JPH06219679A - マルチバランスポーター - Google Patents
マルチバランスポーターInfo
- Publication number
- JPH06219679A JPH06219679A JP979893A JP979893A JPH06219679A JP H06219679 A JPH06219679 A JP H06219679A JP 979893 A JP979893 A JP 979893A JP 979893 A JP979893 A JP 979893A JP H06219679 A JPH06219679 A JP H06219679A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balance
- load
- horizontal beam
- hook
- crane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クレーンによる吊点と吊荷重心の位置を変え
ずに吊荷の水平度或いは所望の傾斜に敏速に対応でき、
吊荷の揺動を無くして、高度のクレーン操作を必要とし
ないバランスビーム或いはバランスＣフックとして使用
可能とする。 【構成】 クレーン吊具２に水平に吊下げられる水平ビ
ーム１と該水平ビームの片端部４下方に水平ビーム長手
方向と直角な軸回りに上下、或いは水平に旋回して、被
吊物の吊金物等に抜き差し自在に挿入される荷掛アーム
６ａ，６ｂと被吊物の重量に対応して水平ビーム１を水
平に保持するためバランスさせる移動可能なバランスウ
エイト１２を備えてなり、前記荷掛アーム６ａ，６ｂを
９０°以上旋回させることにより、バランスビームから
バランスＣフック、又はその逆へと敏速に切換え可能と
してなる荷吊用マルチバランスポーターである。
ずに吊荷の水平度或いは所望の傾斜に敏速に対応でき、
吊荷の揺動を無くして、高度のクレーン操作を必要とし
ないバランスビーム或いはバランスＣフックとして使用
可能とする。 【構成】 クレーン吊具２に水平に吊下げられる水平ビ
ーム１と該水平ビームの片端部４下方に水平ビーム長手
方向と直角な軸回りに上下、或いは水平に旋回して、被
吊物の吊金物等に抜き差し自在に挿入される荷掛アーム
６ａ，６ｂと被吊物の重量に対応して水平ビーム１を水
平に保持するためバランスさせる移動可能なバランスウ
エイト１２を備えてなり、前記荷掛アーム６ａ，６ｂを
９０°以上旋回させることにより、バランスビームから
バランスＣフック、又はその逆へと敏速に切換え可能と
してなる荷吊用マルチバランスポーターである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、荷吊用バランスビーム
ポーターに関するものである。
ポーターに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来に於いては、２個またはそれ以上の
荷掛爪を有しその内側に吊荷の重心がくる様にしたもの
か、或いは、１個または２個以上の荷掛爪を有するＣ形
フックか、或いは１個のクレーン懸吊用吊具を有し、吊
点位置を変化させてバランスさせるポーターバーであっ
た。
荷掛爪を有しその内側に吊荷の重心がくる様にしたもの
か、或いは、１個または２個以上の荷掛爪を有するＣ形
フックか、或いは１個のクレーン懸吊用吊具を有し、吊
点位置を変化させてバランスさせるポーターバーであっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】吊点位置が変化する従
来のポーターバーにあっては、クレーン吊具と吊荷重心
の距離が変化するため吊荷が揺動し或いは、所望位置に
停止させても吊荷の慣性で直ぐには停止せず、所望の位
置に静止させるのに高度のクレーン操作技能及び熟練を
要していた。
来のポーターバーにあっては、クレーン吊具と吊荷重心
の距離が変化するため吊荷が揺動し或いは、所望位置に
停止させても吊荷の慣性で直ぐには停止せず、所望の位
置に静止させるのに高度のクレーン操作技能及び熟練を
要していた。
【０００４】また、吊荷周辺の障害物の状況によっては
ポーターバーとＣ形フックを使い分ける必要があり、２
