JPH06222769A - 電子打楽器 - Google Patents

電子打楽器

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JPH06222769A
JPH06222769A JP5155545A JP15554593A JPH06222769A JP H06222769 A JPH06222769 A JP H06222769A JP 5155545 A JP5155545 A JP 5155545A JP 15554593 A JP15554593 A JP 15554593A JP H06222769 A JPH06222769 A JP H06222769A
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Masahiro Hirota
雅啓 広田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1回の打撃操作で連続した演奏パターンを発
音できる電子打楽器を提供する。 【構成】 第1の演奏子に対しての打撃操作を検出した
ときは、通常の電子打楽器と同様に演奏子及び打撃回数
に対応した発音動作を指示し、一方、第2の演奏子に対
しての打撃操作を検出したときは、予め記憶手段に記憶
されているパターンデータの発音動作を指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子打楽器に係り、更に
詳しくは、フィルインパターン等を発音可能な電子楽器
に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、シンバルやスネアドラム、あるい
はバスドラム等の実際のドラムの演奏音に基づいたPC
M音源を用いて、リアルなドラム音を再生したり、ある
いはシンセサイダー独特の合成音を盛り込んだ、新しい
感覚のドラム音を創り出すなど、電子ドラムが人気を呼
んでいる。
【0003】図7に従来の電子ドラムの1例を示す。同
図において、例えばドラムパッド31のaの部分をショ
ットすればシンバル音、bの部分をショットすればバス
ドラム音など、楽器音または音色を自由に選択でき、同
ドラムパッドからの出力される演奏データを、MIDI
変換器32でMIDIデータに変換した後、MIDI音
源部33において楽音波形を作成し、その後、増幅器3
4を介してスピーカ35より放音する。
【0004】通常、ショットするときの強弱、すなわち
ベロシティーに応じて発音できるので、アコースティッ
クのドラムを組み合わせた場合と殆ど同様な感覚で演奏
が可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ドラムパッド
一回のショットに対応して、1音分の演奏データしか記
憶していないため、種々のドラムパターンを1回のドラ
ムショットで発音することはできず、特に高度な演奏テ
クニックが要求される、フィルインパターン等を初心者
が演奏することは至難であった。
【0006】本発明の課題は、1回の第2の演奏子に対
する打撃操作(ドラムショット)で、一音だけでなく、
予め記憶した、ある長さの連続した演奏パターン、例え
ばフィルインパターン等を発音させることを可能にする
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はまず、楽音を発
音する音源手段を有する。同手段は演奏者の演奏の際得
られる演奏データ、あるいは、自動演奏の場合用いる、
予め記憶した演奏データに基づいて楽音を発音する、例
えばMIDI情報変換器、MIDI音源、及び増幅器、
スピーカ等である。
【0008】次に、演奏者による第1の演奏子の打撃操
作を検出して対応する楽音の発音を前記音源手段に指示
する演奏制御手段を有する。同手段は、演奏者が第1の
演奏子、例えばドラムパッドの中央部をショットして、
マニュアル演奏する場合に、ショットのたびに、同パッ
ド中央部から出力されるトリガーパルスを受け、それに
よって上記の音源手段に楽音の発音を指示する、例えば
トリガー入力部である。
【0009】次に、演奏パターンデータを記憶する演奏
パターンデータ記憶手段を有する。同手段は、電子ドラ
ムでドラムパターンの一種である、フィルインパターン
等を自動演奏する場合の演奏パターンデータとして、シ
ョットのタイミング(時間データ)と演奏強度(ベロシ
ティー)、およびショットしたドラムパッドに対応する
ドラムの種類等に関する演奏データ等を記憶する手段
で、例えばRAM(Random Access Memory)等のメモリで
ある。
【0010】更に、演奏者による第2の演奏子の打撃操
作を検出し、該検出タイミングで対応する前記演奏パタ
ーンデータを前記演奏パターンデータ記憶手段より順次
読み出して前記音源手段に順次出力し、該音源手段に対
