JPH06218886A - 被覆用シート及びその製造方法 - Google Patents
被覆用シート及びその製造方法Info
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- JPH06218886A JPH06218886A JP5013274A JP1327493A JPH06218886A JP H06218886 A JPH06218886 A JP H06218886A JP 5013274 A JP5013274 A JP 5013274A JP 1327493 A JP1327493 A JP 1327493A JP H06218886 A JPH06218886 A JP H06218886A
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Abstract
ト及びこの被覆シートを溶剤等の環境問題を発生させる
こと無く生産性良く製造する方法を提供する。 【構成】 熱可塑性ウレタンエラストマー樹脂100部
と架橋されたアクリル酸エステルの弾性ビーズ100部
との混合物を、2軸押出機より樹脂温180℃で下向き
に押出し、金型リップ(幅2mm、長さ130mm)の
真下で温度が約125℃になった樹脂シートを、案内ロ
ールに接触させて冷却し、更に、樹脂の吐出速度より高
速で回転している引き取りロールでシートを伸長しなが
ら引き取り(伸張度10)、表面に多数の微細な凹凸
(凹凸の幅10〜30μm)が形成されたソフトタッチ
感を有する被覆用シートを得た(厚さ500μm、幅5
2mm)。
Description
ィス・オートメーション機器、家電製品などのハウジン
グや文具、サニタリー、日用品、建築内装など、人が触
る可能性のある部位に被覆することにより、その部位
に、好ましいソフトな触感即ちソフトタッチ感を与える
ことができる被覆用シート及びその製造方法に関する。
などの表面に艶消し感(例えばスエード調の落ち着いた
外感)を付与するために、一般に塗料によりスエード調
皮膜を形成することが行われてきた。しかし、塗料を用
いて成形体などの表面にスエード調皮膜を形成する場合
には、塗料の粘度や濃度を調整する必要があり、その作
業が煩雑となる。有機溶剤を用いた塗料では溶剤を乾燥
させるブースが必要であり、更に作業環境の汚染及び安
全衛生上の問題が生じる。
わるシート状のスエード調被覆材料が提案されている。
例えば特開平2−4124号公報には、成形性のよい基
材フィルムの上に、ビーズ顔料を電離放射線硬化性樹脂
のビヒクルに添加した艶消し塗料を塗布し硬化させたス
エード調シートが提案されている。しかしこのスエード
調シートは、電離放射線硬化性樹脂組成物をフィルム上
に塗布後、電子線などを照射して硬化させる必要がある
ため、シートの製造工程が複雑になり生産性が十分とは
言えないものであった。
点を解決するものであり、その目的とするところは、従
来の塗装スペースの問題や溶剤等の環境問題がなくな
り、成形品の表面に、外観上の艶消し感及び触ったとき
のソフトタッチな触感を付与することができる被覆用シ
ートを提供することにある。
ソフトタッチであり、外観が艶消し感を有する被覆用シ
ートを、従来の塗装スペースの問題や溶剤等の環境問題
を発生させること無く、生産性良く製造する方法を提供
することにある。
は、熱可塑性エラストマーと弾性微粒子とを主成分とす
る組成物にて形成され、表面に多数の微細な凹凸が設け
られたソフトタッチ層を有することを特徴とし、そのこ
とにより上記目的が達成される。本発明の被覆用シート
の製造方法は、熱可塑性エラストマーと該エラストマー
の押出条件下で溶融しない弾性微粒子とを主成分とする
組成物を、押出し機よりシート状に吐出し、その後伸長
することにより表面に多数の微細な凹凸を形成すること
を特徴とし、そのことにより上記目的が達成される。
塑性エラストマーとは、常温では所謂ゴム弾性を示し、
高温では可塑化されて各種の成形加工が可能な高分子材
料を言う。その種類は、例えばポリウレタン系、ポリス
