JPH06220424A - 繰返し使用可能な多層パッキング用の多層複合材料 - Google Patents

繰返し使用可能な多層パッキング用の多層複合材料

Info

Publication number
JPH06220424A
JPH06220424A JP4288588A JP28858892A JPH06220424A JP H06220424 A JPH06220424 A JP H06220424A JP 4288588 A JP4288588 A JP 4288588A JP 28858892 A JP28858892 A JP 28858892A JP H06220424 A JPH06220424 A JP H06220424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
copolyamide
composite material
parts
multilayer composite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4288588A
Other languages
English (en)
Inventor
Hans-Joerg Caluori
カルオーリ ハンス−イェルク
Hans-Dalla Torre
ダラ トレ ハンス
Manfred Hewel
ヘーヴェル マンフレート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inventa AG fuer Forschung und Patentverwertung
Uhde Inventa Fischer AG
Original Assignee
EMS Inventa AG
Inventa AG fuer Forschung und Patentverwertung
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EMS Inventa AG, Inventa AG fuer Forschung und Patentverwertung filed Critical EMS Inventa AG
Publication of JPH06220424A publication Critical patent/JPH06220424A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B27/00Layered products comprising a layer of synthetic resin
    • B32B27/34Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising polyamides
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31725Of polyamide
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31725Of polyamide
    • Y10T428/31739Nylon type