して、前記第1の演奏子による楽音の発音動作と並行し
て自動演奏を行わせる自動演奏制御手段を有する。同手
段は第1の演奏子、例えばドラムパッドの中央部をショ
ットして通常の演奏を行っている際に、第2の演奏子、
例えばサブパッドを1回ショットすると、その瞬間、そ
のサブパッドに対応するフィルインパターン等のドラム
パターンデータを、上述の演奏パターンデータ記憶手段
から、読み出して前述の音源手段に順次出力し、上記の
通常の演奏に重ねて、そのフィルインパターン等の自動
演奏を行わせる手段である。
【0011】上記構成に加え、本発明では、演奏者に前
記演奏パターンデータを前記演奏パターンデータ記憶手
段に記憶させる記憶制御手段を有する。同手段は、演奏
者が第1の演奏子、例えばドラムパッドの中央部をショ
ットして、フィルインパターン等のドラムパターンをマ
ニュアル演奏し、その演奏パターンデータを、後述する
一時記憶手段に記憶させ、その後、演奏者が演奏終了時
に第2の演奏子、例えばサブパッドをショットすること
により、一時記憶手段に記憶させた演奏パターンデータ
を、演奏者がショットしたサブパッドに対応する演奏パ
ターンデータとして、演奏パターンデータ記憶手段に記
憶させる手段である。
【0012】また同手段は、外部のいわゆるROMカー
ド等に、予め記憶された演奏データを読み出して、ある
いはシーケンサー等により作成された演奏データを、演
奏パターンデータ記憶手段に記憶させる。
【0013】更に、前記記憶制御手段は前記演奏パター
ンデータを一時記憶する一時記憶手段を有する。同手段
は、上述のように演奏者が第1の演奏子をショットし
て、例えばフィルインパターン等を演奏したときの演奏
データを一時記憶する、例えばRAM等のメモリであ
る。
【0014】
【作用】演奏者は上述の第1及び第2の演奏子を用い
て、マニュアル演奏を行っている間に、フィルインパタ
ーン等の複雑なドラムパターンを、容易に自動演奏させ
ることができる。
【0015】加えて、上述の演奏パターンデータ記憶手
段に記憶(記録)される演奏パターンデータは、前述の
ように第1の演奏子、及び第2の演奏子を用いて、演奏
者に実際の演奏形態で、簡単に記録させることができ
る。
【0016】さらには、演奏技術の高いドラマーの演奏
より得られる、演奏パターンデータを、演奏パターンデ
ータ記憶手段に直接記録することもできる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例につき詳細に説明す
る。ここでは、電子打楽器の一実施例として、電子ドラ
ムについて説明する。図1は、本発明の一実施例の全体
構成図である。
【0018】同図において、ドラムパッド部1は、複数
のドラムパッド1a〜1eよりなる。ドラムパッド部1
の各ドラムパッドの中央部をショットすれば、例えば、
1aはスネアドラム音、1b はシンバル音、1e はバス
ドラム音など、各異なる打楽器音を発音させて、演奏す
ることができる。
【0019】各ドラムパッド1a〜1eは演奏者の演奏
する1音1音のショットに応じて発音するための、トリ
ガー情報を出力するが、このトリガー情報には、各ショ
ット時のベロシティーやショットしたドラムパッドの種
別等の情報も含まれている。
【0020】また、各ドラムパッド1a〜1eのうち、
例えば第1ドラムパッド1a に示すように中央部Aのほ
かに、ドラムパッドの周辺部にB、C、D、E、F、G
のサブパッドを持ち、これらを1回ショットするのみ
で、予めプロのドラマーなどの演奏により、プログラム
された、例えば数秒間のフィルイン・パターンの再生
(自動演奏)が可能で、その再生を開始するための、ト
リガー情報がそれぞれのドラムパッドより出力される。
【0021】上述のトリガー情報は、トリガー入力部2
に入力され、トリガー信号に変換される。なお、上述の
各ドラムパッドは、例えば中央部Aをショットして、メ
インの演奏を行っている最中に、BやCをショットし
て、フィルインパターンの音を、メインの演奏に重ねる
ことができる。
【0022】この後、この中央部のトリガー信号はMI
DI情報変換器8に送られる。次に、CPU4はROM
3にプログラムされた命令を実行する。RAM5は図4
に示すように、各種のフラグやタイマー、あるいはドラ
ムパターン等のデータを記憶する。タイマー部6は各ド
ラムパッドのショット間の時間を計測するために用いら
れる。スイッチ部7は各種のスイッチを有するが、7a
はドラムパターン記録スイッチ(以後、ドラムパターン
Rec スイッチ、又は単にパターンRec SWと略称する)
で、このスイッチを押下して、ドラムパターンを記録す
る記録モードに入った際、後述する「パターンRec 中フ
ラグ」がONになるが、同フラグがONである間、LE
D等を用いた記録モード表示灯7a を点灯する。
【0023】次に、MIDI情報変換器8は上述のトリ
