JPH06219871A - 薄膜積層セラミックス基板 - Google Patents

薄膜積層セラミックス基板

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JPH06219871A
JPH06219871A JP1313493A JP1313493A JPH06219871A JP H06219871 A JPH06219871 A JP H06219871A JP 1313493 A JP1313493 A JP 1313493A JP 1313493 A JP1313493 A JP 1313493A JP H06219871 A JPH06219871 A JP H06219871A
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JP
Japan
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thin film
film layer
ceramic substrate
layer
metal
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JP1313493A
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English (en)
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Akira Miki
明 三城
Yasuyuki Morita
康之 森田
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/009After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone characterised by the material treated
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/45Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
    • C04B41/52Multiple coating or impregnating multiple coating or impregnating with the same composition or with compositions only differing in the concentration of the constituents, is classified as single coating or impregnation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
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    • C04B2111/00474Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 セラミックス基板12の上に金属又は金属含
有化合物の薄膜が複数層積層された薄膜積層セラミック
ス基板11において、セラミックス基板12の上に周期
表第4A族から選ばれた1種以上の元素からなる第1薄
膜層13、及び第1薄膜層13の上に第1薄膜層13を
構成する元素を含有する化合物からなる第2薄膜層14
が少なくとも積層されている薄膜積層セラミックス基板
11。 【効果】 セラミックス基板12と薄膜積層体20及び
薄膜積層体20相互の密着性に優れ、またピンのロウ付
けを行うような高温下においても第1薄膜層13の上層
への拡散が抑制されるために高い膜密着強度を維持する
ことができ、薄膜積層体20の上に形成されるメッキ膜
との密着性に優れた薄膜積層セラミックス基板を提供す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄膜積層セラミックス基
板に関し、より詳細には強固で優れた膜密着強度を有
し、セラミックス基板上に薄膜で微細回路配線が形成さ
れ、ICパッケージ等に利用される薄膜積層セラミック
ス基板に関する。
【0002】
【従来の技術】セラミックスは耐熱性、熱衝撃性、破壊
強度、絶縁性等に優れた特性を有し、厳しい環境下で使
用される部材として最適なものであるため、多種多様な