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Polyamides (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 繰返し使用可能な多層パッキング用の多層複
合材料。 【構成】 これは、コポリアミド−保護層少なくとも1
層及びコポリアミド−バリヤー層少なくとも1層からな
り、保護層は、耐沸騰水性で透明であり、コポリアミド
は、部分芳香族無定形コポリアミドであり、かつバリヤ
ー層のコポリアミドは、部分芳香族無定形コポリアミド
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特許請求項に記載の対
象物に関する。本発明は特に、パッキング、特に食品パ
ッキングに好適である、コポリアミドからの耐沸騰水性
の透明保護層少なくとも1層及びコポリアミド層少なく
とも1層からなる繰返し使用可能な多層パッキング用多
層複合材料に関する。
【0002】本発明は、特に、特殊なバリヤー特性を有
するコポリアミドと優れた耐沸騰水性を有するコポリア
ミドとを組み合わせて透明な多層複合材料にし、この複
合材料を柔軟な又は硬い繰返し使用可能な多層パッキン
グの製造に使用することを包含する。
【0003】
【従来の技術】特に食品、飲料及び医薬品の場合に、ガ
ラス−及び金属パッキングの代わりに適したプラスチッ
ク材料への増加する需要が、パッキング−及び食品−並
びに医薬品工業にある。この領域で使用される多層パッ
キング系は、一般に種々のポリマー、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル及びポリフッ化ビ
ニル、ポリビニルアルコール、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンビニルアルコール、ポリアミド、イ
オノマー、ポリエステル、ポリカルボネート、ポリアク
リレート及び他のポリマー、その配合物又はその混合物
からの多くの層を含有する。
【0004】これらのパッキング系は、一般に、食品、
飲料並びに医学、化学、生物及び薬学生成物用の前記バ
リヤー層のための保護−及び支持系を示す。これらは、
他の意味では、パッキングの種類、例えばホース、管、
瓶、容器、袋、缶又は類似容器を包含する。
【0005】しかしながら前記使用領域に関して、プラ
スチック材料は、良好な加工性に加えて、良好な機械特
性及び酸素、二酸化炭素、水蒸気及び他のガス及びガス
混合物、例えば香料及び芳香物質又は有毒及び無毒ガス
又は炭化水素に対して、不透過性もしくは耐性であるバ
リヤー層を有する。酸素に対して良好な遮断特性を有す
る材料は、非常にしばしば水蒸気透過性である。例え
ば、ヒドロキシル基を含有する極性ポリマー、例えばセ
ロファン及びポリビニルアルコールは、酸素に対して良
好な遮断層を示すが、これらは、湿っている場合、極端
に吸湿性であり、注目に値する程度にその遮断特性を失
う。疎水性ポリマー、例えばポリオレフィンは、水蒸気
に対して良好なバリヤーであるが、酸素に対するその使
用品質は、劣悪である。疎水性及び親水性構造の均衡の
とれた割合を有するポリマー、例えばポリビニルアルコ
ール、エチレンビニルアルコールコポリマー及びナイロ
ン(ナイロン6及び6,6)は、低い水蒸気圧を有する
環境で、良好な遮断層−特性を有するが、この水蒸気圧
が上昇するとすぐ、ナイロン遮断層は、酸素透過性にな
り、このことは、吸着された水の可塑作用に帰せられ
る。
【0006】米国特許(US−PS)第4826955
号明細書から、無定形ナイロンコポリマーからなるバリ
ヤー層は、公知である。このコポリアミドは、カプロラ
クタム、m−キシリレンジアミン及びテレフタル酸又は
イソフタル酸から構成される。熱水の作用の際に、バリ
ヤー層は、著しく濁り、ガラス転移点(TG)は、非常
に低い値、約50℃まで降下し、コポリアミドが熱的に
不安定になる作用をする。
【0007】米国特許(US−PS)第4696865
号明細書から、パッキング容器、例えば飲料瓶用に使用
するヘキサメチレンテレフタルアミド(6.T)及びヘ
キサメチレンイソフタルアミド(6.I)からのコポリ
アミドは、公知であり、その際、このコポリアミド層
は、酸素及び二酸化炭素に対して非常に良好なバリヤー
特性を有する。前記コポリアミド中のテレフタル酸対イ
ソフタル酸の重量比は、1.0〜1.9、特に1〜1.
5である。米国特許(US−PS)第4696865号
明細書によるコポリイミドは、ガラス転移温度(TG)
約135〜165℃を有するが、条件づきの状態では、
100℃より下に降下し、そのことにより熱水を用いる
洗浄工程も、劣悪に実施されえるので、このような容器
の再利用は、企画されないかもしくは非常に制限され
る。しかしながら、衛生上の理由から洗浄は、少なくと
も70℃で行われえなければならない。請求されたコポ
リアミドは、更に、既にその製造から少し濁っており、
このことは、多数のパッキングの種類にとっては、容認
されない。
【0008】欧州特許(EP−A)第0378856号
明細書中に、その外部層がポリカルボネートからなり、
コポリアミド製の内部遮断層がナイロン(6.I/6.
T)(ヘキサメチレンジアミン及び、イソフタル酸約6
5重量%及びテレフタル酸約35重量%を含有するフタ
ル酸組成物からの無定形ポリアミド)からなるポリカル
ボネート容器が記載されている。そのようなコポリアミ
ドは、約125℃(乾燥)及び湿った状態で70℃より
低いガラス転移点を有する。熱水と接触すると、コポリ
アミドは濁り、破損しやすくなり、このことは、再使用
の制限の原因となる。
【0009】欧州特許(EP−A)第0358038号
明細書からナイロン配合物、このナイロン配合物を含有
する単層−及び多層フィルム及び−容器が公知である。
そこの層は、ヘキサメチレンイソフタルアミド−テレフ
タルアミドの無定形コポリマー及び融点少なくとも約1
45℃を有する結晶性コポリアミドからの合金からな
る。このポリマー組合せでは、一方で、部分結晶性コポ
リアミドとの合金効果により、無定形コポリアミドの軟
化点は降下する。他方では、この配合物は、条件づきの
状態で、乾燥状態として、ひどく低い強度及び耐熱変形
性を有する。そのような合金は、繰り返された熱水接触
により同じく濁り、脆くなる。
【0010】米国特許(US−PS)第4937130
号明細書から、芳香族ポリカルボネート内層及び芳香族
