JPH06221467A - 空間の気密分離弁装置及びその分離弁の駆動機構、方法 - Google Patents

空間の気密分離弁装置及びその分離弁の駆動機構、方法

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JPH06221467A
JPH06221467A JP35785492A JP35785492A JPH06221467A JP H06221467 A JPH06221467 A JP H06221467A JP 35785492 A JP35785492 A JP 35785492A JP 35785492 A JP35785492 A JP 35785492A JP H06221467 A JPH06221467 A JP H06221467A
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JP
Japan
Prior art keywords
valve body
separating valve
lever
valve
airtight
Prior art date
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Pending
Application number
JP35785492A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayori Uchida
敬自 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOTSUKI KK
Canon Tokki Corp
Original Assignee
TOTSUKI KK
Tokki Corp
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Publication date
Application filed by TOTSUKI KK, Tokki Corp filed Critical TOTSUKI KK
Priority to JP35785492A priority Critical patent/JPH06221467A/ja
Publication of JPH06221467A publication Critical patent/JPH06221467A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 気密分離装置における弁本体を駆動する際に
働く弁本体を回転させようとする力等、円滑な動作に障
害となる力を抑制し安定した円滑な弁の開閉を得る。 【構成】 筺体1に2ヶ所の回転導入部を設け、それぞ
れに通した軸5にレバー4を取り付ける。そのレバー4
先端にローラー6を取り付け、弁本体2の端面の溝3に
ローラー6をはめる。2本の軸5はローラーチェーン9
及びギヤ10により互いに反対回転するよう連結されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空装置等の気密空間
を必要とする装置においてその気密空間の一部を開・閉
する気密分離弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の方式を図4から図10に示し、以
下その説明をする。図5は図4に示す従来技術のB−B
断面図であるが、弁座30を筺体21に密着させる方法
はリンク機構31により行なう方法が一般的であり、図
7及び図10に示す従来技術においても同様である為、
図7及び図10における断面図は省略する。
【0003】図4に示す従来技術は、1本のレバー24
先端にローラー26が取り付けてあり弁本体22の端部
にある溝部23にそのローラー26がはまっている。回
転軸25によりレバー24を回すことにより、ローラー
26が溝23の中を移動しながら弁本体22を左・右に
移動させる。
【0004】図7に示す従来技術は、回転可能な継手4
3bにより連結されたレバー44a,44bの一端がや
はり回転可能な継手43aにより弁本体に取り付けられ
ている。回転軸45によりレバー44aを回すことによ
り、弁本体を左・右に移動させる。
【0005】図10に示す従来技術は、例えばエアシリ
ンダー等の直線運動をする駆動源55により、ベローズ
等のシール材56を介して弁本体52を左・右に移動さ
せる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図6は従来の技術説明
図、図4の概略ベクトル説明図である。ローラー26に
与えられる力M′,Mは弁本体の移動力としてM′又は
Fとして作用するが、その移動力M′,Fは弁本体22
の中心から上・下にずれる場合が多いから、弁本体を左
右に移動させる力の他に弁本体を回転させようとする分
力が作用することになり、弁本体の移動動作が不円滑又
は不可能になる。
【0007】図8,図9は従来の技術説明図、図7のそ
れぞれ弁本体が右端及び左端に有る場合の概略ベクトル
説明図である。弁本体を移動させる力はそれぞれF,
F′として作用するが、右端以外の中間では弁本体を回
転させようとする偶力が作用し弁本体の移動動作が不円
滑又は不可能になる。又弁本体が左端に有る場合のレバ
ー44bのセット角度はその偶力の為限度が有り、最小
限のL寸法が必要となりその分筺体が大きくなる。
【0008】図10の従来技術では、例えばエアシリン
ダー等の直線運動をする駆動源の突出による設置スペー
スの拡大及びベローズ等のシール材のコスト上昇と耐久
力に問題があった。
【0009】本発明は、弁本体の円滑な移動が保証でき
る構造を得ることを目的としており、さらに筺体の大き
さを弁本体の移動範囲の最小限にすることにより設置面
積の効率を良くし、ベローズ等の高価なシール材を使用
しないことにより製作及びメンテナンスのコストを最小
限度に押さえることを目的としている。
【0010】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の気密分離弁装置においては、回転導入部を
2ヶ所設けそれぞれの回転軸に各々レバーを取り付け、
互いに逆方向に回転できるようにして、その先端に取り
付けたローラーが弁本体の溝の中を上・下に移動できる