ガー入力部2より出力された、トリガー信号のうち、ド
ラムパッドの中央部(例えば、1a のA)をショットし
たときのトリガー信号を、1音分のMIDI信号に変換
し、次のMIDI音源9の中のいずれかへ送る。またパ
ッド中央部をショットしている間に、サブパッドの例え
ば、1a のB〜Gのいずれかをショットした場合は、シ
ョットするたびに、例えば上述のフィルインパターンの
ように、一定時間継続するドラムパターンのMIDI信
号を出力する。
【0024】MIDI音源9はそれらのMIDI信号の
入力により、予め記憶した各ドラムヘッドに応じたドラ
ム音の楽音信号を発生させる。その後、同信号はD/A
変換器10においてアナログ信号に変換され、増幅器1
1を介し、スピーカ12よりドラム音が発音される。
【0025】以下、本実施例の動作について、詳細に説
明する。本実施例の動作は、例えば、前述したような、
フィルイン等のドラムパターン等を記録する、記録モー
ドと、記録以外のモードに大別される。以後、ドラムパ
ターンはフィルインパターンを例として用いる。
【0026】ここで、記録以外のモードは、例えば上述
の記録したドラムパターンを再生する再生モード、及び
各パッドの中央部を演奏者がショットして演奏する、通
常演奏モードである。
【0027】上述の記録モードと記録以外のモードは、
図1のスイッチ部7に設けられたドラムパターンRec SW
7a によって、いずれか一方を選択することができる。
すなわち、このドラムパターンRec SW7a は図2に示す
ように、この2つの状態を切り替えるための、トリガー
パルスを発生する、トリガーパルス発生回路21をON
するためのスイッチであり、このスイッチを1回押せば
トリガーパルスが1つ発生して、記録モードになり、記
録モードで、もう1回押せば、記録モードがOFFにな
り、記録以外のモードに切り替わる。
【0028】それで、記録モードであるか否かは、図4
のRAM5(図1)の構成図に示すように、ドラムパタ
ーン記録中を示すフラグである、「パターンRec 中フラ
グ」がONかOFFかによって判別する。
【0029】以下、各モードでの動作について、図5の
フローチャートを用いて説明する。このフローは、特に
は図示しないメインフローチャートの一部の処理とし
て、演奏操作より十分速い速度で繰り返し実行される。
【0030】まず、ステップS1 において、ドラムパタ
ーンRec SWが押下されたか否かを判定し、YESなら
ば、ステップS31に進む。なお、この判定は、上述のト
リガーパルス(図2)の有無を判定することにより行わ
れる。
【0031】この場合、パターンRec SWが押下されたこ
とは、これからフィルインパターンの記録を開始する
か、もしくは記録を終了するためのいずれかであるか
ら、それを判定するため、「パターンRec 中フラグ」の
ON、OFFを調べる。
【0032】ステップS31において、RAM5(図1)
の「パターンRec 中フラグ」(図4)がONであるか否
かを判定し、もしYESならば、現在、フィルインパタ
ーンを記録中であることを示しているので、このスイッ
チが押下されたことは、前述したように、記録以外の状
態に切り替える(記録を終了する)ことを意味するか
ら、ステップS34に進み、「パターンRec 中フラグ」を
OFFにする。
【0033】また、ステップS31の判定がNOならば、
これからフィルインパターンの記録を開始することにな
るので、次のステップS32において、「パターンRec 中
フラグ」をONにし、次のステップS33において、「タ
イマー計測中フラグ」を0FFにする。このフラグにつ
いては後述する。
【0034】上述のように、パターンRec SWが押下され
て、「パターンRec 中フラグ」がONにされると、記録
モードになる。記録モードについては、演奏者がドラム
パッドの中央部をショットした場合と、サブパッドをシ
ョットした場合を順次説明する。
【0035】まず、ドラムパッドの中央部をショットし
た場合について説明する。ステップS1 において、既に
パターンRec SWが押下されており、新たに押下されてお
らず、トリガーパルス(図2)は発生し終わっているの
で、判定はNOである。更にステップS2 、S3 の判定
がともにYESとなって、ステップS21に進む。
【0036】ステップS21において、判定がYESとな
り、ステップS22に進み、ここで、RAM5の「タイマ
ー計測中フラグ」(図4)がONか否かが判定される。
このフラグは、RAM5の「現タイマー値」の値が有効
か否かを判定するフラグであり、フィルインパターンの
記録開始時には、前述のステップS33でOFFにされて
いるため、ステップS22の判定はNOとなり、ステップ
S24に進む。
【0037】なお、「現タイマー値」の働きについては
後述する。ステップS24においては、ショットしたパッ
