JPH06219214A - ドアアームの取付構造 - Google Patents

ドアアームの取付構造

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JPH06219214A
JPH06219214A JP928493A JP928493A JPH06219214A JP H06219214 A JPH06219214 A JP H06219214A JP 928493 A JP928493 A JP 928493A JP 928493 A JP928493 A JP 928493A JP H06219214 A JPH06219214 A JP H06219214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
door panel
panel
arm
door arm
Prior art date
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Pending
Application number
JP928493A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Katagiri
勝広 片桐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP928493A priority Critical patent/JPH06219214A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ドアアームの一端が軸部から抜け落ちるのを防
止し得るドアアームの取付構造を提供する。 【構成】ドアパネル1の側部にドアアーム2の一端が枢
支される軸部13を側方に突出させて設け、該軸部13
の根本からドアアーム2の一端部の厚さ以上離れた空間
を隔てた位置に、少なくともドアパネル1の完全開放時
にドアアーム2の一端部が軸部13から抜け落ちるのを
防止するストッパ部15、16を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車室内のイ
ンストルメントパネル(以下、単に「インパネ」とい
う。)に設けられるグラブボックスなどにおけるドアア
ームの取付構造に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、自動車室内のインパネには、助
手席と対向する位置にグラブボックスが設けられてい
る。このグラブボックスを構成するインパネには、側方
に開口部をもち物を収納する収納室が形成されていると
ともに、収納室を開閉する図4に示すようなドアパネル
5が取付けられている。このドアパネル5は、その下端
部が収納室の開口部下方にヒンジ(図示せず)などによ
り枢着されており、その上端部の内面には、インパネに
設けられた係合部(図示せず)と係脱可能な係合突起5
1が設けられている。そして、ドアパネル5の両側部の
内面側角部に形成された凹部空間52内には、それぞれ
側方に突出する軸部53が設けられている。各軸部53
にはそれぞれドアアーム6の一端が枢支されるととも
に、ドアアーム6の他端がインパネにスライド可能ある
いは伸縮可能に連結されている。これにより、ドアパネ
ル5の係合突起51と係合部との係合状態を解除して、
ドアパネル5の上端を下方に回動操作することにより収
納室が開放し、ドアパネル5は一対のドアアーム6によ
ってほぼ水平となる状態で支持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記グラブ
ボックスのドアパネル5は、通常、樹脂などにより薄板
状に形成されるため十分な剛性を備えていない。そのた
め、ドアパネル5の開閉操作時や、開放状態のドアパネ
ル5上に重い物が乗せられた時などに、ドアパネル5の
中央部に大きな負荷が加わってドアパネル5が撓んだ状
態になると、ドアアーム6の一端部が軸部53から抜け
落ちてしまうという不具合が発生する。
【0004】本発明は上記不具合に鑑み案出されたもの
であり、ドアアームの一端が軸部から抜け落ちるのを防
止し得るドアアームの取付構造を提供することを解決す
べき課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のドアアームの取付構造は、側方に開口部を
もつ収納室が形成された本体パネルと、該本体パネルの
開口部下方にその下端部が枢着され前記収納室を開閉す
るドアパネルと、該ドアパネルの少なくとも一方の側部
にその一端が枢支されるとともにその他端が前記本体パ
ネルに連結され、前記ドアパネルを回動可能に支持する
ドアアームとからなり、前記ドアパネルは、前記側部の
側方に突出する軸部と、該軸部の根本から前記ドアアー
ムの一端部の厚さ以上離れた空間を隔てて設けられ、少
なくとも前記ドアパネルの完全開放時に前記ドアアーム
の一端部の前記軸部からの抜け落ちを防止するストッパ
部とを有することを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明のドアアームの取付構造では、ドアパネ
ルの側部に軸部の根本からドアアームの一端部の厚さ以
上離れた空間を隔ててストッパ部が設けられている。こ
れにより、ドアパネルに荷重が加わって撓んだ状態にな
っても、ドアアームの一端部はストッパ部に当接し、軸
部から抜け落ちるのを阻止される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本実施例に係るドアパネルの斜視図であり、
図2はそのドアパネルのドアアーム取付部分の側面図で
あり、図3は図2のA−A線矢視断面図である。本実施
例は、自動車室内のインパネに設けられるグラブボック
スに本発明を具現したものである。インパネ(図示せ
ず)には、側方に開口部をもち物を収納する収納室が形
成されているとともに、収納室を開閉する図1に示すよ
うなドアパネル1が取付けられている。このドアパネル
1は、その下端部が収納室の開口部下方にヒンジ(図示
せず)により枢着されており、その上端部の内面には、
インパネに設けられた係合部(図示せず)と係脱可能な
係合突起11が設けられている。
【0008】そして、ドアパネル1の両側部の中央部や
や下方位置で側面と内面とが交わる角部には、切欠き状
の凹部空間12が形成されており、各凹部空間12内に
は、それぞれ側方に突出する軸部13がドアパネル1と
一体的に設けられている。各軸部13にはそれぞれドア
アーム2の一端が枢支されているとともに、各ドアアー
ム2の他端は収納室内の側壁中央部やや上方位置にスラ
イド可能に連結されている。この左右一対のドアアーム
2により、ドアパネル1は収納室を閉塞する垂直状態と
なる位置から収納室を最大開放する水平状態となる位置