分野で使用されている。半導体産業の分野においても、
ICあるいはLSIのパッケージ等として、種々の材料
からなるセラミックスが使用されている。
【0003】通常、これらのセラミックスパッケージ
は、セラミックスの原料である種々の酸化物粉末等を用
いて作製されたグリーンシート上に配線等を印刷した
後、該グリーンシートを積層、焼成する、いわゆる同時
焼成法により製造される。
【0004】しかし、セラミックスパッケージの最表層
の配線回路の形成方法及び配線に用いられる配線材料
は、LSI等の実装方法により大きく異なる。
【0005】すなわち、最も一般的な実装方法であるワ
イヤーボンディング法の場合、セラミックスパッケージ
の最表層に形成されるワイヤーボンディングパッドの間
隔はたかだか数百μmであり、前記ワイヤーボンディン
グパッド等を印刷した後に焼結させることにより該ワイ
ヤーボンディングパッド等が収縮してもほとんど問題な
く、W等を配線材料に用いて上記した同時焼成法により
セラミックスパッケージ上のボンディングパッド及び回
路配線を形成することができる。
【0006】しかし、より高密度なLSI等の実装方法
であるTAB( Tape Automated Bonding )法やフリップ
チップボンディング法では、LSI接続用のボンディン
グパッドの間隔が50μm前後とかなり狭くなり、パッ
ケージ製造時に0.3%以下の寸法誤差精度が要求され
る。従って、前記した同時焼成法によりTAB法やフリ
ップチップボンディング法用の最表層のボンディングパ
ッド等を形成するのは難しい。
【0007】そこで、TAB法やフリップチップボンデ
ィング法用のセラミックスパッケージの最表層のボンデ
ィングパッド等を形成する方法としては、厚膜印刷法や
薄膜法が用いられている。
【0008】前記厚膜印刷法は、導体粒子を有機ビヒク
ル中に分散させた導体ペーストをメッシュスクリーンを
通してセラミックス基板に印刷した後に、ケミカルエッ
チングにより配線パターンを形成し、その後焼成するこ
とによりセラミックス基板に焼き付ける方法である。ま
た前記薄膜法は、セラミックス基板上に物理蒸着法によ
り金属薄膜を蒸着した後、フォトリソグラフ法により回
路配線パターンを形成する方法である。
【0009】前記厚膜法は、配線層の形成方法が簡易で
あるため生産性には優れるが、高精度の微細配線パター
ンを形成することは難しいという問題点がある。
【0010】一方前記薄膜法は、スパッタリング装置又
は真空蒸着装置を用いて、物理蒸着法により高真空下で
金属薄膜を基板上に堆積させるため、生産性は厚膜印刷
法に劣るものの、数十nm単位の膜厚の制御が容易に
できる、各種の金属薄膜を連続して堆積させることが
できる、フォトリソグラフ法により配線パターンを形
成する際にもフォトマスクと基板上の配線パターンとの
パターン変換差を数μm以下に抑えることができる、
配線パターンのアンダーカットが少ない、という多くの
利点を有し、高精度の微細配線パターンを形成するには
最も適した方法である。
【0011】従来よりTAB法やフリップチップボンデ
ィング法用のセラミックスパッケージの最表層の配線等
として利用されているセラミックス基板上の金属薄膜積
層体の模式的断面図を図6に示す。図中、12はセラミ
ックス基板を示しており、セラミックス基板12の表面
に物理蒸着法により形成されたTi等からなる第1金属
薄膜層63、この第1金属薄膜層63の上にMo、Ni
等からなる第2金属薄膜層64、この第2金属薄膜層6
4の上にAg、Cu等からなる第3金属薄膜層65がそ
れぞれ物理蒸着法により形成され、さらに最表層として
Cu等の電解メッキによるメッキ膜層66が形成され、
これら第1金属薄膜層63、第2金属薄膜層64、第3
金属薄膜層65及びメッキ膜層66により金属薄膜積層
体67が形成され、これら金属薄膜積層体67とセラミ
ックス基板12とにより金属薄膜積層セラミックス基板
61が構成されている。なお、セラミックス基板12
は、その内部に多層配線が形成された多層配線基板であ
る場合も含んでいる。
【0012】この金属薄膜積層セラミックス基板61に
おいて、第1金属薄膜層63はセラミックス基板12と
の接合層として機能し、第2金属薄膜層64は第1金属
薄膜層63を形成する金属が上方に拡散するのを防ぐバ
リア層として機能し、第3金属薄膜層65はメッキの下
地層として機能する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記薄膜法を用いてセ
