JPH06222860A - 電子回路部品の活線脱着方法 - Google Patents
電子回路部品の活線脱着方法Info
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- JPH06222860A JPH06222860A JP5028478A JP2847893A JPH06222860A JP H06222860 A JPH06222860 A JP H06222860A JP 5028478 A JP5028478 A JP 5028478A JP 2847893 A JP2847893 A JP 2847893A JP H06222860 A JPH06222860 A JP H06222860A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 活線中に電子回路部品を装着しても絶対にデ
−タを破壊する恐れのない電子回路部品の活線脱着方法
を提供すること。 【構成】 デ−タ処理装置から信号線SBを経て入力さ
れるパワオンリセット信号が入力されず,電子回路部品
1から信号線SCを経て入力されるパワオンリセット信
号が入力すると,スイッチ手段2をデ−タの授受禁止状
態にし,また,信号線SBからのパワオンリセット信号
と信号線SCからのパワオンリセット信号SCとが入力
するとスイッチ手段2をデ−タの授受許可状態にし,ス
イッチ手段2がデ−タの授受許可状態で信号線SBから
のパワオンリセット信号と信号線SCからのパワオンリ
セット信号のいずれもが入力されていない場合には電子
回路部品1のデ−タの授受許可表示をしてデ−タの授受
を許可するようにした。
−タを破壊する恐れのない電子回路部品の活線脱着方法
を提供すること。 【構成】 デ−タ処理装置から信号線SBを経て入力さ
れるパワオンリセット信号が入力されず,電子回路部品
1から信号線SCを経て入力されるパワオンリセット信
号が入力すると,スイッチ手段2をデ−タの授受禁止状
態にし,また,信号線SBからのパワオンリセット信号
と信号線SCからのパワオンリセット信号SCとが入力
するとスイッチ手段2をデ−タの授受許可状態にし,ス
イッチ手段2がデ−タの授受許可状態で信号線SBから
のパワオンリセット信号と信号線SCからのパワオンリ
セット信号のいずれもが入力されていない場合には電子
回路部品1のデ−タの授受許可表示をしてデ−タの授受
を許可するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプログラムコントロ−
ラ等,複数のそれぞれが電子回路等を形成させたプリン
ト板等の電子回路部品を備えたデ−タ処理装置における
電子回路部品の脱着方法に係り,特に,これら複数の電
子回路部品の内の任意の電子回路部品を,そのデ−タ処
理装置の内部回路において処理中の処理デ−タを破壊す
ることなくそのコネクタに対して活線脱着することがで
きる電子回路部品の活線脱着方法に関する。
ラ等,複数のそれぞれが電子回路等を形成させたプリン
ト板等の電子回路部品を備えたデ−タ処理装置における
電子回路部品の脱着方法に係り,特に,これら複数の電
子回路部品の内の任意の電子回路部品を,そのデ−タ処
理装置の内部回路において処理中の処理デ−タを破壊す
ることなくそのコネクタに対して活線脱着することがで
きる電子回路部品の活線脱着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時,多くの産業機械の制御や計測処理
には,例えば,プログラムコントロ−ラ等の複合した電
子回路を備えたデ−タ処理装置が使用されている。これ
らの複合した電子回路を備えた各種用途のデ−タ処理装
置において,その装置の機能を構成する回路は複数のプ
リント板等の電子回路部品を脱着可能に構成した単位装
置(以下カ−ドと略称する)に適切に分割し,各カ−ド
に設けたコネクタを,これら各カ−ドに分割した回路を
相互に接続するマザ−ボ−ド等に設けたコネクタ回路に
挿入し,結合するようにしている。上述のように複数の
カ−ドを備え,本発明を適用するデ−タ処理装置は一般
に図2に示すように構成されている。図2において,2
0は複数のカ−ドを収める外箱であって,外箱20には
複数のカ−ドを収めるために,各カ−ドに対応するガイ
ド21とコネクタ25が設けられ,コネクタ25の背部
にはマザ−ボ−ド等のコネクタ回路26が設けられてい
る。また,外箱20にはこの外箱を所定のラック等に装
着するためのつば27にねじ孔28が所定数設けられて
いる。上述したカ−ドの中には,調整や点検等のために
全体装置を作動させながら,即ち,活線のままで脱着す
る必要性のあるカ−ドがある。なお,図2には本発明に
基づく活線脱着方法を適用したカ−ドの符号を括弧を外
してして示す,従来のカ−ドの符号は括弧を付して示し
ている。即ち,1AOは複数のカ−ドの内の活線で脱着
する可能性のある従来のカ−ドの内の任意の1枚を示し
ている。1AKはその他のカ−ドの1枚を示している。
には,例えば,プログラムコントロ−ラ等の複合した電
子回路を備えたデ−タ処理装置が使用されている。これ
らの複合した電子回路を備えた各種用途のデ−タ処理装
置において,その装置の機能を構成する回路は複数のプ
リント板等の電子回路部品を脱着可能に構成した単位装
置(以下カ−ドと略称する)に適切に分割し,各カ−ド
に設けたコネクタを,これら各カ−ドに分割した回路を
相互に接続するマザ−ボ−ド等に設けたコネクタ回路に
挿入し,結合するようにしている。上述のように複数の
カ−ドを備え,本発明を適用するデ−タ処理装置は一般
に図2に示すように構成されている。図2において,2
0は複数のカ−ドを収める外箱であって,外箱20には
複数のカ−ドを収めるために,各カ−ドに対応するガイ
ド21とコネクタ25が設けられ,コネクタ25の背部
にはマザ−ボ−ド等のコネクタ回路26が設けられてい
る。また,外箱20にはこの外箱を所定のラック等に装
着するためのつば27にねじ孔28が所定数設けられて
いる。上述したカ−ドの中には,調整や点検等のために
全体装置を作動させながら,即ち,活線のままで脱着す
る必要性のあるカ−ドがある。なお,図2には本発明に
基づく活線脱着方法を適用したカ−ドの符号を括弧を外
してして示す,従来のカ−ドの符号は括弧を付して示し
ている。即ち,1AOは複数のカ−ドの内の活線で脱着
する可能性のある従来のカ−ドの内の任意の1枚を示し
ている。1AKはその他のカ−ドの1枚を示している。
【0003】図2において,1AOは外箱20から外し
た状態を示していて,上記活線で脱着する可能性のある
カ−ド1AOには,各種電子回路を形成させた電子回路
部品の一種であるプリント板(以下プリント板と称す)
1A1と,外箱20からこのカ−ド1AOを活線で抜き
取りたい時に操作するスイッチ1A3とデ−タ授受(以
下アクセスと称す)中またはカ−ド抜き取り禁止を示す
ランプ1A4がパネル1A2に設けられている。また,カ
−ド1AOにおいて,1A5は上記外箱20に装着した
コネクタ25に対応するカ−ドのコネクタ部である。上
記の構造において,カ−ド1AOに備えた電子回路とそ
の他の電子回路との間がアクセス中,または,その他の
カ−ド抜き取りを禁止する状態の場合には,このカ−ド
内部に構成した電子回路の働きによって上記ランプ1A
4が点灯するようにしている。ランプ1A4が点灯してい
てこのカ−ド1AOを活線で抜き取りたい時にはスイッ
チ1A3を操作し,ランプ1A4が消灯しているのを確認
してカ−ド1AOを抜き取る。即ち,このデ−タ処理装
置が作動中,即ち,活線でカ−ド1AOを外箱のコネク
タ25から抜き取る場合はランプ1A4が消灯している
のを確認しておこなっている。
た状態を示していて,上記活線で脱着する可能性のある
カ−ド1AOには,各種電子回路を形成させた電子回路
部品の一種であるプリント板(以下プリント板と称す)
1A1と,外箱20からこのカ−ド1AOを活線で抜き
取りたい時に操作するスイッチ1A3とデ−タ授受(以
下アクセスと称す)中またはカ−ド抜き取り禁止を示す
