JPH06221810A - 視覚認識付きねじ締め装置 - Google Patents

視覚認識付きねじ締め装置

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Publication number
JPH06221810A
JPH06221810A JP5011776A JP1177693A JPH06221810A JP H06221810 A JPH06221810 A JP H06221810A JP 5011776 A JP5011776 A JP 5011776A JP 1177693 A JP1177693 A JP 1177693A JP H06221810 A JPH06221810 A JP H06221810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw tightening
visual recognition
screw
axis
plane mirror
Prior art date
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Pending
Application number
JP5011776A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Nakamura
雅俊 中村
Yoshihiro Itsuzaki
嘉浩 逸崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5011776A priority Critical patent/JPH06221810A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 視覚認識により位置補正を行うねじ締め装置
において、ねじ締め位置への移動量を少なくし、生産性
良く、信頼性の高いねじ締めを行う。 【構成】 ねじ締め手段1とねじ穴7の位置を認識する
視覚認識手段5とを備え、ねじ締め軸心O1 を斜めに横
切る平面鏡3を設けるとともにこの平面鏡3のねじ締め
軸心O1 との交差部にねじ締めビット2が貫通可能な穴
4を形成し、平面鏡3にて反射した視覚認識手段5の撮
像軸心O2 がねじ締め軸心O1 と一致し又は近傍位置で
平行するように平面鏡3の側方に視覚認識手段5を配設
し、視覚認識手段5と平面鏡3の間に結像レンズ6を配
置し、ねじ穴7の認識とねじ締め実行位置をほぼ一致又
は近接させた。尚、平面鏡3に代えて凹面鏡8を用い、
結像レンズ6を省略してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はねじ締め装置においてね
じ締め位置補正のためのねじ穴認識をねじ締め実行位置
又はその近傍で行うことを可能にした視覚認識付きねじ
締め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】視覚認識手段を用いてねじ穴の中心位置
を検出し、ねじ締め位置補正を行うようにした従来の視
覚認識付きねじ締め装置は図4に示すように構成されて
いる。
【0003】即ち、ねじ締め手段11によるねじ締め軸
心O1 と視覚認識手段12による撮像軸心O2 が互いに
平行かつ鉛直となるようにこれらねじ締め手段11と視
覚認識手段12が可動ねじ締めヘッドに並設されてい
る。13はねじ締め手段11のねじ締めビット、14は
視覚認識手段12の結像レンズ、15はねじ穴である。
【0004】ねじ締め作業時には、まず視覚認識手段1
2の撮像軸心O2 がねじ穴15があるべき位置に位置す
るように可動ねじ締めヘッドが移動して視覚認識手段1
2にてねじ穴15を撮像し、その画像を画像処理装置
(図示せず)に入力してねじ穴15の中心位置を検出す
る。このとき、ねじ穴15が認識されない場合は、ねじ
穴15の不良としてねじ締めの実行を中止する。次に、
ねじ締め軸心O1 と撮像軸心O2 間の距離に、検出した
ねじ穴15の中心位置に基づいて算出した位置補正量を
加えた移動距離だけ可動ねじ締めヘッドを移動し、ねじ
締め軸心O1 がねじ穴15の中心を通る状態にし、ねじ
締めビット13を下降させてねじ締めを行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では視覚認識手段12を用いてねじ締め位置
補正を行う場合、視覚認識手段12によりねじ穴15を
撮像するときの位置と、実際にねじ締めを行うときの位
置とが異なっているため、ねじ締め実行前に必ず撮像軸
心O2 からねじ締め軸心O1 までの距離を移動する必要
があり、1本のねじ締めを行うための移動時間が長くな
