JP3169478B2 - 被覆用シートおよびその製造方法 - Google Patents
被覆用シートおよびその製造方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチック成形体の
表面に貼付け可能な被覆用シートおよびその製造方法に
関し、詳しくは、自動車の内装や、オフィスオートメー
ション(OA)機器・家電製品などのハウジングや、文
具、サニタリー、日用品、建材内装などの成形品の、人
が触る可能性のある部位に被覆することにより成形品に
良好な接触感と、耐傷付性を付与できる被覆用シートお
よびその製造方法に関するものである。
表面に貼付け可能な被覆用シートおよびその製造方法に
関し、詳しくは、自動車の内装や、オフィスオートメー
ション(OA)機器・家電製品などのハウジングや、文
具、サニタリー、日用品、建材内装などの成形品の、人
が触る可能性のある部位に被覆することにより成形品に
良好な接触感と、耐傷付性を付与できる被覆用シートお
よびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記被覆用シートとしては、表面
がエンボス加工されたポリ塩化ビニル層からなり、必要
に応じてその裏面に発泡体層が積層されたシートが用い
られてきた。
がエンボス加工されたポリ塩化ビニル層からなり、必要
に応じてその裏面に発泡体層が積層されたシートが用い
られてきた。
【0003】しかしながら、このようなポリ塩化シニル
シートは、シートの柔軟性に欠け、またその製造におい
て複数の工程を必要とすることから、例えば、特公平1
−14023号公報には、ポリオレフィン系樹脂とエチ
レン・αーオレフィン系共重合体ゴムの部分架橋物との
ブレンド体からなり、表面がエンボス加工された熱可塑
性エストラマー層の裏面側に、ポリエチレンまたはポリ
プロピレンの発泡体層を積層してなる被覆用シートが提
案されている。
シートは、シートの柔軟性に欠け、またその製造におい
て複数の工程を必要とすることから、例えば、特公平1
−14023号公報には、ポリオレフィン系樹脂とエチ
レン・αーオレフィン系共重合体ゴムの部分架橋物との
ブレンド体からなり、表面がエンボス加工された熱可塑
性エストラマー層の裏面側に、ポリエチレンまたはポリ
プロピレンの発泡体層を積層してなる被覆用シートが提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特公平1−1
4023号公報に記載のオレフィン系エラストマーを用
いたシートは、シートにゴム弾性や表面の接触抵抗を付
与する点から耐傷付性が悪いという欠点があった。
4023号公報に記載のオレフィン系エラストマーを用
いたシートは、シートにゴム弾性や表面の接触抵抗を付
与する点から耐傷付性が悪いという欠点があった。
【0005】また、シートに耐傷付性を付与するため
に、特開昭63−272547号公報には、熱可塑性エ
ストラマー層の表面に、プライマー層を設けた後、アク
リル酸エステル樹脂をコーティングしてシートを得る方
法が開示されているが、この方法では有機溶剤を使用す
るため、作業環境の汚染および安全衛生の点で問題であ
る。
に、特開昭63−272547号公報には、熱可塑性エ
ストラマー層の表面に、プライマー層を設けた後、アク
リル酸エステル樹脂をコーティングしてシートを得る方
法が開示されているが、この方法では有機溶剤を使用す
るため、作業環境の汚染および安全衛生の点で問題であ
る。
【0006】本発明の目的は、上記の問題点を改善し、
柔軟性および耐傷付性に優れ、しかも凹凸や曲面を有す
る成形品においてもその形状に沿わせながら貼付するこ
とが可能で、かつ製造が比較的容易な被覆用シートとそ
の製造方法を提供することにある。
柔軟性および耐傷付性に優れ、しかも凹凸や曲面を有す
る成形品においてもその形状に沿わせながら貼付するこ
とが可能で、かつ製造が比較的容易な被覆用シートとそ
の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、熱可塑性ウレタンエラス
トマーを主成分としてなる表面層と、該表面層の裏面側
に積層された熱可塑性ポリオレフィン系エラストマー1
00重量部に対しカルボン酸基を有するオレフィン系の
オリゴマーまたはポリマーからなる接着付与剤1〜30
重量部を含有するものを主成分としてなる基材層と、該
基材層の裏面側に積層された熱可塑性樹脂よりなる発泡
体層とを有している。
るために、請求項1の発明は、熱可塑性ウレタンエラス
トマーを主成分としてなる表面層と、該表面層の裏面側
に積層された熱可塑性ポリオレフィン系エラストマー1
00重量部に対しカルボン酸基を有するオレフィン系の
オリゴマーまたはポリマーからなる接着付与剤1〜30
重量部を含有するものを主成分としてなる基材層と、該
基材層の裏面側に積層された熱可塑性樹脂よりなる発泡
体層とを有している。
【0008】また、請求項2の発明は、熱可塑性ウレタ
ンエラストマーと弾性微粒子とを主成分としてなる表面
層と、該表面層の裏面側に積層された熱可塑性ポリオレ
フィン系エラストマー100重量部に対しカルボン酸基
を有するオレフィン系のオリゴマーまたはポリマーから
なる接着付与剤1〜30重量部を含有するものを主成分
としてなる基材層と、該基材層の裏面側に積層された熱
可塑性樹脂よりなる発泡体層とを有している。
ンエラストマーと弾性微粒子とを主成分としてなる表面
層と、該表面層の裏面側に積層された熱可塑性ポリオレ
フィン系エラストマー100重量部に対しカルボン酸基
を有するオレフィン系のオリゴマーまたはポリマーから
なる接着付与剤1〜30重量部を含有するものを主成分
としてなる基材層と、該基材層の裏面側に積層された熱
可塑性樹脂よりなる発泡体層とを有している。
【0009】さらに、請求項3の発明は、熱可塑性ウレ
タンエラストマーを主成分としてなる表面層と、熱可塑
性ポリオレフィン系エラストマー100重量部に対しカ
ルボン酸基を有するオレフィン系のオリゴマーまたはポ
リマーからなる接着付与剤1〜30重量部を含有するも
のを主成分としてなる基材層とを共押出して得られた直
後のシート状積層体の該基材層側に、熱可塑性樹脂より
なる発泡体層を積層することを特徴としている。
タンエラストマーを主成分としてなる表面層と、熱可塑
性ポリオレフィン系エラストマー100重量部に対しカ
ルボン酸基を有するオレフィン系のオリゴマーまたはポ
リマーからなる接着付与剤1〜30重量部を含有するも
のを主成分としてなる基材層とを共押出して得られた直
後のシート状積層体の該基材層側に、熱可塑性樹脂より
なる発泡体層を積層することを特徴としている。