ランプ1A4がパネル1A2に設けられている。また,カ
−ド1AOにおいて,1A5は上記外箱20に装着した
コネクタ25に対応するカ−ドのコネクタ部である。上
記の構造において,カ−ド1AOに備えた電子回路とそ
の他の電子回路との間がアクセス中,または,その他の
カ−ド抜き取りを禁止する状態の場合には,このカ−ド
内部に構成した電子回路の働きによって上記ランプ1A
4が点灯するようにしている。ランプ1A4が点灯してい
てこのカ−ド1AOを活線で抜き取りたい時にはスイッ
チ1A3を操作し,ランプ1A4が消灯しているのを確認
してカ−ド1AOを抜き取る。即ち,このデ−タ処理装
置が作動中,即ち,活線でカ−ド1AOを外箱のコネク
タ25から抜き取る場合はランプ1A4が消灯している
のを確認しておこなっている。
【0004】上述の機能を構成する従来のカ−ド1AO
に設けた回路例を図3によって説明する。図3はハイロ
ジックのディジタル回路で構成されている。図3におい
て,2はクリア入力端子及びプリセット入力端子を備え
たスイッチ手段の主体回路であるDフリップフロップ回
路である。このDフリップフロップ回路2がセットされ
ると,このカ−ドはアクセス許可状態になる。即ち,こ
のDフリップフロップ回路2がリセットされると,この
カ−ドの抜き取りが許可される。前述したスイッチ1A
3の接点信号は,図に示さないチャタリング防止等の作
用をする処理回路を経て信号線SAによってこのDフリ
ップフロップ回路2のクロック入力端子CLKに入力す
るように接続されている。また,Dフリップフロップ回
路2のリセット端子Rには所定のリセット入力信号線S
Rが接続し,プリセット端子Pにはこのカ−ド1AOに
設けられたパワオンリセット機能から出力される信号伝
送線SCが接続している。従って,このカ−ド1AO自
体の内部回路がパワオンリセット信号を出力している場
合には,このパワオンリセット信号が,このDフリップ
フロップ回路2のプリセット入力端子Pに信号線SCか
ら入力し,Dフリップフロップ回路2はセットされる。
Dフリップフロップ回路2の出力端子Qの逆出力を出す
逆出力端子UQは自分自身の入力端子Dに接続されてい
る。
に設けた回路例を図3によって説明する。図3はハイロ
ジックのディジタル回路で構成されている。図3におい
て,2はクリア入力端子及びプリセット入力端子を備え
たスイッチ手段の主体回路であるDフリップフロップ回
路である。このDフリップフロップ回路2がセットされ
ると,このカ−ドはアクセス許可状態になる。即ち,こ
のDフリップフロップ回路2がリセットされると,この
カ−ドの抜き取りが許可される。前述したスイッチ1A
3の接点信号は,図に示さないチャタリング防止等の作
用をする処理回路を経て信号線SAによってこのDフリ
ップフロップ回路2のクロック入力端子CLKに入力す
るように接続されている。また,Dフリップフロップ回
路2のリセット端子Rには所定のリセット入力信号線S
Rが接続し,プリセット端子Pにはこのカ−ド1AOに
設けられたパワオンリセット機能から出力される信号伝
送線SCが接続している。従って,このカ−ド1AO自
体の内部回路がパワオンリセット信号を出力している場
合には,このパワオンリセット信号が,このDフリップ
フロップ回路2のプリセット入力端子Pに信号線SCか
ら入力し,Dフリップフロップ回路2はセットされる。
Dフリップフロップ回路2の出力端子Qの逆出力を出す
逆出力端子UQは自分自身の入力端子Dに接続されてい
る。
【0005】Dフリップフロップ回路2のQ端子はトラ
ンスペアレント機能を備えたラッチ回路3の入力端子D
に接続されている。このラッチ回路3のラッチエネ−ブ
ル入力端子Gには,このカ−ド1AOがアクセス中であ
ることを示す信号,例えば,このカ−ド1AOを備えた
デ−タ処理装置の主回路である中央デ−タ処理回路等か
らのリ−ド信号またはライト信号が存在するときにハイ
にセットされる信号線SDから,インバ−タ回路4を経
由して入力している。即ち,アクセス中には,このラッ
チエネ−ブル入力端子Gにはロウ信号が入力し,アクセ
ス中でないときには,この入力端子Gにはハイ信号が入
力する。このラッチ回路3の出力端子Qは分岐して,ひ
とつの出力信号線OAはパネル1A2に設けらたランプ
1A4を点灯させる図示しない点灯回路に接続されてい
る。また,分岐した他の出力は2入力アンド回路5のひ
とつの入力端子に接続されている。この2入力アンド回
路5の他の入力端子には,このカ−ド1AOに備えられ
た回路にアクセスされるとハイになる前述した信号線S
Dを接続している。この2入力アンド回路5の出力回路
は信号線OBとして,このカ−ド1AOの内部回路に接
続するバスインタフェ−ス回路(図示せず)とバスライ
ンとの接続を入り切りするゲ−ト機能を備えた図示しな
いバッファ回路に接続されている。
ンスペアレント機能を備えたラッチ回路3の入力端子D
に接続されている。このラッチ回路3のラッチエネ−ブ
ル入力端子Gには,このカ−ド1AOがアクセス中であ
ることを示す信号,例えば,このカ−ド1AOを備えた
デ−タ処理装置の主回路である中央デ−タ処理回路等か
らのリ−ド信号またはライト信号が存在するときにハイ
にセットされる信号線SDから,インバ−タ回路4を経
由して入力している。即ち,アクセス中には,このラッ
チエネ−ブル入力端子Gにはロウ信号が入力し,アクセ
ス中でないときには,この入力端子Gにはハイ信号が入
力する。このラッチ回路3の出力端子Qは分岐して,ひ
とつの出力信号線OAはパネル1A2に設けらたランプ
1A4を点灯させる図示しない点灯回路に接続されてい
る。また,分岐した他の出力は2入力アンド回路5のひ
とつの入力端子に接続されている。この2入力アンド回
路5の他の入力端子には,このカ−ド1AOに備えられ
た回路にアクセスされるとハイになる前述した信号線S
Dを接続している。この2入力アンド回路5の出力回路
は信号線OBとして,このカ−ド1AOの内部回路に接
続するバスインタフェ−ス回路(図示せず)とバスライ
ンとの接続を入り切りするゲ−ト機能を備えた図示しな
いバッファ回路に接続されている。
【0006】上述した電子回路は次のような動作を実行
する。デ−タ処理装置の中央デ−タ処理回路(図示せ
ず)から所定条件で出力されるリセット信号が信号線S
RからこのDフリップフロップ回路2のR端子に入力す
ると,Dフリップフロップ回路2はリセットされて出力
Q端子がロウの状態になる。R端子に接続する信号線S
Rを欠いたデ−タ処理装置もある。上述した信号線SR
からのリセット信号がなく,このカ−ド1AO自体の内
部回路からのパワオンリセット信号がハイになると,こ
のDフリップフロップ回路2のプリセット端子Pがハイ
になってDフリップフロップ回路2はセットされ出力端
子Qがハイになる。通常はデ−タ処理装置の作動開始時
においてはアクセスされていないので信号線SDがロウ
である。従って,トランスペアレント機能を備えたラッ
チ回路3のラッチエネ−ブル入力端子Gはハイに維持さ
れている。従って,Dフリップフロップ回路2がセット
されて出力端子Qがハイになるとこのラッチ回路3の入
力端子Dはハイになるので,その出力端子Qはハイにな
る。従って,ランプ1A4が点灯してこのカ−ド1AO
を活線のまま抜き取ることを禁止表示する。しかし,信
号線SDがロウなので信号線OBはロウに維持され,図
示しないバスインタフェ−ス回路とバスラインとの接続
は切られている。いま,前述した図示しない中央デ−タ
処理装置が例えば,ライト信号を出すと信号線SDがハ
イになる。インバ−タ回路4によってラッチ回路3のラ
ッチエネ−ブル入力端子Gがロウになるが,それまでの
入力端子Dがハイであったので,その出力端子Qはハイ
を維持する。従って,ランプ1A4は点灯したままであ
る。また,2入力アンド回路5の入力はラッチ回路3の
出力端子Qがハイであり,信号線SDがハイになるの
で,この2入力アンド回路5の出力はハイになる。即
ち,信号線OBがハイになるので図示しないバスインタ
フェ−ス回路が作動され,上記中央デ−タ処理装置から
のライト信号が実行される。
する。デ−タ処理装置の中央デ−タ処理回路(図示せ
