JPH06218821A - フィルム張付装置 - Google Patents

フィルム張付装置

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JPH06218821A
JPH06218821A JP4063728A JP6372892A JPH06218821A JP H06218821 A JPH06218821 A JP H06218821A JP 4063728 A JP4063728 A JP 4063728A JP 6372892 A JP6372892 A JP 6372892A JP H06218821 A JPH06218821 A JP H06218821A
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roller
shaft
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supply roller
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Yoji Washisaki
洋二 鷲崎
Hiroki Nakano
浩喜 中野
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Somar Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 供給ローラの左右の位置関係を、簡単な構成
で、且つ簡易に合せることができる。 【構成】 フィルム供給ローラ2の軸2A方向の一方側
から、該軸2Aをブレーキ部94のエアシリンダ94E
の押圧力により軸押え94Aを介して押圧し、又、前記
軸方向の他方側から、位置決め機構96の供給ローラ軸
押え96Bで、前記押圧された軸2Aを受け止め、ター
ンノブ96Aを回転させることにより、前記軸2Aの当
該軸方向位置を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム供給ローラに
連続フィルムが装填されており、搬送手段で搬送されて
くる基板に連続フィルムを圧着して所定長さに切断する
フィルム張付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等の電子機器に使用される
プリント配線板は、銅等からなる所定パターンの配線が
絶縁基板の片面又は両面に形成されたものである。
【0003】この種のプリント配線板の製造工程におい
ては、先ず、絶縁性基板上に設けられた導電層(銅薄
膜)上に、感光性樹脂(フォトレジスト)層とそれを保
護する透光性樹脂フィルム(保護膜)とからなる積層体
フィルムを熱圧着(熱圧着ラミネートとも称される)す
る。この熱圧着は、フィルム張付装置(薄膜張付装置と
も称される)、いわゆるラミネータによる量産工程にお
いて行われる。
【0004】前記のフィルム張付装置に関して、従来か
ら種々の技術が提案されている(例えば、出願人が既に
特開昭63−208037号公報、特開平3−7344
号公報で提案したものがある)。
【0005】図14は、前記のような従来のフィルム張
付装置の構成例を示すものである。なお、図14には、
絶縁性基板(以下単に基板という)の搬送経路を中心に
上・下の構成機器が略同様なため、当該経路から上部側
の構成のみを示している。
【0006】フィルム張付装置においては、透光性樹脂
フィルム、感光性樹脂層及び透光性樹脂フィルムの3層
構造からなる積層体フィルム(以下、3層積層体フィル
ムという)が、供給ローラ2に連続的に巻き回されてい
る。該3層積層体フィルム1は、前記供給ローラ2から
巻き出され、その後、薄膜分離ローラ3で、透光性樹脂
フィルム1Aと、1面(接着面となる)が露出された感
光性樹脂層及び透光性樹脂フィルムからなる積層体フィ
ルム1Bとに分離される。分離された積層体フィルム1
Bは、テンションローラ9を経由してメインバキューム
プレート(フィルム供給部材)5の表面上に供給され
る。その後、積層体フィルム1Bの供給経路にはサブバ
キュームプレート13とカッタ14とが設けられ、その
先にバキュームバー15及び圧着ロール16が設けられ
ている。
【0007】前記圧着ロール16は、一般に、金属ロー
ルの表面をゴムシートで被覆した構造とされている。
【0008】前記メインバキュームプレート5は、前記
積層体フィルム1Bを吸着して保持しながら、前記供給
ローラ2から基板6の導電層上に仮付けするためのもの
である。前記メインバキュームプレート5は、図14に
示されるように、前記基板6に近接し且つ離反する(矢
印B方向に移動する)支持部材7に進退動可能に設けら
れている。
【0009】前記この支持部材7は、ガイド部材8に摺
動して矢印B方向に移動可能なように装置本体(フィル
ム張付装置のフレーム部材)9に設けられる。又、支持
部材7は、前記基板6の搬送経路を中心に、上下、一対
に設けられており、上部の支持部材7と下部の支持部材
7とは、ラックアンドピニオン機構により連動的に動作
する。つまり、上下、一対の支持部材7には、各々にラ
ック7Aが設けられており、この各々のラック7Aと噛
合うピニオン7B(このピニオン7Bは前記装置本体9
に固定されている)が設けられて、図示しない駆動源の
駆動力が与えらることにより、連動的に動作する。
【0010】又、前記メインバキュームプレート5は、
前記支持部材7の移動とは独立的に基板6に近接し且つ
離反する(矢印C方向に移動する)動作をするように、
支持部材7に設けられている。即ち、メインバキューム
プレート5は、支持部材7に設けられたシリンダ等から
なるラックアンドピニオン機構により前記のような動作
をする。このラックアンドピニオン機構は、支持部材7
に固着された第1のラック12Aと、第2の駆動源11
により前記ラック12Aに沿い前後動し、且つ当該ラッ
ク12Aと噛合うピニオン12Bと、前記ラック12A
と平行に移動し、且つ、前記ピニオン12Bと噛合う第
2のラック12Cとからなる。
【0011】なお、前記メインバキュームプレート5の
先端には仮付部5Aが設けられている。この仮付け部5
Aはその内部に発熱体5Bが設けられている。メインバ
キュームプレート5で積層体フィルム1Bを基板に仮付
けするときには、前記仮付け部5Aが積層体フィルム1
Bを巻き付けた状態で基板6に近接(あるいは当接)す
る。この際、前記仮付部5Aは、前記発熱体5Bの発熱
により加熱されており、これにより積層体フィルム1B
の先端部を熱圧着により仮付けする。
【0012】前記サブバキュームプレートは、前記積層
体1Bの供給方向の先端部を吸着し、前記仮付け部5A
に当該先端部を吸着(保持)させるように動作する。こ
のサブバキュームプレート13の動作は、支持部材7に
取付けられた、例えばエアシリンダからなる駆動源13
Aで、積層体1Bの供給経路に対して近接及び離反(矢
印D方向に移動)することにより行われる。又、この動
作は、メインバキュームプレート5が積層体フィルム1
3を基板6に仮付けする際も行われる。
【0013】前記カッタ14は、積層体フィルム1Bを
基板6の寸法に応じた長さ分に切断するものである。前
