JPH06220073A - クロロフエニルホスフアンの製造方法 - Google Patents
クロロフエニルホスフアンの製造方法Info
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- JPH06220073A JPH06220073A JP28520293A JP28520293A JPH06220073A JP H06220073 A JPH06220073 A JP H06220073A JP 28520293 A JP28520293 A JP 28520293A JP 28520293 A JP28520293 A JP 28520293A JP H06220073 A JPH06220073 A JP H06220073A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F9/00—Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
- C07F9/02—Phosphorus compounds
- C07F9/28—Phosphorus compounds with one or more P—C bonds
- C07F9/50—Organo-phosphines
- C07F9/52—Halophosphines
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クロロフエニルホスフアンの製造方法
【構成】 式
(C6 H5)n PCl3-n
(上式中、n=1または2である)で表されるクロロフ
エニルホスフアンを製造するために、トリフエニルホス
フアン(C6 H5)3 Pおよび三塩化リンPCl3を30
0℃以上の温度において反応せしめるあたり、液状のト
リフエニルホスフアンおよびガス状の三塩化リンを予め
規定されたモル比で、垂直に配置された、長く延びたそ
して加熱された反応帯域の頂部に供給し、反応帯域の底
部より流出する反応生成物を五塩化リンを入れられた滞
留帯域内に移し、最後に、滞留帯域を加熱することによ
って反応生成物よりの過剰の三塩化リンを後続する分留
帯域を経て分離する。
エニルホスフアンを製造するために、トリフエニルホス
フアン(C6 H5)3 Pおよび三塩化リンPCl3を30
0℃以上の温度において反応せしめるあたり、液状のト
リフエニルホスフアンおよびガス状の三塩化リンを予め
規定されたモル比で、垂直に配置された、長く延びたそ
して加熱された反応帯域の頂部に供給し、反応帯域の底
部より流出する反応生成物を五塩化リンを入れられた滞
留帯域内に移し、最後に、滞留帯域を加熱することによ
って反応生成物よりの過剰の三塩化リンを後続する分留
帯域を経て分離する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トリフエニルホスフア
ン(C6 H5)3 Pと三塩化リンPCl3 とを300℃以
上の温度において反応せしめることによって式 (C6 H5)n PCl3-n (上式中、n=1または2である)で表されるクロロフ
エニルホスフアンを製造する方法に関する。
ン(C6 H5)3 Pと三塩化リンPCl3 とを300℃以
上の温度において反応せしめることによって式 (C6 H5)n PCl3-n (上式中、n=1または2である)で表されるクロロフ
エニルホスフアンを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4,521,347号から、
ジクロロフエニルホスフアンC6 H5PCl2 およびク
ロロジフエニルホスフアン(C6 H5)2 PClの混合物
の製造方法が知られており、その際、トリフエニルホス
フアン(C6 H5)3 Pと三塩化リンPCl3 とがオート
クレーブ内で、または電気炉内に存在する石英管内で3
20ないし700℃の温度において反応せしめられる。
ジクロロフエニルホスフアンC6 H5PCl2 およびク
ロロジフエニルホスフアン(C6 H5)2 PClの混合物
の製造方法が知られており、その際、トリフエニルホス
フアン(C6 H5)3 Pと三塩化リンPCl3 とがオート
クレーブ内で、または電気炉内に存在する石英管内で3
20ないし700℃の温度において反応せしめられる。
【0003】上記の公知の方法においては、反応生成物
が黄リンを含有し、それによって反応生成物の蒸留によ
る精製が非常に困難になるという欠点がある。
が黄リンを含有し、それによって反応生成物の蒸留によ
る精製が非常に困難になるという欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、トリフエニルホスフアンと三塩化リンとを300℃
以上の温度において反応せしめ、その際、得られた反応
生成物が黄リンを含有しないというクロロフエニルホス
フアンの製造方法を提供することである。
は、トリフエニルホスフアンと三塩化リンとを300℃
以上の温度において反応せしめ、その際、得られた反応
生成物が黄リンを含有しないというクロロフエニルホス
フアンの製造方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】上記の課題の解決は、