ドに割り当てられたドラム音を再生するための、MID
Iデータ(例えばノートオンデータやショットした時の
ベロシティーデータ等)を、RAM5のワークアドレス
に記憶する。
【0038】なお、このワークアドレスは、図4に示さ
れるRAM5のワーク領域で、今処理すべき1音分のデ
ータを記憶しているアドレスをいい、始めはワーク領域
の先頭アドレスにリセットされているものとする。
【0039】次に、ステップS25に進み、RAM5の
「タイマー計測中フラグ」(図4)をONにし、さらに
ステップS26において、「現タイマー値」(図4)をク
リアする。
【0040】そして、ステップS27において、ワークア
ドレスを1つ進める。その後、ステップS5 において、
ショットしたパッドに対応する上述のMIDI信号をM
IDI音源9へ出力し、ショット1つ分のドラム音を発
音する。その後、ステップS6 →S7 と進み、ステップ
S7 において、判定がYESになるので、メインフロー
にリターンする。
【0041】ところで、演奏者がドラムパッドをショッ
トするタイミング(ショットとショットの時間)は通
常、早くても1/20秒位であるのに対し、パッドより出力
されるトリガーパルスは2桁あるいはそれ以上も短く、
かつ、図5のフローチャートの処理が実行され、メイン
フローのループを一巡するに要する時間よりも、はるか
に短く設定されている。
【0042】そのため、上述のステップS7 の処理の
後、メインフローにリターンしてメインフローを一巡
し、再びステップS1 →ステップS2 というように、前
回と同じように進んだとき、ステップS2 においては、
パッド部からのトリガーが入力し終わっているので、判
定はNOとなり、ステップS6 に進む。
【0043】その後、ステップS6 →S7 と進み、ステ
ップS7 の判定はYESになるので、再びリターンし、
以上の処理を演奏者がパッドをショットし、ステップS
2 の判定がYESになるまで繰り返す。
【0044】その後、演奏者が次のショットとして、パ
ッドの中央部をショットすると、S2 の判定がYESと
なり、前回と同様にしてステップS22まで進む。ここ
で、RAM5の「タイマー計測中フラグ」(図4)は、
前回のステップS25において、ONにされているため、
ステップS22の判定はYESとなり、ステップS23に進
む。
【0045】ステップS23では、RAM5の「現タイマ
ー値」(図4)をワークアドレスに記憶する。ここでタ
イマー及び「現タイマー値」について説明する。
【0046】タイマーは記録モードでは、ドラムパッド
をショットしてから次のショットが来るまでの時間を計
り、再生モードでは、あるイベントから次のイベントま
での時間を計る。
【0047】本実施例では、タイマー部6(図1)か
ら、例えば1/100 秒毎に図5のフローチャート、又はメ
インフローチャートに割り込まれる、タイマー・インタ
ラプト(割込み)によって、図3のタイマー・インタラ
プト・ルーチンが、例えば1/100 秒づつ実行され、それ
によって、1/100 秒毎にカウントアップするRAM5上
の「現タイマー値」(図4)をタイマーの値とするタイ
マーが構成される。
【0048】そして、前回の中央部のショットにより、
ステップS26で「現タイマー値」がクリアされているた
め、今回のショットのタイミングでは、「現タイマー
値」は前回のショットから、今回のショットまでの時間
を示している。ステップS23では、この値がワークアド
レスに記憶される。
【0049】上述の動作の後、ステップS24に進み、前
回の場合と同様に、新たなショットに関するMIDIデ
ータがワークアドレスに記憶される。更に、ステップS
5 において、上記MIDIデータがMIDI音源9に出
力され、発音動作が行われ、その後ステップS6 →S7
(Yes)と進み、メインフローにリターンする。
【0050】以上のようにして、パッド中央部がショッ
トされる毎に、S1 →S2 →S3 →S21→S22( →S2
3) →S24〜S27→S5 →S6 →S7 の処理が繰り返さ
れる。ショットされていないときは、前述のようにS1
→S2 →S6 →S7 →リターン→S1 →S2 の処理が繰
り返され、待ち状態になっている。
【0051】このようにして、演奏者は、スピーカ12
(図1)より放音されるドラム音を聴きながら、ドラム
パッド中央部をショットすることにより、その演奏デー
タ(時間データとMIDIデータ)をワークアドレスに
順次記憶させ、フィルインパターンを作成することがで
きる。
【0052】次に、上述のように、パッドの中央部をシ
ョットしている際、サブパッド、例えばドラムパッド1
a のB(図1参照)をショットすると、以下のようにし
てRAM5のワークメモリに記憶されたフィルインパタ
ーン・データが登録される。
【0053】まず、メインフローからステップS1 、S
