。しかしながら、例えば導通
状態に支障の出た(すなわちオーバーヒートして故障し
た)メインスイッチ14aまたは14bが原因で出力線
26a、26b上の負荷電流が維持されている場合に
は、比較器21a、21bの出力はOレベルとなり、制
御入力20b、20aを介して相手方補助スイッチ16
b、16aにメインスイッチ14aまたは14bが正し
く動作していないということを通知する。これを受けて
補助スイッチ16bまたは16aは開き、その状態で維
持される。
【0031】ここで重要なのは、比較器21aの出力側
は補助スイッチ16bの第2の制御入力20bに接続さ
れ、比較器21bの出力は第1の補助スイッチ16aの
第2の制御入力20aに接続されているため、例えば4
0aなど一方の切換パスにおいてエラーが生じること
で、例えば40bなどの他方の切換パスが開状態となる
ということである。
【0032】比較器21aおよび作動増幅器36aの組
み合わせと、比較器21bおよび作動増幅器21bの組
み合わせは、各々閾値を有する出力電流測定段18a、
18bとして動作し、これによってメインスイッチ14
a、14bをオン状態にした時に存在する正常負荷電流
と遮断電流とを区別することができる。
【0033】出力抵抗器27a、27bの後ろで出力線
26a、26bに挿入された低域通過フィルター17
a、17bは、それぞれ接続線31a、31bと直列に
接続された2個のインダクタ28a、29aおよび28
b、29bを有する。2個のインダクタの間には、接地
したコンデンサ30a、30bが接続されている。低域
通過フィルター17a、17bをそれぞれ対応する正の
出力端子43a、43bの直前に配置したため、高周波
数乱輻射を効果的に回避することができる。
【0034】各低域通過フィルター17a、17bの接
続線31a、31bには出力電圧測定段24a、24b
も接続されている。出力電圧測定段24a、24bは、
重要な構成要素として基準入力に印加される基準電圧U
refvを受ける比較器を備えている。この基準電圧
は、例えば3Vなどの電圧閾値となるものである。
【0035】実測電圧Ua、Ubが3Vを越えた場合に
は、対応する切換段24a、24bの比較器の出力はO
レベルとなる。比較器24aの出力は第2の補助スイッ
チ16bの第3の制御入力25bに供給され、切換段2
4bの出力は第1の補助スイッチ16aの第3の制御入
力25aに供給される。切換段24a、24bの出力側
がOレベルとなることで、相手方補助スイッチ16b、
16aは閉状態に維持される。
【0036】テストポーズの間に出力線26a、26b
上の出力電圧測定段24a、24bによって3Vを越え
る電位が検出された場合、相手方補助スイッチ16b、
16aは開状態となり、作動機22のスイッチは切れ
る。
【0037】抑制用ダイオード32a、32bは、電圧
電源11と出力線の出力抵抗器27a、27bと低域通
過フィルター17a、17bの間の部分との間に挿入さ
れ、メインスイッチ14a、14bにとっては危険な要
素となる出力プラグ43a、43bからの乱れたパルス
を排除する。このような乱れたパルスは同時かつ頻繁に
発生し、両方のメインスイッチの導通状態に支障を生じ
る可能性があるので、このパルスの排除は重要である。
【0038】抑制用ダイオード32a、32bの導通状
態の支障は上述したテスト回路によってすでに検出され
ているが、抑制用ダイオード32a、32bが遮断され
ているか、その接続線の一方がブレークしている場合に
も測定を行わなければならない。
【0039】この目的のため、テストポーズの間にテス
ト生成器45による制御下でさらに別の短いテストS
A、SBを行う。まず、テスト生成器45はテストポー
ズの後半に以下のような方法でテスト電流を生成する。
【0040】テストポーズの前半の間、テスト電流源3
3a、33b内のコンデンサ39a、39bはすでに電
源47a、47bによって荷電されている。
【0041】テストSA、SBにおけるテストポーズの
間、このコンデンサ39a、39bはチャージポンプ3
8a、38bを介して電荷を放出する。この間、テスト
電流は抑制用ダイオード32a、32bおよび出力抵抗
器27a、27bを介して負荷電流Ia、Ibとは反対
方向に基準電圧Urefpが印加される基準入力まで流
れる。この流れはテスト電流比較器34a、34bによ
って検出できる。抑制用ダイオード32a、32が最初
のままの状態に維持され、予め定められたテスト電流が
流れている限り、比較器34a、34bの出力は基準電
圧Urefpが適宜選択されたことでLレベルとなり、
第4の制御入力35bまたは35aを介して相手方補助
スイッチ16bまたは16aに抑制用ダイオード32
a、32bは正しく動作していることを通知する。した
がって、これに対応した補助スイッチ16b、16aは
閉じたまま維持される。
【0042】これら抑制用ダイオード32a、32bの
うち一方が遮断されている場合、テスト用の電流は流れ
ず、対応する比較器34a、34bの出力はOレベルと
なる。したがって、相手方補助スイッチ16bまたは1
6aに相手のエラーが通知され、補助スイッチは連続的
に開いて作動機22は連続的に停止状態となる。
【0043】メインスイッチ14a、14bをオフにし
ての負荷電流テストはテストポーズの最初から最後まで