【0010】さらに、請求項4の発明は、熱可塑性ウレ
タンエラストマーと弾性微粒子とを主成分としてなる表
面層と、熱可塑性ポリオレフィン系エラストマー100
重量部に対しカルボン酸基を有するオレフィン系のオリ
ゴマーまたはポリマーからなる接着付与剤1〜30重量
部を含有するものを主成分としてなる基材層とを共押出
して得られた直後のシート状積層体の該基材層側に、熱
可塑性樹脂よりなる発泡体層を積層することを特徴とし
ている。
タンエラストマーと弾性微粒子とを主成分としてなる表
面層と、熱可塑性ポリオレフィン系エラストマー100
重量部に対しカルボン酸基を有するオレフィン系のオリ
ゴマーまたはポリマーからなる接着付与剤1〜30重量
部を含有するものを主成分としてなる基材層とを共押出
して得られた直後のシート状積層体の該基材層側に、熱
可塑性樹脂よりなる発泡体層を積層することを特徴とし
ている。
【0011】これらの詳細は以下の通りである。
【0012】本発明において、表面層を形成するために
使用される熱可塑性ウレタンエラストマーは、常温でゴ
ム弾性を有し、高温では可塑化されて各種形状に成形加
工が可能なものであり、一般に分子中にエントロピー弾
性を有するゴム成分(ソフトセグメント)としてポリエ
ーエル、ポリエステル、ポリカーボネートを有し、塑性
変形を防止するための分子拘束成分(ハードセグメン
ト)として、ウレタン結合で構成されたセグメントを有
している。成形可能な範囲においては一部架橋構造を有
する場合もあるが、広範囲の三次元編目構造は有してい
ない。
使用される熱可塑性ウレタンエラストマーは、常温でゴ
ム弾性を有し、高温では可塑化されて各種形状に成形加
工が可能なものであり、一般に分子中にエントロピー弾
性を有するゴム成分(ソフトセグメント)としてポリエ
ーエル、ポリエステル、ポリカーボネートを有し、塑性
変形を防止するための分子拘束成分(ハードセグメン
ト)として、ウレタン結合で構成されたセグメントを有
している。成形可能な範囲においては一部架橋構造を有
する場合もあるが、広範囲の三次元編目構造は有してい
ない。
【0013】上記熱可塑性ウレタンエラストマーは、耐
傷付性を発現するために、そのガラス転移点(Tg)は
−50〜20℃の範囲のものが良好であり、分子量は剛
性の点から高いほうが好ましく、その重量平均分子量は
20,000〜3,000,000の範囲が好ましい。
また、その硬さは裏面層に積層する基材層や発泡体層の
硬さや厚みによっても異なるが、JIS A硬度で50
〜98程度の範囲のものが好ましい。
傷付性を発現するために、そのガラス転移点(Tg)は
−50〜20℃の範囲のものが良好であり、分子量は剛
性の点から高いほうが好ましく、その重量平均分子量は
20,000〜3,000,000の範囲が好ましい。
また、その硬さは裏面層に積層する基材層や発泡体層の
硬さや厚みによっても異なるが、JIS A硬度で50
〜98程度の範囲のものが好ましい。
【0014】一方、基材層に含有される熱可塑性ポリオ
レフィン系エラストマーとしては、ハードセグメントと
してポリプロピレンを持ち、ソフトセグメントとしてエ
チレンを持つものやエチレンと共に少量のジエン成分を
持つもの(順にEPM、EPDM、総称してEPR)、
これらをブレンドして得られたものや、これらにさらに
有機過酸化物を添加することにより部分架橋したものな
どを使用することができる。
レフィン系エラストマーとしては、ハードセグメントと
してポリプロピレンを持ち、ソフトセグメントとしてエ
チレンを持つものやエチレンと共に少量のジエン成分を
持つもの(順にEPM、EPDM、総称してEPR)、
これらをブレンドして得られたものや、これらにさらに
有機過酸化物を添加することにより部分架橋したものな
どを使用することができる。
【0015】これら熱可塑性ポリオレフィン系エラスト
マーの硬さは、得たい被覆用シート表面の感触によって
も異なるが一般的にはJIS A硬度で50〜98の範
囲が好ましく、より好ましくは60〜85の範囲であ
る。また、熱可塑性ポリオレフィン系エラストマーの押
出成形性や延伸成形性などを改良するため、さらに、ポ
リオレフィン系樹脂(ポリプロピレンやリニヤローデン
シティポリエチレンなど)が基材層に含有されてもよ
い。
マーの硬さは、得たい被覆用シート表面の感触によって
も異なるが一般的にはJIS A硬度で50〜98の範
囲が好ましく、より好ましくは60〜85の範囲であ
る。また、熱可塑性ポリオレフィン系エラストマーの押
出成形性や延伸成形性などを改良するため、さらに、ポ
リオレフィン系樹脂(ポリプロピレンやリニヤローデン
シティポリエチレンなど)が基材層に含有されてもよ
い。
【0016】また、基材層に含有される接着付与剤とし
ては、主鎖または側鎖にカルボン酸基を有するオレフィ
ン系のオリゴマーまたはポリマーが使用される。また、
カルボン酸の量としては、オリゴマーまたはポリマーの
酸価が、10〜60mg KOH/gが好ましい。
ては、主鎖または側鎖にカルボン酸基を有するオレフィ
ン系のオリゴマーまたはポリマーが使用される。また、
カルボン酸の量としては、オリゴマーまたはポリマーの
酸価が、10〜60mg KOH/gが好ましい。
【0017】これら接着付与剤の添加量は、用いる接着
付与剤の官能基の量にもよるが、一般的に熱可塑性エラ
ストマー100重量部に対し1〜30重量部、好ましく
は3〜15重量部である。1重量部より少ない場合は、
表面層と基材層の密着性が低下し、30重量部を超える
と、基材層の成形性が低下する場合があり、また経済的
でない。接着付与剤の分子量は特に限定されないが、一
般的には2000〜500000程度である。軟化点は
100〜220℃程度が好ましい。軟化点がこの範囲よ
り低すぎると得られたシートの耐熱性が悪くなり、高す
ぎると接着性付与効果が悪くなる傾向にある。
付与剤の官能基の量にもよるが、一般的に熱可塑性エラ
ストマー100重量部に対し1〜30重量部、好ましく
は3〜15重量部である。1重量部より少ない場合は、
表面層と基材層の密着性が低下し、30重量部を超える
と、基材層の成形性が低下する場合があり、また経済的
でない。接着付与剤の分子量は特に限定されないが、一
般的には2000〜500000程度である。軟化点は
100〜220℃程度が好ましい。軟化点がこの範囲よ
り低すぎると得られたシートの耐熱性が悪くなり、高す
ぎると接着性付与効果が悪くなる傾向にある。
【0018】これら基材層の主成分である熱可塑性オレ
フィン系エラストマーと接着付与剤は、基材層を構成す
る材料の60重量%以上含有するのが好ましく、特に、
70重量%以上含有するのが好ましい。
フィン系エラストマーと接着付与剤は、基材層を構成す