記カッタ14は、前記サブバキュームプレート13に前
記供給経路を挟んで、対向して設けられる。
【0014】前記圧着ローラ16は、基板搬送経路の上
・下に設けられており、上・下の圧着ロール16は、積
層体フィルム1Bが仮付された基板6を所定圧力で挟
み、且つ、熱を加えることにより、該積層体フィルム1
Bを基板6に熱圧着する。
【0015】前記のようなフィルム張付装置により、積
層体フィルム1Bを基板16に熱圧着するに際しては、
基板6の寸法に応じた長さ分の積層体フィルム1Bを、
当該基板6の中心軸と該フィルム1Bの中心軸が合うよ
うにして張付ける必要がある。そのため、積層体フィル
ム1Bの左右方向、即ち供給ローラ2の軸方向の位置決
めを、フィルム張付前において行い、あるいは、連続操
業の途中において、適宜に位置修正をする必要が生じる
場合がある。又、基板6の種類によって、フィルムの幅
寸法が変わった場合、適切な寸法のフィルムに、フィル
ム供給ローラ4を交換して、改めて供給ローラ4の軸方
向位置を設定する必要が生じる場合がある。
【0016】この積層体フィルム1Bの位置合せは、該
フィルム1Bをメインバキュームプレート(フィルム供
給部材)5の中央に位置合せすると共に、上下の積層体
フィルム1Bを該中央に位置合せする必要があるため、
位置合せ作業に時間がかかり、且つ、正確な位置合せが
非常に困難である。又、その位置合せ作業は、作業者に
とって不具合な姿勢で行わなければならないものであっ
た。
【0017】これに対して、出願人は、既に特開平4−
27545号公報で積層体フィルムを中央に位置合せす
ることに関する技術を提案している。この技術において
は、位置合せ作業に時間がかからず、又、正確な位置合
せが容易に行うことができ、更に、その位置合せ作業
を、作業者が不具合な姿勢で行う必要がないものであ
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に開示した技
術は、前記のように種々の利点があるものである。しか
しながら、今日、フィルム張付装置のコストダウンや作
業性の更なる向上が要請されており、前記技術では、こ
の要請に対して対処し得ない場合があるという問題点が
ある。
【0019】即ち、前記公報のフィルム張付装置におい
ては、供給ローラの左右の支持部材取付用アーム及びそ
の連結用のアーム連結部材等を移動させることにより、
供給ローラ引いては積層体フィルム1Bの左右位置の調
節を行う必要がある。しかるに、このような調節のため
の機構は、供給ローラの他、その支持部材取付用アーム
等を移動させねばならないので、構成が複雑、且つ、大
型化し易く、又、調節が困難となり易い。従ってコスト
ダウンを図るため、又、位置調節の容易化を図るために
は、この機構を簡易且つ小型化する必要があるものであ
る。
【0020】又、供給ローラ軸の芯出しは、従来、互い
に芯出ししたテーパー状の凹部に凸部を挿入する等して
行っていたが、そのテーパー面の接合が悪かったり、テ
ーパー面が減ったりした場合、芯が出し難いという問題
点があった。
【0021】又、前記積層体フィルム1Bの送出しに制
動が必要な場合、前記フィルタによる軸受では、制動力
をある程度以上供給ローラに付加し得ない恐れがあると
いう問題点がある。
【0022】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたもので、積層体フィルムの左右位置合せを簡
単な構成で、且つ、簡易に行うことができるフィルム張
付装置を提供することを第1の課題とする。
【0023】又、本発明は、前記第1の課題に加えて、
供給ローラ軸の芯出しを容易に行うことができるフィル
ム張付装置を提供することを第2の課題とする。
【0024】又、本発明は、前記第1の課題又は第2の
課題に加えて、供給するフィルムへの制動力を確実に加
えることができるフィルム張付装置を提供することを第
3の課題とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は、フィルム供給
ローラに連続フィルムが装填されており、搬送手段で搬
送されてくる基板に連続フィルムを圧着して所定長さに
切断するフィルム張付装置において、フィルム供給ロー
ラの軸方向の一方側に、該軸を押圧するシリンダ部材を
設け、前記軸方向の他方側に、押圧された軸を軸受け部
材で受け止め、且つ、該軸受け部材を軸方向に前後動さ
せる機構により、フィルム供給ローラの軸方向位置を調
節するための位置調節機構を設けたことにより、前記第
1の課題を解決するものである。
【0026】又、本発明おいては、更に、供給ローラ軸
に接して、該軸の芯出しをするための軸芯決定手段を設
けて、前記第2の課題を解決するものである。
【0027】又、本発明においては、更に、前記シリン
ダ部材の軸を押圧するロッド先端側と該軸の被押圧端と
を、互いに滑ることなく係合する凹凸形状とし、シリン
ダ部材のロッドに前記軸の回転を制止するためのブレー
キ部材を設けることにより、前記第3の課題を解決する
ものである。
【0028】
【作用】本発明においては、フィルム供給ローラの軸方
向の一方側には、該軸を押圧するシリンダ部材を設け、
前記軸方向の他方側に、押圧された軸を軸受け部材で受
け止め、且つ、軸受け部材を軸方向に前後動させる機構
により、フィルム供給ローラの軸方向位置を調節するた
めの位置調整機構を設けているので、シリンダ部材によ
りフィルム供給ローラ軸を押付けながら、位置調整機構
の調節によりフィルム供給ローラの軸方向位置を調節す
ることができる。
【0029】よって、フィルム供給ローラの位置調整
を、従来のようにフィルム供給ローラ取付部材等を動作
させることなく行い得るため、簡単な構成で、且つ、簡
易にフィルムの左右方向位置を調節して所望に位置決め
することができる。
【0030】又、本発明において、軸芯決定手段で供給
ローラ軸に接して該軸の芯出しをすることができる。こ
のようにすれば、軸方向からテーパーの凹凸面により芯
出しをすることに比べて、芯ずれが生じ難い。
【0031】又、本発明において、シリンダ部材の軸を
押圧するロッド先端側と該軸の被押圧端とを互いに滑る
ことなく係合する凹凸形状とし、シリンダ部材のロッド
に前記軸の回転を制止するためのブレーキ部材を設ける
ことができる。これにより、フィルム供給に制動が必要
な場合に確実な制動作用を及ぼすことができる。
【0032】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0033】この実施例は、基板(絶縁性基板)6のフ
ィルム張付面に基板の長さに応じた積層体フィルム1B
を張付けるためのフィルム張付装置に本発明を実施した
ものである。
【0034】図1は、実施例に係るフィルム張付装置の
全体的な構成を示すものである。
【0035】又、図2は、前記張付装置の基板搬送路か
ら上方向の構成を中心に示したものである。
【0036】図1及び図2に示されるように、前記フィ
ルム張付装置は、主に、基板6を仮付け及び圧着位置に
前進させて搬入するための搬入部20と、前記積層体フ
ィルム1Bが圧着された基板6を搬出するための搬出部
22と、透光性樹脂フィルム、感光性樹脂層及び透光性