種類の吊装置を準備しなければならずその取替えに手間
を要していた。
ポーターバーとＣ形フックを使い分ける必要があり、２
種類の吊装置を準備しなければならずその取替えに手間
を要していた。
【０００５】本発明は、以上の様な事項に鑑み開発した
もので、本マルチバランスポーターを準備すれば、吊荷
の水平度或いは、所望の傾斜に敏速に対応でき、傾斜を
変化させても吊点の位置が変化しないので吊荷の揺動が
無いため高度な熟練を必要としない上、ワンタッチでバ
ランスビームとバランスＣフックに早変りすることがで
きるので、吊荷周辺の障害物の状況にマッチした使い分
けが敏速に行えるマルチバランスポーターを提供するこ
とを目的とする。
もので、本マルチバランスポーターを準備すれば、吊荷
の水平度或いは、所望の傾斜に敏速に対応でき、傾斜を
変化させても吊点の位置が変化しないので吊荷の揺動が
無いため高度な熟練を必要としない上、ワンタッチでバ
ランスビームとバランスＣフックに早変りすることがで
きるので、吊荷周辺の障害物の状況にマッチした使い分
けが敏速に行えるマルチバランスポーターを提供するこ
とを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のマルチバランスポーターは、クレーンの吊
具に水平に吊下げられる水平ビームと、該水平ビームの
片端部下方に水平ビーム長手方向と直角な軸回りに上
下、或いは水平に旋回して、被吊物の吊金物等に抜き差
し自在に挿入される荷掛アームと、被吊物の重量に対応
して水平ビームを水平に保持するためビーム長手方向に
移動可能に設けた可動ウエイトを備えて成り、前記荷掛
アームを旋回駆動装置により９０°以上旋回させること
により、バランスビーム或いはＣ形フックとして使用で
きるように構成したマルチバランスポーターである。
め、本発明のマルチバランスポーターは、クレーンの吊
具に水平に吊下げられる水平ビームと、該水平ビームの
片端部下方に水平ビーム長手方向と直角な軸回りに上
下、或いは水平に旋回して、被吊物の吊金物等に抜き差
し自在に挿入される荷掛アームと、被吊物の重量に対応
して水平ビームを水平に保持するためビーム長手方向に
移動可能に設けた可動ウエイトを備えて成り、前記荷掛
アームを旋回駆動装置により９０°以上旋回させること
により、バランスビーム或いはＣ形フックとして使用で
きるように構成したマルチバランスポーターである。
【０００７】
【作用】本発明は上記の構成で、クレーン吊具により水
平に吊下げた水平ビームにおける荷掛アーム６ａ、６ｂ
は旋回用駆動装置により、荷掛アーム軸を介して９０°
以上旋回する構成となっており、この操作は旋回駆動装
置の操作ボタンを押すだけで、図４に示す如くバランス
ビームとして使用する際は、荷掛アーム６ａはそのまま
で、荷掛アーム６ｂが終われた状態６ｄとなり、また、
図５に示す如くバランスＣフックとして使用する際は、
荷掛アーム６ａが終われた状態６ｃ、荷掛アーム６ｂを
出した形に旋回されてＣフック形状となり、バランスビ
ームからバランスＣフックへ、また、その逆のバランス
Ｃフックからバランスビームへとワンタッチで行え、機
側、遠隔いずれの操作も可能である。
平に吊下げた水平ビームにおける荷掛アーム６ａ、６ｂ
は旋回用駆動装置により、荷掛アーム軸を介して９０°
以上旋回する構成となっており、この操作は旋回駆動装
置の操作ボタンを押すだけで、図４に示す如くバランス
ビームとして使用する際は、荷掛アーム６ａはそのまま
で、荷掛アーム６ｂが終われた状態６ｄとなり、また、
図５に示す如くバランスＣフックとして使用する際は、
荷掛アーム６ａが終われた状態６ｃ、荷掛アーム６ｂを
出した形に旋回されてＣフック形状となり、バランスビ
ームからバランスＣフックへ、また、その逆のバランス
Ｃフックからバランスビームへとワンタッチで行え、機
側、遠隔いずれの操作も可能である。
【０００８】また、バランスウエイトは水平ビームに内
蔵されており、駆動装置により、スクリューシャフトを
介し水平ビームの長手方向に任意に移動する構成となっ
ているため、被吊物の重量に対応してバランスウエイト
を移動させることにより、水平ビームを敏速、容易に水
平或いは任意の傾斜を保持することができる。また、そ