本発明によれば、液状のトリフエニルホスフアンおよび
ガス状の三塩化リンを規定されたモル比で、垂直に配置
された、長く延びたそして反応された反応帯域の頂部に
供給し;上記反応帯域の底部より流出する反応生成物を
五塩化リンを入れられた滞留帯域内に移し;そして滞留
帯域を加熱することによって反応生成物よりの過剰の三
塩化リンを後続する分留帯域を経て分離することによっ
て達成される。
本発明によれば、液状のトリフエニルホスフアンおよび
ガス状の三塩化リンを規定されたモル比で、垂直に配置
された、長く延びたそして反応された反応帯域の頂部に
供給し;上記反応帯域の底部より流出する反応生成物を
五塩化リンを入れられた滞留帯域内に移し;そして滞留
帯域を加熱することによって反応生成物よりの過剰の三
塩化リンを後続する分留帯域を経て分離することによっ
て達成される。
【0006】本発明による方法は、更に、選択的に以下
の点を実施の態様として包含しうる: a)反応帯域は、電気加熱式ケイ素/炭化ケイ素管より
なる; b)反応帯域は、少なくとも部分的に粒状の炭化ケイ素
よりなる充填物で満たされている; c)充填物の炭化ケイ素は、2ないし8mm、好ましく
は3ないし6mmの粒径を有する; d)反応帯域は、炭化ケイ素充填物の領域において、3
50ないし650℃、好ましくは、500ないし600
℃の温度を示す。
の点を実施の態様として包含しうる: a)反応帯域は、電気加熱式ケイ素/炭化ケイ素管より
なる; b)反応帯域は、少なくとも部分的に粒状の炭化ケイ素
よりなる充填物で満たされている; c)充填物の炭化ケイ素は、2ないし8mm、好ましく
は3ないし6mmの粒径を有する; d)反応帯域は、炭化ケイ素充填物の領域において、3
50ないし650℃、好ましくは、500ないし600
℃の温度を示す。
【0007】本発明による方法に従って得られた反応生
成物は、それ故明らかに黄リンを含有しない。何故なら
ば、それは滞留帯域内に存在する五塩化リンと反応して
しまっているからである。
成物は、それ故明らかに黄リンを含有しない。何故なら
ば、それは滞留帯域内に存在する五塩化リンと反応して
しまっているからである。
【0008】本発明による方法を実施するための装置を
添付の図面において、概略的にそして断面において示
す。受器1から液状の三塩化リンが第1のポンプ2を介
して蒸発器3に供給され、この蒸発器は、流れに従って
垂直に配置され、SiSiCよりなり、そして電気的に
加熱されうる管4の上端部に結合されている。同様に、
炭化ケイ素よりなる充填物で少なくとも部分的に充填さ
れているこの管の上端部には、加熱ジャケットを備えた
容器5から液状のトリフエニルホスフアンが第2のポン
プ6を介して配量される。管4の下端部から流出する反
応生成物は、加熱装置を備え、その中に五塩化リンが存
在する滞留容器7に達する。滞留容器7の内容物は、8
0℃以上の温度に保たれ、その際、滞留容器7からガス
状で流出する三塩化リンは、塔8を経て蒸留され、凝縮
器9において液化されそしてタンク10内に集められ
る。
添付の図面において、概略的にそして断面において示
す。受器1から液状の三塩化リンが第1のポンプ2を介
して蒸発器3に供給され、この蒸発器は、流れに従って
垂直に配置され、SiSiCよりなり、そして電気的に
加熱されうる管4の上端部に結合されている。同様に、
炭化ケイ素よりなる充填物で少なくとも部分的に充填さ
れているこの管の上端部には、加熱ジャケットを備えた
容器5から液状のトリフエニルホスフアンが第2のポン
プ6を介して配量される。管4の下端部から流出する反
応生成物は、加熱装置を備え、その中に五塩化リンが存
在する滞留容器7に達する。滞留容器7の内容物は、8
0℃以上の温度に保たれ、その際、滞留容器7からガス
状で流出する三塩化リンは、塔8を経て蒸留され、凝縮
器9において液化されそしてタンク10内に集められ
る。
【0009】
例1(比較例) 受器1(添付図面参照)から第1のポンプ2を用いて3
時間以内にPCl32041g(14.9mol)を蒸
発器3内に配量した。蒸発器3から流出したガス状のP
Cl3 は、垂直に配置された、SiSiCよりなりそし
て電気的に590℃に加熱された、その中に炭化ケイ素
よりなる充填物が存在する管4に達した。同時に、加熱
用ジャケットを備えた容器5から第2のポンプ6を介し
て液状のPh3 P816g(3.11mol)が管4の
頂部に装入された。滞留容器7内に集められた反応生成
物は、その中で少なくとも80℃の温度に保たれ、それ
によって過剰のPCl3 の大部分は、塔8を経て蒸留さ
れ、それは凝縮器9内で液化し、そしてタンク10内に
集められた。
時間以内にPCl32041g(14.9mol)を蒸
発器3内に配量した。蒸発器3から流出したガス状のP
Cl3 は、垂直に配置された、SiSiCよりなりそし
て電気的に590℃に加熱された、その中に炭化ケイ素
よりなる充填物が存在する管4に達した。同時に、加熱
用ジャケットを備えた容器5から第2のポンプ6を介し
て液状のPh3 P816g(3.11mol)が管4の
頂部に装入された。滞留容器7内に集められた反応生成
物は、その中で少なくとも80℃の温度に保たれ、それ
によって過剰のPCl3 の大部分は、塔8を経て蒸留さ