チレン系、ポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリ塩
化ビニル系、ポリアミド系、アイオノマー系、フッ素ゴ
ム系、1,2ポリブタジエン系、トランス1,4ポリイ
ソプレン系、合成天然ゴム系などに分類される。
エントロピー弾性を有するゴム成分(ハードセグメン
ト)と塑性変形を防止するための分子拘束成分(ソフト
セグメント)を共有していることが多く、成形可能な範
囲においては一部架橋構造を有する場合もあるが、広範
囲の3次元網目架橋構造は有していない。これら熱可塑
性エラストマーの硬さとしては、得たい感触と、用いる
弾性微粒子の硬さによっても異なるが、一般的にはJI
S K6301のA硬度で20〜98の範囲のものが用
いられる。又、熱可塑性エラストマーの種類の選択は、
被覆シートとして得たい性能を考慮して、例えば耐スク
ラッチ性、耐摩耗性が必要な場合はウレタン系の熱可塑
性エラストマーが好ましく用いられる。
ば、ポリウレタン系では、ハードセグメントとしてポリ
ウレタン、ソフトセグメントとしてポリエーテル、ポリ
エステル、ポリカーボネートなどをもつブロック共重合
体などがある。ポリスチレン系では、ハードセグメント
としてポリスチレンを、ソフトセグメントとしてポリブ
タジエン、ポリイソプレン、ポリエチレン−ポリブチレ
ンを持つブロック共重合体(この順に、SBS、SI
S、SEBSブロック共重合体)や、更にこれに水素添
加したものや、官能基を付与したものなどがある。
してポリプロピレンを持ち、ソフトセグメントとしてエ
チレンを持つものやエチレンと共に少量のジエン成分を
持つもの(順にEPM、EPDM、総称してEPR)、
これらをブレンドして得られたもの、これらに更に有機
過酸化物を添加することにより部分架橋したものや、不
飽和ヒドロキシ単量体、不飽和カルボン酸の誘導体でグ
ラフト変性したもの、その他、ブチルゴムグラフトポリ
エチレンなどがある。ポリエステル系では、ハードセグ
メントとしてポリエステル、ソフトセグメントとしてポ
リエーテルをもつ共重合体などがある。ポリ塩化ビニル
系では、ポリ塩化ビニルの重合度を極端に上げる(直鎖
高重合度ポリ塩化ビニル、重合度2000〜2500程
度)方法、ポリ塩化ビニルの一部に3次元架橋構造を導
入する方法、イオン架橋構造を導入する方法により得ら
れたものなどがある。ポリアミド系では、ハードセグメ
ントとしてポリアミドをソフトセグメントとしてポリエ
ーテルを用いたものなどがある。
微粒子とは、その形状が変形するまで加圧した後に開放
した際、弾性回復する性質を有する微粒子であって、例
えば、ポリウレタン、アクリル樹脂(好ましくはアクリ
ル−ウレタン樹脂)、ポリスチレン、スチレン−イソプ
レン共重合体からなるもの等が挙げられ、通常、非天然
の弾性微粒子が用いられる。
限られず、冷凍粉砕などの手段で得られた非球状体も使
用可能である。弾性微粒子の平均粒径(大きさ)は通常
1〜50μm、好ましくは5〜40μmの範囲とされ、
上記熱可塑性エラストマー100重量部に対して通常2
0〜200重量部、好ましくは50〜150重量部添加
される。平均粒径が1μmを下回ると、十分なソフトタ
ッチ感(触った際に受けるしっとりとしたソフトな触
感)を有するシートが得られにくく、一方、シートの膜
厚にもよるが、平均粒径が50μmを上回ると、シート
を展延・延伸した際にその表面に亀裂が生じ易くなる。
又、熱可塑性エラストマー100重量部に対する添加量
が、20重量部より少ないとシートの表面に多数の微細
な凹凸が得られにくく、その結果シートのソフトタッチ
感が低下し、添加量が200重量部より多いとシートを
展延・延伸した際に、その表面に亀裂が生じ易くなる。
以上を併用してもよく、柔軟な熱可塑性エラストマーを
用いる場合や、被覆用シートの表面が少し硬い感触でも
よい場合は、例えば、架橋ポリメタクリル酸メチルや、
無機材料でできた硬いビーズを上記弾性ビーズに混合し
て用いても良い。