る材料の60重量%以上含有するのが好ましく、特に、
70重量%以上含有するのが好ましい。
【0019】上記発泡体層を形成する熱可塑性樹脂とし
ては、例えばポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリ
オレフィン系樹脂、ポリスチレン、スチレン−無水マレ
イン酸共重合体などのポリスチレン系樹脂、ポリウレタ
ン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、各種熱可塑性エラス
トマー樹脂など発泡可能な樹脂が挙げられる。
ては、例えばポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリ
オレフィン系樹脂、ポリスチレン、スチレン−無水マレ
イン酸共重合体などのポリスチレン系樹脂、ポリウレタ
ン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、各種熱可塑性エラス
トマー樹脂など発泡可能な樹脂が挙げられる。
【0020】特に、熱可塑性ポリオレフィン系エラスト
マーを主成分とする基材層に積層が容易である(接着層
なしで積層できる)ポリオレフィン系樹脂の発泡体層が
好ましい。また、これらの発泡体層の発泡倍率は、被覆
用シートに柔軟な感触を付与するために5〜50倍程度
が好ましく、特に10〜50倍程度が好ましい。これら
の発泡体層は一部架橋されていてもよい。
マーを主成分とする基材層に積層が容易である(接着層
なしで積層できる)ポリオレフィン系樹脂の発泡体層が
好ましい。また、これらの発泡体層の発泡倍率は、被覆
用シートに柔軟な感触を付与するために5〜50倍程度
が好ましく、特に10〜50倍程度が好ましい。これら
の発泡体層は一部架橋されていてもよい。
【0021】また、請求項2の発明は、表面層に弾性微
粒子が含有されていること以外は、請求項1記載の被覆
用シートの構成と同じである。請求項2記載の被覆用シ
ートにおいて、その表面層に含有される熱可塑性ウレタ
ンエラストマー、基材層に含有される接着付与剤および
熱可塑性ポリオレフィン系エラストマー、および発泡体
層を形成する材料は、請求項1の発明に用いたものと同
様のものを用いることができる。請求項2の発明では、
表面層に弾性微粒子が含有されるため、被覆用シートの
表面に凹凸が形成され、それが艶消しとなり、触った感
触が非常に柔軟でソフトタッチとなる。
粒子が含有されていること以外は、請求項1記載の被覆
用シートの構成と同じである。請求項2記載の被覆用シ
ートにおいて、その表面層に含有される熱可塑性ウレタ
ンエラストマー、基材層に含有される接着付与剤および
熱可塑性ポリオレフィン系エラストマー、および発泡体
層を形成する材料は、請求項1の発明に用いたものと同
様のものを用いることができる。請求項2の発明では、
表面層に弾性微粒子が含有されるため、被覆用シートの
表面に凹凸が形成され、それが艶消しとなり、触った感
触が非常に柔軟でソフトタッチとなる。
【0022】上記弾性微粒子とは、その形状が変形する
まで加圧した後、その加圧を開放する時、弾性回復する
性質を有するもので、例えば、ポリウレタン、アクリル
−ウレタン共重合体、ポリスチレン、スチレン−インプ
レン共重合体等からなる。これら弾性微粒子は、その粒
径分布の極大が1〜50μmの範囲のものを熱可塑性ウ
レタンエラストマー100重量部に対して20〜200
重量部添加するのが好ましく、さらに好ましくは50〜
150部である。粒径が1μmを下回ると得られたシー
トに十分なスエード感(ソフトタッチ感)を付与する効
果が得られず、シートの膜厚にもよるが、粒径が50μ
mを上回ると、シートを延伸する時に、その表面に亀裂
が生じ易くなる。弾性微粒子の添加量が20重量部より
少ないとシートに十分な凹凸が得られずスエード感(ソ
フトタッチ感)が低下する。
まで加圧した後、その加圧を開放する時、弾性回復する
性質を有するもので、例えば、ポリウレタン、アクリル
−ウレタン共重合体、ポリスチレン、スチレン−インプ
レン共重合体等からなる。これら弾性微粒子は、その粒
径分布の極大が1〜50μmの範囲のものを熱可塑性ウ
レタンエラストマー100重量部に対して20〜200
重量部添加するのが好ましく、さらに好ましくは50〜
150部である。粒径が1μmを下回ると得られたシー
トに十分なスエード感(ソフトタッチ感)を付与する効
果が得られず、シートの膜厚にもよるが、粒径が50μ
mを上回ると、シートを延伸する時に、その表面に亀裂
が生じ易くなる。弾性微粒子の添加量が20重量部より
少ないとシートに十分な凹凸が得られずスエード感(ソ
フトタッチ感)が低下する。
【0023】弾性微粒子の添加量が200重量部より多
いとシートを延伸する時に、その表面に亀裂が生じ易く
なる。これら弾性微粒子は押出条件で可塑化や分解の起
こらない材料が好ましく、一般的には架橋された樹脂が
用いられる。また、この弾性微粒子は1種に限らず、2
種以上を併用してもよい。また、基材層の材料として柔
軟な熱可塑性ポリオレフィン系エラストマーを用いる場
合や、シート表面が少し硬い感触でもよい場合は、例え
ば、架橋ポリメタクリル酸メチルや、無機材料でできた
硬い微粒子を用いてもよい。
いとシートを延伸する時に、その表面に亀裂が生じ易く
なる。これら弾性微粒子は押出条件で可塑化や分解の起
こらない材料が好ましく、一般的には架橋された樹脂が
用いられる。また、この弾性微粒子は1種に限らず、2
種以上を併用してもよい。また、基材層の材料として柔
軟な熱可塑性ポリオレフィン系エラストマーを用いる場
合や、シート表面が少し硬い感触でもよい場合は、例え
ば、架橋ポリメタクリル酸メチルや、無機材料でできた
硬い微粒子を用いてもよい。
【0024】本発明の被覆用シートの表面にはシボ加工
が施されてもよい。一般的には、シボ加工は通常のシボ
ロールを用い、金型から出た直後のシートをシボロール
に通すことによりシート表面にシボ加工が施される。
が施されてもよい。一般的には、シボ加工は通常のシボ
ロールを用い、金型から出た直後のシートをシボロール
に通すことによりシート表面にシボ加工が施される。
【0025】上記のようなシートは、一般的には表面
層、基材層を共押出し後、発泡層にラミネートする方法
や、基材層を発泡層に押出しラミネートした後、押出成
形等で作成した表面層を加熱ラミネートする方法や、そ
れぞれの層を押出成形やカレンダー成形などにより形成
した後、加熱ラミネートすること等で得られる。
層、基材層を共押出し後、発泡層にラミネートする方法
や、基材層を発泡層に押出しラミネートした後、押出成
形等で作成した表面層を加熱ラミネートする方法や、そ
