JPH06219266A - 少なくとも1つのブレーキを有するブレーキ装置 - Google Patents

少なくとも1つのブレーキを有するブレーキ装置

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JPH06219266A
JPH06219266A JP5323051A JP32305193A JPH06219266A JP H06219266 A JPH06219266 A JP H06219266A JP 5323051 A JP5323051 A JP 5323051A JP 32305193 A JP32305193 A JP 32305193A JP H06219266 A JPH06219266 A JP H06219266A
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brake
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    • B60T7/02Brake-action initiating means for personal initiation
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    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/66Electrical control in fluid-pressure brake systems
    • B60T13/68Electrical control in fluid-pressure brake systems by electrically-controlled valves
    • B60T13/683Electrical control in fluid-pressure brake systems by electrically-controlled valves in pneumatic systems or parts thereof

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少なくとも1つのブレーキを有するブレーキ
装置のヒステリシスによる応答遅延を低減するか又は除
去する。 【構成】 ブレーキ操作からブレーキ解除に移行すると
き,ブレーキへの締付エネルギーの供給を決定する制動
値信号aSを,ブレーキ操作に付属した特性曲線Vから
ブレーキ解除に付属した特性曲線Wへと急変させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,締付エネルギーの供給
により作動する少なくとも1つのブレーキと,任意に調
整された操作者信号を出力する制動値伝送器と,制動値
信号を受信するエネルギー配分装置と,その間に配置さ
れ,エネルギー配分装置の後段に配置したブレーキ用の
制御装置とを備えたブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるブレーキ装置が,ドイツ連邦共和
国特許出願公開第3502825号明細書により公知で
ある。このブレーキ装置では,操作者が制動値伝送器に
より操作者信号を調整し,こうしてブレーキ装置にその
制動値要請を知らせる.制動値と操作者信号との関係
は,制動値Bと操作者信号Sとを含む特性線図において
目標特性曲線としての座標として表すことができる.図
1は,実線で示した目標特性曲線Tを含むかかる特性線
図を概略的に示す。目標特性曲線Tは,ブレーキの応答
抵抗が不可避であるため,特定の操作者信号値SAでは
じめて零から出発する。制動値はブレーキにより発生さ
れる制動力に依存した大きさである.制動値は,前記制
動力自体が制動値である場合専ら前記制動力に依存す
る。しかし圧倒的に制動値は,制動力を補足して,制動
された対象物のパラメータによつて決まる。車両工学に
おいて,例えば制動値として一般に利用されるのは,車
輪と路面との間の制動力及び車両減速度であり,周知の
如く車両又は車両部分の寸法,車両重量が,制動値を一
緒に決定する.前述したドイツ連邦共和国特許出願公開
第3502825号明細書により公知のブレーキ装置で
は,制動値として車両減速度,制動力及び粘着利用率が
挙げてあり,最後に触れた2つは車輪と路面との間のも
のである。制御装置は,操作者信号を受け取ると制動値
信号をエネルギー配分装置に送り,それを受けて配分装
置が締付エネルギーをブレーキに供給し,ブレーキはこ
のエネルギーを制動値信号の大きさに従つて,またしば
しば更に他の信号に従つて割り当てる。次にブレーキ
は,供給された締付エネルギーに対応した制動力を出力
する。公知のブレーキ装置では,制御装置が制動値信号
を常に操作者信号に等しく又はそれに比例して割り当て
る。
【0003】ブレーキは,そのヒステリシスのため,ブ
レーキ操作及びブレーキ解除用締付エネルギーZの関数
として,勾配の異なる出力制動力K特性曲線を有する。
このことを図3の制動力−締付エネルギー特性線図が具
体的に示す。ブレーキ操作時,即ち締付エネルギーZが
上昇し又は一定に留まる場合,制動力Kは,応答抵抗を
克服するのに必要な締付エネルギー値ZAから,特性曲
線Xに従つて推移する.ブレーキ解除時,即ち締付エネ
ルギーZが低下すると,制動力Kは特性曲線Yに従つて
推移する。応答抵抗のため,ブレーキ解除時制動力Kは
既に残エネルギーZRで零となる。締付エネルギーZ1
と制動力K1の座標点に至るまでブレーキが操作される
と仮定する。ブレーキ解除のため,締付エネルギーZを
低減すると,このことは,締付エネルギーZが値Z2で
特性曲線差を克服してブレーキ解除特性曲線Yに達する
前には,制動力K1に何ら作用しない.締付エネルギー
Zが更に低下してはじめて,制動力Kはブレーキ解除特
性曲線Yに従つて低下する。前記特性曲線差はZ1/K
1点に付属したヒステリシスであり,特性曲線X,Y間
の面はヒステリシス範囲である。
【0004】ブレーキのこの特性がブレーキ装置に作用
し,ブレーキ装置により発生された制動値Bは,制動値
信号aSの関数として,やはりブレーキ操作及びブレー
キ解除用の異なる特性曲線に従つて推移する。このこと
を図2の当該特性曲線V,Wが具体的に示す.この特性
線図では,特性曲線差又は特性曲線V,W間の面がブレ
ーキ装置のヒステリシス又はヒステリシス範囲を示す。
図3と同様に制動値信号値aSA又はaSRは,応答抵
抗又はこれに基づく残エネルギーに起因した特性曲線
V,Wの初点又は終点を表す.ブレーキ装置を例えば制
動値信号aS1と制動値B1との座標点に至るまで操作
し,制動値信号aSを低減すると,ブレーキ装置が制動
値信号の低減に応答して制動値Bを減らすより前に(図
3について述べたのと同様に)aS1/B1点に付属し
た特性曲線差又はヒステリシスを克服する必要がある.