ラミックス基板12の最表層に微細配線パターンを形成
する際に問題となるのは、セラミックス基板12上の薄
膜積層体67とセラミックス基板12との密着性であ
る。金属薄膜積層セラミックス基板61をLSI用のパ
ッケージとして使用するためには、金属薄膜積層セラミ
ックス基板61にパッケージ用のピンをロウ付けする必
要がある。このロウ付け時の温度は、通常800〜90
0℃と高温であるため、セラミックス基板12表面に形
成された第1金属薄膜層(Ti層)63が上部の層に拡
散し、金属薄膜積層体67の最表層であるメッキ膜層6
6にまで到達する場合がある。この第1金属薄膜層(T
i層)63の表面への拡散により、ピンのロウ付け後の
メッキ工程において新たに形成されるメッキ膜(図示せ
ず)と下地の薄膜積層体67との結合が弱くなり、新た
に形成されたメッキ膜が剥離し易くなるという課題があ
った。
【0014】また第1金属薄膜層(Ti層)63が上部
の層まで拡散すると、第1金属薄膜層63の膜厚は、通
常、たかだか0.1〜0.2μmであるために第1金属
薄膜層63の膜厚が減少してしまい、その結果接合層と
して機能しなくなり、セラミックス基板12との密着性
が低下するという課題もあった。
【0015】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
のであり、上記したピンのロウ付けを行う温度において
も第1金属薄膜層の上層への拡散が防止され、ピンのロ
ウ付け後のメッキ工程において形成されるメッキ膜と下
層の薄膜積層体との密着性に優れ、高い膜密着強度を有
する薄膜積層セラミックス基板を提供することを目的と
している。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る薄膜積層セラミックス基板は、セラミッ
クス基板の上に金属又は金属含有化合物の薄膜が複数層
積層された薄膜積層セラミックス基板において、前記セ
ラミックス基板の上に周期表第4A族から選ばれた1種
以上の元素からなる第1薄膜層、及び該第1薄膜層の上
に該第1薄膜層を構成する元素を含有する化合物からな
る第2薄膜層が少なくとも積層されていることを特徴と
している。以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は、本発明に係る薄膜積層セラミックス基板の一実施
例を示す模式的断面図であり、図中、12はセラミック
ス基板を示している。セラミックス基板12の表面には
物理蒸着法又は化学蒸着法により形成された周期表第I
VA族から選ばれた1種以上の元素からなる第1薄膜層
13、この第1薄膜層13の上に該第1薄膜層13を構
成する元素を含有する化合物からなる第2薄膜層14
が、それぞれ化学蒸着又は物理蒸着により形成され、こ
れら第1薄膜層13及び第2薄膜層14により薄膜積層
体20が形成され、これら薄膜積層体20とセラミック
ス基板12とにより薄膜積層セラミックス基板11が構
成されている。なお、セラミックス基板12は、その内
部に多層配線が形成された多層配線基板である場合も含
んでいる。本発明で用いられるセラミックス基板12と
しては、例えばアルミナ等の酸化物系セラミックス基
板、窒化アルミニウム、炭化珪素等の非酸化物系セラミ
ックス基板が挙げられるが、本発明では特に薄膜層との
膜密着強度に問題のあるアルミナ基板を用いた場合に有
効である。
【0017】第1薄膜層13はセラミックス基板12と
第2薄膜層14とを接合するために設けられた接合層で
ある。この第1薄膜層13に用いられる金属としてはT
i、Zr、Hf等が挙げられるが、特にセラミックス基
板12としてアルミナを用いた場合は、アルミナと金属
間化合物を形成し易く、アルミナ基板等と強固に結合さ
れるTiが好ましい。第1薄膜層13は、セラミックス
基板12と充分に結合し、高温における拡散によっても
セラミックス基板12と第2薄膜層14との充分な結合
性を維持できるように、その厚さが0.01〜2μm、
さらには0.05〜0.5μmであるのが好ましい。
【0018】前記第2薄膜層14に用いられる化合物
は、第1薄膜層13に用いられる金属を含有する化合物
であり、その具体例としてはTiNx 等の化合物又はT
iWx等の合金が挙げられる。第2薄膜層14を構成す
る化合物の組成は、第1薄膜層13を構成する金属の拡
散を抑制する上でも重要である。
【0019】図2は、第2薄膜層14にTiNx を用い
た場合の第1薄膜層13及び第2薄膜層14の膜厚方向