実行され、抑制用ダイオードのテストは例えば1/4程
度に短くしたテストポーズ期間中に実行されるので、入
力20a、35a、20b、35bに見られる2つの制
御信号だけでなく、入力25a、25bに制御信号もA
ND回路37a、37bを介して接続して補助スイッチ
16a、16bを閉じ、全比較器21a、24a、34
a、21b、24b、34bの出力がLレベルになった
時にのみ閉じた状態を維持する必要がある。
【0044】テスト生成器45によって予め設定された
サイクルの間本発明によって規定されるメインスイッチ
14a、14bを1回だけ短時間開くことで、 1.メインスイッチ14a、14bを開くことができる
か、すなわち作動機22を動作状態に設定することに相
当する危険な状態に陥る前にまたは両メインスイッチ1
4a、14bが開くか、 2.チェック対象となる出力線26a、26bには他の
電位がないか(出力線26a、26b上の電位は対応す
るメインスイッチ14a、14bが開いている間に測定
する)、 3.出力線26a、26bは互いに相互接続されていな
いか、すなわち相互に隔離状態にあるか、これについて
2本のスイッチングオフパス14a、14bの時間的遅
れのテストが必要であるか、 4.抑制用ダイオードに規定された高さとエネルギーの
電位サージが印加され、これによって生成されるテスト
電流を測定して過電位保護ネットワークすなわち抑制用
ダイオード32a、32bは動作しているか、について
もチェックすることができる。
【0045】したがって、本発明では上述したテストA
/SAおよびB/SBを明確な時間的遅れをもって実行
するという点が特に重要である。換言すれば、スイッチ
オフパス40bで短時間のテストを行っている間スイッ
チオフパス40aは正常に動作し、逆もまたしかりであ
る。
【0046】良くないテスト結果が発生した(切換パス
40aまたは40bにおいてエラーが発生した)場合、
故障していない方の切換パス40bまたは40aを連続
的にオフ状態とする。このように電流テストサイクルの
終了時に第1のエラーが発生すると作動装置すなわち作
動機22のスイッチはオフになるので、危険な状態はそ
れ以上は継続しない。すでに生じている故障をなくすま
では作動機22はオンにはならず、危険な状態もそれ以
上発生することはない。
【0047】テスト生成器45によってテストサイクル
を予め設定することで、故障時間をテスト期間すなわち
テストポーズの間のみに限定できる。切換パス40a、
40bのチェックに鑑みた測定すなわち機械の作動サイ
クルへの依存性をなくすことができる。テスト期間を規
定することで、テストを周期的に行って任意にはなされ
なくなり、故障の防止という点に鑑みた残留リスクを最
小限に押さえることができる。
【0048】安全に影響する故障および組み立て時の配
線ミスについては本発明のテスト回路で対応することは
できない。半導体部品を使用することで機械的摩耗を回
避する。
【0049】テスト生成器45は、取り付けられたセン
サーとは無関係の時間的なベースを含み、このベースか
らテストA、テストSA、テストB、テストSBを導き
出す。テスト期間、1期間あたりのテストパルス数、期
間の長さおよびテストA/SAからB/SBまでの時間
的遅れは、現存する安全上の問題に応じて予め選択する
ことができる。
【0050】50μsのテストポーズは各切換パス40
a、40bについて16ミリ秒毎に実行される。この
時、テストポーズは互いに8ミリ秒ずつ時間的に遅れた
形で実行される。
【0051】一方の比較器24a、24bおよび他方の
比較器21a、21bは、各々対応するメインスイッチ
の切換状態に対して冗長的に動作する。冗長な情報はそ
れぞれの場合に比較器21a、21bを流れる負荷電流
とは無関係に生成されることに注意されたい。換言すれ
ば、冗長な情報は切換段24a、24b上の出力線の電
圧レベルから直接得られるのである。一方、この冗長さ
は安全性を高めるために利用される。また、断線などの
故障と異種の電圧作用とを明確に区別することができ
る。
【0052】個々の信号にレベルについて、以下のよう
な約束事を設ける。
【0053】センサー信号:Oレベル=停止/Lレベル
=出力をなくす。
【0054】制御入力19a、19bを介しての出力の
テストスイッチオフ:Oレベル=テスト非動作/Lレベ
ル=テストスイッチオフを実行。
【0055】出力電圧測定段の出力の電圧レベル:Oレ
ベル=Ua>3V/Lレベル=Ua<3V。
【0056】テストSの間の比較器34a、34bの出
力:Oレベル=故障/Lレベル=抑制用ダイオード32
a、32bは正常。
【0057】出力比較器21a、21b:Oレベル=負
荷電流は最小負荷電流よりも大きい/Lレベル=負荷電
流は最小負荷電流よりも小さい。
【0058】メインスイッチ14a、14bの制御信
号:Oレベル=スイッチ開/Lレベル=スイッチ閉。
【0059】第1の解放信号の前に、他方の切換パス4
0a、40bが安全な状態を示している(電圧と電流が
ない)かどうかのチェックを行う。同様に、過電圧保護
ネットワークもその動作をチェックする。
【0060】添付の図1から明らかなように、切換パス
40a、40bでの個々のテストの結果はそれぞれ相手
方切換パス40b、40aのメインスイッチ14a、1