既に触れたように,操作者信号と制動値信号との一致又
は比例性が常に維持されるので,制動値信号aSに依存
した公知のブレーキ装置の前記挙動は操作者信号Sに等
しく依存し又は同様に依存することを意味する。換言す
るならば,操作者信号Sは,ブレーキ解除時,ブレーキ
装置が制動値の低減で応答する以前に,ヒステリシスに
対応した値だけまず低下しなければならない。ヒステリ
シスを克服するのに必要な,従つてこのブレーキ装置の
反応を呼び起こすのに必要な操作者信号Sの「空低下」
は,ブレーキ解除時の応答遅延をもたらす.
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は,最初
にあげた種類のブレーキ装置を,簡単な手段で,ブレー
キ解除時それが少なくとも低減した応答遅延をもたらす
ように,改良することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれば,ブレーキ装置から制動値目標特性曲線
が操作者信号の関数として要求され,ブレーキにより発
生した制動力によつて制動値が少なくとも一緒に決定さ
れ,ブレーキ装置が,ブレーキのヒステリシスのため異
なる制動値の特性曲線を,ブレーキ操作及びブレーキ解
除用制動値信号の関数として有し,ブレーキ操作時制御
装置が,制動値信号を操作者信号に等しく又は比例させ
て割り当てるようになつたものにおいて,制御装置は,
操作者信号が第1制動値を要請する第1操作者信号値か
ら第2制動値を要請する第2操作者信号に低下すると,
制動値信号を,ブレーキ操作特性曲線により第1制動値
に付属した制動値信号値から出発して,ブレーキ解除特
性曲線により第2制動値に付属した制動値信号値に調整
する。
【0007】
【発明の効果】公知のブレーキ装置の制動値−制動値信
号特性曲線は,ブレーキ解除に関しブレーキ操作特性曲
線と同じ制動値範囲をカバーし,その代わりに利用可能
な制動値信号範囲が小さく,従つて操作者にとつて利用
可能な操作者信号範囲が小さいので,公知のブレーキ装
置は,ブレーキ解除時操作者による段階区分がブレーキ
操作時よりも困難である。この欠点を本発明が取り除
く.
【0008】
【実施態様】ブレーキ解除時の応答遅延と段階区分の困
難さとにより,実際上しばしば,操作者が操作者信号S
を,従つて制動値信号aSを過度に強く低減し,又その
結果意図せざる小さな制動値を得ることになる。そこで
操作者が本来要請した制動値をなお得ようとすると,公
知のブレーキ装置では,操作者はこのため操作者信号S
又は制動値信号aSを大きくし,この信号がまずブレー
キ操作特性曲線に至るまでヒステリシスを飛び越え,次
にこれに応じて本来要請された制動値を決定するように
しなければならない.所要のヒステリシス飛越しは,公
知ブレーキ装置の再操作時又は逆操作時の応答遅延と締
付エネルギーの消費量増加とをもたらす。こうした欠点
は,請求項2に記載の構成で減らし又は取り除かれる.
【0009】公知のブレーキ装置では,ブレーキ解除時
及び再操作又は逆操作時自己の制動値要請に対応した操
作者信号値又は制動値信号値を割り当てて調整すること
が,操作者には困難であるので,公知のブレーキ装置の
微妙な操作が総じて困難である.この点でも請求項2記
載の構成で改善をもたらす.