料、染料等の着色剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、紫外
線安定剤などの材料が添加されていてもよい。着色剤と
しては塗料で用いられる顔料、染料が使用し得る。顔料
では、酸化チタン、酸化鉄、カーボンブラック、シアニ
ン系顔料、キナクリドン系顔料などがある。染料ではア
ゾ系染料、アントラキノン系染料、インジゴイド系染
料、スチルベンゼン系染料などがある。また、アルミフ
レーク、ニッケル粉、金粉、銀粉などの金属粉などを着
色剤として用いてもよい。これら材料はできるだけ微粒
子のものが好ましい。又、紫外線安定剤の例としてはヒ
ンダードアミンが挙げられる。
トマーと弾性微粒子とを主成分(通常、全組成中の50
重量%以上)とする組成物にて形成されたものである。
しかし、上記顔料、金属粉などの固形着色剤が加わる
と、当初設定した弾性微粒子量により発現するソフトタ
ッチ感が異なることがあるので、固形着色剤を加えた系
では熱可塑性エラストマー(100重量部)に対する上
記弾性微粒子の配合量(通常、20〜200重量部)が
変わる場合がある。
成分とし、必要に応じて上記各材料を混合、分散して本
発明の被覆用シートとしての組成物が得られ、該組成物
から、表面に多数の微細な凹凸が設けられたソフトタッ
チ層が形成される。被覆用シートが単層である場合には
このソフトタッチ層がそのまま被覆用シートとなる。
るには、本発明の被覆用シートの製造方法の如く、押出
成形時もしくは押出成形後のシートの伸張によるのが好
ましいが、例えば、キャステイング法やスプレー法を採
用することも可能である。即ち例えば、上記被覆用シー
ト用組成物を有機溶剤に溶解もしくは分散させ、これを
ナイフコーター等の塗工機やスプレー等の噴霧機により
剥離フイルム(例えばシリコーン処理されたポリエチレ
ンテレフタレートフイルムや紙)上に塗布もしくは噴霧
し、次いで乾燥して溶剤を除去することにより、弾性微
粒子が熱可塑性エラストマー中に分散して多数の微細な
凹凸が形成される。
くは凸部の幅が通常1〜50μm程度、好ましくは5〜
40μm程度とされる。その理由は幅が小さ過ぎると十
分なソフトタッチ感(触った際に受けるしっとりとした
ソフトな触感)を有するシートが得られにくく、一方、
幅が大き過ぎるとシートが展延・延伸した際にその表面
に亀裂が生じ易くなる傾向があるからである。
は、弾性微粒子として、熱可塑性エラストマーの押出条
件下で溶融しないものを用いる必要がある。その理由
は、熱可塑性エラストマーと共に混合して押出成形機よ
りシート状る押出す際に、弾性微粒子が熱可塑性エラス
トマーに溶融一体化してしまうと、その後伸長してもシ
ート表面に多数の微細な凹凸が形成されないからであ
る。
粒子、添加材の各々の種類、混合割合にもよるが、一般
に、熱可塑性エラストマーの押出条件として通常知られ
ている条件が採用される。例えば熱可塑性ウレタンエラ
ストマーを用いる場合は、150〜200℃の温度で押
出すことが可能である。通常、熱可塑性エラストマー、
弾性微粒子及び添加材を混合した後、2軸押出機にて溶
融混練し押し出すが、予めバンバリーミキサーなどで混
合しペレタイザーなどでペレット化した場合は単軸押出
機で押し出してもよい。
は、上記組成物を押出機よりシート状に吐出した後の伸
長は、勿論、シート状物が固体状態で行われてもよい
(この場合は一般に延伸と称される)が、この場合に限
られることなく、シート状の形態がほぼ保持されていれ
ば、押出し直後の半固体状態で行われてもよい。具体的
には、上記組成物を押出機より吐出した直後に引き取り
ロール等で伸長しても良く、あるいはシートを巻き取り
可能な程度に十分に冷却賦形した後に延伸してもよい。
いた熱可塑性エラストマーの軟化温度以下になってか
ら、冷却されたロールをシートに接触させ、更に樹脂の
吐出速度より高速で回転する引取りロールで引取って行
われる。表面を粗面化した冷却されたゴムロール等を用
いる場合は軟化温度近辺でも構わない。又、テンター延
伸法などを採用してもよい。
ーと弾性微粒子の相溶性によっても異なるが、通常1.