ず)から所定条件で出力されるリセット信号が信号線S
RからこのDフリップフロップ回路2のR端子に入力す
ると,Dフリップフロップ回路2はリセットされて出力
Q端子がロウの状態になる。R端子に接続する信号線S
Rを欠いたデ−タ処理装置もある。上述した信号線SR
からのリセット信号がなく,このカ−ド1AO自体の内
部回路からのパワオンリセット信号がハイになると,こ
のDフリップフロップ回路2のプリセット端子Pがハイ
になってDフリップフロップ回路2はセットされ出力端
子Qがハイになる。通常はデ−タ処理装置の作動開始時
においてはアクセスされていないので信号線SDがロウ
である。従って,トランスペアレント機能を備えたラッ
チ回路3のラッチエネ−ブル入力端子Gはハイに維持さ
れている。従って,Dフリップフロップ回路2がセット
されて出力端子Qがハイになるとこのラッチ回路3の入
力端子Dはハイになるので,その出力端子Qはハイにな
る。従って,ランプ1A4が点灯してこのカ−ド1AO
を活線のまま抜き取ることを禁止表示する。しかし,信
号線SDがロウなので信号線OBはロウに維持され,図
示しないバスインタフェ−ス回路とバスラインとの接続
は切られている。いま,前述した図示しない中央デ−タ
処理装置が例えば,ライト信号を出すと信号線SDがハ
イになる。インバ−タ回路4によってラッチ回路3のラ
ッチエネ−ブル入力端子Gがロウになるが,それまでの
入力端子Dがハイであったので,その出力端子Qはハイ
を維持する。従って,ランプ1A4は点灯したままであ
る。また,2入力アンド回路5の入力はラッチ回路3の
出力端子Qがハイであり,信号線SDがハイになるの
で,この2入力アンド回路5の出力はハイになる。即
ち,信号線OBがハイになるので図示しないバスインタ
フェ−ス回路が作動され,上記中央デ−タ処理装置から
のライト信号が実行される。
【0007】このようなアクセス中に作業者が所定のカ
−ドを抜き取るためにそのカ−ド1AOのスイッチ1A
3を操作すると信号線SAがハイになる。Dフリップフ
ロップ回路2の入力端子Dにはその逆出力端子UQが接
続されているのでロウが入力している。従って,このD
フリップフロップ回路2のクロック入力端子CLKがハ
イになると,反転して出力端子Qはロウになる。しかし
ながら,アクセス中で信号線SDがハイなのでラッチ回
路3はそのラッチエネ−ブル入力端子Gがロウに維持さ
れていて反転しない。従って,このラッチ回路3の出力
端子Qはハイのままである。従って,ランプ1A4の点
灯が維持され,信号線OBがハイに維持されるので,図
示しないバスインタフェ−ス回路の作動が継続される。
このカ−ド1AOへのアクセスが完了すると信号線SD
がロウになるので,ラッチ回路3のラッチエネ−ブル入
力端子Gがハイになる。このラッチ回路3の入力端子D
は前述したようにロウになっている。従って,ラッチエ
ネ−ブル入力端子Gがハイになるとこのラッチ回路3の
出力端子Qはロウに変換される。従って,信号線OAが
ロウになってランプ1A4は消灯する。また,2入力ア
ンド回路5の一つの入力回路がロウになるので,再びア
クセス信号が入って信号線SDがハイになっても信号線
OBはハイにならない。従って,図示しないバスインタ
フェ−ス回路の作動が実行されないので,作業者がラン
プ1A4の消灯を見てこのカ−ド1AOを抜き取っても
デ−タは伝送されず,デ−タが破損することはない。
−ドを抜き取るためにそのカ−ド1AOのスイッチ1A
3を操作すると信号線SAがハイになる。Dフリップフ
ロップ回路2の入力端子Dにはその逆出力端子UQが接
続されているのでロウが入力している。従って,このD
フリップフロップ回路2のクロック入力端子CLKがハ
イになると,反転して出力端子Qはロウになる。しかし
ながら,アクセス中で信号線SDがハイなのでラッチ回
路3はそのラッチエネ−ブル入力端子Gがロウに維持さ
れていて反転しない。従って,このラッチ回路3の出力
端子Qはハイのままである。従って,ランプ1A4の点
灯が維持され,信号線OBがハイに維持されるので,図
示しないバスインタフェ−ス回路の作動が継続される。
このカ−ド1AOへのアクセスが完了すると信号線SD
がロウになるので,ラッチ回路3のラッチエネ−ブル入
力端子Gがハイになる。このラッチ回路3の入力端子D
は前述したようにロウになっている。従って,ラッチエ
ネ−ブル入力端子Gがハイになるとこのラッチ回路3の
出力端子Qはロウに変換される。従って,信号線OAが
ロウになってランプ1A4は消灯する。また,2入力ア
ンド回路5の一つの入力回路がロウになるので,再びア
クセス信号が入って信号線SDがハイになっても信号線
OBはハイにならない。従って,図示しないバスインタ
フェ−ス回路の作動が実行されないので,作業者がラン
プ1A4の消灯を見てこのカ−ド1AOを抜き取っても
デ−タは伝送されず,デ−タが破損することはない。
【0008】作業者が抜き取ったカ−ド1AOを再び所
定のコネクタ25に装着してこのカ−ド1AO自体の内
部回路が作動可能になり,パワオンリセット信号が出力
されてハイになると,図示しない中央デ−タ処理装置か
らのリセット信号線SRはロウのままで信号線SCがハ
イになる。従ってDフリップフロップ回路2のプリセッ
ト入力端子Pがハイになるので,このDフリップフロッ
プ回路2はセットされて出力端子Qがハイになる。アク
セス信号がなく信号線SDがロウであると,ラッチ回路
3のラッチエネ−ブル入力端子Gはハイである。従っ
て,このラッチ回路3の出力端子Qはハイになる。従っ
て,信号線OAがハイになってランプ1A4は点灯し,
作業者の抜き取り作業を禁止する。また,2入力アンド
回路5への入力信号がハイになるので,このカ−ド1A
Oがアクセスされて信号線SDがハイになると,信号線
OBがハイになってアクセスが実行される。
定のコネクタ25に装着してこのカ−ド1AO自体の内
部回路が作動可能になり,パワオンリセット信号が出力
されてハイになると,図示しない中央デ−タ処理装置か
らのリセット信号線SRはロウのままで信号線SCがハ
イになる。従ってDフリップフロップ回路2のプリセッ
ト入力端子Pがハイになるので,このDフリップフロッ
プ回路2はセットされて出力端子Qがハイになる。アク
セス信号がなく信号線SDがロウであると,ラッチ回路
3のラッチエネ−ブル入力端子Gはハイである。従っ
て,このラッチ回路3の出力端子Qはハイになる。従っ
て,信号線OAがハイになってランプ1A4は点灯し,
作業者の抜き取り作業を禁止する。また,2入力アンド
回路5への入力信号がハイになるので,このカ−ド1A
Oがアクセスされて信号線SDがハイになると,信号線
OBがハイになってアクセスが実行される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで,上述の回路
で活線中にカ−ドを抜き取る場合,ランプ1A4が消灯
していれば,これらの電子回路中のデ−タを破壊する恐
れはない。しかしながら,抜いていたカ−ド1AOを外
箱20に収めようとして,カ−ド1AOのコネクタ1A
5が外箱20のコネクタ25と接触するタイミングに中
央デ−タ処理装置(図示せず)から何らかの動作信号が
入力してアクセス信号線SDから入力があると,カ−ド
1AOのコネクタ1A5がコネクタ25と接触するとこ
のカ−ド1AOのパワオンリセット信号線SCによって
Dフリップフロップ回路2がプリセットされて出力端子
Qがハイになる。この場合,Dフリップフロップ回路2
の動作時間,ラッチ回路3の動作時間等の関係で,ラッ
チ回路3の出力端子Qの出力状態が特定されず,従って
信号線OBの出力信号が変動して中央デ−タ処理回路
(図示せず)から出力されたアクセス動作を中断し,時
には伝送中のデ−タを破壊する恐れがあった。本発明
は,上記従来の課題(問題点)を解決するようにした電
子回路部品の活線脱着方法を提供することを目的として
いる。
で活線中にカ−ドを抜き取る場合,ランプ1A4が消灯
していれば,これらの電子回路中のデ−タを破壊する恐
れはない。しかしながら,抜いていたカ−ド1AOを外
箱20に収めようとして,カ−ド1AOのコネクタ1A