の応用としてバランスウエイトを微動させて吊荷の上下
微動を行なうことも可能である。
蔵されており、駆動装置により、スクリューシャフトを
介し水平ビームの長手方向に任意に移動する構成となっ
ているため、被吊物の重量に対応してバランスウエイト
を移動させることにより、水平ビームを敏速、容易に水
平或いは任意の傾斜を保持することができる。また、そ
の応用としてバランスウエイトを微動させて吊荷の上下
微動を行なうことも可能である。
【０００９】このようにして、吊荷周辺の障害物の状況
に応じて荷掛アームを９０°以上旋回させることによ
り、ワンタッチでバランスビームをバランスＣフックに
早変わりさせることができ、また、バランスウエイトを
移動させることによりクレーン吊点と吊荷重心の位置を
変えずに水平バランスを取ることができるため、吊荷の
揺動がなく高度なクレーン操作の必要がなくなった。
に応じて荷掛アームを９０°以上旋回させることによ
り、ワンタッチでバランスビームをバランスＣフックに
早変わりさせることができ、また、バランスウエイトを
移動させることによりクレーン吊点と吊荷重心の位置を
変えずに水平バランスを取ることができるため、吊荷の
揺動がなく高度なクレーン操作の必要がなくなった。
【００１０】
【実施例】以下本発明の実施例を、条鋼・線材圧延用タ
ンデムミルの入、出側ガイド取換用バランスビームとバ
ランスＣフックに適用するため開発したマルチバランス
ポーターについて図面に基づいて説明する。
ンデムミルの入、出側ガイド取換用バランスビームとバ
ランスＣフックに適用するため開発したマルチバランス
ポーターについて図面に基づいて説明する。
【００１１】図１は、本発明の実施例について、その構
成を示す側面図、図２は同上面図、図３は同正面図であ
って、クレーン吊具２からワイヤーロープ３により水平
に吊下げられる水平ビーム１の片端部４の下方に水平ビ
ーム１の長手方向と直角な荷掛アーム軸５を有し、荷掛
アーム６ａ、６ｂは、への字形で一体となっている。水
平ビーム１の一端側に垂設した片端部４の中間部には、
その外側に設置した荷掛アームの旋回用駆動装置７から
駆動される駆動軸８及び小スプロケット９を設け、チェ
ーン１０により前記荷掛アーム６ａ，６ｂの荷掛アーム
軸５の一端に取付けた大スプロケット１１に伝動して、
への字形に一体の荷掛アーム６ａ、６ｂを荷掛アーム軸
５を介して９０°以上旋回する構成となっている。
成を示す側面図、図２は同上面図、図３は同正面図であ
って、クレーン吊具２からワイヤーロープ３により水平
に吊下げられる水平ビーム１の片端部４の下方に水平ビ
ーム１の長手方向と直角な荷掛アーム軸５を有し、荷掛
アーム６ａ、６ｂは、への字形で一体となっている。水
平ビーム１の一端側に垂設した片端部４の中間部には、
その外側に設置した荷掛アームの旋回用駆動装置７から
駆動される駆動軸８及び小スプロケット９を設け、チェ
ーン１０により前記荷掛アーム６ａ，６ｂの荷掛アーム
軸５の一端に取付けた大スプロケット１１に伝動して、
への字形に一体の荷掛アーム６ａ、６ｂを荷掛アーム軸
５を介して９０°以上旋回する構成となっている。
【００１２】この操作は駆動装置７の操作ボタンを押す
と、旋回用駆動装置７により、駆動軸８、小スプロケッ
ト９、チェーン１０、大スプロケット１１、荷掛アーム
軸５を介して荷掛アーム６ａ，６ｂが旋回され、図１に
示すバランスビームの状態となる。また、この状態から
操作ボタンを押すと、逆回転して荷掛アーム６ａは荷掛
アーム軸５により旋回して片端部４内に終われた状態６
ｃとなり、これと同時に終われた状態６ｄから荷掛アー
ム６ｂが水平ビーム１の下方側に延設されたＣフック形
態となり、バランスＣフックとして使用可能な状態とな
る。このためバランスＣフックへ、また、その逆のバラ
ンスＣフックからバランスビームへとワンタッチで行
え、機側、遠隔いずれの操作も可能である。
と、旋回用駆動装置７により、駆動軸８、小スプロケッ
ト９、チェーン１０、大スプロケット１１、荷掛アーム
軸５を介して荷掛アーム６ａ，６ｂが旋回され、図１に
示すバランスビームの状態となる。また、この状態から
操作ボタンを押すと、逆回転して荷掛アーム６ａは荷掛
アーム軸５により旋回して片端部４内に終われた状態６