2倍以上、より好ましくは2倍以上である。このように
延伸することによりシート表層に弾性微粒子が分散配置
され、表面には微細な凹凸が形成されることとなる。
チ層にさらに合成樹脂発泡体層を積層したものであって
もよい。このように発泡層を積層することにより被覆用
シートにさらにクッション性を付与でき、より優れたソ
フトタッチ感を発現することが出来る。
よりなる発泡シートとソフトタッチ層からなる被覆用シ
ートを加熱ラミネートで積層する方法、上記熱可塑性エ
ラストマーと、弾性ビーズを混合し、2軸押出機などで
溶融混練押出直後に、溶融状態にある混合物を発泡層に
ラミネートする方法(押出ラミネート)がある。加熱ラ
ミネートで積層する場合は、ソフトタッチ層の片面(凹
凸を残したい面)を冷却ロールに接触させながら、ソフ
トタッチ層の逆の面と合成樹脂発泡シートとを加熱する
方法が好ましい。押出ラミネートで行う場合は、上記混
合物を延伸後、合成樹脂よりなる発泡シートに積層する
面を加熱し、あるいは加熱せずに、冷却ロールによりラ
ミネートするのが好ましい。
場合は、プライマー層や、接着剤層が設けられるのが好
ましい。上記プライマー層としては、例えばポリオレフ
ィン系の発泡層にポリウレタン系の熱可塑性エラストマ
ー層を積層する場合は、塩素化ポリオレフィンの層が設
けられる。上記接着剤層としては、例えばゴム系、アク
リル系、ウレタン系、シリコーン系など感圧型接着剤、
溶剤型接着剤や、例えばエチレン‐酢酸ビニル系共重合
体(EVA)系、スチレン‐イソプレン‐スチレンブロッ
ク共重合体(SIS)系などのホットメルト系接着剤があ
る。また、例えばマイクロカプセル硬化型の後硬化型の
接着剤がある。その素材としては、例えば、未架橋型不
飽和ポリエスエル系接着剤、未架橋型アクリル系接着剤
などが包含される。
ポリウレタン系の熱可塑性エラストマー層を積層する場
合は、ポリオレフィン系の発泡層を構成する材料をあら
かじめ酸変性や、グラフト変性したものを用いたり、こ
れら材料を変性されていないポリオレフィンにブレンド
したり、変性されていないポリオレフィン発泡シートに
変性されたポリオレフィンを積層したりして密着性が改
良される。
る材料としては、例えばポリプロピレン、ポリエチレン
などのポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン、スチレン
−無水マレイン酸共重合体などのポリスチレン系樹脂、
ポリウレタン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、各種熱可
塑性エラストマー樹脂など発泡可能な樹脂材料があげら
れ、これからなる発泡体が使用される。これらの発泡体
の発泡倍率は、ソフトタッチ感を発現するため、通常5
〜50倍、好ましくは20〜50倍のものが用いられ
る。
チ層にさらに熱可塑性樹脂よりなる層を積層したもので
あってもよい。熱可塑性樹脂よりなる層を有することに
より、シートの表層にのみ弾性ビーズを含有させて、弾
性ビーズの使用量を少なくすることができる。またこの
熱可塑性樹脂よりなる層を後に積層する樹脂と同種のも
のを用いることにより、例えば射出成形品の製造時に金
型内で溶融樹脂と一体化する場合に密着性が良好とな
る。
場合と同様、大別すると、熱可塑性樹脂よりなるシート
と本発明被覆用シートを加熱ラミネートで積層する方
法、上記熱可塑性エラストマーと、弾性ビーズを混合
し、2軸押出機などで溶融混練押出直後に、溶融状態に
ある混合物を熱可塑性樹脂よりなるシートにラミネート
する方法(押出ラミネート)がある。加熱ラミネートで
積層する場合は、本発明の方法で得られたシートの片面
(凹凸を残したい面)を冷却ロールに接触させながら、
逆の面と熱可塑性樹脂よりなるシートを加熱しながら積
層する方法が好ましい。押出ラミネートで行う場合は、
上記混合物を延伸後、合成樹脂よりなる発泡シートに積
層する面を加熱し、あるいは加熱なしでし、冷却ロール
によりラミネートするのが好ましい。
る材料としては例えば上記熱可塑性エラストマーや、ポ
リスチレン、アクリル系ポリマー、ポリカーボネート、
ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、AB
S(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体)、変性ポリフェニレンオキサイド、ポリフェニレン
サルファイド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエー
テルケトン、アイオノマーなどがあげられる。これらの