【0010】主観的に操作者は,公知のブレーキ装置を
緩慢で堅いと感じる。この感じを請求項2記載の構成で
向上する。
【0011】本発明は,前記の問題及び後述の問題が現
れるあらゆる技術分野に適し,またあらゆる種類の締付
エネルギーに適している。本発明の主な応用分野は,車
両工学のブレーキ装置であり,そこでは油圧又は空気圧
の圧力媒体の圧力が締付エネルギーとして利用され,空
気圧系圧力媒体として普通圧縮空気が用いられる.
【0012】本発明のその他の利点は,図面に基く以下
の説明から明らかになる。
【0013】
【実施例】図4に示したブレーキ装置は,基本構成にお
いてエネルギー溜め9からの締付エネルギーの供給によ
り作動するブレーキ11,12を有する.ブレーキ1
1,12は,通常の如く制動力を発生するブレーキ機構
11用締付力に変換する締付装置12と,付属の図示省
略した伝達部品とからなる。
【0014】ブレーキ11,12の前に設けられている
エネルギー配分装置10,14は,ブレーキ11,1
2,詳細には締付装置12に供給される締付エネルギー
の強さを決定する。エネルギー配分装置10,14は,
電子制御器14と電気制御式エネルギー分配器 10と
からなる。エネルギー分配器10 の制御部は制御器1
4と接続されており,制御器14により生成したエネル
ギー信号を介して制御される.エネルギー分配器10は
周知の如く構成されており,一方でエネルギー溜め9,
他方で締付装置12,そして更に図示省略した仕方でエ
ネルギー弛緩装置と接続されている。エネルギー信号に
応じてエネルギー分配器10は,締付装置12をエネル
ギー溜め9又はエネルギー弛緩装置と接続し,又は締付
装置12に供給した締付エネルギーを維持する。
【0015】ブレーキ装置は,更に操作者により操作可
能な電気的制動値伝送器1と,一方で該伝送器,他方で
制御器14に接続されている電子制御装置3とを有す
る。制御装置3及び制御器14内に,以下に説明する諸
機能を実施するのに必要なすべての電子部品が設けられ
ており,又プログラミングされている。制御装置3と制
御器14は,通常の如く電気的又は物理的にまとめて単
数又は複数の構造ユニツトとしておくことができる.
【0016】操作者は,ペダルレバー又はハンドルレバ
ーとして図示した操作部2とにより,操作力又は操作行
程の形で,特定の大きさの制動値Bを要請することによ
り,ブレーキ装置を操作する。それを受けて制動値伝送
器1が,制御装置3に,要請された制動値に対応した操
作者信号Sを送る.引き続き部分的又は完全なブレーキ
解除のため操作者が操作力又は操作行程を低減すると,
制動値伝送器1が操作者信号Sを適当に低減する.ブレ
ーキ操作時にもブレーキ解除時にも,ブレーキ装置から
出力された制動値Bが,操作者信号Sの関数として,図
1の目標特性曲線Tに従つて挙動すると,操作者は最適
と感じる。
【0017】制御装置3には図1の目標特性曲線Tと図
2のブレーキ操作特性曲線Vが記憶されている。
【0018】操作者信号Sを受け取ると,制御装置3は
制動値信号aSを制御器14に送る。それから制御器が
適当なエネルギー信号をエネルギー分配器10に送り,
次に分配器は,所要の制動値Bを発生するのに必要な締
付エネルギーを,エネルギー溜め9から締付装置12
に,又は締付装置12からエネルギー弛緩装置に通し,
又は所要の制動値を発生するのに必要な締付エネルギー
を締付装置12内で保持する。特別な構成に応じて,エ
ネルギー配分装置10,14は制動値B用の開ループ制
御回路又は閉ループ制御回路とすることができ,後者の
場合エネルギー配分装置10,14は,概略的に示した
ように,なお制動値センサ13を必要とする.