4bに供給される。一方の切換パス40a、40bにつ
いてチェックする特徴が満足されていない場合には、他
方の切換パス40b、40aをラッチするかまたはラッ
チされているのであればそのまま維持する。テスト結果
が正であった場合にのみセンサー信号のLレベルによっ
て2つの出力を解放する。
【0061】低域通過フィルター17a、17bは、テ
スト電流源33a、33bによって抑制用ダイオード3
2a、32bをチェックするための第2のテストの間、
アクター12a、12bを効果的に遮断できるように構
成されている。低域通過フィルター17a、17bはア
クター12a、12bからの転送荷電電流を遮断するよ
う構成されているため、この低域通過フィルター17
a、17bを備えることで、テスト電流源33a、33
bからの転送荷電電流を抑制用ダイオード32a、32
bを介して流すことができる。
【0062】図2を参照すると、参照符号を付した各ダ
イアグラムの開始点で特徴付けられる点における様々な
ポーズ時間ダイアグラムが示されている。時間48の
間、両信号入力端子15a、15bにはO信号が存在
し、当然メインスイッチ14aの制御入力42aでも補
助スイッチ16aを介してO信号が得られる。したがっ
て、O信号は端子43aにも存在し、継電器12aは動
作状態にはない。50μsの時間t3の間、テスト生成
器45はL信号を生成する。このように規定されたテス
トポーズt3の間、テスト生成器45はさらに他のテス
トパルスをテスト電流源33aに供給する。このテスト
パルスは、時間t3に比べてかなり短い時間t4にまで
縮められる。テストSAの間、テスト抵抗器27aを介
してテスト電流ITが流れ、時間t4で比較器34aの
出力でL信号が得られる。
【0063】しかしながら、継電器12aが非動作状態
にあることで作動機22のスイッチはいずれにしても切
れるので、テストA/SAが出力には影響を及ぼすこと
はない。
【0064】例えば8ミリ秒の時間t1経過後、上述し
たものと全く同じ形でテストBが開始される。
【0065】ここで、時点49でL信号すなわち解放信
号が光遮断器からセンサー入力端子15a、15bに供
給されると仮定する。したがって、図2のダイアグラム
から明らかなように制御入力42aのL信号は切換装置
の各位置でレベルの変化が見られる。
【0066】例えば8ミリ秒の時間t2経過後、テスト
Aを実行した結果制御入力42aでO信号が得られた場
合、メインスイッチ14aは短時間すなわちt3の間だ
けオフ状態となる。時間t3でテストSAが実行されて
いる間、テスト電流ITは短時間だけ最初に存在した出
力電流Iaとは反対方向に流れる。
【0067】それぞれの場合において、故障はどこにも
存在しないためL信号は比較器34a、21a、24a
の出力側に存在する。
【0068】出力43aでもO信号は短時間だけ発生す
るが、これは極めて短時間の間だけしか発生しないため
継電器12aを非動作状態とするには不十分である。
【0069】いずれにしても、故障はないのでパス40
bの補助スイッチ16bは閉じたままの状態で維持され
る。
【0070】図3に示すダイアグラムにおいて、抑制用
ダイオード32aに故障Fがあると仮定する。この場
合、故障のない状態で流れる負のテスト電流ITはテス
トSAの間ドロップアウトする。
【0071】負のテストポーズITについての故障を補
助スイッチ16a、16bの適当な論理接続を介して使
用し、補助スイッチ16bを開状態にすることができる
ので、センサー入力端子15a、15bにL信号が見ら
れた時点で、その時に発生するメインスイッチ14aの
閉状態(制御入力42aにおける信号を参照)には関係
なくメインスイッチ14bはオフ状態のまま維持される
(51で示されるように故障のない状態(図2の52参
照、ゼロのまま維持されている)と対比して示される制
御入力42bでの0のままの信号参照)。
【0072】停止時間48の間補助スイッチ16bを開
くべきではないとしても、抵抗器27aで負のテスト電
流ITが降下するため、テストSAの間の解放時間E0
の間に故障Fが発生すると、その時点でこの補助スイッ
チも開かれる。この状態は、2か所の入力20b、25
bのみがL信号を受信し、入力35bはO信号を受信し
たため切換パス40bの入力20b、25b、35bで
はAND条件は満たされないということを示している。
【0073】このため、作動機22のスイッチは、故障
Fがなくなるまで連続的にオフ状態となる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
作動装置のスイッチの入った状態すなわち作動装置の危
険な切換状態を必要な時間だけ維持したままでも、特に
2個のメインスイッチにおいて故障を瞬時に認識できる
安全切換装置を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による安全切換装置のブロック図であ
る。
【図2】図1に示す様々な切換段の故障のない動作時の
パルス/時間図である。
【図3】抑制用ダイオードに遮断エラーが発生している
と仮定した以外は図2と同様のパルス/時間図である。
【符号の説明】