に対するTiの組成の変化を示したグラフである。図2
(a)は第2薄膜層14のTiが一定の含有量を有する
場合、図2(b)は第2薄膜層14のTiの含有量が膜
の厚さ方向に一定の割合で連続的に減少する場合、図2
(c)は第2薄膜層14のTiの含有量が2段に渡って
段階的に変化する場合の組成をそれぞれ示している。ま
た図2(a)、(b)、(c)において、線A、B、
C、D、E、Fは、TiNx のそれぞれ各図における2
種類の異なる組成を示している。TiNx は、通常xと
して約0.4〜1程度の値(TiNx 中のTiの mol%
に換算すると、約50〜72 mol%)を有するので、T
iの含有量が前記固溶量の上限値よりも小さい値を有
し、その割合もなるべく小さい値になるように(例えば
点線A、C、E)TiNx の組成に設定するのが好まし
い。第2薄膜層14の厚さは、第1薄膜層13の金属の
拡散が充分に抑制できるように、0.01〜1μm、さ
らには0.05〜0.5μmの範囲が好ましい。
【0020】本発明においては、第2薄膜層14の上
に、第1薄膜層13の金属の拡散をさらに防止するため
のバリア層として機能する第3薄膜層、第3薄膜層膜の
上にメッキの下地層としての機能する第4薄膜層、第4
薄膜層の上にメッキ膜層を設けてもよい。この場合、セ
ラミックス基板の上にメッキ膜層まで全ての薄膜層を設
ける必要は必ずしもなく、前記した2層構造の他、3層
構造、4層構造、5層構造のいずれを採用してもよい。
【0021】図3はその一例として、前記第2薄膜層1
4の上に、順次、第3薄膜層15、第4層薄膜16及び
メッキ膜層17がそれぞれ形成された場合の薄膜積層セ
ラミックス基板11aの模式的断面図を示している。
【0022】図中、12はセラミックス基板を示し、セ
ラミックス基板12の表面には周期表第IVA族から選
ばれた1種以上の元素からなる第1薄膜層13、この第
1薄膜層13の上に第1薄膜層13を構成する元素を含
有する化合物からなる第2薄膜層14、この第2薄膜層
14の上にバリア層として機能する第3薄膜層15、こ
の第3薄膜層15の上にメッキの下地層として機能する
第4薄膜層16、第4薄膜層16の上にメッキ膜層17
が形成され、これら第1薄膜層13、第2薄膜層14、
第3薄膜層15、第4薄膜層16及びメッキ膜層17に
より薄膜積層体20aが形成され、これら薄膜積層体2
0aとセラミックス基板12とにより薄膜積層セラミッ
クス基板11aが構成されている。
【0023】第3薄膜層15に用いられる金属として
は、第1薄膜層13に用いられている金属がさらに上の
層に拡散するのを抑制できるバリア層としての効果を有
するものであればどのような金属でもよいが、例えばM
o、Fe又はCuの薄い層を層の中にサンドイッチした
Mo(Mo/Cu/Mo)が好ましい。第3薄膜層15
の厚さは、第1薄膜層の元素の拡散防止及び応力緩和の
点から、0.01〜1μm、さらには0.01〜0.5
μmの範囲が好ましい。
【0024】第4薄膜層16に用いられる金属は、メッ
キの下地層として機能するものであればよく、例えばC
u、Ni等が挙げられる。第4薄膜層16の厚さは、メ
ッキ後の積層膜の信頼性(応力歪みや膜はがれ防止)の
点から、0.01〜0.5μm、さらには0.05〜
0.5μmが好ましい。
【0025】メッキ膜層17は、通常化学メッキ処理に
より得られる層であり、用いられる金属としては、例え
ばCu、Ag等が好ましい。メッキ膜層の厚さは、リー
ド等の実装時の信頼性を考慮すると、1〜15μm、さ
らには5〜10μmの範囲が好ましい。
【0026】このように第1薄膜層13の金属の熱によ
る拡散が一層効果的に防止される構造を有する薄膜積層
体20aが形成されることにより、セラミックス基板1
2と薄膜積層体20aとが強固に結合され、各薄膜層も
お互いに強固に結合され、膜密着強度の高い薄膜積層セ
ラミックス基板11aが形成される。
【0027】次に、この第1薄膜層13〜第4薄膜層1
6の形成方法について説明する。この第1薄膜層13〜
第4薄膜層16は、いずれも物理蒸着法又は化学蒸着法
により成膜することができる。物理蒸着法としては、例
えば真空蒸着法又はスパッタリング法等が挙げられ、化
学蒸着法としては、例えばDC電力を利用したプラズマ
CVD法、ラジオ波(RF)を利用したプラズマCVD
法、マイクロ波を利用したプラズマCVD法、電子サイ
クロトロン共鳴を利用したプラズマCVD法等のプラズ
マCVD法や熱CVD法、あるいは反応性に富むガスを