ｃとなり、これと同時に終われた状態６ｄから荷掛アー
ム６ｂが水平ビーム１の下方側に延設されたＣフック形
態となり、バランスＣフックとして使用可能な状態とな
る。このためバランスＣフックへ、また、その逆のバラ
ンスＣフックからバランスビームへとワンタッチで行
え、機側、遠隔いずれの操作も可能である。
【００１３】水平ビーム１には、その内部の下部両側に
レール１６を備え、車輪１７を介して水平ビームの長手
方向に沿って移動可能にバランスウエイト１２を内蔵し
ており、その上面に取付けたスクリュー雌ネジ１５を、
水平ビーム１の上部の長手方向に沿って中央に軸架させ
たスクリューシャフト１４に螺合し、前記片端部４側の
上部においてスクリューシャフト１４の駆動装置１３を
設置し、該駆動装置によりスクリューシャフト１４、ス
クリュー雌ネジ１５を介しバランスウエイト１２を水平
ビームの長手方向に任意に移動する構成としてある。そ
して、バランスウエイト１２を移動することにより、水
平ビームを敏速、容易に水平或いは任意の傾斜を保持す
ることができる。また、その応用としてバランスウエイ
ト１２を微動させて吊荷の上下微動を行なうこともでき
る。
レール１６を備え、車輪１７を介して水平ビームの長手
方向に沿って移動可能にバランスウエイト１２を内蔵し
ており、その上面に取付けたスクリュー雌ネジ１５を、
水平ビーム１の上部の長手方向に沿って中央に軸架させ
たスクリューシャフト１４に螺合し、前記片端部４側の
上部においてスクリューシャフト１４の駆動装置１３を
設置し、該駆動装置によりスクリューシャフト１４、ス
クリュー雌ネジ１５を介しバランスウエイト１２を水平
ビームの長手方向に任意に移動する構成としてある。そ
して、バランスウエイト１２を移動することにより、水
平ビームを敏速、容易に水平或いは任意の傾斜を保持す
ることができる。また、その応用としてバランスウエイ
ト１２を微動させて吊荷の上下微動を行なうこともでき
る。
【００１４】図４は条鋼・線材圧延用タンデムミルの
入、出側ガイド取換用バランスビームの、入側ガイド用
バランスビームとしての使用状況を説明する側面図で、
クレーン吊具２により吊り下げられた水平ビーム１にお
ける荷掛アーム６ａを図１の状態として所望位置に到達
させ、圧延用タンデムミル１８の入側ガイドの取出し、
または挿入作業を行うもので、この時、クレーン吊具２
による吊点及び吊荷重心は変わらないので、水平ビーム
１は荷が掛かると大きく傾斜することになるが、駆動装
置１３によりバランスウエイト１２をＡ−Ａライン位置
側に移動することによって、被吊物の重量に対応して水
平ビーム１を水平に保持することができるので、吊荷の
水平度或いは所望の傾斜に敏速に対応でき、傾斜を変化
させても吊点の位置が変化しないので、吊荷の揺動が無
く、そのため高度のクレーン操作、熟練を要することが
なく作業が簡易化できる。
入、出側ガイド取換用バランスビームの、入側ガイド用
バランスビームとしての使用状況を説明する側面図で、
クレーン吊具２により吊り下げられた水平ビーム１にお
ける荷掛アーム６ａを図１の状態として所望位置に到達
させ、圧延用タンデムミル１８の入側ガイドの取出し、
または挿入作業を行うもので、この時、クレーン吊具２
による吊点及び吊荷重心は変わらないので、水平ビーム
１は荷が掛かると大きく傾斜することになるが、駆動装
置１３によりバランスウエイト１２をＡ−Ａライン位置
側に移動することによって、被吊物の重量に対応して水
平ビーム１を水平に保持することができるので、吊荷の
水平度或いは所望の傾斜に敏速に対応でき、傾斜を変化
させても吊点の位置が変化しないので、吊荷の揺動が無
く、そのため高度のクレーン操作、熟練を要することが
なく作業が簡易化できる。
【００１５】図５は同種の圧延用ミルの同出側ガイド用
のバランスＣフックとしての使用状況を説明するための
側面図で、旋回駆動装置７により荷掛アーム軸５を回転
すると、水平ビーム１の片端部４内にあった状態６ｄの
荷掛アーム６ｂは水平ビーム１の下方側に突出した状態
となり、前記の荷掛アーム６ａは終われた状態６ｃとな
って、水平ビーム１と合せＣ形フックとなると共に、バ
ランスウエイト１２をＢ−Ｂライン位置側に移動させる
