JPH06219146A - コンバインのキャビン空調装置 - Google Patents

コンバインのキャビン空調装置

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JPH06219146A
JPH06219146A JP1315293A JP1315293A JPH06219146A JP H06219146 A JPH06219146 A JP H06219146A JP 1315293 A JP1315293 A JP 1315293A JP 1315293 A JP1315293 A JP 1315293A JP H06219146 A JPH06219146 A JP H06219146A
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JP
Japan
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air
cabin
engine
unit
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JP1315293A
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Michio Ishikawa
道男 石川
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コンバインのキャビン7の構成、及び着脱を簡
単化する。 【構成】車体1の前部一側に搭載されるエンジンEを覆
うエンジンカバー2上に、このエンジンEのエアクリー
ナ3、油圧無段変速装置のオイルタンク4、及び空調用
ユニット5を配置して、これらを覆うユニットカバー6
を設け、このユニットカバー6の前側には、キャビン7
内の操縦席8後部に室内吸気口9を設け、又、該ユニッ
トカバー6の前上部には、キャビン7内の天井部へ送気
するダクト10を設けてなるコンバインのキャビン空調
装置の構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンバインのキャビ
ン空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】コン
バイン作業では、塵埃の飛散が多く、非衛生的な環境の
もとで長時間に亘る作業を続けることが多い。このた
め、操縦席を覆うキャビンに、エアコンやクーラー等を
設ける形態がある。しかしながらこれらのエアコンやク
ーラー等の空調ユニットは、キャビンの天井部等に一体
的に組込む構成形態であるから、キャビンの着脱が複雑
化し、掃除等のメンテナンスも面倒である。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、車体1の前
部一側に搭載されるエンジンEを覆うエンジンカバー2
上に、このエンジンEのエアクリーナ3、油圧無段変速
装置のオイルタンク4、及び空調用ユニット5を配置し
て、これらを覆うユニットカバー6を設け、このユニッ
トカバー6の前側には、キャビン7内の操縦席8後部に
室内吸気口9を設け、又、該ユニットカバー6の前上部
には、キャビン7内の天井部へ送気するダクト10を設
けてなるコンバインのキャビン空調装置の構成とする。
【0004】
【作用、及び発明の効果】エンジンEの駆動によって、
エンジンカバー2の上部のユニットカバー6内では、エ
アクリーナ3から吸気が該エンジンEの気化器へ送られ
る。又、油圧無段変速装置によって走行されるときは、
この油圧用のオイルがオイルタンク4から補給されると
共に、加熱されるオイルの放冷を行う。
【0005】又、このユニットカバー6内では、空調用
ユニット5である熱交換器や送風器等が働き、キャビン
7の室内吸気を操縦席8の後部の室内吸気口9から吸入
しながら、ダクト10を通して天井部から室内へ循環供
給する。このように、空調用ユニット5へ吸入される室
内吸気口9は、キャビン7の操縦席8の後側に設けられ
ているために、操縦席8周部の空気の流れが良く、しか
も、空調用ユニット5が、エアクリーナ3やオイルタン
ク4等と共に、ユニットカバー6内に設けられて、キャ
ビン7のダクト10がこの空調用ユニット5に連接でき
るものであるから、このキャビン7、又は、空調用ユニ
ット5等の着脱するときは、操縦席8部とエンジンカバ
ー2やユニットカバー6との間を境にして行うことがで
きるため、空調用ユニット5は、室内吸気口9とダクト
10とにおいてキャビン7側と連接すればよく、キャビ
ン7の構成及び着脱等を簡単化できる。
【0006】
【実施例】コンバイン車体1は、底部に左右一対のクロ
ーラ11を有し、走行方向視で前部右側に操縦席8や操
縦台等を設けて、これらを覆うようにキャビン7を搭載
する。この操縦席8の下部にエンジンカバー2で覆われ
るエンジンEを搭載し、その後側にグレンタンク12を
搭載して、脱穀される穀粒を収容する。13は排穀オー
ガで、方向自在でグレンタンク12に収容した穀粒を取
出搬送することができる。
【0007】車体1の前部には、刈取装置14を設け、
車体1上の左側には、脱穀装置を搭載し、刈取装置14
で刈取られる穀稈の搬送を受けて、フィードチエンで移
送しながら穂先部を脱穀室内に供給して脱穀する。該エ
ンジンカバー2は、右側面に吸気口15を目抜板等で構
成され、このエンジンカバー2の上側において、前半部
に操縦席8を位置させる。又、後半部にユニットカバー
6を設ける。このユニットカバー6の左側面に、開閉自
在の目抜板等からなる吸気カバー16を有し、前側には
操縦席の背面に対向して室内吸気口9を有し、上側にダ