供給しながらスパッタリングや真空蒸着を行う反応性ス
パッタリング法や反応性蒸着法等が挙げられる。そのな
かでも、第1薄膜層13及び第2薄膜層14を形成する
方法としては、成膜時の反応圧力が1Torr前後であ
り原子の平均自由行程が比較的短いこと、成膜反応が表
面反応が多いと考えられ、そのために凹凸のある表面の
被覆性が良好であること等から化学蒸着法がより好まし
く、さらに前記目的に最も適合した方法であるラジオ波
(RF)を利用したプラズマCVD法(以下、PE(Pla
sma Enhanced) −CVD法と記す)、電子サイクロトロ
ン共鳴を利用したプラズマCVD法(以下、ECR(Ele
ctron Cyclotron Resonance)−CVD法と記す)が好ま
しい。
【0028】以下にPE−CVD法及びECR−CVD
法による薄膜の形成方法について説明する。
【0029】まず、PE−CVD法を用いた薄膜の形成
方法について説明する。
【0030】図4は、PE−CVD法に用いられる装置
の一例を示す模式的断面図であり、図中41はプラズマ
反応室を示している。プラズマ反応室41の上部壁には
絶縁体42を介してRF電極43が設置され、RF電極
43と対抗する位置にセラミックス基板40を載置する
ための試料台44が配設されている。RF電極43には
マッチングボックス45を経由してRF電源46が接続
されており、試料台44にはヒータ47が埋設されてい
る。またプラズマ反応室41の左側壁部には反応ガス導
入口48、プラズマ反応室41の右側壁部にはメカニカ
ルブースターポンプ(図示せず)に連なる反応ガス排出
口49が形成されており、さらにプラズマ反応室41の
下部壁には真空排気を行うための排気装置(図示せず)
に接続される主排気口50が形成されている。
【0031】また図中48gは原料ガスボンベ(図示せ
ず)に連なる反応ガス供給系を示しており、49gはメ
カニカルブースターポンプ(図示せず)に連なる反応ガ
ス排出系を示しており、50gは主排気系を示してい
る。
【0032】このように構成されたPE−CVD装置を
用いてセラミックス基板40上に化学蒸着膜を形成する
方法を説明すると、まずプラズマ反応室41中の試料台
44にセラミックス基板40を載置した後、主排気系5
0gを使用してプラズマ反応室41内を10-6Torr
程度まで真空排気する。次に反応ガス排出系49gによ
り排気しながら、所要のガス圧力が得られるように金属
原子を含有するガス等を供給し、RF電源46より、例
えば13.56MHzのRF電力を印加し、プラズマを
生成させる。これにより、セラミックス基板40上に所
望の金属膜、所望の金属を含有する化合物の膜又は所望
の金属を含有する合金の膜が形成される。また、より緻
密で密着性に優れる薄膜を得るためには、試料台44に
埋設されたヒータ47を用いて加熱しながら薄膜を形成
する方法を採用するのが好ましい。この場合のセラミッ
クス基板の温度は、300℃前後が好ましい。
【0033】つぎに、ECR−CVD法を用いた薄膜の
形成方法について説明する。図5は、ECR−CVD法
に用いられる装置を示す模式的断面図であり、図中51
はプラズマ生成室を示している。プラズマ生成室51の
周壁は2重構造に構成されており、その内部には冷却水
の通流室51aが形成され、また上部壁中央には石英ガ
ラス板51bにより封止されたマイクロ波導入口51c
が形成され、さらに下部壁中央にはマイクロ波導入口5
1cと対向する位置にプラズマ引き出し窓51dが形成
されている。マイクロ波導入口51cには他端がマイク
ロ波発振器(図示せず)に接続された導波管52の一端
が接続され、またプラズマ引き出し窓51dに臨ませて
試料室53が配設されている。さらにプラズマ生成室5
1及びこれに接続された導波管52の一端部にわたって
これらを囲繞する態様でこれらと同心状に励磁コイル5
4が配設されている。
【0034】一方試料室53内にはプラズマ引き出し窓
51dと対向する位置にセラミックス基板55等の試料
を載置するための試料台57が配設されており、試料台
57にはセラミックス基板55等を加熱するためのヒー
タ56が埋設されている。また試料室53の下部壁に
は、図示しない排気装置に接続される排気口53aが形
成されている。
【0035】また図中51gはプラズマ生成室51に連
なる反応ガス供給系を示しており、53gは試料室53
に連なる反応ガス供給系を示しており、51h、51i
は冷却水の供給系、排出系を示している。