樹脂フィルムの3層構造からなる3層積層体フィルム1
を蓄積し、一面(接着面)が露出された感光性樹脂層及
び透光性樹脂フィルムからなる積層体フィルム1Bを供
給するための積層体フィルム蓄積部24と、供給された
積層体フィルム1Bを吸着し、基板6のフィルム張付面
に積層体フィルム1の先端側を仮止めするための仮止め
部26と、前記フィルム1Bが仮止めされた基板6に当
該フィルム1Bを圧着ローラ28で熱圧着(熱圧着ラミ
ネート)させるための圧着部30とを有する。
【0037】即ち、図1及び図2に示されるように、前
記積層体フィルム蓄積部24においては、前記3層積層
体フィルム1が、供給ローラ2に連続的に巻き回されて
蓄積されている。巻き回された積層体フィルム1は、巻
き出されて、ガイドローラ32を介してフィルム分離ロ
ーラ(フィルムの分離部材)3に至る。このフィルム分
離ローラ3は、前記積層体フィルムを、透光性樹脂フィ
ルム(保護膜)1Aと、前記一面(接着面)が露出され
た感光性樹脂層及び透光性樹脂フィルムからなる積層体
フィルム1Bとに分離するものである。分離された透光
性樹脂フィルム1Aは、ガイドローラ34を介して前記
巻き回されて積層体フィルム1上を移動し、巻取ローラ
4に巻取られるようになっている。なお、巻き回されて
積層体フィルム1の側面側には、フィルムの蓄積されて
いる量を、フィルム巻径から検出する巻径検出センサ、
即ち、フィルム巻径用が所定に大きいことを検出する大
径用フィルム巻径検出センサ36Aと、フィルム巻径が
所定に小さいことを検出する小径用フィルム巻径検出セ
ンサ36Bが設けられる。
【0038】前記搬入部20には、基板6に駆動力を与
えて搬送するための駆動ローラ38が、搬入経路に沿っ
て、適宜の間隔で複数設けられている。この駆動ローラ
38は、図示されないモータ等の駆動手段から駆動力が
与えられて駆動する。又、この駆動ローラ38の1つお
き(又は、適宜の駆動ローラ38)のものの搬送経路を
挟んで対向する位置には、回動自在な従動ローラ40が
設けられている。この従動ローラ40は、駆動ローラ3
8と共に基板6を挟んで、基板6に確実に駆動力を付与
するものである。
【0039】又、前記搬送経路に沿い、且つ、駆動ロー
ラ38間の適宜の箇所には、前記基板6の幅方向位置を
所定位置に合せるための幅寄せ器42が設けられてい
る。
【0040】又、前記駆動ローラ38のうち、圧着部3
0側終端のものの搬送経路を挟んで対向する側には、回
動自在な基板押えローラ46が設けられている。例えば
この基板押えローラ46はエアシリンダからなる基板押
え部材44により上昇及び下降する。この基板押えロー
ラ46は、基板押え部材44により下降したときに、当
該駆動ローラ38と共に基板6を挟持して、積層体フィ
ルム1Bが仮付け又は熱圧着される際の基板6の上下方
向の揺動を制止するものである。
【0041】又、前記終端の駆動ローラ38の搬送方向
下流側には、熱圧着される積層体フィルム1Bと基板6
との間に気泡(空泡)が生じるのを防止するため、水等
の空泡防止液を基板6に塗布するためのウェットローラ
48が設けられている。
【0042】なお、前記基板6の搬送経路の近傍には、
基板6を検出する各センサS1〜S3が設けられる。搬
送経路の上流側に設けられたセンサS1は、前記搬入部
20中に送られてきた基板6の例えば先端位置を検出し
て、その検出信号により、前記幅寄せ器42を作動させ
るための幅寄せ開始センサS1である。又、この幅寄せ
開始センサS1の下流側に設けられたセンサS2は、基
板6の後端部を検出するための基板後端検出センサS2
である。又、前記圧着部30入側に設けられたセンサS
3は、基板6の先端部を検出するための基板先端検出セ
ンサS3である。
【0043】前記搬出部22には、基板6に駆動力を与
えて搬送するための、図示されない駆動モータで駆動さ
せる出側駆動ローラ50が複数設けられる。その駆動ロ
ーラ50の適宜のものには、搬送経路を挟んでに対向す
る位置に、回動自在な従動ローラ52が設けられてい
る。この従動ローラ52は、前記駆動ローラ50と共に
基板6を挟んで、基板6に確実に駆動力を付与するため
のものである。又、この搬出部22の圧着部30出側近
傍には、基板6の通過したことを検出するための基板通
過検出センサS4が設けられる。
【0044】前記仮付部26には、前記積層体フィルム
蓄積部24から供給された積層体フィルム1Bが、テン
ションローラ54を介して搬送されるようになってい
る。なお、このテンションローラ54は、前記供給ロー
ラ2とメインバキュームプレート(フィルム供給部材に
相当)56との間の積層体フィルム1Bに適度な張力を
与えるものである。この適度な張力により前記メインバ
キュームプレート56に供給する積層体フィルム1Bに
はしわ等が生じない。
【0045】又、前記テンションローラ54出側からメ
インバキュームプレート56迄の積層体フィルム1B供
給経路上には、当該積層体フィルム1Bの静電気を除去
する静電気除去器58が設けられている。
【0046】又、メインバキュームプレート56と前記
圧着部30間の積層体フィルム搬送路上には、先端巻き
付けフィルム保持部材60と、カッタ62と、サポート
ローラ64が設けられている。
【0047】前記メインバキュームプレート56は、前
記供給ローラ2から送られてきた積層体フィルム1Bの
先端側を吸着し、且つ、搬送された基板6の搬送方向先
端部に近接して、当該基板6先端部表面(上・下の両表
面)に積層体フィルム1Bの先端側を仮付けするよう作
動するものである。なお、このメインバキュームプレー
ト56は取付け部材66に固着されて当該取付部材66
と一体的に作動し、且つ、上・下のメインバキュームプ
レート56が同調して動作し、基板6に同時に接近して
仮付けするようになっている。
【0048】前記先端巻き付けフィルム保持部材60
は、前記積層体フィルム1Bの先端側を負圧により吸引
し、基板搬送方向(図1中に、矢印Aの方向)に後退す
ることによりメインバキュームプレート56の先端側フ
ィルム仮付け部56Aに当該積層体フィルム1Bを吸着
させるものである。
【0049】前記カッタ62は、円筒部材の外周面にや
や螺旋を描くように切断刃が設けられた回転刃62Aと
直線状の切断刃からなる固定刃62Bを有するものであ
る。固定刃62B上を搬送される積層体フィルム1B
を、前記回転刃62Aの回転によりフィルム1Bをその
搬送方向に直角に切断するものである。カッタ62は回
転刃62Aが回転することにより、回転刃62A及び固
定刃62B同士を接近させて積層体フィルム1Bを基板
6の寸法に応じた所定の長さに切断するものである。こ
のカッタ62は積層体フィルム1Bを供給する方向に直
角に切断するため、積層体フィルム1B供給中に回転刃
62A及び固定刃62Bの長手方向片側を供給方向に移
動させ、カッタ62の切断点が供給方向に移動する速度
を前記フィルム1Bの供給速度と同調するようになって
いる。
【0050】前記サポートローラ64は、カッタ62及
び圧着ローラ28間のフィルム供給経路上に前記メイン
バキュームプレート56の吸着面上のフィルム供給経路
と同一平面に接するように設けられたローラからなるも
のである。
【0051】前記サポートローラ64は、圧着ローラ2