11…電源 12a、12b…アクター(継電器,アクチュエータ) 14a、14b…メインスイッチ 16a、16b…補助スイッチ 22…作動機(作動装置) 45…テスト生成器

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流のオン状態と共通の作動装置(2
    2)を動作状態にするセンサー切換信号(13a、13
    b)とに応じて例えば継電器などの2個のアクター(1
    2a、12b)の電源(11)のスイッチを開閉するた
    めの安全切換装置であって、電源(11)と好ましくは
    接地されたアクター(12a、12b)の各々との間に
    配置された2個のメインスイッチ(14a、14b)を
    備える安全切換装置において、 アクター(12a、12b)には慣性があり、メインス
    イッチ(14a、14b)に故障のない状態でメインス
    イッチ(14a、14b)が短時間だけ開状態となって
    も、この開状態だけではメインスイッチ(14a、14
    b)に接続された作動装置(22)を非動作状態にする
    には不十分であるので、センサー信号入力端子(15
    a、15b)とメインスイッチ(14a、14b)との
    間に通常は閉じている制御可能な補助スイッチ(16
    a、16b)を配置し、センサー閉信号を受信してメイ
    ンスイッチ(14a、14b)が閉じている時にはテス
    ト生成器(45)によって補助スイッチ(16a、16
    b)を短時間だけ開いて一定間隔の時間遅れで第1の制
    御入力側(19a、19b)を介して相手方の補助スイ
    ッチ(16a、16b)にテストポーズを供給し、 テストポーズの間、それぞれ補助スイッチ(16a、1
    6b)に接続されたメインスイッチ(14a、14b)
    も開いているか否かを試験するテスト回路(21a、2
    1b、24a、24b;27a、27b;36a、36
    b)を備え、 テストポーズの間、メインスイッチ(14a、14b)
    が開いていなければ、相手方に対応する補助スイッチ
    (16b、16a)を開状態に設定し、この状態を連続
    的に維持することを特徴とする安全切換装置。
  2. 【請求項2】 メインスイッチ(14a、14b)およ
    び/または補助スイッチ(16a、16b)は、制御さ
    れた半導体スイッチであり、メインスイッチ(14a、
    14b)は好ましくは一体型過負荷防止部を備えること
    を特徴とする請求項1記載の安全切換装置。
  3. 【請求項3】 テスト周波数は約10〜100Hzの範
    囲内にあることを特徴とする請求項1または2記載の安
    全切換装置。
  4. 【請求項4】 テストポーズは200μs未満であり、
    好ましくは30〜70μsで、特に約50μsであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    安全切換装置。
  5. 【請求項5】 各メインスイッチ(14a、14b)に
    出力電流測定段(18a、18b)を備え、出力電流測
    定段の出力側は相手方のメインスイッチ(14b、14
    a)の補助スイッチ(16b、16a)の第2の制御入
    力(20b、20a)に接続され、出力電流測定段は閉
    じた状態のメインスイッチ(14a、14b)の出力の
    最小予測負荷電流(Ia、Ib)を示す閾値(Uref
    n)を有する切換段(21a、21b)を備え、閾値に
    達していなければテストポーズの間は相手方スイッチ
    (16b、16a)を閉じたままにし、テストポーズの
    間に閾値を越えた場合には第2の制御入力側(20b、
    20a)を介して補助スイッチ(16b、16a)を連
    続的に開き、作動装置(22)のスイッチを切ることを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の安全
    切換装置。
  6. 【請求項6】 各メインスイッチに出力電圧測定段(2
    4a、24b)を備え、出力電圧測定段の出力側を相手
    方メインスイッチ(14b、14a)の補助スイッチ
    (16b、16a)別の制御入力(25a、25b)、
    特に第3の制御入力側に接続し、出力電圧測定段は、ア
    クター(12a、12b)が作動装置(22)のスイッ
    チを入れる動作段に入る直前またはその段にある時の最
    高出力電圧(Urefv)を示す閾値を有し、テストポ
    ーズの間に閾値に達しなければ、相手方メインスイッチ
    (14b、14a)の補助スイッチ(16b、16a)
    を閉じたままにし、テストポーズの間に閾値を越えた場
    合には、他の第3の制御入力側(25b、25a)を介
    して補助スイッチ(16b、16a)を連続的に開き、
    作動装置(22)のスイッチを切ることを特徴とする請
    求項1乃至5のいずれか1つに記載の安全切換装置。
  7. 【請求項7】 出力電圧測定段(24a、24b)は、
    出力電流測定段(18a、18b)の後ろの出力線(2
    6a、26b)に配置されていることを特徴とする請求
    項5または6記載の安全切換装置。