【0036】このように構成されたECR−CVD装置
を用いて化学蒸着を行う場合、プラズマ生成室51及び
試料室53内を所定の真空度に設定した後、プラズマ生
成室51内に反応ガス供給系51g、53gを通じて所
要のガス圧力が得られるように金属を含有するガス等を
供給し、励磁コイル54により電子サイクロトロン共鳴
励起に必要な磁界を形成しつつマイクロ波導入口51c
を通じてプラズマ生成室51内にマイクロ波を導入し、
プラズマ生成室51を空洞共振器としてガスを共鳴励起
させ、プラズマを生成させる。生成したプラズマは励磁
コイル54により形成される試料室53側に向かうに従
い磁束密度が低下する発散磁界によって試料室53内の
セラミックス基板55周辺に投射され、試料室53内の
セラミックス基板55の表面に所望の金属膜、所望の金
属を含有する化合物の膜又は所望の金属を含有する合金
の膜が形成される。また、この場合も、より緻密で密着
性に優れる薄膜を得るためには、試料台57に埋設され
たヒータ56を用いて加熱しながら薄膜を形成する方法
を採用するのが好ましい。
【0037】前記PE−CVD法又はECR−CVD法
を用いて、図2の(b)に示したような連続的にその組
成が変化するTiNx の薄膜を形成するには、供給する
四塩化チタンと窒素の混合ガスの組成を連続的に変化さ
せながら、反応室に供給すればよく、図2(C)に示す
ような段階的に組成の変化するTiNx の薄膜を形成す
るには、前記混合ガスの組成を段階的に変化させて供給
すればよい。
【0038】
【作用】上記構成によれば、前記セラミックス基板の表
面に、周期表第IVA族から選ばれた1種以上の元素か
らなる前記第1薄膜層が形成されており、該第1薄膜層
は前記セラミックス基板に対して高い活性を有し、該セ
ラミックス基板中に拡散し易いので該セラミックス基板
と強固に結合される。また前記第2薄膜層は、前記第1
薄膜層を構成する元素を含有する化合物からなるので、
前記第1薄膜層を構成する元素の含有量を調整すること
により、高温下において拡散してきた前記第1薄膜層の
金属はこの第2薄膜層に固溶し、さらに上層への拡散が
防止される。またこの固溶により前記第1薄膜層と前記
第2薄膜層とが強固に結合される。これらの結果、前記
セラミックス基板とその上に積層された前記薄膜積層体
及び該薄膜積層体中の各薄膜層が強固に結合され、前記
薄膜積層体の上に形成される前記メッキ膜と該薄膜積層
体との密着性にも優れる。
【0039】
【実施例及び比較例】以下、本発明に係る薄膜積層セラ
ミックス基板の実施例及び比較例を図面に基づいて説明
する。
【0040】[実施例1]図5に示したECR−CVD
装置を用い、充分に洗浄された92%の純度のアルミナ
基板55上に、以下に示す方法により微細配線パターン
を形成した。
【0041】まず2インチ角で厚さが1mmのアルミナ
基板55を試料台57に装着し、装置内を高真空に排気
すると共に、アルミナ基板55の温度が500℃になる
ように加熱した。装置内のアルミナ基板55の温度が安
定したところで、プラズマ生成室51に供給系51gか
らArガスを導入し、ECRプラズマを発生させた。こ
のときのECR磁場の強さは875G、マイクロ波電力
は500Wであった。その後、試料室53に反応ガス供
給系53gから四塩化チタン(TiCl4 )の蒸気を導
入し、反応圧を10-2〜2Torr程度に設定し、5分
間、Ti膜の成膜を行った。このときのTiの膜厚は、
別途同様の条件で形成したTi膜の厚さを測定した結果
から0.5μmであることが分かった。
【0042】次に、Arを導入することにより、一旦前
記四塩化チタン(TiCl4 )の蒸気を完全に排気し、
前記Ti膜の形成方法と同様にしてプラズマを発生させ
たのち、試料室53に反応ガス供給系53gから四塩化
チタン(TiCl4 )の蒸気と窒素ガスとを同時に混合
して導入し、反応圧を10-2〜2Torr程度に設定
し、3分間、TiNx 膜を形成した。このときのTiN
x 膜の膜厚は、前記Ti膜と同様に測定し、0.2μm
であることが分かった。また前記TiNx 膜中のTiと
Nの原子比を測定したところ、TiとNとの原子比は
4:6であり、分子式で表わすとTiN1.5 となること
が分かった。
【0043】次に、アルミナ基板55の温度が100℃
以下になったところで、アルミナ基板55をECR−C
VD装置に直結されたマグネトロンスパッタ装置内のホ
ルダに搬送し、装置内の真空度を1×10-6Torrま