5が外箱20のコネクタ25と接触するタイミングに中
央デ−タ処理装置(図示せず)から何らかの動作信号が
入力してアクセス信号線SDから入力があると,カ−ド
1AOのコネクタ1A5がコネクタ25と接触するとこ
のカ−ド1AOのパワオンリセット信号線SCによって
Dフリップフロップ回路2がプリセットされて出力端子
Qがハイになる。この場合,Dフリップフロップ回路2
の動作時間,ラッチ回路3の動作時間等の関係で,ラッ
チ回路3の出力端子Qの出力状態が特定されず,従って
信号線OBの出力信号が変動して中央デ−タ処理回路
(図示せず)から出力されたアクセス動作を中断し,時
には伝送中のデ−タを破壊する恐れがあった。本発明
は,上記従来の課題(問題点)を解決するようにした電
子回路部品の活線脱着方法を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明における電子回路部品(カ−ド)の活線脱着
方法においては,デ−タ授受(アクセス)の許可状態,
禁止状態を切り換えるスイッチ手段と,このスイッチ手
段が禁止状態であり,デ−タ授受(アクセス)でない場
合には脱着可能であることを表示する電子回路部品の活
線脱着方法において,デ−タ処理装置に設けたパワオン
リセット信号が入力されず,この電子回路部品(カ−
ド)に設けたパワオンリセット信号が入力するとスイッ
チ手段を禁止状態にし,デ−タ処理装置に設けたパワオ
ンリセット信号とこの電子回路部品(カ−ド)に設けた
パワオンリセット信号とが入力するとスイッチ手段を許
可状態にし,スイッチ手段が許可状態でデ−タ処理装置
に設けたパワオンリセット信号とこの電子回路部品に設
けたパワオンリセット信号のいずれもが入力されていな
い場合には電子回路部品の脱着禁止表示をしてデ−タ授
受(アクセス)を許可するようにした。
に,本発明における電子回路部品(カ−ド)の活線脱着
方法においては,デ−タ授受(アクセス)の許可状態,
禁止状態を切り換えるスイッチ手段と,このスイッチ手
段が禁止状態であり,デ−タ授受(アクセス)でない場
合には脱着可能であることを表示する電子回路部品の活
線脱着方法において,デ−タ処理装置に設けたパワオン
リセット信号が入力されず,この電子回路部品(カ−
ド)に設けたパワオンリセット信号が入力するとスイッ
チ手段を禁止状態にし,デ−タ処理装置に設けたパワオ
ンリセット信号とこの電子回路部品(カ−ド)に設けた
パワオンリセット信号とが入力するとスイッチ手段を許
可状態にし,スイッチ手段が許可状態でデ−タ処理装置
に設けたパワオンリセット信号とこの電子回路部品に設
けたパワオンリセット信号のいずれもが入力されていな
い場合には電子回路部品の脱着禁止表示をしてデ−タ授
受(アクセス)を許可するようにした。
【0011】
【作用】上述のように構成したので,本発明における電
子回路部品(カ−ド)の活線脱着方法によると所望の電
子回路部品(カ−ド)を抜き取る前にその電子回路部品
(カ−ド)をデ−タ授受(アクセス)不能状態に維持で
きる。また,電子回路部品(カ−ド)装着時にその電子
回路部品(カ−ド)をデ−タ授受(アクセス)不能状態
に維持できる。従って,その電子回路部品(カ−ド)の
脱着作業中に外部回路からデ−タ授受要求(アクセス)
されても,この電子回路部品(カ−ド)へのデ−タ授受
(アクセス)信号が遮断されるので,デ−タが破壊され
ることはない。また,表示を見て抜き取り作業を行なう
のでデ−タが破壊することはない。
子回路部品(カ−ド)の活線脱着方法によると所望の電
子回路部品(カ−ド)を抜き取る前にその電子回路部品
(カ−ド)をデ−タ授受(アクセス)不能状態に維持で
きる。また,電子回路部品(カ−ド)装着時にその電子
回路部品(カ−ド)をデ−タ授受(アクセス)不能状態
に維持できる。従って,その電子回路部品(カ−ド)の
脱着作業中に外部回路からデ−タ授受要求(アクセス)
されても,この電子回路部品(カ−ド)へのデ−タ授受
(アクセス)信号が遮断されるので,デ−タが破壊され
ることはない。また,表示を見て抜き取り作業を行なう
のでデ−タが破壊することはない。
【0012】
【実施例】次に,この発明に基づく実施例の詳細を図
1,図2を参照し詳細に説明する。図1は本発明に基づ
く,プリント板等の電子回路部品を脱着可能に構成した
単位装置(以下カ−ドと略称する)の活線脱着方法を説
明するブロック回路図であって,従来の技術で示した図
3と同等の要素,装置は同一の符号を使用しており,そ
の説明は省略する。図2は,従来の技術で示したよう
に,本発明に基づくカ−ドの脱着方法を適用したカ−ド
の1例と,この回路を収める外箱の1例の斜視図を示し
ている。図2においては,従来の説明において括弧内の
符号で示したカ−ドを本発明を適用したカ−ドを括弧外
の符号で示した以外全体構成は従来の技術と同一に説明
できるので,その説明は省略する。
1,図2を参照し詳細に説明する。図1は本発明に基づ
く,プリント板等の電子回路部品を脱着可能に構成した
単位装置(以下カ−ドと略称する)の活線脱着方法を説
明するブロック回路図であって,従来の技術で示した図
3と同等の要素,装置は同一の符号を使用しており,そ
の説明は省略する。図2は,従来の技術で示したよう
に,本発明に基づくカ−ドの脱着方法を適用したカ−ド
の1例と,この回路を収める外箱の1例の斜視図を示し
ている。図2においては,従来の説明において括弧内の
符号で示したカ−ドを本発明を適用したカ−ドを括弧外
の符号で示した以外全体構成は従来の技術と同一に説明
できるので,その説明は省略する。
【0013】次に,カ−ド1Aに含まれるプリント板1
に形成される内部回路の内,従来の技術で図3において
示した回路構成に本発明を適用した回路部1Cを記載し
た図1によって説明する。図1において,本発明を適用
したカ−ド1Aを備えたデ−タ処理装置における主回
路,例えば図示しないCPUまたはCPUに付帯する回
路から,電源投入時に短時間,例えば1秒間ハイが継続
するパワオンリセット信号が入力される。このパワオン
リセット信号を入力する信号線SBは,第1のインバ−
ト手段6を介して第1の2入力アンド回路7の一入力端
子に,また,直接,第2の2入力アンド回路8の一入力
端子に,さらに,第2のインバ−ト手段9を介して3入
力アンド回路11の一入力端子にそれぞれ接続されてい
る。このカ−ド1Aのパワオンリセット信号が入力する
信号線SCが,第1の2入力アンド回路7の一入力端
子,第2の2入力アンド回路8の一入力端子,第3のイ
ンバ−ト手段10を介して3入力アンド回路11の一入
力端子にそれぞれ接続されている。前述した第1の2入
力アンド回路7の出力端子はDフリップフロップ回路2
のリセット端子Rに,第2の2入力アンド回路8の出力
端子はDフリップフロップ回路2のプリセット端子Pに
それぞれ接続されている。
に形成される内部回路の内,従来の技術で図3において
示した回路構成に本発明を適用した回路部1Cを記載し
た図1によって説明する。図1において,本発明を適用
したカ−ド1Aを備えたデ−タ処理装置における主回
路,例えば図示しないCPUまたはCPUに付帯する回
路から,電源投入時に短時間,例えば1秒間ハイが継続
するパワオンリセット信号が入力される。このパワオン
リセット信号を入力する信号線SBは,第1のインバ−
ト手段6を介して第1の2入力アンド回路7の一入力端
子に,また,直接,第2の2入力アンド回路8の一入力
端子に,さらに,第2のインバ−ト手段9を介して3入
力アンド回路11の一入力端子にそれぞれ接続されてい
る。このカ−ド1Aのパワオンリセット信号が入力する
信号線SCが,第1の2入力アンド回路7の一入力端
子,第2の2入力アンド回路8の一入力端子,第3のイ
ンバ−ト手段10を介して3入力アンド回路11の一入
力端子にそれぞれ接続されている。前述した第1の2入
力アンド回路7の出力端子はDフリップフロップ回路2
のリセット端子Rに,第2の2入力アンド回路8の出力
端子はDフリップフロップ回路2のプリセット端子Pに
それぞれ接続されている。
【0014】このDフリップフロップ回路2の出力端子