2 、S3 を経て、ステップS21における判定がNOとな
り、次のステップS28に進む。ステップS28において、
ワークアドレス上に、サブパッドをショットした時点
で、Rec End データを記憶する。このRec End データ
は、上述のフィルインパターンの演奏データの終了を表
すデータである。
【0054】次にステップS29において、サブパッドB
をショットする直前のショットまでの、フィルインパタ
ーンに関する、上述のワークアドレス上に記録された全
演奏データが、図4に示されるRAM5の「パッドB部
ドラムパターンデータ」領域に、ブロック転送される。
これにより、サブパッドB部へのフィルインパターンの
登録がなされる。
【0055】次にステップS30において、ワークアドレ
スをワークメモリの先頭にセットする。これにより、R
AM5のワークメモリの最初から、フィルインパターン
の新たな演奏データを記録できる状態になる。
【0056】その後、ステップS33に進み、「タイマー
計測中フラグ」(図4)をOFFにする。そして、メイ
ンフローにリターンし、再び上述と同様なフィルインパ
ターンの記録ができる状態になる。
【0057】ここで、ドラムパッドからのトリガーが入
るまでは、前述と同様にS2 →S6→S7 →リターン→
S1 →S2 の処理を繰り返すが、演奏を続けると、パッ
ドからトリガーが入るたびに、前回と同じくS22(→S
23)→S24〜S27→S5 →S6 →S7 の処理が繰り返さ
れ、ショット1音ごとのMIDI演奏データとショット
間の時間データがRAM5のワーク領域の最初のアドレ
スから、オーバーライトされ、前回と同様に記憶され続
けていく。
【0058】このようにして、2番目のフィルインパタ
ーンを記録すべき演奏が終了し、例えばサブパッド1a
のCをショットすると、前述のサブパッドのBをショッ
トした時と同様に、Bをショットした直後から、Cをシ
ョットする直前までの全演奏データが、RAM5のパッ
ドC部ドラムパターンデータ領域に、ブロック転送され
る。
【0059】このように、ドラムパッドの中央部をショ
ットして、フィルインパターンを演奏し、その演奏デー
タを、そのパッドに対応する、RAM5のメモリ領域に
順次記録していく。
【0060】次に、記録を終了させるには、ドラムパタ
ーンRec SW7a をONにする。その結果、ステップS1
の判定はYESになり、ステップS31に進むが、記録中
で「パターンRec 中フラグ」がONであるため、ステッ
プS31の判定はYESとなる。
【0061】次に、ステップS34において、「パターン
Rec 中フラグ」をOFFにして、フィルインパターンの
記録モードを終了する。以上は記録モードの説明である
が、次に記録以外のモード、すなわち通常演奏モードお
よび、前述したパッドの中央部をショットして演奏し
た、フィルインパターン等の記録を再生(自動演奏)す
る、再生モードについて説明する。
【0062】この場合は、ステップS1 からステップS
2 に進み、ドラムパッドをショットするまでは、パッド
からトリガーが入らないので、ステップS6 に進み、R
AM5上の「タイマー計測中フラグ」(図4)は、ステ
ップS34でOFFにされたまま未だONになっていない
ので、ステップS6 の判定はNOになり、発音の処理等
は行われない。以下、トリガー入力があるまで、S1 →
S2 →S6 →リターン→S1 の処理を繰り返し、トリガ
ー待ちの状態にある。
【0063】パッドをショットし、トリガーが入ると、
ステップS1 →S2 →S3 と進み、ステップS3 におい
て、記録中ではなく、「パターンRec 中フラグ」はOF
Fなので、判定はNOになり、ステップS4 に進む。
【0064】ステップS4 において、パッドの中央部を
ショットしたか否かを判定する。ここで、まずパッドの
中央部をショットした場合を説明すると、ステップS4
の判定がYESになり、ステップS5 に進む。
【0065】ステップS5 において、ショットしている
パッドに対応するMIDI信号をMIDI音源9へ出力
することによって、そのパッドに対応するドラム音が、
スピーカ12より放音される。
【0066】次に、ステップS6 に進むが、まだ「タイ
マー計測中フラグ」がONになってないので、判定はN
Oになり、リターンして最初のS1 に戻る。パッドの中
央部をショットしている間は、上述の動作を繰り返す。
【0067】以上は演奏音を聴きながら、演奏者がドラ
ムパッドの中央部をショットする、通常演奏モードの場
合である。次に、上述のパッドの中央部をショットしな
がら演奏している最中に、パッドの周辺に設置されたサ
ブパッド、例えばサブパッド1a のBを1回ショットし
て、対応するフィルインパターンを自動演奏させる、再
生モードについて説明する。
【0068】この場合、ステップS1 よりステップS3
までは、上述の通常演奏モードと同じである。次に、ス