れぞれの層を押出成形やカレンダー成形などにより形成
した後、加熱ラミネートすること等で得られる。
【0026】共押出成形は2台以上の押出機を使い、お
のおの押出された樹脂を1つに合流して多層構造の製品
を作る方法をさす。この共押出成形による合流方法に
は、フィードブロック法、マルチマニホールド法、マル
チスロットルダイ法がある。フィードブロック法はダイ
に入る直前に取り付けた特殊ブロックで合流させるもの
でブラックボックス法とも呼ばれる。マルチマニホール
ド法はダイ内に層数分だけのマニホールドを有するもの
である。マルチスロットルダイ法は、ダイ内では別々の
流れにして、ダイを出た直後に密着させる方法である。
のおの押出された樹脂を1つに合流して多層構造の製品
を作る方法をさす。この共押出成形による合流方法に
は、フィードブロック法、マルチマニホールド法、マル
チスロットルダイ法がある。フィードブロック法はダイ
に入る直前に取り付けた特殊ブロックで合流させるもの
でブラックボックス法とも呼ばれる。マルチマニホール
ド法はダイ内に層数分だけのマニホールドを有するもの
である。マルチスロットルダイ法は、ダイ内では別々の
流れにして、ダイを出た直後に密着させる方法である。
【0027】これらのどの方法を用いても、本発明の被
覆用シートを作成できるが、各層の厚み精度を正確にす
るためには、マルチマニホールド法が好ましい。
覆用シートを作成できるが、各層の厚み精度を正確にす
るためには、マルチマニホールド法が好ましい。
【0028】押出時の樹脂温度(金型内での温度)は、
熱可塑性ウレタンエラストマーで一般的に170℃〜2
30℃、熱可塑性オレフィン系エラストマーで190℃
〜230℃である。
熱可塑性ウレタンエラストマーで一般的に170℃〜2
30℃、熱可塑性オレフィン系エラストマーで190℃
〜230℃である。
【0029】表面層に弾性微粒子が含有される場合は、
表面層を押出するための押出機は通常2軸タイプ(一般
に同方向タイプ)が用いられる。表面層に含有される熱
可塑性ウレタンエラストマーは吸湿性を有するため十分
乾燥して押し出されるのが好ましく、またベントからバ
レル内の空気や水蒸気を十分真空吸引するのが好まし
い。
表面層を押出するための押出機は通常2軸タイプ(一般
に同方向タイプ)が用いられる。表面層に含有される熱
可塑性ウレタンエラストマーは吸湿性を有するため十分
乾燥して押し出されるのが好ましく、またベントからバ
レル内の空気や水蒸気を十分真空吸引するのが好まし
い。
【0030】さらに、請求項3又は4の発明において、
共押出して得られた直後のシート状積層体とは、共押出
した後に再加熱せずとも熱可塑性樹脂よりなる発泡体層
を熱融着にて積層可能な程度の熱を基材層が保持してい
る状態の積層体を言う。即ち、シート状積層体を発泡体
層と積層させる場合には、通常、押出されて溶融状態に
あるシート状積層体の基材層側に、前記材料で構成され
た発泡体シートを積層させた状態で一対のロール間を通
過させ、融着させて積層一体化する。
共押出して得られた直後のシート状積層体とは、共押出
した後に再加熱せずとも熱可塑性樹脂よりなる発泡体層
を熱融着にて積層可能な程度の熱を基材層が保持してい
る状態の積層体を言う。即ち、シート状積層体を発泡体
層と積層させる場合には、通常、押出されて溶融状態に
あるシート状積層体の基材層側に、前記材料で構成され
た発泡体シートを積層させた状態で一対のロール間を通
過させ、融着させて積層一体化する。
【0031】また、共押出されたシート状積層体は、材
料を押出して発泡体層とラミネートされるときにロール
を通して冷却されるが、その際、熱可塑性ウレタンエラ
ストマー層(表面層)側は、ロール温度が熱可塑性ウレ
タンエラストマーの軟化点以下、好ましくは室温〜10
0℃で行われ、表面を粗面化したエンボス加工用のロー
ルを通し、シート状積層体の表面に、エンボス加工を施
すこともできる。
料を押出して発泡体層とラミネートされるときにロール
を通して冷却されるが、その際、熱可塑性ウレタンエラ
ストマー層(表面層)側は、ロール温度が熱可塑性ウレ
タンエラストマーの軟化点以下、好ましくは室温〜10
0℃で行われ、表面を粗面化したエンボス加工用のロー
ルを通し、シート状積層体の表面に、エンボス加工を施
すこともできる。
【0032】なお、基材層と発泡体層の密着性が悪い場
合には、発泡体層の表面(基材層側の面)に、予めプラ
イマー層や、接着剤層を設けておくようにしてもよい。
合には、発泡体層の表面(基材層側の面)に、予めプラ
イマー層や、接着剤層を設けておくようにしてもよい。
【0033】本発明の被覆用シートには、さらに必要に
応じて顔料、染料等の着色剤、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、ヒンダードアミンなどの材料を添加することができ
る。上記着色剤としては、塗料で用いられる顔料、染料
が使用し得る。顔料としては、酸化チタン、酸化鉄、カ
ーボンブラック、シアニン系顔料、キナクリドン系顔料
などがある。染料ではアゾ系染料、アントラキノン系染
料、インジゴイド系染料、スチルベンゼン系染料などが
ある。また、アルミフレーク、ニッケル粉、金粉、銀粉
などの金属粉などを着色剤として用いてもよい。これら
材料はできるだけ微粒子のものが好ましい。これら着色
剤の添加量は、高隠ぺい性を有する着色剤を用いる場合
には、樹脂の固形分100重量部に対して、2〜100
重量部の範囲が好ましい。
応じて顔料、染料等の着色剤、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、ヒンダードアミンなどの材料を添加することができ
る。上記着色剤としては、塗料で用いられる顔料、染料
が使用し得る。顔料としては、酸化チタン、酸化鉄、カ
ーボンブラック、シアニン系顔料、キナクリドン系顔料
などがある。染料ではアゾ系染料、アントラキノン系染
料、インジゴイド系染料、スチルベンゼン系染料などが
ある。また、アルミフレーク、ニッケル粉、金粉、銀粉
などの金属粉などを着色剤として用いてもよい。これら
材料はできるだけ微粒子のものが好ましい。これら着色
剤の添加量は、高隠ぺい性を有する着色剤を用いる場合
には、樹脂の固形分100重量部に対して、2〜100
重量部の範囲が好ましい。
【0034】本発明の被覆用シートに種々の機能を付与
するために各種機能性付与剤を添加することもできる。
上記各種機能性付与剤には、導電性材料、難燃剤、帯電
防止剤、結露防止剤、フォトクロミック化合物、防露
剤、防菌・防カビ剤などがある。
するために各種機能性付与剤を添加することもできる。
上記各種機能性付与剤には、導電性材料、難燃剤、帯電