クト口17を有する。この吸気口9にはエアフィルター
を有する。
【0008】該ユニットカバー6内下部には、エンジン
Eの気化器に送気するためのエアクリーナ3を設けると
共に、主として走行クローラ11を駆動伝動する油圧無
段変速装置用のオイルタンク4を設けている。18はこ
のオイルタンク4の注油口であり、吸気カバー16を開
いて注油できる。19はエアコン除湿用の液化ガスタン
クである。
【0009】これらの上部に位置して、目抜板20又は
盲目板で仕切られるユニット室を構成し、このユニット
室内にエアコン用の熱交換器21や送風器22及びエア
フィルター27等のエアコンユニット5を設け、下方の
エンジンカバー2内等においてエンジンEによって駆動
されるコンプレッサー等と配管連絡する。キャビン7
は、左側にガラスを主体とする開閉自在のドア23を設
け、右側や前後側面はガラス窓として透視できる。この
キャビン7の底部は開放されており、コンバインの車体
1上に搭載することによって、底部は、上記ユニットカ
バー6の前面部、エンジンカバー2の上面から前面部等
のシートフロア部、ステップフロア部、及び操縦台部等
で囲われるために、取付構成において、これらとの接合
部分をシール材等により気密的に構成する。
【0010】又、キャビン7の天井部にはダクト10を
有し、このキャビン7内に送気できる。このダクト10
の後端部は、キャビン7の搭載姿勢において、前記ユニ
ットカバー6上部に位置する接続ダクト26を介して前
記ダクト口17と接合でき、エアコンの熱交換器21等
からこのダクト10を通してキャビン7内へ送気でき
る。キャビン7の後部天井部は、上方に開閉自在の後部
窓24を有している。
【0011】前記エンジンカバー2と上側のユニットカ
バー6との間は、連通口25を設ける。空調用ユニット
5は、外周をケース33によって覆われ、この左右両側
にピン28を有したブラケット29を取付け、ユニット
カバー6の天井部に設けられたフック30に該ピン28
を係合させることによって着脱自在に吊下げることがで
きる。31は固定ステーで、吊下げた状態の空調用ユニ
ット5の一部をユニットカバー6の一部にボルト32で
締付けて固定することができる。該ケース33の一側の
吸気カバー16側には、前記目抜板20の延長部におい
てフィルター27が設けられて、該吸気カバー16から
ユニットカバー6内部へ吸入される外気は、このエアフ
ィルタ27を通して送風器22内へ吸引される。又、吸
気口9から吸入される室内吸気はケース33の外周と目
抜板20との間を通って送風器22内へ直接吸気され
る。34はユニットカバー6の後側面に設けた吸気カバ
ーである。35は接続ダクト26を覆うダクトカバーで
ある。
【0012】エンジンEを駆動すると、ラジエータファ
ンの吸気によって、吸気口15から吸入される外気によ
って、ラジエータ及びエンジンE部が冷却される。この
とき一部の外気は、上部のユニットカバー6の吸気カバ
ー16から吸入されて、このユニットカバー6内から通
気口25を通ってエンジンカバー2内へ流れる。このた
め、ラジエータによる吸気面積は、これら上下の吸気カ
バー16及び吸気口15等による広い面積となって、こ
れらの吸気口部での吸気圧を低くして、塵埃の吸入、吸
着を少なくすることができる。
【0013】エアコンを作動すると、送風器22の駆動
によって、吸気カバー16と室内吸気口9とから吸気さ
れて、一旦フィルター27を通って空調ユニット5内に
至り、熱交換器21で調整された空気が、ダクトロ17
から接続タクト26及びダクト10を通ってキャビン7
内へ送込まれる。このキャビン7内の内気は、再び操縦
席8後側の室内吸気口9へ吸入されて循環される。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面図。
【図2】そのユニットカバー部の側面図。
【図3】その正面図。
【図4】空調用ユニットの取付部を示す側面図。
【図5】その正面図。
【符号の説明】
1 車体 2 エンジンカバー 3 エアクリーナ 4 オイルタンク 5 空調用ユニット 6 ユニットカバー 7 キャビン 8 操縦席 9 吸気口 10 ダクト E エンジン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体1の前部一側に搭載されるエンジン
    Eを覆うエンジンカバー2上に、このエンジンEのエア
    クリーナ3、油圧無段変速装置のオイルタンク4、及び
    空調用ユニット5を配置して、これらを覆うユニットカ
    バー6を設け、このユニットカバー6の前側には、キャ
    ビン7内の操縦席8後部に室内吸気口9を設け、又、該
    ユニットカバー6の前上部には、キャビン7内の天井部
    へ送気するダクト10を設けてなるコンバインのキャビ
    ン空調装置。
JP01315293A 1993-01-29 1993-01-29 キャビン付コンバインの原動部構造 Expired - Lifetime JP3264011B2 (ja)

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JP01315293A JP3264011B2 (ja) 1993-01-29 1993-01-29 キャビン付コンバインの原動部構造

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JPH06219146A true JPH06219146A (ja) 1994-08-09
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