【0019】制動値信号aSの関数としてブレーキ装置
により生成された制動値Bの,ブレーキ11,12のヒ
ステリシスのため得られる曲線が,(既に述べたよう
に)図2に示されている。ブレーキ操作のとき制動値信
号aSは,制御装置3の構成に応じて,通過する操作者
信号S又はこれと同じか又はこれに比例した信号とする
ことができる.これが制動値信号の符号″aS″で示し
てあり,ここに″a″は比例係数と理解することがで
き,場合によつては1である。
【0020】操作者が,制動値伝送器(1)を,まず図
2の第1制動値信号値aS1に一致しかつ第1制動値B
1を要請する第1操作者信号値S1に操作し,次にブレ
ーキ装置を多少解除したいと希望し,この目的のため操
作者信号Sを第2操作者信号値S2に戻して,これに対
応した第2制動値B2を要請したと仮定する.この場合
制御装置3は,制動値信号aSを,ブレーキ操作時両信
号の一致又は比例性の故に,図2の特性曲線Vにより第
2操作者信号値S2に一致した値aS2にではなく,図
2のブレーキ解除特性曲線Wにより操作者により要請さ
れた第2制動値B2に付属した第2制動値信号値aS
2′に調整する。つまり制御装置3は,ヒステリシスを
飛び越えて第2制動値信号値aS2′を直接調整し,こ
の信号値に基きエネルギー配分装置10,14は,要請
された小さな第2制動値B2を発生するのに必要な締付
エネルギーを出力する.
【0021】この機能により,制御装置3はブレーキ装
置を図1の目標特性曲線Tに従つて挙動させる.そのこ
とから,操作者はヒステリシスのないブレーキとの印象
を受けるが,ブレーキ解除時操作者がブレーキ装置の即
座かつ微妙な反応を確認するからである.
【0022】次に制御装置3内部での機能の詳細を図1
及び図2に基いて説明する。制御装置3内には関係式
(I) aS2′=aS2−〔aSA−aSR+(aSOV−a
SOW−aSA+aSR)・(aS2−aSA)/(a
SOV−aSA)〕 も記憶されている。ここにaSOV又はaSOWは,ブ
レーキ操作又はブレーキ解除特性曲線V,Wのうちエネ
ルギー溜め9内に用意された締付エネルギーの最高値に
一致した制動信号値,そしてaSA又はaSRはこの特
性曲線のうち既に触れた下側初点又は終点の制動信号値
である。関係式(I)が示す第2制動値信号値aS2′
には,ブレーキ解除特性曲線Wにより,制動値信号値a
S2の場合のブレーキ操作特性曲線Vと同じ制動値B2
が割り当てられている。
【0023】第2制動値信号値aS2′は,それに付属
したヒステリシスだけ減少した制動値信号値aS2であ
る。関係式(I)の右辺の角かつこ内の式がこのヒステ
リシスを示す。関係式(I)は特性曲線V,Wの等式B
=f(aS)から引き出したものである。
【0024】制御装置3は操作者信号Sの供給又は消去
により開閉される。設置してあるマイクロプロセツサに
より,制御装置3は特定の循環周波数で投入されている
間,操作者信号Sを問い合わせる。制御装置3は,投入
後循環ごとに,操作者信号値が上昇するか又は一定して
いることのみを確認すると,操作者信号Sを制動値信号
aSとして出力し,又は操作者信号Sから制動値信号a
Sを算出して,これを出力する。しかし制御装置3は1
つの循環から次の循環にかけて操作者信号Sが最後の操
作者信号値S1からより小さな第2操作者信号値S2に
低下したことを確認すると,後者からブレーキ操作特性
曲線Vにより付属の制動値信号値aS2を算出し,この
信号値から関係式(I)により第2制動値信号値aS
2′を算出して,これを制御器14に送る。この動作を
制御装置3は,1つの循環から次の循環にかけて操作者
信号Sの低下を確認するかぎり繰り返す.1つの循環か
ら次の循環にかけて操作者信号Sの低下を確認しなくな
ると,制御装置は,操作者信号Sの変化が確認されるま
で,第2制動値信号値aS2′の出力を維持する。制御
器14はエネルギー信号を適当に減少させ,こうして第
2制動値B2の調整を行う。これにより,先に既に述べ
たようにヒステリシスが飛び越され,ブレーキ装置が直
ちに応答することになる。
【0025】操作者信号Sが更に低下すると,制御装置
3は制動値信号aSを,制動値信号値aS2′から出発
して適当に低減して,これを出力する.制御器14が再
びエネルギー信号を適当に低減し,こうしてブレーキ解
除特性曲線Wに従つて当該制動値Bの調整を行う。
【0026】操作者信号Sを低下と再上昇との間で頻繁
に変動させるような運転条件の使用事例,例えば車両が
凸凹の路面を走行する場合がある。こうした場合操作者
信号のあらゆる低下にブレーキ装置が反応すると,僅か
ではあつても不規則な望ましくない神経質な制動挙動を
生ずることがある.しかもこのことは一般に不利なエネ
ルギー過剰消費をもたらす。
【0027】かかる使用事例のため,ブレーキ装置は,
不規則性を平滑にする目的で,制御装置3が操作者信号
Sの(第2制動値信号値aS2′の計算を引き起こす)
低下を,この低下が所定の閾値SWLに達してはじめて
検知するように,構成することができる.この閾値SW
Lは,操作者信号範囲全体にわたつて一定値とすること
ができ,また操作者信号Sの関数とすることもできる。
換言するならばその値は操作者信号Sの値に依存させる
ことができる。最後に指摘した特性を含む閾値勾配が,
図1に破線Rで書き込んである。横座標と平行に見て目
標特性曲線Tと線Rとの間の差は,それぞれ各操作者信
号Sに付属した閾値SWLを示す.