ポリカルボネート外層の間に無定形ポリアミドからの中
間層を含有するポリカルボネート容器(飲料瓶)が公知
である。無定形ポリアミドは、ヘキサメチレンジアミ
ン、イソフタル酸、テレフタル酸及び1,4−ビスアミ
ノメチルシクロヘキサンからなり、ガラス転移温度約1
05℃のみを有する。熱水と接触すると、このコポリア
ミドも濁り、かつ脆くなり、このことは、再使用性が鉱
水のみに限ることを意味する。このことは、熱水がポリ
カルボネート層に浸透し、コポリアミド層に達し、そこ
で、この層の強い混濁と軟化を引き起こすことに起因す
る。
【0011】欧州特許(EP−A)第409666号又
は同第411791号明細書から、改良されたガス−遮
断層特性、即ち改良された酸素バリヤー特性を有するポ
リアミド組成物が公知である。このポリアミドは、ヘキ
サメチレンジアミン及びm−キシリレンジアミン、アジ
ピン酸及び場合によりテレフタル酸単位からなる。しか
しながら、このコポリアミドのガラス転移温度は、約9
0℃である。従って、このようなポリアミド遮断層を有
する容器の、容器の再使用を目的とする70〜80℃の
温度の熱水での洗浄は、不可能である。それというのも
ポリアミド層が軟化し、乳濁するからである。
【0012】米国特許(US−PS)第4983719
号明細書により、p−キシリレンジアミン、アジピン酸
及びイソフタル酸から製造されるコポリアミドは、熱水
に対して類似の特性を示す。ここで、ガラス転移点17
0℃迄が得られるが、湿った状態では、100℃より下
に降下し、そのため同様に熱水を用いての洗浄工程は、
実施されない。それというのもコポリアミドは、この影
響により混濁し、軟化し、従って堅いパッキングでの特
定の使用に好適でないからである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、特に食品−パッキング用の、コポリアミド−保護層
少なくとも1層及びコポリアミド−バリヤー層少なくと
も1層からなる多層複合材料を提供することであり、そ
の場合、一方では、複合材料の保護層は、非常に高い耐
熱変形性、高い強度及び柔靱性を乾燥時並びに条件下で
有し、他方、70〜95℃より上の範囲の温度の熱水も
しくは沸騰水に耐性もしくは耐熱水蒸気性であるので、
混濁せず又は脆くなく、その際、複合材料のバリヤー層
は、酸素、炭酸及び毒性及び非毒性ガス、例えば香料及
び芳香物質又は炭化水素に対して可能なかぎり透過性で
はなく、もしくは抵抗性であるべきである。この多層複
合材料は、柔軟又は硬い繰返し使用可能なパッキングの
製造に使用することができる。
【0014】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1及
び2に記された特徴により解決される。
【0015】従属請求項中に、本発明の有利な実施が含
まれる。
【0016】本発明による、繰返し使用可能な多層パッ
キング、特に食品パッキング用の多層複合材料は、持続
性の耐沸騰水性−透明コポリアミド−保護層少なくとも
1層及びコポリアミド−バリヤー層少なくとも1層から
なる。
【0017】耐沸騰水性の内部又は場合により外部層
は、中間のバリヤー層中で熱水及び水蒸気による混濁化
を阻止する;中間層は、酸素、炭酸及び他のガス又は蒸
気に対するバリヤー層を表す。
【0018】本発明による多層複合材料の保護層は、耐
沸騰水性で透明であり、かつコポリアミドは、(a)C
9〜C40−原子を有する長鎖の脂肪族モノマー又はC9
12−原子を有するラクタム又はC9〜C12−原子を有
するω−アミノカルボン酸又はほぼ等モル比のドデカン
ジアミン及びドデカンジ酸からの少なくとも1種 2〜
40モル部(b)C6〜C26−原子を有する脂環式ジア
ミン少なくとも1種及びほぼ等モル比で(c)C8〜C
20−原子を有する非置換又は置換芳香族ジカルボン酸少
なくとも1種から構成される部分芳香族無定形コポリア
ミドであり、その際、(a)、(b)及び(c)は、合
計100モル部である。
【0019】本発明による多層複合材料のバリヤー層の
コポリアミドは、(a)C6〜C12−原子を有するラク
タム又はC6〜C12−原子を有するω−アミノカルボン
酸又はほぼ等モル比のC6〜C12−原子の脂肪族ジカル
ボン酸を有するC6〜C12−原子を有する脂肪族ジアミ
ン 0〜40モル部(b)C6〜C26−原子を有する脂
環式ジアミンの群から選択された他のジアミン少なくと
も1種 最大49重量%で、及び/又はC6〜C26−原
子を有する芳香脂肪族ジアミン 最大40モル%で置換
されうる、C4〜C8−原子を有する短鎖の脂肪族ジアミ
ン少なくとも1種、及びほぼ等モル比で、(c)C8
20−原子を有する非置換又は置換芳香族ジカルボン酸
少なくとも1種から構成される部分芳香族コポリアミド
である。この芳香族ジカルボン酸は、C4〜C8−原子を
有する脂肪族ジカルボン酸少なくとも1種により0〜2
0モル部が置換されうる。(a)、(b)及び(c)は、合計
100モル部である。
【0020】モノマー構成要素としてジアミン及びジカ
ルボン酸を、実質的に等モルの割合で、ポリアミドの構
成に使用する。しかしながらこの割合は、カルボキシル
−又はアミノ基−末端コポリアミドを有するかどうかに
相応して、一定の限度内で変動しうることが、当業者に
公知である。
【0021】本発明による多層複合材料は、保護層−及
びバリヤー層に加えて、他のポリマー層少なくとも1層
以上を含有する。これは、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリカルボネート、ポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレンスチレン、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリアクリルにトリル、ポリビニルアルコール、ポ
リスルフィド、ポリスルホン、ポリケトン及びポリスチ
レンからなる群から選択されたポリマーから成りうる。
【0022】複合材料のバリヤー層少なくとも1層は、
多数の、保護層又はバリヤー層である、同じかまたは異
なる層の間にある。
【0023】多層複合材料は、異なるコポリアミドから
の多数のバリヤー層を含有しうる。
【0024】保護層の無定形コポリアミドは、有利な実
施形で、次のモノマー: (a)C11又はC12−原子を有するラクタム又はω−ア
ミノカルボン酸又はほぼ等モル比のドデカンジアミン及
びドデカンジ酸 (b)非置換又はC1〜C4−アルキル−置換4,4′−