Qはトランスペアレント機能を備えたラッチ回路3の入
力端子Dに接続されている。このラッチ回路3のラッチ
エネ−ブル入力端子Gには,このカ−ド1Aがアクセス
された時にハイになる信号線SDが,第4のインバ−ト
手段4を経由して接続されている。このラッチ回路3の
出力端子Qは前述した3入力アンド回路11の一入力端
子に接続されている。3入力アンド回路11の出力回路
は分岐して,一つの出力信号線OAは前述したパネル1
A2に設けたランプ1A4を点灯させる図示しない点灯回
路に接続されてランプ信号を出力する。又,分岐した3
入力アンド回路11の他の出力回路は第3の2入力アン
ド回路5の一つの入力端子に接続されている。この第3
の2入力アンド回路5の他の入力端子には,前述した信
号線SDが接続されている。この第3の2入力アンド回
路5の出力回路は信号線OBとして,このプリント板1
に形成された内部回路に接続するバスインタフェ−ス回
路(図示せず)とバスライン(図示せず)との接続を入
り切りするゲ−ト機能を備えた図示しないバッファ回路
に接続され,アクセス制御信号を出力する。
Qはトランスペアレント機能を備えたラッチ回路3の入
力端子Dに接続されている。このラッチ回路3のラッチ
エネ−ブル入力端子Gには,このカ−ド1Aがアクセス
された時にハイになる信号線SDが,第4のインバ−ト
手段4を経由して接続されている。このラッチ回路3の
出力端子Qは前述した3入力アンド回路11の一入力端
子に接続されている。3入力アンド回路11の出力回路
は分岐して,一つの出力信号線OAは前述したパネル1
A2に設けたランプ1A4を点灯させる図示しない点灯回
路に接続されてランプ信号を出力する。又,分岐した3
入力アンド回路11の他の出力回路は第3の2入力アン
ド回路5の一つの入力端子に接続されている。この第3
の2入力アンド回路5の他の入力端子には,前述した信
号線SDが接続されている。この第3の2入力アンド回
路5の出力回路は信号線OBとして,このプリント板1
に形成された内部回路に接続するバスインタフェ−ス回
路(図示せず)とバスライン(図示せず)との接続を入
り切りするゲ−ト機能を備えた図示しないバッファ回路
に接続され,アクセス制御信号を出力する。
【0015】次に図1によって上述した回路の作用を説
明する。このカ−ド1Aを含むデ−タ処理装置に電源が
投入されて回路電圧が立ち上がると,このカ−ド1Aを
備えたデ−タ処理装置における主回路,例えば,図示し
ないCPUまたはCPUに付帯する回路等から出力され
るパワオンリセット信号がハイになってこのカ−ド1A
に入力し,かつ,このカ−ド1A自体の内部回路がパワ
オンリセット信号が出力してハイになる。従って,Dフ
リップフロップ回路2のリセット端子Rはハイにならな
いがプリセット端子PがハイになってDフリップフロッ
プ回路2はセットされる。従って,Dフリップフロップ
回路2の出力端子Qはハイ状態になる。通常はデ−タ処
理装置の作動開始時においては各カ−ドはアクセスされ
ていないので信号線SDがロウである。従って,トラン
スペアレント機能を備えたラッチ回路3のラッチエネ−
ブル入力端子Gはハイに維持されている。従って,Dフ
リップフロップ回路2がセットされて出力端子Qがハイ
になると,このラッチ回路3の出力端子Qからはハイが
出力される。上述したカ−ド1Aを備えたデ−タ処理装
置における主回路から出力されるパワオンリセット信号
とこのカ−ド1A自体の内部回路が出力するパワオンリ
セット信号はいずれも短時間でロウに戻るので,その後
は信号線OAがハイになり,ランプ1A4が点灯されて
このカ−ド1Aを活線のまま抜き取ることを禁止表示す
る。しかし,信号線SDがロウなので信号線OBはロウ
に維持され,図示しないバスインタフェ−ス回路とバス
ラインとの接続は切られている。いま,前述した図示し
ないCPUが例えばライト信号を出すと信号線SDがハ
イになる。第4のインバ−ト手段4によってラッチ回路
3のラッチエネ−ブル入力端子Gがロウになるが,それ
までの入力端子Dがハイであったので,その出力端子Q
はハイを維持する。従って,ランプ1A4は点灯したま
まである。また,第3の2入力アンド回路5の入力はラ
ッチ回路3の出力端子Qがハイであり,信号線SDがハ
イになるので,第3の2入力アンド回路5の出力はハイ
になる。即ち,信号線OBがハイになるので図示しない
バスインタフェ−ス回路が作動され,上記CPUからの
ライト信号が実行される。
明する。このカ−ド1Aを含むデ−タ処理装置に電源が
投入されて回路電圧が立ち上がると,このカ−ド1Aを
備えたデ−タ処理装置における主回路,例えば,図示し
ないCPUまたはCPUに付帯する回路等から出力され
るパワオンリセット信号がハイになってこのカ−ド1A
に入力し,かつ,このカ−ド1A自体の内部回路がパワ
オンリセット信号が出力してハイになる。従って,Dフ
リップフロップ回路2のリセット端子Rはハイにならな
いがプリセット端子PがハイになってDフリップフロッ
プ回路2はセットされる。従って,Dフリップフロップ
回路2の出力端子Qはハイ状態になる。通常はデ−タ処
理装置の作動開始時においては各カ−ドはアクセスされ
ていないので信号線SDがロウである。従って,トラン
スペアレント機能を備えたラッチ回路3のラッチエネ−
ブル入力端子Gはハイに維持されている。従って,Dフ
リップフロップ回路2がセットされて出力端子Qがハイ
になると,このラッチ回路3の出力端子Qからはハイが
出力される。上述したカ−ド1Aを備えたデ−タ処理装
置における主回路から出力されるパワオンリセット信号
とこのカ−ド1A自体の内部回路が出力するパワオンリ
セット信号はいずれも短時間でロウに戻るので,その後
は信号線OAがハイになり,ランプ1A4が点灯されて
このカ−ド1Aを活線のまま抜き取ることを禁止表示す
る。しかし,信号線SDがロウなので信号線OBはロウ
に維持され,図示しないバスインタフェ−ス回路とバス
ラインとの接続は切られている。いま,前述した図示し
ないCPUが例えばライト信号を出すと信号線SDがハ
イになる。第4のインバ−ト手段4によってラッチ回路
3のラッチエネ−ブル入力端子Gがロウになるが,それ
までの入力端子Dがハイであったので,その出力端子Q
はハイを維持する。従って,ランプ1A4は点灯したま
まである。また,第3の2入力アンド回路5の入力はラ
ッチ回路3の出力端子Qがハイであり,信号線SDがハ
イになるので,第3の2入力アンド回路5の出力はハイ
になる。即ち,信号線OBがハイになるので図示しない
バスインタフェ−ス回路が作動され,上記CPUからの
ライト信号が実行される。
【0016】このようなアクセス中に作業者が所定のカ
−ドを抜き取るために,そのカ−ド1Aのスイッチ1A
3を操作すると信号線SAからハイが入力する。Dフリ
ップフロップ回路2の入力端子Dにはその逆出力端子U
Qが接続されているのでロウが入力しており,Dフリッ
プフロップ回路2のリセット端子R,プリセット端子P
ともに通常はロウなので,このDフリップフロップ回路
2のクロック入力端子CLKがハイになると,出力端子
Qはハイから反転してロウになる。しかしながら,ラッ
チ回路3はそのラッチエネ−ブル入力端子Gがロウに維
持されているので,このラッチ回路3の出力端子Qはハ
イのままである。従って,ランプ1A4の点灯は維持さ
れ,信号線OBもハイに維持されるので,図示しないバ
スインタフェ−ス回路の作動が継続される。上記カ−ド
1Aへのアクセスが完了すると信号線SDがロウになる
ので,ラッチ回路3のラッチエネ−ブル入力端子Gがハ
イになる。このラッチ回路3の入力端子Dは前述したよ
うにロウになっている。従って,ラッチエネ−ブル入力
端子Gがハイになるとこのラッチ回路3の出力端子Qは
ロウに変換される。従って,信号線OAがロウになって
ランプ1A4は消灯する。又,第3の2入力アンド回路
5の一つの入力回路がロウになるので,再びアクセス信
号が入って信号線SDがハイになっても信号線OBはハ
イにならない。従って,図示しないバスインタフェ−ス
回路の作動が実行されないので,作業者がランプ1A4