まで回動可能に支持されている。なお、両ドアアーム2
は、ドアパネル1がいずれの位置にあるときでも軸部1
3に枢支されている一端側が下方となるように傾斜した
状態で配設されている。
【0009】そして、ドアパネル1の両側部には、その
側面の内面側角部で凹部空間12の上下両面から凹部空
間12内に対向して突出する上下一対のストッパ部1
5、16がそれぞれ設けられている。このストッパ部1
5、16は、軸部13の根本からドアアーム2の一端部
の厚さ以上離れた空間を隔てた位置にドアパネル1と一
体的に形成されている。また、上下一対のストッパ部1
5、16の間には、ドアアーム2を軸部13に取付可能
なようにドアアーム2の幅よりわずかに広い間隔が形成
されている。これにより、ドアパネル1の閉塞時にはド
アアーム2の一端部が上のストッパ15と干渉する状態
となり(図2参照)、かつドアパネル1の完全開放時に
はドアアーム2の一端部が下のストッパ16と干渉する
状態となっている。
【0010】そして、各凹部空間12のドアパネル1の
側面側には、凹部空間12の形状と整合するほぼ凸形の
外周形状をもつキャップ3がドアパネル1の側面と面一
となるようにそれぞれ嵌着されている。このキャップ3
の内側面のほぼ中央には、有底円筒状の軸受31が形成
されており、キャップ3が嵌着されたときに軸受部31
が軸部13の先端と嵌合している。
【0011】以上のように構成された本実施例のグラブ
ボックスは、ドアパネル1の係合突起11と係合部との
係合状態を解除して、ドアパネル1の上端を下方に回動
操作することにより収納室が開放し、ドアパネル1は一
対のドアアーム2によってほぼ水平となる状態で停止し
支持される。このドアパネル1の開放操作に伴って、ド
アパネル1の閉塞時には上のストッパ15と干渉する状
態にあったドアアーム2の一端部は、ドアパネル1が完
全開放すると下のストッパ16と干渉する状態となる。
この状態で、例えばドアパネル1上に重い物が乗せられ
たりしてドアパネル1に大きな負荷が加わることにより
ドアパネル1が撓んだ状態になると、両ドアアーム2の
一端部はストッパ部16に当接し、軸部13から抜け落
ちるのを阻止される。
【0012】また、ドアパネル1の開閉操作を過剰な強
い力で行うことにより、ドアパネル1に大きな負荷が加
わってドアパネル1が撓んだ状態になった場合にも、ド
アアーム2の一端部はそのとき干渉する位置にある上下
いずれかのストッパ部15、16に当接し、軸部13か
ら抜け落ちるのを阻止される。したがって、本実施例の
ドアアーム2の取付構造によれば、ストッパ部15、1
6が設けられていることによってドアアーム2の一端部
の軸部13から抜け落ちを確実に防止することができ
る。
【0013】また、凹部空間12には、凹部空間12の
形状と整合するほぼ凸形の外周形状をもつキャップ3が
ドアパネル1の側面と面一となるよう嵌着されているた
め、見栄えを良好に保つことができる。さらに、このキ
ャップ3は軸部13の先端と嵌合する軸受部31を有
し、これにより軸部13は両端が支承されているので、
過負荷に対する強度を向上させることができる。
【0014】なお、上記実施例は、左右一対のドアアー
ム2によりドアパネル1の両側部を支持するように構成
された例を説明したが、ドアパネル1のいずれか一方の
側部を片持支持するように構成されたドアアームの取付
構造の場合にも本発明を適用することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明のドアアームの取付構造によれ
ば、ドアパネルは、軸部の根本からドアアームの一端部
の厚さ以上離れた空間を隔てた位置にストッパ部を有す
るため、ドアパネルに負荷が加わってドアパネルが撓ん
だ状態になっても、ドアアームの一端部が軸部から抜け
落ちるのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るドアパネルの斜視図である。
【図2】実施例に係るドアパネルのドアアーム取付部分
の側面図である。
【図3】図2のA−A線矢視断面図である。
【図4】従来のドアパネルの斜視図である。
【符号の説明】
1…ドアパネル 2…ドアアーム 3…キャップ
12…凹部空間 13…軸部 15、16…ストッパ部 31…軸受

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側方に開口部をもつ収納室が形成された
    本体パネルと、 該本体パネルの開口部下方にその下端部が枢着され前記
    収納室を開閉するドアパネルと、 該ドアパネルの少なくとも一方の側部にその一端が枢支
    されるとともにその他端が前記本体パネルに連結され、
    前記ドアパネルを回動可能に支持するドアアームとから
    なり、 前記ドアパネルは、前記側部の側方に突出する軸部と、
    該軸部の根本から前記ドアアームの一端部の厚さ以上離
    れた空間を隔てて設けられ、少なくとも前記ドアパネル
    の完全開放時に前記ドアアームの一端部の前記軸部から
    の抜け落ちを防止するストッパ部とを有することを特徴
    とするドアアームの取付構造。
JP928493A 1993-01-22 1993-01-22 ドアアームの取付構造 Pending JPH06219214A (ja)

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JP928493A JPH06219214A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 ドアアームの取付構造

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JP928493A JPH06219214A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 ドアアームの取付構造

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JPH06219214A true JPH06219214A (ja) 1994-08-09

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ID=11716182

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JP928493A Pending JPH06219214A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 ドアアームの取付構造

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