るという問題を有していた。また、撮像軸心O2 からね
じ締め軸心O1 までの移動の間の移動誤差により、位置
ずれを生じてしまう恐れがあり、ねじ締め不良を発生
し、信頼性が低下するという問題があった。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、ねじ穴
検出後のねじ締め位置への移動量を少なくして生産性良
く、信頼性の高いねじ締めが可能な視覚認識付きねじ締
め装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明の視覚認
識付きねじ締め装置は、ねじ締め手段とねじ穴位置を認
識する視覚認識手段とを備え、ねじ締め軸心を斜めに横
切る平面鏡を設けるとともにこの平面鏡のねじ締め軸心
との交差部にねじ締めビットが貫通可能な穴を形成し、
平面鏡にて反射した視覚認識手段の撮像軸心がねじ締め
軸心と一致し又は近傍位置で平行するように平面鏡の側
方に視覚認識手段を配設し、視覚認識手段と平面鏡の間
に結像レンズを配置したことを特徴とする。
【0008】又、本願の第2発明の視覚認識付きねじ締
め装置は、平面鏡に代えて凹面鏡を用い、結像レンズを
省略したことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の上記構成によれば、穴をあけた平面鏡
を用いることにより視覚認識手段による撮像軸心とねじ
締め軸心をほぼ一致させることができ、平面鏡にあけた
穴を通してねじ締めを行うことによりねじ締め実行位置
又はその近傍でねじ穴を認識でき、ねじ締め実行位置へ
の移動量が少なくて済むため、高い生産性を確保できか
つ移動による誤差が殆ど無くなるため信頼性の高いねじ
締め作業を行うことができる。
【0010】また、凹面鏡を用いて穴をあけた反射鏡に
結像作用を含めるようにすることにより、穴による撮像
障害を減少させることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1実施例の視覚認識付きね
じ締め装置について図1を参照しながら説明する。
【0012】図1において、1はねじ締め手段、2はそ
のねじ締めビットであり、このねじ締め手段1のねじ締
め軸心O1 は鉛直に配設されている。ねじ締め手段1の
直下位置にはねじ締め軸心O1 に対して45°斜めに傾
斜して平面鏡3が配設され、この平面鏡3のねじ締め軸
心O1 との交差部にはねじ締めビット2が貫通する穴4
が形成されている。5は、CCDカメラなどから成る視
覚認識手段であり、平面鏡3に対して水平方向に対向し
かつその撮像軸心O2 が平面鏡3で反射してねじ締め軸
心O1 と一致するように配設されている。平面鏡3と視
覚認識手段5との間には結像レンズ6が配設され、視覚
認識手段5の焦点をねじ穴7に合わせている。これらね
じ締め手段1、視覚認識手段5等は可動ねじ締めヘッド
(図示せず)に搭載されている。
【0013】ねじ締め作業時には、まずねじ締め軸心O
1 に重なっている視覚認識手段5の撮像軸心O2 がねじ
穴7のあるべき位置に位置するように可動ねじ締めヘッ
ドを移動して視覚認識手段5にて平面鏡3を介してねじ
穴7を撮像し、その画像を画像処理装置(図示せず)に
入力してねじ穴7の中心位置を検出する。このとき、ね
じ穴7が認識されない場合は、ねじ穴7の不良としてね
じ締めの実行を中止する。次に、視覚認識手段5の撮像
軸心O2 と検出したねじ穴7の中心位置に基づいて算出
したねじ締め位置補正量だけ可動ねじ締めヘッドを移動
し、ねじ締め軸心O1 がねじ穴7の中心を通る状態に
し、その後ねじ締めビット2を穴4を貫通して下降さ
せ、ねじ締めを行う。
【0014】その際、平面鏡3に穴4が形成されていて
も、視覚認識手段5に対して焦点が合わず結像しないた
め、この穴4による撮像障害はあるものの、ねじ穴7だ
けを撮像することができる。ただし、穴4による撮像障
害はかなり大きいと考えられるため、照明を明るくした
り、有効径の大きなレンズを使用したり、焦点距離の長
いレンズを使用してワークディスタンスを長くするとい
った工夫をする必要がある。また、配置についても、平
面鏡3の反射面に対する垂線とねじ締め軸心O1 の成す
角を、撮像系がねじ締め手段1に干渉しない範囲ででき
る限り小さくしてやると、ねじ締めビット2を通す穴4
を小さくできるため、撮像障害を減らすことができる。
さらに、平面鏡3の穴4が結像レンズ6から離れると、
その穴4が視覚認識手段5に結像し始めるため、結像レ
ンズ6と平面鏡3の距離はできる限り短くするとよい。
【0015】なお、上記説明ではねじ締め軸心O1 と平
面鏡3で反射した撮像軸心O2 が一致するように視覚認
識手段5を配置した例を示したが、移動距離が問題にな