の消灯を見てこのカ−ド1Aを抜き取ってもアクセスは
実行されず,デ−タが破損することはない。
−ドを抜き取るために,そのカ−ド1Aのスイッチ1A
3を操作すると信号線SAからハイが入力する。Dフリ
ップフロップ回路2の入力端子Dにはその逆出力端子U
Qが接続されているのでロウが入力しており,Dフリッ
プフロップ回路2のリセット端子R,プリセット端子P
ともに通常はロウなので,このDフリップフロップ回路
2のクロック入力端子CLKがハイになると,出力端子
Qはハイから反転してロウになる。しかしながら,ラッ
チ回路3はそのラッチエネ−ブル入力端子Gがロウに維
持されているので,このラッチ回路3の出力端子Qはハ
イのままである。従って,ランプ1A4の点灯は維持さ
れ,信号線OBもハイに維持されるので,図示しないバ
スインタフェ−ス回路の作動が継続される。上記カ−ド
1Aへのアクセスが完了すると信号線SDがロウになる
ので,ラッチ回路3のラッチエネ−ブル入力端子Gがハ
イになる。このラッチ回路3の入力端子Dは前述したよ
うにロウになっている。従って,ラッチエネ−ブル入力
端子Gがハイになるとこのラッチ回路3の出力端子Qは
ロウに変換される。従って,信号線OAがロウになって
ランプ1A4は消灯する。又,第3の2入力アンド回路
5の一つの入力回路がロウになるので,再びアクセス信
号が入って信号線SDがハイになっても信号線OBはハ
イにならない。従って,図示しないバスインタフェ−ス
回路の作動が実行されないので,作業者がランプ1A4
の消灯を見てこのカ−ド1Aを抜き取ってもアクセスは
実行されず,デ−タが破損することはない。
【0017】作業者が抜き取ったカ−ド1Aをこのカ−
ド1Aを備えたデ−タ処理装置が作動中に再び所定のコ
ネクタ25に装着すると,直ちに電源がこのカ−ド1A
のプリント板1に形成された電子回路に供給されて内部
回路が作動可能になり,パワオンリセット信号を出力し
て信号線SCがハイになる。しかしながら,信号線SB
はロウのままなので,第1の2入力アンド回路7の出
力,即ち,Dフリップフロップ回路2のリセット端子R
はハイになり,第2の2入力アンド回路8の出力,即
ち,Dフリップフロップ回路2のプリセット端子Pはロ
ウのままである。従って,Dフリップフロップ回路2は
リセットされ,出力端子Qはロウになる。上記カ−ド1
Aがアクセスされていないと,信号線SDがロウなの
で,ラッチ回路3のラッチエネ−ブル入力端子Gがハイ
であり,従って,ラッチ回路3の出力端子Qはロウにな
る。3入力アンド回路11の3個の入力のうち少なくと
も1個のラッチ回路3からの入力がロウなので3入力ア
ンド回路11の出力端子はロウであり,信号線OAがロ
ウになってランプ1A4は消灯する。また,第3の2入
力アンド回路5の一つの入力端子がロウになるので,再
びアクセス信号がはいって信号線SDがハイになっても
信号線OBはハイにならず,前述したようにアクセスは
実行されない。従って,過渡状態であっても入力したア
クセスが実行されないので,デ−タが破損されることは
ない。作業者が抜き取ったカ−ド1Aを,このカ−ド1
Aを備えたデ−タ処理装置が作動中に再び所定のコネク
タ25に装着する時に,このカ−ド1Aがアクセスされ
ている場合には,信号線SDがハイなので,ラッチ回路
3のラッチエネ−ブル入力端子Gがロウになる。しか
し,このラッチ回路3の機能によって電源投入時は出力
端子Qはロウに維持されるので,上述したようにこのア
クセスは実行されず,デ−タは破損されない。しかしな
がら,第4のインバ−ト手段4とラッチ回路3のラッチ
エネ−ブル入力端子Gとの間に2入力のオア回路(図示
しない)を接続し,この2入力オア回路の他の入力端子
に信号線SCを接続することによって,少なくともこの
カ−ド1A内部で出力するパワオンリセット信号が出力
されている間ラッチ回路3のラッチエネ−ブル入力端子
Gをハイにすることによって,前述したDフリップフロ
ップ回路の出力端子Qのロウ状態を入力したラッチ回路
3の出力端子Qをロウに維持するようにすることも可能
である。
ド1Aを備えたデ−タ処理装置が作動中に再び所定のコ
ネクタ25に装着すると,直ちに電源がこのカ−ド1A
のプリント板1に形成された電子回路に供給されて内部
回路が作動可能になり,パワオンリセット信号を出力し
て信号線SCがハイになる。しかしながら,信号線SB
はロウのままなので,第1の2入力アンド回路7の出
力,即ち,Dフリップフロップ回路2のリセット端子R
はハイになり,第2の2入力アンド回路8の出力,即
ち,Dフリップフロップ回路2のプリセット端子Pはロ
ウのままである。従って,Dフリップフロップ回路2は
リセットされ,出力端子Qはロウになる。上記カ−ド1
Aがアクセスされていないと,信号線SDがロウなの
で,ラッチ回路3のラッチエネ−ブル入力端子Gがハイ
であり,従って,ラッチ回路3の出力端子Qはロウにな
る。3入力アンド回路11の3個の入力のうち少なくと
も1個のラッチ回路3からの入力がロウなので3入力ア
ンド回路11の出力端子はロウであり,信号線OAがロ
ウになってランプ1A4は消灯する。また,第3の2入
力アンド回路5の一つの入力端子がロウになるので,再
びアクセス信号がはいって信号線SDがハイになっても
信号線OBはハイにならず,前述したようにアクセスは
実行されない。従って,過渡状態であっても入力したア
クセスが実行されないので,デ−タが破損されることは
ない。作業者が抜き取ったカ−ド1Aを,このカ−ド1
Aを備えたデ−タ処理装置が作動中に再び所定のコネク
タ25に装着する時に,このカ−ド1Aがアクセスされ
ている場合には,信号線SDがハイなので,ラッチ回路
3のラッチエネ−ブル入力端子Gがロウになる。しか
し,このラッチ回路3の機能によって電源投入時は出力
端子Qはロウに維持されるので,上述したようにこのア
クセスは実行されず,デ−タは破損されない。しかしな
がら,第4のインバ−ト手段4とラッチ回路3のラッチ
エネ−ブル入力端子Gとの間に2入力のオア回路(図示
しない)を接続し,この2入力オア回路の他の入力端子
に信号線SCを接続することによって,少なくともこの
カ−ド1A内部で出力するパワオンリセット信号が出力
されている間ラッチ回路3のラッチエネ−ブル入力端子
Gをハイにすることによって,前述したDフリップフロ
ップ回路の出力端子Qのロウ状態を入力したラッチ回路
3の出力端子Qをロウに維持するようにすることも可能
である。
【0018】カ−ド1Aを装着したあと,このカ−ド1
Aのパワオンリセット信号出力が完了したタイミング
で,図2に図示したスイッチ1A3を操作すると信号線
SAがハイになる。Dフリップフロップ回路2の入力端
子Dにはその逆出力端子UQが接続されているのでハイ
が入力しており,Dフリップフロップ回路2のリセット
端子R,プリセット端子Pともにロウなので,このDフ
リップフロップ回路2のクロック入力端子CLKがハイ
になると,出力端子Qは反転してハイになる。上記カ−
ドIAへのアクセスがなく,または,アクセス動作がな
くなると,信号線SDがロウになるので,ラッチ回路3
のラッチエネ−ブル入力端子Gがハイになる。このラッ
チ回路3の入力端子Dは前述したようにハイになってい
る。従って,ラッチエネ−ブル入力端子Gがハイになる
とこのラッチ回路3の出力端子Qはハイに変換される。
このデ−タ処理装置本体はすでに稼働中でパワオンリセ
ット信号は出力されていないので信号線SBはロウであ
り,このカ−ド1Aのパワオンリセット信号出力もすで
に完了しているので信号線SCもロウである。従って,
3入力アンド回路11の3入力は全てハイになるので,
3入力アンド回路11の出力はハイになる。従って,出
力信号線OAはハイになって,前記ランプ1A4が点灯
がされてこのカ−ド1Aの活線脱着を禁止し,アクセス
信号を伝送する信号線SDが入力する第3の2入力アン
ド回路5の一つの入力端子をハイにする。従って,この
カ−ド1Aがアクセスされて信号線SDがハイになる
と,第3の2入力アンド回路5の出力がハイになり信号
線OBがハイになるので,図示しないバスインタフェ−
ス回路が作動され,アクセス信号は実行される。