8に送られる積層体フィルム1Bが、前記カッタ62で
切断された後の、しわ等が寄らないように当該ロール2
8に円滑に送るように導くものである。
【0052】前記メインバキュームプレート56が固着
される取付部材66は、図1に示すように、上と下で同
様の構成を有し、これら取付部材66を、同調して基板
方向に移動させるため、各取付部材66にはラックギヤ
68が設けられると共に、当該ラックギヤ68の双方に
噛合うピニオンギヤ70が設けられる。
【0053】又、前記取付部材66は、ガイドレール7
2上を摺動して移動し、このガイドレール72に従った
取付け部材66の移動方向がメインバキュームプレート
56の移動方向となるようになってる。
【0054】前記ピニオンギヤ70は、フィルム張付装
置の本体フレームの一定位置で回動するため、ラックギ
ヤ68と共に上・下のメインバキュームプレート56を
同調動作させる。又、前記ピニオンギヤ70は、図示さ
れないサーボモータ(メインバキュームプレート駆動用
サーボモータ)で電磁クラッチを介して駆動される。上
・下の取付部材66にはバキュームプレート56幅方向
に一対設けられたシリンダ(図示省略)のシリンダ管
体、ピストンロッドがそれぞれ連結され、上・下の取付
部材66が連動するようになっている。なお、実施例で
は、基板6から所定距離となるまでは前記サーボモータ
で前進させる。その後、電磁クラッチを切り、シリンダ
で駆動して仮付けし、仮付け後、基板からの離反はシリ
ンダで行うようになっている。
【0055】前記圧着部30には、前記積層体フィルム
1Bを基板上に熱圧着するための圧着ローラ28と共
に、当該圧着ローラ28が軸支され、当該圧着ローラ2
8を前後動させるように保持する圧着ローラ保持部材7
4と、当該圧着ローラ28の周囲を、前記積層体フィル
ム1Bを吸着しながら回動するバキュームバー76と、
前記圧着ローラ28に付着した水等の空泡防止液を拭き
取るための圧着ローラ拭き取りローラ78と、圧着後の
基板6の表面の空泡防止液を拭き取るための基板拭き取
りローラ80と、上・下に対称となる圧着ローラ保持部
材78を揺動させて、圧着ローラ28で積層体フィルム
1Bを基板6上に圧着させるための圧着ローラ上下移動
用エアシリンダ82を有する。
【0056】圧着ローラ保持部材74の基板6搬出側に
は、前記基板6に付着した残余の空泡防止液を拭き取る
ための基板拭き取りローラ80が回動自在に設けられて
いる。
【0057】なお、前記圧着ローラ上下移動用エアシリ
ンダ82は、左右で上下に対になっている圧着ローラ保
持部材74に対して一つずつ設けられている。
【0058】ここで、図3乃至図6は、前記供給ローラ
2の周辺構成を詳細に示すものである。図3は、供給ロ
ーラを中心とした正面図、図4は同平面図、図5は同右
側面図、図6は同左側面図である。又、供給ローラ2の
軸方向左側の詳細な構成は図7に示すようになり、同右
側の詳細な構成は図8に示すようになる。
【0059】図3及び図4に示すように、供給ローラ2
の軸2Aの周辺には、当該ローラ2の基板6入側から見
て左側及び右側にアーム90L、90Rが設けられてお
り、図7及び図8に示すように、このアーム90L、9
0Rから供給ローラ軸2Aの端部にかかる位置に当該軸
2Aを転接しながら支持する供給ローラ軸受カムフォロ
ア92L、92Rが設けられる。
【0060】又、前記アーム90L、90Rには、前記
アーム90L、90Rを挾んで供給ローラ軸2Aの外側
に、図7に示すように、左側に供給ローラ2の回転に制
動を加えるためのブレーキ部94が設けられ、又、図8
に示すように、右側に、前記供給ローラ軸2Aの左右方
向への位置を調整するための位置決め機構96が設けて
いる。
【0061】図7に示すように、前記供給ローラ軸2A
の両端部には、図7中に破線で示すように、該軸2Aに
垂直に形成された平面から軸2A方向に凹み、且つ、該
軸2Aの直径方向にわたる切れ込み2Cが形成されてい
る。又、前記ブレーキ部94についての、供給ローラ軸
2A側から見た構成、及び該軸2Aに沿う要部断面図
を、図9、図10に示す。
【0062】図7、図9及び図10に示すように、前記
ブレーキ部94は、供給ローラ軸2Aの軸方向左側端部
に当接して、該軸2Aを押さえるための供給ローラ軸押
え94Aを有しており、該軸押え94Aの前記軸2Aの
当接側端部には、前記切れ込み2Cに嵌合する凸部が形
成されている。
【0063】又、前記ブレーキ部の軸押え94Aの延び
た側には、ブレーキ部軸94B、ブレーキ取付部材94
C、及び、ブレーキアーム94Dが設けられ、該軸94
Bは該取付部材94Cに回動自在に軸支される。又、前
記ブレーキ部軸94Bに平行にエアシリンダ94Eが配
設され、このエアシリンダ94Eにより取付部材94C
が前記供給ローラ軸2A方向に前後動し、これにより軸
押え94Aが前後動するようになっている。なお、前記
ブレーキアーム94Dはブレーキ部軸94Bを挾んで2
つ設けられ、この設けられたブレーキアーム94D間に
は、ブレーキを駆動させるためのブレーキシリンダ94
Fが設けられる。又、図9又は図10において、符号9
4Hはブレーキシュー、94Gは遮光板、94Jは軸回
転センサ、94Iは戻しスプリングである。
【0064】又図8に示すように、前記位置決め機構9
6は、ターンノブ96Aを回転させることにより、供給
ローラ軸押え96Bを前後動させ、供給ローラ2の左右
の位置決めを行うものである。
【0065】即ち、供給ローラ軸押え96Bは押え側端
部の閉鎖された筒状に構成され、その筒状内部にベアリ
ング96Cを内挿し、該ベアリング96Cを介してねじ
治具96Dに連結される。このねじ治具96Dはアーム
90Rに固着されるフランジ96Eに螺合される。前記
ねじ治具96Dは、前記ターンノブ96Aと、シャフト
96F及びカップリング96Gを介して連結される。
【0066】従って、作業者がターンノブ96Aを回転
させた場合、ねじ治具96Dも同時に回転して、該ねじ
治具96Dとフランジ96Eの螺合により、ねじ治具9
6Dはターンノブ96Aの回転方向に応じて供給ローラ
軸2A方向に前後動し、これにより、供給ローラ軸押え
96Bも該軸2A方向に前後動するため、該軸押え96
Bが当接している供給ローラ軸2Aが該軸2A方向に前
後動する。よって、ターンノブ96Aを回転させること
により、供給ローラ軸2A、更には供給ローラ2の左右
位置の調節をすることができる。なお、前記左右の位置
調節において、供給ローラ軸2Aは、前記ブレーキ部9
4の軸押え94Aで押圧されているため、位置決め機構
96の軸押え96Bが前後動しても、供給ローラ軸2A
は該軸押え96Bとの間に空隙が生じることなく追従し
て前後動する。
【0067】前記供給ローラ軸受カムフォロア92L、
92Rは、図7及び図8に示すように、左右に各2個設
けられ、供給ローラ軸2A端部をその上に載せて、載せ
た状態で該軸2Aの芯を出すものである。このカムフォ
ロア92L、92Rの供給ローラ挿入側には、供給ロー
ラ2を一旦仮置きして前記カムフォロア92L、92R
まで導くための供給ローラ受けブロック98L、98R
が設けられる。このブロック98L、98Rの上面は、
ややカムフォロア92L、92Rの上端面より下がって