防止剤、結露防止剤、フォトクロミック化合物、防露
剤、防菌・防カビ剤などがある。
【0035】さらに、上記シートの意匠性を高めるため
に、印刷等の模様付けを行う場合もある。この場合は、
印刷は表面層の裏面(基材層上)に設けられるのが好ま
しい。
に、印刷等の模様付けを行う場合もある。この場合は、
印刷は表面層の裏面(基材層上)に設けられるのが好ま
しい。
【0036】このようにして得られる本発明の被覆用シ
ートの厚みは、シート構成により異なるが、一般的に
は、表面層である熱可塑性ウレタンエラストマー層が5
〜200μm、基材層が200〜3000μm、発泡体
層が1000〜3000μm程度とすることが好まし
い。
ートの厚みは、シート構成により異なるが、一般的に
は、表面層である熱可塑性ウレタンエラストマー層が5
〜200μm、基材層が200〜3000μm、発泡体
層が1000〜3000μm程度とすることが好まし
い。
【0037】
【作用】被覆用シートの表面層は熱可塑性ウレタンエラ
ストマーから主として形成されているため、柔軟性およ
び耐傷付性に優れ、特に表面層に弾性微粒子を有する場
合は、シート表面に微細な凹凸が形成されるため、これ
が艶消しとなり、触った感触が非常に柔軟でソフトタッ
チとなる。また、上記表面層の裏面側に積層される基材
層は熱可塑性ポリオレフィン系エラストマー100重量
部に対しカルボン酸基を有するオレフィン系のオリゴマ
ーまたはポリマーからなる接着付与剤1〜30重量部を
含有するものを主成分としてなるので熱流動性及び熱接
着性が良好 で、そのため、表面層と基材層とを共押出す
る際の押出し性や被覆シートを加熱して成形品に貼付け
被覆する際の貼付け性が良く、さらに表面層及び発泡体
層との接着性が良い。さらに、被覆用シートの裏面側に
は熱可塑性樹脂よりなる発泡体層が積層されていること
により、クッション性にも優れる。
ストマーから主として形成されているため、柔軟性およ
び耐傷付性に優れ、特に表面層に弾性微粒子を有する場
合は、シート表面に微細な凹凸が形成されるため、これ
が艶消しとなり、触った感触が非常に柔軟でソフトタッ
チとなる。また、上記表面層の裏面側に積層される基材
層は熱可塑性ポリオレフィン系エラストマー100重量
部に対しカルボン酸基を有するオレフィン系のオリゴマ
ーまたはポリマーからなる接着付与剤1〜30重量部を
含有するものを主成分としてなるので熱流動性及び熱接
着性が良好 で、そのため、表面層と基材層とを共押出す
る際の押出し性や被覆シートを加熱して成形品に貼付け
被覆する際の貼付け性が良く、さらに表面層及び発泡体
層との接着性が良い。さらに、被覆用シートの裏面側に
は熱可塑性樹脂よりなる発泡体層が積層されていること
により、クッション性にも優れる。
【0038】本発明の被覆用シートの製造方法によれ
ば、表面層と基材層とを共押出して得られた直後のシー
ト状積層体の基材層側に熱可塑性樹脂よりなる発泡体層
を積層するので、被覆用シートを複数の工程を得ること
なく一工程で簡易に製造することができる。
ば、表面層と基材層とを共押出して得られた直後のシー
ト状積層体の基材層側に熱可塑性樹脂よりなる発泡体層
を積層するので、被覆用シートを複数の工程を得ること
なく一工程で簡易に製造することができる。
【0039】また、引き取りロールとしてエンボス加工
用のロールを用いることによって同様の工程で表面にエ
ンボス加工を施すこともできる。
用のロールを用いることによって同様の工程で表面にエ
ンボス加工を施すこともできる。
【0040】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明
する。
する。
【0041】なお、部数は固形分での重量部数を示す。
【0042】<実施例1> 表面層:熱可塑性ウレタンエラストマー(旭ガラス
(株)製、PN3429、JISA 硬度85) 基材層:熱可塑性オレフィン系エラストマー(三井石油
化学工業(株)製、ミラストマー8030N)50部、
熱可塑性オレフィン系エラストマー(三井石油化学工業
(株)製、ミラストマー5030N)30部、LLPE
(三井石油化学工業(株)製、UZ2201L)10
部、PP(三井石油化学工業(株)製、F650)10
部、接着付与剤(三洋化成工業(株)製、ユーメックス
1010、酸変性ポリオレフィン、酸価52、Mn=4
000、軟化点145℃)5部をペレットブレンドした
もの。
(株)製、PN3429、JISA 硬度85) 基材層:熱可塑性オレフィン系エラストマー(三井石油
化学工業(株)製、ミラストマー8030N)50部、
熱可塑性オレフィン系エラストマー(三井石油化学工業
(株)製、ミラストマー5030N)30部、LLPE
(三井石油化学工業(株)製、UZ2201L)10
部、PP(三井石油化学工業(株)製、F650)10
部、接着付与剤(三洋化成工業(株)製、ユーメックス
1010、酸変性ポリオレフィン、酸価52、Mn=4
000、軟化点145℃)5部をペレットブレンドした
もの。
【0043】発泡体層:発泡ポリプロピレンシート(積
水化学工業(株)製、厚さ2mm、発泡倍率25倍)図
1に示すように、マルチマニホールドタイプのダイ7
と、2台の押出機1、1’を有する2層の共押出装置2
を用いて、以下のようにして図2に示す被覆用シート6
を作成した。
水化学工業(株)製、厚さ2mm、発泡倍率25倍)図
1に示すように、マルチマニホールドタイプのダイ7
と、2台の押出機1、1’を有する2層の共押出装置2
を用いて、以下のようにして図2に示す被覆用シート6
を作成した。
【0044】上記2層(表面層、基材層)を、それぞれ
50φ、40φの押出機1、1’で押出した。押出機
1、1’の樹脂温度はそれぞれ表面層205℃、基材層
220℃、ダイ2の温度は190℃で行った。ダイ2か
ら出てきた2層シート4の基材層側に発泡体層5を積層
した状態で引き取りロール3、3に通しラミネートし
た。各引き取りロール3、3の温度は40℃になるよう
に制御した。なお、表面層を形成する熱可塑性ウレタン
エラストマーは水分量0.2%以下になるように十分乾
燥して用いた。
50φ、40φの押出機1、1’で押出した。押出機
1、1’の樹脂温度はそれぞれ表面層205℃、基材層
220℃、ダイ2の温度は190℃で行った。ダイ2か
ら出てきた2層シート4の基材層側に発泡体層5を積層
した状態で引き取りロール3、3に通しラミネートし
た。各引き取りロール3、3の温度は40℃になるよう
に制御した。なお、表面層を形成する熱可塑性ウレタン
エラストマーは水分量0.2%以下になるように十分乾
燥して用いた。
【0045】得られた被覆用シート6の各層の厚みは、
表面層6aが50μm、基材層6bが3500μm、発