れ、それは凝縮器9内で液化し、そしてタンク10内に
集められた。
【0010】PCl3 を富有する反応生成物の蒸留によ
って、未反応のそれ以上のPCl3のほかに、下記の物
質が得られた: PhPCl2 1284g (7.2mol) Ph2 PCl 250g (1.1mol) PhCl 86.7g(0.77mol) P4 3.3g(27mmol) Ph3 P 37.7g(144mol) 例2(比較例) 管4を電気的に580℃に加熱し、そして管4の頂部に
液状のPh3 P800g(3.05mol)を供給する
という変更を加えて例1を繰返した。
って、未反応のそれ以上のPCl3のほかに、下記の物
質が得られた: PhPCl2 1284g (7.2mol) Ph2 PCl 250g (1.1mol) PhCl 86.7g(0.77mol) P4 3.3g(27mmol) Ph3 P 37.7g(144mol) 例2(比較例) 管4を電気的に580℃に加熱し、そして管4の頂部に
液状のPh3 P800g(3.05mol)を供給する
という変更を加えて例1を繰返した。
【0011】PCl3 を富有する反応生成物の蒸留によ
って、未反応のそれ以上のPCl3のほかに、下記の物
質が得られた: PhPCl2 1189g (6.6mol) Ph2 PCl 261g (1.2mol) PhCl 64.4g(0.57mol) P4 2.2g(18mmol) Ph3 P 65.8g(0.25mol) 例3(比較例) 管4を電気的に600℃に加熱し、蒸発器3内にPCl
3 2905g(21.2mol)を配量し、そして管4
の頂部にPh3 P504g(1.92mol)を供給す
るという変更を加えて例1を繰返した。
って、未反応のそれ以上のPCl3のほかに、下記の物
質が得られた: PhPCl2 1189g (6.6mol) Ph2 PCl 261g (1.2mol) PhCl 64.4g(0.57mol) P4 2.2g(18mmol) Ph3 P 65.8g(0.25mol) 例3(比較例) 管4を電気的に600℃に加熱し、蒸発器3内にPCl
3 2905g(21.2mol)を配量し、そして管4
の頂部にPh3 P504g(1.92mol)を供給す
るという変更を加えて例1を繰返した。
【0012】PCl3 を富有する反応生成物の蒸留によ
って、未反応のそれ以上のPCl3のほかに、下記の物
質が得られた: PhPCl2 690g (3.9mol) Ph2 PCl2 46g (0.21mol) PhCl 86.6g(0.77mol) P4 4.3g(35mmol) Ph3 P <0.1g 例4(本発明による) PCl3 2473g(18.0mol)をPh3 P96
5g(3.68mol)と反応せしめ、そして滞留容器
7内においてPCl5 70g(0.34mol)(31P
- NMR- スペクトロスコープによって捕捉されうる滞
留容器7内の粗混合物のP4 含量に関して約100%過
剰)を装入したという変更を加えて例1を繰返した。
って、未反応のそれ以上のPCl3のほかに、下記の物
質が得られた: PhPCl2 690g (3.9mol) Ph2 PCl2 46g (0.21mol) PhCl 86.6g(0.77mol) P4 4.3g(35mmol) Ph3 P <0.1g 例4(本発明による) PCl3 2473g(18.0mol)をPh3 P96
5g(3.68mol)と反応せしめ、そして滞留容器
7内においてPCl5 70g(0.34mol)(31P
- NMR- スペクトロスコープによって捕捉されうる滞
留容器7内の粗混合物のP4 含量に関して約100%過
剰)を装入したという変更を加えて例1を繰返した。
【0013】PCl3 を富有する反応生成物の蒸留によ
って、未反応のそれ以上のPCl3のほかに、下記の物
質が得られた: PhPCl2 1460g (8.16mol) Ph2 PCl 201g (0.91mol) PhCl 115.1g(1.02mol) P4 <1g Ph3 P 22.8g(87mmol) 例5(本発明による) PCl3 2002g(14.6mol)をPh3 P80
6g(3.07mol)と反応せしめ、そして滞留容器
7内においてPCl5 95g(0.46mol)(31P
- NMR- スペクトロスコピーによって捕捉されうる滞
留容器7内の粗混合物のP4 含量に関して約150%過
剰)を装入したという変更を加えて例1を繰返した。
って、未反応のそれ以上のPCl3のほかに、下記の物
質が得られた: PhPCl2 1460g (8.16mol) Ph2 PCl 201g (0.91mol) PhCl 115.1g(1.02mol) P4 <1g Ph3 P 22.8g(87mmol) 例5(本発明による) PCl3 2002g(14.6mol)をPh3 P80
6g(3.07mol)と反応せしめ、そして滞留容器
7内においてPCl5 95g(0.46mol)(31P
- NMR- スペクトロスコピーによって捕捉されうる滞
留容器7内の粗混合物のP4 含量に関して約150%過
剰)を装入したという変更を加えて例1を繰返した。
【0014】PCl3 を富有する反応生成物の蒸留によ
って、未反応のそれ以上のPCl3のほかに、下記の物