  8. 【請求項8】 出力電流測定段(18a、18b)は、
    出力線(26a、26b)に挿入された出力抵抗器(2
    7a、27b)に接続され、該出力抵抗器において生じ
    る電位降下に反応することを特徴とする請求項5乃至7
    のいずれか1つに記載の安全切換装置。
  9. 【請求項9】 各メインスイッチ(14a、14b)と
    アクター(12a、12b)との間に低域通過フィルタ
    ー(17a、17b)を挿入したことを特徴とする請求
    項1乃至8のいずれか1つに記載の安全切換装置。
  10. 【請求項10】 低域通過フィルター(17a、17
    b)は、切換依存性の入力および/または出力や他の高
    周波数電流を通過させないよう形成されたことを特徴と
    する請求項9記載の安全切換装置。
  11. 【請求項11】 低域通過フィルター(17a、17
    b)は、出力電流測定段(18a、18b)の後ろの出
    力線(26a、26b)上に配置されたことを特徴とす
    る請求項5、9、10のいずれか1つに記載の安全切換
    装置。
  12. 【請求項12】 低域通過フィルター(17a、17
    b)は、直列に接続された2個のインダクタ(28a、
    28b;29a、29b)と、接地されたコンダンサ
    (30a、30b)とを備えることを特徴とする請求項
    9または10に記載の安全切換装置。
  13. 【請求項13】 出力電圧測定段(24a、24b)
    は、特に好ましくは2個のインダクタ(28a、28
    b;29a、29b)の間の接続線(31a、31b)
    で低域通過フィルター(17a、17b)に接続されて
    いることを特徴とする請求項6、7、9乃至12のいず
    れか1つの記載に記載の安全切換装置。
  14. 【請求項14】 出力線(26a、26b)で生じる乱
    れたパルスを逸らすよう電源(11)と出力線(26
    a、26b)との間に抑制用ダイオード(32a、32
    b)を挿入し、メインスイッチ(14a、14b)に乱
    れたパルスの影響が及ばないようにしたことを特徴とす
    る請求項1乃至13のいずれか1つに記載の安全切換装
    置。
  15. 【請求項15】 抑制用ダイオード(32a、32b)
    は、出力抵抗器(27a、27b)の後ろおよび/また
    は低域通過フィルター(17a、17b)の前に接続さ
    れていることを特徴とする請求項14記載の安全切換装
    置。
  16. 【請求項16】 テスト発生器(34)によって制御さ
    れる他のテスト回路(33a、33b;34a、34
    b)を備え、テストポーズの間に抑制用ダイオード(3
    2a、32b)の動作をテストすることを特徴とする請
    求項14または15記載の安全切換装置。
  17. 【請求項17】 テストポーズの間、好ましくは第1の
    テスト回路(21a、21b;24a、24b;27
    a、27b;36a、36b)よりも短い時間内で他の
    テスト装置(33a、33b;34a、34b)を動作
    させ、テストポーズ内に請求項1乃至15に記載のテス
    ト(テストA;テストB)および請求項16に記載のテ
    スト(テストSA;テストSB)を実行することを特徴
    とする請求項16記載の安全切換装置。
  18. 【請求項18】 他のテスト装置は、テストポーズの間
    のみ、特に短いテストポーズ部分の間のみ出力線(26
    a、26b)に電位を印加するテスト生成器(45)に
    よってトリガーされ、抑制用ダイオード(32a、32
    b)が最初の状態のまま変化していなければ予め定めら
    れたテスト電流が発生するが、抑制用ダイオード(32
    a、32b)が多少なりとも遮断されていればテスト電
    流は流れないか、大幅に小さくなったテスト電流のみが
    流れるテスト電流源(33a、33b)を含み、遮断さ
    れていない抑制用ダイオード(32a、32b)でのみ
    許可可能なテスト電流を示す閾値(Urefp)を有す
    るテスト電流測定段(34a、34b)を備えることを
    特徴とする請求項16または17記載の安全切換装置。
  19. 【請求項19】 テスト電流は、同一の出力電流測定段
    (18a、18b)によって出力電流(Ia、Ib)と
    して測定され、出力電流測定段(18a、18b)に供
    給される最低許可テスト電流を示す閾値(Urefp)
    を有する他の切換段(34a、34b)で出力電流と反
    対方向に流れる電流であり、テストポーズの間に閾値を
    越えれば相手方補助スイッチ(16b、16a)は閉じ
    たままとなり、この閾値に達しなければ、テストポーズ
    の間、相手方の特に第4の制御入力(35b、35a)
    を介して相手方補助スイッチ(16b、16a)を連続
    的に開くことを特徴とする請求項18記載の安全切換装
    置。
  20. 【請求項20】 出力電流測定段(18a、18b)お
    よび出力電位測定段(24a、24b)と、もし備えら