泡体層6cが2000mm程度であった。
表面層6aが50μm、基材層6bが3500μm、発
泡体層6cが2000mm程度であった。
【0046】<実施例2> 表面層:熱可塑性ウレタンエラストマー(大日本インキ
(株)、T7890、JISA硬度91) 基材層:熱可塑性オレフィン系エラストマー(三井石油
化学工業(株)製、ミラストマー8030N)50部、
熱可塑性オレフィン系エラストマー(三井石油化学工業
(株)製、ミラストマー5030N)30部、LLPE
(三井石油化学工業(株)製、UZ22021L)10
部、PP(三井石油化学工業(株)製、F650)10
部、接着付与剤(三洋化成工業(株)製、ユーメックス
1010、酸価52、Mn=4000、軟化点145
℃)10部をペレットブレンドしたもの。
(株)、T7890、JISA硬度91) 基材層:熱可塑性オレフィン系エラストマー(三井石油
化学工業(株)製、ミラストマー8030N)50部、
熱可塑性オレフィン系エラストマー(三井石油化学工業
(株)製、ミラストマー5030N)30部、LLPE
(三井石油化学工業(株)製、UZ22021L)10
部、PP(三井石油化学工業(株)製、F650)10
部、接着付与剤(三洋化成工業(株)製、ユーメックス
1010、酸価52、Mn=4000、軟化点145
℃)10部をペレットブレンドしたもの。
【0047】発泡体層:発泡ポリプロピレンシート(積
水化学工業(株)製、厚さ2mm、発泡倍率20倍)表
面層と接する引き取りロールの表面に革シボ模様を有す
るものを用い、表面層用の押出機に同方向タイプの2軸
押出機を用いた以外は実施例1と同様の方法で被覆用シ
ートを作成した。
水化学工業(株)製、厚さ2mm、発泡倍率20倍)表
面層と接する引き取りロールの表面に革シボ模様を有す
るものを用い、表面層用の押出機に同方向タイプの2軸
押出機を用いた以外は実施例1と同様の方法で被覆用シ
ートを作成した。
【0048】得られた被覆用シートの各層の厚みは、表
面層が30μm、基材層が300μm、発泡体層が20
00mm程度であった。
面層が30μm、基材層が300μm、発泡体層が20
00mm程度であった。
【0049】<実施例3> 表面層:熱可塑性ウレタンエラストマー(旭ガラス工業
(株)製、PN3429、JISA硬度85)100部
に、弾性微粒子(積水化成品工業(株)製、UB20ブ
ラック(平均粒径20μmのウレタンビーズ)70部を
混練したもの。
(株)製、PN3429、JISA硬度85)100部
に、弾性微粒子(積水化成品工業(株)製、UB20ブ
ラック(平均粒径20μmのウレタンビーズ)70部を
混練したもの。
【0050】基材層:熱可塑性オレフィン系エラストマ
ー(三井石油化学工業(株)製、ミラストマー8030
N)50部、熱可塑性オレフィン系エラストマー(三井
石油化学工業(株)製、ミラストマー5030N)30
部、LLPE(三井石油化学工業(株)製、UZ202
1L)10部、PP(三井石油化学工業(株)製、F6
50)10部接着付与剤(三洋化成工業(株)製、ユー
メックス1010、酸価52、Mn=4000、軟化点
145℃)5部をペレットブレンドしたもの。
ー(三井石油化学工業(株)製、ミラストマー8030
N)50部、熱可塑性オレフィン系エラストマー(三井
石油化学工業(株)製、ミラストマー5030N)30
部、LLPE(三井石油化学工業(株)製、UZ202
1L)10部、PP(三井石油化学工業(株)製、F6
50)10部接着付与剤(三洋化成工業(株)製、ユー
メックス1010、酸価52、Mn=4000、軟化点
145℃)5部をペレットブレンドしたもの。
【0051】発泡体層:発泡ポリプロピレンシート(積
水化学工業(株)製、厚さ2mm、発泡倍率25倍) 実施例2と同様の方法で被覆用シートを作成した。
水化学工業(株)製、厚さ2mm、発泡倍率25倍) 実施例2と同様の方法で被覆用シートを作成した。
【0052】得られた被覆用シートの各層の厚みは、表
面層が70μm、基材層が350μm、発泡体層が20
00mm程度であった。
面層が70μm、基材層が350μm、発泡体層が20
00mm程度であった。
【0053】<実施例4> 表面層:熱可塑性ウレタンエラストマー(日本ミラクト
ラン(株)製、E375、JISA硬度75)100部
に、弾性微粒子(積水化成品工業(株)製、EAX20
ブラック(平均粒径20μmの架橋アクリルビーズ)7
0部を混練したもの。
ラン(株)製、E375、JISA硬度75)100部
に、弾性微粒子(積水化成品工業(株)製、EAX20
ブラック(平均粒径20μmの架橋アクリルビーズ)7
0部を混練したもの。
【0054】基材層:熱可塑性オレフィン系エラストマ
ー(三井石油化学工業(株)製、ミラストマー8030
N)30部、熱可塑性オレフィン系エラストマー(三井
石油化学工業(株)製、ミラストマー5030N)50
部、接着付与剤(三洋化成工業(株)製、ユーメックス
1001、酸価26、Mn=15000、軟化点154
℃)15部をペレットブレンドしたもの 発泡体層:発泡ポリプロピレンシート(積水化学工業
(株)製、厚さ3mm、発泡対立15倍) 実施例3と同様の方法で被覆用シートを作成した。
ー(三井石油化学工業(株)製、ミラストマー8030
N)30部、熱可塑性オレフィン系エラストマー(三井
石油化学工業(株)製、ミラストマー5030N)50
部、接着付与剤(三洋化成工業(株)製、ユーメックス
1001、酸価26、Mn=15000、軟化点154
℃)15部をペレットブレンドしたもの 発泡体層:発泡ポリプロピレンシート(積水化学工業
(株)製、厚さ3mm、発泡対立15倍) 実施例3と同様の方法で被覆用シートを作成した。
【0055】得られた被覆用シートの各層の厚みは、表
面層が70μm、基材層が350μm、発泡体層が30
00mm程度であった。
面層が70μm、基材層が350μm、発泡体層が30
00mm程度であった。
【0056】<実施例5> 表面層:熱可塑性ウレタンエラストマー(旭ガラス工業
(株)製、PN3429、JISA硬度)100部に、
弾性微粒子(積水化成品工業(株)製、UB20ブラッ
ク(平均粒径20μmのウレタンビーズ)50部を混練
したもの。
(株)製、PN3429、JISA硬度)100部に、
弾性微粒子(積水化成品工業(株)製、UB20ブラッ
ク(平均粒径20μmのウレタンビーズ)50部を混練
したもの。
【0057】基材層:熱可塑性オレフィン系エラストマ
ー(住友化学工業(株)製、WT232−H3)80部
にPPを20部、接着付与剤(三洋化成工業(株)製、
ユーメックス1010、酸価52、Mn=4000、軟
化点145℃)5部ペレットブレンドしたもの。