シートは、押出成形、カレンダー成形など公知の成形に
より作成されるより柔軟なソフトタッチ感を付与する場
合は積層する熱可塑性樹脂よりなるシートが熱可塑性エ
ラストマーであるのが更に好ましい。
場合は、上記発泡層を積層する場合と同様にプライマー
層や、接着剤層が設けられるのが好ましい。
ソフトタッチ層に熱可塑性樹脂層と合成樹脂発泡体層を
順次積層したものも採用可能である。熱可塑性樹脂層と
合成樹脂発泡体層を有する被覆用シートは、シートをそ
れぞれ作成した後、加熱ラミネートでソフトタッチ層に
積層する方法や、合成樹脂発泡体よりなるシート上に溶
融状態の熱可塑性樹脂を積層させ、熱可塑性樹脂よりな
る層と合成樹脂発泡体よりなる層を有する2層構成のシ
ートを作成後、ソフトタッチ層を熱可塑性樹脂よりなる
層に加熱ラミネートなどにより積層することで得られ
る。上記積層時、密着性の悪い材料を積層する場合は、
上記と同様にプライマー層や、接着剤層が設けられるの
が好ましい。上記熱可塑性樹脂層や合成樹脂発泡体層に
は、意匠性を高めるために、前述の方法で印刷等の模様
付けをしたシートを積層してもよい。
々の機能を付与するために各種機能性付与剤が添加され
得る。上記各種機能性付与剤には、導電性材料、結露防
止剤、フォトクロミック化合物などがある。
ートの厚みは、シート構成により異なるが、一般的に
は、熱可塑性エラストマーと弾性ビーズよりなる層は5
〜500μm、合成樹脂発泡体よりなるシートは500
〜5000μm、熱可塑性樹脂よりなるシートは100
〜1000μmである。
れる被覆用シートは、以下に説明する様に種々の使用方
法がある。射出成形やスタンピング成形のように被覆用
シートを予め金型内に導入し成形と同時に成形品に貼付
する方法では、金型の内側にシートを常温でまたは加熱
して、真空成形もしくは圧空成形で成形密着させ、その
後通常の成形を行う。シートの展延率が小さい場合や、
小さいコーナーを持たない場合はシートをあらかじめ金
型の内側に密着させる必要が無い場合もある。
は、例えば、被覆用シートを金型内に導入し連続成形と
同時に成形品に貼付ける方法や被覆用シートを成形品が
金型からでてきた直後、サイジングの前に貼付ける方
法、サイジング、冷却後に貼付ける方法等がある。被覆
用シートを金型内に導入する方法では、金型の前方、途
中で被覆用シートを巻き込む様にして行われる。成形直
後に被覆用シートを貼付ける方法では、成形品の面に沿
うよう圧着ローラーで貼付けて行われる。
トに本発明の被覆用シートを積層しておき、通常の方法
で行われる。木材、アルミサッシ等の長尺部材への貼付
けは、市販のプロフィールラミネータ等により行われ
る。この際、被着体との接着性を良好にするために接着
層を設ける方が好ましい。感圧型接着剤を積層した被覆
用シートは、手貼りにより或いはダブル真空成形機(貼
付け機)等により成形品に貼付けられる。
は、製品表面にソフトタッチ感を付与するものであるの
で、無意識の内に或いは意識的に人が触る(可能性のあ
る)ものに被覆して用いる。被覆する物の例としては自
動車内装部として、ドアパネル、インストルメントパネ
ル、ハンドル、ギヤーレバーノブ、ドアノブ、肘掛け、
各種スイッチ、シート、天井材等、家電製品類のハウジ
ングとして、携帯用製品(電話、カセットテープレコー
ダー、コンパクトディスク、テレビ等)、電話機、冷蔵
庫、テレビ等やそれぞれのスイッチ等、OA製品類のハ
ウジングとして、パーソナルコンピュータ、プリンター
等やキーボード等、家具製品類として、椅子、机、テー
ブル、洋服ダンス等、建築内装部として、サッシ枠、は
ば木、各種ドア、壁紙等、サニタリー、浴室製品とし
て、便座の腰掛け部、風呂桶、椅子、マット、棚等、ス
ポーツ用品として、バット、ラケット、クラブ等のグリ
ップ、防御用パット等、日用品、文具製品として、各種
のハウジング、ケース、容器等、その他、ベンチ、椅
子、台、ソファー、枕等が挙げられる。
と弾性微粒子とを主成分とする組成物にて形成され、表
面に多数の微細な凹凸が設けられたソフトタッチ層を有
しているので、成形品等の表面に、外観上の艶消し感及
び触ったときのソフトタッチな触感を付与することが出
来る。本発明被覆用シートの製造方法は、熱可塑性エラ
ストマーと該エラストマーの押出条件下で溶融しない弾
性微粒子とを主成分とする組成物を、押出し機よりシー
ト状に吐出し、その後伸張することにより表面に多数の
微細な凹凸を形成するので、本発明製造方法によれば、
触ったときの触感がソフトタッチであり、外観が艶消し
感を有する被覆用シートを、従来の塗装スペースの問題
や溶剤等の環境問題を発生させること無く、極めて生産