水平に形成されており、この上面途中に供給ローラ軸2
Aを仮置きするための凹み98Aが形成される。又、前
記ブロック98L、98Rから前記カムフォロア92
L、92Rの延長上には、供給ローラ2がカムフォロア
92L、92Rの向こう側へ落下するのを防止するため
のストッパ100L、100Rが設けられる。
【0068】従って、前記のような供給ローラ受けブロ
ック98L、98Rが設けられるため、供給ローラ2の
装着において、まず、仮置き用の凹み98Aに供給ロー
ラ軸2Aの軸端を載せ、その後、供給ローラ2を押して
いけば、供給ローラ受けブロック98L、98R上を前
記供給ローラ軸2Aは転接し、ついには、供給ローラ軸
受けカムフォロア92L、92Rの各2個間上に載置す
る。この場合、ストッパ100L、100Rが設けられ
ているため、供給ローラ2は、転がった勢いで落下する
ことなく、供給ローラ軸2Aは、前記カムフォロア92
L、92R上に確実に載置される。なお、前記カムフォ
ロア92L、92Rを挟んで供給ローラ受けブロック9
8L、98Rの反対側には、各フィルム巻き径センサ3
6A、36Bが取付ブラケット200により設けられて
いる。
【0069】前記供給ローラ軸2Aには、コアチャック
102により三層積層体フィルム1の巻かれたロール
(フィルムロール)が取付られる。このコアチャック1
02は、前記供給ローラ軸2Aの左右端部側に固定さ
れ、三層積層体フィルム1のロール周囲を左右方向から
押して、該積層体フィルム1を前記ローラ軸2Aに固定
するものである。前記コアチャック102は、詳細な組
立構成は図7中に示すようになっており、分解した構成
は図11に示すようになっている。
【0070】即ち、図7及び図11に示すように、前記
コアチャック102は、供給ローラ軸2Aに軸方向に形
成されたキー溝2Dに嵌合するキー102Aと、フィル
ムサポート102Bと、テーパーリング102Cと、セ
ットナット102Dと、止めリング102Eとから構成
される。セットナット102D内周面及びフィルムサポ
ート102Bの外周面には、互いに噛み合うねじが切ら
れており、セットナット102Dを回転させることによ
り、フィルムサポート102B外周面に切られたねじに
よりセットナット102Dは軸2A方向に前後動する。
フィルムサポート102Bの外周面のセットナット10
2Dの入る先は、先拡がりのテーパー状に形成される。
又、テーパーリング102Cは、その内周面が該ナット
102Dのテーパー状と同様のテーパー状に形成され、
又、リングの一部が割られている。
【0071】従って、前記セットナット102Dがフィ
ルムサポート102B方向に前後動することによりテー
パーリング102Cが広げられたり縮められたりして、
三層積層体フィルム1のフィルムロールの芯を確実に保
持することができるようになっている。なお、図11中
符号102Eは供給ローラ軸102A外部に遊嵌する止
めリング、102Fは、前記キー102Aを止めリング
102Eと共に供給ローラ軸2Aに押付けて、コアチャ
ック102を当該軸2Aに固着するためのセットボル
ト、102Gは止めリング102Eの固定を確実に行う
ためのフォローセットである。
【0072】なお、図3乃至図6に示されるように、前
記アーム90L、90Rの下部には、前記ガイドローラ
32、34、テンションローラ54、静電除去器58を
支持するための、左、右のガイドローラ取付プレート1
04L、104Rが設けられている。なお、前記テンシ
ョンローラ54は、前記ガイドローラ取付プレート10
4L、104Rに軸支されて揺動する、左、右のテンシ
ョンローラアーム106L、106Rに回動可能に軸支
されている。又、このテンションローラアーム106
L、106Rの軸を中心としてテンションローラ54の
反対側には、該テンションローラ54に所定方向の旋回
力を付勢するための、左、右のテンション用スプリング
108L、108Rが設けられており、このテンション
用スプリング108L、108Rの先端側には、テンシ
ョンローラ54の張力を決めるための、左、右のテンシ
ョン調整用ねじ110L、110Rが設けられている。
又、テンションローラ54の積層体フィルム1B反対側
には、該テンションローラ54の位置決めをする左、右
のテンションローラ位置決めねじ112L、112R、
及び当該ねじの保持部材114L、114Rが設けられ
ている。又、右側のテンションローラアーム100Rの
テンションローラ54の反対側端部には、該ローラ54
の位置検出センサ116が取付けられている。
【0073】一方、前記左、右のアーム90L、90R
の上方には、巻取ローラ4の軸を支持し、且つ誘導する
ための、左、右の巻取ローラガイド部材118L、11
8Rが設けられている。このガイド部材118L、11
8Rは、巻取ローラ4が積層体フィルム1Aを巻き取っ
て、当該ローラ4の軸の位置が変化することに対応する
ため、供給ローラ軸2A方向に向けて長孔に形成されて
いる。又、このガイド部材118L、118Rには、供
給ローラ2のセットの際に、巻取ローラ4を一旦仮置き
するための切り欠け部119が、その上方に形成されて
いる。
【0074】前記実施例のフィルム張付け装置の制御系
の信号経路を図11に示す。
【0075】図11に示すように、この制御系において
は、各センサS1〜S4と共に、各シリンダ前・後端の
検出センサ(図示省略)やフィルム巻径の各センサ36
Aと36Bの検出信号に従って、中央制御ユニット12
0が各シリンダ用ソレノイド及び各モータの制御信号を
出力するようになっている。又、カウンタやタイマの機
能も有している。この中央制御ユニット120は、図6
に示す手順に従って前記フィルム張付装置を制御するよ
うに構成されている。この中央制御ユニット120は、
例えばプログラマブルコントローラやリレーシーケンス
回路により構成することができる。
【0076】次に、実施例の作用を説明する。
【0077】実施例に係るフィルム張付装置は、主に図
6の手順に従って作動する。
【0078】先ず、積層体フィルム1Bの張付け開始準
備状態に手動により設定する(ステップ1)。即ち、十
分な三層積層体フィルム1が巻き回された供給ローラ2
をこのフィルム張付装置に設置する。この供給ローラ2
の設置に際して、まず供給ローラを各軸受けカムフォロ
ア92L、92R上に乗せ、ブレーキ部の軸押え94A
を前進させて、軸2Aの凹部と軸押え94Aの凸部とを
嵌合させる。
【0079】次いで、前記三層積層体フィルム1をガイ
ドローラ32からフィルム分離部材3に通過させて、透
光性樹脂フィルム1A、積層体フィルム1Bに分離す
る。フィルム分離部材3で分離された積層体フィルム1
Bをメインバキュームプレート56からカッタ62の先
まで送る。この場合、カッタ62の回転刃62Aは、手
動により固定刃62Bと離すことができ、その間に前記
積層体フィルム1Bを通す。
【0080】次いで、積層体フィルム1Bをカッタ62
で切断する(ステップ2)。即ち、回転刃62A及び固
定刃62Bを傾斜させない状態で手動により回転刃62
Aを回転させてフィルム1Bを切断する。この場合、位
置決め機構96のターンノブ96Aを回して、供給ロー
ル2の左右方向位置を調節して、積層仲フィルム1Bの