で排気した。その後、装置内にArガスを導入し、装置
内の圧力を5mTorr、基板温度を120℃に設定
し、前記TiNx 膜の上にMo、Cu、Mo、Cuの順
に、それぞれ0.2μm、0.1μm、0.2μm、
0.1μmの膜厚で薄膜を形成した。
【0044】スパッタリング終了後、放冷し、基板温度
が50℃以下になったところでアルミナ基板55をマグ
ネトロンスパッタ装置より取り出し、フォトリソグラフ
法によって10μmの厚膜レジストパターンを形成し
た。このレジストパターンの溝部に電解メッキ法により
Cuのメッキ膜を6μmの厚さに形成し、レジストを剥
離した。さらにその後、下地の薄膜積層体を湿式エッチ
ングし、表層微細配線パターンの形成を完了した。形成
された表層微細配線パターンのライン幅及びスペース
は、それぞれ全て100μm及び50μmであった。
【0045】上記方法にて作製された薄膜積層セラミッ
クス基板について、膜密着強度の測定を行った。膜密着
強度の測定は、膜表面に直径1mmのNiのリード線を
ハンダ付けし、ピン1本毎に10mm/分の速度で引っ
張り、膜が破断した強度を膜密着強度とした。このと
き、ハンダ切れ、ハンダと金属薄膜との界面破断は正当
な膜強度として評価できないためデータから削除した。
【0046】また、本実施例の方法により作製された薄
膜積層セラミックス基板を、800℃で10分間熱処理
を行い、Cuメッキ表面へのTiの拡散を調べるため、
EPMA(Electron Probe Micro Analysis)を用いて、
表面のTi濃度の測定を行った。下記の表1に、膜密着
強度の測定結果及びEPMAの測定結果を示している。
【0047】[比較例1]実施例1で用いた基板と同様
のアルミナ基板上に、以下の条件により薄膜積層体を形
成した。
【0048】まず、マグネトロンスパッタ装置内にアル
ミナ基板を装着し、装置内の真空度を1×10-6Tor
r以下になるように排気すると同時に、アルミナ基板の
温度を120℃に設定した。アルミナ基板の温度が安定
した後、装置内にArガスを導入し、装置内の圧力を5
mTorrに設定し、アルミナ基板上にTi、Mo、C
u、Mo、Cuの順に、それぞれ0.1μm、0.2μ
m、0.05μm、0.2μm、0.1μmの膜厚で薄
膜積層体を形成した。
【0049】スパッタリング終了後、実施例1の場合と
同様に、厚膜レジストパターンを形成し、このレジスト
パターンの溝部に電解メッキ法によりCuのメッキ膜を
6μmの厚さに形成し、さらにその後、下地の薄膜積層
体を湿式エッチングして、表層微細配線パターンの形成
を完了した。形成された表層微細配線パターンのライン
幅及びスペースは、それぞれ全て100μm及び50μ
mであった。
【0050】上記方法にて作製された薄膜積層セラミッ
クス基板について、膜密着強度の測定及びEPMAによ
る表面層のTi濃度の測定を、実施例1の場合と同様に
行った。下記の表1に、膜密着強度の測定結果及びEP
MAの測定結果を示している。
【0051】[比較例2]実施例1で用いた基板と同様
のアルミナ基板上に、比較例2の場合と同様の装置を用
い、Ti、Mo、Cuの順に、それぞれ0.1μm、
0.2μm、0.1μmの膜厚で、薄膜積層体を形成し
た。
【0052】スパッタリング終了後、実施例1の場合と
同様に、厚膜レジストパターンを形成し、このレジスト
パターンの溝部に電解メッキ法によりCuのメッキ膜を
6μmの厚さに形成し、さらにその後、下地の薄膜積層
体を湿式エッチングして、表層微細配線パターンの形成
を完了した。形成された表層微細配線パターンのライン
幅及びスペースは、それぞれ全て100μm及び50μ
mであった。
【0053】上記方法にて作製された薄膜積層セラミッ
クス基板について、膜密着強度の測定及びEPMAによ
る表面層のTi濃度の測定を、実施例1の場合と同様に
行った。下記の表1に、膜密着強度の測定結果及びEP
MAの測定結果を示している。
【0054】
【表1】
【0055】表1から明らかなように、実施例1に係る
薄膜積層セラミックス基板では、表層にTiがほとんど
検出されていない。このように、第2薄膜層としてTi
x膜を形成することにより、第1薄膜層のTiのメッ
キ膜層への拡散が防止され、前記拡散による第1層のT
i層の厚さの減少も少ないため、4.5kg/mm2
充分な膜密着強度が得られている。膜密着強度の高い理
由としては、化学蒸着によるTi膜のアルミナ表面への
被覆性の向上も考えられる。
【0056】比較例1で得られた薄膜積層セラミックス