ジアミノ−ジシクロヘキシル−C1〜C3−アルカン及び
ほぼ等モル比の (c)イソフタル酸により及び場合により15モル%ま
でC4〜C8−原子を有する脂肪族ジカルボン酸少なくと
も1種又はC8〜C20−原子を有する脂環式ジカルボン
酸少なくとも1種により置換されていてよいテレフタル
酸から構成される。
【0025】他の実施形では、保護層の無定形コポリア
ミドは、(a)C9〜C12−原子を有するラクタム又は
ω−アミノカルボン酸 2〜40モル部、(b)C6
24−原子を有するビス−(アミノ−シクロヘキシル)
−アルカン又はそのアルキル化誘導体少なくとも1種及
びほぼ等モル比の(c)C4〜C8−原子を有する脂肪族
ジカルボン酸少なくとも1種0〜15モル%により置換
されていて良いC8〜C12−原子を有する芳香族ジカル
ボン酸少なくとも1種から構成される。
【0026】ラクタム(a)は、有利にラウリンラクタ
ムであり、ビス−(アミノ−シクロヘキシル)−アルカ
ン(b)は、有利に4,4′−ジアミノ−3,3′−ジ
メチル−ジシクロヘキシル−メタンであり、かつ芳香族
ジカルボン酸(c)は、テレフタル酸又はイソフタル酸
又はこれらの混合物である。
【0027】他の有利な変法では、保護層の長鎖脂肪族
モノマー(a)は、有利にC28〜C40−原子を有する二
量体脂肪酸であり、脂環式ジアミン(b)は、4,4′
−ジアミノ−3,3′−ジメチル−ジシクロヘキシル−
メタン(ラロミン:Laromin)又は3−アミノメ
チル−3,5,5′−トリメチル−1−シクロヘキシル
アミン(イソホロンジアミン)又はこれらの混合物であ
り、芳香族ジカルボン酸(c)は、テレフタル酸又はイ
ソフタル酸又はこれらの混合物である。テレフタル酸及
びイソフタル酸は、モル比1:0〜0:1、特に4:1
〜1:4で存在しうる。二量体脂肪酸は、脂環式ジアミ
ン(b)とほぼ等モルのモル比で、結合する。
【0028】もう一つ別の実施形では、バリヤー層のコ
ポリアミドは、(a)C6〜C12−原子を有するラクタ
ム、C6〜C12−原子を有するω−アミノカルボン酸又
はほぼ等モル比のC6〜C12−原子の脂肪族ジカルボン
酸を有するC6〜C12−原子を有する脂肪族ジアミン
0〜40モル部及び(b)脂環式ジアミン最大49重量
%で、及び/又は芳香脂肪族ジアミン最大40モル%で
置換されていてよいC4〜C8−原子を有する短鎖の脂肪
族ジアミン少なくとも1種 30〜50モル部及びほぼ
等モル比で(c)C−原子4〜8個を有する脂肪族ジカ
ルボン酸最大20モル%により置換されていてよいテレ
フタル酸又はイソフタル酸又はこれらの混合物から構成
され、その際、(a)、(b)及び(c)の合計は、1
00モル部である。
【0029】バリヤー層のコポリアミドは、有利に、構
成要素ヘキサメチレンジアミン及び脂環式ジアミンをモ
ル比1:49〜50:0で含有する。
【0030】特別な実施形では、バリヤー層のコポリア
ミドは、構成要素として、(b)ヘキサメチレンジアミ
ン25〜48モル部及び4,4′−ジアミノ−3,3′
−ジメチルジシクロヘキシルメタン2〜25モル部から
なるもの50モル部並びにほぼ等モル比で、(c)イソ
フタル酸又はテレフタル酸又はこれらの混合物を含有
し、その際この混合物は、特にイソフタル酸及びテレフ
タル酸をモル比1:4〜4:1で含有してよい。
【0031】有利に、バリヤー層のコポリアミドは、構
成要素として、(b)ヘキサメチレンジアミン10〜4
0モル部、m−キシリレンジアミン5〜20モル部、
4,4′−ジアミノ−3,3′−ジメチルシクロヘキシ
ルメタン5〜20モル部からなるもの50モル部及びほ
ぼ等モル比で、(c)イソフタル酸又はテレフタル酸又
はこれらの混合物を含有するか、もしくは有利に構成要
素として、(b)ヘキサメチレンジアミン5〜45モル
部、m−キシリレンジアミン5〜45モル部からなるも
の50モル部及びほぼ等モル比で、(c)イソフタル酸
又はテレフタル酸又はこれらの混合物を含有する。
【0032】他の実施形では、バリヤー層のコポリアミ
ドは、(a)ラウリンラクタム又はω−アミノラウリン
酸 5〜30モル部及び(b)モル比1:5〜5:1の
ヘキサメチレンジアミン及び4,4′−ジアミノ−3,
3′−ジメチルシクロヘキシルメタン及びほぼ等モル比
で、(c)イソフタル酸又はテレフタル酸又はこれらの
混合物から構成され、ここで(a)、(b)及び(c)は、合
計100モル部である。
【0033】バリヤー層のコポリアミドは、特別な実施
形では、ほぼ等モル比で、(b)ヘキサメチレンジアミ
ン及び(c)イソフタル酸又はテレフタル酸又はこれら
の混合物から構成される。
【0034】有利な方法では、バリヤー層のコポリアミ
ドは、更に次の成分: (a)カプロラクタム又はω−アミノカプロン酸 20
〜70モル部及び (b)ヘキサメチレンジアミン及び4,4′−ジアミノ
−3,3′−ジメチルシクロヘキシルメタン(その際ジ
アミンのモル比は、4:1〜1:4である)及びほぼ等
モル比で、 (c)イソフタル酸又はテレフタル酸又はこれらの混合
物から構成され、ここで(a)、(b)及び(c)は、合計1
00モル部である。
【0035】更に、バリヤー層のコポリアミドは、
(a)カプロラクタム又はω−アミノカプロン酸 2〜
30モル部(b)ヘキサメチレンジアミン及びほぼ等モ
ル比で、(c)アジピン酸 5〜20モル部及びイソフ
タル酸又はテレフタル酸又はこれらの混合物 29〜4
4モル部から構成されえ、ここで(a)、(b)及び(c)
は、合計100モル部である。
【0036】前記多層複合材料から製造される繰返し使
用可能な多層パッキングは、保護層少なくとも1層及び
バリヤー層少なくとも1層から形成することができ、こ
れらは、自体弛んでおり、他の層から分離できるか、又
は前記ポリマーの他のものを用いて同時押出物、化合物
又は混合物を形成でき、例えば同時押出、深絞り、吹込
成形又は比較できる技術により製造することができる。
【0037】本発明による多層複合材料は、容器、瓶、
缶又は類似容器として使用することができる。
【0038】良好な強度及び耐熱変形性、良好な耐洗浄
性、高い透明度及び再使用の適性と共に、釣合いのとれ
たバリヤー特性を有する、適切なパッキング材料に対す
る需要は、著しく大きい。洗浄のために耐熱水性であ
る、強く着色された炭酸含有生成物用の繰返し使用可能
なパッキングが特に重要である。これらの前記要求全部
は、本発明による多層複合材料から製造されるパッキン
グ材料により充たされる。