中心軸を基板6の中心軸に合せる。なお、切断前に合せ
ることができる。
【0081】次いで、メインバキュームプレート56、
圧着ローラ28等を原位置とする(ステップ3)。この
場合、メインバキュームプレート56は、上昇端からあ
る程度下がると共に、メインバキュームプレート56と
先端巻き付けフィルム保持部材60のフィルム搬送面側
は一致する状態とする。
【0082】次いで、自動運転を開始する(ステップ
4)。
【0083】即ち、自動運転が開始すると、前記フィル
ム保持部材60が積層体フィルム1Bを吸着しながら基
板搬送方向に移動する。これにより、積層体フィルム1
Bは、メインバキュームプレート56の先端の仮付け部
56Aに巻き付けられる。
【0084】一方、基板の搬入部20においては、基板
6が搬送されてきて、幅寄せ開始位置センサS1で当該
基板6が検出されると、該基板6は、幅寄せ装置42で
幅寄せされ、所定の幅方向位置になる。
【0085】次いで、幅寄せされた基板6を搬送方向に
進行させ、当該基板の先端を基板先端検出センサS3で
検出すると、その検出信号に従って、中央制御ユニット
120がカウンタのカウントを始める。このカウント
は、予め設定された所定時間をカウントして、基板6の
搬送方向先端部を仮付け位置に停止させる。又、前記基
板先端検出センサS3の信号により、前記中央制御ユニ
ット120の他のカウンタがカウントを開始する。該カ
ウンタが所定時間カウントすると、前記先端巻き付けフ
ィルム保持部材60が基板搬送方向出側に後退して、メ
インバキュームプレート56の仮付部56Aに積層体フ
ィルム1Bを巻付ける。
【0086】なお、前記メインバキュームプレート56
が前進して仮付けするまでに、基板押えローラ46は、
基板押え部材44の駆動により基板6方向に下降し、駆
動ローラ38と共に基板6を挟み付ける。又、前進する
基板6には、ウェットローラ48で空泡防止液が塗布さ
れる。
【0087】次いで、メインバキュームプレート56の
前進により、積層体フィルム1Bを基板6に仮付けする
(ステップ7)。
【0088】即ち、前記他のカウンタが作動しながら、
上・下のメインバキュームプレート56は、ラックギヤ
68及びピニオンギヤ70により同調しながらメインバ
キュームプレート駆動用サーボモータ(図示省略)の駆
動により、基板6の上・下面に向かって前進してくる。
この場合、基板6の上・下面表面上の例えば2cm手前の
位置で、メインバキュームプレート駆動用サーボモータ
の駆動を停止する。その後、メインバキュームプレート
駆動用エアシリンダ(図示省略)の駆動力で上下のメイ
ンバキュームプレート56を前進させ、仮付部56Aを
基板6上・下表面に接近させる。この際、メインバキュ
ームプレート幅方向(積層体フィルム1B幅方向に沿
う)両端に設けられた一対のエアシリンダで仮付けの押
圧力を与える。このため、基板6の両面には、同じ力で
積層体フィルム1Bを仮付けすることができる。なお、
この際、前記サーボモータの駆動力は、前記サーボモー
タの電磁クラッチが解放されるため、ピニオンギヤ70
へは伝達されないようになっている。
【0089】次いで、メインバキュームプレート56を
基板6から離す方向へ後退させ、圧着ローラ28は、前
記メインバキュームプレート56の仮止め部56Aと干
渉し合わないように前進させて、当該圧着ローラ28で
前記仮止めされた積層体フィルム1Bの圧着を開始する
(ステップ8)。
【0090】次いで、積層体フィルム1Bの圧着ローラ
28による圧着が進行していき、基板6に張付けるべき
積層体フィルム1Bの後端がカッタの位置まできたと
き、メインバキュームプレート56による積層体フィル
ム1Bの吸着、及びカッタ62による当該フィルム1B
の切断を行う(ステップ9)。
【0091】即ち、カッタ62の切断点が積層体フィル
ム1Bの供給速度と応じた積層体フィルムを供給方向に
直接に切断可能な傾斜をカッタ62に与えて、カッタ6
2で切断を開始させる。この切断により、積層体フィル
ム1Bは搬送方向に直角に切断される。
【0092】なお、切断中及び切断後、積層体フィルム
1Bはサポートローラ64で誘導される。このため、圧
着ローラ28の径が小さいものであっても、積層体フィ
ルム1Bは固定刃62Bに摺動することなく送られる。
又、圧着中及び切断後にバキュームバー76の吸引が開
始されており、このバキュームバー76は、積層体フィ
ルム1Bを吸着しながらその外周面上を滑らせて、熱圧
着させる。熱圧着するべき積層体フィルム1Bの後端部
に近くなったならば、バキュームバー76は、基板6に
接近するように圧着ローラ28の周囲を旋回動し、熱圧
着が終了する直前まで吸着動作を行う。これにより、積
層体フィルム1Bに適度な張力を与え、積層体フィルム
1Bにしわ等が発生することを防止している(ステップ
9)。なお、前記積層体フィルム1Bをカッタ62で切
断した後は、メインバキュームプレート56及び先端巻
き付けフィルム保持部材60は吸着動作を行い、積層体
フィルム1Bを吸着して保持する。
【0093】次いで、積層体フィルム1Bの熱圧着動作
を続行するか否かを判断する。続行するならば、ステッ
プ5から再び圧着作業を続行する。又、続行しないなら
ば、この作業を終了する。
【0094】なお、前記実施例では、図1又は図2に示
すような構成のフィルム張付装置で本発明と実施してい
たが、本発明の実施例範囲はこれに限定されない。
【0095】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、供
給ローラの左右位置を簡単な構成で、且つ簡易に所望位
置に合せることができる。従って、フィルムの中心位置
を、基板中心位置に容易に合せることができる。
【0096】又、供給ローラ軸の芯出しを容易且つ正確
に行うことができる。
【0097】又、供給ローラ軸に制動が所望される場合
に滑りを生じさせることなく、確実に制動力を加えるこ
とができる等の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るフィルム張付装置の全体
的な構成を示す側面図
【図2】前記フィルム供給装置の供給経路を含む上部構
成を詳細に示す側面図
【図3】前記フィルム張付装置の供給ローラ及びその軸
受構造とを詳細に示す正面図
【図4】前記供給ローラ軸及び軸受構造を詳細に示す正
面図
【図5】前記供給ローラ軸の右側軸受周辺を詳細に示す
側面図
【図6】前記供給ローラ軸の左側軸受構造を詳細に示す
側面図
【図7】前記供給ローラ軸の左側軸部構造を詳細に示す
要部斜視図
【図8】前記供給ローラ軸の右側軸受構造を詳細に示
す、一部切断図を含む要部断面図
【図9】前記供給ローラ軸のブレーキ部材構造を詳細に
示す側面図
【図10】前記供給ローラ軸のブレーキ部材構造を詳細
に示す断面図
【図11】前記供給ローラ軸のコアチャック構造を詳細
に示す分解斜視図
【図12】前記装置の電気的な信号入出力の構成を示す
ブロック図
【図13】前記実施例の作用を説明するための前記装置
におけるフィルム圧着手順を示す流れ図
【図14】従来のフィルム張付装置の構成を示す側面図
【符号の説明】