テップS4 において、判定はNOとなり、ステップS15
に進む。
【0069】ステップS15において、ショットしたその
サブパッドのNO.を、図4に示されるRAM5の「パタ
ーン再生中パッドNO.メモリ」領域に書き込む。次に、
ステップS16において、図4に示されるRAM5上の、
そのサブパッドに対応するドラムパターン・データ領域
(例えばパッドB部の領域)から、ドラムパターンの先
頭のMIDIデータを読み出し、それをMIDI音源9
へ出力する。これによって、フィルインパターンを構成
する、数音乃至10数音のショット音の、最初のショッ
ト音に相当するドラム音が、スピーカ12より放音され
る。
【0070】次のステップS17において、上述のドラム
パターン・データ領域から時間データが読み出され、こ
れが次のショット音までのタイマー値として、RAM5
の「次タイマー値」領域にセットされる(図4参照)。
【0071】続くステップS18において、RAM5の
「タイマー計測中フラグ」(図4)をONにする。更
に、ステップS19において、RAM5の「現タイマー
値」(図4)をクリアする。これについては後述する。
【0072】そして、ステップS20で、ドラムパターン
・データ領域の読み出しアドレスをインクリメントす
る。その後、メインフローにリターンし、再びS1 →S
2 と進むが、今回はパッドからのトリガーが無いので、
判定がNOになり、ステップS6 に進む。
【0073】ステップS6 においては、先にステップS
18において、「タイマー計測中フラグ」をONにしたの
で、判定はYESとなり、次のステップS7 に進む。ス
テップS7 においては、「パターンRec 中フラグ」はO
Nではないので、ステップS8 に進む。
【0074】次に、ステップS8 において、RAM5の
「現タイマー値」と前述の「次タイマー値」(共に図
4)を比較し、「現タイマー値」が「次タイマー値」よ
り小さい間は、その判定がNOであり、フィルインパタ
ーンの中の次のショットに対応する楽音は、未だ発音さ
れず、リターンする。
【0075】その後、再びメインフローより、S1 →S
2 →S6 →S7 →S8 とステップS8 に戻るが、ステッ
プS8 の判定がNOであるうちは、以上の動作を繰り返
す。ところで、「現タイマー値」は、前述のフィルイン
パターンの最初のMIDIデータによる、発音タイミン
グでクリアされ(ステップS19)、前述したように、時
間の経過とともに、RAM5におけるその値を増加させ
るので、ステップS8 における、「現タイマー値」は次
第にその値が増加し、「次タイマー値」に等しいか又は
それ以上になると、ステップS8 の判定がYESとな
り、次のステップS9 に進む。
【0076】ここで、「次タイマー値」には、ステップ
S17において、フィルインパターンの最初のショット音
の発音後、次のショット音までの時間データが、ドラム
パターン・データ領域から読み出されてセットされてい
る。従って、上述の動作により、フィルインパターンの
次のショット音までのタイミングが計られる。
【0077】ステップS9 において、今回再生すべきド
ラム音に対応するMIDIデータを、RAM5のドラム
パターン・データ領域より読み出し、それをMIDI音
源9へ出力し、そのドラム音をスピーカ12より放音す
る。
【0078】次にステップS10に進み、この次に再生す
るドラム音までのカウントすべき時間データを、RAM
5のドラムパターン・データ領域から読み出し、「次タ
イマー値」にセットする。
【0079】そして、ステップS11において、「現タイ
マー値」をクリアし、ステップS12において、ドラムパ
ターン・データ領域の読み出しアドレスをインクリメン
トする。
【0080】続くステップS13において、ステップS10
でセットされた、「次タイマー値」がRec End データで
あるか否かを判定し、NOならば、リターンする。な
お、このRec End データはステップS28に関する説明で
前述したように、記録した演奏データの終了を表すデー
タである。
【0081】その後、メインフローから、再び上述の動
作を繰り返し、ステップS8 において、判定がYESに
なるたびに、ステップS9 において、前述のように、そ
のドラム音を発音する。
【0082】最後に、ステップS13において、次のタイ
マー値が時間データでなく、Rec End データであると、
判定がYESになり、再生は終了となり、次のステップ
S14において「タイマー計測中フラグ」をOFFにす
る。
【0083】以上の説明で明らかなように、サブパッド
を一回ショットするのみで、例えば数秒間のフィルイン
パターンを自動演奏させることができる。なお、上述の
説明では通常の演奏モードと再生モードを分けて説明し
たが、ポリフォニック楽器においては、フィルインパタ
ーンを再生中に、通常の演奏を行うことも可能である。