ことにより、圧延機出側ガイドの挿入、取出しなどの作
業において、吊点位置を変えないで水平ビーム１を水平
に保持できるので吊荷の重量に対応して、吊荷の水平度
或いは所望の傾斜に保持し得て、吊荷が揺動することが
ないため、前記と同様に高度のクレーン操作を要するこ
とがなく、圧延機入、出側ガイド取替用の吊荷用バラン
スビームポーターとして大幅な作業簡素化が図れる。
のバランスＣフックとしての使用状況を説明するための
側面図で、旋回駆動装置７により荷掛アーム軸５を回転
すると、水平ビーム１の片端部４内にあった状態６ｄの
荷掛アーム６ｂは水平ビーム１の下方側に突出した状態
となり、前記の荷掛アーム６ａは終われた状態６ｃとな
って、水平ビーム１と合せＣ形フックとなると共に、バ
ランスウエイト１２をＢ−Ｂライン位置側に移動させる
ことにより、圧延機出側ガイドの挿入、取出しなどの作
業において、吊点位置を変えないで水平ビーム１を水平
に保持できるので吊荷の重量に対応して、吊荷の水平度
或いは所望の傾斜に保持し得て、吊荷が揺動することが
ないため、前記と同様に高度のクレーン操作を要するこ
とがなく、圧延機入、出側ガイド取替用の吊荷用バラン
スビームポーターとして大幅な作業簡素化が図れる。
【００１６】
【発明の効果】以上のように、本発明は、吊点位置が変
化するポーターバー方式に比して、クレーン吊具と吊荷
重心の距離が変化しないため、クレーン操作が簡単で高
度の操作技能、熟練を必要とせず、水平保持及び任意の
傾斜保持が得られ敏速容易に位置合わせができる上、そ
の応用としてバランスウエイトの微動で吊荷の上下微動
が可能である。一方、吊荷周辺の障害物の状況に応じて
機側或いは遠隔にてワンタッチでバランスビームからバ
ランスＣフック、又はその逆へと敏速容易に切り換えら
れるため、極めて便利で高能率的なマルチバランスポー
ターを提供できる。
化するポーターバー方式に比して、クレーン吊具と吊荷
重心の距離が変化しないため、クレーン操作が簡単で高
度の操作技能、熟練を必要とせず、水平保持及び任意の
傾斜保持が得られ敏速容易に位置合わせができる上、そ
の応用としてバランスウエイトの微動で吊荷の上下微動
が可能である。一方、吊荷周辺の障害物の状況に応じて
機側或いは遠隔にてワンタッチでバランスビームからバ
ランスＣフック、又はその逆へと敏速容易に切り換えら
れるため、極めて便利で高能率的なマルチバランスポー
ターを提供できる。
【図１】本発明の一実施例を示す一部を切欠した側面図
である。
である。
【図２】同上面図である。
【図３】同正面図で一部を切欠する。
【図４】条鋼・線材圧延用タンデムミルの出、入側ガイ
ド取換用バランスビームとしての使用状況を説明する側
面図である。
ド取換用バランスビームとしての使用状況を説明する側
面図である。
【図５】同バランスＣフックとしての使用状況を説明す
る側面図である。
る側面図である。
１ 水平ビーム ２ クレーン吊具 ３ ワイヤーロープ ４ 水平ビーム片端部 ５ 荷掛アーム軸 ６ａ バランスビーム用の荷掛アーム ６ｂ バランスＣフック用の荷掛アーム ７ 荷掛アーム旋回用駆動装置 ８ 駆動軸 ９ 小スプロケット １０ チェーン １１ 大スプロケット １２ バランスウエイト １３ 駆動装置 １４ スクリューシャフト １５ スクリュー雌ネジ １６ レール １７ 車輪 １８ 条鋼・線材圧延用タンデムミル
Claims (1)
- 【請求項１】 クレーンの吊具に水平に吊下げられる水
平ビームの片端部下方に、水平ビーム長手方向と直角な
軸回りに上下或いは水平に旋回して、被吊物の吊金物等
に抜き差し自在に挿入される荷掛アームと、被吊物の重
量に対応して水平ビームを水平に保持するため駆動装置
によりビーム長手方向に可動されるバランスウエイトと
を備え、前記の荷掛アームを旋回用駆動装置により９０
°以上旋回させることにより、バランスビーム或いはＣ