【0039】耐沸騰水性−透明保護層は、通例、このパ
ッキングもしくはパッキング系での内側及び/又は外側
に存在し、かつ無定形コポリアミド、有利にラクタム−
12、ラロミン、芳香族ジカルボン酸を基礎とするコポ
リアミド(Grilamid TR 55 der Firma Ems-Chemie AG)か
らなる。
【0040】従って、本発明は、パッキングもしくはパ
ッキング系、特に食品パッキングに好適である、特別な
特性を有する、耐沸騰水性−透明保護層少なくとも1層
及びバリヤー層少なくとも1層からの多層複合材料に関
する。
【0041】本発明は、本発明による特別なバリヤー特
性を有するコポリアミドと優れた持続性の耐沸騰水性を
有するコポリアミドを組み合わせて、繰返し使用可能な
多層パッキングもしくはパッキング系のための透明な多
層複合材料を作ることを包含する。既に前に記載のよう
に、これらの多層パッキング系は、一般に種々のポリマ
ーからなる多数の層を含有する。
【0042】特定の無定形コポリアミドの本発明による
選択、及びそれを組み合わせて多層パッキング系にする
ことは、果汁、ジャム及び炭酸含有飲料のパッキングの
領域での、熱水、水蒸気、酸素、炭酸及び香料及び芳香
物質用の毒性ガス及び蒸気に対するポリマーパッキング
材料のための広範囲のバリヤーへの市場の需要の根拠と
なっている。
【0043】従って本発明の力点は、繰返し使用可能な
パッキング、例えば、例えば有利にラクタム−12、ラ
ロミン、芳香族ジカルボン酸を基礎とする型の耐沸騰水
性のコポリアミド(Grilamid TR 55 der Firma Ems-Chem
ie AG)からなる内側又は外側層を有する繰返し使用可能
な瓶において、バリヤー特性を有するコポリアミドから
の他の層少なくとも1層との組合せである。
【0044】耐沸騰水性のコポリアミドが、内層及び/
又は外層を形成し、バリヤーコポリアミドが、中間層を
形成している飲料瓶及び容器は、有利な使用であり、そ
の際、ポリスチレン、ポリブタジエン、ポリアクリルニ
トリル、ポリカルボネート及び更にその他のポリマーか
ら誘導される他のポリマーは、もう一つのポリマー層を
形成することができる。
【0045】耐沸騰水性−透明内層又は外層は、中間の
バリヤー層中での沸騰水及び水蒸気による混濁化を阻害
し;中間層は、酸素、炭酸及び他のガス又は蒸気に対す
るバリヤー層を表す。
【0046】本発明の重要な目的物は、繰返し使用可能
なパッキング系を示す。全種類の飲料瓶又は容器は、使
用後、洗浄のために、60〜95℃での熱水又はアルカ
リ性洗浄液又は熱蒸気を用いる洗浄を施す。従って、飲
料パッキングの分野でのポリマー廃棄物の減少のため
に、本発明による保護−及びバリヤー層を有する繰返し
使用可能なパッキングは、大きな経済的及び環境政策的
重要性を有する。
【0047】更に、本発明による透明バリヤー層−もし
くは保護層コポリアミドは、隣のポリマー層に順応する
屈折率を有するので、多層系の透明性の侵害は起こらな
いことが有利である。保護層もしくはバリヤー層のポリ
アミドの屈折率は、広い限度内に調整することができ
る。保護層は、沸騰水もしくは水蒸気に対して安定なの
で、使用瓶及び容器の再使用は、可能であり、これら
は、例えば15〜20の洗浄サイクルを、サイクルの継
続時間15〜20分の間、80℃以上で、又は水蒸気又
はアルカリ性洗浄液の場合、60〜95℃で保持する。
【0048】
【実施例】次の例により、本発明を詳説する。
【0049】例1〜9:撹拌機、熱供給機、窒素吹き込
み装置、オイル循環加熱器を備えた150l−圧力オー
トクレーブに、表1中に記載の組成を有するモノマーを
装入し、融液中の重縮合により、定義された組成のコポ
リアミド1〜9を製造し、そこから50μm平面シート
を押出し、これらを酸素−もしくはCO2−透過性及び
耐熱水性もしくは耐沸騰水性について検査した。
【0050】結果を第1表にまとめる。
【0051】
【表1】
【0052】Laromin=4,4′−ジアミノ−
3,3′−ジメチル−ジシクロヘキシルメタン AS =アジピン酸 MXDA =m−キシリレンジアミン LC6 =カプロラクタム LC12 =ラクタム−12又はラウリンラクタム IPD =イソホロンジアミン HMD =ヘキサメチレンジアミン IPS =イソフタル酸 TPS =テレフタル酸 TR 55 =ラクタム12、ラロミン及び芳香族ジ
カルボン酸を基礎とするコポリアミド 例1〜8のコポリアミドからのシートは、酸素及びCO
2に対して非常に良好なバリヤー特性を有するが、部分
的には良好な耐熱水性もしくは耐沸騰水性を有さない
(例1、6、7、8)。それに対して、ラクタム−1
2、ラロミン及び芳香族ジカルボン酸を基礎とする例9
からのコポリアミド(Typ Grilamid TR
55)は、僅かなバリヤー特性を有するが、100℃
まで、優れた耐熱水性を有し、即ち耐沸騰水性である。
【0053】ラクタム−12、ラロミン及び芳香族ジカ
ルボン酸を基礎とする例9からのコポリアミド(Gri
lamid TR 55)から、導入された例1〜8か
らのコポリアミドの各々を用いて、同時押出しにより多
層複合材料シート及び押出し−吹込成形により弛るい層
を有する多層−中空体の形で、透明な成形体が製造され
た。
【0054】複合材料シート及び中空体は、両面境界層
(外部及び内部)として、ラクタム−12、ラロミン及
び芳香族ジカルボン酸を基礎とするコポリアミド(Gr
ilamid TR 55)を含有する。しかしながら
中空体の場合、内層のみが、ラクタム−12、ラロミン
及び芳香族ジカルボン酸を基礎とするコポリアミド(G
rilamid TR 55)からなり、一方外層は、
280℃、3.8kgで、MVI 2cm3/10分
(ISO−Norm 1133)を有する、ビスフェノ
ールAを基礎とするポリカルボネート(Lexan P
KG 1643)からなった。
【0055】複合材料シートを、80℃の熱水中に24
〜48時間置いた。層の透明度は、僅かの混濁及び言う
に値するほどの収縮無しで得られた。
【0056】中空体を、層中に混濁を生じさせること無
く、恒温にされた貯蔵器からの70〜80℃の熱水で2
4及び48時間にわたり洗浄した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス ダラ トレ スイス国 ドマート エムス ヴィア ク ーシャス 7 (72)発明者 マンフレート ヘーヴェル スイス国 ローデルス オーバードルフ 34