性良く簡便に製造することが出来る。
尚、「金型のリップの面積/シートの断面積」の値はシ
ートの伸長度を示すものである。 (A)被覆用シートの作成 以下、部とは固形分での重量部を表す。
(株)製、ポリエーテル系ウレタンエラストマー、E375
MNAT、JIS A硬度75)100部 弾性ビーズ(積水化成品工業(株)製、EAX15(クリア
ー)、架橋されたアクリル酸エステルの弾性ビーズ、平
均粒径15μm)100部 上記熱可塑性エラストマーと弾性ビーズの混合物を、2
軸同方向混練押出機(池貝鉄工(株)製、PCM-30)より
樹脂温180 ℃で下向きに押出した。空冷されつつ伸張さ
れて、金型リップ(幅2mm、長さ130mm)の真下
約17cmの位置で温度が約125℃になった樹脂シー
トを、20℃の案内ロールに接触させて冷却し、更に、
樹脂の吐出速度より高速で回転している引き取りロール
でシートを伸長しながら引き取り、表面に多数の微細な
凹凸が形成されたソフトタッチ感を有する被覆用シート
を得た(厚さ500μm、幅52mm)。
ュー後部140 ℃、中間部160 ℃、前部170 ℃、ダイ部17
0 ℃。金型リップの面積/得られた被覆用シートの断面
積(以下、単に「シートの断面積」と記す)の値、電子
顕微鏡で確認した表面凹凸の状況、ソフトタッチ感の評
価結果を表1に示した。又、外観を目視観察したとこ
ろ、亀裂発生等の異常が無く且つ艶消し感を有してい
た。尚、ソフトタッチ感評価は、30人のモニターが被
覆用シートに触って得た感触によって、次の基準に従
い、合計70点以上のものを良好(50点未満のものを
不良)とした。 1点・・・・ソフトタッチでない 2点・・・・ややソフトタッチでない 3点・・・・ソフトタッチである
(株)製、ポリエステル系ウレタンエラストマー、E785
QSDH、JIS A硬度87)100部 弾性ビーズ(積水化成品工業(株)製、EAX15(ブラッ
ク)、架橋されたアクリル酸エステルの弾性ビーズ、平
均粒径15μm)100部 上記熱可塑性エラストマーと弾性ビーズの混合物を下記
設定温度条件で樹脂温185 ℃で押出したこと、金型リッ
プの真下約17cmの位置の樹脂シートの温度が130
℃であったこと、被覆用シートの厚さが650μm、幅
が62mmとなったことを除いて、実施例1と同様にし
て被覆用シートを得た。 設定条件:スクスリュー後部150 ℃、中間部165 ℃、前
部175 ℃、ダイ部175 ℃ 金型リップの面積/シートの断面積の値、電子顕微鏡で
確認した表面凹凸の状況、ソフトタッチ感の評価結果を
表1に示した。又、外観を目視観察したところ、亀裂発
生等の異常が無く且つ艶消し感を有していた。
(株)製、ポリエーテル系ウレタンエラストマー、E375
MNAT、JIS A硬度75)100部 弾性ビーズ(CU Chemie Uetikon AG製、デコシルク( 透
明NY18)、ポリウレタン弾性ビーズ、平均粒径18μm)
100部 上記熱可塑性エラストマーと弾性ビーズの混合物を、下
記設定温度条件で樹脂温180 ℃で押出した。金型リップ
の真下約17cmの位置の樹脂シートの温度は125℃
であった。その他引取り速度を除いて、実施例1とほぼ
同様にして得た被覆用シートは、厚さが350μm、幅
が50mmであった。 設定条件:スクスリュー後部140 ℃、中間部160 ℃、前
部170 ℃、ダイ部170 ℃ 金型リップの面積/シートの断面積の値、電子顕微鏡で
確認した表面凹凸の状況、ソフトタッチ感の評価結果を
表1に示した。又、外観を目視観察したところ、亀裂発
生等の異常が無く且つ艶消し感を有していた。
記設定温度条件で樹脂温180 ℃で押出した。金型リップ
の真下約17cmの位置の樹脂シートの温度は125℃
であった。その他引取り速度を除いて、実施例1とほぼ
同様にして得た被覆用シートは、厚さが800μm、幅
が81mmであった。 設定条件:スクスリュー後部140 ℃、中間部160 ℃、前
部170 ℃、ダイ部170 ℃ 金型リップの面積/シートの断面積の値、電子顕微鏡で
確認した表面凹凸の状況、ソフトタッチ感の評価結果を
表1に示した。又、外観を目視観察したところ、亀裂発
生等の異常が無く且つ艶消し感を有していた。
設定温度条件で樹脂温185 ℃で押出したこと、金型リッ
プの真下約17cmの位置の樹脂シートの温度が130
℃であったこと、被覆用シートの厚さが400μm、幅
が43mmとなったことを除いて、実施例1とほぼ同様
にして被覆用シートを得た。 設定条件:スクスリュー後部150 ℃、中間部165 ℃、前
部175 ℃、ダイ部175 ℃ 金型リップの面積/シートの断面積の値、電子顕微鏡で