【0084】次に、その概略を説明する。まず、サブパ
ッドを一回ショットしたときは、前述したように、ステ
ップS1(No) →S2(Yes)→S3(No) →S4(No) →S15→
・・・→リターン→S1(No) →S2(No) →S6(No) ・・
・→リターン→S2 (No)→S6 〜13 ・・・→リターン
と同じ処理を繰り返し、予め記録した、例えばフィルイ
ンパターンを再生する。
【0085】上記繰り返し処理中に、パッド中央部をシ
ョットすると、S1(No) →S2(Yes)→S3(No) →S4 (Y
es) →S5 と進み、ステップS5 において、前述したよ
うに、演奏者の演奏に応じたドラム音を発音する。
【0086】次に、ステップS6 に進むが、ステップS
6 における判定は、「タイマー計測中フラグ」がONな
ので、ステップS7 以下の、サブパッドをショットした
ときの処理を行うステップを進み、上述のフィルインパ
ターンの発音を続ける。
【0087】以上のように、例えばサブパッドをショッ
トして、フィルインパターンの再生中にそれに重ね、演
奏者がパッドの中央部を用いて、自由な演奏を行うこと
ができる。
【0088】なお、上述のフローチャートの説明におい
ては、ポリフォニック(複音)の場合に触れなかった
が、電子打楽器がポリフォニックで構成されているとき
は、例えば図1において、フィルインパターンを記録す
る場合、ドラムパッドの1a のみでなく、他の1b 、1
c あるいは1e など、種々の異なるドラム音を同時に用
いて演奏し、その演奏データを前述のように記録して、
自動演奏させることができる。
【0089】また、上述の実施例においては、自動演奏
のために、演奏者がパッド中央部を用いて演奏し、その
とき得られる演奏データを、ドラムパターン・データ領
域に記録したが、この演奏データは上例のように、演奏
をリアルタイムに記憶(記録)したものに限らない。
【0090】すなわち、予め外部の記憶手段、例えばプ
ロのドラマー等の演奏より作成した演奏データを、RO
Mパック(カード)等に書込み、演奏前にそのROMパ
ックより読み出した、演奏データを上記データ領域にロ
ードしてもよい。
【0091】その他、上述の実施例においては、ドラム
パッドの形状を六角形として、その頂点付近をサブパッ
ドにしたが、これ以外にも種々考えられる。図6にその
例を示す。
【0092】同図(a)、(b)において、Aは図1の
ドラムパッドの中央部に、B以下は同じく図1のサブパ
ッドのB、C、D、E、F、G等にそれぞれ相当する。
このような形状にすれば、図6(a)の場合は、サブパ
ッドが円形なので、ミスショットが少なくなる。同じく
同図(b)では、サブパッドを一箇所に集めたので、狭
い場所での演奏に適し、セッティングし易くなる。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、第2の演奏子を1回シ
ョットするのみで、数秒間にわたる複雑な演奏パターン
を再生(自動演奏)できるので、予め演奏の上手なドラ
マーに、演奏の難しいフィルインパターン等を記録して
もらい、演奏会の時などには、第1の演奏子に対する打
撃操作による楽音の発音動作と並行して、第2の演奏子
に対する打撃操作(ワンショット)でそれを読み出して
それに合わせ、あるいは重ねて、演奏者が自由に通常の
演奏を行うことができる。
【0094】また早いスティックさばきの時は、予め同
様にそれを記録しておき、裏演奏用として用いると、一
人では不可能なリズムパーカッションが演奏できる。ま
た、第2の演奏子を複数個用意すれば、楽器の異なるド
ラム音と種々のドラムパターンを使い分けることができ
るし、その他、一曲中に出てくる演奏パターンのすべて
を、たとえば1小節単位で各第2の演奏子に分けて記録
しておけば、1小節ごとに各第2の演奏子を1回ショッ
トするのみで、1曲のドラムパーカッション演奏を楽し
むこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成図である。
【図2】パターンRec SWの動作説明図である。
【図3】タイマー・インタラプトに関するフローチャー
トである。
【図4】RAM5(図1)の構成図である。
【図5】本発明の一実施例の動作フローチャートであ
る。
【図6】(a) 及び(b) は、本発明によるドラムパッドの
他の実施例を示す図である。
【図7】従来の電子打楽器の一例を示す全体構成図であ
る。
【符号の説明】
1 ドラムパッド部 1a 、1b 、1c 、1d 、1e ドラムパッド 2 トリガー入力部 3 ROM 4 CPU 5 RAM 6 タイマー部 7 スイッチ部 7a ドラムパターン記録スイッチ 7b 記録モード表示灯 8 MIDI情報変換器 9 MIDI音源 10 D/A変換器 11 増幅器 12 スピーカ 21 トリガーパルス発生回路 31 ドラムパッド 32 MIDI変換器 33 MIDI音源部 34 増幅器 35 スピーカ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子打楽器に係り、更に