基板では、表面にわずかにチタンが検出され、チタン原
子が表面まで熱拡散してきていることがわかる。また、
膜密着強度も実施例1における強度の4.5kg/mm
2 と比較して、3.8kg/mm2 とかなり低下してい
る。
【0057】また、比較例2で得られた薄膜積層セラミ
ックス基板では粒界に添ってかなりの量のチタンが検出
され、チタン原子が明らかに表面まで熱拡散してきてい
ることがわかる。膜密着強度も実施例1における強度の
4.5kg/mm2 と比較して、3.3kg/mm2
大きく低下している。
【0058】このように、実施例に係る薄膜積層セラミ
ックス基板にあっては、前記セラミックス基板の上にT
iからなる第1薄膜層が形成されているので、アルミナ
基板及び第2薄膜層との密着性に優れ、さらに前記第1
薄膜層の上に該第1薄膜層を構成する元素を含有するT
iNX からなる第2薄膜層が積層されているので、高温
に曝されても第1薄膜層が表面層まで拡散せず、膜密着
強度が劣化しない。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る薄膜積
層セラミックス基板にあっては、セラミックス基板の上
に金属又は金属含有化合物の薄膜が複数層積層された薄
膜積層セラミックス基板において、前記セラミックス基
板の上に周期表第4A族から選ばれた1種以上の元素か
らなる第1薄膜層、及び該第1薄膜層の上に該第1薄膜
層を構成する元素を含有する化合物からなる第2薄膜層
が少なくとも積層されているので、セラミックス基板と
薄膜積層体及び薄膜積層体相互の密着性に優れ、またピ
ンのロウ付けを行うような高温下においても前記第1薄
膜層の上層への拡散が抑制されるために高い膜密着強度
を維持することができ、前記薄膜積層体の上に形成され
るメッキ膜との密着性に優れた薄膜積層セラミックス基
板を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る薄膜積層セラミックス基
板を示した模式的断面図である。
【図2】第2薄膜層にTiNx を用いた場合の第1薄膜
層及び第2薄膜層の膜厚方向に対するTiの組成の変化
を示したグラフであり、(a)は第2薄膜層のTiが一
定の含有量を有する場合、(b)は第2薄膜層のTiの
含有量が膜の厚さ方向に一定の割合で連続的に減少する
場合、図2(c)は第2薄膜層のTiの含有量が2段に
渡って段階的に変化する場合の組成をそれぞれ示してい
る。
【図3】本発明の別の実施例に係る薄膜積層セラミック
ス基板を示した模式的断面図である。
【図4】PE−CVD法に用いられる装置の一例を示す
模式的断面図である。
【図5】ECR−CVD法に用いられる装置の一例を示
す模式的断面図である。
【図6】従来の薄膜積層セラミックス基板を示した模式
的断面図である。
【符号の説明】
11 薄膜積層セラミックス基板 12 セラミックス基板 13 第1薄膜層 14 第2薄膜層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックス基板の上に金属又は金属含
    有化合物の薄膜が複数層形成された薄膜積層セラミック
    ス基板において、 前記セラミックス基板の上に周期表第4A族から選ばれ
    た1種以上の元素からなる第1薄膜層、 及び該第1薄膜層の上に該第1薄膜層を構成する元素を
    含有する化合物からなる第2薄膜層が少なくとも積層さ
    れていることを特徴とする薄膜積層セラミックス基板。
JP1313493A 1993-01-29 1993-01-29 薄膜積層セラミックス基板 Pending JPH06219871A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6054652A (en) * 1997-04-18 2000-04-25 Fujitsu Limited Thin-film multi-layer substrate and electronic device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6054652A (en) * 1997-04-18 2000-04-25 Fujitsu Limited Thin-film multi-layer substrate and electronic device

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