【0028】この構成では,制御装置3内に付加的に関
係式(II)SWL=SWLF・Sが記憶されており,
これが各操作者信号Sについての閾値SWLの値を示
す.ここにSWLFは閾値係数である。これは例えば
0.002〜0.1とすることができ,普通閾値は付属
の各操作者信号Sの0.2%〜10%に達する。理解を
助けるため,線Rは各閾値SWLが過度に大きく現れる
ように書き込んである。
【0029】この構成では,電子制御装置3は,1つの
循環から次の循環にかけてS1からS2への操作者信号
の低下を確認すると,関係式(II)からS1に付属し
た閾値SWLの値SWL1を算出し,第2操作者信号値
が値S2=S1−SWL1=S1−SWLF・S1=S
1(1−SWF)に達したか否かを点検する。達してい
ない場合制御装置は操作者信号Sを制動値信号aSとし
て出力し,又は操作者信号Sから制動値信号aSを算出
してこれを出力する。制動値信号のこの低減はヒステリ
シスを克服しないので,ブレーキ装置の反応を生じな
い。制御装置3は,1つの循環において第2操作者信号
値S2が前記値に達したことを確認してはじめて,関係
式(I)から第2制動値信号値aS2′を算出して,こ
れを制御器14に送り1つの循環から次の循環にかけて
操作者信号Sの低下を確認するかぎり,この動作を繰り
返し,その結果既に述べたように第2制動値B2が調整
されることになる。
【0030】閾値SWLが一定値の場合,この閾値が関
係式(II)の代わりに制御装置3内に記憶されてい
る。次にこの閾値でもつてこの構成のブレーキ装置又は
制御装置3は上記の如く作用する。
【0031】閾値SWLの導入によつて達成された作用
は,操作者が(小さな)ヒステリシスと感じることがあ
る。しかしこの感じは本発明により達成された改良が容
易に解消する.
【0032】制御装置3はそれが高操作者信号値の範囲
で閾値SWLの使用を止めるように達成しておくことも
できる。
【0033】先に示した関係式(I)は,当業者が追体
験できるように,ブレーキ装置のヒステリシスを数学的
手段で説明することを含む.単数又は複数の具体的ブレ
ーキを使つた研究がこのヒステリシスの根拠となつてい
る。以下″理論的″と呼ぶこのヒステリシスは,使用時
に現れる実ヒステリシスとは種々の原因から相違するこ
とがある。かかる原因は,運転,保守又は老化に起因し
たブレーキ装置内特にブレーキ内の諸変化,またブレー
キ装置時にブレーキ11,12の部品の連続生産から不
可避的に生じる品質のばらつきである。運転に起因した
諸影響のうち特にブレーキ11,12の熱的状態を強調
しておく。
【0034】実ヒステリシスが理論ヒステリシス(図2
の破線N)より大きいと,関係式(I)により算出した
第2制動値信号値aS2′は実ヒステリシス範囲の内部
にあるaS2′/B2点を決定し,ブレーキ装置は反応
しないか,又は操作者信号Sが更に低下してはじめて反
応する。実ヒステリシスが理論ヒステリシス(図2の破
線0)より小さいと,関係式(I)により算出した第2
制動値信号値aS2′は所要の第2制動値B2よりも小
さい図2の制動値B4を生ずる。これらの現象のため,
本発明による改良が完全に又は一部失われることもあ
る。
【0035】それ故ブレーキ装置は,制御装置3が第2
制動値信号値aS2′を例えば発生する実ヒステリシス
に適合するように,構成することができる。
【0036】この目的のため制動値センサが設けられ
て,電子制御装置3と接続されるか,又は図示したよう
に例えば既設の制動値センサ13が電子制御装置3と接
続される。更に制御装置3は以下の如く構成される。制
御装置3が,操作者信号Sの第2操作者信号値S2への
低下に基いて,第2制動値信号値aS2′を関係式
(I)に従つて算出して出力すると,制動値センサ13
は次に発生する実制動値を測定し,制御装置3に当該信
号を送る。制御装置3は前記実制動値を,操作者が目標
特性曲線Tに従つて第2操作者信号値S2で要請する第
2制動値B2と比較する.実制動値が要請された第2制
動値B2より小さく,例えばB4であることを制御装置
3が確認すると,この場合実ヒステリシスは理論ヒステ
リシスより小さい。この場合制御装置3は関係式(I)
に従つて算出した第2制動値信号値aS2′を所定値だ