ー(住友化学工業(株)製、WT232−H3)80部
にPPを20部、接着付与剤(三洋化成工業(株)製、
ユーメックス1010、酸価52、Mn=4000、軟
化点145℃)5部ペレットブレンドしたもの。
【0058】発泡体層:発泡ポリプロピレンシート(積
水化学工業(株)製、厚さ2mm) 実施例3と同様の方法で被覆用シートを作成した。
水化学工業(株)製、厚さ2mm) 実施例3と同様の方法で被覆用シートを作成した。
【0059】得られた被覆用シートの各層の厚みは、表
面層が70μm、基材層が350μm、発泡体層が20
00mm程度であった。
面層が70μm、基材層が350μm、発泡体層が20
00mm程度であった。
【0060】<実施例6> 基材層に含有される接着付与剤の量を5部とした以外
は、実施例1と同様の方法で被覆用シートを作成した。
は、実施例1と同様の方法で被覆用シートを作成した。
【0061】得られた被覆用シートの各層の厚みは、表
面層が100μm、基材層が400μm、発泡体層が2
000mm程度であった。
面層が100μm、基材層が400μm、発泡体層が2
000mm程度であった。
【0062】<実施例7> 表面層:熱可塑性ウレタンエラストマー(旭ガラス工業
(株)製、PN3429、JISA硬度)100部に、
弾性微粒子(積水化成品工業(株)製、UB20ブラッ
ク(平均粒径20μmのウレタンビーズ)50部を混練
したもの。
(株)製、PN3429、JISA硬度)100部に、
弾性微粒子(積水化成品工業(株)製、UB20ブラッ
ク(平均粒径20μmのウレタンビーズ)50部を混練
したもの。
【0063】基材層:熱可塑性オレフィン系エラストマ
ー(住友化学工業(株)製、WT232−H3)80部
にPPを20部、接着付与剤(三洋化成工業(株)製、
ユーメックス1010、酸価52、Mn=4000、軟
化点145℃)5部ペレットブレンドしたもの。
ー(住友化学工業(株)製、WT232−H3)80部
にPPを20部、接着付与剤(三洋化成工業(株)製、
ユーメックス1010、酸価52、Mn=4000、軟
化点145℃)5部ペレットブレンドしたもの。
【0064】発泡体層:発泡ポリプロピレンシート(積
水化学工業(株)製、厚さ2mm) 基材層の材料を押出機を用いて押し出し、押出ダイから
出てきた基材層に発泡体層を積層した状態で引き取りロ
ールを通し、ラミネートした。引き取りロール3の温度
は40℃になるように制御した。また、表面層を構成す
る材料を押出成形することにより、表面層シートを作成
した。その後、基材層の表面(発泡体層の積層されてい
ない側)と表面層を160℃に加熱しラミネートした。
水化学工業(株)製、厚さ2mm) 基材層の材料を押出機を用いて押し出し、押出ダイから
出てきた基材層に発泡体層を積層した状態で引き取りロ
ールを通し、ラミネートした。引き取りロール3の温度
は40℃になるように制御した。また、表面層を構成す
る材料を押出成形することにより、表面層シートを作成
した。その後、基材層の表面(発泡体層の積層されてい
ない側)と表面層を160℃に加熱しラミネートした。
【0065】得られた被覆用シートの各層の厚みは、表
面層が70μm、基材層が350μm、発泡体層が20
00mm程度であった。
面層が70μm、基材層が350μm、発泡体層が20
00mm程度であった。
【0066】<比較例1> 基材層:熱可塑性オレフィン系エラストマー(三井石油
化学工業(株)製、ミラストマー8030N)50部、
熱可塑性オレフィン系エラストマー(三井石油化学工業
(株)製、ミラストマー5030N)30部、LLPE
(三井石油化学工業(株)製、UZ2021L)10
部、PP(三井石油化学工業(株)製、F650)10
部、をペレットブレンドしたもの発泡体層:発泡ポリプ
ロピレンシート(積水化学工業(株)製、厚さ2mm、
発泡倍率25倍)図1に示した装置を用いて行い、2台
の押出機のうちの1つの押出機のみを用い、40φ押出
機1で押出した。押出機1の樹脂温度は210℃で行っ
た。また、引き取りロール3、3の温度は40℃になる
ように制御した。
化学工業(株)製、ミラストマー8030N)50部、
熱可塑性オレフィン系エラストマー(三井石油化学工業
(株)製、ミラストマー5030N)30部、LLPE
(三井石油化学工業(株)製、UZ2021L)10
部、PP(三井石油化学工業(株)製、F650)10
部、をペレットブレンドしたもの発泡体層:発泡ポリプ
ロピレンシート(積水化学工業(株)製、厚さ2mm、
発泡倍率25倍)図1に示した装置を用いて行い、2台
の押出機のうちの1つの押出機のみを用い、40φ押出
機1で押出した。押出機1の樹脂温度は210℃で行っ
た。また、引き取りロール3、3の温度は40℃になる
ように制御した。
【0067】得られたシートの厚みは、基材層が500
μm、発泡体層が2000mm程度であった。
μm、発泡体層が2000mm程度であった。
【0068】<比較例2> 表面層:熱可塑性ウレタンエラストマー(旭ガラス
(株)製、PN3429、JISA 硬度85) 基材層:熱可塑性オレフィン系エラストマー(三井石油
化学工業(株)製、ミラストマー8030N)50部、
熱可塑性オレフィン系エラストマー(三井石油化学工業
(株)製、ミラストマー5030N)30部、LLPE
(三井石油化学工業(株)製、UZ2021L)10
部、PP(三井石油化学工業(株)製、F650)10
部、をペレットブレンドしたもの。
(株)製、PN3429、JISA 硬度85) 基材層:熱可塑性オレフィン系エラストマー(三井石油
化学工業(株)製、ミラストマー8030N)50部、
熱可塑性オレフィン系エラストマー(三井石油化学工業
(株)製、ミラストマー5030N)30部、LLPE
(三井石油化学工業(株)製、UZ2021L)10
部、PP(三井石油化学工業(株)製、F650)10
部、をペレットブレンドしたもの。
【0069】発泡体層:発泡ポリプロピレンシート(積
水化学工業(株)製、厚さ2mm、発泡倍率25倍) 基材層に接着付与剤を添加しないこと以外は、実施例1
と同様の方法で被覆用シートを得た。得られたシートの
厚みは、基材層が500μm、発泡体層が2000mm
程度であった。
水化学工業(株)製、厚さ2mm、発泡倍率25倍) 基材層に接着付与剤を添加しないこと以外は、実施例1
と同様の方法で被覆用シートを得た。得られたシートの
厚みは、基材層が500μm、発泡体層が2000mm
程度であった。
【0070】各実施例および比較例で得られた被覆用シ
ートの外観、および耐傷付性(スクラッチテスターによ
る傷付き易さの評価、傷が付いたときの荷重を示す)、
接着性(1mm間隔の碁盤目100個について粘着テー
