JPS5843176Y2 - 回転陽極x線管 - Google Patents

回転陽極x線管

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JPS5843176Y2
JPS5843176Y2 JP1978081893U JP8189378U JPS5843176Y2 JP S5843176 Y2 JPS5843176 Y2 JP S5843176Y2 JP 1978081893 U JP1978081893 U JP 1978081893U JP 8189378 U JP8189378 U JP 8189378U JP S5843176 Y2 JPS5843176 Y2 JP S5843176Y2
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JP
Japan
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ray tube
target
anode
rotor
rotating
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Expired
Application number
JP1978081893U
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English (en)
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JPS54184083U (ja
Inventor
宗倫 小田部
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転陽極X線管(以下X線管と称する)、特に
ターゲットの熱が軸受に伝導しに<<シた陽極構造に関
するものである。
一般にX線管の陽極は第1図に示すような陽極構造を有
している。
すなわち同図において、固定部1には軸受2を介してロ
ータ3の回転軸4が回動自在に配置されている。
そして、この回転軸4はロータ3の本体とネジ5を介し
て一体化されて結合されている。
またロータ3の本体は、その一部が固定部1を覆うよう
な円筒部と、ロータ3と一体形成されたターゲット支持
軸6とによって構成され、このターゲット支持軸には傘
形のターゲット7がナツト8により保持固定されている
このように構成されたX線管は、陽極と図示しない陰極
間に高電圧を印加して陰極から陽極の一部である傘形タ
ーゲット7に向って高速電子を射突させるとともに、傘
形ターゲット7上の高速電子射突部の溶解を防止するた
めのロータ3の円筒部を取り巻く図示しないステータか
ら回転磁界を発生させてロータ3を回転させ、傘形ター
ゲット7を高速回転させている。
しかしながら、上記構成によるX線管において、ターゲ
ット7は陰極の電子放射部からの電子の高速射突によっ
て多量の高熱エネルギーが発生し、このターゲット7は
約1000〜1300℃の高温度に達する。
そして、このターゲット7の高熱エネルギーはターゲッ
ト支持軸6、ロータ3、回転軸4を介して軸受2に伝導
されてこの軸受2が高温度となる。
この結果、軸受2はその回転寿命を減少させ、X線管の
寿命を短縮させていた。
したがって、本考案の目的は上記の欠点を除去するため
になされたものであり、ターゲットから軸受へ伝導する
熱伝導量を低減させて軸受の寿命を長くしたX線管を提
供することにある。
このような目的を達成するために本考案によるX線管は
ロータと回転軸との間に熱伝導率の低い部材からなる熱
遮蔽体を介在させたものである。
以下図面を用いて本考案によるX線管について詳細に説
明する。
第2図は本考案によるX線管の一例を示す要部断面図で
あり、第1図と同記号は同一要素となるので゛その説明
は省略する。
同図において、ターゲット7を支持するロータ3と回転
軸4との結合部に熱伝導率が小さくかつ耐熱性の良好な
例えばセラミック等の絶縁物からなる円板状の熱遮蔽体
9を介在させ、ネジ5により結合固定されている。
このように構成されたX線管において、ターゲット7か
らの高熱エネルギーは、その結合部に介在させた熱遮蔽
体9によりその熱伝導を遮断し、回転軸4を介して軸受
2に伝導する熱量を減少させて軸受2を低温度に保持す
ることができる。
なお、上記実施例においては、熱遮蔽体の形状は板状の
ものについて説明したが、本考案はこれに限定されるも
のではなく、回転軸とロータとの結合部を覆うような構
造であればさらに良好な効果が得られる。
以上説明したように本考案によるX線管によれば、ター
ゲットから回転軸を介して軸受へ伝導する熱量を減少さ
せて軸受を低温度に保持できるため、X線管の回転寿命
を長くすることができる優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転陽極X線管の一例を示す要部断面図
、第2図は本考案による回転陽極X線管の一例を示す要
部断面何である。 1・・・・・・固定部、2・・・・・・軸受、3・・・
・・・ロータ、4・・・・・・回転軸、5・・・・・・
ネジ、6・・・・・・ターゲット支持軸、7・・・・・
・ターゲット、8・・・・・・ナツト、9・・・・・・
熱遮蔽体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子の射突によってX線を発生するターゲットと、前記
    ターゲットを回転させるロータと、前記ロータを支持す
    る回転軸とを備えた回転陽極X線管の陽極構造において
    、前記ロータ内部において前記回転軸とターゲット支持
    軸との間に熱伝導率の低い熱遮蔽体を介在させねじによ
    り結合固定したことを特徴とする回転陽極X線管。
JP1978081893U 1978-06-16 1978-06-16 回転陽極x線管 Expired JPS5843176Y2 (ja)

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JP1978081893U JPS5843176Y2 (ja) 1978-06-16 1978-06-16 回転陽極x線管

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JPS54184083U JPS54184083U (ja) 1979-12-27
JPS5843176Y2 true JPS5843176Y2 (ja) 1983-09-29

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