け大きくする。これは,制御装置3が関係式(I)の右
辺に所定の補正値を加算することにより,又は右辺に,
又は右辺のヒステリシスを形成する項に所定の補正係数
KFを掛けることにより,行うことができる。後者の場
合関係式(I)が関係式(1a) aS2′=aS2−〔aSA−aSR+(aSOV−a
SOW−aSA+aSR)・(aS2−aSA)/(a
SOV−aSA)〕・KF となり,ここにKFは1より小さい。
【0037】関係式(I)により算出した第2制動値信
号値aS2′の出力後に制御装置3が実制動値の低下を
確認しない場合,つまり制御装置3が制動値センサ13
から当該信号を受信しない場合,実ヒステリシスは理論
ヒステリシスより大きい。この場合制御装置3は関係式
(I)により算出した第2制動値信号値aS2′を小さ
くする。これは制御装置3が関係式(I)の右辺から所
定の補正値を引くことにより,又は関係式(Ia)に1
より大きい補正係数KFを挿入することにより,行うこ
とができる。
【0038】制御装置3は1回又はそれに続く複数回の
循環時,第2制動値信号値aS2′の最初に行つた補正
でもつて実制動値と要請された第2制動値B2との一
致,つまり適合を達成しなかつたことを確認すると,適
合に至るまで補正を繰り返す。この場合″適合″とは,
不可避的公差付きのものと理解することができる。
【0039】実ヒステリシスが理論ヒステリシスより小
さい場合,使用する補正値又は補正係数を,実制動値と
要請された第2制動値B2との間で確認した偏差の大き
さに従つて割り当てるように,制御装置3を構成するこ
とができる。
【0040】例えば電子制御装置3は,偏差が大きい場
合補正係数KF=0.95で始め,この係数を,適合状
態に益々接近させつつ,徐々に小さくなるステツプで,
所要の例えばKF=0.85の最終値に低減していくこ
とができる。
【0041】実ヒステリシスが理論ヒステリシスより大
きい場合,電子制御装置3は,関係式(Ia)により修
正した第2制動値信号値aS2′がヒステリシス範囲の
限界に達するまで,例えば補正係数をKF=1.02と
することができる.
【0042】実際のブレーキ装置では応答遅延が不可避
であり,又締付エネルギーの変更に時間が必要であるた
め,通常制動値Bは操作者信号Sの変化に時間的に遅れ
て追従する。それ故制御装置3は,前記比較と前記補正
の反復を,操作者信号Sの低下をもはや確認しなくなつ
てはじめて数循環行うように,構成するのが望ましい.
同じ理由から,例えば所要の別の反復をそれぞれ再び数
循環遅れて行うように,制御装置3を構成するのも望ま
しい。操作者は,こうした挙動を,通常のマイクロプロ
セツサにより可能な高循環周波数に鑑みまつたく気づく
ことがない。
【0043】電子制御装置3が更に適合をもたらした関
係式(Ia)を記憶し,後のブレーキ解除操作のとき例
えば別の補正が要請されるまで第2制動値信号値aS
2′の計算の基礎とするように,この制御装置を構成す
ることもできる。
【0044】第2制動値信号値aS2′を適合させる前
記の実施例は,操作者信号Sのあらゆる低下に反応する
ブレーキ装置の基本設計の場合にも,又操作者信号Sが
閾値SWLだけ低下後にはじめて反応する構成の場合に
も,実施可能である。
【0045】操作者が第2制動値B2又はより小さな制
動値の部分的にブレーキを解除した後に制動値を再び例
えば第3制動値B3に高めることを希望し,つまりブレ
ーキ装置を再び逆操作したいと希望したと仮定する。こ
の場合操作者は,制動値伝送器1に導入する操作力又は
操作行程を高め,制動値伝送器1は図1の目標特性曲線
Tにより第3制動値B3に付属した操作者信号値S3を
出力する。すると制御装置3は,第2制動値信号値aS
2′又はより小さな制動値信号値の出力からブレーキ操
作特性曲線Vにより第3操作者信号値S3に付属した第
3制動値信号値aS3(図3参照)の出力へと急変し,
その結果エネルギー配分装置10,14が締付エネルギ
ーを適当に変更し,またブレーキ装置がその制動値出力
を第3制動値B3に高める。
【0046】つまり制御装置3は,操作者信号の低下後
に操作者信号Sを第3制動値B3を要請する第3操作者
信号値S3に再び高めるとき制動値信号aSを,ブレー