    れている場合にはテスト電流切換段(34a、34b)
    に各々比較器(21a、21b、24a、24b、34
    a、34b)と作動増幅器(36a、36b)とを備え
    ることを特徴とする請求項19記載の安全切換装置。
  21. 【請求項21】 出力電流測定段(18a、18b)
    は、負荷電流およびテスト電流用に2個の切換段(21
    a、21b;34a、34b)を備えることを特徴とす
    る請求項1乃至20のいずれか1つに記載の安全切換装
    置。
  22. 【請求項22】 すべての切換段(21a、21b;2
    4a、24b;34a、34b)の出力側をそれぞれ論
    理積回路(37b、37a)によって対応する相手方補
    助スイッチ(16b、16a)と接続し、どの切換段で
    も故障信号が生成されていない時のみテストポーズ後に
    補助スイッチ(16b、16a)を閉じたままにしてお
    くことを特徴とする請求項1乃至21のいずれか1つに
    記載の安全切換装置。
  23. 【請求項23】 テスト電流源(33a、33b)は、
    チャージングポンプ(38a、38b)および可逆コン
    デンサを含むことを特徴とする請求項17乃至22のい
    ずれか1つに記載の安全切換装置。
JP31722893A 1992-12-17 1993-12-17 安全切換装置 Pending JPH06223663A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4242792A DE4242792C2 (de) 1992-12-17 1992-12-17 Sicherheitsschalteranordnung
DE4242792.4 1992-12-17

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06223663A true JPH06223663A (ja) 1994-08-12

Family

ID=6475655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31722893A Pending JPH06223663A (ja) 1992-12-17 1993-12-17 安全切換装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5543997A (ja)
JP (1) JPH06223663A (ja)
DE (1) DE4242792C2 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4441070C2 (de) * 1994-11-18 1997-12-11 Leuze Electronic Gmbh & Co Sicherheitsschalteranordnung
DE19508841C2 (de) * 1994-11-18 2002-03-28 Leuze Electronic Gmbh & Co Sicherheitsschalteranordnung
ATE192859T1 (de) * 1995-03-11 2000-05-15 Leuze Electronic Gmbh & Co Sicherheitsschalteranordnung
DE19510332A1 (de) * 1995-03-22 1996-10-02 Pilz Gmbh & Co Schaltungsanordnung und Verfahren zum Testen von nicht intermittierenden Gebern
DE19601660C2 (de) * 1996-01-18 2003-03-06 Leuze Electronic Gmbh & Co Sicherheitsschaltungsanordnung
DE19714198A1 (de) * 1997-04-07 1998-10-08 Euchner Gmbh & Co Sicherheitsschalter
DE19715098B4 (de) * 1997-04-11 2004-12-23 Schneider Electric Gmbh Überwachungsschaltung
DE10011211B4 (de) 2000-03-08 2004-08-05 Pilz Gmbh & Co. Sicherheitsschaltgerät und Sicherheitsschaltgeräte-System
DE10031956B4 (de) * 2000-06-30 2007-10-11 Igema Gmbh Schaltung
EP1363306B1 (de) 2002-05-18 2015-04-15 K.A. SCHMERSAL GmbH & Co. Sicherheitsschalter, Sicherheitskreis mit Sicherheitsschaltern und Verfahren zum Betrieb eines Sicherheitsschalters
