JPH0622106B2 - 回転陽極x線管 - Google Patents

回転陽極x線管

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JPH0622106B2
JPH0622106B2 JP60065561A JP6556185A JPH0622106B2 JP H0622106 B2 JPH0622106 B2 JP H0622106B2 JP 60065561 A JP60065561 A JP 60065561A JP 6556185 A JP6556185 A JP 6556185A JP H0622106 B2 JPH0622106 B2 JP H0622106B2
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ray tube
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J35/00X-ray tubes
    • H01J35/02Details
    • H01J35/04Electrodes ; Mutual position thereof; Constructional adaptations therefor
    • H01J35/08Anodes; Anti cathodes
    • H01J35/10Rotary anodes; Arrangements for rotating anodes; Cooling rotary anodes
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    • H01J35/101Arrangements for rotating anodes, e.g. supporting means, means for greasing, means for sealing the axle or means for shielding or protecting the driving
    • H01J35/1017Bearings for rotating anodes
    • HELECTRICITY
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2235/00X-ray tubes
    • H01J2235/10Drive means for anode (target) substrate
    • H01J2235/1026Means (motors) for driving the target (anode)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、X線装置のX線源として用いられる回転陽
極X線管の改良に関する。
従来の技術 従来の回転陽極X線管ではその陽極部は第3図のように
構成されるのが普通である。この図において、回転軸3
1がベアリング32、33で軸箱34に回転自在に支承
されることによってロータ35が回転自在に保持されて
おり、このロータ35には支柱36を介して傘型のター
ゲット37が固定されている。そして、バルブ(外囲
器)38の外周部にステータ39がロータ35と同軸的
に配置され、このステータ39の作用によりロータ35
が回転させられ、これに伴なっ傘型のターゲット37が
回転させられる。
この構成により、図示しない陰極からの電子の衝撃で高
温に加熱されたターゲット37の熱の一部がロータ35
に伝導し、バルブ38外に放熱される。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このような構成の回転陽極X線管では、ロータ
35の外周がステータ39で包囲されているので、これ
によって熱が封じ込められることになり、ロータ35に
伝達されたターゲット37の熱がバルブ38外に有効に
放熱されないという問題があった。第3図の軸箱34と
ロータ35との間にベアリングを介在させる外箱型の回
転陽極X線管でも同様である。
その結果、ターゲット37の温度上昇が避けられず、そ
のことが長時間定格の向上の障害となり、負荷容量を増
大する上での妨げとなっているとともにベアリングの温
度上昇が強く、ベアリングの寿命をかなり短くしてい
た。
この発明は、ターゲットの軸受部での放熱効果に優れ、
負荷容量を増大し長時間定格を向上させることのできる
とともに、ベアリングへの熱伝導を妨ぐことができX線
管の長寿命化を図った回転陽極X線管を提供することを
目的とする。
問題点を解決するための手段 この発明による回転陽極X線管は、ドーナツ状のターゲ
ットと、このターゲットが固定された中空円筒状のロー
タと、中空円筒状の軸箱と、該軸箱の中空部に挿入され
るロータを該軸箱の中で回転自在に支承するベアリング
と、上記ターゲットに対向するよう配設される陰極と、
上記軸箱の中空部に挿入されたロータの中空部の内側を
覆うとともに、上記ターゲットおよび陰極の外側を覆う
外囲器と、該外囲器の外部において、該外囲器のロータ
中空部内側を覆っている凹所部分に配置されて上記ロー
タを回転させるステータとからなる。
作 用 ステータがロータの中空部の内側に配置されているの
で、ロータおよびその軸受部の外周部がステータで包囲
されることがなく、開放されることになり、ロータや軸
受部での放熱に優れる。
実施例 第1図において、傘型ターゲット1はドーナツ状に形成
されており、熱良伝導材で形成された中空円筒状のター
ゲット支持体2のフランジ20に強固に固定されてい
る。そして、このターゲット支持体2は、そのフランジ
20においてねじ4によりロータ3のフランジ30に固
定されることによって、ロータ3に固定されている。こ