ようにしたものである。
【0011】上記回転導入部,回転軸及びレバーの取付
位置は筺体の適当な箇所とすることが可能であるが、後
記する理由により、特に弁本体の移動方向に平行な中心
線に対し対称位置に取り付けることが効果的である。
【0012】また、2本の軸の回転は後記する理由によ
り、同期回転することが望ましくそれぞれ独立した駆動
源によって駆動し、その駆動源を制御することにより回
転を同期させることも可能であるが、2本の軸をローラ
ーチェーンやタイミングベルト及びギヤ等の回転を伝達
する部材又はリンク機構等により同期回転をより容易に
得ることができ、そうすることにより駆動源を2本の軸
のどちらか一方の軸のみとすることができる。
【0013】
【作用】上記のように構成された気密分離弁装置は弁本
体を移動方向に平行な中心線に対し、常にバランスの良
い駆動力が働き安定した円滑な動作を得ることができ
る。また、移動方向に対し平行に働く力以外の弁本体を
回転させようとする力等、円滑な動作の障害となる分力
は、2本のレバーが逆方向に回転することにより互いに
相殺される。
【0014】そして、上記した理由から、回転導入部,
回転軸及びレバーの取付位置は、弁本体の移動方向に平
行な中心線に対し対称位置が望ましく、レバーの動作を
同期させることにより、常に安定したバランスの良い駆
動力を得ることができる。
【0015】また、弁の開放時2本のレバーは弁本体の
移動方向に対し直角方向に収納される形となり、弁本体
の移動面積に対し最小限の面積とすることができる。
【0016】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1において、気密分離弁装置の筺体1に回転導入部を
2ヶ所設けそれぞれに軸5を通す。その軸5にレバー4
がそれぞれ取り付けられており、レバー4の先端にはロ
ーラー6が取り付けられている。弁本体2の端面に両面
溝3が有り2本のレバー4のローラー6がはまってお
り、上・下に移動できるようになっている。2本の軸5
は、筺体1の外側でローラーチェーン9及びギヤ10に
より互いに反対回転するよう連結されている。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果が有る。
【0018】弁本体の駆動レバーを2本とし互いに反対
方向に回転させることにより、弁本体の移動方向に平行
な駆動力以外の円滑な動作に障害となる力を抑制でき、
弁本体の安定した円滑な動作が得られる。
【0019】そして、2本の軸を弁本体の移動方向に平
行な中心線に対し対称位置に設け、同期回転するよう連
結することにより円滑な動作をより安定させることがで
きる。
【0020】さらに、このような構造とすることによ
り、2本のレバーはより効率よく収納することができる
ため装置全体を最小限の大きさにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】気密分離弁装置の実施例を示す縦断面図であ
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1における実施例の概略ベクトル図である。
【図4】気密分離弁装置の従来の技術を示す縦断面図で
ある。
【図5】図4のB−B断面図である。
【図6】図4における従来の技術の概略ベクトル図であ
る。
【図7】気密分離弁装置の従来の技術を示す縦断面図で
ある。
【図8】図7における従来の技術の概略ベクトル図であ
る。
【図9】図7における従来の技術の概略ベクトル図であ
る。
【図10】気密分離弁装置の従来の技術を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
1、21 筺体 2、22、42、52 弁本体 3、23 溝部 4、24、44a、44b レバー 5、25、45 軸 6、26 ローラー 9 ローラーチェーン 10 ギヤ 11、30 弁座 31 リンク機構 43a、43b 継手 55 駆動源 56 シール材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁座(11)を有する弁本体(2)を複数
    の回転可能なレバー(4)で移動させ、その弁座(11)
    と筺体(1)の密閉と開放を繰り返し行なう気密分離弁
    装置。
  2. 【請求項2】 複数の回転可能なレバー(4)に同期回
    転させる機構を備えた請求項1記載の気密分離弁装置。
JP35785492A 1992-12-25 1992-12-25 空間の気密分離弁装置及びその分離弁の駆動機構、方法 Pending JPH06221467A (ja)

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JP35785492A JPH06221467A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 空間の気密分離弁装置及びその分離弁の駆動機構、方法

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JP35785492A JPH06221467A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 空間の気密分離弁装置及びその分離弁の駆動機構、方法

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JPH06221467A true JPH06221467A (ja) 1994-08-09

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ID=18456273

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JP35785492A Pending JPH06221467A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 空間の気密分離弁装置及びその分離弁の駆動機構、方法

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