DE102005030276A1 (de) 2005-06-21 2006-12-28 Pilz Gmbh & Co. Kg Sicherheitsschaltvorrichtung und Verfahren zum sicheren Abschalten eines Verbrauchers in einer automatisiert arbeitenden Anlage
ATE400795T1 (de) * 2006-04-20 2008-07-15 Festo Ag & Co Kg Sensoranordnung mit sensor und signalverarbeitungseinrichtung
ATE416403T1 (de) * 2006-08-10 2008-12-15 Sick Ag Prozesssteuerung
DE502008002379D1 (de) * 2008-03-03 2011-03-03 Sick Ag Sicherheitsvorrichtung zur sicheren Ansteuerung angeschlossener Aktoren
WO2010087745A1 (en) * 2009-01-28 2010-08-05 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) An electronic circuit breaker and a method of providing protection switching
DE102009017275B4 (de) * 2009-04-11 2014-01-09 Festo Ag & Co. Kg Vorrichtung zur Überwachung der Schaltfähigkeit wenigstens eines zur Schaltung eines elektrischen Verbrauchers dienenden Halbleiterschalters
DE202010016148U1 (de) * 2010-12-02 2012-03-05 Sick Ag Sicherheitssteuerungselement mit sicheren Schaltausgängen
DE102011015221A1 (de) * 2011-03-25 2012-09-27 Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg Kommunikationssystem mit überwachtem Abschaltverhalten und Abschalt-Beschleunigungseinrichtung
EP2782112B1 (en) * 2013-03-22 2018-05-30 ALSTOM Transport Technologies Monitoring and control system comprising a safety switch and method for operating a safety switch
US10090672B2 (en) * 2015-12-02 2018-10-02 Hamilton Sundstrand Corporation Shared transient voltage suppressor having built-in-test capability for solid state power controllers

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2447123A1 (de) * 1974-10-02 1976-04-08 Herion Werke Kg Schaltungsanordnung
DE2831089C2 (de) * 1978-07-14 1984-02-16 Erwin Sick Gmbh Optik-Elektronik, 7808 Waldkirch Schaltungsanordnung zur Überwachung der Relaiskontakte im Überwachungskreis einer Arbeitsmaschine
DE3135888A1 (de) * 1981-09-10 1983-03-24 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Sicherheitseinrichtung fuer eine elektrische stellvorrichtung
DE3732718A1 (de) * 1987-09-29 1989-04-06 Vdo Schindling Verfahren zur ueberwachung von abschalteinrichtungen
DE3734431C2 (de) * 1987-10-12 1999-03-25 Mannesmann Vdo Ag Verfahren und Vorrichtung zur Überwachung des funktionsfähigen Zustands von Endstufenschaltungen für elektromotorische bzw. elektromagnetische Stellglieder
US5243336A (en) * 1988-04-29 1993-09-07 Baker Industries, Inc. Relay supervision system