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コポリアミド−保護層少なくとも1層及
    びコポリアミド−バリヤー層少なくとも1層からなる、
    繰返し使用可能な多層パッキング用の多層複合材料にお
    いて、保護層は、耐沸騰水性で透明であり、コポリアミ
    ドは、(a)C9〜C40−原子を有する長鎖の脂肪族モ
    ノマー又はC9〜C12−原子を有するラクタム又はC9
    12−原子を有するω−アミノカルボン酸又はほぼ等モ
    ル比のドデカンジアミン及びドデカンジ酸からの少なく
    とも1種 2〜40モル部(b)C6〜C26−原子を有
    する脂環式ジアミン少なくとも1種及びほぼ等モル比で
    (c)C8〜C20−原子を有する非置換又は置換芳香族
    ジカルボン酸少なくとも1種から構成されている(ここ
    で(a)、(b)及び(c)は、合計100モル部である)部
    分芳香族無定形コポリアミドであり、かつバリヤー層の
    コポリアミドは、(a)C6〜C12−原子を有するラク
    タム又はC6〜C12−原子を有するω−アミノカルボン
    酸又はほぼ等モル比のC6〜C12−原子の脂肪族ジカル
    ボン酸を有するC6〜C12−原子を有する脂肪族ジアミ
    ン 0〜40モル部(b)C6〜C26−原子を有する脂
    環式ジアミンの群から選択された他のジアミン少なくと
    も1種 最大49重量%で、及び/又はC6〜C26−原
    子を有する芳香脂肪族ジアミン 最大40モル%で置換
    されうる、C4〜C8−原子を有する短鎖の脂肪族ジアミ
    ン少なくとも1種、及びほぼ等モル比で、(c)C4
    8−原子を有する脂肪族ジカルボン酸少なくとも1種
    により0〜20モル部が置換されうるC8〜C20−原子
    を有する非置換又は置換芳香族ジカルボン酸少なくとも
    1種から構成されている(ここで(a)、(b)及び
    (c)は、合計100モル部である)部分芳香族コポリ
    アミドであることを特徴とする、繰返し使用可能な多層
    パッキング用の多層複合材料。
  2. 【請求項2】 保護−及びバリヤー層に加えて更に他の
    ポリマー層少なくとも1層以上からなる、請求項1記載
    の多層複合材料。
  3. 【請求項3】 その他のポリマー層は、ポリエチレン、
    ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリカルボネート、
    ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンスチレン、
    ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルニトリル、ポリビニルア
    ルコール、ポリスルフィド、ポリスルホン、ポリケトン
    及びポリスチレンからなる群から選択されたポリマーか
    らなる、請求項2記載の多層複合材料。
  4. 【請求項4】 保護−又はバリヤー層である、多数の同
    じか又は異なる層の間にバリヤー層少なくとも1層があ
    る、請求項1から3までのいずれか1項記載の多層複合
    材料。
  5. 【請求項5】 異なるコポリアミドからなるバリヤー層
    を多数含有する、請求項1記載の多層複合材料。
  6. 【請求項6】 保護層の無定形コポリアミドは、次のモ
    ノマー: (a)C11又はC12−原子を有するラクタム又はω−ア
    ミノカルボン酸又はほぼ等モル比のドデカンジアミン及
    びドデカンジ酸 (b)非置換又はC1〜C4−アルキル−置換4,4′−
    ジアミノ−ジシクロヘキシル−C1〜C3−アルカン及び
    ほぼ等モル比の (c)イソフタル酸により及び場合により15モル%ま
    でC4〜C8−原子を有する脂肪族ジカルボン酸少なくと
    も1種又はC8〜C20−原子を有する脂環式ジカルボン
    酸少なくとも1種により置換されていてよいテレフタル
    酸から構成される、請求項1記載の多層複合材料。
  7. 【請求項7】 保護層の無定形コポリアミドは、(a)
    9〜C12−原子を有するラクタム又はω−アミノカル
    ボン酸 2〜40モル部、(b)C6〜C24−原子を有
    するビス−(アミノ−シクロヘキシル)−アルカン又は
    そのアルキル化誘導体少なくとも1種及びほぼ等モル比
    の(c)C4〜C8−原子を有する脂肪族ジカルボン酸少
    なくとも1種0〜15モル%により置換されていてよい
    8〜C12−原子を有する芳香族ジカルボン酸少なくと
    も1種から構成される、請求項1記載の多層複合材料。
  8. 【請求項8】 ラクタム(a)は、ラウリンラクタムで
    あり、ビス−(アミノ−シクロヘキシル)−アルカン
    (b)は、4,4′−ジアミノ−3,3′−ジメチル−
    ジシクロヘキシル−メタンであり、かつ芳香族ジカルボ
    ン酸(c)は、テレフタル酸又はイソフタル酸又はこれ
    らの混合物である、請求項6又は7記載の多層複合材
    料。
  9. 【請求項9】 保護層の長鎖脂肪族モノマー(a)は、
    28〜C40−原子を有する二量体脂肪酸であり、シクロ
    脂肪族ジアミン(b)は、4,4′−ジアミノ−3,
    3′−ジメチル−ジシクロヘキシル−メタン又は3−ア
    ミノ−メチル−3,5,5′−トリメチル−1−シクロ
    ヘキシルアミン又はこれらの混合物であり、芳香族ジカ
    ルボン酸(c)は、テレフタル酸又はイソフタル酸又は
    これらの混合物であり、その際、二量体脂肪酸は、脂環
    式ジアミン(b)とほぼ等モルのモル比で結合する、請