質が得られた: PhPCl2 1298g (7.25mol) Ph2 PCl 214g (0.97mol) PhCl 91.6g(0.81mol) P4 <0.1g Ph3 P 37.0g(141mmol)
って、未反応のそれ以上のPCl3のほかに、下記の物
質が得られた: PhPCl2 1298g (7.25mol) Ph2 PCl 214g (0.97mol) PhCl 91.6g(0.81mol) P4 <0.1g Ph3 P 37.0g(141mmol)
【図1】本発明による方法を実施するための装置を示す
概略説明図である。
概略説明図である。
1 受け器 2 第1のポンプ 3 蒸発器 4 加熱管 5 容器 6 第2のポンプ 7 滞留容器 8 塔 9 凝縮器 10 タンク
Claims (1)
- 【請求項1】 トリフエニルホスフアン(C6 H5)3 P
と三塩化リンPCl 3 とを300℃以上の温度において
反応せしめることにより式 (C6 H5)n PCl3-n (上式中、n=1または2である)で表されるクロロフ
エニルホスフアンを製造する方法において、液状のトリ
フエニルホスフアンおよびガス状の三塩化リンを予め規
定されたモル比で、垂直に配置された、長く延びたそし
て加熱された反応帯域の頂部に供給し;上記反応帯域の
底部より流出する反応生成物を五塩化リンを入れられた
滞留帯域内に移し;そして滞留帯域を加熱することによ
って反応生成物よりの過剰の三塩化リンを後続する分留
帯域を経て分離することを特徴とする上記クロロフエニ
ルホスフアンの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4238711:6 | 1992-11-17 | ||
DE19924238711 DE4238711A1 (de) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | Verfahren zur Herstellung von Chlorphenylphosphanen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06220073A true JPH06220073A (ja) | 1994-08-09 |
JP3578475B2 JP3578475B2 (ja) | 2004-10-20 |
Family
ID=6473050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28520293A Expired - Fee Related JP3578475B2 (ja) | 1992-11-17 | 1993-11-15 | クロロフエニルホスフアンの製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0599044B1 (ja) |
JP (1) | JP3578475B2 (ja) |
CA (1) | CA2109349A1 (ja) |
DE (2) | DE4238711A1 (ja) |
DK (1) | DK0599044T3 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19640465A1 (de) * | 1996-09-30 | 1998-04-02 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von Phenylchlorphosphinen |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3216381A1 (de) * | 1982-05-03 | 1983-11-03 | Hoechst Ag, 6230 Frankfurt | Verfahren zur herstellung von chlor-phenyl-phosphanen |
-
1992
- 1992-11-17 DE DE19924238711 patent/DE4238711A1/de not_active Withdrawn
-
1993
- 1993-10-16 DK DK93116741T patent/DK0599044T3/da active
- 1993-10-16 EP EP19930116741 patent/EP0599044B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-10-16 DE DE59308865T patent/DE59308865D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-10-27 CA CA 2109349 patent/CA2109349A1/en not_active Abandoned
- 1993-11-15 JP JP28520293A patent/JP3578475B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0599044B1 (de) | 1998-08-12 |
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