キ解除特性曲線Wにより最後の操作者信号値に付属した
制動値信号値から出発して,ブレーキ操作特性曲線Vに
より第3制動値B3に付属した制動値信号値aS3に調
整する。
【0047】これにより制御装置3は,ブレーキ装置が
再操作又は逆操作時にも図1の目標特性曲線Tに従つて
挙動するようにし,そのことからこの場合にも操作者は
ヒステリシスのないブレーキとの印象を持つことにな
る。
【0048】制御装置3のこの機能が引き起こされるの
は,制御装置3が1つの循環から次の循環にかけて操作
者信号Sの低下から操作者信号Sの上昇への反転を確認
するとき,又は操作者信号Sの早期低下後及びそれに続
いて一定した操作者信号Sの長い位相を1回又は複数回
の循環後に1つの循環から次の循環にかけて操作者信号
Sの上昇を確認するときである。この場合,制御装置3
が先行のブレーキ解除時に関係式(I)又は関係式(I
a)を適用したかどうかは重要でない。
【0049】ブレーキ解除に関連して前述したのと同じ
理由から,再操作又は逆操作時にも操作者信号Sの(第
3制動値信号置aS3の計算を引き起こす)再上昇を,
この再上昇が所定の閾値SWBに達してはじめて検知す
るように,制御装置を構成することもできる.閾値SW
Bも操作者信号範囲全体にわたつて一定値を有するか,
又は操作者信号Sの関数とすることができる。最後に指
摘した特性を含む閾値勾配が図1に破線Pで書き込んで
ある.
【0050】この構成では制御装置3内に付加的に関係
式(III) SWB=SWBF・S が記憶されてお
り,これが各操作者信号Sに対する閾値SWBの大きさ
を示す。ここにSWBFは再び閾値係数である.この係
数,閾値SWB及び線Pには,ブレーキ解除時の閾値S
WLに関連して先に述べたことが妥当する。
【0051】この構成において電子制御装置3は,1つ
の循環から次の循環にかけて操作者信号Sの上昇,例え
ば第2操作者信号値S2から第3操作者信号値S3への
上昇を確認すると,関係式(III)からS2に付属し
た閾値SWBの値SWB2を算出し,第3操作者信号値
が値S3=S2+SWB2=S2+SWBF・S2=S
2(1+SWBF)に達したか否かを点検する。この値
に達していない場合,制御装置は操作者信号Sを制動値
信号aSとして出力し,又は操作者信号Sから制動値信
号aSを算出してこれを出力する。後者はヒステリシス
を克服しないので,ブレーキ装置の反応を生じない。制
御装置3は,1つの循環のとき第3操作者信号値S3が
前記値に達したことを確認してはじめて,第3制動値信
号値aS3の出力に急変し,その結果前述したように制
動値出力が第3制動値B3に高まる.
【0052】これまで述べたブレーキ11,12は,複
数個のブレーキを代表するものである。他の各ブレーキ
に対しても,図示したブレーキ5,6と同様に,独自の
エネルギー溜め8,独自のエネルギー分配器7,そして
図示してないが制御器14内に独自の通路を設けておく
ことができる。
【0053】複数個のブレーキに対し同じエネルギー溜
めを設けることも一般に行われる。この場合1つのエネ
ルギー溜めに付属した全ブレーキに対して,共通のエネ
ルギー分配器を設けることができ,また個々のブレーキ
に対して独自のエネルギー分配器を設けることもでき
る。
【0054】複数個のブレーキとそれらに付属した部品
とを備えたブレーキ装置は,多くの技術分野例えば車両
工学において一般に用いられている。図示したブレーキ
装置を車両ブレーキ装置として利用する場合,複数個の
ブレーキに対して図示したブレーキ5,6又は11,1
2の各々を1つの車軸に設けるのが一般的である。
【0055】特に車両工学では,各ブレーキに又は各車
軸のブレーキに割り当てられた制動値割合を制御器14
により別のパラメータに従つて変更させることも一般的
である。かかる可能性は制御器14に接続した別のセン
サ4により示してある。センサ4は例えば車両重量セン
サ又は軸重センサ,リターダトルクセンサ,温度セン
サ,又は他の一般的パラメータ用のセンサとすることが
できる。ブレーキ装置により生成した制動値の信号又は
個々のブレーキに割り当てられたその割合に影響を及ぼ
すことのできる複数のセンサを設けておくこともでき
る.