    求項1記載の多層複合材料。
  10. 【請求項10】 バリヤー層のコポリアミドは、(a)
    6〜C12−原子を有するラクタム、C6〜C12−原子を
    有するω−アミノカルボン酸、又はほぼ等モル比のC6
    〜C12−原子の脂肪族ジカルボン酸を有するC6〜C12
    −原子を有する脂肪族ジアミン 0〜40モル部及び
    (b)脂環式ジアミン最大49重量%で、及び/又は芳
    香脂肪族ジアミン最大40モル%で置換されていてよい
    4〜C8−原子を有する短鎖の脂肪族ジアミン少なくと
    も1種 30〜50モル部及びほぼ等モル比で(c)C
    −原子4〜8個を有する脂肪族ジカルボン酸最大20モ
    ル%により置換されていてよいテレフタル酸又はイソフ
    タル酸又はこれらの混合物から構成され、その際、
    (a)、(b)及び(c)の合計は、100モル部であ
    る、請求項1記載の多層複合材料。
  11. 【請求項11】 バリヤー層のジアミン(b)は、群:
    ヘキサメチレンジアミン、4,4′−ジアミノ−3,
    3′−ジメチル−ジシクロヘキシルメタン、キシリレン
    ジアミンから選択される、請求項1記載の多層複合材
    料。
  12. 【請求項12】 バリヤー層のコポリアミドは、脂肪族
    ジアミン(b)としてヘキサメチレンジアミンを含有す
    る、請求項11記載の多層複合材料。
  13. 【請求項13】 バリヤー層のコポリアミドは、構成要
    素ヘキサメチレンジアミン及び脂環式ジアミンをモル比
    1:49〜50:0で含有する、請求項1記載の多層複
    合材料。
  14. 【請求項14】 バリヤー層のコポリアミドは、構成要
    素として、(b)ヘキサメチレンジアミン25〜48モ
    ル部及び4,4′−ジアミノ−3,3′−ジメチルジシ
    クロヘキシルメタン2〜25モル部からなるもの50モ
    ル部並びにほぼ等モル比で、(c)イソフタル酸又はテ
    レフタル酸又はこれらの混合物(この混合物は、イソフ
    タル酸対テレフタル酸のモル比1:4〜4:1を有す
    る)を含有する、請求項1記載の多層複合材料。
  15. 【請求項15】 バリヤー層のコポリアミドは、構成要
    素として、(b)ヘキサメチレンジアミン10〜40モ
    ル部、m−キシリレンジアミン5〜20モル部、4,
    4′−ジアミノ−3,3′−ジメチルシクロヘキシルメ
    タン5〜20モル部からなるもの50モル部及びほぼ等
    モル比で、(c)イソフタル酸又はテレフタル酸又はこ
    れらの混合物を含有する、請求項1記載の多層複合材
    料。
  16. 【請求項16】 バリヤー層のコポリアミドは、構成要
    素として、(b)ヘキサメチレンジアミン5〜45モル
    部、m−キシリレンジアミン5〜45モル部からなるも
    の50モル部及びほぼ等モル比で、(c)イソフタル酸
    又はテレフタル酸又はこれらの混合物を含有する、請求
    項1記載の多層複合材料。
  17. 【請求項17】 バリヤー層のコポリアミドは、(a)
    ラウリンラクタム又はω−アミノラウリン酸 5〜30
    モル部(b)モル比1:5〜5:1のヘキサメチレンジ
    アミン及び4,4′−ジアミノ−3,3′−ジメチル−
    シクロヘキシルメタン及びほぼ等モル比で、(c)イソ
    フタル酸又はテレフタル酸又はこれらの混合物から構成
    され、その際(a)、(b)及び(c)は、合計100
    モル部である、請求項1記載の多層複合材料。
  18. 【請求項18】 バリヤー層のコポリアミドは、(b)
    ヘキサメチレンジアミン及びほぼ等モル比で、(c)イ
    ソフタル酸又はテレフタル酸又はこれらの混合物から構
    成される、請求項1記載の多層複合材料。
  19. 【請求項19】 バリヤー層のコポリアミドは、(a)
    カプロラクタム又はω−アミノカプロン酸 20〜70
    モル部(b)ヘキサメチレンジアミン及び4,4′−ジ
    アミノ−3,3′−ジメチル−シクロヘキシルメタン
    (その際ジアミンのモル比は、4:1〜1:4である)
    及びほぼ等モル比で、(c)イソフタル酸又はテレフタ
    ル酸又はこれらの混合物から構成され、その際(a)、
    (b)及び(c)は、合計100モル部である、請求項
    1記載の多層複合材料。
  20. 【請求項20】 バリヤー層のコポリアミドは、(a)
    カプロラクタム又はω−アミノカプロン酸 2〜30モ
    ル部(b)ヘキサメチレンジアミン及びほぼ等モル比
    で、(c)アジピン酸 5〜20モル部及びイソフタル
    酸又はテレフタル酸又はこれらの混合物 29〜44モ
    ル部から構成され、その際(a)、(b)及び(c)
    は、合計100モル部である、請求項1記載の多層複合
    材料。
  21. 【請求項21】 容器、瓶、缶、グラス、袋又は被覆シ
    ートとして形成される、請求項1〜20までのいずれか
    1項記載の多層複合材料。
  22. 【請求項22】 同時押出、吹込成形、場合により深絞
    り成形と組み合わせて製造される、請求項1から21ま
    でのいずれか1項記載の多層複合材料。
JP4288588A 1991-10-31 1992-10-27 繰返し使用可能な多層パッキング用の多層複合材料 Pending JPH06220424A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH3172/91A CH684747A5 (de) 1991-10-31 1991-10-31 Mehrschicht-Verbund.
CH03172/91-3 1991-10-31