2A…供給ローラ軸、 2C…切れ込み、 2D…キー溝、 90L、90R…アーム、 92L、92R…供給ローラ軸受カムフォロア、 94…ブレーキ部、 94A…軸押え、 94B…ブレーキ部軸、 94C…ブレーキ取付部材、 94D…ブレーキアーム、 94E…エアシリンダ、 94F…ブレーキシリンダ、 96…位置決め機構、 96A…ターンノブ、 96B…供給ローラ軸押え、 96C…ベアリング、 96D…ねじ治具、 96E…フランジ、 96F…シャフト、 96G…カップリング、 98L、98R…供給ローラ受けブロック、 98A…仮置き用凹み、 100L、100R…ストッパ、 102…コアチャック、 102A…キー、 102B…フィルムサポート、 102C…テーパーリング、 102D…セットナット、 102E…止めリング、 102F…セットボルト、 102G…フォローセット、 104L、104R…左右のガイドローラ取付プレー
ト、 106L、106R…テンションローラアーム、 108L、108R…テンション用スプリング、 110L、110R…テンション調整用ねじ、 112L、112R…テンションローラ位置ねじ、 114L、114R…テンションローラ位置決めねじ保
持部材、 116…テンションローラ位置検出センサ、 118L、118R…左、右の巻取ローラガイド部材。
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】フィルム張付装置においては、透光性樹脂
フィルム、感光性樹脂層及び透光性樹脂フィルムの3層
構造からなる積層体フィルム(以下、3層積層体フィル
ムという)が、供給ローラ2に連続的に巻き回されてい
る。該3層積層体フィルム1は、前記供給ローラ2から
巻き出され、その後、フィルム分離部材3で、透光性樹
脂フィルム1Aと、1面(接着面となる)が露出された
感光性樹脂層及び透光性樹脂フィルムからなる積層体フ
ィルム1Bとに分離される。分離された積層体フィルム
1Bは、テンションローラ9を経由してメインバキュー
ムプレート(フィルム供給部材)5の表面上に供給され
る。その後、積層体フィルム1Bの供給経路にはサブバ
キュームプレート13とカッタ14とが設けられ、その
先にバキュームバー15及び圧着ロール16が設けられ
ている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】前記サブバキュームプレートは、前記積層
フィルム1Bの供給方向の先端部を吸着し、前記仮付
け部5Aに当該先端部を吸着(保持)させるように動作
する。このサブバキュームプレート13の動作は、支持
部材7に取付けられた、例えばエアシリンダからなる駆
動源13Aで、積層体フィルム1Bの供給経路に対して
近接及び離反(矢印D方向に移動)することにより行わ
れる。又、この動作は、メインバキュームプレート5が
積層体フィルム1Bを基板6に仮付けする際も行われ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】即ち、図1及び図2に示されるように、前
記積層体フィルム蓄積部24においては、前記3層積層
体フィルム1が、供給ローラ2に連続的に巻き回されて
蓄積されている。巻き回された積層体フィルム1は、巻
き出されて、ガイドローラ32を介してフィルム分離
3に至る。このフィルム分離部材3は、前記積層体フ
ィルムを、透光性樹脂フィルム(保護膜)1Aと、前記
一面(接着面)が露出された感光性樹脂層及び透光性樹
脂フィルムからなる積層体フィルム1Bとに分離するも
のである。分離された透光性樹脂フィルム1Aは、ガイ
ドローラ34を介して前記巻き回されて積層体フィルム
1上を移動し、巻取ローラ4に巻取られるようになって
いる。なお、巻き回され積層体フィルム1の側面側に
は、フィルムの蓄積されている量を、フィルム巻径から
検出する巻径検出センサ、即ち、フィルム巻径が所定
大きい値より大きいことを検出する大径用フィルム巻径
検出センサ36Aと、フィルム巻径が所定の小さい値よ
り大きいことを検出する小径用フィルム巻径検出センサ
36Bが設けられる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】前記ピニオンギヤ70は、フィルム張付装
置の本体フレームの一定位置で回動するため、ラックギ
ヤ68と共に上・下のメインバキュームプレート56を
同調動作させる。又、前記ピニオンギヤ70は、図示さ
れないサーボモータ(メインバキュームプレート駆動用
サーボモータ)で駆動される。上・下の取付部材66に
はバキュームプレート56幅方向に一対設けられたシリ
ンダ(図示省略)のシリンダ管体、ピストンロッドがそ
れぞれ連結され、上・下の取付部材66が連動するよう
になっている。なお、実施例では、基板6から所定距離
となるまでは前記サーボモータで前進させる。その後、
サーボモータによる前記ピニオンギア70の駆動を断ち
シリンダで駆動して仮付けし、仮付け後、基板からの離
反はシリンダで行うようになっている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】前記圧着部30には、前記積層体フィルム
1Bを基板上に熱圧着するための圧着ローラ28と共
に、当該圧着ローラ28が軸支され、当該圧着ローラ2
8を前後動させるように保持する圧着ローラ保持部材7
4と、当該圧着ローラ28の周囲を、前記積層体フィル
ム1Bを吸着しながら回動するバキュームバー76と、
前記圧着ローラ28に付着した水等の空泡防止液を拭き
取るための圧着ローラ拭き取りローラ78と、圧着後の
基板6の表面の空泡防止液を拭き取るための基板拭き取
りローラ80と、上・下に対称となる圧着ローラ保持部
74を揺動させて、圧着ローラ28で積層体フィルム
1Bを基板6上に圧着させるための圧着ローラ上下移動
用エアシリンダ82を有する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0071
【補正方法】変更
【補正内容】
【0071】従って、前記セットナット102Dがフィ
ルムサポート102B方向に前後動することによりテー
パーリング102Cが広げられたり縮められたりして、
三層積層体フィルム1のフィルムロールの芯を確実に保
持することができるようになっている。なお、図11中
符号102Eは供給ローラ軸2A外部に遊嵌する止めリ
ング、102Fは、前記キー102Aを止めリング10
2Eと共に供給ローラ軸2Aに押付けて、コアチャック
102を当該軸2Aに固着するためのセットボルト、1
02Gは止めリング102Eの固定を確実に行うための
フォローセットである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】変更
【補正内容】
【0072】なお、図3乃至図6に示されるように、前
記アーム90L、90Rの下部には、前記ガイドローラ
32、34、テンションローラ54、静電除去器58を
支持するための、左、右のガイドローラ取付プレート1
04L、104Rが設けられている。なお、前記テンシ
ョンローラ54は、前記ガイドローラ取付プレート10
4L、104Rに軸支されて揺動する、左、右のテンシ
ョンローラアーム106L、106Rに回動可能に軸支
されている。又、このテンションローラアーム106
L、106Rの軸を中心としてテンションローラ54の