Aのパワオンリセット信号出力が完了したタイミング
で,図2に図示したスイッチ1A3を操作すると信号線
SAがハイになる。Dフリップフロップ回路2の入力端
子Dにはその逆出力端子UQが接続されているのでハイ
が入力しており,Dフリップフロップ回路2のリセット
端子R,プリセット端子Pともにロウなので,このDフ
リップフロップ回路2のクロック入力端子CLKがハイ
になると,出力端子Qは反転してハイになる。上記カ−
ドIAへのアクセスがなく,または,アクセス動作がな
くなると,信号線SDがロウになるので,ラッチ回路3
のラッチエネ−ブル入力端子Gがハイになる。このラッ
チ回路3の入力端子Dは前述したようにハイになってい
る。従って,ラッチエネ−ブル入力端子Gがハイになる
とこのラッチ回路3の出力端子Qはハイに変換される。
このデ−タ処理装置本体はすでに稼働中でパワオンリセ
ット信号は出力されていないので信号線SBはロウであ
り,このカ−ド1Aのパワオンリセット信号出力もすで
に完了しているので信号線SCもロウである。従って,
3入力アンド回路11の3入力は全てハイになるので,
3入力アンド回路11の出力はハイになる。従って,出
力信号線OAはハイになって,前記ランプ1A4が点灯
がされてこのカ−ド1Aの活線脱着を禁止し,アクセス
信号を伝送する信号線SDが入力する第3の2入力アン
ド回路5の一つの入力端子をハイにする。従って,この
カ−ド1Aがアクセスされて信号線SDがハイになる
と,第3の2入力アンド回路5の出力がハイになり信号
線OBがハイになるので,図示しないバスインタフェ−
ス回路が作動され,アクセス信号は実行される。
【0019】上述の説明は本発明についての各実施例そ
れぞれの基本回路構成と基本実施方法について説明した
ものであって,その他応用改変することが可能である。
例えば,1Aは入力回路用または出力回路用カ−ドでな
くても活線脱着する可能性のあるカ−ドならば,どのよ
うなカ−ドにも適用が可能であり,そのカ−ドにはアナ
ログ回路またはディジタル回路または両者を含めたハイ
ブリッド回路であっても良い。また,本発明が適用され
る活線脱着する可能性のあるカ−ドを含む回路装置はど
のような規模,構造であっても適用が可能であることは
勿論である。また,回路動作をロウロジックにし,ま
た,Dフリップフロップのセット,リセット条件を逆に
しても良いことも当然である。また,スイッチ手段を構
成する回路として,クリア入力端子とプリセット入力端
子を備えたDフリップフロップ回路にトランスペアレン
ト機能を備えたラッチ回路を組み合わせ使用するように
説明したが,本発明に基づく技術思想に従えば,どのよ
うな回路素子や要素部品を使用しても良く,所望の回路
をトランジスタその他の個々の回路素子を用いて構成す
るようにしても良い。また,各インバ−ト手段は単独の
インバ−タであっても,隣接するアンド回路素子に含ま
れるようにしても良い。
れぞれの基本回路構成と基本実施方法について説明した
ものであって,その他応用改変することが可能である。
例えば,1Aは入力回路用または出力回路用カ−ドでな
くても活線脱着する可能性のあるカ−ドならば,どのよ
うなカ−ドにも適用が可能であり,そのカ−ドにはアナ
ログ回路またはディジタル回路または両者を含めたハイ
ブリッド回路であっても良い。また,本発明が適用され
る活線脱着する可能性のあるカ−ドを含む回路装置はど
のような規模,構造であっても適用が可能であることは
勿論である。また,回路動作をロウロジックにし,ま
た,Dフリップフロップのセット,リセット条件を逆に
しても良いことも当然である。また,スイッチ手段を構
成する回路として,クリア入力端子とプリセット入力端
子を備えたDフリップフロップ回路にトランスペアレン
ト機能を備えたラッチ回路を組み合わせ使用するように
説明したが,本発明に基づく技術思想に従えば,どのよ
うな回路素子や要素部品を使用しても良く,所望の回路
をトランジスタその他の個々の回路素子を用いて構成す
るようにしても良い。また,各インバ−ト手段は単独の
インバ−タであっても,隣接するアンド回路素子に含ま
れるようにしても良い。
【0020】また,カ−ドの脱着を許可する信号はラン
プを消灯するように説明したが,逆にランプを点灯する
ようにしても良い。また,表示手段は何らかの表示機能
を設ければランプである必要はなく,発光ダイオ−ドで
も液晶による表示でも良いことは勿論である。また,カ
−ドとコネクタ回路の関係も,直接,カ−ド同士を接続
する中間コネクタ,またはコネクタがカ−ドに設けたピ
ンとケ−ブルを接続したレセプタクルとによって構成さ
れる等,任意の構造のコネクタであっても良く,必ずし
も有接点である必要はない。また,カ−ド回路を脱着す
る相手回路もどのような構成回路であっても良い。また
脱着する電子回路部品をカ−ドと称したが,脱着するの
はカ−ド形態ではなく,脱着する電子回路部品がどのよ
うに構成され,どのような形状であっても本発明が適用
できることは言うまでもない。
プを消灯するように説明したが,逆にランプを点灯する
ようにしても良い。また,表示手段は何らかの表示機能
を設ければランプである必要はなく,発光ダイオ−ドで
も液晶による表示でも良いことは勿論である。また,カ
−ドとコネクタ回路の関係も,直接,カ−ド同士を接続
する中間コネクタ,またはコネクタがカ−ドに設けたピ
ンとケ−ブルを接続したレセプタクルとによって構成さ
れる等,任意の構造のコネクタであっても良く,必ずし
も有接点である必要はない。また,カ−ド回路を脱着す
る相手回路もどのような構成回路であっても良い。また
脱着する電子回路部品をカ−ドと称したが,脱着するの
はカ−ド形態ではなく,脱着する電子回路部品がどのよ
うに構成され,どのような形状であっても本発明が適用
できることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】この発明における電子回路部品の活線脱
着方法は上述したように構成したので,次に示すような
優れた効果を有する。 従来のものと同様,所望の電子回路部品を抜き取る前
にランプの点灯状態を見て抜き取りが可能かどうかが確
認できる。 さらに,本発明では所望の電子回路部品を抜き取る前
にスイッチの操作によってその電子回路部品をデ−タ授
受不能状態に維持でき,その状態はランプの点灯状態を
見て確認でき,その電子回路部品の抜き取り作業中に外
部回路からデ−タが授受されても,この電子回路部品の
回路へのデ−タ授受信号が遮断されるので,デ−タが破
壊されることはなくなった。 また,所望の電子回路部品を抜き取る前に,スイッチ
の操作によってその電子回路部品をデ−タ授受不能状態
に維持しようとしても,その電子回路部品がデ−タ授受
中であればランプの点灯状態を見て確認できるから,こ
の電子回路部品の抜き取りを禁止するので,この電子回
路部品の回路へのデ−タ授受信号が遮断されることがな
く,デ−タが破壊されることはない。 なお,電子回路部品が外部回路とデ−タ授受中は従来
通りランプの点灯状態を見て抜き取り作業に入らないの
で,デ−タが破壊することはない。 また,電子回路部品装着の過渡時にデ−タの授受があ
っても確実にデ−タ授受の実行を禁止できるので,デ−
タが破壊されることはない。 さらに,電子回路部品装着後スイッチ操作によってデ
−タの授受が可能となった。
着方法は上述したように構成したので,次に示すような
優れた効果を有する。 従来のものと同様,所望の電子回路部品を抜き取る前
にランプの点灯状態を見て抜き取りが可能かどうかが確
認できる。 さらに,本発明では所望の電子回路部品を抜き取る前
にスイッチの操作によってその電子回路部品をデ−タ授
受不能状態に維持でき,その状態はランプの点灯状態を
見て確認でき,その電子回路部品の抜き取り作業中に外
部回路からデ−タが授受されても,この電子回路部品の
回路へのデ−タ授受信号が遮断されるので,デ−タが破
壊されることはなくなった。 また,所望の電子回路部品を抜き取る前に,スイッチ
の操作によってその電子回路部品をデ−タ授受不能状態
に維持しようとしても,その電子回路部品がデ−タ授受