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06220424A true JPH06220424A (ja) 1994-08-09

Family

ID=4250181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4288588A Pending JPH06220424A (ja) 1991-10-31 1992-10-27 繰返し使用可能な多層パッキング用の多層複合材料

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5418068A (ja)
EP (1) EP0539894A1 (ja)
JP (1) JPH06220424A (ja)
CH (1) CH684747A5 (ja)
DE (1) DE4142978C1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009525362A (ja) * 2006-01-31 2009-07-09 エーエムエス−ヒェミー・アクチェンゲゼルシャフト ポリアミド成形配合物および透明かつ熱蒸気殺菌性成形物品または押出物を製造するためのその使用。
JP2016521795A (ja) * 2013-06-12 2016-07-25 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se 固相重合を含む脂肪族または部分芳香族のポリアミドの製造法

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2097647A1 (en) * 1992-07-20 1994-01-21 Thomas Paul Dunton Multilayer container of polycarbonate and amorphous polyamide layers
CA2097655A1 (en) * 1992-07-20 1994-01-20 Thomas Maria Klerks Multilayer container of polycarbonate and amorphous polyamide of improved barrier and stress crack resistant
US5439718A (en) * 1993-07-21 1995-08-08 General Electric Company Multilayer container of polycarbonate and amorphous polyamide of improved barrier and stress crack resistant properties
US7008890B1 (en) * 1995-04-19 2006-03-07 Fraunhofer-Gesellschaft Zur Forderung Der Angewandten Forschung E.V. Vapor barrier for use in the thermal insulation of buildings
DE19530952C2 (de) * 1995-08-23 2000-06-29 Wolff Walsrode Ag Sterilisationsfeste, tiefziehbare, siegelbare Semi-rigid-Folie
US5763095A (en) * 1995-11-29 1998-06-09 W. R. Grace & Co.-Conn. Breathable film for cheese packaging
US5849380A (en) * 1995-12-27 1998-12-15 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Deoxidizing multi-layer material and packaging container using same
US5897901A (en) * 1996-02-20 1999-04-27 E. I. Du Pont De Nemours And Company Method for removing compounds causing discoloration in fruit/vegetables stored in see-through packaging structures
JP2000501350A (ja) 1996-08-16 2000-02-08 クライオバツク・インコーポレイテツド ポリアミドシーラント、ポリアミドコア層、及びo▲下2▼バリアー層を有するフィルムを含んでいる物品、及びこれを用いて包装された製品
AUPP654598A0 (en) 1998-10-16 1998-11-05 Silverbrook Research Pty Ltd Micromechanical device and method (ij46h)
AUPP653998A0 (en) 1998-10-16 1998-11-05 Silverbrook Research Pty Ltd Micromechanical device and method (ij46B)
DE19757606C2 (de) * 1997-12-23 2001-05-10 Inventa Ag Thermoplastische Mehrschichtverbunde
US7388048B2 (en) * 2003-08-05 2008-06-17 Arkema France Flexible semiaromatic polyamides with a low moisture uptake
JP4710219B2 (ja) * 2003-09-17 2011-06-29 宇部興産株式会社 ポリアミド多層フィルム
US20070015424A1 (en) * 2005-07-15 2007-01-18 Certainteed Corporation Building material having adaptive vapor retarder
MX2008010730A (es) * 2006-03-08 2008-09-01 Basf Se Copoliamidas parcialmente aromaticas con una cristalinidad elevada.
FI20060701A (fi) * 2006-07-27 2008-01-28 Stora Enso Oyj Polymeeripinnoitteinen kuumasaumautuva pakkausmateriaali sekä siitä muodostettu suljettu tuotepakkaus
US20080236078A1 (en) * 2007-03-30 2008-10-02 Certainteed Corporation Attic Insulation with Desiccant
US8820028B2 (en) 2007-03-30 2014-09-02 Certainteed Corporation Attic and wall insulation with desiccant
FR2954773B1 (fr) * 2009-12-24 2013-01-04 Arkema France Polyamide semi-aromatique, son procede de preparation, composition comprenant un tel polyamide et leurs utilisations
KR20130088023A (ko) * 2010-06-29 2013-08-07 미쯔비시 가스 케미칼 컴파니, 인코포레이티드 폴리아미드 화합물
CA2809479A1 (en) 2012-03-30 2013-09-30 Certainteed Corporation Roofing composite including dessicant and method of thermal energy management of a roof by reversible sorption and desorption of moisture
SG11201510168XA (en) 2013-06-12 2016-01-28 Basf Se Process for the continuous preparation of an aliphatic or partially aromatic polyamide
SG11201509892XA (en) 2013-06-12 2016-01-28 Basf Se Method for continuously producing polyamide oligomers and for producing semicrystalline or amorphous polyamides that can be thermoplastically processed
MX2015017174A (es) 2013-06-12 2017-03-06 Basf Se Método para producir copoliamidas semi-aromáticas con un elevado exceso de diamina.
CN105377948B (zh) 2013-06-12 2018-01-19 巴斯夫欧洲公司 连续制备脂族或半芳族聚酰胺低聚物的方法
WO2018200283A1 (en) 2017-04-25 2018-11-01 Advansix Resins & Chemicals Llc Semi-aromatic copolyamides based on caprolactam
CN109265678B (zh) * 2018-09-19 2021-07-06 中仑塑业(福建)有限公司 一种聚酰胺树脂及其制备方法和成型品
GB202000444D0 (en) 2020-01-13 2020-02-26 Gbuk Group Ltd Tamper evident cap

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2509791A1 (de) * 1975-03-06 1976-09-16 Basf Ag Copolyamide und deren verwendung als schmelzkleber
DE2626931C3 (de) * 1976-06-16 1979-04-05 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Copolyamide und ihre Verwendung zum Appretieren von Leder oder Lederaustauschmaterial
DE2753577A1 (de) * 1977-12-01 1979-06-07 Bayer Ag Polyamide
US4696865A (en) * 1984-04-20 1987-09-29 Monsanto Company Hollow copolyamide article
US4908272A (en) * 1987-04-27 1990-03-13 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Gas-barrier multilayered structure
US4826955A (en) * 1988-01-21 1989-05-02 Allied-Signal Inc. Amorphous copolyamide article of manufacture with moisture-insensitive oxygen barrier properties
US5053259A (en) * 1988-08-23 1991-10-01 Viskase Corporation Amorphous nylon copolymer and copolyamide films and blends
US4937130A (en) * 1989-01-18 1990-06-26 General Electric Company Polycarbonate container having internal layers of amorphous polyamide
US4983719A (en) * 1989-07-21 1991-01-08 General Electric Company Amorphous polyamide having excellent oxygen barrier properties from para-xylylene diamine, isophthalic acid and adipic acid

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009525362A (ja) * 2006-01-31 2009-07-09 エーエムエス−ヒェミー・アクチェンゲゼルシャフト ポリアミド成形配合物および透明かつ熱蒸気殺菌性成形物品または押出物を製造するためのその使用。
JP2016521795A (ja) * 2013-06-12 2016-07-25 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se 固相重合を含む脂肪族または部分芳香族のポリアミドの製造法

Also Published As

Publication number Publication date
US5418068A (en) 1995-05-23
EP0539894A1 (de) 1993-05-05
DE4142978C1 (ja) 1992-12-03
CH684747A5 (de) 1994-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06220424A (ja) 繰返し使用可能な多層パッキング用の多層複合材料
AU2003236479B2 (en) Dual-ovenable, heat-sealable packaging film
JPH10195211A (ja) 包装用フィルムまたはシート
WO2017115685A1 (ja) ドライブレンド混合物
JP5471009B2 (ja) 多層容器
JP5315599B2 (ja) 樹脂組成物および多層構造物
WO1988001283A1 (en) Aromatic polyamides and agents for imparting gas barrier properties to them
JPH01131275A (ja) ポリアミド組成物
AU688570B2 (en) Partially aromatic copolyamides
JP3066052B2 (ja) 多層包装体
JP2012201412A (ja) 多層容器
JPH0752334A (ja) 多層延伸フィルム
JP5407521B2 (ja) 樹脂組成物および包装材料
JP4132083B2 (ja) 包装用フィルムまたはシート
JPH08283431A (ja) ポリアミドベースの二軸延伸フィルム
JP2007211159A (ja) 樹脂組成物および多層構造物
JP3038037B2 (ja) 医療容器用基材
US5591495A (en) Copolyamide barrier layer and reusable packaging elements made therewith
JPH03106646A (ja) 耐レトルト性包装材料
JPH05305702A (ja) 再使用型多層包装用のコポリアミドからなる遮断層および該遮断層を有する再使用型多層包装体
JPH07102658B2 (ja) ガスバリヤ−性多層構造物
JP2010241910A (ja) 樹脂組成物および多層構造物
JPH05271497A (ja) 組成物、多層構造体および包装体
JP2982972B2 (ja) 多層構造体および多層包装体
JP5865080B2 (ja) 保存方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080509

Year of fee payment: 11