のロータ3はフランジ30を有する中空円筒状に形成さ
れている。
一方、軸箱5は中空円筒状に形成されており、そのフラ
ンジ50の先端に軸箱5と同軸に配設された熱良伝導材
製の円筒体6が固定されている。
そして、中空円筒状のロータ3が中空円筒状の軸箱5の
中空部内に同軸的に配置されるとともに、ロータ3と一
体の中空円筒状ターゲット支持体2が円筒体6に対して
同軸的に配設され、軸箱5とロータ3との間に介在する
ベアリング71、72によりこれらロータ3およびこれ
と一体のターゲット支持体2とターゲット1とが軸箱5
に回転自在に支承されることになる。
このロータ3の中空部の内部には、第1のガラス円筒体
81が配設され、その一端(図では右端)が軸箱5にコ
バールリング91を介して封着されている。また、ター
ゲット1や支持体2の外周部には、大径の第2のガラス
円筒体82が配設され、その一端(図では右端)がコバ
ールリング101を介して円筒体6の一端に封着されて
いる。さらに、これらガラス円筒体81、82の他端
(図では右端)側の開口部は、コバールリング92、1
02で封着されたドーナツ状の蓋体11により閉塞され
る。こうして、第1、第2のガラス円筒体81、82、
蓋体11、軸箱5およびこの軸箱5と一体の円筒体6に
より、ターゲット1やロータ3等を覆って密封する外囲
器(バルブ)が形成される。蓋体11には陰極構体13
がコバールリング14により封着されており、この陰極
構体13に支持された陰極15が、蓋体11に設けられ
た開口110を貫通して外囲器内に延在し、ターゲット
1と対向している。
この外囲器は、第1のガラス円筒体81の中空部により
形成される凹所(この実施例では貫通している)Aと、
軸箱5とそのフランジ50と円筒体6とで形成される凹
所Bとを有することになる。
そして、凹所A内において、ロータ3と対向する位置
に、ロータ3と同軸的にステータ12が配設される。こ
のステータ12によりロータ3が回転され、それに伴な
って支持体2およびターゲット1が回転されられる。
このようにステータ12は、外囲器の外側ではあるが、
中空円筒状ロータ3の中空部内に配置されるので、ロー
タ3およびその軸受部がステータで包囲されることがな
く、これらの外周部は開放され、これらからの熱は効率
良く放射されることになる。
また、凹所Bも開放されているので、支持体2に伝導さ
れた熱は円筒体6を経てこの凹所Bから放射し、しかも
軸箱5に伝導された熱もこの凹所Bから放射することに
なり、放熱効果がさらに向上する。
なお、ターゲット1は全体を高融点物質で形成する必要
はなく、電子衝撃面のみを高融点物質またはそれの蒸着
膜で形成し、残余を低融点物質で形成したものであって
もよい。
また、第1図のターゲット支持体2とロータ3とを一体
に形成してもよく、場合によってはターゲット1、支持
体2およびロータ3を一体に形成してもよい。この場
合、軽量化のため電子衝撃面のみを高融点物質で蒸着す
るのが有利である。
さらに、第1図では軸箱5を中空円筒体とし、凹所Aを
貫通開口したが、軸箱5を有底円筒体とし、凹所Aも有
底凹所としてもよい。
第2図は他の実施例を示すものであるが、外側のガラス
外囲器82の外周部に冷却器16を設け冷却効果を向上
させたものである。他の構成は第1図と同様であり、単
に形状が少し変化しただけであるから、対応する部分に
対応する符号を付し、説明は省略する。
この第2図の冷却器16のような冷却器は第1図の場合
も、たとえば凹所Bのような場所に設けることができ
る。
発明の効果 この発明による回転陽極X線管では、ステータがロータ
の中空部の内側に配置されているので、ロータおよびそ
の軸受部の外周部がステータで包囲されることがなく、
開放されることになり、ロータや軸受部での放熱効果が
向上し、長時間定格の向上および負荷容量の増大ととも
に長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の断面図、第2図は他の実
施例の断面図、第3図は従来例の断面図である。 1、37……ターゲット、2……ターゲット支持体 3、35……ロータ、5、34……軸箱 71、72、32……ベアリング 81、82……ガラス円筒体 12、39……ステータ、13……陰極構体 15……陰極、16……冷却器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドーナツ状のターゲットと、このターゲッ
    トが固定された中空円筒状のロータと、中空円筒状の軸
    箱と、該軸箱の中空部に挿入されるロータを該軸箱の中
    で回転自在に支承するベアリングと、上記ターゲットに
    対向するよう配設される陰極と、上記軸箱の中空部に挿
    入されたロータの中空部の内側を覆うとともに、上記タ
    ーゲットおよび陰極の外側を覆う外囲器と、該外囲器の
    外部において、該外囲器のロータ中空部内側を覆ってい
    る凹所部分に配置されて上記ロータを回転させるステー
    タとからなる回転陽極X線管。
JP60065561A 1985-03-29 1985-03-29 回転陽極x線管 Expired - Fee Related JPH0622106B2 (ja)

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JP3663111B2 (ja) * 1999-10-18 2005-06-22 株式会社東芝 回転陽極型x線管
JP4846214B2 (ja) * 2004-08-27 2011-12-28 株式会社東芝 回転陽極型x線管
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