確認した表面凹凸の状況、ソフトタッチ感の評価結果を
表1に示した。又、外観を目視観察したところ、亀裂発
生等の異常が無く且つ艶消し感を有していた。
記設定温度条件で2軸同方向混練押出機(池貝鉄工
(株)製、PCM-30)より樹脂温180 ℃で下向きに押出し
た。空冷されつつ伸張されて、金型リップ(幅2mm、
長さ130mm)の真下約17cmの位置で温度が約1
25℃になった樹脂シートを、20℃の案内ロールに接
触させて冷却し、更に、樹脂の吐出速度より高速で回転
している引き取りロールでシートを伸長しながら引き取
って、厚さ1.5mm、幅120mmのシートを得た
(金型リップの面積/シートの断面積=1.44)。 設定条件:スクスリュー後部140 ℃、中間部160 ℃、前
部170 ℃、ダイ部170 ℃
サンプルを切り出して、更にテンター延伸装置により1
35℃で2軸延伸して、厚さ670μm、幅75mm
の、表面に多数の微細な凹凸が形成されたソフトタッチ
感を有する被覆用シートを得た。電子顕微鏡で確認した
表面凹凸の状況、ソフトタッチ感を表1に示した。又、
外観を目視観察したところ、亀裂発生等の異常が無く且
つ艶消し感を有していた。
ものに同じ)100部を、実施例1と同様の条件で、押
し出し、伸長して樹脂シートを得た。比較例2 熱可塑性ウレタンエラストマー樹脂(実施例1で用いたものに同じ)100部 弾性ビーズ(実施例1で用いたものに同じ) 100部 上記混合物を、実施例1と同様の条件で、押し出し、伸
長することなく樹脂シートを得た。
設定温度条件で押出したことを除いて、実施例1とほぼ
同様にして樹脂シートを得た。 設定条件:スクスリュー後部190 ℃、中間部200 ℃、前
部210 ℃、ダイ部210 ℃
/シートの断面積の値、電子顕微鏡で確認した表面凹凸
の状況、ソフトタッチ感を表2に示した。尚、ソフトタ
ッチ感評価は、実施例1と同様に行い、50点未満のも
のを不良とした。
μmのマレイン酸変性ポリプロピレンフィルム(三井石
油化学工業(株)製アドマーQB521)が積層されてな
る厚さ2mmのPP系シートの、酸変性PPフィルム表
面を140℃に加熱した後、実施例1で作成した被覆用
シート(加熱せず)を加熱ラミネートにより積層した。
ラミネートロールとして室温のゴムロールを用いた。発
泡シートが積層された被覆用シートの弾性ビーズ含有層
について、ソフトタッチ感を実施例1と同様に評価した
ところ、ソフトタッチ感は良好であった。
倍)の表面を150℃に加熱し、実施例1で作成した被
覆用シート(加熱せず)を加熱ラミネートにより積層し
た。ラミネートロールとして室温のゴムロールを用い
た。発泡シートが積層された被覆用シートの弾性ビーズ
含有層について、ソフトタッチ感を実施例1と同様に評
価したところ、ソフトタッチ感は良好であった。
製の厚さ400μmのミラストマー8030Nに木目模
様をスクリーン印刷し、更にプライマーを5μm積層し
たシート、プライマーとして山陽国策パルプ(株)製ス
ーパークロン822を用いた)のプライマー層を140
℃に加熱し、実施例2で作成した被覆用シート(加熱せ
ず)を加熱ラミネートにより積層した。ラミネートロー
ルとして室温のゴムロールを用いた。エラストマーシー
トが積層された被覆用シートの弾性ビーズ含有層につい
て、ソフトタッチ感を実施例1と同様に評価したとこ
ろ、ソフトタッチ感は良好であった。
製ミラストマー8030N)を厚さ2mmのポリプロピ
レン発泡シート(発泡倍率25倍)に押し出しラミムー
トにより積層(400μm)して得たシートの、エラス
トマーシートに実施例9で用いたのと同じプライマー層
(厚さ5μm)を設け、このプライマー層を140に加
熱し、実施例2で作成した被覆用シート(加熱せず)を
加熱ラミネートにより積層した。ラミネートロールとし
て室温のゴムロールを用いた。この被覆用シートの弾性
ビーズ含有層について、ソフトタッチ感を実施例1と同
様に評価したところ、ソフトタッチ感は良好であった。
トマーと弾性微粒子との組み合わせにより、表面に多数
の微細な凹凸が設けられたソフトタッチ層を有している
ので、成形品等の表面に、外観上の艶消し感及び触った
ときのソフトタッチな触感を付与することが出来る。本
発明被覆用シートの製造方法は、熱可塑性エラストマー
と弾性微粒子とを主成分とする組成物を押し出た後伸張
することにより、表面に多数の微細な凹凸を形成するの
で、本発明製造方法によれば、触ったときの触感がソフ
トタッチであり、外観が艶消し感を有する被覆用シート
を、従来の塗装スペースの問題や溶剤等の環境問題を発
生させること無く、極めて生産性良く廉価に製造するこ