プ剥離試験による評価、剥離後に残った碁盤目の数を示
す)及び感触の試験結果を表1に示す。
ートの外観、および耐傷付性(スクラッチテスターによ
る傷付き易さの評価、傷が付いたときの荷重を示す)、
接着性(1mm間隔の碁盤目100個について粘着テー
プ剥離試験による評価、剥離後に残った碁盤目の数を示
す)及び感触の試験結果を表1に示す。
【0071】
【表1】
【0072】上記結果から明らかなように、比較例1の
シートは、耐傷付性に劣り、比較例2のシートは接着性
に劣っている。これに対し、本発明の被覆用シートは、
耐傷付性、接着性および感触ともに満足していた。
シートは、耐傷付性に劣り、比較例2のシートは接着性
に劣っている。これに対し、本発明の被覆用シートは、
耐傷付性、接着性および感触ともに満足していた。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、複数の工程を経ること
なく、しかも柔軟性や耐傷付性、ソフトタッチ性に優れ
た被覆用シートを製造することが可能である。
なく、しかも柔軟性や耐傷付性、ソフトタッチ性に優れ
た被覆用シートを製造することが可能である。
【0074】また、本発明の被覆用シートは、展延性に
優れているので、凹凸や曲面を有する成形品においても
その形状に沿わせながら貼付することができる。
優れているので、凹凸や曲面を有する成形品においても
その形状に沿わせながら貼付することができる。
【図1】本発明にかかる被覆用シートの製造方法を実施
する装置の一例を示す概略図である。
する装置の一例を示す概略図である。
【図2】本発明の被覆用シートの一実施例の断面図であ
る。
る。
1 押出機 2 共押出装置 3 引き取りロール 4 シート状積層体 5 発泡ポリプロピレンシート 6 被覆用シート 6a 表面層 6b 基材層 6c 発泡体層
Claims (4)
- 【請求項1】 熱可塑性ウレタンエラストマーを主成分
としてなる表面層と、該表面層の裏面側に積層された熱
可塑性ポリオレフィン系エラストマー100重量部に対
しカルボン酸基を有するオレフィン系のオリゴマーまた
はポリマーからなる接着付与剤1〜30重量部を含有す
るものを主成分としてなる基材層と、該基材層の裏面側
に積層された熱可塑性樹脂よりなる発泡体層とを有する
被覆用シート。 - 【請求項2】 熱可塑性ウレタンエラストマーと弾性微
粒子とを主成分としてなる表面層と、該表面層の裏面側
に積層された熱可塑性ポリオレフィン系エラストマー1
00重量部に対しカルボン酸基を有するオレフィン系の
オリゴマーまたはポリマーからなる接着付与剤1〜30
重量部を含有するものを主成分としてなる基材層と、該
基材層の裏面側に積層された熱可塑性樹脂よりなる発泡
体層とを有する被覆用シート。 - 【請求項3】 熱可塑性ウレタンエラストマーを主成分
としてなる表面層と、熱可塑性ポリオレフィン系エラス
トマー100重量部に対しカルボン酸基を有するオレフ
ィン系のオリゴマーまたはポリマーからなる接着付与剤
1〜30重量部を含有するものを主成分としてなる基材
層とを共押出して得られた直後のシート状積層体の該基
材層側に、熱可塑性樹脂よりなる発泡体層を積層するこ
とを特徴とする被覆用シートの製造方法。 - 【請求項4】 熱可塑性ウレタンエラストマーと弾性微
粒子とを主成分としてなる表面層と、熱可塑性ポリオレ
フィン系エラストマー100重量部に対しカルボン酸基
を有するオレフィン系のオリゴマーまたはポリマーから
なる接着付与剤1〜30重量部を含有するものを主成分
としてなる基材層とを共押出して得られた直後のシート
状積層体の該基材層側に、熱可塑性樹脂よりなる発泡体
層を積層することを特徴とする被覆用シートの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13848493A JP3169478B2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 被覆用シートおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13848493A JP3169478B2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 被覆用シートおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06344482A JPH06344482A (ja) | 1994-12-20 |
JP3169478B2 true JP3169478B2 (ja) | 2001-05-28 |
Family
ID=15223169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP13848493A Expired - Fee Related JP3169478B2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 被覆用シートおよびその製造方法 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3169478B2 (ja) |
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DE19849263C2 (de) * | 1998-10-26 | 2003-06-12 | Moeller Plast Gmbh | Verfahren zur Herstellung eines Bauteils durch Coextrusion |
JP2007176144A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-07-12 | Sekisui Film Kk | 積層フィルム及び積層体 |
JP5108487B2 (ja) * | 2007-12-17 | 2012-12-26 | 住友化学株式会社 | 押出マットシートの製造方法 |
US10307983B2 (en) * | 2016-05-09 | 2019-06-04 | Kraton Polymers U.S. Llc | Foam adhesion promotion |
-
1993
- 1993-06-10 JP JP13848493A patent/JP3169478B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH06344482A (ja) | 1994-12-20 |
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