らない範囲で、平面鏡3で反射した撮像軸心O2 をねじ
締め軸心O1 に対して位置をずらせ、平面鏡3の穴4か
ら外すようにすると、ねじ穴7の撮像に結像レンズ6の
中心部を使えるため、撮像障害を減らすことができる。
【0016】次に、本発明の第2実施例について、図2
を参照して説明する。この実施例と上記第1実施例との
相違点は、平面鏡3に代えて凹面鏡8を用い、反射と同
時に結像作用を持たせた点にある。そのため、結像レン
ズ6は設けられていない。このような構成によると、第
1実施例における結像レンズ6の中心部に穴があいてい
るのと同様となるため、第1実施例の場合に比べて穴4
による撮像障害を減らすことができる。
【0017】又、第2実施例において、図3に示すよう
に、凹面鏡8と視覚認識手段5との間に凹面鏡8の収差
を補正するための補正レンズ9を介装すると、より良い
状態の画像を得ることができる。
【0018】上記実施例において、ねじ締め軸心O1
平面鏡3又は凹面鏡8で反射した撮像軸心O2 を一致さ
せ、ねじ締めを行う位置でねじ穴位置検出を行うように
した場合、一度ねじ穴位置を検出してねじ締め位置補正
を行った後に、再度ねじ穴位置を検出することにより位
置補正状態の確認を容易に行うことができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、以上のように穴をあけ
た平面鏡を用いることにより視覚認識手段による撮像軸
心とねじ締め軸心を一致又は近接させることができ、平
面鏡にあけた穴を通してねじ締めを行うことによりねじ
締め実行位置又はその近傍でねじ穴を認識でき、ねじ締
め実行位置への移動量が少なくて済むため、ねじ締め時
間を短縮できて高い生産性を確保できかつ移動による誤
差が殆ど無くなるため信頼性の高いねじ締め作業を行う
ことができる。
【0020】また、凹面鏡を用いて穴をあけた反射鏡に
結像作用を含めるようにすることにより、穴による撮像
障害を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の視覚認識付きねじ締め装
置の概略構成図である。
【図2】本発明の第2実施例の視覚認識付きねじ締め装
置の概略構成図である。
【図3】第2実施例の変形例の視覚認識付きねじ締め装
置の概略構成図である。
【図4】従来例の視覚認識付きねじ締め装置の概略構成
図である。
【符号の説明】
1 ねじ締め手段 2 ねじ締めビット 3 平面鏡 4 穴 5 視覚認識手段 6 結像レンズ 7 ねじ穴 8 凹面鏡 O1 ねじ締め軸心 O2 撮像軸心

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ締め手段とねじ穴位置を認識する視
    覚認識手段とを備え、ねじ締め軸心を斜めに横切る平面
    鏡を設けるとともにこの平面鏡のねじ締め軸心との交差
    部にねじ締めビットが貫通可能な穴を形成し、平面鏡に
    て反射した視覚認識手段の撮像軸心がねじ締め軸心と一
    致し又は近傍位置で平行するように平面鏡の側方に視覚
    認識手段を配設し、視覚認識手段と平面鏡の間に結像レ
    ンズを配置したことを特徴とする視覚認識付きねじ締め
    装置。
  2. 【請求項2】 ねじ締め手段とねじ穴位置を認識する視
    覚認識手段とを備え、ねじ締め軸心を斜めに横切る凹面
    鏡を設けるとともにこの凹面鏡のねじ締め軸心との交差
    部にねじ締めビットが貫通可能な穴を形成し、凹面鏡に
    て反射した視覚認識手段の撮像軸心がねじ締め軸心と一
    致し又は近傍位置で平行するように凹面鏡の側方に視覚
    認識手段を配設したことを特徴とする視覚認識付きねじ
    締め装置。
JP5011776A 1993-01-27 1993-01-27 視覚認識付きねじ締め装置 Pending JPH06221810A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3928593A1 (de) * 1988-08-29 1990-03-15 Suzuki Motor Co Getriebevorrichtung fuer ein fahrzeug
JP2010066213A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Sharp Corp 位置決め装置および位置決め方法
CN103878644A (zh) * 2013-10-16 2014-06-25 淮南师范学院 钻铣床钻铣头凸透镜聚焦定位法

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