DE3921329A1 (de) * 1989-06-29 1991-01-03 Vdo Schindling Verfahren und vorrichtung zur feststellung einer fehlfunktion einer einen stromregelkreis aufweisenden endstufe in einer leerlaufdrehzahlregelungsanordnung einer brennkraftmaschine
DE4034569A1 (de) * 1990-10-31 1992-05-07 Vdo Schindling Als baustein ausgebildete schaltungsanordnung mit mindestens einem halbleiterschalter zum schalten einer last
DE4112626A1 (de) * 1991-04-18 1992-10-22 Fraunhofer Ges Forschung Ueberwachungseinrichtung fuer eine steuervorrichtung

Also Published As

Publication number Publication date
DE4242792A1 (de) 1994-06-23
US5543997A (en) 1996-08-06
DE4242792C2 (de) 1997-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06223663A (ja) 安全切換装置
US7619866B2 (en) Electric trip device provided with monitoring means, circuit breaker comprising one such trip device and method of monitoring
US7933104B2 (en) Safety switching apparatus for a failsafe disconnection of an electrical load
US7536914B2 (en) Sensor for detecting arcing faults
US7973533B2 (en) In-circuit testing for integrity of solid-state switches
US9543088B2 (en) Circuit arrangement for suppressing an arc occurring over a contact gap of a switching member
US10475612B2 (en) Electrical relay system with failure detection
JP2015513885A (ja) 電源装置付き安全開閉装置
CN107315151B (zh) 用于测试绝缘监控设备的功能的方法和设备
RU2572619C2 (ru) Устройство защитного отключения
US20070030608A1 (en) Self testing digital fault interrupter
JP2007500427A (ja) 電気負荷のフェールセーフ停止用の安全切換装置およびその方法
JP4067492B2 (ja) 電気負荷を安全に接続解除するための安全スイッチング装置
JP2016511469A (ja) 技術的設備の電源をオンにしフェイルセーフにオフにする安全開閉装置
RU2472266C2 (ru) Предохранительное устройство
EP3358592B1 (en) Output signal switching device (ossd)
KR100497116B1 (ko) 중요 장치용 내고장성 고장-안전 스위칭 시스템
JP6876034B2 (ja) クリティカル動作状態時に、スイッチギアまたはバックアップヒューズから独立して、電源から過電圧保護デバイスを安全に取り外すための構成
JP3633416B2 (ja) スイッチング装置
US5023471A (en) Testable input/output circuit for a load decoupled by a transformer
JP2009219347A (ja) パワー半導体のための絶縁デバイスとその動作方法、パワーモジュール、システム装置
GB2381393A (en) High voltage network having a monitoring system
CA2015875A1 (en) Procedure and apparatus for the protection of a data transmission network
US20230358807A1 (en) Safety switching apparatus, in particular for the monitored switching on of an electrical and/or electronic load
JP2019514337A (ja) リレー保護システム