中であればランプの点灯状態を見て確認できるから,こ
の電子回路部品の抜き取りを禁止するので,この電子回
路部品の回路へのデ−タ授受信号が遮断されることがな
く,デ−タが破壊されることはない。 なお,電子回路部品が外部回路とデ−タ授受中は従来
通りランプの点灯状態を見て抜き取り作業に入らないの
で,デ−タが破壊することはない。 また,電子回路部品装着の過渡時にデ−タの授受があ
っても確実にデ−タ授受の実行を禁止できるので,デ−
タが破壊されることはない。 さらに,電子回路部品装着後スイッチ操作によってデ
−タの授受が可能となった。
【図1】本発明による電子回路部品の活線脱着方法を説
明するための回路例を示すブロック回路図である。
明するための回路例を示すブロック回路図である。
【図2】本発明を適用するデ−タ処理装置の構成例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】図1に示した実施例に対応する従来の電子回路
部品の活線脱着方法を説明するための回路例を示すブロ
ック回路図である。
部品の活線脱着方法を説明するための回路例を示すブロ
ック回路図である。
1:電子回路部品(プリント板) 1A:プリント板等の電子回路部品を装着可能に構成し
た単位装置(カ−ド) 1A4:表示手段(ランプ) 1C:電子回路部品脱着装置部回路(カ−ド脱着装置部
回路) 2:スイッチ手段(Dフリップフロップ回路) 3:ラッチ回路 4,6,9,10:インバ−ト手段 5,7,8:2入力アンド回路 11:3入力アンド回路 20:外箱 25:コネクタ 26:コネクタ回路(マザ−ボ−ド等の回路部品) SA:スイッチ信号入力信号線 SB:デ−タ処理装置パワオンリセット信号入力信号線 SC:電子回路部品パワオンリセット信号入力信号線
(カ−ドパワオンリセット信号入力信号線) SD:デ−タ授受信号入力信号線(アクセス信号入力信
号線) OA:表示手段表示出力信号線(ランプ点灯出力信号
線) OB:デ−タ授受制御信号出力信号線(アクセス信号出
力信号線)
た単位装置(カ−ド) 1A4:表示手段(ランプ) 1C:電子回路部品脱着装置部回路(カ−ド脱着装置部
回路) 2:スイッチ手段(Dフリップフロップ回路) 3:ラッチ回路 4,6,9,10:インバ−ト手段 5,7,8:2入力アンド回路 11:3入力アンド回路 20:外箱 25:コネクタ 26:コネクタ回路(マザ−ボ−ド等の回路部品) SA:スイッチ信号入力信号線 SB:デ−タ処理装置パワオンリセット信号入力信号線 SC:電子回路部品パワオンリセット信号入力信号線
(カ−ドパワオンリセット信号入力信号線) SD:デ−タ授受信号入力信号線(アクセス信号入力信
号線) OA:表示手段表示出力信号線(ランプ点灯出力信号
線) OB:デ−タ授受制御信号出力信号線(アクセス信号出
力信号線)
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のそれぞれに電子回路等を形成させ
た電子回路部品と,当該複数の電子回路部品を相互に接
続するためのコネクタ回路と,当該コネクタ回路と上記
複数の電子回路部品を収納するコネクタ類を装着した外
箱を有するデ−タ処理装置であって,上記一つの電子回
路部品内回路と上記コネクタ回路を経由する所定回路と
の間のデ−タ授受の許可状態,禁止状態を切り換えるス
イッチ手段と,当該スイッチ手段が禁止状態であり,か
つ,上記一つの電子回路部品と上記コネクタ回路を経由
する所定回路との間でデ−タ授受を行っていない場合の
み当該電子回路部品を上記コネクタ回路より脱着可能で
あることを表示する手段とを備えた電子回路部品の活線
脱着方法において,上記デ−タ処理装置で作成するパワ
オンリセット信号が出力されていない条件で当該一つの
電子回路部品内回路で作成されるパワオンリセット信号
によって上記スイッチ手段を禁止状態にする手段と,上
記デ−タ処理装置で作成するパワオンリセット信号と当
該電子回路部品内回路で作成されるパワオンリセット信
号との同時入力によって上記スイッチ手段を許可状態に
する手段と,上記スイッチ手段が許可状態であり,上記
デ−タ処理装置で作成されるパワオンリセット信号と当
該電子回路部品内回路で作成されるパワオンリセット信
号のいずれもが出力されていない場合には上記コネクタ
回路との脱着禁止表示をしてデ−タ授受を許可する手段
とを上記複数の電子回路部品の内,任意の電子回路部品
それぞれに備え,上記デ−タ授受許可時以外に所望する
電子回路部品を脱着することにより,デ−タを破壊する
ことなく活線脱着するようにしたことを特徴とする電子
回路部品の活線脱着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5028478A JP3039178B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 電子回路部品の活線脱着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5028478A JP3039178B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 電子回路部品の活線脱着方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06222860A true JPH06222860A (ja) | 1994-08-12 |
JP3039178B2 JP3039178B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=12249765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5028478A Expired - Lifetime JP3039178B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 電子回路部品の活線脱着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3039178B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013182360A (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-12 | Hitachi Ltd | 活線挿抜装置および活線挿抜方法 |
US8934838B2 (en) | 2008-10-28 | 2015-01-13 | SK Planet Co., Ltd | Recommender system/method, service server, terminals, connection method and storage media for efficient connection |
-
1993
- 1993-01-26 JP JP5028478A patent/JP3039178B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8934838B2 (en) | 2008-10-28 | 2015-01-13 | SK Planet Co., Ltd | Recommender system/method, service server, terminals, connection method and storage media for efficient connection |
JP2013182360A (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-12 | Hitachi Ltd | 活線挿抜装置および活線挿抜方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3039178B2 (ja) | 2000-05-08 |
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