形フックとして使用可能としたマルチバランスポータ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5009798A JP2547509B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | マルチバランスポーター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5009798A JP2547509B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | マルチバランスポーター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06219679A true JPH06219679A (ja) | 1994-08-09 |
| JP2547509B2 JP2547509B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=11730221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5009798A Expired - Lifetime JP2547509B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | マルチバランスポーター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2547509B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0940353A (ja) * | 1995-08-03 | 1997-02-10 | Daisue Kensetsu Kk | 吊上げ装置 |
| EP1832544A2 (de) | 2006-03-09 | 2007-09-12 | INDUKRAN GmbH | C-Haken mit automatischem Gewichtsausgleich |
| CN104340858A (zh) * | 2013-08-09 | 2015-02-11 | 无锡仁爱精密带钢有限公司 | 一种吊装带钢用挂钩 |
| CN104418239A (zh) * | 2013-08-28 | 2015-03-18 | 上海核工程研究设计院 | 起重机组合式平衡梁机构 |
| CN114763243A (zh) * | 2021-01-14 | 2022-07-19 | 成都畅越机械工程有限公司 | 钢材盘圆装卸用组合吊具 |
-
1993
- 1993-01-25 JP JP5009798A patent/JP2547509B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0940353A (ja) * | 1995-08-03 | 1997-02-10 | Daisue Kensetsu Kk | 吊上げ装置 |
| EP1832544A2 (de) | 2006-03-09 | 2007-09-12 | INDUKRAN GmbH | C-Haken mit automatischem Gewichtsausgleich |
| EP1832544A3 (de) * | 2006-03-09 | 2009-11-04 | INDUKRAN GmbH | C-Haken mit automatischem Gewichtsausgleich |
| CN104340858A (zh) * | 2013-08-09 | 2015-02-11 | 无锡仁爱精密带钢有限公司 | 一种吊装带钢用挂钩 |
| CN104418239A (zh) * | 2013-08-28 | 2015-03-18 | 上海核工程研究设计院 | 起重机组合式平衡梁机构 |
| CN114763243A (zh) * | 2021-01-14 | 2022-07-19 | 成都畅越机械工程有限公司 | 钢材盘圆装卸用组合吊具 |
| CN114763243B (zh) * | 2021-01-14 | 2024-09-03 | 成都畅越机械工程有限公司 | 钢材盘圆装卸用组合吊具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2547509B2 (ja) | 1996-10-23 |
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