【0056】最後に,本発明の保護範囲は前記の構成を
含む実施例に限られるものでなく,特許請求の範囲に記
載した特徴を有するすべての構成も含むことを指摘して
おく。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブレーキ装置の目標特性曲線を含む特性範囲を
概略的に示す。
【図2】ブレーキ装置の実特性曲線を含む特性範囲を概
略的に示す。
【図3】ブレーキ装置に含まれたブレーキの実特性曲線
を含む特性範囲を概略的に示す。
【図4】エネルギー線を実線,信号線を一点鎖線で示す
ブレーキ装置の概要図である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 締付エネルギー(Z)の供給により作動
    する少なくとも1つのブレーキ(11,12)と,任意
    に調整された操作者信号(S)を出力する制動値伝送器
    (1)と,制動値信号(aS)を受信するエネルギー配
    分装置(10,14)と,その間に配置され,エネルギ
    ー配分装置(10,14)の後段に配置したブレーキ
    (11,12)用の制御装置(3)とを備えたブレーキ
    装置であつて,ブレーキ装置から制動値(B)目標特性
    曲線(T)が操作者信号(S)の関数として要求され,
    ブレーキ(11,12)により発生した制動力(K)に
    よつて制動値が少なくとも一緒に決定され,ブレーキ装
    置が,ブレーキ(11,12)のヒステリシスのため異
    なる制動値(B)の特性曲線(V,W)を,ブレーキ操
    作及びブレーキ解除用制動値信号(aS)の関数として
    有し,ブレーキ操作時制御装置(3)が,制動値信号
    (aS)を操作者信号(S)に等しく又は比例させて割
    り当てるようになつたものにおいて,制御装置(3)
    は,操作者信号(S)が第1制動値(B1)を要請する
    第1操作者信号値(S1)から第2制動値(B2)を要
    請する第2操作者信号値(S2)に低下すると,制動値
    信号(aS)を,ブレーキ操作特性曲線(V)により第
    1制動値(B1)に付属した制動値信号値(aS1)か
    ら出発して,ブレーキ解除特性曲線(W)により第2制
    動値(B2)に付属した制動値信号(aS2′)に調整
    することを特徴とする,ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 制御装置(3)は,操作者信号(S)の
    低下後,第3制動値(B3)を要請する第3操作者信号
    値(S3)にそれが再上昇すると,制動値信号(aS)
    を,ブレーキ解除特性曲線(W)により最後の操作者信
    号値に付属した制動値信号値から出発して,ブレーキ操
    作特性曲線(V)により第3制動値(B3)に付属した
    制動値信号値(aS3)に調整することを特徴とする,
    請求項1に記載のブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 制御装置(3)は,操作者信号(S)が
    所定の閾値(SWL)だけ低下してはじめて,操作者信
    号の低下を検知することを特徴とする,請求項1に記載
    のブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 制御装置(3)は,操作者信号(S)が
    所定の閾値(SWB)だけ再上昇してはじめて,操作者
    信号の再上昇を検知することを特徴とする,請求項2に
    記載のブレーキ装置.
  5. 【請求項5】 閾値(SWL)が一定値を有することを
    特徴とする,請求項3に記載のブレーキ装置.
  6. 【請求項6】 閾値(SWB)が一定値を有することを
    特徴とする,請求項4に記載のブレーキ装置.
  7. 【請求項7】 閾値(SWL)が操作者信号(S)の関
    数であることを特徴とする,請求項3に記載のブレーキ
    装置。
  8. 【請求項8】 閾値(SWB)が操作者信号(S)の関
    数であることを特徴とする,請求項4に記載のブレーキ
    装置(P線).
  9. 【請求項9】 ブレーキ装置は制御装置(3)に接続し
    た制動値センサ(13)を有し,制御装置(3)は,操
    作者信号(S)が第2操作者信号値(S2)に低下する
    と,制動値センサ(13)により測定した実制動値を目
    標特性曲線(T)により要請される第2制動値(B2)
    と比較し,偏差を確認すると第2制動値信号値(aS
    2′)を修正するように構成してあることを特徴とす
    る,請求項1ないし8の1つに記載のブレーキ装置.
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