反対側には、該テンションローラ54に所定方向の旋回
力を付勢するための、左、右のテンション用スプリング
108L、108Rが設けられており、このテンション
用スプリング108L、108Rの先端側には、テンシ
ョンローラ54の張力を決めるための、左、右のテンシ
ョン調整用ねじ110L、110Rが設けられている。
又、テンションローラ54の積層体フィルム1B反対側
には、該テンションローラ54の位置決めをする左、右
のテンションローラ位置決めねじ112L、112R、
及び当該ねじの保持部材114L、114Rが設けられ
ている。又、右側のテンションローラアーム106R
テンションローラ54の反対側端部には、該ローラ54
の位置検出センサ116が取付けられている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】変更
【補正内容】
【0074】前記実施例のフィルム張付け装置の制御系
の信号経路を図12に示す。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正内容】
【0075】図11に示すように、この制御系において
は、各センサS1〜S4と共に、各シリンダ前・後端の
検出センサ(図示省略)やフィルム巻径の各センサ36
Aと36Bの検出信号に従って、中央制御ユニット12
0が各シリンダ用ソレノイド及び各モータの制御信号を
出力するようになっている。又、カウンタやタイマの機
能も有している。この中央制御ユニット120は、図
に示す手順に従って前記フィルム張付装置を制御する
ように構成されている。この中央制御ユニット120
は、例えばプログラマブルコントローラやリレーシーケ
ンス回路により構成することができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0077
【補正方法】変更
【補正内容】
【0077】実施例に係るフィルム張付装置は、主に図
13の手順に従って作動する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0083
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0085
【補正方法】変更
【補正内容】
【0085】幅寄せされた基板6を搬送方向に進行さ
せ、当該基板の先端を基板後端検出センサS2で検出す
る(ステップ5)と、前記フィルム保持部材60が基板
搬送方向に移動する。これにより、メインバキュームプ
レート56の先端の仮付部56Aに積層体フィルム1B
を巻付ける(ステップ6)。次いで、当該基板の先端を
基板先端検出センサS3で検出すると、その検出信号に
従って中央制御ユニット120のカウンタのカウントを
始める。このカウントは、予め設定された所定時間をカ
ウントして、基板6の搬送方向先端部を仮付位置に停止
させる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0088
【補正方法】変更
【補正内容】
【0088】即ち、前記他のカウンタが作動しながら、
上・下のメインバキュームプレート56は、ラックギヤ
68及びピニオンギヤ70により同調しながらメインバ
キュームプレート駆動用サーボモータ(図示省略)の駆
動により、基板6の上・下面に向かって前進してくる。
この場合、基板6の上・下面表面上の例えば2cm手前
の位置で、メインバキュームプレート駆動用サーボモー
タの駆動を停止する。その後、メインバキュームプレー
ト駆動用エアシリンダ(図示省略)の駆動力で上下のメ
インバキュームプレート56を前進させ、仮付部56A
を基板6上・下表面に接近させる。この際、メインバキ
ュームプレート幅方向(積層体フィルム1B幅方向に沿
う)両端に設けられた一対のエアシリンダで仮付けの押
圧力を与える。このため、基板6の両面には、同じ力で
積層体フィルム1Bを仮付けすることができる。なお、
この際、前記サーボモータの駆動力は、ピニオンギヤ7
0へは伝達されないようになっている。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0091
【補正方法】変更
【補正内容】
【0091】即ち、積層体フィルム1Bが、供給方向に
対し直角に切断されるような傾斜をカッタ62に与え
る。又、積層体フィルム1Bの供給速度に応じて、その
供給方向に回転刃62Aを回転させる。この切断により
積層体フィルム1Bは、搬送方向に直角に切断される。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】前記供給ローラ軸及び軸受構造を詳細に示す
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正19】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正20】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正21】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正22】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正23】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:34 4F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルム供給ローラに連続フィルムが装填
    されており、搬送手段で搬送されてくる基板に連続フィ
    ルムを圧着して所定長さに切断するフィルム張付装置に
    おいて、 フィルム供給ローラの軸方向の一方側に、該軸を押圧す
    るシリンダ部材を設け、 前記軸方向の他方側に、押圧
    された軸を軸受け部材で受け止め、且つ、該軸受け部材
    を軸方向に前後動させる機構により、フィルム供給ロー
    ラの軸方向位置を調節するための位置調節機構を設けた
    ことを特徴とするフィルム張付装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、更に、 供給ローラ軸に接して、該軸の芯出しをするための軸芯
    決定手段を設けたことを特徴とするフィルム張付装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、更に、 シリンダ部材の軸を押圧するロッド先端側と該軸の被押
    圧端とが、互いに滑ることなく係合する凹凸形状とさ
    れ、 シリンダ部材のロッドに前記軸の回転を制止するための
    ブレーキ部材が設けられたことを特徴とするフィルム張
    付装置。
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JPS6389328A (ja) * 1986-10-01 1988-04-20 Somar Corp 薄膜の張付装置

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