詳しくは、フィルインパターン等を発音指示可能な電子
楽器に関する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はまず、演奏者に
よる第1の演奏子に対する打撃操作を検出して対応する
楽音の発音を指示する演奏制御指示手段を有する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】同手段は、演奏者が第1の演奏子、例えば
ドラムパッドの中央部をショットして、マニュアル演奏
する場合に、ショットのたびに、同パッド中央部から出
力されるトリガーパルスを受け、それによって楽音の発
音を指示する、例えばトリガー入力部である。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】更に、演奏者による第2の演奏子に対する
打撃操作を検出し、対応する前記演奏パターンデータを
前記演奏パターンデータ記憶手段より順次読み出して楽
音の発音を指示する自動演奏制御指示手段を有する。同
手段は第1の演奏子、例えばドラムパッドの中央部をシ
ョットして通常の演奏を行っている際に、第2の演奏
子、例えばサブパッドを1回ショットすると、その瞬
間、そのサブパッドに対応するフィルインパターン等の
ドラムパターンデータを、上述の演奏パターンデータ記
憶手段から、読み出して上記の通常の演奏に重ねて、そ
のフィルインパターン等の自動演奏を行わせる手段であ
る。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽音を発音する音源手段と、 演奏者による第1の演奏子の打撃操作を検出して対応す
    る楽音の発音を前記音源手段に指示する演奏制御手段
    と、 演奏パターンデータを記憶する演奏パターンデータ記憶
    手段と、 演奏者による第2の演奏子の打撃操作を検出し、該検出
    タイミングで対応する前記演奏パターンデータを前記演
    奏パターンデータ記憶手段より順次読み出して前記音源
    手段に順次出力し、該音源手段に対して、前記第1の演
    奏子に対する打撃操作による楽音の発音動作と並行して
    自動演奏を行わせる自動演奏制御手段と、 を有することを特徴とする電子打楽器。
  2. 【請求項2】 演奏者による前記第1の演奏子の打撃操
    作により生成される演奏パターンデータを前記演奏パタ
    ーンデータ記憶手段に記憶させる記憶制御手段をさらに
    有する、 ことを特徴とする請求項1記載の電子打楽器。
  3. 【請求項3】 前記第1の演奏子と前記第2の演奏子は
    互いに近接した位置に配設されていることを特徴とする
    請求項1記載の電子打楽器。
  4. 【請求項4】 前記第2の演奏子は複数個の演奏子より
    構成され、前記演奏パターンデータ記憶手段には該複数
    の第2の演奏子の各々に対応する前記演奏パターンデー
    タが記憶される、 ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電
    子打楽器。
  5. 【請求項5】 前記記憶制御手段は、前記演奏パターン
    データを一時記憶する一時記憶手段を有し、演奏者によ
    る前記第1の演奏子の打撃操作により前記演奏パターン
    データを該一時記憶手段に記憶させ、その後演奏者によ
    る前記第2の演奏子の打撃操作により前記一時記憶手段
    に記憶された演奏パターンデータを該打撃された第2の
    演奏子に対応する演奏パターンデータとして前記演奏パ
    ターンデータ記憶手段に記憶させる、 ことを特徴とする請求項4記載の電子打楽器。
  6. 【請求項6】 前記演奏パターンデータは予め外部の記
    憶手段により記憶された演奏パターンデータを含む、 ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の電
    子打楽器。
  7. 【請求項7】 演奏者による第1の演奏子の打撃操作を
    検出して対応する楽音を発音するマニュアル演奏手段
    と、 演奏パターンデータを記憶する演奏パターンデータ記憶
    手段と、 演奏者による第2の演奏子の打撃操作を検出し、該検出
    タイミングで対応する前記演奏パターンデータを前記演
    奏パターンデータ記憶手段より順次読み出して自動演奏
    を行う自動演奏手段と、 を有することを特徴とする電子打楽器。
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