とが出来る。
Claims (2)
- 【請求項1】熱可塑性エラストマーと弾性微粒子とを主
成分とする組成物にて形成され、表面に多数の微細な凹
凸が設けられたソフトタッチ層を有することを特徴とす
る被覆用シート。 - 【請求項2】熱可塑性エラストマーと該エラストマーの
押出条件下で溶融しない弾性微粒子とを主成分とする組
成物を、押出し機よりシート状に吐出し、その後伸張す
ることにより表面に多数の微細な凹凸を形成することを
特徴とする被覆用シートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01327493A JP3212397B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 被覆用シート及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01327493A JP3212397B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 被覆用シート及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06218886A true JPH06218886A (ja) | 1994-08-09 |
JP3212397B2 JP3212397B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=11828636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01327493A Expired - Lifetime JP3212397B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 被覆用シート及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3212397B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0754544A3 (de) * | 1995-07-17 | 1999-04-07 | M & W Verpackungen Mildenberger & Willing GmbH | Verbundfolie und Verfahren zur Herstellung einer solchen Verbundfolie |
KR100903772B1 (ko) * | 2001-09-13 | 2009-06-19 | 오카모토 가부시키가이샤 | 우레탄 수지계 표피재 및 그의 제조방법 |
JP6923244B1 (ja) * | 2021-01-13 | 2021-08-18 | 株式会社 プラスコーポレイション | 熱可塑性合成樹脂製装飾片の製造方法 |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP01327493A patent/JP3212397B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
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EP0754544A3 (de) * | 1995-07-17 | 1999-04-07 | M & W Verpackungen Mildenberger & Willing GmbH | Verbundfolie und Verfahren zur Herstellung einer solchen Verbundfolie |
KR100903772B1 (ko) * | 2001-09-13 | 2009-06-19 | 오카모토 가부시키가이샤 | 우레탄 수지계 표피재 및 그의 제조방법 |
JP6923244B1 (ja) * | 2021-01-13 | 2021-08-18 | 株式会社 プラスコーポレイション | 熱可塑性合成樹脂製装飾片の製造方法 |
WO2022153396A1 (ja) * | 2021-01-13 | 2022-07-21 | 株式会社プラスコーポレイション | 熱可塑性合成樹脂製装飾片の製造方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3212397B2 (ja) | 2001-09-25 |
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